JPH1089293A - 電動送風機 - Google Patents

電動送風機

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Publication number
JPH1089293A
JPH1089293A JP26383496A JP26383496A JPH1089293A JP H1089293 A JPH1089293 A JP H1089293A JP 26383496 A JP26383496 A JP 26383496A JP 26383496 A JP26383496 A JP 26383496A JP H1089293 A JPH1089293 A JP H1089293A
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JP
Japan
Prior art keywords
muffler
electric blower
chamber
fan case
impeller
Prior art date
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Pending
Application number
JP26383496A
Other languages
English (en)
Inventor
Makoto Iwatake
誠 岩竹
Hideki Ochi
秀喜 越智
Yuji Fujiwara
祐児 藤原
Hideya Tsuchida
英也 土田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Publication date
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  • Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 モータの回転数の変化に伴い,NZ音の周波
数が変化しても静音化を可能にする。 【解決手段】 各エアー通路121に対応して消音器1
40に少なくとも1以上の貫通孔131を設け,そして
当該消音器140をファンケース130とインペラ15
0及びエアーガイド122との間に配設する。この消音
器140には,各貫通孔131に対して少なくとも1以
上の消音室141(141a,141b)が連通してい
る。当該複数の消音室141は切欠き147により連通
し,各消音室141の空間容積により決る周波数のに対
応するNZ音を貫通孔131を介して消音する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は,モータの回転速度
が可変に設けられた場合であっても,各回転数に対応し
た周波数の騒音を静音化することが可能な電動送風機に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来,掃除機において小型化,高性能化
等の観点から,インペラを高速回転させて風量と真空圧
を得る電動送風機を用いた真空掃除機が提案されてい
る。
【0003】かかる電動送風機は,モータ及びモータフ
レームを有し,当該モータフレームには,中央部分に吸
気口が設けられたケーシングが気密に取り付けられてい
る。そしてケーシングには,モータ軸に固着された複数
のブレードを有する遠心形のインペラが内包されてい
る。
【0004】モータフレームとインペラとの間にはディ
フューザが配設され,当該ディフューザの外周部には,
インペラから吐出されたエアーの通路を形成する複数の
エアーガイドが,外周に向かって拡大して配設されてい
る。
【0005】また当該エアーガイドが形成されているデ
ィフューザの裏面には,エアー通路から流出したエアー
をモータ吸気孔に導く戻り通路が形成されている。
【0006】上記構成により,インペラが回転し,エア
ーをエアー通路に吐出すると吸気口側が負圧(真空状
態)となり,これによりゴミ等が吸引される。
【0007】ところが,インペラとエアー通路との干渉
作用により,インペラのブレード数(N)と回転数
(Z)との積に依存して発生すると考えられる騒音(以
下,NZ音と称す)が指摘され,問題となっていた。
【0008】かかる問題に対し,特開昭61−2078
99号公報においては,エアー通路であるディフューザ
部に小孔を設け,当該小孔によりNZ音を吸音させて静
音化を行う技術が開示されている(同公報図2及び図3
参照)。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら,上記構
成では,小孔によるNZ音の消音効果は,当該小孔の空
間容積により決る周波数に対してのみ有効である。この
ため,モータの回転数を変えて吸引力を調整可能に構成
された電動送風機では,回転数が変るとNZ音の周波数
も変化して,全ての周波数(即ち,全ての回転数)に対
して静音効果を得ることができない問題があった。
【0010】そこで本発明は,複数の回転数に対しても
静音効果を発揮しうる消音機能を備えた電動送風機を提
供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決すべく,
請求項1にかかる発明は,遠心形のインペラと,該イン
ペラから吐出されたエアーが流出する複数のエアー通路
が形成されたディフューザと,前記インペラを覆うファ
ンケースとを有した電動送風機において,前記ファンケ
ースと前記インペラとの間に消音器を設け,当該消音器
が前記各エアー通路に対応して少なくとも1以上の貫通
孔と,当該各貫通孔を介して前記エアー通路と連通する
少なくとも1以上の消音室と,当該1以上の消音室を相
互に連通する切欠きとを備えることを特徴とする。
【0012】即ち,各エアー通路に対応して消音器に少
なくとも1以上の貫通孔を設け,そして当該消音器をフ
ァンケースとインペラとの間に配設する。この消音器に
は各貫通孔に対して少なくとも1以上の消音室が連通し
ている。当該複数の消音室は切欠きにより連通し,各消
音室の空間容積により決る周波数に対応するNZ音を貫
通孔を介して消音することを特徴とする。
【0013】請求項2にかかる発明は,前記消音室が,
前記ファンケース側に立設して設けられたリブにより区
画されると共に,前記切欠きが,当該ファンケースに当
接する部位の前記リブを切欠きしてなることを特徴とす
る。
【0014】即ち,消音器に設けたリブにより複数の消
音室を区画形成し,貫通孔に連通する消音室と他の消音
室を切欠きにより連通することを特徴とする。
【0015】請求項3にかかる発明は,前記複数の消音
室が,異なる空間容積を持ち,かつ,空間容積の小さい
消音室が前記貫通孔側に設けられて,前記切欠きにより
順次大きな空間容積を持つ消音室がそれぞれ連通してい
ることを特徴とする。
【0016】即ち,空間容積の異なる消音室を設けるこ
とで,NZ音の周波数が変化しても消音を可能にする際
に,空間容積の最も小さい消音室を貫通孔を含むように
設ける。そして空間容積の大きい他の消音室を前記空間
容積の最も小さい消音室と連通させる。この時,消音室
は順次空間容積が大きくなるようにリブで連通すること
を特徴とする。
【0017】請求項4にかかる発明は,遠心形のインペ
ラと,該インペラから吐出されたエアーが流出する複数
のエアー通路が形成されたディフューザと,前記インペ
ラを覆うファンケースとを有した電動送風機において,
前記ファンケースが,前記各エアー通路に対応して設け
られた少なくとも1以上の貫通孔を有し,前記ファンケ
ースを覆うように配設されると共に,前記各貫通孔を介
して前記エアー通路と連通する少なくとも1以上の消音
室と,当該1以上の消音室を相互に連通する切欠きとを
具備した消音器を有することを特徴とする。
【0018】即ち,各エアー通路に対応してファンケー
スに少なくとも1以上の貫通孔を設け,そして当該ファ
ンケースを覆うように消音器を設ける。この消音器には
各貫通孔に対して少なくとも1以上の消音室を設ける。
当該複数の消音室は切欠きにより連通し,各消音室の空
間容積により決る周波数に対応するNZ音を貫通孔を介
して消音することを特徴とする。
【0019】請求項5にかかる発明は,前記消音室が,
前記ファンケース側に立設して設けられたリブにより区
画されると共に,前記切欠きが,当該ファンケースに当
接する部位の前記リブを切欠きしてなることを特徴とす
る。
【0020】即ち,消音器に設けたリブにより複数の消
音室を区画形成し,貫通孔に連通する消音室と他の消音
室を切欠きにより連通することを特徴とする。
【0021】請求項6にかかる発明は,前記複数の消音
室が,異なる空間容積を持ち,かつ,空間容積の小さい
消音室が前記貫通孔側に設けられて,前記切欠きにより
順次大きな空間容積を持つ消音室がそれぞれ連通してい
ることを特徴とする。
【0022】即ち,空間容積の異なる消音室を設けるこ
とで,NZ音の周波数が変化しても消音を可能にする際
に,空間容積の最も小さい消音室を貫通孔を含むように
設ける。そして空間容積の大きい他の消音室を前記空間
容積の最も小さい消音室と連通させる。この時,消音室
は順次空間容積が大きくなるようにリブで連通すること
を特徴とする。
【0023】
【発明の実施の形態】本発明の第1の実施の形態を図を
参照して説明する。図1は本実施の形態にかかる電動送
風機を有した真空掃除機の断面図であり,図1(a)は
縦断面図,図1(b)は横断面図を示している。また図
2は,図1(a)における電動送風機を中心に拡大した
部分縦断面図である。
【0024】真空掃除機は,本体上ケース2と本体下ケ
ース3とを有し,これらが合わされて掃除機の外形が形
成され,その内部には集塵室5と送風機収納室8が通気
口6を介して設けられている。
【0025】集塵室5の前部には,吸入ホースが脱着自
在に取り付けられる吸入口部16が設けられ,その後部
には,通気性を有した紙袋からなるフィルタ13が脱着
自在に設けられている。また集塵室5の上部には,集塵
蓋4が開閉自在に設けられて,当該集塵蓋4を開閉する
ことによりフィルタ13の交換が可能になっている。
【0026】一方,送風機収納室8には,コード15を
介して電力が供給される電動送風機100が設けられ,
その後部には排気口7が設けられている。
【0027】また電動送風機100は,環状緩衝体12
を介して通気口6に当接し,これにより吸引したエアー
が通気口6を介してのみ吸気されるようになると共に,
ケースからモータへの振動の伝達及びモータからのケー
スへの振動の伝達が緩衝されている。
【0028】電動送風機100は,図3に示すように,
モータ部110,ディフューザ120,インペラ15
0,ファンケース130及び大小の空洞からなる消音室
141(141a,141b)を有した消音器140を
主要構成としている。なお図3は右半分が破断面を示
し,左半分が側面図を示している。
【0029】モータ部110は,モータフレーム111
により覆われたモータを有し,モータフレーム111に
ディフューザ120がビス124で固着されている。ま
たモータ軸112には,遠心形のブレード151を複数
有するインペラ150がナット113によりネジ止めさ
れている。
【0030】図4は,ファンケース130及び消音器1
40を取り外した状態における電動送風機100の上面
図を示している。なお図4には,参考のために後述する
貫通孔131を点線で示している。
【0031】ディフューザ120には,周辺に向い拡大
して配設された複数のエアーガイド122が設けられ
て,ファンケース130と共にエアー通路121を形成
している。また当該エアーガイド122が設けられてい
るディフューザ120の裏面には,戻り通路123が設
けられている。
【0032】ファンケース130は,亜鉛メッキ鋼板等
の金属からなり,インペラ150を略包接すると共に,
モータフレーム111と密接して気密状態を保ってい
る。これによりエアー通路121から送出されたエアー
が戻り通路123に流れて,送風効率を向上させてい
る。
【0033】またファンケース130は,エアー流入側
の面が平面に構成され,その中心部に設けられた吸気口
115の角部は丸く面取りされている。これにより吸気
したエアーの流れを整流する整流部142が構成されて
いる。
【0034】図5は消音器140の構成を示す上面図で
ある。当該消音器140は,ファンケース130上に当
該ファンケース130と密接して設けられ,そして小空
間容量を持つ小消音室141a及び大空間容積を持つ大
消音室141bがリブ146aにより区画されて設けら
れている。
【0035】また,小消音室141aは,大消音室14
1bに対して円盤形状を持つ消音器140の外周側に設
けられている。貫通孔131は小消音室141a内に配
設され,当該貫通孔131が各エアー通路121に対応
して設けられている。
【0036】さらに,小消音室141aと大消音室14
1bとを区画するリブ146aには,切欠き147が設
けられて,これにより小消音室141aと大消音室14
1bとが連通している。
【0037】上記構成のもとで真空掃除機を動作させて
インペラ150が回転すると,ブレード151がエアー
をエアー通路121に吐出する。これにより吸気口11
5側が真空となり,フィルタ13及び吸入ホースを介し
てゴミ等を含むエアーが吸引される。当該ゴミ等は,フ
ィルタ13でフィルタリングされエアーのみが吸気口1
15から吸気されるようになる。
【0038】このときインペラ150のブレード151
から吐出されるエアーは,エアー通路121と干渉し
て,インペラ150のブレード数と回転数との積に比例
したNZ音を含むエアー流となる。
【0039】そこで本発明では,消音室141を有した
消音器140を設けることによりかかるNZ音を低減
し,かつ,モータの回転速度が変化した場合には異なる
周波数のNZ音が発生するので,当該異なる周波数のN
Z音に対しても静音効果を発揮するように構成されてい
る。
【0040】即ち,エアー通路121を通るエアーのエ
ネルギーは消音室141によって吸収されて静音化され
る。このとき消音室141の空間容積により決る周波数
とNZ音の周波数とが一致したときに消音効果が発揮さ
れるので,1つの消音室だけでは異なる周波数のNZ音
に対して消音できない。
【0041】しかし,本願発明では,空間容積の異なる
複数の消音室が設けられているので,小消音室141a
の空間容積により定る周波数のNZ音が貫通孔131を
介して当該小消音室141aで消音され,また大消音室
141bの空間容積により定る周波数のNZ音が切欠き
147を介して当該大消音室141bで消音されるよう
になる。
【0042】図6は本発明の効果を音場解析した結果で
ある。周波数が1〜2kHzの範囲と4〜5kHzの範
囲において,音圧比が小さくなっている。これは,消音
室141による消音効果を示し,4〜5kHzの範囲に
おける消音は空間容積の小さい小消音室141aによる
ものであり,1〜2kHzの範囲における消音は空間容
積の大きい大消音室141bによるものである。
【0043】以上により,複数の周波数のNZ音を消音
することができるので,モータの回転数が変化する場合
であっても,十分に消音効果を発揮することが可能にな
る。
【0044】なお,上記説明では,貫通孔131は1つ
のエアー通路121に対して1つ設けられ,当該貫通孔
131が小消音室141aと連通し,そして該小消音室
141aが切欠き147を介して大消音室141bと連
通していた。
【0045】しかし,本発明は上記構成に限定されず,
図7に示すように1つのエアー通路121に対して2つ
の貫通孔132(132a,132b)を設け,また各
貫通孔132にはリブ146bで区画された空間容積の
異なる中消音室143bと大消音室143cとが連通し
た構成としてもよい。この場合には消音室143は,中
消音室143bと大消音室143cとにより構成される
ことになる。
【0046】また図8に示すように中消音室142bを
区画するリブ146bに切欠き147を設けて小消音室
143aと連通させてもよい。この場合は,小,中,大
消音室143a,143b,143cにより消音室14
3が形成されることになる。
【0047】次に第2の実施の形態について説明する。
なお第1の実施の形態と同一構成に関しては,同一符号
を用いて説明を適宜省略する。
【0048】第1の実施の形態においては,インペラ1
50を覆うように消音器140が配設され,さらに当該
消音器140を覆うようにファンケース130が配設さ
れていた。そして消音器140に複数の消音室141が
設けられていた。
【0049】本実施の形態にかかる電動送風機100
は,図9に示すようにインペラ150を覆うようにファ
ンケース130が配設され,また当該ファンケース13
0を覆うように消音器140が設けられた構成となって
いる。そして,消音器140に複数の消音室144が設
けられている。
【0050】図10はファンケース130を通して消音
器140をみたときの図で,ファンケース130には各
エアー通路121に対応して設けられた貫通孔133が
設けられている。
【0051】また,消音器140には小消音室144a
と大消音室144bとからなる消音室144が設けら
れ,小消音室144aは貫通孔133に連通し,また小
消音室144aはリブ146cに設けられた切欠き14
7により大消音室144bと連通している。なお,切欠
き147はファンケース130と接する面に設けられて
いる。
【0052】以上の構成により,小消音室144aの空
間容積により定る周波数成分のNZ音が貫通孔133を
介して当該小消音室144aで消音され,また大消音室
144bの空間容積により定る周波数成分のNZ音が切
欠き147を介して当該大消音室144bで消音される
ようになる。
【0053】従って,複数の周波数のNZ音が消音でき
るので,モータの回転数が変化する場合であっても,十
分に消音効果を発揮することが可能になる。
【0054】なお,小消音室と大消音室との配設は,上
述したように貫通孔側が小消音室になるようにすること
が望ましい。
【0055】さらに上記説明において消音器140は,
1つのエアー通路121に対して1つの貫通孔133が
設けられ,小消音室144aが貫通孔133と連通し,
また大消音室144bが小消音室144aと切欠き14
7により連通していた。
【0056】しかしこの様な構成に限定されず,図11
に示すように1つのエアー通路121に対して2つの貫
通孔134(134a,134b)を設け,また各貫通
孔134にはリブ146dで区画された空間容積の異な
る小消音室145aと大消音室145bが連通した構成
としてもよい。この場合には消音室145は,小消音室
145aと大消音室145bとにより構成されることに
なる。
【0057】また,図8に示すように,リブ146dに
切欠きを設けて,小,中,大消音室を形成してもよい。
【0058】なお,上述した各実施の形態の説明におい
ては,消音室の室数を限定して説明したが,本発明はこ
れに限定されるものではなく,モータの回転数の変化等
に対応して適宜設定することが可能であることは言うま
でもない。
【0059】
【発明の効果】本発明によれば,空間容積の異なる複数
の消音室が貫通孔を介してエアー通路に連通しているの
で,モータの回転数が変化してNZ音の周波数が変化し
ても静音化を行うことが可能になった。
【図面の簡単な説明】
【図1】電動送風機を有した掃除機の断面図であり,図
1(a)はその縦断面図,図1(b)は横断面図であ
る。
【図2】図1(a)における電動送風機の部分を拡大し
た部分縦断面図である。
【図3】第1の実施の形態にかかる電動送風機の構成を
示す図である。
【図4】図3における電動送風機のファンケースを取り
去ったときの上面図である。
【図5】図3の消音器の構成を示す図である。
【図6】大小の消音室における消音効果を示す音場解析
の図である。
【図7】図3に示す消音器の他の構成を示す図である。
【図8】図3に示す消音器の他の構成を示す図である。
【図9】第2の実施の形態にかかる電動送風機の構成を
示す図である。
【図10】図9に示す消音器の構成を示す図である。
【図11】図10に示す消音器の他の構成を示す図であ
る。
【符号の説明】
120 ディフューザ 121 エアー通路 122 エアーガイド 123 戻り通路 130 ファンケース 131〜134 貫通孔 140 消音器 141,143〜145 消音室 142 整流部 150 インペラ 151 ブレード
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 土田 英也 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 遠心形のインペラと,該インペラから吐
    出されたエアーが流出する複数のエアー通路が形成され
    たディフューザと,前記インペラを覆うファンケースと
    を有した電動送風機において,前記ファンケースと前記
    インペラとの間に消音器を設け,当該消音器が前記各エ
    アー通路に対応して少なくとも1以上の貫通孔と,当該
    各貫通孔を介して前記エアー通路と連通する少なくとも
    1以上の消音室と,当該1以上の消音室を相互に連通す
    る切欠きとを備えることを特徴とする電動送風機。
  2. 【請求項2】 前記消音室が,前記ファンケース側に立
    設して設けられたリブにより区画されると共に,前記切
    欠きが,当該ファンケースに当接する部位の前記リブを
    切欠きしてなることを特徴とする請求項2記載の電動送
    風機。
  3. 【請求項3】 前記複数の消音室が,異なる空間容積を
    持ち,かつ,空間容積の小さい消音室が前記貫通孔側に
    設けられて,前記切欠きにより順次大きな空間容積を持
    つ消音室がそれぞれ連通していることを特徴とする請求
    項1又は2記載の電動送風機。
  4. 【請求項4】 遠心形のインペラと,該インペラから吐
    出されたエアーが流出する複数のエアー通路が形成され
    たディフューザと,前記インペラを覆うファンケースと
    を有した電動送風機において,前記ファンケースが,前
    記各エアー通路に対応して設けられた少なくとも1以上
    の貫通孔を有し,前記ファンケースを覆うように配設さ
    れると共に,前記各貫通孔を介して前記エアー通路と連
    通する少なくとも1以上の消音室と,当該1以上の消音
    室を相互に連通する切欠きとを具備した消音器を有する
    ことを特徴とする電動送風機。
  5. 【請求項5】 前記消音室が,前記ファンケース側に立
    設して設けられたリブにより区画されると共に,前記切
    欠きが,当該ファンケースに当接する部位の前記リブを
    切欠きしてなることを特徴とする請求項4記載の電動送
    風機。
  6. 【請求項6】 前記複数の消音室が,異なる空間容積を
    持ち,かつ,空間容積の小さい消音室が前記貫通孔側に
    設けられて,前記切欠きにより順次大きな空間容積を持
    つ消音室がそれぞれ連通していることを特徴とする請求
    項4又は5記載の電動送風機。
JP26383496A 1996-09-13 1996-09-13 電動送風機 Pending JPH1089293A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2001011206A3 (en) * 1999-08-11 2002-10-03 Tuerk Elek K Enduestrisi A & S Perforated acoustic silencer for electrical motors
JP2017223129A (ja) * 2016-06-14 2017-12-21 日立アプライアンス株式会社 送風機およびそれを用いた電気掃除機、乃至流体機械
WO2019003829A1 (ja) * 2017-06-26 2019-01-03 パナソニックIpマネジメント株式会社 電動送風機及びそれを備える電気掃除機

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