JPH1088752A - 屋根の下地材 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 この発明は屋根の下地材として防水、排
水、防音、断熱性を有し、且つ軽量で作業性がよく、作
業時の安全性も持たせてある。 【構成】 不織布と適当な間隔で凹状の溝のつけられ
た 発泡ウレタンシートを接着した複合シート。

Description

【発明の詳細な説明】

【産業上の利用分野】本発明は摩擦に強く、補強性に優
れた不織布と防水、断熱、防音性を兼ねえ且つ請求項２
にある凹状の溝のつけられた発泡ウレタンシートを複合
させることにより、排水も可能にし多機能且つ強靭な屋
根の下地材となつている。

【従来の技術】従来は防水を目的に木の皮、アスフワル
トを含浸した紙、合成ゴム等が屋根の下地材として使わ
れているが、いづれも重い、破れやすく作業性がわるい
等の欠点があつた。

【発明が解決しようとする課題】本発明は、従来防水の
みを目的に使用されていた屋根の下地材に比べ、防水は
無論のこと、排水、断熱、防音性を兼ね備え、軽量で屋
根の下地材の取りつけ時の作業性も良く、強靭であるの
で作業時の安全性も高い屋根の下地材として発明された
ものである。

【課題を解決するための手段】摩擦に強く、補強性に優
れた不織布と、防水、断熱、防音性を兼ね備えた発泡ウ
レタンシートを接着する事により２つの素材の特性によ
る相乗効果も得て軽量で、多機能且つ、強靭である事を
特徴としたものである。

【発明の実施の形態】本発明は不織布１と予め雨等の降
水、流水を地面方向に容易に導く様に、適当な間隔で凹
状の溝２がつけられた発泡ウレタンシート３を接着させ
た複合シート。

【発明の効果】本発明に依る屋根の下地材は、従来のも
のに比べ面積当たりの重量が約３０％と軽く、強靭であ
るので屋根の下地材を取り付け作業時に、作業者がスパ
イクシユウズでの作業も可能であり、安全性も高く、能
率よく作業が出来る上、防水、排水、防音、断熱効果等
を兼ね備えた万能の屋根の下地材である。

【図面の簡単な説明】

【図１】不織布に接着された凹状の溝のつけられた発泡
ウレタンシートの断面図である。

【符号の説明】

１は不織布 ２は発泡ウレタンシートに適当な間隔でつけられた凹状
の溝 ３は発泡ウレタンシート

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】不織布と発泡ウレタンシートを接着した屋
   根の下地材。
2. 【請求項２】請求項１にある発泡ウレタンシートには、
   適当な間隔で凹状の溝がつけられてある屋根の下地材。