JPH1090106A - 漏洩探査装置 - Google Patents

漏洩探査装置

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JPH1090106A
JPH1090106A JP24802396A JP24802396A JPH1090106A JP H1090106 A JPH1090106 A JP H1090106A JP 24802396 A JP24802396 A JP 24802396A JP 24802396 A JP24802396 A JP 24802396A JP H1090106 A JPH1090106 A JP H1090106A
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JP
Japan
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recording
sound
leak
circuit
leakage
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JP24802396A
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English (en)
Inventor
Koji Kitatsume
宏治 北爪
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Palmer Environmental Ltd
Fuji Tecom Inc
Original Assignee
Palmer Environmental Ltd
Fuji Tecom Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】圧送管路の適宜箇所において漏洩音を検出・記
録し、演算部に記録データを伝送して漏洩の有無を判別
でき、取扱いも簡便な漏洩探査装置を提供する。 【解決手段】データ収集機能を有する漏洩音記録装置
と、データ収集機能及び解析機能を有する漏洩音記録兼
相関演算装置に、ラジオ放送などの放送電波受信回路を
設置し、各測定地点で漏洩音検出器より入力される漏洩
音検出信号とともに放送受信信号を記録する。記録終了
後、両装置の記録データを照合し、放送受信信号を基準
として記録時間差を補正した上で、相関演算を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、水道管やガス管な
どの流体を送通させる圧送管路における流体の漏洩箇所
の探査を行う装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の流体圧送管の漏洩探査方法を説明
する。図6は、いわゆる聴音式漏洩探査法を示してお
り、これは水道管などの埋設された圧送管の漏洩点で発
生し、減衰しながら土中を伝播して地表面まで達した漏
洩音を地上に設置された加速度センサーなどの検出器で
検出し、これをフィルター機能を有する増幅器で作業者
が聴き取れる程度の音量に増幅し、漏洩音の大きさやそ
の変化により漏洩の有無及びその位置を作業者が判別す
る方法である。
【0003】この方法によれば、漏洩音を地上で検出す
るため、自動車の走行音や歩行者の会話など種々の騒音
が混入し易く、漏洩音の判別は騒音レベルに大きく左右
される。そのため、騒音の少ない深夜に探査作業を行っ
たり、騒音の中から漏洩音を聞き分ける訓練を行ったり
する必要があった。
【0004】また、このような作業者の技能に頼ること
なく、客観的な探査結果が得られるように、図7に示さ
れた探査系で漏洩探査が行われている。これは埋設され
た圧送管路の適宜二箇所に漏洩音検出器51,51を配
設し、検出された漏洩音信号を増幅器52,52により
増幅した後に有線又は無線により地上に設置した相関器
53にそれぞれ送信し、相関器63において送信された
両検出信号の相関係数を算出することにより漏洩の有無
及びその位置を特定する方法である。
【0005】すなわち、図において、漏洩点で発生した
漏洩音は左右の圧送管路を同速度で伝播する。ある瞬間
の漏洩音がA点に到達したとき、これと反対方向に伝播
した漏洩音は漏洩点からA点までの距離Lと同距離離れ
たC点に到達する。さらに、C点より距離N離れたB点
には、漏洩音がA点に到達した時刻より漏洩音が距離N
を伝播するに要する時間遅れて到達することになる。従
って、上記二つの漏洩音検出器で漏洩音が検出されるま
での時間の差が得られれば、漏洩点からA点までの距離
Lは次式により求められる。 L=(D−N)/2=〔D−(V×Td)〕/2 式中、Vは管路を伝播する漏洩音の速度、Tdは伝播時
間差(遅れ時間)、Dは測定点間の管路長である。
【0006】この方法によれば、騒音による影響が前述
の聴音式探査方法よりも少なく、また、漏洩音の聞き分
けが不要なため、作業者の技能に依らずに信頼性の高い
探査結果を得ることができ、一般に広く利用されるに至
っている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、有線による伝
送は、信号のケーブルロスや道路や建物の状況などのケ
ーブルを敷設する上での物理的制約から伝送距離が制限
され、測定地点間(A−B間)の距離もあまり長くでき
ないという問題がある。また、無線による伝送は、測定
地点が街中や工場近辺などの場合に混信や電波不良を引
き起こして正確な探査を行えないことがあり、さらに、
法上定められている機器の発信出力では、測定地点間が
長距離の場合に電波の送受が不能となり、有線と同様に
伝送距離が制限されるという問題がある。
【0008】本発明は従来技術の有するこのような問題
点に鑑み、圧送管路上の二箇所の測定地点において検出
される漏洩音を有線又は無線によらずに相関係数演算部
にそれぞれ伝送して漏洩の有無及びその位置の特定を行
え、而も構造及び取扱の簡易な漏洩探査装置を提供する
ことを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
流体圧送管路における流体の漏洩を探査する本発明の装
置は、漏洩音を検出する二つの漏洩音検出器と、同期回
路を具備し、検出信号を記録する漏洩音記録装置と、同
期回路を具備し、検出信号を記録するとともに相関係数
を算出する漏洩音記録兼相関演算装置とより構成されて
いる。上記構成によれば、測定地点において漏洩音検出
器で検出された漏洩音データを各記録装置で記録し、そ
の後、漏洩音記録装置単体の記録データを相関演算装置
側に転送し、当該装置で演算を行う漏洩の有無などを出
力表示する。従って、検出信号を送信するための信号ケ
ーブルや無線回路が不要となり、両装置の記録データは
相互に同期がとれているため、高精度で漏洩の有無及び
位置の特定が可能となる。
【0010】同期回路としては、スイッチやタイマーな
どを組み合わせて用いた適宜な構成を採用することがで
きるが、例えば上記両装置を互いに合体し、分離し得る
ように形成し、装置を分離した時から所定時間経過した
後に漏洩音の記録を開始するように設けることができ
る。
【0011】また、同期回路とともに両装置に、ラジオ
放送などの放送電波受信回路を設け、漏洩音検出信号と
放送受信信号とを同時に記録するようにしてもよい。こ
れにより、二箇所の漏洩音記録データの時間差が高精度
で求められ、探査精度が向上する。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づいて本発明の好
適な実施例を説明する。図1は本例の漏洩探査装置によ
り圧送管路4における流体の漏洩を探査する測定系を示
しており、本例の装置は漏洩音検出器1,1と、漏洩音
信号を記録し、その解析及び出力表示機能を有する漏洩
音記録兼相関演算装置(以下、「親機」という)2と、
漏洩音信号を記録する機能を有し親機2に着脱自在に形
成された漏洩音記録装置(以下、「子機」という)3と
により構成されている。
【0013】漏洩音検出器1,1は加速度センサなどか
らなり、圧送管路を伝播する漏洩音圧を検出できるよう
に、管路の付属装置4a,4aに据え付けられるように
なっている。
【0014】親機2は、図2〜図4に示したように、筐
体前面に表示ディスプレイ5と操作キー6を配置し、後
面に子機3を装着一体化できるように係止凹部7を設
け、側面に漏洩音検出器1の接続口(図示せず)を設け
てあり、図3に示した如く、増幅・フィルタ回路8、A
D変換回路9、極性比較回路10、中央処理制御回路1
1、記録回路12、同期回路13、FM放送受信回路1
4、外部送受信回路15などの各回路を内蔵して構成さ
れている。
【0015】表示ディスプレイ5は、液晶やプラズマな
どの適宜な表示方式により、図4に示したように、操作
モードや相関係数演算結果などを文字や数値、表グラフ
などで出力表示できるようになっている。
【0016】操作キー6は、図4に示したように、表示
ディスプレイ5の一側部に電源オン/オフスイッチなど
の操作のためのファンクションキーを、他側部に数値入
力用の数字キーをそれぞれ配置して設けてある。
【0017】増幅・フィルタ回路8は、漏洩音検出器1
から入力された漏洩音検出信号の増幅と不要信号成分の
除去作用をなし、操作キー6により、増幅レベル(レン
ジ)と周波数帯域を適宜に切替え、設定できるようにな
っている。
【0018】AD変換回路9は増幅・フィルタ回路8に
より適正な入力レベルに増幅された検出信号をデジタル
信号に変換し、極性比較回路10は検出信号の極性の判
別を行い、それぞれ中央制御回路11に出力する。
【0019】中央処理制御回路11は、操作キー6より
入力される種々の測定条件、例えば測定レンジや音圧デ
ータの記録時間、サンプリング時間、測定モードなどに
基づき各回路を動作制御し、AD変換回路9より出力さ
れた検出信号を極性比較回路10より出力された極性デ
ータと共に音圧データとして記録回路12に記録し、記
録された音圧データを相関関数を算出して処理及び解析
し、その結果を表示ディスプレイ5やプリンタ(図示せ
ず)などに出力表示し、或いは記録回路12や外部記録
装置(図示せず)などに記録保存させるようになってい
る。
【0020】記録回路12は、操作キー6より入力され
る設定データや検出された音圧データ、或いは後述の放
送受信信号などを記録するRAMと、漏洩音の解析に必
要な相関関数演算パラメータなどが記録されたROMに
より構成されている。
【0021】同期回路13は、音圧データの記録の開始
を制御する回路であり、同回路から記録開始信号が出力
されてから音圧データが記録されるように構成されてい
る。本例では、親機2に装着された子機3を親機2から
分離した瞬間から所定時間(5分間)経過した時に記録
開始信号を出力して音圧データの記録を開始せしめ、記
録開始から所定時間(1分間)経過後に記録が終了する
ように設定されている。これらの時間は操作キー6によ
り適宜変更し、設定できるようになっている。
【0022】FM放送受信回路14は、FM放送受信部
14a,音声出力部14b,レベル調整部14c及びA
D変換部14dの各部よりなり、受信した放送信号をデ
ジタル信号に変換し、出力するように形成されている。
同回路でデジタル信号に変換された放送受信信号は、中
央処理制御回路11に出力され、音圧データと共に記録
回路12に同時に記録されるようになっている。FM放
送のチューニングやレベル調整は操作キー6により適宜
に行われる。
【0023】外部送受信回路15は、子機3やその他の
機器との間でデータの送受信を行うための回路であり、
本例では赤外線により非接触で送受信できるようになっ
ている。
【0024】子機3は、図1及び図2に示したように、
親機2の係止凹部7内に嵌入可能な箱型をなし、側面に
漏洩音検出器1の接続口(図示せず)を設けてあり、親
機2の係止凹部7内に嵌入し、装着した状態で、当該位
置に係止固定されて親機2と一体に持ち運べ、且つ親機
2と電気的に接続して両機間でデータの送受信が可能と
なり、親機2と分離した状態では、親機2と電気的に切
断し、圧送管路4上のの任意測定位置まで単独で持ち運
べ、当該位置で音圧データの記録ができるように構成さ
れている。
【0025】子機3は、図5に示したように、親機2と
同様の、増幅・フィルタ回路8、AD変換回路9、極性
比較回路10、同期回路13、FM放送受信回路14及
び外部送受信回路15の各回路と、これら回路を制御す
る中央処理制御回路16及び記録回路17などの回路を
内蔵しており、漏洩音検出器1より入力されAD変換回
路9によりデジタル信号に変換された音圧データと、F
M放送受信回路14で受信しデジタル信号に変換された
放送受信信号を記録回路17に同時に記録でき、また、
親機2で音圧データを処理及び解析するため、記録した
データを外部受信回路15を介して親機2に転送できる
ようになっている。
【0026】なお、本例では、音圧データの記録時間や
サンプリング時間、測定モード、受信するFM放送の周
波数などのデータ記録のための諸設定その他の情報は、
操作キー6を操作して親機2から子機3に送信・入力さ
れ、親機2と同測定条件に自動設定されるようになって
いるが、子機3に操作キーを設け、操作キーから諸情報
を入力し、設定するようにしてもよい。
【0027】また、音圧データの記録の開始は、子機3
も親機2と同様、同期回路13に制御され、同回路から
の記録開始信号が出力されてから音圧データが記録され
るようになっている。すなわち、親機2及び子機3の同
期回路13,13は同一の設定によって互いに同期をと
って同一の動作をなすように設けられており、これによ
り、離間した測定地点に設置された親機2と子機3が、
それぞれ同一の時刻より同一の時間だけデータの記録を
行うように構成してある。従って、本例では子機3にお
いても、親機2と同様、子機3を親機2から分離した瞬
間から所定時間(5分間)経過した時に記録開始信号を
出力して音圧データの記録を開始せしめ、記録開始から
所定時間(1分間)経過後に記録を終了するように設定
されている。
【0028】次に、本例の漏洩探査装置の使用方法及び
作用を図1に示した埋設水道管の漏水の探査に適用した
場合について説明する。
【0029】先ず、子機3が親機2の係止凹部7内に装
着され両機が合体した状態で、測定モードや記録時間、
サンプリング時間などのデータ記録のための諸設定その
他の情報を操作キー6より入力し、設定する。入力され
たデータは、外部送受信回路15,15を介して子機3
にも設定される。
【0030】データ設定後、両機を分離し、同図に示さ
れているように、水道管路4に沿った離間した適宜二箇
所の測定地点にそれぞれ移動・設置し、両測定地点にお
いて漏洩音検出器1,1を、水道管路を伝播する漏水音
を検出できるように水道管4の付属装置4a,4a、例
えば消火栓やバルブ、メータなどに据え付け、これを親
機2又は子機3と接続する。
【0031】親機2及び子機3においては、子機3を親
機2から分離した後、5分経過後に両機の同期回路13
より記録開始信号が略同時に出力され、これにより、漏
洩音検出器1の検出信号を音圧データとして1分間それ
ぞれ記録する。また、音圧データと共にFM放送の受信
信号も同時に記録する。なお、操作開始後、表示ディス
プレイ5には、各操作モードや「記録中」、「記録完
了」などの各計測モードが順次出力表示される。
【0032】記録終了後それぞれの測定地点から両機を
取り外し、再び子機3を親機2に合体し、子機3で記録
された音圧データ及び放送受信信号を親機2に転送す
る。
【0033】親機2では、同機で記録した音圧データと
子機3で記録された音圧データとで、それぞれの測定地
点で漏洩音が到達した時間の差を計測し、相互相関演算
を行なって水道管4の漏水の有無及び漏水位置の特定を
行う。この際、両機で記録された音圧データは、各同期
回路13,13によって同期がとられて記録されたもの
であり、それぞれ記録開始から漏洩音の検出までのデー
タサンプル数を求めることにより、伝播時間差を容易且
つ正確に計測することができる。
【0034】また、音圧データの記録が両機で同時に開
始されていることを確認するため、或いは記録開始に若
干の時間差があった場合にこれを修正し、精密な時間差
を得るため、音圧データと共に記録された放送受信信号
の記録時間差を比較して、両機のデータ記録時間誤差を
求め、この時間誤差がなくなるように音圧データのサン
プルポイントをずらすことにより、記録された音圧デー
タの同期を正確にとることができる。具体的には、例え
ば10 m/secのサンプル間隔で漏洩音の記録を行い、測
定開始のタイミングが1ポイント分ずれていた場合、1
ポイントの記録ずれは音速(約340m/s)に換算す
ると、±約3.4mの漏洩点の位置ずれを来すこととな
る。この記録ずれを、どの位置においても同時に受信可
能な放送受信信号を基準とし、記録データのずれがなく
なるよう補正処理することにより、正確な漏洩点が得ら
れることとなる。
【0035】例えば、親機2で特定の大きさの放送受信
信号が、記録開始から90ポイント目に記録され、子機
3で同信号が91ポイント目で記録されているとき、両
機には1ポイントの記録開始時間差が有ることとなり、
これを基準に双方の記録データを照合し、時間差を補正
した上で相関演算を行えば精度の高い探査結果を得るこ
とができる。なお、放送受信信号の比較は、表示ディス
プレイ5上に両機で記録した放送受信信号の波形をカー
ソルと共に同時に出力表示し、カーソルを移動して時間
差を求めるなど適宜な方法により行うことができる。
【0036】そして、このようにして得られた探査結果
は、図4に示したように、漏洩音データの解析波形とと
もに、漏洩位置や伝播時間差を表示ディスプレイ5など
に出力表示し、或いは必要に応じ記録回路12などに記
録保存し、探査が終了する。
【0037】なお、本例において、同期回路を親機と子
機を分離した時を基準としてデータ記録の同期をとるよ
うに構成したが、同期スイッチやタイマーなどを用い組
み合わせた他の適宜の構成を採用することができる。同
期回路により記録データの同期が正確にとれれば音圧デ
ータと共に放送受信信号を記録する必要はないが、精密
な測定結果を得るためは、微差な記録開始時間の差を放
送受信信号により求め、これを演算に反映させることが
好ましい。
【0038】また、FM放送受信回路は、AMなどのラ
ジオ放送の他、テレビ放送などの他の放送電波の受信回
路で代用することができる。さらに、時刻の基準となる
信号であれば放送電波の代わりに電話の時報や情報の案
内などの信号音を用いることができる。電話の時報など
を利用する態様としては、例えば親機と子機に携帯電話
を着脱自在に設ける態様などがある。
【0039】
【発明の効果】本発明の漏洩探査装置によれば、圧送管
路上の二箇所の測定地点において漏洩音を一端記録し、
その後、記録されたデータにより演算が行われ、而も記
録データの同期は同期回路及び放送受信信号により精密
にとることができるので、漏洩音検出と同時にデータを
転送するための信号ケーブルや無線回路は不要であり、
測定地点間の距離を大きくとれ、而も混信や電波不良な
どが生じないため街中や工場近辺など場所を選ばず測定
することができ、また、測定地点への据え付けなど、装
置の取扱いも簡易であり、装置構造も簡単化され、生産
コストを小さくすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の漏洩探査装置により圧送管路における
流体の漏洩を探査する方法を示す説明図である。
【図2】本発明の漏洩探査装置の漏洩音記録装置及び漏
洩音記録兼相関演算装置の外観斜視図である。
【図3】漏洩音記録兼相関演算装置の回路構成図であ
る。
【図4】漏洩音記録兼相関演算装置の正面図であり、
(A)は漏洩音検出信号の記録を完了した状態、(B)
は相関係数を算出し、相関波形を表示した状態を示す図
である。
【図5】漏洩音記録装置の回路構成図である。
【図6】従来の漏洩探査方法の一例を示す図である。
【図7】従来の圧送管の漏洩探査方法の他例を示す図で
ある。
【符号の説明】
1 漏洩音検出器 2 漏洩音記録兼相関演算装置(親機) 3 漏洩音記録装置(子機) 4 圧送管路 5 表示ディスプレイ 6 操作キー 7 係止凹部 11 中央処理制御回路 12 記録回路 13 同期回路 14 FM放送受信回路

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 漏洩音を検出する二つの漏洩音検出器
    と、同期回路を具備し、検出信号を記録する漏洩音記録
    装置と、同期回路を具備し、検出信号を記録するととも
    に相関係数を算出する漏洩音記録兼相関演算装置とより
    構成される漏洩探査装置。
  2. 【請求項2】 漏洩音記録装置及び漏洩音記録兼相関演
    算装置は、ラジオ放送などの放送電波受信回路を具備す
    ることを特徴とする請求項1に記載の漏洩探査装置。
JP24802396A 1996-09-19 1996-09-19 漏洩探査装置 Pending JPH1090106A (ja)

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