JPH108953A - V型内燃機関の排気マニホルド - Google Patents
V型内燃機関の排気マニホルドInfo
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- JPH108953A JPH108953A JP16809496A JP16809496A JPH108953A JP H108953 A JPH108953 A JP H108953A JP 16809496 A JP16809496 A JP 16809496A JP 16809496 A JP16809496 A JP 16809496A JP H108953 A JPH108953 A JP H108953A
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- communication pipe
- exhaust manifold
- manifold
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- F01—MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
- F01N—GAS-FLOW SILENCERS OR EXHAUST APPARATUS FOR MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; GAS-FLOW SILENCERS OR EXHAUST APPARATUS FOR INTERNAL COMBUSTION ENGINES
- F01N13/00—Exhaust or silencing apparatus characterised by constructional features ; Exhaust or silencing apparatus, or parts thereof, having pertinent characteristics not provided for in, or of interest apart from, groups F01N1/00 - F01N5/00, F01N9/00, F01N11/00
- F01N13/18—Construction facilitating manufacture, assembly, or disassembly
- F01N13/1872—Construction facilitating manufacture, assembly, or disassembly the assembly using stamp-formed parts or otherwise deformed sheet-metal
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F01—MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
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- F01N13/08—Other arrangements or adaptations of exhaust conduits
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- F01N13/08—Other arrangements or adaptations of exhaust conduits
- F01N13/10—Other arrangements or adaptations of exhaust conduits of exhaust manifolds
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Exhaust Silencers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 別体の補強ステーを用いずに連通管接続管部
12の振動を抑制するとともに、連通管5先端のフラン
ジ部8に対する位置精度を高める。 【解決手段】 排気マニホルド1は、当該バンクの排気
を集める主マニホルド部11と、反対側バンクの連通管
5に接続される連通管接続管部12と、両者を一体化す
る集合部13とを有している。主マニホルド部11の複
数のブランチ部14は、先端にシリンダヘッド用フラン
ジ部15を有し、該フランジ部15がシリンダヘッド2
に固定される。連通管接続管部12先端には、連通管用
フランジ部16を有する。両フランジ部15,16は、
一枚の金属板からなるフランジ部材20として一体に連
続しており、このフランジ部材20によって連通管接続
管部12先端部がシリンダヘッド2に固定支持される。
12の振動を抑制するとともに、連通管5先端のフラン
ジ部8に対する位置精度を高める。 【解決手段】 排気マニホルド1は、当該バンクの排気
を集める主マニホルド部11と、反対側バンクの連通管
5に接続される連通管接続管部12と、両者を一体化す
る集合部13とを有している。主マニホルド部11の複
数のブランチ部14は、先端にシリンダヘッド用フラン
ジ部15を有し、該フランジ部15がシリンダヘッド2
に固定される。連通管接続管部12先端には、連通管用
フランジ部16を有する。両フランジ部15,16は、
一枚の金属板からなるフランジ部材20として一体に連
続しており、このフランジ部材20によって連通管接続
管部12先端部がシリンダヘッド2に固定支持される。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、一対のシリンダ
ヘッドを有するV型内燃機関の排気マニホルド、特に左
右バンクの排気を一本の排気管に集合させるように構成
したV型内燃機関の排気マニホルドに関する。
ヘッドを有するV型内燃機関の排気マニホルド、特に左
右バンクの排気を一本の排気管に集合させるように構成
したV型内燃機関の排気マニホルドに関する。
【0002】
【従来の技術】V型内燃機関の排気系として、左右バン
クの排気を、各バンクにそれぞれ設けられた排気マニホ
ルドの出口部分で互いに集合させ、同一の触媒コンバー
タに導くように構成したものがある。
クの排気を、各バンクにそれぞれ設けられた排気マニホ
ルドの出口部分で互いに集合させ、同一の触媒コンバー
タに導くように構成したものがある。
【0003】図8は、その一例として実開平1−105
722号公報に記載されているV型内燃機関の排気系の
構成を示している。図示するように、一方のバンクのシ
リンダヘッドには排気マニホルド41が、他方のバンク
のシリンダヘッドには排気マニホルド42が、それぞれ
取り付けられており、両マニホルド41,42が、機関
後端部において、機関の幅方向に延びる連通管43によ
って互いに接続されている。上記連通管43は、右側バ
ンクの排気マニホルド42と一体に構成されているもの
であり、左右マニホルド41,42の取付位置のばらつ
きや熱膨張を吸収するために、可撓性を有するフレキシ
ブルチューブ44が中間部に介装されている。左側バン
クの排気マニホルド41は、各気筒の排気ポートに接続
される主マニホルド部45と、上記連通管43の先端に
接続される連通管接続管部46とを有し、両者が下流側
で一体に集合している。
722号公報に記載されているV型内燃機関の排気系の
構成を示している。図示するように、一方のバンクのシ
リンダヘッドには排気マニホルド41が、他方のバンク
のシリンダヘッドには排気マニホルド42が、それぞれ
取り付けられており、両マニホルド41,42が、機関
後端部において、機関の幅方向に延びる連通管43によ
って互いに接続されている。上記連通管43は、右側バ
ンクの排気マニホルド42と一体に構成されているもの
であり、左右マニホルド41,42の取付位置のばらつ
きや熱膨張を吸収するために、可撓性を有するフレキシ
ブルチューブ44が中間部に介装されている。左側バン
クの排気マニホルド41は、各気筒の排気ポートに接続
される主マニホルド部45と、上記連通管43の先端に
接続される連通管接続管部46とを有し、両者が下流側
で一体に集合している。
【0004】ここで上記連通管接続管部46先端のフラ
ンジ部47は、主マニホルド部45側のフランジ部48
a〜48cから独立しており、連通管43先端のフラン
ジ部50とスタッドボルト51を介して接続されてい
る。そして、上記連通管接続管部46の先端部が、補強
ステー49を介してシリンダヘッド後端部に固定支持さ
れている。
ンジ部47は、主マニホルド部45側のフランジ部48
a〜48cから独立しており、連通管43先端のフラン
ジ部50とスタッドボルト51を介して接続されてい
る。そして、上記連通管接続管部46の先端部が、補強
ステー49を介してシリンダヘッド後端部に固定支持さ
れている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の排気マニホ
ルド41においては、連通管接続管部46が主マニホル
ド部45から分岐独立しており、その先端が自由端とな
っているため、内燃機関の運転時に振動を生じやすい。
また、この振動を抑制するため、上述したように別部品
からなる補強ステー49が必要となり、部品点数ならび
に組付工数が多いという不具合がある。
ルド41においては、連通管接続管部46が主マニホル
ド部45から分岐独立しており、その先端が自由端とな
っているため、内燃機関の運転時に振動を生じやすい。
また、この振動を抑制するため、上述したように別部品
からなる補強ステー49が必要となり、部品点数ならび
に組付工数が多いという不具合がある。
【0006】また上記のように連通管接続管部46のフ
ランジ部47が主マニホルド部45側のフランジ部48
a〜48cから独立した構成では、主マニホルド部45
をシリンダヘッドに固定した状態において、連通管接続
管部46先端のフランジ部47の位置精度が非常に低
く、連通管43のフレキシブルチューブ44によって大
きな誤差を吸収しなければならないという不具合もあ
る。
ランジ部47が主マニホルド部45側のフランジ部48
a〜48cから独立した構成では、主マニホルド部45
をシリンダヘッドに固定した状態において、連通管接続
管部46先端のフランジ部47の位置精度が非常に低
く、連通管43のフレキシブルチューブ44によって大
きな誤差を吸収しなければならないという不具合もあ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明は、V型内燃機
関の一方のバンクに取り付けられる排気マニホルドであ
って、そのバンクの各気筒の排気ポートに接続される主
マニホルド部と、シリンダヘッドの一端部から機関長手
方向に突出して位置し、かつ他方の排気マニホルドから
機関の幅方向に延びる連通管の先端に接続される連通管
接続管部と、上記主マニホルド部と上記連通管接続管部
とが集合し、かつ両バンクの排気が合流して流れ出る出
口部を構成する集合部と、を備えてなるV型内燃機関の
排気マニホルドにおいて、上記主マニホルド部のブラン
チ部先端に設けられたシリンダヘッド側面に固定される
フランジ部を、各気筒に亙って連続した構成とし、かつ
上記連通管接続管部先端に設けられたフランジ部と一体
に連続させたことを特徴としている。
関の一方のバンクに取り付けられる排気マニホルドであ
って、そのバンクの各気筒の排気ポートに接続される主
マニホルド部と、シリンダヘッドの一端部から機関長手
方向に突出して位置し、かつ他方の排気マニホルドから
機関の幅方向に延びる連通管の先端に接続される連通管
接続管部と、上記主マニホルド部と上記連通管接続管部
とが集合し、かつ両バンクの排気が合流して流れ出る出
口部を構成する集合部と、を備えてなるV型内燃機関の
排気マニホルドにおいて、上記主マニホルド部のブラン
チ部先端に設けられたシリンダヘッド側面に固定される
フランジ部を、各気筒に亙って連続した構成とし、かつ
上記連通管接続管部先端に設けられたフランジ部と一体
に連続させたことを特徴としている。
【0008】上記のように連通管接続管部のフランジ部
が主マニホルド部側のフランジ部と一体となることによ
り、連通管接続管部先端が該フランジ部を介してシリン
ダヘッドに堅固に支持されることになる。そのため、連
通管接続管部先端の振動が抑制され、かつ連通管先端に
対する位置精度が高くなる。
が主マニホルド部側のフランジ部と一体となることによ
り、連通管接続管部先端が該フランジ部を介してシリン
ダヘッドに堅固に支持されることになる。そのため、連
通管接続管部先端の振動が抑制され、かつ連通管先端に
対する位置精度が高くなる。
【0009】請求項2に係るV型内燃機関の排気マニホ
ルドにおいては、上記主マニホルド部側のフランジ部の
フランジ面と、上記連通管接続管部側のフランジ部のフ
ランジ面とが、平行に構成されている。
ルドにおいては、上記主マニホルド部側のフランジ部の
フランジ面と、上記連通管接続管部側のフランジ部のフ
ランジ面とが、平行に構成されている。
【0010】このように、両フランジ部のフランジ面を
互いに平行に構成すれば、両者の相対的な位置関係を精
度良く確保することができる。
互いに平行に構成すれば、両者の相対的な位置関係を精
度良く確保することができる。
【0011】また請求項3のV型内燃機関の排気マニホ
ルドにおいては、上記主マニホルド部側のフランジ部の
フランジ面と、上記連通管接続管部側のフランジ部のフ
ランジ面とが、同一平面をなしている。
ルドにおいては、上記主マニホルド部側のフランジ部の
フランジ面と、上記連通管接続管部側のフランジ部のフ
ランジ面とが、同一平面をなしている。
【0012】この構成においては、集合部を中心とした
連通管接続管部先端の振動が一層効果的に抑制され、か
つ両フランジ部の相対的な位置精度が一層向上する。
連通管接続管部先端の振動が一層効果的に抑制され、か
つ両フランジ部の相対的な位置精度が一層向上する。
【0013】また請求項4のV型内燃機関の排気マニホ
ルドにおいては、上記主マニホルド部側のフランジ部
と、上記連通管接続管部側のフランジ部とが、1枚の連
続した金属板からなり、ここに各ブランチ部および連通
管接続管部が溶接されている。
ルドにおいては、上記主マニホルド部側のフランジ部
と、上記連通管接続管部側のフランジ部とが、1枚の連
続した金属板からなり、ここに各ブランチ部および連通
管接続管部が溶接されている。
【0014】この構成においては両フランジ部が更に堅
固なものとなり、かつ加工精度が高くなる。
固なものとなり、かつ加工精度が高くなる。
【0015】
【発明の効果】この発明に係るV型内燃機関の排気マニ
ホルドによれば、主マニホルド部から分岐した連通管接
続管部の振動を効果的に抑制でき、その耐久性が向上す
るとともに、振動騒音を抑制できる。また従来のように
連通管接続管部をシリンダヘッドに対し支持する補強ス
テーが不要となり、部品点数ならびに組付工数を削減で
きる。
ホルドによれば、主マニホルド部から分岐した連通管接
続管部の振動を効果的に抑制でき、その耐久性が向上す
るとともに、振動騒音を抑制できる。また従来のように
連通管接続管部をシリンダヘッドに対し支持する補強ス
テーが不要となり、部品点数ならびに組付工数を削減で
きる。
【0016】また連通管と接続される連通管接続管部側
のフランジ部の位置精度が向上し、両者を無理なく接続
することができるとともに、フレキシブルチューブ等に
よって吸収すべき誤差が小さなものとなる。
のフランジ部の位置精度が向上し、両者を無理なく接続
することができるとともに、フレキシブルチューブ等に
よって吸収すべき誤差が小さなものとなる。
【0017】また請求項2あるいは請求項3の構成によ
れば、連通管接続管部側のフランジ部の位置精度が一層
向上する。
れば、連通管接続管部側のフランジ部の位置精度が一層
向上する。
【0018】更に請求項4の構成によれば、フランジ部
の加工精度が一層向上し、かつ両フランジ部を堅固に一
体化して、連通管接続管部の振動が一層確実に抑制され
る。
の加工精度が一層向上し、かつ両フランジ部を堅固に一
体化して、連通管接続管部の振動が一層確実に抑制され
る。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、この発明の好ましい実施の
形態を図面に基づいて詳細に説明する。
形態を図面に基づいて詳細に説明する。
【0020】図1〜図3は、この発明に係るV型内燃機
関の排気マニホルド1の第1実施例を示しており、図4
は、この排気マニホルド1を用いたV型内燃機関の排気
系全体の構成を示している。
関の排気マニホルド1の第1実施例を示しており、図4
は、この排気マニホルド1を用いたV型内燃機関の排気
系全体の構成を示している。
【0021】この排気マニホルド1は、図4に示すよう
に、一例としてV型6気筒内燃機関の左側バンクのシリ
ンダヘッド2に取り付けられるものであり、右側バンク
のシリンダヘッド3に取り付けられた排気マニホルド4
と連通管5を介して接続されている。上記連通管5は、
右側バンクの排気マニホルド4に一体に設けられている
ものであって、該排気マニホルド4の後端部から機関の
後端を通って機関の幅方向に延びており、その先端のフ
ランジ部8が、後述するように左側バンクの排気マニホ
ルド1に接続されている。また、この連通管5は、左右
バンクの各部の誤差および熱膨張を吸収するために、可
撓性を有するフレキシブルチューブ6を中間部に備えて
いる。また左右バンクの排気が合流する排気マニホルド
1の出口側には、両バンクの排気が通流する触媒コンバ
ータ7が設けられている。この触媒コンバータ7の単一
の出口管7aには、両バンクに共通の排気管(図示せ
ず)が接続される。
に、一例としてV型6気筒内燃機関の左側バンクのシリ
ンダヘッド2に取り付けられるものであり、右側バンク
のシリンダヘッド3に取り付けられた排気マニホルド4
と連通管5を介して接続されている。上記連通管5は、
右側バンクの排気マニホルド4に一体に設けられている
ものであって、該排気マニホルド4の後端部から機関の
後端を通って機関の幅方向に延びており、その先端のフ
ランジ部8が、後述するように左側バンクの排気マニホ
ルド1に接続されている。また、この連通管5は、左右
バンクの各部の誤差および熱膨張を吸収するために、可
撓性を有するフレキシブルチューブ6を中間部に備えて
いる。また左右バンクの排気が合流する排気マニホルド
1の出口側には、両バンクの排気が通流する触媒コンバ
ータ7が設けられている。この触媒コンバータ7の単一
の出口管7aには、両バンクに共通の排気管(図示せ
ず)が接続される。
【0022】排気マニホルド1は、図1〜図3に示すよ
うに、左側バンクの3気筒の排気を集める主マニホルド
部11と、右側バンクの排気マニホルド4から延びた連
通管5に接続される連通管接続管部12と、上記主マニ
ホルド部11と上記連通管接続管部12とを一体に集合
させた集合部13と、から大略構成されている。上記主
マニホルド部11は、シリンダヘッド2の長手方向に沿
った管状をなし、3本の短いブランチ部14を介して各
気筒の排気ポートに接続されている。この管状をなす主
マニホルド部11は、図2に示すように僅かに蛇行して
おり、その前端部が閉塞されているとともに、後端部が
僅かに下方へ向かって傾斜し、かつ集合部13に接続さ
れている。また連通管接続管部12は、主マニホルド部
11とほぼ等しい通路断面積の管状をなし、集合部13
を中心として主マニホルド部11に対し二股状に分岐し
ている。またこの連通管接続管部12は、図1に示すよ
うに、シリンダヘッド2の後端から機関後方に突出して
位置しており、かつその先端部はVバンクの中央側へ向
かっている。
うに、左側バンクの3気筒の排気を集める主マニホルド
部11と、右側バンクの排気マニホルド4から延びた連
通管5に接続される連通管接続管部12と、上記主マニ
ホルド部11と上記連通管接続管部12とを一体に集合
させた集合部13と、から大略構成されている。上記主
マニホルド部11は、シリンダヘッド2の長手方向に沿
った管状をなし、3本の短いブランチ部14を介して各
気筒の排気ポートに接続されている。この管状をなす主
マニホルド部11は、図2に示すように僅かに蛇行して
おり、その前端部が閉塞されているとともに、後端部が
僅かに下方へ向かって傾斜し、かつ集合部13に接続さ
れている。また連通管接続管部12は、主マニホルド部
11とほぼ等しい通路断面積の管状をなし、集合部13
を中心として主マニホルド部11に対し二股状に分岐し
ている。またこの連通管接続管部12は、図1に示すよ
うに、シリンダヘッド2の後端から機関後方に突出して
位置しており、かつその先端部はVバンクの中央側へ向
かっている。
【0023】上記主マニホルド部11のブランチ部14
先端には、板状のシリンダヘッド用フランジ部15が設
けられており、このフランジ部15がシリンダヘッド2
側面に図示せぬスタッドボルトによって固定されるよう
になっている。尚、図2に示すように、スタッドボルト
が挿通される貫通孔18は、各ブランチ部14を180
°離れた2箇所で挟むように、各気筒毎に一対づつ設け
られている。
先端には、板状のシリンダヘッド用フランジ部15が設
けられており、このフランジ部15がシリンダヘッド2
側面に図示せぬスタッドボルトによって固定されるよう
になっている。尚、図2に示すように、スタッドボルト
が挿通される貫通孔18は、各ブランチ部14を180
°離れた2箇所で挟むように、各気筒毎に一対づつ設け
られている。
【0024】また連通管接続管部12先端部には、板状
の連通管用フランジ部16が設けられており、連通管5
先端のフランジ部8に図示せぬボルトを介して接続され
るようになっている。尚、図2に示すように、ボルトが
挿通される貫通孔19が、連通管接続管部12周囲の3
箇所に設けられている。
の連通管用フランジ部16が設けられており、連通管5
先端のフランジ部8に図示せぬボルトを介して接続され
るようになっている。尚、図2に示すように、ボルトが
挿通される貫通孔19が、連通管接続管部12周囲の3
箇所に設けられている。
【0025】上記主マニホルド部11と上記連通管接続
管部12とを一体化する集合部13は、前述した触媒コ
ンバータ7の上部のキャップ部分を兼ねたものであり、
偏平な出口部17が斜め下方へ向かって開口しており、
ここに触媒コンバータ7のケーシングが溶接等により接
続されるようになっている。
管部12とを一体化する集合部13は、前述した触媒コ
ンバータ7の上部のキャップ部分を兼ねたものであり、
偏平な出口部17が斜め下方へ向かって開口しており、
ここに触媒コンバータ7のケーシングが溶接等により接
続されるようになっている。
【0026】ここで、上記シリンダヘッド用フランジ部
15と上記連通管用フランジ部16とは、一枚の金属板
からなるフランジ部材20として一体化されている。つ
まり、一枚の連続したフランジ部材20に、3本のブラ
ンチ部14の先端と連通管接続管部12の先端がそれぞ
れ接続されている。またこの実施例では、シリンダヘッ
ド用フランジ部15のフランジ面15aと連通管用フラ
ンジ部16のフランジ面16aとは、同一平面をなして
いる。
15と上記連通管用フランジ部16とは、一枚の金属板
からなるフランジ部材20として一体化されている。つ
まり、一枚の連続したフランジ部材20に、3本のブラ
ンチ部14の先端と連通管接続管部12の先端がそれぞ
れ接続されている。またこの実施例では、シリンダヘッ
ド用フランジ部15のフランジ面15aと連通管用フラ
ンジ部16のフランジ面16aとは、同一平面をなして
いる。
【0027】尚、この実施例の排気マニホルド1は、鋳
造品ではなく、各部を金属板のプレス成形品や金属管に
て形成するとともに、各部を溶接して一体化した構成と
なっている。特に、上記フランジ部材20は一枚の連続
した金属板からなり、ここに、各ブランチ部14および
連通管接続管部12の先端が溶接されている。
造品ではなく、各部を金属板のプレス成形品や金属管に
て形成するとともに、各部を溶接して一体化した構成と
なっている。特に、上記フランジ部材20は一枚の連続
した金属板からなり、ここに、各ブランチ部14および
連通管接続管部12の先端が溶接されている。
【0028】このように構成された排気マニホルド1に
おいては、シリンダヘッド用フランジ部15をシリンダ
ヘッド2側面に固定することにより、これと一体となっ
た連通管用フランジ部16がシリンダヘッド2に堅固に
固定支持されることになり、連通管接続管部12先端部
ならびに連通管5先端部の振動が抑制される。また、連
通管用フランジ部16がフランジ部材20としてシリン
ダヘッド用フランジ部15と一体化されているため、貫
通孔19のシリンダヘッド2に対する位置精度が非常に
高くなり、連通管5先端のフランジ部8に無理なく接続
することができる。尚、この実施例では、連通管5の中
間部にフレキシブルチューブ6が介装されているが、上
記のように連通管用フランジ部16の位置精度が向上す
ることから、フレキシブルチューブ6の廃止を図ること
もできる。
おいては、シリンダヘッド用フランジ部15をシリンダ
ヘッド2側面に固定することにより、これと一体となっ
た連通管用フランジ部16がシリンダヘッド2に堅固に
固定支持されることになり、連通管接続管部12先端部
ならびに連通管5先端部の振動が抑制される。また、連
通管用フランジ部16がフランジ部材20としてシリン
ダヘッド用フランジ部15と一体化されているため、貫
通孔19のシリンダヘッド2に対する位置精度が非常に
高くなり、連通管5先端のフランジ部8に無理なく接続
することができる。尚、この実施例では、連通管5の中
間部にフレキシブルチューブ6が介装されているが、上
記のように連通管用フランジ部16の位置精度が向上す
ることから、フレキシブルチューブ6の廃止を図ること
もできる。
【0029】次に、図5〜図7は、この発明に係る排気
マニホルド1の第2実施例を示している。この実施例に
おいては、連通管接続管部12が前述した第1実施例よ
りも長く設定されており、シリンダヘッド用フランジ部
15が固定されるシリンダヘッド2側面よりもVバンク
中央寄りに延長されている。そして、この連通管接続管
部12先端に設けられる連通管用フランジ部16は、折
曲部21を介してシリンダヘッド用フランジ部15に連
続している。すなわち、この実施例においても、連通管
用フランジ部16とシリンダヘッド用フランジ部15と
が、一枚の金属板からなるフランジ部材20として一体
化されており、それぞれのフランジ面15a,16aが
互いに平行に形成されているとともに、両フランジ部1
5,16が、略90°折れ曲がった折曲部21を介して
連続している。
マニホルド1の第2実施例を示している。この実施例に
おいては、連通管接続管部12が前述した第1実施例よ
りも長く設定されており、シリンダヘッド用フランジ部
15が固定されるシリンダヘッド2側面よりもVバンク
中央寄りに延長されている。そして、この連通管接続管
部12先端に設けられる連通管用フランジ部16は、折
曲部21を介してシリンダヘッド用フランジ部15に連
続している。すなわち、この実施例においても、連通管
用フランジ部16とシリンダヘッド用フランジ部15と
が、一枚の金属板からなるフランジ部材20として一体
化されており、それぞれのフランジ面15a,16aが
互いに平行に形成されているとともに、両フランジ部1
5,16が、略90°折れ曲がった折曲部21を介して
連続している。
【0030】この実施例においては、右側バンクの排気
マニホルド4から延びる連通管5の長さを短く設定する
ことができ、その共振等に対する設計の自由度が向上す
る。尚、このようにフランジ部材20が折曲していて
も、連通管用フランジ部16には、主に図6の上下方向
に沿って振動入力が作用するので、シリンダヘッド2に
堅固に固定されたシリンダヘッド用フランジ部15がそ
の幅方向に沿って力を受けることになり、前述した第1
実施例と同様に、連通管用フランジ部16の振動を確実
かつ効果的に抑制することができる。
マニホルド4から延びる連通管5の長さを短く設定する
ことができ、その共振等に対する設計の自由度が向上す
る。尚、このようにフランジ部材20が折曲していて
も、連通管用フランジ部16には、主に図6の上下方向
に沿って振動入力が作用するので、シリンダヘッド2に
堅固に固定されたシリンダヘッド用フランジ部15がそ
の幅方向に沿って力を受けることになり、前述した第1
実施例と同様に、連通管用フランジ部16の振動を確実
かつ効果的に抑制することができる。
【図1】この発明に係るV型内燃機関の排気マニホルド
の第1実施例を示す平面図。
の第1実施例を示す平面図。
【図2】同じく正面図。
【図3】同じく側面図。
【図4】V型内燃機関の排気系全体の構成を示す平面
図。
図。
【図5】この発明に係る排気マニホルドの第2実施例を
示す平面図。
示す平面図。
【図6】同じく正面図。
【図7】同じく側面図。
【図8】従来におけるV型内燃機関の排気系の構成を示
す平面図。
す平面図。
1…排気マニホルド 2…シリンダヘッド 5…連通管 11…主マニホルド部 12…連通管接続管部 13…集合部 14…ブランチ部 15…シリンダヘッド用フランジ部 16…連通管用フランジ部 20…フランジ部材
Claims (4)
- 【請求項1】 V型内燃機関の一方のバンクに取り付け
られる排気マニホルドであって、そのバンクの各気筒の
排気ポートに接続される主マニホルド部と、シリンダヘ
ッドの一端部から機関長手方向に突出して位置し、かつ
他方のバンクの排気マニホルドから機関の幅方向に延び
る連通管の先端に接続される連通管接続管部と、上記主
マニホルド部と上記連通管接続管部とが集合し、かつ両
バンクの排気が合流して流れ出る出口部を構成する集合
部と、を備えてなるV型内燃機関の排気マニホルドにお
いて、 上記主マニホルド部のブランチ部先端に設けられたシリ
ンダヘッド側面に固定されるフランジ部を、各気筒に亙
って連続した構成とし、かつ上記連通管接続管部先端に
設けられたフランジ部と一体に連続させたことを特徴と
するV型内燃機関の排気マニホルド。 - 【請求項2】 上記主マニホルド部側のフランジ部のフ
ランジ面と、上記連通管接続管部側のフランジ部のフラ
ンジ面とが、平行に構成されていることを特徴とする請
求項1記載のV型内燃機関の排気マニホルド。 - 【請求項3】 上記主マニホルド部側のフランジ部のフ
ランジ面と、上記連通管接続管部側のフランジ部のフラ
ンジ面とが、同一平面をなしていることを特徴とする請
求項1記載のV型内燃機関の排気マニホルド。 - 【請求項4】 上記主マニホルド部側のフランジ部と、
上記連通管接続管部側のフランジ部とが、1枚の連続し
た金属板からなり、ここに各ブランチ部および連通管接
続管部が溶接されていることを特徴とする請求項1〜3
のいずれかに記載のV型内燃機関の排気マニホルド。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16809496A JPH108953A (ja) | 1996-06-28 | 1996-06-28 | V型内燃機関の排気マニホルド |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16809496A JPH108953A (ja) | 1996-06-28 | 1996-06-28 | V型内燃機関の排気マニホルド |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH108953A true JPH108953A (ja) | 1998-01-13 |
Family
ID=15861738
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16809496A Pending JPH108953A (ja) | 1996-06-28 | 1996-06-28 | V型内燃機関の排気マニホルド |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH108953A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1291500A3 (de) * | 2001-09-07 | 2005-10-05 | Friedrich Boysen GmbH & Co. KG | Abgasanlage für mehrzylindrige Verbrennungsmotoren |
DE10024614B4 (de) * | 1999-05-21 | 2007-04-19 | Suzuki Motor Corp., Hamamatsu | Abgaskrümmer eines Motors |
-
1996
- 1996-06-28 JP JP16809496A patent/JPH108953A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE10024614B4 (de) * | 1999-05-21 | 2007-04-19 | Suzuki Motor Corp., Hamamatsu | Abgaskrümmer eines Motors |
EP1291500A3 (de) * | 2001-09-07 | 2005-10-05 | Friedrich Boysen GmbH & Co. KG | Abgasanlage für mehrzylindrige Verbrennungsmotoren |
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