JPH1089079A - 過給式エンジンの吸気装置 - Google Patents
過給式エンジンの吸気装置Info
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- JPH1089079A JPH1089079A JP8262480A JP26248096A JPH1089079A JP H1089079 A JPH1089079 A JP H1089079A JP 8262480 A JP8262480 A JP 8262480A JP 26248096 A JP26248096 A JP 26248096A JP H1089079 A JPH1089079 A JP H1089079A
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- Y02T—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
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- Y02T10/10—Internal combustion engine [ICE] based vehicles
- Y02T10/12—Improving ICE efficiencies
Landscapes
- Supercharger (AREA)
Abstract
とともに、過給圧の立ち上がりを速くして加速性能を向
上できる過給式エンジンの吸気装置を提供する。 【解決手段】 吸気通路の途中に介設されたコンプレッ
サにより過給するようにした過給式エンジンの吸気装置
において、上記吸気通路20のスロットル弁23より上
流側部分をコンプレッサ上流側部分に接続するブローオ
フ通路36を設け、該ブローオフ通路36に該通路36
を開閉するブローオフバルブ37を配設し、上記スロッ
トル弁23の下流側,上流側がそれぞれ負圧,正圧とな
るスロットル急閉運転域ではブローオフバルブ37を開
状態とし、上記スロットル弁23の下流側,上流側が、
両方とも正圧となる通常運転域及び両方とも負圧となる
低スロットル開度運転域では上記ブローオフバルブ37
を閉状態とするブローオフバルブ制御手段(ダイヤフラ
ム機構)42を設ける。
Description
されるスーパーチャージャあるいは排気ガスにより回転
駆動されるターボチャージャ等の過給機を備えた過給エ
ンジンの吸気装置に関する。
ために、排気ガス,あるいはクランク軸によりコンプレ
ッサを回転駆動し、該コンプレッサにより昇圧させた空
気を燃焼室に過給するターボチャージャ,スーパチャー
ジャ等の過給機を備えたものがある。この種の過給式エ
ンジンでは、中速〜高速運転状態からスロットル弁を急
激に全閉にする急減速運転状態では、吸気通路のスロッ
トル弁上流側の圧力が上昇し、極端な場合はコンプレッ
サが破損するおそれがある。
ために、従来、急減速時に吸気通内の圧縮空気を逃がす
ようにしたものがある。これは、図4に示すように、吸
気通路51のスロットル弁52より上流側にブローオフ
通路53を連通接続し、該ブローオフ通路53にブロー
オフバルブ54を配置して構成されている。また上記ブ
ローオフバルブ54には制御室55を上室56と下室5
7とに区分けするダイヤフラム58が接続されており、
上室56は吸気通路51のスロットル弁52より下流側
部分に連通接続されている。また上記上室56にはブロ
ーオフバルブ54を閉方向に付勢するスプリング59が
配設されている。
給圧)と上室56にかかる圧力とが同一となることから
ブローオフバルブ54は閉じている(図4(a)参
照)。そして上記運転状態からスロットル弁52を急閉
すると、スロットル弁52下流側に発生した負圧により
ブローオフバルブ54が開き、これにより吸気通路51
内の圧縮空気はブローオフ通路53を通ってコンプレッ
サ上流側に戻される(図4(b)参照)。
構造では、図4(c),(d)に示すように、エンジン
ブレーキ時,アイドリング時にブローオフバルブ54が
開いたままの状態となる場合がある。特にエンジンブレ
ーキ状態が比較的長くなると吸気通路51のスロットル
弁52の上流側,下流側とも負圧となることからブロー
オフバルブ54が開き易い。このためスロットル弁52
を全閉状態から開いた場合の過給圧の立ち上がりが遅く
なるというタイムラグが生じ、加速性能が得られないと
いう問題がある。
リング59のセット荷重を大きくすることにより、アイ
ドリング時にブローオフバルブ54が開かないようにす
ることが考えられる。しかしながら、アイドリング負圧
はエンジン機種によって異なることから、場合によって
はセット荷重が過大となって上述の急減速時におけるブ
ローオフバルブ54の作動に支障をきたすという懸念も
ある。
もので、急減速時における過給圧の上昇を抑制でき、か
つ加速時の過給圧の立ち上がりを速くできる過給式エン
ジンの吸気装置を提供することを目的としている。
通路の途中に介設されたコンプレッサにより過給するよ
うにした過給式エンジンの吸気装置において、上記吸気
通路のスロットル弁より上流側部分を上記コンプレッサ
より上流側部分又は大気に連通するブローオフ通路を設
け、該ブローオフ通路に該通路を開閉するブローオフバ
ルブを配設し、上記スロットル弁の下流側,上流側がそ
れぞれ負圧,正圧となるスロットル急閉運転域ではブロ
ーオフバルブを開状態とし、上記スロットル弁の下流
側,上流側が、両方とも正圧となる通常運転域及び両方
とも負圧となる低スロットル開度運転域では上記ブロー
オフバルブを閉状態とするブローオフバルブ制御手段を
設けたことを特徴としている。
記ブローオフバルブは、ブローオフ通路に形成され空気
の流れ方向に同軸配置された第1,第2シール面を有す
るバルブ室と、該バルブ室内に第1,第2シール面の軸
方向に進退自在に挿入配設されたバルブシャフトと、該
バルブシャフトに上記第1シール面又は第2シール面に
密接可能なよう軸方向に移動自在に装着されたバルブヘ
ッドとを備え、上記バルブシャフトに、該シャフトを前
進させたとき上記バルブヘッドを第1,第2シール面の
何れにも密接しない開位置に移動させるストッパを設け
た構成となっており、上記ブローオフバルブ制御手段
は、上記バルブシャフトが接続されたダイヤフラムによ
り大気圧室と作動室とに区分けされた制御室と、上記作
動室に上記スロットル弁下流側の圧力を導入する導圧通
路とを備え、上記スロットル急閉運転域ではバルブシャ
フトが作動室に導入され負圧により前進してバルブヘッ
ドを開位置に移動させ、上記通常運転域では、上記スロ
ットル弁下流側の正圧により上記バルブシャフトを後退
させるとともに上記スロットル弁上流側の正圧によりバ
ルブヘッドを第2シール面に密接する通常運転時位置に
移動させ、上記低スロットル開度運転域では、上記スロ
ットル弁下流側の負圧によりバルブシャフトを前進させ
るとともに上記スロットル弁上流側の負圧によりバルブ
ヘッドを第1シール面に密接する低スロットル開度運転
時位置に移動させることを特徴としている。
図面に基づいて説明する。図1ないし図3は、本発明の
一実施形態による過給式4サイクルエンジンの吸気装置
を説明するための図であり、図1は全体構成図、図2は
ブローオフバルブの断面図、図3(a)〜図3(d)は
それぞれブローオフバルブの動作を示す図である。
リンダブロック2にシリンダベッド3,ヘッドカバー4
を締結し、該シリンダブロック2のシリンダボア2a内
にピストン5を摺動自在に配置し、該ピストン5をコン
ロッド6を介してクランク軸(不図示)に連結した概略
構造のものである。
2aに臨む部分には燃焼室を構成する燃焼凹部3aが凹
設されており、該燃焼凹部3aには点火プラグ7が挿入
配置されている。また上記シリンダヘッド3には燃焼室
に連通する排気ポート10,吸気ポート11が形成され
ており、各ポート10,11には排気バルブ12,吸気
バルブ13が配置されている。この各バルブ12,13
はロッカアーム14,14を介してカム軸15,15で
開閉駆動される。
されており、該排気管16の下流端には触媒コンバータ
17を介在させてマフラ18が接続されている。また上
記吸気ポート11には吸気管20が接続されており、該
吸気管20の上流端にはエアクリーナ21が接続されて
いる。この吸気管20の吸気ポート11に臨む部分には
燃料を噴射するインジェクタ22が挿入配置されてお
り、これの上流側には吸気管20の通路面積を可変制御
するスロットル弁23が配置されている。また上記エア
クリーナ21の吐出口にはエアフローメータ24が配設
されている。
る。この過給機30は排気管16の途中に排気タービン
31を、吸気管20の途中にコンプレッサ32をそれぞ
れ配置し、排気タービン31とコンプレッサ32とをシ
ャフト33で結合して構成されている。上記吸気管20
のコンプレッサ32より下流側には圧縮空気を冷却する
水冷式又は空冷式のインタクーラ34が、またスロット
ル弁23の下流側にはサージタンク35がそれぞれ介設
されている。
流側部分と下流側部分とは排気バイパス通路25により
連通接続されており、該バイパス通路25には該通路2
5を開閉する排気バイパスバルブ26が配設されてい
る。このバイパスバルブ26にはダイヤフラム機構27
が接続されており、このダイヤフラム機構27は、上記
吸気管20内の過給圧が所定値を越えるとバイパスバル
ブ26を開くようになっており、これにより過給圧の過
剰上昇を防止している。
より上流側部分と上記コンプレッサ32より上流側部分
とはブローオフ通路36により連通接続されており、該
ブローオフ通路36の吸気管20への接続部にはブロー
オフバルブ37が介設されている。
有している。略L字状のケーシング38の上流部に略樽
状のバルブ室38aを膨出形成し、該バルブ室38aの
入口,出口部分内面に空気の流れ方向に同軸配置された
第1,第2シール面38d,38cを形成する。また上
記バルブ室38a内にバルブシャフト39を上記第1,
第2シール面38d,38cと同軸にかつ進退可能に配
置し、該バルブシャフト39に略樽状のバルブヘッド4
0を軸方向に摺動自在に装着する。そして上記バルブシ
ャフト39の上端部39aをシール材41aを介在させ
てケーシング38から外方に突出させる。上記ケーシン
グ38の吸気口38eは吸気管20に溶接接続され、吐
出口38bはジョイントを介してブローオフ通路36に
接続されている。上記バルブヘッド40は樹脂,あるい
はアルミ合金からなる中空状のもので、外表面にはシー
ル性を確保するためのゴム膜(不図示)がコーティング
されている。
9に対して回転可能にかつ軸方向移動可能に装着されて
おり、上記第1シール面38d,又は第2シール面38
cに密接可能となっている。また上記バルブヘッド40
は、上記バルブシャフト39の中間段部に嵌着されたワ
ッシャ(ストッパ)41bにより上方向への移動量が規
制されており、バルブシャフト39が後退(上昇)位置
にある場合にのみ上記第2シール面38cに密接可能と
なっている。なお、バルブヘッド40はバルブシャフト
39の前進,後退の何れにおいても第1シール面38d
に密接可能となっている。また上記バルブシャフト39
の外表面にはバルブヘッド40の摺動による食い付きを
防止するための皮膜(不図示)がコーティングされてい
る。
ール面38cに密接してブローオフ通路を閉塞する通常
運転時位置Aと、バルブベッド40がバルブシャフト3
9により吸気口38e側に押しやられてブローオフ通路
を開くスロットル急閉運転時位置Bと、第1シール面3
8dに密接してブローオフ通路を閉塞する低スロットル
開度運転時位置Cとの間で移動可能となっている。
バルブ制御手段としてのダイヤフラム機構42が配設さ
れている。このダイヤフラム機構42の制御室44は、
上記バルブシャフト39の上端部39aを囲むようにケ
ーシング38に一体形成されたロアケース38eにアッ
パケース43を気密に締結してなり、該制御室44は上
記両ケース38e,43間にダイヤフラム45を介在さ
せて大気室44aと作動室44bとに区分けされてい
る。
5a,45aを介して上記バルブシャフト39の上端部
39aが締結固定されている。この下側支持板45aと
ロアケース38eの底面との間にはバルブシャフト39
を上方(後退方向)に付勢するスプリング46が配設さ
れており、このスプリング46の付勢力はバルブシャフ
ト39を上端位置に保持できる程度の大きさに設定され
ている。また上記アッパケース43の内壁には上側支持
板45aが当接するストッパ部43aが突出形成されて
いる。
が連通接続されており、該導圧通路47は上記スロット
ル弁23の下流側に配設されたサージタンク35に連通
接続されている。また上記アッパケース43には大気室
44aと外気とを連通する連通孔44bが形成されてい
る。
動作について説明する。スロットル弁23が所定値以上
開かれている通常運転域(低中速〜高速運転域)では、
吸気管20内は過給機30からの過給圧によりスロット
ル弁23の下流側,上流側共に正圧となっており、その
ため制御室44の作動室44bも正圧となることから、
バルブシャフト39はダイヤフラム45の上昇によって
上昇端に位置している。またバルブヘッド40は吸気管
20内の正圧によって通常運転時位置Aに上昇し、第2
シール面38cに密接してブローオフ通路36を閉じて
いる(図3(a)参照)。
急激に閉じる急減速運転域(スロットル急閉運転域)に
移行すると、サージタンク35内の降圧に伴って作動室
44bが負圧となることから、バルブシャフト39はダ
イヤフラム45によって下降され、バルブヘッド40を
スロットル急閉時位置Bに押し下げる。これによりブロ
ーオフ通路36が開き、バルブ室38aとバルブヘッド
40との間から吸気管20内の高圧の空気がコンプレッ
サ32の上流側に戻される(図3(b)参照)。これに
より吸気管20内の圧力上昇が抑制され、コンプレッサ
32の損傷を防止できる。
時,あるいはアイドリング時のように、スロットル弁2
3が所定の小開度に保持される低スロットル開度運転域
では、上記バルブシャフト39は作動室44bの負圧に
より上記スロットル急閉運転域と同じ下降位置に保持さ
れ、バルブヘッド40は吸気管20内が負圧になること
から低スロットル開度運転時位置Cに移動し、第1シー
ル面38dに密接してブローオフ通路36を閉じる(図
3(c),(d)参照)。
ロットル弁23の下流側の正圧,負圧によって上昇,下
降するよう構成するとともに、バルブヘッド40をバル
ブシャフト39に軸方向に移動可能に装着したので、通
常運転域では、バルブシャフト39が吸気管20のスロ
ットル弁23の下流側の正圧によって上昇し、かつバル
ブヘッド40が吸気管20のスロットル弁23上流側の
正圧によって上昇して第2シール面38cに密接し、ブ
ローオフ通路36を閉状態に保持できる。
シャフト39がスロットル弁下流側の負圧により下降し
同時にバルブヘッド40を中間位置に下降させ、ブロー
オフ通路36を開き、吸気管20内の過剰昇圧を回避で
きる。
ットル弁23上流側が負圧になることからバルブヘッド
40が下降して第1シール面38dに密接し、ブローオ
フ通路36を閉状態に保持する。
ブレーキ時,アイドリング時のような低スロットル開度
運転域では吸気管20内のスロットル弁23上流側の負
圧によりバルブヘッド40がブローオフ通路36を閉じ
るので、スロットル弁23を全閉状態から開いたときの
過給圧の立ち上がりを速くすることができ、加速性能を
向上できる。
バルブシャフト39に対して摺動可能とするだけの構造
により、吸気管20内のスロットル弁23の下流側,上
流側の圧力により自動的にバルブヘッド40を昇降させ
ブローオフ通路36を開閉することができ、簡単な構造
で済み、コストの上昇を抑制できる。
ト39に対して回転可能としたので、該バルブヘッド4
0を各シール面38c,38dに確実に密接させること
が可能となり、それだけシール性を向上できる。また、
バルブ室38a,及びバルブヘッド40を略樽状に形成
したので、流路抵抗を小さくできる。
御手段をダイヤフラム機構42により構成し、該ダイヤ
フラム機構42によりブローオフバルブ37を開閉駆動
するようにしたので、ブローオフバルブ37の開閉制御
を簡単な構造で実現でき、この点からもコストの上昇を
抑制できる。
1によりコンプレッサ32を回転駆動する,いわゆるタ
ーボチャージャを例に説明したが、本発明はクランク軸
によりコンプレッサを回転駆動するスーパーチャージャ
にも勿論適用できる。
によりブローオフバルブ制御手段を構成した場合を説明
したが、本発明のブローオフバルブ制御手段はこれに限
られるものではない。例えば、吸気管内圧力を圧力セン
サで検出し、該検出値に基づいてコントローラによりア
クチュエータを介してブローオフバルブを開閉駆動する
ようにしてもよい。さらに上記実施形態では、4サイク
ルエンジンを例に説明したが、本発明は2サイクルエン
ジンにも適用できる。
給式エンジンの吸気装置によれば、スロットル急閉運転
域ではブローオフ通路を開き、通常運転域,及びスロッ
トル低開度運転域ではブローオフ通路を閉じるブローオ
フバルブ制御手段を設けたので、エンジンブレーキ時,
アイドリング時にはブローオフ通路を閉状態に保持で
き、スロットル弁を全閉から開いたときの過給圧の立ち
上がりを速くすることができ、加速性能を向上できる効
果がある。
を、バルブ室内にて進退するバルブシャフトと、該バル
ブシャフトに軸方向に移動可能に装着したバルブヘッド
とを備えたものとし、ブローオフバルブ制御手段を、バ
ルブシャフトを駆動するダイヤフラムの作動室内に吸気
通路のスロットル弁下流側圧力を導入する構造としたの
で、ブローオフ通路を、スロットル急閉運転域でのみ開
き、他の運転域では閉じる動作を、簡単な構造で実現で
き、コストの上昇を抑制できる効果がある。
気装置を説明するための概略構成図である。
る。
る。
Claims (2)
- 【請求項1】 吸気通路の途中に介設されたコンプレッ
サにより過給するようにした過給式エンジンの吸気装置
において、上記吸気通路のスロットル弁より上流側部分
を上記コンプレッサより上流側部分又は大気に連通する
ブローオフ通路を設け、該ブローオフ通路に該通路を開
閉するブローオフバルブを配設し、上記スロットル弁の
下流側,上流側がそれぞれ負圧,正圧となるスロットル
急閉運転域ではブローオフバルブを開状態とし、上記ス
ロットル弁の下流側,上流側が、両方とも正圧となる通
常運転域及び両方とも負圧となる低スロットル開度運転
域では上記ブローオフバルブを閉状態とするブローオフ
バルブ制御手段を設けたことを特徴とする過給式エンジ
ンの吸気装置。 - 【請求項2】 請求項1において、上記ブローオフバル
ブは、ブローオフ通路に形成され空気の流れ方向に同軸
配置された第1,第2シール面を有するバルブ室と、該
バルブ室内に第1,第2シール面の軸方向に進退自在に
挿入配設されたバルブシャフトと、該バルブシャフトに
上記第1シール面又は第2シール面に密接可能なよう軸
方向に移動自在に装着されたバルブヘッドとを備え、上
記バルブシャフトに、該シャフトを前進させたとき上記
バルブヘッドを第1,第2シール面の何れにも密接しな
い開位置に移動させるストッパを設けた構成となってお
り、上記ブローオフバルブ制御手段は、上記バルブシャ
フトが接続されたダイヤフラムにより大気圧室と作動室
とに区分けされた制御室と、上記作動室に上記スロット
ル弁下流側の圧力を導入する導圧通路とを備え、上記ス
ロットル急閉運転域ではバルブシャフトが作動室に導入
され負圧により前進してバルブヘッドを開位置に移動さ
せ、上記通常運転域では、上記スロットル弁下流側の正
圧により上記バルブシャフトを後退させるとともに上記
スロットル弁上流側の正圧によりバルブヘッドを第2シ
ール面に密接する通常運転時位置に移動させ、上記低ス
ロットル開度運転域では、上記スロットル弁下流側の負
圧によりバルブシャフトを前進させるとともに上記スロ
ットル弁上流側の負圧によりバルブヘッドを第1シール
面に密接する低スロットル開度運転時位置に移動させる
ことを特徴とする過給式エンジンの吸気装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26248096A JP3828209B2 (ja) | 1996-09-10 | 1996-09-10 | 過給式エンジンの吸気装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26248096A JP3828209B2 (ja) | 1996-09-10 | 1996-09-10 | 過給式エンジンの吸気装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1089079A true JPH1089079A (ja) | 1998-04-07 |
JP3828209B2 JP3828209B2 (ja) | 2006-10-04 |
Family
ID=17376379
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP26248096A Expired - Lifetime JP3828209B2 (ja) | 1996-09-10 | 1996-09-10 | 過給式エンジンの吸気装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3828209B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6457312B2 (en) * | 2000-07-07 | 2002-10-01 | Jenbacher Aktiengesellschaft | Internal combustion engine |
-
1996
- 1996-09-10 JP JP26248096A patent/JP3828209B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6457312B2 (en) * | 2000-07-07 | 2002-10-01 | Jenbacher Aktiengesellschaft | Internal combustion engine |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3828209B2 (ja) | 2006-10-04 |
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