JPH10888A - 予約内容表示カード及び予約システム - Google Patents

予約内容表示カード及び予約システム

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JPH10888A
JPH10888A JP15510796A JP15510796A JPH10888A JP H10888 A JPH10888 A JP H10888A JP 15510796 A JP15510796 A JP 15510796A JP 15510796 A JP15510796 A JP 15510796A JP H10888 A JPH10888 A JP H10888A
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JP
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content
card
display card
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Pending
Application number
JP15510796A
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English (en)
Inventor
Yuko Okada
祐子 岡田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Dai Nippon Printing Co Ltd
Original Assignee
Dai Nippon Printing Co Ltd
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Publication date
Application filed by Dai Nippon Printing Co Ltd filed Critical Dai Nippon Printing Co Ltd
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Publication of JPH10888A publication Critical patent/JPH10888A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 カードで予約操作を可能とし、そのカードに
予約内容を表示する。 【解決手段】 カード10は、予約内容を表示可能かつ
書き換え可能な情報表示部2を備える。情報表示部2
は、磁性体から形成された多数の微粒子を有しており、
磁気的エネルギーの作用により微粒子の配列を変化さ
せ、その配列の変化による背景コントラストの差によっ
て、予約内容を表示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、予約内容を表示
可能かつ書き換え可能な予約内容表示カードと、その予
約内容表示カードを用いた予約システムに関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来、病院等において、患者が診察カー
ドを用いて診察の予約をすることができるシステムが種
々提案されている(特開平7−282154号公報
等)。この診察カードには、患者固有のIDが記録され
ている。この診察カードが予約装置に挿入されると、装
置は、このIDを機械的に読み取ってその患者を特定す
る。患者は、所定の操作を行うことにより、診察の予約
を行うことができる。そして、装置は、診察予約券を発
行する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前述の従来の
技術では、診察の予約により診察予約券を発行するの
で、患者は、診察カードの他に、その診察予約券を保管
する必要があった。したがって、患者は、再診時には診
察カードと診察予約券との双方を持参しなければならな
かった。また、診察予約券を紛失したり、再診時に忘れ
たりすることが多かった。このため、患者は、再診の予
約日時を再度問い合わせたりすることが多く、病院側で
も手続きが煩雑となっていた。
【0004】本発明の課題は、予約した内容をカードに
表示することができるようにし、そのカードを用いて予
約手続きを効率良く行えるようにすることにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上述の課題を解決するた
めに、請求項1の発明は、予約内容を表示可能かつ書き
換え可能な情報表示部を備える予約内容表示カードであ
って、前記情報表示部は、透明又は半透明の封入部材内
に微粒子が封入されたものから構成され、磁気的、電気
的又は熱的エネルギーの少なくとも1つが作用したとき
に、微粒子の配列の変化によって可視光の透過領域と反
射領域とが変化し、微粒子の配列による背景コントラス
トの差によって、予約内容を表示することを特徴とす
る。
【0006】請求項2の発明は、請求項1に記載の予約
内容表示カードにおいて、前記情報表示部に表示される
予約内容に対応する予約情報を書換え可能に記録する情
報記録部を備え、前記情報表示部は、前記情報記録部に
記録される予約情報に基づいて、予約内容の再表示が可
能であることを特徴とする。
【0007】請求項3の発明は、請求項1又は請求項2
に記載の予約内容表示カードを用いて予約を行う予約シ
ステムであって、前記予約内容表示カードの所有者に関
する情報、及び予約状況に関する情報を記憶する記憶手
段と、前記記憶手段に記憶された内容に基づいて、予約
を行う予約手段と、前記予約手段により予約が行われた
ときに、前記記憶手段に記憶された情報を更新する情報
更新手段と、前記予約手段により予約された内容の少な
くとも一部を、前記予約内容表示カードの前記情報表示
部に表示させる予約内容表示手段とを備えることを特徴
とする。
【0008】請求項4の発明は、請求項3に記載の予約
システムにおいて、前記予約手段により予約された内容
に対応する予約情報を前記予約内容表示カードの前記情
報記録部に記録する情報記録手段と、前記予約内容表示
カードの前記情報記録部に記録された予約情報を読み取
る予約情報読み取り手段と、前記予約情報読み取り手段
により読み取られた予約情報に基づいて、前記予約内容
表示カードの前記情報表示部に予約内容を表示させる第
2の予約内容表示手段とを備えることを特徴とする。
【0009】請求項1の発明においては、情報表示部に
エネルギーが作用すると、情報表示部の微粒子の配列が
変化して、その微粒子の配列に基づいて予約内容が目視
可能に表示される。請求項2の発明においては、予約内
容に対応する予約情報が情報記録部に記録される。した
がって、情報表示部の予約内容が不注意等により消えて
しまっても、情報記録部に記録された予約情報を読み取
って、予約内容を再生することができる。
【0010】請求項3の発明においては、記憶手段に記
憶された情報に基づいて、予約手段により予約が行われ
る。予約が行われたときは、情報更新手段により記憶手
段に記憶された情報が更新されるとともに、予約内容表
示手段により、予約内容表示カードの情報表示部にその
予約内容が表示される。したがって、予約手続きと予約
内容表示カードへの予約内容の表示とを効率良く行うこ
とができる。
【0011】請求項4の発明においては、情報記録手段
により予約情報が予約内容表示カードの情報記録部に記
録される。そして、予約内容表示カードの情報表示部に
再表示をするときは、予約情報読み取り手段により予約
内容表示カードの情報記録部の予約情報が読み取られ、
その読み取られた予約情報に基づいて、第2の予約内容
表示手段により予約内容表示カードの情報表示部に予約
内容が表示される。したがって、予約内容を迅速に再表
示することができる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、図面等を参照して、本発明
の実施形態について説明する。図1は、本発明の予約内
容表示カードの一実施形態を示す平面図である。本実施
形態の予約内容表示カード10(以下、単に「カード1
0」という。)は、病院の診察券として使用されるもの
である。このカード10は、カード基材1上に、情報表
示部2と磁気ストライプ3とが互いに重なり合わないよ
うに配置されている。また、カード基材1の他の余白部
分には、カードの名称(診察券である旨)やカードの発
行元(△△病院)等の、使用状況によって変化すること
のない固定情報が、あらかじめ印刷やエンボス文字等に
よって表示されている。
【0013】カード基材1には、塩化ビニル樹脂、塩化
ビニル−酢酸ビニル共重合体、ポリエステル樹脂等のプ
ラスチック、若しくは、金展、紙等の単体、又はこれら
の複合体が使用される。複合体としては、例えば塩化ビ
ニル樹脂によって白コアの両面を透明なオーバーシート
で挟み込んだものがあげられる。また、カード基材1の
厚みは、材質、用途又は携帯時の強度等の観点から、通
常は、0.1〜2.0mm程度とすることが好ましい。
磁気ストライプ3は、所定の情報を書き換え可能に磁気
的に記録しておく部分である。この磁気ストライプ3
は、カード基材1に磁性材料を塗布若しくは印刷した
り、又は磁性体を積層若しくは埋設すること等により設
けられている。
【0014】情報表示部2は、文字、図形若しくは記号
又はこれらの結合により、特定の内容を目視可能に表示
するとともに、その内容を書き換え可能に形成された部
分である。この情報表示部2に表示される内容は、診察
予約日時や診察予約内容である。さらに、患者個人又は
グループごとのIDや、患者の氏名、メッセージ、連絡
事項又は広告等を併せて表示しても良い。情報表示部2
は、カード基材1の表面上に直接貼り付けて形成した
り、あるいは印刷によって形成される。情報表示部2
は、ある程度の厚みを有するので、カード基材1に凹部
を設けて、その凹部に埋設することが好ましい。このよ
うにすれば、カード10の表面が平坦となり、情報表示
部2の損傷や剥脱等を防止することができる。
【0015】図2は、図1の情報表示部2の構造を詳細
に示す断面図である。情報表示部2は、支持体503
と、記録層502と、アンカー層501と、保護層50
8とが順次積層されたものである。記録層502は、バ
インダ樹脂502a中に、マイクロカプセル504が分
散されたものである。このマイクロカプセル504は、
内部に封入された液体506と、液体506中に浮遊す
る磁性体微粒子507とを有する。記録層502は、マ
イクロカプセル504、樹脂及び溶媒を含む塗液又はイ
ンクを、カード基材1に塗布若しくは印刷するか、又は
予め別の支持体503上に塗布若しくは印刷したものを
カード基材1に設置することにより形成される。記録層
502の厚みは、通常5〜200μm程度である。
【0016】バインダ樹脂502aは、記録層502中
に分散したマイクロカプセル504を保持し、マイクロ
カプセル504を外力から保護するものである。バイン
ダ樹脂502aの材料としては、その成形性や密着性等
の観点から、主としてポリビニルアルコール、ヒドロキ
シエチルセルロース、カルボキシメチルセルロース又は
ポリビニルビロリドン等の水溶性樹脂が用いられる。マ
イクロカプセル504は、バインダ樹脂502aによっ
て固定されているので、その中に浮遊する磁性体微粒子
507の動きは、マイクロカプセル504内だけに拘束
される。したがって、磁性体微粒子507が情報表示部
2の一部に偏ることを防止することができる。
【0017】磁性体微粒子507としては、鉄、ニッケ
ル、鉄−ニッケル合金若しくは酸化クロム等の磁性金属
粉又は磁性合金粉等が用いられる。磁性体微粒子507
の形状としては、厚みに対して粒径の大きい薄片状のも
のが好ましい。さらに、磁性体微粒子507の粒径は、
3〜15μm程度のものが好ましい。また、磁性体微粒
子507の保持力は、配置された状態を維持するため
に、500[Oe]以上であることが好ましい。さら
に、磁性体微粒子507は、有機化合物で表面処理して
分散安定性を向上させたり、アルミニウム等の金属光沢
をもつ材料を表面に蒸着させることによって、可視光の
反射率を高めることができる。
【0018】液体506は、極性液体と疎水性液体とを
溶解した熱可塑性樹脂とからなるものである。極性液体
は、ヒドロキシル基、カルボキシル基等の極性基を有す
るアルコール類、ケント類、エステル類、カルボン酸類
又はアミノ化合物等であり、例えば、芳香族エステル又
は脂肪酸エステル等のエステル類、より具体的には、フ
タル酸ジメチル、フタル酸ジブチル又はセバシン酸ジオ
クチル等である。
【0019】一方、疎水性液体は、低揮発性の脂肪族や
芳香族の炭化水素及びこれらの混合物であり、ノーカー
ボン複写用紙のマイクロカプセルに用いられるもの等が
好ましい。また、液体に顔料や染料等の着色剤を混合す
ると、表示のコントラストが向上し、情報表示部2の視
覚性を高めることができる。また、熱可塑性樹脂は、極
性液体と疎水性液体の混合物に溶解し、透明性にすぐ
れ、マイクロカプセル504の形成に悪影響のないもの
を使用する。例えば、ポリビニルブチラール、ポリ酢酸
ビニル等のビニル樹脂、アクリル樹脂又はエチルセルロ
ース等があげられる。また、熱可塑性樹脂を液体506
中に2〜50wt%溶解させて、液体506の粘度を2
0〜5000cP程度とする。
【0020】マイクロカプセル504は、例えば、米国
特許第2800426号等によって開示されている技術
等の、ゼラチン又はアラビアゴム等を用いる製造方法に
よって形成することができる。マイクロカプセル504
の粒径は、体積平均で10〜150μm程度が好まし
い。
【0021】支持体503としては、ポリエチレンテレ
フタレートに代表されるポリエステル樹脂等のプラスチ
ック、紙又は金属等のシート状のものが使用される。支
持体503の厚みは、記録層502の形成状況やカード
としたときの厚み等により適宜選択されるが、通常は、
50〜200μm程度である。また、支持体503は、
記録層502の下側になるので、黒色等の有色とすれ
ば、情報表示部2の表示のコントラストを向上させるこ
とができ、視覚性を高めることができる。さらに、支持
体503の略全面に、塗布法によって記録層502を形
成した後に、支持体503を所定形状に切断して、カー
ド基材1の表面又は凹部内に貼り付ける等しても良い。
支持体503は、カード基材1に直接形成する場合に
は、複数個に分離独立させてパターン状にする印刷法に
よって形成することが好ましい。
【0022】アンカー層501は、ポリエステル樹脂や
アクリル樹脂等から形成され、その厚みは、5〜20μ
m程度が好ましい。透明な保護層508は、ポリエステ
ル樹脂やポリカーボネート樹脂等から形成され、その厚
みは、12〜200μm程度が好ましい。保護層508
は、記録層502上に設けることにより、その内部のマ
イクロカプセル504を保護することができ、耐久性を
向上させる点で好ましい。
【0023】次に、情報表示部2の表示方法について説
明する。情報表示部2に外部から磁場が与えられると、
磁場が与えられた磁性体微粒子507のみが磁場の方向
に感応して整列する。この磁性体微粒子507の整列に
よって、可視光の透過領域と反射領域とが変化するの
で、この背景コントラストの差によって、文字や図形等
が目視可能に表示される。
【0024】図3は、情報表示部2に表示される表示内
容を示す図である。図中(A)は、カード発行時の情報
表示部2aを示している。このときは、まだ診察予約が
なされていないので、患者ID(NO.12345)及
び氏名(特許 花子様)のみが表示される。図中(B)
は、予約が行われたときの情報表示部2bを示してい
る。このときは、予約日時(8月22日(木) 午前1
0時)及び予約内容(内科 レントゲン検査)が追加表
示される。
【0025】図中(C)は、再度の予約が行われたとき
の情報表示部2cを示している。このときは、新たな予
約日時(9月2日(月) 午前10時)及び予約内容
(予約内容は前回と同じです。)が表示される。また、
図中(C)の例では、患者に対するメッセージ(おだい
じに。)が表示されている。さらに、併せて治療器具の
広告等を表示しても良い。なお、患者の希望により、情
報表示部2に予約日時のみを表示するようにして、患者
のプライバシーを守るようにしても良い。
【0026】図4は、本発明による予約システムの一実
施形態を示す図である。予約システムは、リーダ・ライ
タ20と、端末30と、データベース40とからなる病
院側に設けられた装置と、各患者が所有するカード10
とから構成される。リーダ・ライタ20は、端末30と
接続されており、端末30からの指令に基づいて、カー
ド10の情報表示部2に予約内容等を表示し、又は情報
表示部2の予約内容を消去するとともに、カード10の
磁気ストライプ3に記録された情報を読み取り、又は磁
気ストライプ3に情報を記録する装置である。
【0027】端末30は、リーダ・ライタ20の動作や
データベース40の情報の入出力を統括的に制御する装
置である。この端末30は、本体31と、ディスプレイ
32と、キーボード33aと、マウス33b等とから構
成されている。データベース40は、患者の情報や患者
の診察予約情報等を格納している記憶部である。端末3
0は、データベース40から必要な情報を受け取り、受
け取った情報をリーダ・ライタ20に伝送する。リーダ
・ライタ20は、この情報に基づいて、カード10の情
報表示部2に所定の内容を表示し、磁気ストライプ3に
所定の情報を記録する。また、端末30からの入力によ
り、データベース40に記憶された情報の書き換えや訂
正も行うことができるようになっている。
【0028】図5は、データベース40内に格納されて
いる情報を示す図である。データベース40は、全体予
約情報ファイル41、個人予約情報ファイル42及びメ
ッセージ情報ファイル43の、3つのファイルを有して
いる。これらのファイル41,42及び43は、電気、
磁気又は光学的手段によってディスク装置等に記憶され
ている。
【0029】全体予約情報ファイル41は、病院全体の
予約状況を各診察科ごとに記憶している。個人予約情報
ファイル42は、患者ごとに予約情報等を記憶してい
る。メッセージ情報ファイル43は、カード10の情報
表示部2に表示するメッセージの内容を記憶している。
以下に、全体予約情報ファイル41、個人予約情報ファ
イル42及びメッセージ情報ファイル43について詳説
する。
【0030】図6は、図5の全体予約情報ファイル41
に記憶された情報を示す図である。この全体予約情報フ
ァイル41は、各診察科ごと、かつ所定の時間帯ごとに
区分された記憶領域を有している。そして、予約がなさ
れると、所定の記憶領域にその情報が記憶される。ま
た、各診察科の各時間帯ごとに、予約可能な患者数が予
め設定されている。この数は、診察科の患者診察能力に
応じて異なる。診察科ごとに予約可能な患者数を変えて
おくことによって、各科ごとに最適な数の患者を診察す
ることができる。例えば、図6のように、区分された時
間帯が1時間である場合において、医師1人が患者1人
の診察に6分を要するとき、医師1人に対し1時間当た
り10人の患者が予約可能となる。
【0031】図7は、図5の個人予約情報ファイル42
に記憶された情報を示す図である。個人予約情報ファイ
ル42には、各患者ごとに情報の記憶領域が設けられて
いる。そして、各記憶領域には、その患者のID、予約
診療科、予約日時、通院回数及び投薬等の情報が記憶さ
れている。端末30は、個人予約情報ファイル42にア
クセスするときは、患者IDをもとにアクセスする。ま
た、個人予約情報ファイル42に記憶されている情報
を、端末30からの操作により更新し、又は変更するこ
とができる。
【0032】メッセージ情報ファイル43は、カード1
0の情報表示部2に表示するメッセージとして、複数種
類のものを記憶している。例えば、「予約内容は前回と
同じです。おだいじに。」や、「3番窓口でお待ち下さ
い。」のような文言の情報があげられる。
【0033】図8は、本発明による予約システムの全体
の動作の流れを示すフローチャートである。本体31
は、カード10がリーダ・ライタ20の挿入口20aに
挿入されると、処理を開始する(図4)。先ず、S10
1では、本体31は、リーダ・ライタ20によってカー
ド10の磁気ストライプ3から患者IDを読み取り、S
102に進む。S102では、ディスプレイ32にメニ
ュー画面を表示させて、S103に進む。ここで表示さ
れるメニューは、(1)再診を予約するメニューと、
(2)既に再診を予約している場合においてカード10
の情報表示部2に表示された予約内容が消えてしまった
とき等に、その予約内容を再表示をするためのメニュー
である。そして、S103で、患者の操作により、いず
れかのメニューが選択されると、次のS104に進む。
【0034】S104では、本体31は、再診を予約す
るメニューが選択されたか否かを判断する。このメニュ
ーが選択されたと判断したときは、S108に進んで予
約処理を実行する。この予約処理の実行後は、図中、a
の位置(S102の手前)に戻る。一方、S104で再
診を予約するメニューが選択されていないと判断したと
きは、S105に進み、カード10の情報表示部2に再
表示をするメニューが選択されたか否かを判断する。再
表示をするメニューが選択されたと判断したときは、S
109に進んで再表示処理を実行する。この再表示処理
の実行後は、図中、aの位置(S102の手前)に戻
る。
【0035】一方、S105で再表示をするメニューが
選択されていないと判断したときは、S106に進む。
S106では、メニューの終了が選択されたか否かを判
断し、終了が選択されたときはS107に進み、終了が
選択されないときはS102に戻る。S107では、カ
ード10を、リーダ・ライタ20の挿入口20aから排
出して、処理を終了する。
【0036】図9は、図8のS108での予約処理を示
すフローチャートである。先ず、S201では、本体3
1は、予約処理が可能な時間か否かを判断する。予約処
理が可能な時間であるときはS202に進み、予約処理
ができないとき(予約受付時間が終了しているとき等)
は、図8のaの位置に戻る。S202では、診察科のリ
ストをディスプレイ32に表示させる。ディスプレイ3
2に予約が可能な診察科が列挙して表示されると、次の
S203に進む。
【0037】S203では診察科の入力を受け付け、診
察科が入力されると、S204に進む。S204では予
約を希望する日の入力を受け付け、希望の日が入力され
ると、S205に進む。S205では、本体31は、入
力された希望日の診察科の予約状況を調査するため、デ
ータベース40の全体予約情報ファイル41を検索す
る。全体予約情報ファイル41を検索すると、S206
に進む。
【0038】S206では、本体31は、S205での
検索結果から、ディスプレイ32にその日の予約可能な
時間帯を表示して、S207に進む。ここでの表示とし
ては、予約可能な時間帯を患者にわかりやすく知らせる
ために、例えば、診察時間帯のうちの予約可能な時間帯
を点滅させたり、特定の色で表示したりすることが好ま
しい。
【0039】S207では、予約入力を受け付ける。そ
して、次のS208で予約がされたか否かを判断する。
予約がされたときはS209に進み、予約がされないと
きは図8のaの位置に戻る。S209では、予約された
内容に基づき、データベース40に記憶された情報を更
新する。すなわち、全体予約情報ファイル41に、予約
された患者のID等を新たに記憶する。また、個人予約
情報ファイル42のその患者の記憶領域に、予約診察科
や予約日時等の情報を記憶する。
【0040】次のS210では、カード10の磁気スト
ライプ3に記録された情報を更新する。すなわち、リー
ダ・ライタ20により、磁気ストライプ3に、予約診察
科や予約日時等の情報を記録する。既に前回の予約の情
報が記録されているときは、その情報を消去する。ここ
で、磁気ストライプ3に記録した情報を確認するように
すると、磁気ストライプ3に記録した情報の信頼性を高
めることができる。
【0041】次のS211では、リーダ・ライタ20に
より、カード10の情報表示部2に予約内容を表示す
る。既に前回の予約内容が表示されているときは、この
内容を消去した後で新たな予約内容を表示する。また、
このときに情報表示部2に表示すべきメッセージ等があ
るときは、メッセージ情報ファイル43から所望のメッ
セージを取り出し、例えば図3(C)に示す「おだいじ
に。」のような表示を行う。この処理が終了すると、図
8中、aの位置に戻る。
【0042】図10は、図8のS109での再表示処理
を示すフローチャートである。この再表示処理は、カー
ド10の情報表示部2に予約内容等が一旦表示された
が、誤って消えてしまったとき等に、表示内容を再現す
るための処理である。先ず、S301で、本体31は、
カード10の磁気ストライプ3に記録されている患者I
D及び予約情報(図9のS210で記録した情報)を読
み取る。そして、S302で、この読み取った情報に基
づいて、カード10の情報表示部2に予約内容等を表示
する。そして、図8のaの位置に戻る。このような処理
を行うことにより、データベース40にアクセスするこ
となく、端末30及びリーダ・ライタ20のみで再表示
処理が可能となる。なお、データベース40にアクセス
して予約情報を検索し、その情報に基づいて再表示処理
を行っても良いのは勿論である。
【0043】以上、本発明の一実施形態について説明し
たが、本発明は、上述した実施形態に限定されることな
く、均等の範囲内で以下のような種々の変形が可能であ
る。 (1)情報表示部2は、実施形態では磁気的エネルギー
を作用させることにより予約内容を表示するものとした
が、結晶・非結晶構造からなるものや、高分子分散液晶
からなるもの等から情報表示部2を形成し、電気的エネ
ルギーや熱的エネルギーを作用させることにより予約内
容を表示するものであっても良い。 (2)カード10の裏面にサインパネルを設けて、カー
ド所有者の確認用としても良い。 (3)実施形態では、病院の予約を例にとって説明した
が、美容サロン、自動車教習所、スポーツクラブ、英会
話教室又はレストラン等の、予約を必要とする全てのも
のに対して、本発明を適用することができる。
【0044】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、情報表示部に
予約内容を表示するようにしたので、予約を必要とする
場所において、予約券等を発行することなくカード上に
予約内容を繰り返して表示することができる。請求項2
の発明によれば、予約内容が消えてしまっても、予約内
容を迅速に再生することができる。
【0045】請求項3の発明によれば、予約手続きと予
約内容表示カードへの予約内容の表示とを効率良く行う
ことができる。請求項4の発明によれば、予約内容表示
カードに予約内容を迅速に再表示することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の予約内容表示カードの一実施形態を示
す平面図である。
【図2】図1の情報表示部2の構造を詳細に示す断面図
である。
【図3】情報表示部2に表示される表示内容を示す図で
ある。
【図4】本発明による予約システムの一実施形態を示す
図である。
【図5】データベース40内に格納されている情報を示
す図である。
【図6】図5の全体予約情報ファイル41に記憶された
情報を示す図である。
【図7】図5の個人予約情報ファイル42に記憶された
情報を示す図である。
【図8】本発明による予約システムの全体の動作の流れ
を示すフローチャートである。
【図9】図8のS108での予約処理を示すフローチャ
ートである。
【図10】図8のS109での再表示処理を示すフロー
チャートである。
【符号の説明】
2 情報表示部 3 磁気ストライプ 10 予約内容表示カード 20 リーダ・ライタ 30 端末 40 データベース 41 全体予約情報ファイル 42 個人予約情報ファイル 43 メッセージ情報ファイル
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G06F 17/60 G11B 5/80 19/00 B41M 5/26 S G06K 17/00 G06F 15/21 360 19/00 15/42 R G11B 5/80 G06K 19/00 Q

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 予約内容を表示可能かつ書き換え可能な
    情報表示部を備える予約内容表示カードであって、 前記情報表示部は、 透明又は半透明の封入部材内に微粒子が封入されたもの
    から構成され、 磁気的、電気的又は熱的エネルギーの少なくとも1つが
    作用したときに、微粒子の配列の変化によって可視光の
    透過領域と反射領域とが変化し、微粒子の配列による背
    景コントラストの差によって、予約内容を表示すること
    を特徴とする予約内容表示カード。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の予約内容表示カードに
    おいて、 前記情報表示部に表示される予約内容に対応する予約情
    報を書換え可能に記録する情報記録部を備え、 前記情報表示部は、前記情報記録部に記録される予約情
    報に基づいて、予約内容の再表示が可能であることを特
    徴とする予約内容表示カード。
  3. 【請求項3】 請求項1又は請求項2に記載の予約内容
    表示カードを用いて予約を行う予約システムであって、 前記予約内容表示カードの所有者に関する情報、及び予
    約状況に関する情報を記憶する記憶手段と、 前記記憶手段に記憶された内容に基づいて、予約を行う
    予約手段と、 前記予約手段により予約が行われたときに、前記記憶手
    段に記憶された情報を更新する情報更新手段と、 前記予約手段により予約された内容の少なくとも一部
    を、前記予約内容表示カードの前記情報表示部に表示さ
    せる予約内容表示手段とを備えることを特徴とする予約
    システム。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載の予約システムにおい
    て、 前記予約手段により予約された内容に対応する予約情報
    を前記予約内容表示カードの前記情報記録部に記録する
    情報記録手段と、 前記予約内容表示カードの前記情報記録部に記録された
    予約情報を読み取る予約情報読み取り手段と、 前記予約情報読み取り手段により読み取られた予約情報
    に基づいて、前記予約内容表示カードの前記情報表示部
    に予約内容を表示させる第2の予約内容表示手段とを備
    えることを特徴とする予約システム。
JP15510796A 1996-06-17 1996-06-17 予約内容表示カード及び予約システム Pending JPH10888A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001216475A (ja) * 1999-10-25 2001-08-10 Dainippon Printing Co Ltd 表示カードとカード表示システム
JP2002123601A (ja) * 2000-10-16 2002-04-26 Dainippon Printing Co Ltd 診察カードシステム及び診察カード
JP2004038433A (ja) * 2002-07-02 2004-02-05 Dainippon Printing Co Ltd 非接触icタグ及びこれを利用した施設内の入居者管理システム

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