JPH108988A - バルブタイミング可変装置を備えた4サイクルエンジン - Google Patents

バルブタイミング可変装置を備えた4サイクルエンジン

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JPH108988A
JPH108988A JP17997696A JP17997696A JPH108988A JP H108988 A JPH108988 A JP H108988A JP 17997696 A JP17997696 A JP 17997696A JP 17997696 A JP17997696 A JP 17997696A JP H108988 A JPH108988 A JP H108988A
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 バルブタイミング可変装置(VVT)を備え
た4サイクル機関を、吸気側と排気側のバルブタイミン
グの何れか一方を独立制御を可能とし、吸気側と排気側
のカム軸心間隔を短くし、シリンダヘッドや燃焼室をコ
ンパクトにした装置を提供する。 【解決手段】 吸気側と排気側のカム軸11,12を設
け、一方のカム軸12のプライマリースプロケット14
に、クランク軸からのタイミングチェーン13を掛け渡
し、同カム軸のセカンダリースプロケット15と他方の
カム軸のカムスプロケット16aとに別の伝動チェーン
17を掛け渡し、油圧コントロール用のソレノイドバル
ブ21を介してオイルハウジング本体26に与える油圧
によりカムスプロケットと吸気側カム軸の位相角度を変
えるVVT8を、同カム軸に対して設置すると共に、同
カム軸に装着したオイルハウジング本体を、一方のカム
軸12のプライマリースプロケットよりもカム軸方向外
側に配置する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、DOHC型式のバ
ルブシステムを有する4サイクルエンジンに関し、特
に、吸気側と排気側の何れか一方のバルブ駆動用カム軸
に対してバルブタイミング可変装置(VVT)が設置さ
れている4サイクルエンジンに関する。
【0002】
【従来の技術】DOHC型式のバルブシステムを有する
4サイクルエンジン、すなわち、クランク軸の回転によ
りタイミングチェーンを介して駆動されるバルブ駆動用
のカム軸が、シリンダヘッドの上方で吸気側と排気側に
それぞれ設けられている4サイクルエンジンでは、エン
ジンの運転状態に応じて吸・排気バルブの開閉タイミン
グを変化させるために、油圧コントロール用のソレノイ
ドバルブを介して与えられる油圧の変化によりカムスプ
ロケットとカム軸の位相角度を変えるようなバルブタイ
ミング可変装置(VVT)を、一方のバルブ駆動用カム
軸の端部付近に対して設置するということが行われてい
る。
【0003】そのようなバルブタイミング可変装置を備
えた4サイクルエンジンにおいて、両カム軸の軸心間隔
を短くして、シリンダヘッドおよび燃焼室をコンパクト
に構成するために、クランク軸からのタイミングチェー
ンを一方のカム軸のプライマリースプロケットに掛け渡
し、該カム軸のプライマリースプロケットよりも内側に
設けられたセカンダリースプロケットと他方のカム軸の
カムスプロケットとに渡って別の伝動チェーンを掛け渡
すと共に、一方のカム軸のプライマリースプロケットの
カム軸方向外側にバルブタイミング可変装置の可変作動
部を装着するということが従来から考えられている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記のよう
にプライマリースプロケットの外側にバルブタイミング
可変装置の可変作動部を装着すると共に、セカンダリー
スプロケットにより他方のカム軸を伝動させるようにし
た従来の4サイクルエンジンについては、プライマリー
スプロケットよりもセカンダリースプロケット(および
他方のカム軸のカムスプロケット)を小径なものとする
ことによって、両カム軸の軸心間隔を短くすることがで
きるため、シリンダヘッドおよび燃焼室をコンパクトに
構成することが可能となる。
【0005】しかしながら、タイミングチェーンが掛け
渡されるプライマリースプロケットに対してバルブタイ
ミング可変装置の可変作動部が装着されるため、該プラ
イマリースプロケットに対する当該カム軸の位相を変え
ると、それに連れて回動するセカンダリースプロケット
を介して、他方のカム軸の位相も同様に変えられてしま
うため、吸気側と排気側のバルブタイミングを独立して
何れか一方のみを制御するということができないという
問題がある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記のような
課題を解決するために、上記の請求項1に記載したよう
に、吸気側と排気側にバルブ駆動用のカム軸がそれぞれ
設けられ、一方のカム軸に固定されたプライマリースプ
ロケットに、クランク軸からのタイミングチェーンが掛
け渡され、該一方のカム軸に固定されたセカンダリース
プロケットと他方のカム軸に装着されたカムスプロケッ
トとに渡って、別の伝動チェーンが掛け渡されているよ
うな4サイクルエンジンにおいて、油圧コントロール用
のソレノイドバルブを介してオイルハウジング本体に与
える油圧の変化によりカムスプロケットとカム軸の位相
角度を変えるバルブタイミング可変装置が、該他方のカ
ム軸に対して設置されていると共に、該他方のカム軸に
装着されているオイルハウジング本体が、該一方のカム
軸のプライマリースプロケットよりもカム軸方向外側に
配置されていることを特徴とするものである。
【0007】また、上記の請求項1に記載されたバルブ
タイミング可変装置を備えた4サイクルエンジンにおい
て、上記の請求項2に記載したように、オイルハウジン
グ本体を装着したカム軸が、該オイルハウジング本体を
貫通してカム軸方向外側に突出した該カム軸の端部で軸
支されていることを特徴とするものである。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明のバルブタイミング
可変装置を備えた4サイクルエンジンの実施形態につい
て、図面に基づいて説明する。
【0009】図1は、本発明の一実施形態に係るV型多
気筒のツインカム4サイクルエンジンを、エンジン本体
の周辺に配置されるオルタネーターその他の付属品やプ
ーリー等を除いた状態で、V型に分かれた2列の気筒列
のうちの一方について、クランク軸線方向の一端外側
(以下、この側を前側として説明する)から見たもので
ある。
【0010】このエンジン本体1では、図示していない
が、シリンダブロックのV型に分かれた各上端部にそれ
ぞれシリンダヘッドが連結され、各シリンダヘッドの上
方がシリンダヘッドカバー2でそれぞれ覆われており、
シリンダブロックとその下部に連結されるクランクベア
リングによってクランク軸4が軸支され、シリンダブロ
ックの下端にオイルパン5が連結されている。
【0011】また、各シリンダヘッドとシリンダブロッ
クに渡って、図1に示すように、各シリンダヘッドやシ
リンダブロックとは別体の一つの部品としてV型に一体
成形されたチェーンカバー6が、タイミングチェーンや
テンショナー(何れも図示せず)などが配置されたエン
ジン本体1の前面を覆うように設けられていると共に、
上方がシリンダヘッドカバー2によって覆われ前方がチ
ェーンカバー6によって覆われた各シリンダヘッドの前
側上端部付近に、チェーンカバー6の外側に配管された
オイル移送管7が接続されるように、バルブタイミング
可変装置8が設置されている。
【0012】図2および図3は、そのようなエンジン本
体1における一方のシリンダヘッドの前側上端部付近の
内部構造を示すもので、図2は、図1のA−A線に沿っ
た一部断面上面図であり、図3は、図1のB−B線に沿
った断面側面図である。
【0013】エンジン本体のシリンダヘッド上端には、
図2に示すように、吸気バルブを駆動するための吸気側
カム軸11と、排気バルブを駆動するための排気側カム
軸12とが、クランク軸の軸線方向と平行で互いに間隔
をおいて設置されており、それぞれのカム軸11,12
の前端部分11a,12aは、何れもシリンダヘッド3
の前端ジャーナル軸受部3aから外側(前側)に突出さ
れている。
【0014】排気側カム軸の前端部分12aには、クラ
ンク軸4からのタイミングチェーン13が掛け渡される
プライマリースプロケット14と、吸気側カム軸11の
カムスプロケット16aからの伝動チェーン17が掛け
渡されるセカンダリースプロケット15とが、大径のプ
ライマリースプロケット14が前側(カム軸方向外側)
に位置し、小径のセカンダリースプロケット15が後側
(カム軸方向内側)に位置して、何れも排気側カム軸1
2と一体的に回動するように、ボルト18と連結ピン1
9によって一体的に固定されている。
【0015】また、吸気側カム軸の前端部分11aに
は、スプロケットハウジング16が、排気側カム軸12
のプライマリースプロケット14を跨ぐように、吸気側
カム軸の前端部分11aの大径部に対して回動可能な摺
接状態で嵌挿されていて、該スプロケットハウジング1
6の後端に、伝動チェーン17を介して排気側カム軸1
2のセカンダリースプロケット15と連動されるカムス
プロケット16aが一体的に形成されている。
【0016】そのような吸気側カム軸の前端部分11a
に対して、カムスプロケット16aと吸気側カム軸11
との位相を変えることによりエンジンの運転状態に応じ
て吸気バルブの開閉タイミングを変化させるためのバル
ブタイミング可変装置(VVT)8が、上記のスプロケ
ットハウジング16を構成部材の一つとして、シリンダ
ヘッド3の前方を覆うチェーンカバー6を貫通するよう
に設置されている。
【0017】バルブタイミング可変装置8は、吸気側カ
ム軸の前端部分11aに設置される可変作動部と、可変
作動部を外側から覆うためのカバー部材を兼ねてチェー
ンカバー6にボルト33で固定されるオイル供給部とか
らなるもので、オイル供給部の本体20に対してオイル
移送管7が接続されており、該オイル移送管7によりバ
ルブタイミング可変装置8に供給された作動オイルは、
オイル供給部の油圧コントロール用ソレノイドバルブ2
1の制御により、吸気側カム軸の前端部分11aに形成
された2つのオイル通路23,24の何れかによって可
変作動部に送られる。
【0018】バルブタイミング可変装置8の可変作動部
は、3個の部材をボルト27で結合することにより形成
されるオイルハウジング本体26と、ボルト27による
共締めでオイルハウジング本体26の後側に一体的に固
着されるスプロケットハウジング16と、オイルハウジ
ング本体26によって覆われ、且つ、ネジ部材28を介
して吸気側カム軸の前端部分11aに一体的に固定され
る内側ローター29とによって構成されている。
【0019】スプロケットハウジング16の前部に固着
されるオイルハウジング本体26は、スプロケットハウ
ジング16が排気側カム軸12のプライマリースプロケ
ット14を跨ぐように配置されていることから、該プラ
イマリースプロケット14よりも前側(カム軸方向外
側)に配置されている。
【0020】内側ローター29とオイルハウジング本体
26の関係については、詳細には図示していないが、オ
イルハウジング本体26の内部でカム軸11の軸心を中
心として放射状に配置されている複数の油室30に、内
側ローター29の各羽根がそれぞれ仕切板として収納さ
れていて、各油室30内の羽根により仕切られた一方の
側に、吸気側カム軸の前端部分11aに形成された一方
のオイル通路23が、内側ローター29の基部に設けら
れたオイル通路を介して連通され、他方の側に他方のオ
イル通路24が連通されている、ベーンタイプの可変作
動部として従来から知られた構造のものである。
【0021】そのようなベーンタイプの可変作動部によ
れば、一方のオイル通路23からの作動オイルにより、
各油室30の仕切された一方の側に油圧が働くことで、
内側ローター29が、その羽根を介して、オイルハウジ
ング本体26に対して一方向に回動され、他方のオイル
通路24からの作動オイルにより他方の側に油圧が働く
ことで、内側ローター29が逆方向に回動され、それに
よって、オイルハウジング本体26に固着されたカムス
プロケット16aと、内側ローター29が固定されたカ
ム軸11との位相角度が変えられる。
【0022】上記のような可変作動部のオイルハウジン
グ本体26に油圧を与えるためのオイル供給部について
は、図4(A)(B)(C)に示すように、その本体2
0に対して油圧コントロール用のソレノイドバルブ21
やオイルフィルター22が一体的に組付けられているも
ので、可変作動部を覆うカバー部材を兼ねる本体20に
は、吸気側カム軸11の端部(前端部分11aの前端
部)を軸支するための軸受部20aがその内側中央に凹
設され、該軸受部20aからは、オイル供給部と吸気側
カム軸の前端部分11aの間から漏れた作動オイルをエ
ンジン本体の下方に戻すためのオイル戻し通路20bが
形成されていると共に、本体20の円周外縁部20cに
は、チェーンカバー6への取付けのための複数のボルト
孔20dが形成されている。
【0023】これに対して、オイル供給部の本体20が
取り付けられるチェーンカバー6には、図5(A)
(B)に示すように、その上端に半円アーチ状の部分が
一体的に成形されることにより、バルブタイミング可変
装置8の可変作動部が通過可能な径の円形窓32が中央
に開口されたリング状の取付部分6aが一体的に形成さ
れていて、該リング状の取付部分6aの前面が、取り付
けられるオイル供給部の本体20に対する合面となって
いる。
【0024】このようなチェーンカバー6へのオイル供
給部本体20の取り付けについては、まず、オイル供給
部本体20の軸受部20aを、チェーンカバー6の円形
窓32から外側に突出した吸気側カム軸の前端部分11
aの前端部に嵌合させてから、チェーンカバー6のリン
グ状取付部分6aの前面にオイル供給部本体20の円周
外縁部20cの後面を合わせて、前方からボルト孔20
dを通してボルト33で両者を固着するものである。
【0025】その際、オイル供給部本体20の各ボルト
孔20dを若干大きめのものとしておくことにより、各
部品の精度が高くなくても、吸気側カム軸11に対する
軸受部20aの位置合わせを確実に行い、且つ、オイル
供給部本体20をチェーンカバー6のリング状取付部分
6aに対して確実に取り付けることができる。
【0026】上記のようにバルブタイミング可変装置8
が設置されている本実施形態の4サイクルエンジンによ
れば、バルブタイミング可変装置8によってカムスプロ
ケット16aに対する吸気側カム軸11の位相を変えて
も、排気側カム軸12には全く影響を与えないため、一
方(吸気側)のバルブタイミングのみを独立して制御す
ることができる。
【0027】また、オイルハウジング本体26が大径の
プライマリースプロケット14よりもカム軸方向外側
(前側)に配置されているため、セカンダリースプロケ
ット15(および他方のカム軸11のカムスプロケット
16a)を小径なものとして両カム軸11,12の軸心
間隔を短くしても、オイルハウジング本体26とプライ
マリースプロケット14とが互いに干渉するようなこと
がなく、両カム軸11,12の軸心間隔をできるだけ短
くすることができて、シリンダヘッド3を幅の狭いコン
パクトなものとすることができ、燃焼室をコンパクトに
構成することができる。
【0028】さらに、重量のあるオイルハウジング本体
26を装着した吸気側のカム軸前端部分11aが、該オ
イルハウジング本体26よりも前側(カム軸方向外側)
に突出した該前端部分11aの前端部で、オイル供給部
本体20の軸受部20aによって軸支されていることに
より、カム軸11の回転時においてその前端部分11a
にかかる負担が軽減されるため、カム軸11の前端部分
11aをより細く形成することが可能となり、それによ
って、両カム軸11,12の軸心間隔を更に短くするこ
とができて、シリンダヘッドや燃焼室を更にコンパクト
に構成することができる。
【0029】以上、本発明のバルブタイミング可変装置
を備えた4サイクルエンジンの一実施形態について説明
したが、本発明は、例えば、その用途はV型エンジンに
限られるものではなく、また、排気側のカム軸12に対
してバルブタイミング可変装置8を設置することによ
り、吸気側のバルブタイミングのみを独立して制御する
ように構成して実施することも可能である等、上記の実
施形態に示したような具体的な構造にのみ限定されるも
のでないことはいうまでもない。
【0030】
【発明の効果】以上説明したような本発明のバルブタイ
ミング可変装置を備えた4サイクルエンジンによれば、
吸気側と排気側のバルブタイミングの何れか一方のみを
独立して制御することができると共に、吸気側カム軸と
排気側カム軸の軸心間隔をできるだけ短くすることによ
り、シリンダヘッドや燃焼室をコンパクトに構成するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のバルブタイミング可変装置を備えた4
サイクルエンジンの一実施形態に係るV型多気筒エンジ
ンのエンジン本体を部分的に示す正面図。
【図2】図1に示したエンジン本体のA−A線に沿った
一部断面上面図。
【図3】図1に示したエンジン本体のB−B線に沿った
断面側面図。
【図4】図1に示したエンジン本体に設置されているバ
ルブタイミング可変装置のオイル供給部を示す(A)正
面図,(B)A図のC−C線に沿った断面側面図,およ
び(C)A図のD−D線に沿った断面側面図。
【図5】図1に示したエンジン本体のチェーンカーバー
におけるバルブタイミング可変装置のオイル供給部を取
り付けるための取付部分を示す(A)正面図,および
(B)A図のE−E線に沿った断面側面図。
【符号の説明】
1 4サイクルエンジン(エンジン本体) 4 クランク軸 8 バルブタイミング可変装置 11 カム軸(吸気側) 12 カム軸(排気側) 13 タイミングチェーン 14 プライマリースプロケット(排気側) 15 セカンダリースプロケット(排気側) 16a カムスプロケット(吸気側) 17 伝動チェーン 21 ソレノイドバルブ 26 オイルハウジング本体

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 吸気側と排気側にバルブ駆動用のカム軸
    がそれぞれ設けられ、一方のカム軸に固定されたプライ
    マリースプロケットに、クランク軸からのタイミングチ
    ェーンが掛け渡され、該一方のカム軸に固定されたセカ
    ンダリースプロケットと他方のカム軸に装着されたカム
    スプロケットとに渡って、別の伝動チェーンが掛け渡さ
    れているような4サイクルエンジンにおいて、油圧コン
    トロール用のソレノイドバルブを介してオイルハウジン
    グ本体に与える油圧の変化によりカムスプロケットとカ
    ム軸の位相角度を変えるバルブタイミング可変装置が、
    該他方のカム軸に対して設置されていると共に、該他方
    のカム軸に装着されているオイルハウジング本体が、該
    一方のカム軸のプライマリースプロケットよりもカム軸
    方向外側に配置されていることを特徴とするバルブタイ
    ミング可変装置を備えた4サイクルエンジン。
  2. 【請求項2】 オイルハウジング本体を装着したカム軸
    が、該オイルハウジング本体を貫通してカム軸方向外側
    に突出した該カム軸の端部で軸支されていることを特徴
    とする請求項1に記載のバルブタイミング可変装置を備
    えた4サイクルエンジン。
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