JPH1089848A - 熱処理炉 - Google Patents

熱処理炉

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JPH1089848A
JPH1089848A JP24055296A JP24055296A JPH1089848A JP H1089848 A JPH1089848 A JP H1089848A JP 24055296 A JP24055296 A JP 24055296A JP 24055296 A JP24055296 A JP 24055296A JP H1089848 A JPH1089848 A JP H1089848A
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JP
Japan
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furnace
weight
box
work
detector
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JP24055296A
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English (en)
Inventor
Tatsuya Osaki
達也 大崎
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Murata Manufacturing Co Ltd
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Murata Manufacturing Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 匣や炉芯管の熱膨張による変動に影響され
ず、かつ、匣が炉詰まりなどを生じた位置を特定するこ
とができる熱処理炉を提供する。 【解決手段】 炉本体と、中空状であり略垂直に設置さ
れる炉芯管と、炉芯管の周囲に設けられた加熱手段と、
炉芯管の内部を略垂直方向に沿って、複数の匣を通過さ
せる搬送手段と、炉芯管内の複数の匣の重量変化を検出
する重量検知手段とを有することを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、熱処理炉に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、熱処理炉の中の1つに縦型炉
がある。図7、図8は、従来の縦型炉の概略説明図であ
る。縦型炉20は、炉本体(図示せず)の内部空間に脱
脂ゾーン21aと焼成ゾーン21bからなる連続する2
つのゾーンを有する。炉本体の内部空間には、中空状で
ある炉芯管22が略垂直に設置され、この炉芯管22の
周囲に、脱脂用または焼成用のヒータ(図示せず)が設
けられている。そして、搬送手段(図示せず)を用い
て、炉芯管22の内部空間に複数の匣24aを順次通過
させるという方法で、匣24aに収納されている被処理
物を焼成する。
【0003】このような、縦型炉においては、図8に示
すように、炉芯管22の継ぎ目にズレがある場合や、匣
24aの寸法のバラツキや、匣24aの変形がある場合
には、匣24aに傾きが生じて、炉詰まりの原因となっ
ていた。匣24aの傾きを検知するために、縦型炉20
の上部に、異常な位置にある匣24bを検出する検知手
段として透過型センサ26を用いていた。この透過型セ
ンサ26は、匣を1個下降させるごとに光軸26cを投
光し、光軸26cが投光側26aから受光側26bに透
過するか、光軸26cが匣に遮られるかによって匣の炉
詰まりを検知していた。このとき、匣が正常に積み重ね
られ、最上部の匣が正常に下降した場合には、投光側2
6aから受光側26bへ光軸26cが透過するように
し、匣が炉詰まりしていない状態を検出していた。一
方、図8に示す匣24bのように正常に下降しなかった
場合には、光軸26cが異常な位置にある匣24bによ
って遮られるようにし、匣の炉詰まりを検出していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
縦型炉は次のような問題点があった。 1.縦型炉の温度の影響により、匣や炉芯管の熱膨張が
あるため、あらかじめその変動を見越して検出器の検出
位置を設定する必要があった。
【0005】従って、検出器の検出位置を高く設定する
と、匣が詰まった影響で上部の匣の位置が異常をきたし
たとしても、異常な位置にある匣が検出範囲に入らない
ので、炉詰まりを検出できなかった。逆に、検出範囲を
低く設定すると、実際には匣が詰まっていなくても、正
常な位置にある匣が検知範囲に入ってしまうので誤って
検出し、縦型炉の運転を停止させるすることになり、設
備の稼働率を下げる要因となっていた。
【0006】2.従来の検出器は、縦型炉の上部でしか
検出することができなかった。
【0007】従って、匣の炉詰まりの発生は検出できる
ものの、炉芯管の中のどの位置で起こった炉詰まりなの
かが検出できなかった。
【0008】本発明は、匣の熱膨張による変動に影響さ
れず、かつ、匣が炉詰まりなどを生じた位置を特定する
ことができる熱処理炉を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記のような
目的に鑑みてなされたものである。本発明の熱処理炉
は、炉本体と、中空状であり略垂直に炉本体内に設置さ
れる炉芯管と、前記炉心管の周囲に設けられた加熱手段
と、前記炉芯管の内部を略垂直方向に沿って、複数の匣
を通過させる搬送手段と、前記炉芯管内の前記複数の匣
の重量変化を検出する重量検知手段とを有することを特
徴とする。
【0010】また、本発明の熱処理炉においては、前記
重量検知手段は、前記炉芯管内に積み重ねられた前記複
数の匣の重量を測定する検出器と、前記複数の匣の重量
変化を演算する演算器とからなることが好ましい。
【0011】また、本発明の熱処理炉においては、前記
演算器は、前記複数の匣の重量変化から、前記複数の匣
の一部が前記炉芯管内で炉詰まりの状態を起こしている
ことを検出することができる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て説明する。本発明の熱処理炉は、炉本体と、中空状で
あり略垂直に炉本体内に設置される炉芯管と、炉芯管の
周囲に設けられた加熱手段と、炉芯管の内部を略垂直方
向に沿って、複数の匣を通過させる搬送手段と、複数の
匣の炉心管内での重量変化を検出する重量検知手段を備
えている。
【0013】このような構成を有することによって、匣
や炉芯管の熱膨張による変動に影響されず、かつ、匣が
炉詰まりなどの挙動変化を生じた位置を特定することが
可能となる。
【0014】すなわち、重量検知手段における検出基準
を匣の重量としているので、例えば、熱処理炉内の温度
が上昇して、匣の熱膨張により、匣の高さに変化があっ
たとしても、匣の重量には影響されない。よって、重量
検知手段が匣の重量変化を検出するのは、例えば、匣が
炉詰まりを起こしたり、匣が炉芯管と接触したりという
ような匣の挙動変化によるときである。従って、匣の重
量変化を検知することによって、炉芯管内部における匣
の挙動変化を知ることができる。
【0015】ここで、上記の挙動変化と重量変化の関係
についてさらに説明すると、匣が炉詰まりを起こした場
合には、それまで積み重ねられた複数の匣(以下、匣群
とする)の総重量を検出していた重量検知手段が、炉詰
まりを起こした匣よりも下方にある匣の重量を検出する
ことになり、重量変化を検知することになる。
【0016】また、匣が炉芯管内のどの位置で炉詰まり
を起こしているかによって、検出器が検出する匣群の重
量が変化するため、検出基準を匣群の重量にすることに
よって、炉詰まりの有無だけでなく、炉詰まりの位置を
正確に検出することが可能となる。
【0017】また、匣が炉芯管と接触した場合には、そ
れまで積み重ねられた複数の匣の総重量を検出していた
重量検知手段が、匣と炉芯管との接触によって一時的に
異なる重量を検出することになり、匣と炉芯管との接触
の有無を検知することになる。
【0018】また、本発明に用いられる加熱手段は、脱
脂ゾーン用と焼成ゾーン用との2種類に分けられ、上記
炉芯管近傍に配置される。形状などは特に限定はしない
が、炉芯管を取り囲むように配置されることが好まし
い。
【0019】また、本発明に用いられる重量検知手段
は、上記のような機能を有しているようなものであれ
ば、その他については特に限定されるものではない。具
体的な構成としては、例えば、炉芯管内に積み重ねられ
た匣群の重量を測定する検出器と、匣群の匣の挙動変化
による重量変化を演算する演算器とからなるものであ
る。
【0020】また、演算器は、検出器から得た匣群の重
量情報と、匣群の搬送手段から得た移動情報とから所定
の基準によって演算するものである。さらに、このよう
な構成に加え、演算器から出力された結果出力をもと
に、例えば、炉詰まりなどがあれば、警報を出力する警
報器を有するものであってもよい。
【0021】また、演算器によって行われる炉詰まりの
検出は、匣群の重量変化として時間微分値によってなさ
れることが好ましい。そうすれば、重量の異なる被処理
物の入った匣や、被処理物のはいっていない空匣が、匣
群の中に混在し、各匣の重量が一定でないとしても、誤
って検出することなく炉詰まりを検出することが可能と
なる。
【0022】また、検出器を含む重量検知手段は、炉本
体上部にある匣投入部以外の箇所に取り付けられるほう
がよい。そうすれば、匣投入装置との干渉を防止し、匣
投入部の構成を簡素なものにすることが可能となる。
【0023】また、検出器は、その匣群の重量を検出す
るという役割から、匣群の重量を最も正確に測定できる
位置に配置することが望ましい。
【0024】当該箇所としては、炉芯管の下部が挙げら
れるが、匣群の重量を正確に測定できるのであれば、特
に、検出器の設置箇所を限定するものではない。
【0025】
【実施例】本発明の熱処理炉の一実施例である縦型炉に
ついて説明する。図1は本実施例の縦型炉の概略説明
図、図2、図3は本実施例の支持機構及び検出器の概略
斜視図、図4は匣の段数(縦軸)と検出器が検出する重
量(横軸)との関係を示す図、図5、図6は検出器が検
出する重量および重量変化の微分値(縦軸)と匣を1段
下降させる時間(横軸)との関係を示す図である。な
お、ここに引用する図は、いずれも略図であり、実際の
縦型炉の形状、炉芯管の形状及び匣の数などは、この限
りではない。
【0026】本発明の熱処理炉1は次のような構成から
なっている。すなわち、垂直に設けられた炉芯管2と、
炉芯管2の周囲に設けられた加熱手段であるヒータ3
a、3bと、複数の匣4aを積み重ねて匣群4とし、そ
の匣群4を炉芯管2の内部の長手方向に沿って通過させ
る搬送手段5と、匣群4の重量を検出し、その情報を出
力する重量検知手段6と、匣取り出し手段9とからな
る。
【0027】さらに詳述すると、匣群4の搬送手段5
は、匣の支持台5a1と支柱5a2とからなる支持機構5
aと、その支持機構5aを上下に移動させる駆動機構5
bとからなる。支持機構5aは、支持台5a1上に積み
重ねられた匣群4を下方から支持し、かつ、駆動機構5
bからの上下運動を匣群4に伝達し、実際に匣群4を搬
送するためのものである。また、駆動機構5bは、匣3
の搬送を制御するものであり、モーターを動力とし、そ
の動力をリニアガイドで伝達することにより、支持機構
5aを駆動させるものである。
【0028】また、重量検知手段6は、匣群4の重量を
検出する検出器6aと、検出器6aからの情報を演算す
る演算器6bとからなる。検出器6aは、図2または図
3にあるように、支持機構5aに組み込まれており、匣
群の重量を直接測定できるようになっている。検出器6
aの最大測定重量としては、最大で、縦型炉に投入され
た匣の匣投入部8aから匣取り出し部8bまでの総重
量、すなわち、 (匣1個の重量+匣内の被処理物1個の重量)×匣の総
数であり、最小で、空匣の投入を考慮して、 (匣1個の重量)である。従って、検出器6aに使用可
能な機器は、上記の最大測定重量を秤量可能であり、上
記の最小測定重量以下の分解能を持つ重量秤や圧力セン
サであり、ロードセル等の荷重トランスジューサまたは
同等機能を有するものが用いられる。なお、図3のよう
に、検出器6aを複数個用いる場合には、最大測定重量
及び最小測定重量は、それぞれ、(1/個数)倍とな
る。
【0029】また、演算器6bは、検出器6aが測定し
た匣の重量をもとに、炉詰まりが起こっているかどうか
を演算により判断するために、検出器6aと接続されて
いる。さらに、匣群の移動情報も演算に必要なことか
ら、駆動機構5bとも接続し、下降信号を取り入れるよ
うにするとともに、必要であれば、炉詰まりが起こった
とき駆動機構5bに駆動停止命令を発信することも可能
である。また、演算器6bには、異なる重量の匣や被処
理物にも対応する必要があるため、炉詰まり検出のため
の判別値をパラメータとして設定することができるもの
を使用する。さらに、脱脂による匣群の重量変化は検出
せずに、炉詰まりのような急激な重量変化のみを検出す
るために、時間微分機能を付けておくことが必要とな
る。なお、演算により得られた結果を警報器7に出力す
るため、警報器7とも接続されている。
【0030】また、匣取り出し手段9は、匣群保持爪9
a1と、匣群保持爪9a1をスライドさせる保持爪駆動機
構9a2と、匣4aを匣取り出し部8bから取り出すた
めのプッシャー9b1と、プッシャー9b1をスライドさ
せるプッシャー駆動機構9b2とからなる。匣群保持爪
9a1は、匣取り出し部8bから取り出す匣4aのすぐ
上の匣すなわち下から2番目の匣から上の匣群4を支持
するためのもので、支持する匣の下方にスライドし、匣
群4を支持する。また、プッシャー9b1は、一番下に
ある匣を横方向から押し出すことにより取り出す。
【0031】次に、具体的な検出及び演算方法について
説明する。まず、検出時間は、匣を1段分下降させてい
る間である。このとき検知器6aには匣群の全重量がか
かっており、匣4aの炉詰まりが起こればその重量変化
を検出する。なお、1段分下降した時点でいったん検出
を打ち切り、一番下の匣を取り出した後、搬送手段を1
段分上昇させ、検知器6aに匣群4の全重量がかかって
から検出を再開するという手順で匣群4の検出を行う。
【0032】本実施例の縦型炉1は、図1に示すよう
に、脱脂ゾーン11aと焼成ゾーン11bとから構成さ
れている。このとき、図1のように、匣投入部8aから
投入される被処理物の重量(W)は脱脂ゾーン11aを
通過中に、被処理物の中に混入されているバインダー重
量(Wb)分が徐々にΔWb分ずつ軽くなり、脱脂ゾー
ン11a中では被処理物の重量はW−ΔWbとなる(た
だし、ΔWbは脱脂ゾーンで被処理物中のバインダーが
一様に飛散すると仮定して、1匣分下降するごとの平均
バインダー変化量とする)。そして、脱脂ゾーン11a
をでるときには、被処理物中のバインダーは脱脂されて
いるので、被処理物の重量はW−Wbとなる(なお、W
bはWの数%程度)。次に、焼成ゾーン11bを通過す
る被処理物の重量(W−Wb)は一定のまま匣取りだし
部8bに到達する。また、匣1個の重量(Ws)はそれ
ぞれのゾーンで重量変化しないものとする。
【0033】ここで、匣が正常に搬送されている場合、
検出器6aの出力は、脱脂ゾーン内の総重量+焼成ゾー
ン内の総重量 =(Ws+W−ΔWb)×N1(脱脂ゾーンの匣段数)
+(Ws+W−Wb)×N2(焼成ゾーンの匣段数) となる。
【0034】一方、図4に示すように、匣が上からN段
目のところで炉詰まりを起こした場合、検出器6aの出
力は、 1.脱脂ゾーンで炉詰まりを起こした場合(0<N<N
1) (Ws+W−Wb+ΔWb)×(N1−N)+{Ws+
(W−Wb)}×N2 2.焼成ゾーンで炉詰まりを起こした場合(N1≦N<
N1+N2) {Ws+(W−Wb)}×(N1+N2−N) となり、炉詰まりを起こしていない場合との差は、 1.脱脂ゾーンで炉詰まりを起こした場合(0<N<N
1) {Ws+(W−Wb+ΔWb)}×N 2.焼成ゾーンで炉詰まりを起こした場合(N1≦N<
N1+N2) {Ws+(W−Wb+ΔWb)}×N1+{Ws+(W
−Wb)}×(N−N1) ここで、ΔWb×N1=(Wb/2)×N1となるため、
この式は、 {Ws+(W−Wb)}×N+(Wb/2)×N1 となる。
【0035】このとき、図5、図6のように、(Ws+
W−Wb)を炉詰まりにおける最小変化量とし、(Ws
+W−Wb)分変化したときの微分値を炉詰まり判定レ
ベルとして演算器6aに設定(プリセット)しておくこ
とにより、匣が一段でも炉詰まりを起こすと、炉詰まり
の発生を検出し、警報器7に出力するようにする。つま
り、炉詰まりが発生した場合の重量変化(Ws+W)×
Nは、被処理物の中に混入されているバインダー重量W
bの数百倍になり、通常匣群を搬送するときに比べ、微
分値が大きく変化するため、(Ws+W−Wb)より変
化の大きいときのみ検出するようにすると、炉詰まりを
誤検出することなく、確実に検出することが可能であ
る。なお、匣群4の中に空匣が含まれる場合には、(W
s+W−Wb)=0として計算する。また、実際には、
バインダー重量の減少及びその微分値は、若干の変動が
あるが、誤差程度のものであり、特に考慮に入れる必要
がないため、図5、図6において、バインダー重量の減
少量及びその微分値は、一定であるという前提で記述し
ている。
【0036】また、警報器7は、警報音による聴覚的表
示とともに、ディスプレイやランプの点灯などの視覚的
表示によって、上記式のNの値を表示することにより、
炉詰まりの発生だけでなく、その位置も表示するもので
ある。
【0037】
【発明の効果】本発明の熱処理炉を用いれば、匣や炉芯
管の熱膨張による匣の位置の変化や、重量の異なる被処
理物の入った匣や空匣の存在による重量のバラツキに関
わらず、炉詰まりの発生とその位置を見落としや誤検出
なく、正確に検出することが可能であるとともに、検知
器の位置の変更により、匣投入部の構成の簡素化が可能
である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例である縦型炉の概略説明図。
【図2】本発明の一実施例の縦型炉の支持機構及び検出
器の一例を示す概略斜視図。
【図3】本発明の一実施例の縦型炉の支持機構及び検出
器の他の例を示す概略斜視図。
【図4】本発明の一実施例である縦型炉における各ゾー
ンでの被処理物の重量変化説明図。
【図5】本発明の一実施例である縦型炉における脱脂ゾ
ーンで炉詰まりが発生したときの匣の重量と重量変化の
微分値との関係を示す説明図。
【図6】本発明の一実施例である縦型炉における焼成ゾ
ーンで炉詰まりが発生したときの匣の重量と重量変化の
微分値との関係を示す説明図。
【図7】従来の熱処理炉の概略説明図。
【図8】従来の熱処理炉の匣の異常下降状態を示す概略
説明図。
【符号の説明】
1 縦型炉(熱処理炉) 2 炉芯管 3a 脱脂用ヒータ 3b 焼成用ヒータ 4 匣群 4a 匣 5 搬送手段 5a 支持機構 5a1 支持台 5a2 支柱 5b 駆動機構 6 重量検知手段 6a 検出器 6b 演算器 7 警報器 8a 匣投入部 8b 匣取り出し部 9a1 匣群支持爪 9a2 支持爪駆動機構 9b1 プッシャー 9b2 プッシャー駆動機構 11a 脱脂ゾーン 11b 焼成ゾーン

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 炉本体と、中空状であり略垂直に炉本体
    内に設置される炉芯管と、前記炉心管の周囲に設けられ
    た加熱手段と、前記炉芯管の内部を略垂直方向に沿っ
    て、複数の匣を通過させる搬送手段と、前記炉芯管内の
    前記複数の匣の重量変化を検出する重量検知手段とを有
    することを特徴とする熱処理炉。
  2. 【請求項2】 前記重量検知手段は、前記炉芯管内に積
    み重ねられた前記複数の匣の重量を測定する検出器と、
    前記複数の匣の重量変化を演算する演算器とからなるこ
    とを特徴とする請求項1に記載の熱処理炉。
  3. 【請求項3】 前記演算器は、前記複数の匣の重量変化
    から、前記複数の匣の一部が前記炉芯管内で炉詰まりの
    状態を起こしていることを検出することを特徴とする請
    求項1または請求項2に記載の熱処理炉。
JP24055296A 1996-09-11 1996-09-11 熱処理炉 Pending JPH1089848A (ja)

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JP24055296A JPH1089848A (ja) 1996-09-11 1996-09-11 熱処理炉

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2014103929A1 (ja) * 2012-12-28 2014-07-03 株式会社村田製作所 熱処理装置
WO2018135297A1 (ja) * 2017-01-20 2018-07-26 曙ブレーキ工業株式会社 摩擦材の加熱装置および加熱方法

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