JPH03146852A - オンライン監視装置 - Google Patents

オンライン監視装置

Info

Publication number
JPH03146852A
JPH03146852A JP28549889A JP28549889A JPH03146852A JP H03146852 A JPH03146852 A JP H03146852A JP 28549889 A JP28549889 A JP 28549889A JP 28549889 A JP28549889 A JP 28549889A JP H03146852 A JPH03146852 A JP H03146852A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
light
optical fiber
flow cell
flow
line
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP28549889A
Other languages
English (en)
Inventor
Yukio Oikawa
幸夫 老川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shimadzu Corp
Original Assignee
Shimadzu Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Shimadzu Corp filed Critical Shimadzu Corp
Priority to JP28549889A priority Critical patent/JPH03146852A/ja
Publication of JPH03146852A publication Critical patent/JPH03146852A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Investigating Or Analysing Materials By Optical Means (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は油化学工業や発酵工業などの製造設備にお′い
て、ラインを流れる成分を監視するオンライン監視装置
に関するものである。
(従来の技術) 油化学工業などの製造設備では、ラインを流れる溶液に
は複数の成分が含まれている。ラインを流れる溶液の成
分をオンラインで監視するために、ラインに1個のフロ
ーセルを形成し、そのフローセルに測定光を透過させて
吸光度を求めている。
複数の成分を監視するために、フローセルの入射側にフ
ィルタ切換え機構を設け、フィルタを切り換えてフロー
セルに入射する測定光の波長を切り換えることにより複
数の成分を検出する装置がある。
(発明が解決しようとする課題) 1つのフローセルに入射する測定光の波長をフィルタの
切換えにより切り換える装置では、複雑なフィルタ切換
え機構が必要になり、監視装置としては大型化し、コス
ト高になる。
また、油化学工業などの製造設備には複数のラインが存
在し、製造設備の効率化を図るためには複数のラインを
監視する必要がある。従来の監視装置で複数のラインを
監視しようとすればラインの数だけ監視装置が必要とな
る。
そこで、本発明は従来のような複雑なフィルタ切換え機
構を不要にし、また、複数のラインについても王台の装
置で監視することのできるオンライン監視装置を提供す
ることを目的とするものである。
(課題を解決するための手段) 本発明では、1つのラインを複数の流路に分流して各流
路にフローセルを形成し、各フローセルの光通過部に互
いに波長特性の異なるフィルタを配設し、1個の光源か
らの光を切り換えて、又は並列に前記フローセルに照射
する光照射部を設け、各波長での吸光度を検出して複数
成分を監視する。
(作用) 1つのラインについて考えると、1つのラインが複数の
流路に分流し、それぞれのフローセルには互いに異なる
波長特性のフィルタを通して異なる波長の測定光が入射
する。それぞれのフローセルを透過した測定光による吸
光度を測定すると、3− 各フローセルについて異なる成分を監視することができ
る。
2以上のラインを近くに配置し、各ラインを複数の流路
に分流してそれぞれにフローセルを設け、各フローセル
には監視しようとする成分に対応した波長の光を通すフ
ィルタを設け、各フローセルの透過光の吸光度を測定す
れば、2以上のラインについてそれぞれ複数の成分を監
視することができる。
(実施例) 第1図から第4図は一実施例を表わす。第1図は一部を
切り欠いて示す正面図、第2図はその左側面断面図、第
3図は光ファイバが移動する部分を示す正面図、第4図
は1個のフローセルを示す正面図である。
図では1つのラインについてのフローセルが示されてい
る。第1図に示されるように、化学製造設備の工つのラ
イン2が複数の流路のパイプ4−l〜4−nに分流され
ている。ライン2は化学製造設備の本管自体であっても
よく、又は本管から−4〜 分岐された監視用のパイプであってもよい。各パイプ4
−1〜4−nは遮光された測定ボックス8内に固定され
たフローセル6−1〜6−nにそれぞれ接続されている
。フローセル6−1〜6−nとパイプ4−1〜4−nの
間は、第4図に示されるようにジヨイント管12のガラ
ステーパの摺り合わせlOにより接続されている。各フ
ローセル6−1〜6−nはその出口側においてもジヨイ
ント管12を介してそれぞれの流路のパイプ14−1〜
14−nに接続され、それらのパイプ14−1〜14−
nは1つのラインに合流している。
16は光源部であり、光源部16には近赤外光を放出す
る光源18が設けられており、光源18の光をフローセ
ル6−1〜6−nに導くために光ファイバ20が設けら
れている。光源■8としては例えばタングステンランプ
などを用いる。光源部16で光源18からの光を光ファ
イバ20の基端部に導くためにレンズ22が設けられて
いる。
光ファイバ20の先端部がフローセル6−1〜6−nの
前方を横切ることができるように、光ファイバ20がベ
ルト24に固定されている。ベルト24は第3図に示さ
れるようにロール26と28の間にかけられており、ロ
ール26がモータで駐動されることによりベルト24が
往復移動する。
光ファイバ20の先端部を水平方向に走査可能に案内す
るために、ガイド30が設けられており、光ファイバ2
0はそのガイド30の溝内を水平方向に案内される。ガ
イド30の溝からフローセル6−1〜6−nに外部光が
入射するのを防ぐために、第4図に示されるように、ガ
イド30の溝内には例えばモールのような遮光部材が設
けられている。
各フローセル6−1〜6−nの入射側には互いに波長特
性の異なるフィルタ32−1〜32−nが配設されてい
る。フローセル6−1〜6−nを透過した光を検出する
ために、各フローセルの出射側にはそれぞれスリット3
6−1〜36−nを介して検出器34−1〜34−nが
配設されている。検出器としては例えば光電子増倍管や
ホトトランジスタなどを用い、常時検出を行なう。
フローセル6−1〜6− nは液の流れを円滑にするた
めに入射光の直径よりも大きく設定されており、かつ、
入射光のうちフローセルの特定部分(例えば中央部分)
の透過光のみを検出するように、フローセル6−1〜6
−nにはその特定部分以外を遮光するマスク38が設け
られている。光ファイバ20は複数の繊維を束にして樹
脂などで被覆したものであり、その光ファイバ束2oの
直径を1mm程度とすると、マスク38で被われていな
い部分、すなわち光19の透過部分の幅も1mm程度と
しておく。光ファイバ2oの先端がら放出される測定光
が広がるのを防ぐために、光ファイバ20の先端に収束
レンズを設けておいてもよい。光ファイバ20としては
測定光に近赤外光を用いる場合には石英ファイバが好ま
しい。
本実施例の動作について説明する。
光源部16からの測定光は光ファイバ2oによって導か
れ、光ファイバ2oの先端からフローセル6−1〜6−
n方向に放射される。光ファイバ20の先端はモータに
よってベルト24を移動させることにより、第3図で左
端から右端に向かって移動する。このとき、検出器34
−1〜34−nは入射光を常時検出しているので、光フ
ァイバ20の先端から照射された測定光がフローセル6
−1〜6−nを横切るときに横切られたフローセルの検
出器が透過光を検出する。各検出器34−l〜34−n
の検出信号はデータ処理装置(図示略)に導かれ、検出
器出力の信号のピーク検出が行なわれて吸光度が求めら
れる。
光ファイバ20の先端が第3図で右端まで到達すると、
モータの回転を逆転させて光ファイバ20を左端まで戻
し、再び右端方向に向かって光ファイバ20を移動させ
ながらフローセル6−1〜G−nの透過光を検出してい
く。
フローセル20の入射側に設けられるフィルタ32−1
〜32−nの波長特性によって異なる成分をモニタする
ことができる。例えば、2268nmの近赤外光を透過
させるフィルタを用いると。
アルコール濃度(%)を求めることができる。2092
nmの近赤外光を透過させるフィルタを用7− いると、オイルのレシチン濃度(%)を求めることがで
きる。また例えば、2068nmの近赤外光を透過させ
るフィルタを用いると、界面活性剤のOHV (水酸基
値)濃度(%〉を求めることができる6巻成分の濃度を
求めるには、透過光を検出し、重回帰式(l波長式)を
用いる。
実施例では各フローセル6−1〜6−nごとに検出器3
4−1〜34−nを設けているが、検出器を1個のみ用
い、光ファイバ20の移動と同期してその検出器も移動
するようにしてもよい。その場合には検出器が1個です
み、構成が簡単になる。
実施例は1つのラインについて示しているが、2以上の
ライン(本管自体又は本管から分岐したライン)を設け
、それぞれのラインを複数の流路に分流して各流路にフ
ローセルを設け、1つの光源部からの光を2以上のライ
ンの複数のフローセルに照射するようにすれば、2以上
のラインについて1台の監視装置でそれぞれの複数の成
分を監視することができるようになる。
8一 実施例のように光源部16からの光を切り換えてフロー
セル6−1〜6−nに照射するために光ファイバ20を
移動させる機構は簡単であり、小型化することができる
光源部16からの光を切り換えてフローセル6−1〜6
−nに照射するために、第5図に示されるように、回転
鏡40を用い、光源部16からの光を回転[40により
複数のフローセル6−1〜6−nに照射するようにして
もよい。この場合も。
前記の実施例と同様にフローセル6−1〜6−nの入射
側には互いに波長特性の異なるフィルタ32−1〜32
−nを設け、フローセル6−1〜6−nの透過光を検出
するためにスリット36−1〜36−nを介してそれぞ
れの検出器34−1〜34−nを設けている。回転@4
0を用いると、光ファイバ20をモータで移動させるよ
りも高速に測定光を切り換えることができる。
光源部16からの光をフローセル6−1〜6−nに入射
させるのに、光路を切り換えるのに代えて、同時に並列
に入射させるようにすることもできる。第6図は光源部
16からの光を光ファイバ42で導き、光ファイバ42
をフローセル6−1〜6−nの数に分岐させ、分岐した
光ファイバ42−工〜42−nの先端をフローセル6−
1〜6−nごとに固定したものである。この場合、複数
の検出器34−工〜34−nに同時に透過光が入射する
ので、データ処理部においてはマルチプレクサなどを用
いて検出器34−l〜34−nからの出力信号を切り換
えて順次取り込むようにする。
第7図は光源部16からの光17を同時に並列にフロー
セル6−1〜6−nに入射させる他の例を表わしたもの
である。光エフの光路に半透鏡44−1〜44−nを設
け、光17をフローセル6−1−6− nごとの光17
−1〜17−nに分割し、春光17−1〜17−nを並
列に同時に各フローセル6−1〜6−nに透過させる。
測定光を同時に並列にフローセルに入射させる方式では
測定光を切り換える方式よりも高速に測定することがで
きる。
(発明の効果) 】1− 本発明では1つのラインを複数に分流させた各流路にフ
ローセルを設け、それらのフローセルには1つの光源か
らの光を互いに波長特性の異なるフィルタを通して入射
させるようにしたので、各フローセルごとに異なる成分
を監視することができるようになり、製造設備における
効率のよい成分分析を行なうことができるようになる。
また、本発明の監視装置は構成が簡単であり、従来のよ
うにフィルタを機械的に切り換える方式に比べて安価に
実現することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は一実施例をその一部を切り欠いて示す正面図、
第2図は第1図の左側面断面図、第3図は光ファイバが
移動する部分を示す正面図、第4図は1個のフローセル
を示す正面図である。第5図、第6図及び第7図はそれ
ぞれ他の実施例を示す概略構成図である。 2・・・・・ライン、4−1〜4−n・・・・・・分岐
された流路のパイプ、6−1〜6− n・・ ・フロー
セル、16・・・ 光源部、18・・・・光源、20・
・・・・・光ファイバ、24・・・・・・ベルト、32
−1〜32−n・・・・・フィルタ、34−]、〜34
−n・・・・・検出器、40・・・・・回転鏡、42.
42−4〜42−n・・・・・・光ファイバ、44−1
〜44−n・・・・・半透鏡。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)1つのラインを複数の流路に分流して各流路にフ
    ローセルを形成し、各フローセルの光通過部に互いに波
    長特性の異なるフィルタを配設し、1個の光源からの光
    を切り換えて前記フローセルに照射する光照射部を設け
    、各波長での吸光度を検出して複数成分を監視するオン
    ライン監視装置。
  2. (2)1つのラインを複数の流路に分流して各流路にフ
    ローセルを形成し、各フローセルの光通過部に互いに波
    長特性の異なるフィルタを配設し、1個の光源からの光
    を並列に前記フローセルに照射する光照射部を設け、各
    波長での吸光度を検出して複数成分を監視するオンライ
    ン監視装置。
JP28549889A 1989-10-31 1989-10-31 オンライン監視装置 Pending JPH03146852A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP28549889A JPH03146852A (ja) 1989-10-31 1989-10-31 オンライン監視装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP28549889A JPH03146852A (ja) 1989-10-31 1989-10-31 オンライン監視装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH03146852A true JPH03146852A (ja) 1991-06-21

Family

ID=17692303

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP28549889A Pending JPH03146852A (ja) 1989-10-31 1989-10-31 オンライン監視装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH03146852A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH1090187A (ja) * 1996-08-14 1998-04-10 Bayer Corp 化学ルミネセンス光を収集し伝送する収集伝送装置及び収集伝送方法
CN102818775A (zh) * 2012-08-08 2012-12-12 赵晓明 一种染液浓度原位在线监测方法
JP2016164534A (ja) * 2015-03-06 2016-09-08 三菱重工業株式会社 溶液の吸光分析器及び溶液の成分分析器
JP2019506610A (ja) * 2016-02-23 2019-03-07 ジーイー・ヘルスケア・バイオサイエンス・アクチボラグ 少なくとも1つの溶液中の物質の吸光度を測定する方法及び測定装置

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH1090187A (ja) * 1996-08-14 1998-04-10 Bayer Corp 化学ルミネセンス光を収集し伝送する収集伝送装置及び収集伝送方法
CN102818775A (zh) * 2012-08-08 2012-12-12 赵晓明 一种染液浓度原位在线监测方法
JP2016164534A (ja) * 2015-03-06 2016-09-08 三菱重工業株式会社 溶液の吸光分析器及び溶液の成分分析器
JP2019506610A (ja) * 2016-02-23 2019-03-07 ジーイー・ヘルスケア・バイオサイエンス・アクチボラグ 少なくとも1つの溶液中の物質の吸光度を測定する方法及び測定装置
US11499913B2 (en) 2016-02-23 2022-11-15 Cytiva Sweden Ab Method and device for measuring absorbance of a substance in solution with multiple light rays

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3268462B2 (ja) 光案内方法およびその装置
JP4791625B2 (ja) 分光光度・比濁検出ユニット
US4829186A (en) Methods and apparatus for measuring the light absorbance of a fluid medium
US5408326A (en) Dual-wavelength absorption detector adapted for continuous-flow detection
DE69835142T2 (de) VORRICHTUNG zur Bestimmung VON STÖRENDEN SUBSTANZEN im PLASMA
KR100861604B1 (ko) 가변 각도 설계를 이용하는 광학 검사 방법 및 장치
NL1000738C2 (nl) Infraroodspectrometer.
JPH03146852A (ja) オンライン監視装置
JPH06341953A (ja) 繊維帯の中で搬送される材料の量を測定するための方法並びに装置
MXPA98000206A (en) Identification of recirculable carpet materials using an infrared man spectrometer
JPH0426420B2 (ja)
US3609048A (en) Self cleaning sample cell for radiant energy analyzers
WO2021097910A1 (zh) 一种液体中微小颗粒的检测装置和方法
US4591268A (en) Accumulative absorption-dispersion spectrophotometer
EP1327136A1 (en) On-line system for measuring properties of a product
JP4414223B2 (ja) プロセスラインの導管部分を通る物質のオンラインの光学的分析
Brown et al. Interfacing a fiber-optic probe to a diode array UV-visible spectrophotometer for drug dissolution tests
KR20200105597A (ko) 광 커플러를 이용한 수질 오염 측정 시스템
JPH03154850A (ja) 検体検査装置
JPH05281130A (ja) 異物検査装置
CN112014319B (zh) 一种动态检测光照对物质紫外吸光度影响的检测仪
JPS6375537A (ja) 自動化学分析装置
CN114813644A (zh) 基于背散射光谱技术在线检测牛奶脂肪浓度的方法及系统
SU1716403A1 (ru) Многолучевой фотометр
JP2009128252A (ja) 端面検査方法および端面検査装置