JPH1090187A - 化学ルミネセンス光を収集し伝送する収集伝送装置及び収集伝送方法 - Google Patents
化学ルミネセンス光を収集し伝送する収集伝送装置及び収集伝送方法Info
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- JPH1090187A JPH1090187A JP9227029A JP22702997A JPH1090187A JP H1090187 A JPH1090187 A JP H1090187A JP 9227029 A JP9227029 A JP 9227029A JP 22702997 A JP22702997 A JP 22702997A JP H1090187 A JPH1090187 A JP H1090187A
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Abstract
を必要とすることなく動作する化学ルミネセンス光を収
集し伝送する装置を提供することにある。 【解決手段】 光ファイバー読取りヘッドとも呼ばれる
このような装置は、ルミノメーター10の光子計数器1
6に連結する光伝送端部24を持つ光ファイバー・ケー
ブル20を備えている。この光ファイバー・ケーブルの
反対側端部部分は複数の光ファイバー・リボン36ない
し54に分割される。各光ファイバー・リボンは光受入
れ端部66ないし84を持つ。各光ファイバー・リボン
は、光受入れ端部66ないし84が試料分析管又はキュ
ベットを受入れる円筒形通路90を形成するように半径
方向に配置される。各光ファイバー・リボンはコア60
のより保持される。このコア60は不透明なハウジング
100内に納めてある。
Description
hemiluminescence)の検出、ことに試
料分析システムの試験の際の検体(analyte)に
関して化学ルミネセンスを検出し測定する装置及び方法
に関する。
料分析システムは米国特許第5,268,147号及び
同第5,399,497号の各明細書に詳細に記載して
あるようにアセンブリライン方式で多数の分析作業を行
うことができることによって開発されている。このよう
な分析システムは、小直径の流体管又は分析管中を流れ
る試料試験パケットの流れを生じさせることにより多数
の高速免疫分析を実施することができる。
より互いに隔離した1連の小さい液体体積又は液体区分
を備えている。試料試験パケットの1つ又は複数の区分
は、測定しようとする検体と共に、試薬とPHレベルを
制御する緩衝液と流体路線内の相互汚染を防ぐ洗浄材料
とのような処理成分を含ませることができる。
験パケットは、検体として患者の血清を含む。この試験
パケットは、米国特許第4、121、466号明細書に
記載してあるようにして各区分の前後の空気すきまによ
り7つの液体区分に分割する。好適な化学プロトコル
は、7つの区分の各試料試験パケットからの1つの区分
が検体測定の主要点であることを必要とする。同様に検
体を含む他の区分は分析測定のための第2の重要点であ
る。
ことが多いから、このような検体の存在及び量を自動的
に測定する正確な手段が必要である。
合せにより検体の検出及び定量化を容易にすることがで
きる。極めて低いレベルの検体で光を生ずるのに又若干
の化学反応が知られているから、試験中の検体を検出し
定量化する(quantify)のに潜在的媒介物とし
て化学ルミネセンスが知られている。しかし参照する形
式の試料分析システムの環境で化学ルミネセンスを検出
する装置は、行われている試料試験の妨げにならないで
作用できる構造及び寸法を持たなければならない。
内の微量の検体の存在及び量を測定するように小さい液
体区分からの光を集める有効な装置を提供することが望
ましい。又化学ルミネセンスを収集し伝送する検出装置
は、強固であり、修理が容易であり、精密な設定を必要
とすることなく動作し、試料分析システム内の試験パケ
ットの処理の妨げにならないことが望ましい。
ミネセンスを収集し伝送する新規な装置と、検体を入れ
る流体流れ管のまわりに位置させることのできる化学ル
ミネセンスを集め伝送する新規な装置と、検体を入れる
キュベットを受けることのできる化学ルミネセンスを収
集し伝送する新規な装置と、流体流れ管又はキュベット
を受入れる化学ルミネセンスを収集し伝送する新規な装
置と、運動部品を備えないで作動できる化学ルミネセン
スを収集し伝送する新規な装置と、調整の必要がなく整
合の問題を伴わない化学ルミネセンスを収集し伝送する
新規な装置と、化学ルミネセンスを有効に検出し測定す
る、化学ルミネセンスを収集し伝送する新規な装置と、
新規なルミノメーター(luminometer)と、
化学ルミネセンスを検出する新規な方法とを提供するこ
とがある。
であり一部は後述する。
ヘッドは光ファイバー・ケーブルを使う。この光ファイ
バー・ケーブルは、ルミノメーターの光子計数器に放出
できるように接続する光伝送端部を備える。この光ファ
イバー・ケーブルの反対側端部部分は複数の光ファイバ
ー・リボンに分割する。
ッドの不透明ハウジング内に半径方向に配置され、これ
等の光ファイバー・リボンの自由端部が円筒形のコア内
で中心に向くようにする。光ファイバー・ケーブルの光
受入れ端部でもある光ファイバー・リボンの自由端部は
すなわち、試料分析システムの分析管又はキュベットを
受入れるコアの中心に円筒形通路を形成する。検体を分
析管内に配置する場合には、分析管は又、気泡を検出す
る気泡検出器を貫通する。気泡検出は、分析管と組合せ
て読取りヘッドの作用を同期させるのにルミノメーター
に使う。気泡検出は検体をキュベットに入れる場合には
必要がない。
区分に類似した個別の区分により構成するのがよい。各
光ファイバー・リボンは2つの互いに隣接する円筒形区
分の間に挟む。各円筒形区分は各光ファイバー・リボン
をバンド状に保持する。この場合バンドは、一般に横断
面が長方形で分析管の軸線に沿い所定の横方向距離だけ
延びる。
径方向構造はハウジング内の一定位置に保持する。この
ハウジングは、このハウジング内に位置するコアと光フ
ァイバー・リボン及びケーブルの任意の部分とに対する
光よけの囲いを形成する。このハウジングの互いに対向
する前壁及び後壁の互いに整合する穴は又、光ファイバ
ー・リボンの光受入れ端部により形成した円筒形通路に
整合する。すなわち分析管は、この円筒形通路内に納め
る読取りヘッドを貫いて延びることができる。
ドがコア内の所定の中心通路に分析管を受入れるから、
何等調整を必要としない。読取りヘッドは、試料分析シ
ステム用の非侵入性、非干渉性の検体検出部品である。
この検出部品は、この試料分析システムの分析管からの
化学ルミネセンスの周辺収集を行う。
後壁は穴を持たなくて、又読取りヘッドはその後壁が水
平になるように向きを定めてある。すなわち読取りヘッ
ドは分析管でなくてキュベットを受入れるようにしてあ
る。
バー・リボンの代りに反射鏡を使い、この反射鏡から分
析管を経て若干の化学ルミネセンス光を、分析管の周辺
部分のまわりに配置した残りの光ファイバー・リボンの
光受入れ端部に反射するようにしてある。
る。本方法は、複数の光ファイバー・リボンを軸線のま
わりに半径方向に配置して、光ファイバー・リボンの対
応する光受入れ端部部分がこの軸線から等距離になりこ
の軸線のまわりに円筒形通路を形成するようにする。本
方法はさらに、この円筒形通路内に生成する化学ルミネ
センス光を光ファイバー・リボンの光受入れ端部を経て
集める。本方法は又、光ファイバー・リボンの光受入れ
端部から受入れ場所に光をこの光の選定したデータへの
変換のために送る。光収集はランダム化し又はコヒーレ
ント(coherent)にすることができる。さらに
光伝送はランダム化し又は重ね合わせることができる。
あり、本発明の範囲は特許請求の範囲の請求項に示して
ある。
字を使ってある。この説明で使う場合に「管」という用
語はキュベット(cuvette)と分析管路又は分析
管とのことである。
るルミノメーター(luminometer)10を簡
略化したブロック図で示してある。
と、化学ルミネセンスを収集し伝送する装置とも呼ばれ
る光ファイバー読取りヘッドと、光子計数器16とを備
えている。光子計数器16には電子データ変換部品17
が追従する。試験する流体試料を受ける分析管路18
は、気泡検出器12及び光ファイバー読取りヘッド14
を貫いて延びる。分析管路18は、なるべくはテフロン
TM 材料から形成した透明なプラスチック管である。光
ファイバー・ケーブル20は、読取りヘッド14から光
子計数器16に延び、又試料分析システムの他の部品
(図示してない)に延びる。
ーブル20は、光子計数器16に任意適当な公知の方法
で接合できるコネクタ28の細くした頸部部分26内に
固定した光伝送端部24を持つ。不透明な保護被覆30
により囲んだ光ファイバー・ケーブル20は、図8に明
らかなように10条の光ファイバー・リボン56ないし
54に分割する。使用する光ファイバー・リボンの条数
は光検出に対するシステム要求により選定すればよい。
筒形コア60内に半径方向に支えられ光ファイバー・リ
ボン36ないし54の自由端部66、68、70、7
2、74、76、78、80、82、84(図5)が大
体円筒形の通路90を形成するようにする。円筒形通路
90は、約2.85mmの外径と約2.2mmの内径と
を持つ分析管18を受入れるように約3.4mmの直径
を持つ。
由端部66ないし84は、光ファイバー・ケーブル20
の光受入れ端部として機能する。この構造のもとでは、
分析管路18と光ファイバー・リボンの光受入れ端部と
の間の読取りヘッド14の半径方向すきまは約0.27
5mmである。
4の光ファイバー・リボン36の光受入れ端部66によ
り示されるように大体長方形である。すなわち光受入れ
端部66ないし84は、分析管路18に沿い約15mm
の所定の軸線方向長さL(図7)だけ延びそして約1m
mの所定幅W(図4)を持つ。分析管路18内の区分1
52、154、156、158のような液体区分(図2
及び4)は一般に長さが約7.4mmである。これ等の
液体を互いに隔離する区分160、162、164のよ
うな空気区分又は気泡は一般に長さが約4.2mmであ
る。
面を持つバンド内に光ファイバー・リボン36ないし5
4を保持する。コア60は又光ファイバー・リボン36
ないし54の半径方向位置を光受入れ端部部分66ない
し84が円筒形通路90を形成する一定位置になるよう
に保持する。光ファイバー・リボン36ないし54のバ
ンド部分にはバンドの所望の長方形形状を保持するよう
に接着剤(図示してない)を設けることができる。
透明ハウジング100内に支えてある。ハウジング10
0は、一体に形成することのできる円筒形殻部分102
及び長方形頸部部分104を備えている。コア60は、
一体品構造として形成することができるが10個の各別
の区分110、112、114、116、118、12
0、122、124、126、128から構成するのが
よい。各区分110ないし128は、接着により、又は
各区分のファスナ穴132、134(図3)にはまるフ
ァスナにより円筒形殻102の後壁130(図8)に個
別に固着する。
ラスチック材が好適であり位置決めすることにより、各
光ファイバー・リボン36ないし54を受入れる10条
の半径方向みぞ穴138(図3)を形成する。頸部部分
104内のカラー部分140(図8)は被覆付き光ファ
イバー・ケーブル20を受入れる。ケーブル被覆30及
びカラー部分140の間に任意適当な公知の光よけシー
ルを設けてある。
02の前部部分と頸部104とに固着し、殻102に対
して中心穴(図示してない)を備えている。この中心穴
は、コア60の円筒形通路90に整合し又後壁130の
対応する中心穴131(図4)に整合する。
は、なるべくはプラスチック材から形成され約0.5m
mの直径と0.5の開口数(NA)[±30°の受入れ
角(アクセプタンス角度)]とを持つ所定数の光ファイ
バーから形成する。ファイバー直径及びプラスチック
は、とくにプラスチック・ファイバーがガラスほど破断
しやすくはないから、主として耐久性と取扱い及び組付
けの容易性とに対し選定する。プラスチック・ファイバ
ーの他の性質たとえばスペクトル透過及び許容けい光
は、ファイバー・リボンが高い透過性を持つ可視スペク
トル領域で使用するようにされ紫外線には露出されない
から有害とは考えられない。78%の充てん率を持つ約
60本の光ファイバーは各光ファイバー・リボン90な
いし108に使うことができる。
リボンの各ファイバーの許容曲がり半径による。この場
合考えられるように光ファイバー・リボン36ないし5
4は、直径約3inの円筒形殻102に受入れることが
できる。
6の光電子増倍管アセンブリに通ずる光ファイバー・ケ
ーブル20を持つ分析システムの温度制御した室(図示
してない)内に取付ける。この構造により器具の包装に
融通性が得られ保守性を高める。各耳142、144、
146のような取付け耳は円筒形殻102及び頸部10
4に設けて分析システム内の任意所望の場所への読取り
ヘッド14の固着が容易になるようにすることができ
る。
は、円筒形殻102の前部カバー142の穴(図示して
ない)とコア60の中心の円筒形通路90と円筒形殻1
02の後壁130の対応する整合穴131(図4)とに
分析管路18を通す。分析管路18はすなわち試験パケ
ットの空気で区分した液体の流れを光ファイバー読取り
ヘッド14を経て運ぶ。読取りヘッド14は、試験中の
検体を検出し定量する方法として化学ルミネセンスを検
知する。
イバー・リボンの各光伝送端部部分66ないし84はそ
の隣接端部部分にこれ等の間にすきまをおかないで接し
なければならない。しかし前記した寸法配置のもとで
は、各端部部分66ないし84間には約0.050ない
し0.080mmのすきまが得られる。
分から成る各群からの区分152、154、156、1
58のような液体区分の1つは、測定しようとする化学
ルミネセンス反応を生じさせる。分析管18の熱処理及
び薄い壁構造の組合わせにより、化学ルミネセンス反応
により放出される光の波長を含む波長範囲に対し分析管
18を透明にする。たとえば500NMの波長が本発明
により検出できる。
ター10を使う際には、構造及び作用が公知の気泡検出
器12により、分析管路18内の区分152、154、
156、158のような液体区分間の境界面160、1
62、164のような気泡境界面を検知する。気泡検出
器12は、気泡を検出することにより分析管路18内の
試験パケットの流れを追跡するのに使う信号を生ずる。
気泡検出は読取りヘッド14の動作を同期させデータ収
集サイクルを監視し制御するのに使う。気泡検出器12
は又、前進方向又は後進方向の流れの流れ方向を検知す
る。
体区分内の検体及び試薬間の反応により生ずる化学ルミ
ネセンス光は、光ファイバー・リボン36ないし54の
光受入れ端部部分66ないし84で収集する。収集光
は、光子計数管16に連結する伝送端部24に光ファイ
バー・ケーブル20を経て伝送する。光子計数器16
は、公知の部品であり公知の光電増倍管を備える。光子
計数器16は、化学ルミネセンス光信号を電子信号に変
換する。これ等の電子信号は、図1に示したシステム電
子装置部品17により識別されて動作し、検体を識別し
定量する公知の基準に関連する。電子データの収集及び
変換は本発明の一部を形成するものではない。
の光ファイバーは、図9の光ファイバー・リボン36の
光受入れ端部66により示したような重なり合った配置
又は図10の同じ光ファイバー・リボン36に対し示し
たような整合配置にできる。整合配置では光ファイバー
はコヒーレントな配置を形成するように光受入れ端部6
6ないし84と光伝送端部24との両方で空間的に配列
することができる。
は図11に示すように円形ではなくて長方形である。光
伝送端部24の長方形寸法は10枚の各光ファイバー・
リボン36ないし54の光透伝送部の積層に基づいて約
10×15mmである。各光ファイバー・リボン36な
いし54の光伝送端部は約1mm×15mmである。こ
の配置では光伝送端部24は、図11に示すような分析
管路及び区分流れの1対1の像を表わす。各光ファイバ
ーはこの像の1つの画素を表わす。この画素は図12に
示すようなマスク172、174により選択的にふさが
れ読取りヘッド14の光収集特性を変えるようにするこ
とができる。すなわちこのふさぎ作用は視界体積を変え
又は迷光をなくすことができる。
配置に対し光ファイバーは光伝送端部において空間的に
ランダム化することができる。光ファイバーの1対1の
空間的対応はなく、又像が生成されない。ランダム化配
置は、光電増倍管検出面の感度の変化の影響を減らす利
点を持ち光信号の一層完全な統合が得られる。
mized arrangement)は、コヒーレン
トな配置(coherent arrangemen
t)より製造費が安くなりケーブル20の出力光伝送端
部24(図3)の形状を光電子増倍管及び光子検出器1
6に対し一層適合した整合が得られるように円形にす
る。すなわちこのランダム化配置は読取りヘッド14用
の好適な配置である。
乱(multi−angle light scatt
ering)、光吸収及び偏光(けい光又は散乱)法の
ような他の計測様相のために構成することができる。こ
れ等の応用は、図13に示すような各別のケーブル3
6、46、48として円筒形殻102から光ファイバー
・リボンを引出すことによって行われる。図13の配置
では光ファイバー・リボンの任意のもの又はその全部を
所望に応じ又参照数字206、207、208で線図的
に示すように選定した照明又は検出の機能を持つ各別の
ケーブルとして使うことができる。
イバー・リボン36ないし54は単一ケーブルとしてハ
ウジング100から引出すことができる。マスク202
(図15)は図15に示すような照明又は検出用の各別
のリボンを選定するように単一ケーブルの出力端部に当
てがうことができる。
マスクはホイール(図示してない)に当てがわれ特定の
応用例の必要に応じた場所に割出しすることができる。
偏光用では、一般にプラスチック偏光シート210(図
6)として利用できる薄い偏光板(図示してない)は、
選定した光ファイバー・リボン36、40、44、4
8、52の光受入れ端部66、70、74、78、82
に又は分析管路18及び光伝送端部の間に当てがうこと
ができる。一般に光ファイバー・リボンは、光受入れ端
部から光伝送端部に光を伝送する際に偏光状態を保持し
ない。
図16に読取りヘッド220として示してある。読取り
ヘッド220は、読取りヘッド14の殻102及び頸部
104に対応する円筒形殻222及び頸部224を持つ
ハウジング221を備えている。読取りヘッド220
は、光ファイバー・リボン48、50、52、54及び
区分124、126を除くことにより読取りヘッド14
とは異なる。これ等の除いた要素の代りに、点230で
区分128に枢動した凹面鏡228を設けてある。
るとき又は区分120に当てがわれるときは反射位置に
なる。ハウジング殻222のドア区分234は点236
で開位置に枢動することができる。同様に鏡228は区
分120から遠ざかる向きに枢動させ分析管路18を光
ファイバー36ないし46の光受入れ端部66、68、
70、72、74、76により形成した通路240内に
直接位置させることができる。
と、鏡228とハウジング殻222のドア234とは閉
じることができる。読取りヘッド220は任意適当な公
知の方法で光よけの構造にしてある。ハウジング221
の後壁234には端部の開いたみぞ穴242が設けら
れ、ドア234及び鏡228を開いたときに分析管路1
8を中心通路240内に配置できるようにしてある。ハ
ウジング221の前部カバー(図示してない)には同様
な整合みぞ穴(図示してない)を設けてある。これ等の
みぞ穴は、分析管路18を読取りヘッド220内に配置
させると、光の漏れを防ぐように隠し適当に覆う。
には分析管路18を通路240内に位置させる。検体を
含む化学ルミネセンス区分により分析管路18から放出
される光は、光受入れ端部への直接の流れにより又鏡2
28からの反射により光ファイバー・リボン36ないし
46の光受入れ端部66ないし76に伝送される。
センス光を通路240を経て分析管路18の軸線に向か
い後方に反射し光ファイバー・リボンの光受入れ端部6
6ないし76内に伝送する。受入れ光は、光ファイバー
・ケーブル20aの光伝送端部(図示してない)に伝送
し読取りヘッド14に対して前記したのと同様にして電
子データに変換する。
なくてキュベットに使うのにも適している。
は、読取りヘッド14の後壁130に対応する後壁25
2を備えている。しかし後壁252は何等穴を形成して
ない。読取りヘッド250はその他の点では読取りヘッ
ド14と同じである。
又は前記した他の検体検出手順の任意のものを使い検体
の定量のために検出を含むキュベット254を受けるよ
うにしてある。しかし読取りヘッド250は、気泡検出
器22を設けないで使われ後壁252が水平になるよう
に位置させる。
ドハウジングの前壁142の穴(図示してない)内に配
置することにより読取りヘッド250内に、又光ファイ
バーリボン36ないし54の光受入れ端部部分66ない
し84により形成した整合した円筒形通路90(図5)
内に上下方向に取付けることができる。検出作用を完了
すると、キュベット254を読取りヘッド250から取
出し別のキュベットをこのヘッド250内に位置させ
る。
利点は、キュベット内の検体により又はこの検体が分析
管路を経て液体区分内で移動する際に放出される化学ル
ミネセンス光を受けるように分析管路又はキュベットの
一定の周辺区分を受け入れる光ファイバー読取りヘッド
にある。光ファイバー読取りヘッドは、調整の必要がな
く、試料分析システムに容易に取付けることができ、分
析管路又はキュベットの容易な取付け取りはずしができ
る。読取りヘッドはランダム化した又はコヒーレントな
光の伝送に適合させることができる。さらに読取りヘッ
ドは、耐久性を持ち比較的容易に製作できる携帯できる
モジューラ部品である。
複数の目的が達成されその他の有利な成績が得られる。
ないで前記の構造及び方法は種種の変化変型を行うこと
ができるから、添付図面による前記の説明は単に例示し
たもので限定するものではない。
ロック図である。
の各区域を含む分析管の拡大縦断面図である。
りヘッドの斜視図である。
・リボンの拡大斜視図である。
偏光材料を設けた図5と同様な端面図である。
図である。
る。
ァイバー・リボンの光受入れ端部の端面図である。
と同様な端面図である。
るコヒーレントな光伝送パターンの平面図である。
る。
伝送パターンの平面図である。
ァイバー・リボンの拡大斜視図である。
Claims (33)
- 【請求項1】 a)複数の光ファイバー・リボンを備
え、 b)これ等の各光ファイバー・リボンに、互いに対向す
る端部を持つ所定数の光ファイバーを設け、前記光ファ
イバー・リボン内の前記各光ファイバーの一端部を光受
入れ端部とし、前記光ファイバー・リボン内の前記各光
ファイバーの反対側端部を光伝送端部とし、 c)前記複数の光ファイバー・リボンを、円筒形通路を
形成するように横方向軸線のまわりに半径方向方向に配
置し、前記光ファイバー・リボンの前記光受入れ端部を
前記横方向軸線から実質的に等距離にし、前記円筒形通
路を、化学反応を受ける検体を含む液体を入れる管を受
入れる寸法にすることにより、前記化学反応により放出
される化学ルミネセンス光が、前記光ファイバー・リボ
ンの前記光受入れ端部を経て対応する前記各光伝送端部
に進むことができるようにし、 d)前記光ファイバー・リボンの半径方向配置と、前記
横方向軸線から実質的に等距離の前記光受入れ端部部分
の位置とを保持する保持手段を設けて成る、化学ルミネ
センス光を収集し、伝送する収集伝送装置。 - 【請求項2】 前記光ファイバー・リボンの半径方向配
置を保持する前記手段が、取付けコアを備え、この取付
けコア内に前記光ファイバー・リボンを支えた請求項1
の収集伝送装置。 - 【請求項3】 前記取付けコアに、前記横方向軸線から
半径方向に延びる複数のみぞ穴を設け、これ等の各みぞ
穴が、前記各光ファイバー・リボンに対応することによ
り、前記各光ファイバー・リボンを、前記みぞ穴の各別
の1つ内に収容するようにした請求項2の収集伝送装
置。 - 【請求項4】 前記取付けコアに、前記横方向軸線のま
わりに配置した複数の区分を設け、これ等の各区分を、
半径方向に間隔を置くことにより、この半径方向の間隔
が、前記光ファイバー・リボンを収容するようにした請
求項2の収集伝送装置。 - 【請求項5】 前記区分を、円柱の扇形部分として形成
した請求項4の収集伝送装置。 - 【請求項6】 前記区分用の実質的に耐光性のハウジン
グを備え、このハウジングに、前記円筒形通路に整合す
る1個の穴を形成して、前記管を前記円筒形通路内に配
置するために、前記ハウジング内に収容することができ
るようにした請求項4の収集伝送装置。 - 【請求項7】 前記区分用の実質的に耐光性のハウジン
グを備え、このハウジングに、前記円筒形通路に整合す
る穴を形成して、前記管を、前記円筒形通路内に配置し
ている間に前記ハウジング内に又このハウジングから外
へ延長するために収容することができるようにした請求
項4の収集伝送装置。 - 【請求項8】 前記光ファイバー・リボンの前記光伝送
端部をケーブルの形で収集する収集手段を備えることに
より、前記光伝送端部を前記ケーブルの端部として構成
した請求項1の収集伝送装置。 - 【請求項9】 前記光ファイバー・リボンの前記光伝送
端部を相互に分離した請求項1の収集伝送装置。 - 【請求項10】 前記光ファイバー・リボンを経て伝送
される化学ルミネセンス光を電子信号に変換するよう
に、前記光ファイバー・リボンの光伝送端部と協動可能
な光子計数器を備えた請求項1の収集伝送装置。 - 【請求項11】 前記円筒形通路内に配置した管内の空
気液体境界面を感知するように、前記光子計数器と協動
可能な気泡検出器を備えた請求項10の収集伝送装置。 - 【請求項12】 前記光ファイバー・リボンの前記光受
入れ端部を所定の横断面形状を持つバンドの形にした請
求項1の収集伝送装置。 - 【請求項13】 前記バンドの横断面形状を長方形に
し、前記光受入れ端部を長方形にした請求項12の収集
伝送装置。 - 【請求項14】 a)光を受入れる一方の自由端部と、
光を伝送する反対側端部とをそれぞれ持つ複数の光ファ
イバー・リボンを備え、 b)前記各光受入れ端部を、実質的に円筒形の径路の周
辺に位置させることにより、前記各光受入れ端部が前記
実質的に円筒形の径路の軌跡を形成するようにし、 c)前記光受入れ端部が、化学反応を受ける検体を含む
液体を入れる管を囲むのに適するように、前記実質的に
円筒形の径路の周辺における前記光ファイバー・リボン
の前記光受入れ端部の整合を維持する維持手段を備える
ことにより、前記化学反応により放出される化学ルミネ
センス光が、前記光ファイバー・リボンの前記各光受入
れ端部を経て前記各光伝送端部に進むようにして成る、
化学ルミネセンス光を収集し伝送する収集伝送装置。 - 【請求項15】 前記光受入れ端部の整合状態体を維持
する前記維持手段に、前記光受入れ端部を位置決めする
位置決め手段を持つコアを設けた請求項14の収集伝送
装置。 - 【請求項16】 前記円筒形通路に横方向軸線を設け、
前記位置決め手段に、前記横方向軸線から半径方向に延
び、それぞれ前記各光ファイバー・リボンの光受入れ端
部部分の1つを保持するみぞ穴を形成する複数の位置決
め区分を設けた請求項15の収集伝送装置。 - 【請求項17】 前記位置決め区分を、前記横方向軸線
のまわりに配置し、相互に半形方向に間隔を置くことに
より、この半径方向の間隔が前記光ファイバー・リボン
を収容するようにした請求項16の収集伝送装置。 - 【請求項18】 前記位置決め区分を、円柱の形体とし
て形成した請求項17の収集伝送装置。 - 【請求項19】 前記光受入れ端部部分を、前記円筒形
径路のまわりに均等に配分した請求項14の収集伝送装
置。 - 【請求項20】 前記光受入れ端部部分を、前記円筒形
径路の周辺のまわりに不均等に配分した請求項14の収
集伝送装置。 - 【請求項21】 前記円筒形通路に発生する光を受入れ
るように、前記コアに鏡を取付けることにより、前記鏡
が前記円筒形通路に発生する光を、この円筒形通路に反
射し、この円筒形通路において前記光受入れ端部により
取り上げるようにした請求項15の収集伝送装置。 - 【請求項22】 前記円筒形通路内に前記管を配置した
ときに、この管を収容するように前記円筒形通路に整合
する互いに対向する穴を持つ実質的に耐光性のハウジン
グ内に、前記コアを取付けた請求項16の収集伝送装
置。 - 【請求項23】 前記光ファイバー・リボンの光伝送端
部を、ケーブルの形に収集する手段を備えた請求項14
の収集伝送装置。 - 【請求項24】 前記位置決め区分の少なくとも1つ
を、前記円筒形通路に半径方向に接近するように、前記
コアから除去可能にした請求項16の収集伝送装置。 - 【請求項25】 前記位置決め区分のうちの1つの区分
の一部を、前記円筒形通路に半径方向に接近するよう
に、前記コアから除去可能にした請求項16の収集伝送
装置。 - 【請求項26】 a)互いに対向する端部を持つ複数の
光ファイバー・リボンを、横方向軸線のまわりに半径方
向に配置することにより、前記各光ファイバー・リボン
の一端部分を、前記横方向軸線から実質的に等距離にし
てこの横方向軸線のまわりに円筒形通路を形成する段階
と、 b)前記各光ファイバー・リボンの前記一端部分に整合
する前記円筒形通路の囲い内に検体を含む流体試料を位
置させる段階と、 c)前記流体試料から前記円筒形通路内に生じる光を、
前記光ファイバー・リボンの光受入れ端部部分としての
前記一端部分を経て収集する段階と、 d)前記光ファイバー・リボンの前記光受入れ端部から
前記光ファイバー・リボンの反対側端部に、そして選定
したデータへの変換のために受入れ場所に光を伝送する
段階と、を包含する、科学ルミネセンス光を収集し伝送
する収集伝送方法。 - 【請求項27】 分析試料内の検体を定量化するように
選択的に前記分析試料を照明しこの試料からの光を収集
する照明収集方法において、 a)互いに対向する端部を持つ複数の光ファイバー・リ
ボンを、横方向軸線のまわりに半径方向に配置すること
により、前記各光ファイバー・リボンの一端部分を、前
記横方向軸線から実質的に等距離にして前記横方向軸線
のまわりに円筒形通路を形成する段階と、 b)前記各光ファイバー・リボンの前記一端部分に整合
する前記円筒形通路の囲い内に検体を含む流体試料を位
置させる段階と、 c)前記光ファイバー・リボンのうちの少なくとも1つ
の光ファイバー・リボンの反対側端部から前記円筒形通
路に入力光ビームを送って前記検体を通過させる段階
と、 d)前記入力光ビームからの光が前記検体を通過した後
に前記円筒形通路内の前記入力光ビームから光を収集
し、この光収集を、前記光ファイバー・リボンのうちの
少なくとも別の光ファイバー・リボンの一端部で行う段
階と、 e)この収集した光を他の光ファイバー・リボンの反対
側端部に、かつ選定したデータへの変換のために受入れ
場所に伝送する段階と、を包含する照明収集方法。 - 【請求項28】 前記入力光ビームが、前記円筒形通路
でけい光を生ずる励起ビームである請求項27の照明収
集方法。 - 【請求項29】 前記入力光ビームが、前記円筒形通路
で多角度光散乱を生ずる入射ビームである請求項27の
照明収集方法。 - 【請求項30】 前記入力光ビームが、所定の光強さを
持ち、前記入力光ビームの一部を、前記円筒形通路内に
存在する検体の量に従ってこの検体により吸収する請求
項27の照明収集方法。 - 【請求項31】 前記入力光ビームが、前記円筒形通路
で第1の偏光ビームを生じ、前記円筒形通路からの第2
の偏光を、この第2の偏光が前記検体を通過した後、収
集する励起ビームである請求項27の照明収集方法。 - 【請求項32】 a)前記光ファイバー・リボンを光フ
ァイバーで構成する段階と、 b)前記光ファイバー・リボン内の前記光ファイバーの
一端部を整合した構成に配置しする段階と、 c)前記光ファイバー・リボン内の前記各光ファイバー
の反対側端部を、ケーブル内にコヒーレントな配置にす
ることにより、前記ケーブルがコヒーレントな端部を持
つようにする段階とを包含する請求項27の照明収集方
法。 - 【請求項33】 前記ケーブルの前記コヒーレントな端
部にマスクを配置して、このケーブルの照明部分及び光
収集部分を形成する請求項32の照明収集方法。
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