JPH1089697A - 電子レンジ - Google Patents

電子レンジ

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JPH1089697A
JPH1089697A JP9170757A JP17075797A JPH1089697A JP H1089697 A JPH1089697 A JP H1089697A JP 9170757 A JP9170757 A JP 9170757A JP 17075797 A JP17075797 A JP 17075797A JP H1089697 A JPH1089697 A JP H1089697A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 機器の故障を修理する際に電源コードを差し
込んだ状態でアウトパネルを切離しても電源を自動に遮
断することが可能な電子レンジを提供することにある。 【解決手段】 その一側の所定部位に切離し可能なアウ
トパネル50が備えられた電子レンジにおいて、前記ア
ウトパネル50の所定部位に折畳可能に設けられた配電
箱210と、該配電箱210の内側に設けられて電源コ
ード100の電源3線と接続および切離し可能に形成さ
れた電源連結手段220とから構成されることを特徴と
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子レンジにかか
わり、より詳しくは、電子レンジの故障修理の際に電源
コードを差し込んだ状態でアウトパネルを切離す場合に
電子レンジに印加された電源を自動に遮断するようにさ
れた電子レンジに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の電子レンジは、図1、2
に示すように、キャビティー10、フロントパネル2
0、バックパネル30、ベースパネル40およびアウト
パネル50との結合により食品を加熱調理するように所
定の空間を有する調理室60と、電源が印加されて駆動
されつつ上部に載上された食品(例えば、加熱調理対象
物)を回転させるように前記調理室60内の底面に回転
自在に設けられるターンテーブル70と、前記調理室6
0の開口を開閉させる扉80と、調理選択モードを設定
するか図示のないマグネトロンなどを動作させるコント
ロール部90とから構成されている。
【0003】かように構成された電子レンジを駆動させ
るためには、ユーザーはまず、扉80を開扉して調理室
60内の底面に設けられたターンテーブル70上に食品
を載上するとともに再度扉80を閉扉し、さらに電源コ
ード100を図示のないソケットに差し込んだ状態で調
理対象物の性質によりコントロール部90の図示のない
調理選択モードを操作する。この際、電源の供給によっ
てターンテーブル70が一方向へ回転されるとともに、
マグネトロンの発振動作により周波数2.45GHzの
マイクロ波が図示のない導波管を通して調理室60内の
ターンテーブル70上に載上された食品に照射されるこ
とにより、マイクロ波のエネルギーは誘電体の食品内で
熱的なエネルギー変換が行われて食品を加熱するように
なる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、かように構
成された上記従来の電子レンジは、機器の故障を修理す
る際にユーザーが電源コードを抜いてから故障の修理を
行っていた。したがって、修理作業が煩雑となり、作業
効率が悪くなるという問題点があった。
【0005】
【発明の目的】そこで、本発明は、上記種々の問題点を
解決するためになされたものであって、本発明の目的
は、機器の故障を修理する際に電源コードを差し込んだ
状態でアウトパネルを切離しても電源を自動に遮断する
ことが可能な電子レンジを提供することにある。本発明
の他の目的は、アウトパネルの一側にヒューズを設けた
配電箱を設けることにより、ヒューズの取替えの際にア
ウトパネルを切離さなくても、ヒューズを容易に取替可
能な電子レンジを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記のごとき目的を達成
するために、本発明による電子レンジは、アウトパネル
の所定部位に折畳可能に設けられた配電箱と、該配電箱
の内側に設けられて電源コードの電源3線と接続および
切離し可能に形成された電源連結手段とから構成される
ことを特徴とする。また、アウトパネルの所定部位に折
畳可能に設けられた配電箱と、前記配電箱の内側に設け
られる電源連結手段と、該電源連結手段の一側の所定部
位に設けられるヒューズとからなることを特徴とする。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明による一実施形態に
ついて電子レンジを添付図面に沿って詳述する。図にお
いて、従来の構成と同一部分に対しては同一名称および
符号を付して重なる説明は省くことにする。本発明の電
子レンジの電源遮断装置は図3〜5に示すように、アウ
トパネル50の一側の所定部位に着脱可能に設けられる
配電箱210と、該配電箱210の内側に設けられた電
源コード100への接続を切離しおよび組立可能に設け
られた電源連結手段220とからなる。前記配電箱21
0は、図4に示すように、アウトパネル50の後側端の
一側に外部と連通されるように欠成された切欠部211
を、該切欠部211の面積を開閉するように切欠部21
1の一側にヒンジピン212を介して上下に回動自在に
ヒンジ結合された蓋板213とからなる。前記電源連結
手段220は、前記電源コード100の一側端に着脱可
能に電源3線が接続されるように前記配電箱210の蓋
板213の内側面に固定されたアダプタ221と、該ア
ダプタ221の一側端に着脱可能に電源3線が接続され
るように機器内の電子部品に接続されるターミナル22
2とからなる。この際、前記アダプタ221は図5に示
すように、その一側端に前記電源コード100の電源3
線に凹凸型に接続されるように凸型接続端子221aが
設けられ、その他側端には前記ターミナル222の電源
3線に凹凸型に接続されるように凹型の接続端子221
bが設けられている。
【0008】以下、上記のごとく構成された本発明の一
実施形態による電子レンジの作用、効果について述べ
る。ユーザーが機器(電子レンジ)の故障を修理するた
めに、まず、図3に示す機器の状態でアウトパネル50
の後端外側縁部に位置された複数の図示のない締結螺子
を解除し、アウトパネル50とバックパネル30との螺
結を切離す。さらに、アウトパネル50の上部一側に設
けられた配電箱210の蓋板213を上部方向へ持ち上
げると、前記蓋板213はアウトパネル50の一側と蓋
板213をヒンジ結合するヒンジピン212を中心に開
閉方式により図4に示すように、上部方向へ反らすこと
により蓋板213の内側面が外部へ露出された状態とな
り、蓋板213の面積によりカバーされた切欠部211
が開放された状態となる。この際、ユーザーは蓋板21
3の内側面に固定されたアダプタ221を中心にそれら
の前後方に電源3線がそれぞれ接続された電源コード1
00とターミナル222を図5に示すように切離すこと
により、アウトパネル50を外すことができるのはもと
より、電源コード100を差し込んで機器の故障を修理
するときに機器に供給される電源を自動に遮断できるた
め、電源コード100を抜かずに修理作業を行うことが
可能となる。
【0009】また、アダプタ221の凸型接続端子22
1aに接続される電源コード100の一側が図示のない
凹型接続端子で形成されているため、電源コード100
を差し込んだ状態でアウトパネル50とバックパネル3
0とを切離す際、電源コード100の凹型接続端子に接
続されて漏電することはない。さらに、アダプタ221
の凹型接続端子221bから凸型ターミナル222が切
離される構造になっているため、機器内の図示のない電
子部品の取替えまたは修理が容易でかつ作業性が高めら
れる。
【0010】上述のように、本発明による電子レンジに
よれば、電源コードを差し込んだ状態で機器の故障を修
理するためにアウトパネルを切離す際、アウトパネルに
設けられた配電箱を開放して電気的に接続された電源3
線を切離すように別の電源遮断手段が設けられた構造に
なっているため、機器の故障を修理するときに電源コー
ドを抜かずに修理作業を行うことが可能となる。
【0011】以下、本発明の他の実施形態による電子レ
ンジを添付図面に沿って詳述する。図6、7に示すよう
に、前記アウトパネル50の一側の所定部位に折畳可能
に設けられる配電箱210と、電源コード100との接
続を切離しおよび組立てるように前記配電箱210内に
設けられた電源連結手段220と、前記電源コード10
0を通じて過電圧が印加される際に切断されつつ機器
(電子レンジ)内に電源供給を遮断するように前記電源
連結手段220に設けられたヒューズ230とからな
る。前記配電箱210は図6に示すように、アウトパネ
ル50の後側端に対し上面の一側に外部と連通されるよ
うに切欠された切欠部211と、該切欠部211の面積
を開閉するように切欠部211の一側にヒンジピン21
2を介して上下回動自在にヒンジされた蓋板213とか
らなる。前記電源連結手段は、電源コード100の一側
端に着脱可能に電源3線が接続されるように配電箱21
0の蓋板213の内側面に固定されるアダプタ221
と、該アダプタ221の一側端に着脱可能に電源3線が
接続されるように機器内の電子部品に接続されるターミ
ナル222とからなる。この際、前記アダプタ221に
はその一側端に前記電源コード100の電源3線に凹凸
型に接続されるように凸型接続端子221aが設けら
れ、その他側端に前記ターミナル222の電源3線に凹
凸型に接続されるように凹型接続端子221bが設けら
れている。ヒューズ230は、前記アダプタ221の中
心一側に形成されたヒューズ固定部230aに着脱可能
に設けられている。
【0012】以下、上記のごとく構成された本発明の電
子レンジの作用、効果について述べる。ユーザーが機器
の故障を修理するために、まず、図3に示す機器の状態
でアウトパネル50の後端外側縁部に位置された複数の
図示のない締結螺子を解除し、アウトパネル50とアウ
トパネル50とバックパネル30との螺結を切離す。さ
らに、アウトパネル50の上部一側に設けられた配電箱
210の蓋板213を上部方向へ持ち上げると、前記蓋
板213はアウトパネル50の一側と蓋板213をヒン
ジ欠成するヒンジピン212中心に折畳(開閉)方式に
より図4に示すように、上部方向へ反らすことにより蓋
板213の内側面が外部へ露出された状態となり、蓋板
213の面積によりカバーされた切欠部211が開放さ
れた状態となる。この際、ユーザーは蓋板213の内側
面に固定されたアダプタ221を中心にそれらの前後方
に電源3線がそれぞれ接続された電源コード100とタ
ーミナル222を図5に示すように切離すことにより、
アウトパネル50を外すことができるのはもとより、電
源コード100を差し込んで機器の故障を修理するとき
に機器に供給される電源を自動に遮断できるため、電源
コード100を抜かずに修理作業を行うことが可能とな
る。
【0013】また、アダプタ221を凸型接続端子22
1aに接続される電源コード100の一側が図示のない
凹型接続端子で形成されているため、電源コード100
を差し込んだ状態でアウトパネル50とバックパネル3
0とを切離す際、電源コード100の凹型接続端子に接
続されて漏電することはない。さらに、アダプタ221
の凹型接続端子221bから凸型ターミナル222が切
離される構造になっているため、機器内の図示のない電
子部品を取替えたり修理が容易でかつ作業性が高められ
る。とりわけ、配電箱210を開してヒューズ230を
容易に取替えられる構造になっているため、アウトパネ
ル50を外すときに発生される不便と煩雑さをなくすこ
とができる。
【0014】
【発明の効果】上述のように、本発明による電子レンジ
によれば、アウトパネルの一側に折畳(開閉)式に開閉
される配電箱を設けて該配電箱の内側面にヒューズを設
けた構造になっているため、ヒューズの取替えの際にア
ウトパネルを切離させなくてもすみ、かつアウトパネル
を切離す際に発生される不便と煩雑さをなくすことので
きる優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 従来の電子レンジの正面斜視図である。
【図2】 従来の電子レンジの背面斜視図である
【図3】 本発明の電源遮断装置を適用した電子レンジ
の背面斜視図である。
【図4】 本発明の電源遮断装置が設けられたアウトパ
ネルの斜視図である。
【図5】 本発明の電源3線とアダプタを分解して示す
平面図である。
【図6】 本発明の他の実施形態による電子レンジの電
源遮断装置のアウトパネルを示す斜視図である。
【図7】 本発明の他の実施形態による電源連結手段を
示す分解図である。
【符号の説明】
30 バックパネル 50 アウトパネル 100 電源コード 210 配電箱 211 切欠部 212 ヒンジピン 213 蓋板 220 電源連結手段 221 アダプタ 221a 凸型接続端子 221b 凹型接続端子 222 ターミナル 230 ヒューズ 230a ヒューズ固定部

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 その一側の所定部位に切離し可能なアウ
    トパネルが備えられた電子レンジにおいて、 前記アウトパネルの所定部位に折畳可能に設けられた配
    電箱と、該配電箱の内側に設けられて電源コードの電源
    3線と接続および切離し可能に形成された電源連結手段
    とから構成されることを特徴とする電子レンジ。
  2. 【請求項2】 前記配電箱は、アウトパネルの後側の一
    側に欠成された切欠部と、該切欠部の所定面積を開閉す
    るように切欠部の一側にヒンジピンを介して上下に回動
    自在にヒンジ結合された蓋板とからなることを特徴とす
    る請求項1に記載の電子レンジ。
  3. 【請求項3】 前記電源連結手段は、電源コードの一側
    端に着脱可能に電源3線が接続されるように配電箱の蓋
    板の内側面に固定されるアダプタと、該アダプタの一側
    端に着脱可能に電源3線が接続されるように機器内の電
    子部品に接続されるターミナルとからなることを特徴と
    する請求項1に記載の電子レンジ。
  4. 【請求項4】 前記アダプタは、その一側端に電源コー
    ドの電源3線に凹凸型に接続される凸型接続端子と、そ
    の他側端にターミナルを電源3線に凹凸型に接続される
    凹型接続端子とからなることを特徴とする請求項3に記
    載の電子レンジ。
  5. 【請求項5】 その一側の所定部位に切離し可能なアウ
    トパネルを備えられた電子レンジにおいて、 前記アウトパネルの所定部位に折畳可能に設けられた配
    電箱と、前記配電箱の内側に設けられる電源連結手段
    と、該電源連結手段の一側の所定部位に設けられるヒュ
    ーズとからなることを特徴とする電子レンジ。
  6. 【請求項6】 前記ヒューズは、電源連結手段の一側に
    形成されたヒューズ固定部に着脱可能に設けられること
    を特徴とする請求項5に記載の電子レンジ。
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