JPH1082961A - M×n個の薄膜アクチュエーテッドミラーアレイ及びその製造方法 - Google Patents

M×n個の薄膜アクチュエーテッドミラーアレイ及びその製造方法

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JPH1082961A
JPH1082961A JP9173965A JP17396597A JPH1082961A JP H1082961 A JPH1082961 A JP H1082961A JP 9173965 A JP9173965 A JP 9173965A JP 17396597 A JP17396597 A JP 17396597A JP H1082961 A JPH1082961 A JP H1082961A
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thin
thin film
array
film
electrode
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JP9173965A
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Inventor
Kazen Ri
華善 李
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WiniaDaewoo Co Ltd
Original Assignee
Daewoo Electronics Co Ltd
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Publication date
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    • G02FOPTICAL DEVICES OR ARRANGEMENTS FOR THE CONTROL OF LIGHT BY MODIFICATION OF THE OPTICAL PROPERTIES OF THE MEDIA OF THE ELEMENTS INVOLVED THEREIN; NON-LINEAR OPTICS; FREQUENCY-CHANGING OF LIGHT; OPTICAL LOGIC ELEMENTS; OPTICAL ANALOGUE/DIGITAL CONVERTERS
    • G02F1/00Devices or arrangements for the control of the intensity, colour, phase, polarisation or direction of light arriving from an independent light source, e.g. switching, gating or modulating; Non-linear optics
    • G02F1/01Devices or arrangements for the control of the intensity, colour, phase, polarisation or direction of light arriving from an independent light source, e.g. switching, gating or modulating; Non-linear optics for the control of the intensity, phase, polarisation or colour 
    • G02F1/015Devices or arrangements for the control of the intensity, colour, phase, polarisation or direction of light arriving from an independent light source, e.g. switching, gating or modulating; Non-linear optics for the control of the intensity, phase, polarisation or colour  based on semiconductor elements having potential barriers, e.g. having a PN or PIN junction
    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B26/00Optical devices or arrangements for the control of light using movable or deformable optical elements
    • G02B26/08Optical devices or arrangements for the control of light using movable or deformable optical elements for controlling the direction of light
    • G02B26/0816Optical devices or arrangements for the control of light using movable or deformable optical elements for controlling the direction of light by means of one or more reflecting elements
    • G02B26/0833Optical devices or arrangements for the control of light using movable or deformable optical elements for controlling the direction of light by means of one or more reflecting elements the reflecting element being a micromechanical device, e.g. a MEMS mirror, DMD
    • G02B26/0858Optical devices or arrangements for the control of light using movable or deformable optical elements for controlling the direction of light by means of one or more reflecting elements the reflecting element being a micromechanical device, e.g. a MEMS mirror, DMD the reflecting means being moved or deformed by piezoelectric means

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 増加した傾斜角を有するM×N個の薄膜ア
クチュエーテッドミラーのアレイ及びその製造方法を提
供する。 【解決手段】 能動マトリックス310と、対になっ
た側部アクチュエータ430及び中央アクチュエータ4
40を有する駆動構造体421と、駆動構造体の上に位
置し、中央アクチュエータ440の遠位端側に片持ちさ
れる薄膜ミラー456とを含み、側部アクチュエータ4
30の両端は能動マトリックス310に固定され、両ア
クチュエータは上部薄膜電極387、変形可能な薄膜部
375、下部薄膜電極365及び弾性部355を有す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光投射システムに
関し、特に、光投射システムに用いられ、各々が増加し
た傾斜角を有するM×N個の薄膜アクチュエーテッドミ
ラーのアレイ及びその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の多様なビデオディスプレーシステ
ムのうち、光投射システムは高画質の映像を大画面で提
供し得るものとして知られている。そのような光投射シ
ステムにおいて、光源から発せられた光線は、例えば、
M×N個のアクチュエーテッドミラーからなるアレイ上
に一様に入射される。ここで、各ミラーは各アクチュエ
ータに接続されている。これらのアクチュエータは、印
加された電気信号に応じて変形する、圧電物質または電
歪物質のような電気的に変形可能な物質からなる。
【0003】各ミラーから反射された光線は、例えば、
光学バッフルの開口に入射される。各アクチュエータに
電気信号を印加することによって、各ミラーの入射光線
に対する相対的な位置が変更されて、各ミラーからの反
射光線の光路が偏向されることになる。各反射光線の光
路が変わる場合、開口を通じて各ミラーから反射された
光線の光量が変わることによって光の強さが調節され
る。開口を通過した調節された光線は、投射レンズのよ
うな適切な光学デバイスを介して投射スクリーン上に投
射され、その上に像を表す。
【0004】図1は、従来のM×N個の薄膜アクチュエ
ーテッドミラー101のアレイ100の断面図であり、
図2〜図13には、従来のアレイ100の製造方法を説
明するための概略的な断面図が各々示されている。この
アレイ100は本願出願と出願人を同じくするPCT出
願番号第PCT/KR96/00033号明細書に、
「THIN FILM ACTUATED MIRRO
R ARRAY FORUSE IN AN OPTI
CAL PROJECTION SYSTEM」との名
称で開示されている。ここで、M及びNは各々正の整数
である。
【0005】図1に示すように、M×N個の薄膜アクチ
ュエーテッドミラー101のアレイ100は能動マトリ
ックス110、パッシベーション層120、食刻液流入
防止層130及びM×N個の駆動構造体250のアレイ
から構成されている。
【0006】能動マトリックス110は基板112、M
×N個のトランジスタのアレイ(図示せず)及びM×N
個の接続端子114のアレイを有する。
【0007】パッシベーション層120はリン酸塩ガラ
ス(PSG)または窒化ケイ素から作られ、0.1〜2
μmの厚さを有し、能動マトリックス110の上部に位
置する。
【0008】食刻液流入防止層130は窒化ケイ素から
作られ、0.1〜2μmの厚さを有し、パッシベーショ
ン層120の上に形成される。
【0009】各駆動構造体250は近位端及び遠位端を
有し、第1薄膜電極185、電気的に変形可能な薄膜部
175、第2薄膜電極165、弾性部155及びコンジ
ット195から構成されている。導管性及び光反射性の
物質からなる第1薄膜電極185は変形可能な薄膜部1
75の上部に位置し、水平ストライプ187によって駆
動部220と光反射部230とに分けられる。ここで、
水平ストライプ187は駆動部220と光反射部230
とを電気的に分離させる働きを果たす。駆動部220は
電気的に接地され、ミラーだけではなく共通バイアス電
極として機能し、光反射部230はミラーとして機能す
る。変形可能な薄膜部175は第2薄膜電極165の上
部に位置する。第2薄膜電極165は弾性部155の上
部に位置し、コンジット195及び接続端子114を通
じて対応するトランジスタに電気的に接続され、他の薄
膜アクチュエーテッドミラー101の第2薄膜電極16
5と電気的に分離されていて信号電極として機能する。
弾性部155は第2薄膜電極165の下部に位置する。
近位端における弾性部は能動マトリックス110の上部
に位置し、それらの間に食刻液流入防止層130及びパ
ッシベーション層120が部分的に介在されて、駆動構
造体250を片持ちする。
【0010】図2〜図13は、図1中のM×N個の薄膜
アクチュエーテッドミラー101のアレイ100の製造
方法を説明するための概略的な断面図が各々示されてい
る。アレイ100の製造工程は、図2に示すように、基
板112、M×N個の接続端子114のアレイ及びM×
N個のトランジスタのアレイ(図示せず)を備える能動
マトリックス110を準備することから始まる。
【0011】次に、PSGまたは窒化ケイ素から作ら
れ、0.1〜2μmの厚さを有するパッシベーション層
120は、CVDまたはスピンコーティング法を用いて
能動マトリックス110の上部に形成される。
【0012】その後、図3に示すように、窒化物から作
られ、0.1〜2μmの厚さを有する食刻液流入防止層
130は、スパッタリング法またはCVD法を用いてパ
ッシベーション層130の上部に形成される。
【0013】図4に示すように、薄膜犠牲層140はス
パッタリング法、蒸着法、CVD法またはスピンコーテ
ィング法を用いて食刻液流入防止層130の上部に形成
される。
【0014】しかる後、図5に示すように、M×N対の
空スロット145のアレイがドライエッチング法または
ウェットエッチング法によって、各対において空スロッ
ト145のうちの何れか1つが接続端子114のうちの
何れか1つを取り囲むように、薄膜犠牲層140に形成
される。
【0015】続いて、図6に示すように、窒化物(例え
ば、窒化ケイ素)で作られ、0.1〜2μmの厚さを有
する弾性層150がCVD法によって、空スロット14
5を有する薄膜犠牲層140の上部に蒸着される。
【0016】次に、図7に示すように、導電性物質(例
えば、Pt/Ta)で作られ、0.1〜2μmの厚さを
有する第2薄膜層(図示せず)が、スパッタリング法ま
たは真空蒸着法を用いて弾性層150の上部に蒸着され
る。その後、第2薄膜層は、ドライエッチング法を用い
てM×N個の第2薄膜電極165のアレイにイソ−カッ
ト(iso−cut)される。ここで、各第2薄膜電極
165は他の第2薄膜電極から電気的に分離されてい
る。
【0017】続いて、図8に示すように、圧電物質(例
えば、PZT)または電歪物質(例えば、PMN)で作
られ、0.1〜2μmの厚さを有する電気的に変形可能
な薄膜層170が、蒸着法、ゾル−ゲル(Sol−Ge
l)法、スパッタリング法またはCVD法を用いてM×
N個の第2薄膜電極165の上部に蒸着される。 その
後、図9に示すように、電導性及び光反射性物質で作ら
れ、0.1〜2μmの厚さを有する第1薄膜層180
が、スパッタリング法または真空蒸着法を用いて変形可
能な薄膜層170の上部に形成されることによって、多
層構造体200が形成される。
【0018】続いて、図10に示すように、多層構造体
200は薄膜犠牲層140が露出されるまで、フォトリ
ソグラフィー法またはレーザ切断法を用いてM×N個の
アクチュエーテッドミラー構造体211のアレイ210
にパターニングされる。各アクチュエーテッドミラー構
造体211は第1薄膜電極185、電気的に変形可能な
薄膜部175、第2薄膜電極165及び弾性部155か
ら構成される。第1薄膜電極185は水平片187によ
って駆動部220と光反射部230とに分けられる。こ
の水平片187は駆動部220と光反射部230とを電
気的に分離させ、駆動部220は電気的に接地される。
【0019】続いて、図11に示すように、各々が、変
形可能な薄膜部175の上部から該当接続端子114の
上部まで延在するM×N個の孔190のアレイがエッチ
ング法を用いて形成される。
【0020】続いて、図12に示すように、コンジット
195がリフトオフ法を用いて、各孔190内を金属
(例えば、タグステン(W))で埋め込んで形成され
て、M×N個の未完成構造のアクチュエーテッドミラー
241のアレイ240が形成される。
【0021】続いて、薄膜防護層(図示せず)を用い
て、各未完成構造のアクチュエーテッドミラー241を
完全に覆う。
【0022】その後、食刻液または化学液(例えば、ブ
ッ化水素(HF)蒸気)を用いるウェットエッチング法
によって、薄膜犠牲層140が取り除かれる。
【0023】最後に、図13に示すように、薄膜防護層
が取り除かれて、M×N個の薄膜アクチュエーテッドミ
ラー101アレイ100が形成される。
【0024】しかしながら、上記のM×N個の薄膜アク
チュエーテッドミラー101のアレイ100には幾つか
の欠点がある。薄膜アクチュエーテッドミラー101に
おけるミラー機能を行う第1薄膜電極185が、水平片
187によって駆動部220と光反射部230とに分け
られ、駆動部220のみが印加された電気信号に応じて
変形される反面、光反射部230は平坦に残り、よっ
て、薄膜アクチュエーテッドミラー101の傾斜角を制
限することになる。
【0025】更に、水平片187は、薄膜アクチュエー
テッドミラー101の全般的な光効率性を低下させると
いう不都合がある。
【0026】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明の目的
は、各々が増加した傾斜角を有するM×N個の薄膜アク
チュエーテッドミラーのアレイを提供することにある。
【0027】本発明の他の目的は、M×N個の薄膜アク
チュエーテッドミラーのアレイの製造方法を提供するこ
とにある。
【0028】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明の一実施例によれば、光投射システムに用
いられるM×N(M及びNは正の整数)個の薄膜アクチ
ュエーテッドミラーアレイであって、基板及びM×N個
の接続端子を有する能動マトリックスと、各々が、対に
なった側部アクチュエータ及び中央アクチュエータを有
するM×N個の駆動構造体のアレイと、各々が、前記駆
動構造体の上に位置し、前記各駆動構造体における前記
中央アクチュエータの前記遠位端側に片持ちされるM×
N個の薄膜ミラーのアレイとを有し、前記側部アクチュ
エータの両端は前記能動マトリックスに固定され、前記
上部及び中央アクチュエータは、上部薄膜電極、電気的
に変形可能な薄膜部、下部薄膜電極及び弾性部を有し、
前記電気的に変形可能な薄膜部は、前記上部薄膜電極と
前記下部薄膜電極との間に位置し、前記弾性部は、前記
下部薄膜電極の下に位置し、前記側部アクチュエータの
前記下部薄膜電極は、前記中央アクチュエータの下部薄
膜電極と電気的に分離され、前記各側部アクチュエータ
の前記下部薄膜電極は、コンジットを通じて前記接続端
子に電気的に接続され、前記中央アクチュエータの前記
上部薄膜電極に電気的に接続されて信号電極として機能
し、前記各側部アクチュエータの前記上部薄膜電極は、
電気的に接地されており、前記中央アクチュエータの前
記下部薄膜電極に電気的に接続されて共通バイアス電極
として機能することを特徴とするM×N個の薄膜アクチ
ュエーテッドミラーアレイが提供される。
【0029】本発明の他の実施例によれば、光投射シス
テムに用いられるM×N(M及びNは正の整数)個の薄
膜アクチュエーテッドミラーのアレイの製造方法であっ
て、基板及びM×N個の接続端子を有する能動マトリッ
クスを準備する第1過程と、前記能動マトリックスの上
部に薄膜犠牲層を形成する第2過程と、各対における空
スロットのうちの何れか1つが前記接続端子のうちの何
れか1つを取り囲むように、前記薄膜犠牲層にM×N対
の空スロットのアレイを形成する第3過程と、前記空ス
ロットを有する前記薄膜犠牲層の上部に弾性層を蒸着す
る第4過程と、各々が、前記弾性層の上部から前記各接
続端子の上部まで延在するM×N個のコンジットのアレ
イを形成する第5過程と、前記コンジットを有する前記
弾性層の上部に下部薄膜層、電気的に変形可能な薄膜層
及び上部薄膜層を蒸着して、多層構造体を形成する第6
過程と、前記多層構造体をパターンニングして、各々が
対になった側部アクチュエータ及び中央アクチュエータ
を有する駆動構造体のアレイを形成する第7過程と、前
記薄膜犠牲層が露出されるまで、各駆動構造体が上部薄
膜電極、電気的に変形可能な薄膜部、下部薄膜電極及び
弾性部を有し、前記駆動構造体における前記各側部アク
チュエータが前記コンジットのうちの1つを更に有し、
前記各側部アクチュエータにおける前記下部薄膜電極が
該当接続端子に電気的に接続されるように、アクチュエ
ータ構造体のアレイをM×N個の駆動構造体のアレイに
ダイシングする第8過程と、前記中央アクチュエータの
前記上部薄膜電極と前記側部アクチュエータの前記下部
薄膜電極との間、前記側部アクチュエータの前記上部薄
膜電極と前記中央アクチュエータの前記下部薄膜電極と
の間に、電気的接続体を各々形成する第9過程と、前記
薄膜犠牲層を取り除く第10過程と、前記各駆動構造体
の上部にM×N個の薄膜ミラーのアレイを形成すること
によって、前記M×N個の薄膜アクチュエーテッドミラ
ーアレイを形成する第11過程とを含むことを特徴とす
るM×N個の薄膜アクチュエーテッドミラーアレイの製
造方法が提供される。
【0030】
【発明の実施の形態】図14は、M×N個の駆動構造体
421のアレイ420の平面図であり、図15はM×N
個の薄膜アクチュエーテッドミラー301のアレイ30
0を説明するため、図14中のA−A線及びB−B線に
沿って切欠した概略的な断面図であり、図16は薄膜ア
クチュエーテッドミラー301の側部アクチュエータ4
30のうちの1つを示した断面図であり、図17は薄膜
アクチュエーテッドミラー301の中央アクチュエータ
440を示した断面図であり、図18〜図30は、M×
N個の薄膜アクチュエーテッドミラー301のアレイ3
00の製造方法を説明するための概略的な断面図が各々
示されている。ここで、M及びNは各々正の整数であ
り、各図中で、同一部分には同一符号を付して表示する
ことに注目されたい。
【0031】図15に示すように、アレイ300は、能
動マトリックス310、パッシベーション層320、食
刻液流入防止層330、M×N個の駆動構造体421の
アレイ420及びM×N個の薄膜ミラー460のアレイ
を含む。
【0032】能動マトリックス310は、基板312、
M×N個のトランジスタのアレイ(図示せず)及びM×
N個の接続端子314のアレイを含む。各接続端子31
4はトランジスタのアレイにおける対応するトランジス
タに電気的に接続される。
【0033】リン酸塩ガラス(PSG)または窒化ケイ
素で作られ、0.1〜2μmの厚さを有するパッシベー
ション320が能動マトリックス310の上部に位置さ
れる。
【0034】窒化ケイ素で作られ、0.1〜2μmの厚
さを有する食刻液流入防止層330がパッシベーション
層320の上部に位置される。
【0035】図14に示すように、各駆動構造体421
には、対になった側部アクチュエータ430及び中央ア
クチュエータ440が設けられている。図16及び図1
7に示すように、これらの両アクチュエータ430及び
440は上部薄膜電極385、電気的に変形可能な薄膜
部375、下部薄膜電極365及び弾性部355を備
え、側部アクチュエータのうちの何れかの1つはコンジ
ット390を有する。変形可能な薄膜部375は上部薄
膜電極385と下部薄膜電極365との間に位置し、弾
性部355は下部薄膜電極365の下に位置する。側部
アクチュエータ430の下部薄膜電極365は、中央ア
クチュエータ440の下部薄膜電極365と電気的に分
離され、側部アクチュエータ430の上部薄膜電極38
5は中央アクチュエータ440の上部薄膜電極と電気的
に分離され、各駆動構造体421における側部アクチュ
エータ430の各下部薄膜電極365の間は、互いに電
気的に分離されている。各駆動構造体421は一対の電
気的接続体462及び464を有する。側部アクチュエ
ータ430の上部薄膜電極385は、電気的接続体46
4のうちの何れか1つを通じて中央アクチュエータ44
0の下部薄膜電極365と電気的に接続されて、共通バ
イアス電極として機能をする。コンジット390を通じ
て接続端子314に電気的に接続された側部アクチュエ
ータ430の下部薄膜電極365は、他の接続体462
を通じて中央アクチュエータ440の上部薄膜電極38
7に電気的に接続されることによって、信号電極として
機能する。
【0036】図16に示すように、各駆動構造体421
の側部アクチュエータ430の両端は能動マトリックス
310に固定され、図17に示すように、各駆動構造体
421に於ける中央アクチュエータ440は近位端及び
遠位端を有する。
【0037】光反射性物質(例えば、Al)で作られる
各薄膜ミラー460は、各駆動構造体421における中
央アクチュエータ440の遠位端側に片持ちされてい
る。
【0038】図20〜図30は、各々、図15に示すよ
うなM×N個のアクチュエーッドミラー301のアレイ
300の製造方法を説明するための概略的な断面図で
る。
【0039】アレイ300の製造工程は、基板312、
M×N個の接続端子314のアレイ及びM×N個のトラ
ンジスタのアレイ(図示せず)を有する能動マトリック
ス310を準備することから始まる。
【0040】次に、例えば、PSGまたは窒化ケイ素か
ら作られ、0.1〜2μmの厚さを有するパッシベーシ
ョン層320が、CVD法またはスピンコーティング法
を用いて能動マトリックス310の上部に形成される。
【0041】しかる後、図18に示すように、窒化ケイ
素で作られ、0.1〜2μmの厚さを有する食刻液流入
防止層330が、スパッタリング法またはCVD法を用
いてパッシベーション層320の上部に蒸着される。
【0042】その後、薄膜犠牲層340が食刻液流入防
止層330の上部に形成される。この薄膜犠牲層340
は図19に示すように、薄膜犠牲層340が金属で作ら
れる場合はスパッタリング法または蒸着法を用いて、P
SGで作られる場合にはCVD法またはスピンコーティ
ング法を用いて、ポリシリコンで作られる場合にはCV
D法を用いて形成される。
【0043】次に、図20に示すように、ドライエッチ
ング法またはウェットエッチング法を用いて、空きスロ
ット345のうちの何れかの1つが接続端子314のう
ちの何れか1つを取り囲むように、M×N対の空きスロ
ット345のアレイが薄膜犠牲層340上に形成され
る。
【0044】次に、図21に示すように、窒化物、例え
ば窒化シリコンからなる、厚み.0.1〜2μmの弾性
部350が、CVD法を用いて、空きスロット345を
含めた薄膜犠牲層340の上に形成される。
【0045】続いて、図22に示すように、金属で作ら
れ、各々が弾性部350の上部から接続端子314の上
部まで延在するM×N個のコンジット390のアレイが
形成される。
【0046】その後、図23に示すように、導電性物質
(例えば、Pt/Ta)で作られ、0.1〜2μmの厚
さを有する下部薄膜層360が、スパッタリング法また
は真空蒸着法を用いて弾性層350の上部に形成され
る。
【0047】次に、圧電物質(例えば、PZT)または
電歪物質(例えば、PMN)で作られ、0.1〜2μm
の厚さを有する電気的に変形可能な薄膜層370が、蒸
着法、ゾル−ゲル法、スパッタリング法及びCVD法を
用いて下部薄膜電極360の上部に蒸着される。
【0048】続いて、図24に示すように、電導性物質
(例えば、アルミニウム(Al)または銀(Ag))で
作られ、0.1〜2μmの厚さを有する上部薄膜層38
0が、スパッタリング法または真空蒸着法を用いて変形
可能な電極層370の上部に形成されることによって、
多層構造体400が形成される。
【0049】しかる後、この多層構造体400はフォト
リソグラフィー法またはレーザ切断法を用いて、対にな
った側部アクチュエータ及び中央アクチュエータ(図示
せず)を有する複数のアクチュエータ構造体(図示せ
ず)のアレイにパターニングされる。
【0050】続いて、図25に示すように、アクチュエ
ータ構造体のアレイは薄膜犠牲層340が露出されるま
で、フォトリソグラフィー法またはレーザ切断法を用い
て、各々が上部薄膜電極385、変形可能な薄膜部37
5、下部薄膜電極365及び弾性部355を有するM×
N個の駆動構造体421のアレイ420にパターニング
される。
【0051】次に、一対の電気的接続体(図示せず)が
駆動構造体421の上に形成され、1つは側部アクチュ
エータの上部薄膜電極385と中央アクチュエータの下
部薄膜電極365とを電気的に接続し、他の1つは側部
アクチュエータの下部薄膜電極365と中央アクチュエ
ータの上部薄膜電極385とを電気的に接続する。
【0052】続いて、図26に示すように、薄膜犠牲層
340が食刻液または化学液(例えば、フッ化水素(H
F))を用いて取り除かれる。
【0053】次に、図27に示すように、犠牲材料45
0が、平坦な上面を有する薄膜犠牲層340が取り除か
れたのち、生じたスペースを有するM×N個の駆動構造
体421のアレイ420の上に形成される。
【0054】その後、図28に示すように、M×N個の
空スロット455がフォトリソグラフィー法を用いて犠
牲材料450に形成される。
【0055】続いて、図29に示すように、光反射物質
(例えば、Al)で作られる薄膜ミラー層(図示せず)
が、空スロット455を有する犠牲材料450の上部に
形成され、また、M×N個の薄膜ミラー465のアレイ
にダイシングされる。
【0056】最後に、図30に示すように、犠牲材料4
50がエッチング法によって取り除かれることによっ
て、M×N個の薄膜アクチュエーテッドミラー301の
アレイ300が形成される。
【0057】本発明のM×N個の薄膜アクチュエーテッ
ドミラー301のアレイ300及びその製造方法におい
て、駆動構造体421には対になった側部アクチュエー
タ430及び中央アクチュエータ440が設けられてお
り、側部アクチュエータ430の両端は能動マトリック
ス310に固定され、側部アクチュエータ430の上部
薄膜電極385は中央アクチュエータ440の下部薄膜
電極365に電気的に接続されて共通バイアス電極とし
て機能し、側部アクチュエータ430の下部薄膜電極3
65は中央アクチュエータ440の上部薄膜電極385
に電気的に接続されて信号電極として機能する。電界信
号が薄膜アクチュエーテッドミラー301に印加される
時、側部アクチュエータ430は膨脹し、中央アクチュ
エータ440は上方に収縮することになり、薄膜アクチ
ュエーテッドミラー301の傾斜角をより一層増加させ
ることができる。
【0058】更に、薄膜アクチュエーテッドミラーが印
可された電界信号に応じて変形される時、各薄膜ミラー
460は平坦になることによって、薄膜アクチュエーテ
ッドミラー301の光効率をより一層向上させることが
できる。
【0059】上記において、本発明の好適な実施の形態
について説明したが、本発明の請求範囲を逸脱すること
なく、当業者は種々の改変をなし得るであろう。
【0060】
【発明の効果】従って、本発明によれば、駆動構造体に
一対の側部アクチュエータ及び中央アクチュエータを設
けて、電界信号が印加される時、側部アクチュエータは
膨脹し、中央アクチュエータは上方に収縮してミラーの
傾斜角をより一層増加させ、かつ、平坦な薄膜ミラーの
ため、ミラーの光効率をより一層向上させることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】M×N個の薄膜アクチュエーテッドミラーのア
レイの断面図。
【図2】従来の薄膜アクチュエーテッドミラーアレイの
製造方法を説明するための概略的な断面図。
【図3】従来の薄膜アクチュエーテッドミラーアレイの
製造方法を説明するための概略的な断面図。
【図4】従来の薄膜アクチュエーテッドミラーアレイの
製造方法を説明するための概略的な断面図。
【図5】従来の薄膜アクチュエーテッドミラーアレイの
製造方法を説明するための概略的な断面図。
【図6】従来の薄膜アクチュエーテッドミラーアレイの
製造方法を説明するための概略的な断面図。
【図7】従来の薄膜アクチュエーテッドミラーアレイの
製造方法を説明するための概略的な断面図。
【図8】従来の薄膜アクチュエーテッドミラーアレイの
製造方法を説明するための概略的な断面図。
【図9】従来の薄膜アクチュエーテッドミラーアレイの
製造方法を説明するための概略的な断面図。
【図10】従来の薄膜アクチュエーテッドミラーアレイ
の製造方法を説明するための概略的な断面図。
【図11】従来の薄膜アクチュエーテッドミラーアレイ
の製造方法を説明するための概略的な断面図。
【図12】従来の薄膜アクチュエーテッドミラーアレイ
の製造方法を説明するための概略的な断面図。
【図13】従来の薄膜アクチュエーテッドミラーアレイ
の製造方法を説明するための概略的な断面図。
【図14】本発明による駆動構造体の平面図。
【図15】図14中のA−A線及びB−B線に沿って切
欠した薄膜アクチュエーテッドミラーのアレイの概略的
な断面図。
【図16】薄膜アクチュエーテッドミラーの側部アクチ
ュエータのうちの1つを示した断面図。
【図17】薄膜アクチュエーテッドミラーの中央アクチ
ュエータを示した断面図。
【図18】本発明に基づく図14中のA−A線に沿って
切欠した薄膜アクチュエーテッドミラーのアレイの製造
方法を説明するための概略的な断面図。
【図19】本発明に基づく図14中のA−A線に沿って
切欠した薄膜アクチュエーテッドミラーのアレイの製造
方法を説明するための概略的な断面図。
【図20】本発明に基づく図14中のA−A線に沿って
切欠した薄膜アクチュエーテッドミラーのアレイの製造
方法を説明するための概略的な断面図。
【図21】本発明に基づく図14中のA−A線に沿って
切欠した薄膜アクチュエーテッドミラーのアレイの製造
方法を説明するための概略的な断面図。
【図22】本発明に基づく図14中のA−A線に沿って
切欠した薄膜アクチュエーテッドミラーのアレイの製造
方法を説明するための概略的な断面図。
【図23】本発明に基づく図14中のA−A線に沿って
切欠した薄膜アクチュエーテッドミラーのアレイの製造
方法を説明するための概略的な断面図。
【図24】本発明に基づく図14中のA−A線に沿って
切欠した薄膜アクチュエーテッドミラーのアレイの製造
方法を説明するための概略的な断面図。
【図25】本発明に基づく図14中のA−A線に沿って
切欠した薄膜アクチュエーテッドミラーのアレイの製造
方法を説明するための概略的な断面図。
【図26】本発明に基づく図14中のA−A線に沿って
切欠した薄膜アクチュエーテッドミラーのアレイの製造
方法を説明するための概略的な断面図。
【図27】本発明に基づく図14中のA−A線に沿って
切欠した薄膜アクチュエーテッドミラーのアレイの製造
方法を説明するための概略的な断面図。
【図28】本発明に基づく図14中のA−A線に沿って
切欠した薄膜アクチュエーテッドミラーのアレイの製造
方法を説明するための概略的な断面図。
【図29】本発明に基づく図14中のA−A線に沿って
切欠した薄膜アクチュエーテッドミラーのアレイの製造
方法を説明するための概略的な断面図。
【図30】本発明に基づく図14中のA−A線に沿って
切欠した薄膜アクチュエーテッドミラーのアレイの製造
方法を説明するための概略的な断面図。
【符号の説明】
101 M×N個の薄膜アクチュエーテッドミラー 110 能動マトリックス 112 基板 114 接続端子 120 パッシベーション層 130 食刻液流入防止層 140 薄膜犠牲層 145 空スロット 150 弾性層 155 弾性部 165 第2薄膜電極 170 電気的に変形可能な薄膜層 175 電気的に変形可能な薄膜部 180 第1薄膜層 185 第1薄膜電極 187 水平片 190 孔 195 コンジット 200 多層構造体 211 アクチュエーテッドミラー構造体 220 駆動部 230 光反射部 241 未完成構造のアクチュエーテッドミラー 250 駆動構造体 301 薄膜アクチュエーテッドミラー 310 能動マトリックス 312 基板 314 接続端子 320 パッシベーション層 330 食刻液流入防止層 340 薄膜犠牲層 350 弾性部 355 弾性部 360 下部薄膜層 365 下部薄膜電極 370 電気的に変形可能な薄膜層 375 電気的に変形可能な薄膜部 380 上部薄膜層 385 上部薄膜電極 387 上部薄膜電極 390 コンジット 400 多層構造体 421 駆動構造体 430 側部アクチュエータ 440 中央アクチュエータ 450 犠牲材料 455 空スロット 460 薄膜ミラー 465 薄膜ミラー 462 電気的接続体 464 電気的接続体

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光投射システムに用いられるM×N
    (M及びNは正の整数)個の薄膜アクチュエーテッドミ
    ラーアレイであって、 基板及びM×N個の接続端子を有する能動マトリックス
    と各々が、対になった側部アクチュエータ及び中央アク
    チュエータを有するM×N個の駆動構造体のアレイと、 各々が、前記駆動構造体の上に位置し、前記各駆動構造
    体における前記中央アクチュエータの前記遠位端側に片
    持ちされるM×N個の薄膜ミラーのアレイとを有し、 前記側部アクチュエータの両端は前記能動マトリックス
    に固定され、 前記上部及び中央アクチュエータは、上部薄膜電極、電
    気的に変形可能な薄膜部、下部薄膜電極及び弾性部を有
    し、 前記電気的に変形可能な薄膜部は、前記上部薄膜電極と
    前記下部薄膜電極との間に位置し、 前記弾性部は、前記下部薄膜電極の下に位置し、 前記側部アクチュエータの前記下部薄膜電極は、前記中
    央アクチュエータの下部薄膜電極と電気的に分離され、 前記各側部アクチュエータの前記下部薄膜電極は、コン
    ジットを通じて前記接続端子に電気的に接続され、前記
    中央アクチュエータの前記上部薄膜電極に電気的に接続
    されて信号電極として機能し、 前記各側部アクチュエータの前記上部薄膜電極は、電気
    的に接地されており、前記中央アクチュエータの前記下
    部薄膜電極に電気的に接続されて共通バイアス電極とし
    て機能することを特徴とするM×N個の薄膜アクチュエ
    ーテッドミラーアレイ。
  2. 【請求項2】 前記能動マトリックスが、パッシベー
    ション層及び食刻液流入防止層を更に有することを特徴
    とする請求項1に記載のM×N個の薄膜アクチュエーテ
    ッドミラーアレイ。
  3. 【請求項3】 前記各薄膜ミラーが、アルミニウム
    (Al)で作られることを特徴とする請求項1に記載の
    M×N個の薄膜アクチュエーテッドミラーアレイ。
  4. 【請求項4】 前記対になったアクチュエータのう
    ち、前記側部アクチュエータのうちの何れか1つにコン
    ジットが更に設けられていることを特徴とする請求項1
    に記載のM×N個の薄膜アクチュエーテッドミラーアレ
    イ。
  5. 【請求項5】 前記各駆動構造体において前記各側部
    アクチュエータの前記下部薄膜電極が、互いに電気的に
    接続されていることを特徴とする請求項1に記載のM×
    N個の薄膜アクチュエーテッドミラーアレイ。
  6. 【請求項6】 光投射システムに用いられるM×N
    (M及びNは正の整数)個の薄膜アクチュエーテッドミ
    ラーのアレイの製造方法であって、 基板及びM×N個の接続端子を有する能動マトリックス
    を準備する第1過程と、 前記能動マトリックスの上部に薄膜犠牲層を形成する第
    2過程と、 各対における空スロットのうちの何れか1つが前記接続
    端子のうちの何れか1つを取り囲むように、前記薄膜犠
    牲層にM×N対の空スロットのアレイを形成する第3過
    程と、 前記空スロットを有する前記薄膜犠牲層の上部に弾性層
    を蒸着する第4過程と、 各々が、前記弾性層の上部から前記各接続端子の上部ま
    で延在するM×N個のコンジットのアレイを形成する第
    5過程と、 前記コンジットを有する前記弾性層の上部に下部薄膜
    層、電気的に変形可能な薄膜層及び上部薄膜層を蒸着し
    て、多層構造体を形成する第6過程と、 前記多層構造体をパターンニングして、各々が対になっ
    た側部アクチュエータ及び中央アクチュエータを有する
    駆動構造体のアレイを形成する第7過程と、 前記薄膜犠牲層が露出されるまで、各駆動構造体が上部
    薄膜電極、電気的に変形可能な薄膜部、下部薄膜電極及
    び弾性部を有し、前記駆動構造体における前記各側部ア
    クチュエータが前記コンジットのうちの1つを更に有
    し、前記各側部アクチュエータにおける前記下部薄膜電
    極が該当接続端子に電気的に接続されるように、アクチ
    ュエータ構造体のアレイをM×N個の駆動構造体のアレ
    イにダイシングする第8過程と、 前記中央アクチュエータの前記上部薄膜電極と前記側部
    アクチュエータの前記下部薄膜電極との間、前記側部ア
    クチュエータの前記上部薄膜電極と前記中央アクチュエ
    ータの前記下部薄膜電極との間に、電気的接続体を各々
    形成する第9過程と、 前記薄膜犠牲層を取り除く第10過程と、 前記各駆動構造体の上部にM×N個の薄膜ミラーのアレ
    イを形成することによって、前記M×N個の薄膜アクチ
    ュエーテッドミラーアレイを形成する第11過程とを含
    むことを特徴とするM×N個の薄膜アクチュエーテッド
    ミラーアレイの製造方法。
  7. 【請求項7】 前記能動マトリックスの上部にパッシ
    ベーション層を蒸着する過程を、更に含むことを特徴と
    する請求項6に記載のM×N個の薄膜アクチュエーテッ
    ドミラーアレイの製造方法。
  8. 【請求項8】 前記パッシベーション層の上部に食刻
    液流入防止層を蒸着する過程を、更に含むことを特徴と
    する請求項6記載のM×N個の薄膜アクチュエーテッド
    ミラーアレイの製造方法。
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