JPH1087254A - エスカレータのスカートガード警報装置 - Google Patents

エスカレータのスカートガード警報装置

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JPH1087254A
JPH1087254A JP25025396A JP25025396A JPH1087254A JP H1087254 A JPH1087254 A JP H1087254A JP 25025396 A JP25025396 A JP 25025396A JP 25025396 A JP25025396 A JP 25025396A JP H1087254 A JPH1087254 A JP H1087254A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
skirt guard
panel
foot
passenger
escalator
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP25025396A
Other languages
English (en)
Inventor
Takashi Nonoshita
隆 野々下
Masahiro Iwamoto
将宏 岩本
Koichi Kusano
浩一 草野
Masayuki Kudo
正之 工藤
Masako Mikami
雅子 三上
Takeshi Kurokawa
剛 黒川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Elevator and Building Systems Corp
Original Assignee
Toshiba Elevator Technos KK
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Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Elevator Technos KK filed Critical Toshiba Elevator Technos KK
Priority to JP25025396A priority Critical patent/JPH1087254A/ja
Publication of JPH1087254A publication Critical patent/JPH1087254A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Escalators And Moving Walkways (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 エスカレータのスカートガードと踏段との間
に挟まった乗客の靴や衣類等の異物をスカートガ−ドス
イッチが検出して、エスカレータを非常停止させるが、
異物が挟まってからの検知ではなく、異物が挟まれる前
の接触した時点で検知して、乗客に危険を出来るだけ早
めに警告出来ることが望ましい。 【解決手段】 異物の接触をスカートガードの変位から
検知し、これにスカートガードパネルに設けた振動発生
器が応答して、パネルを振動させて乗客に足から振動に
よる警告を与えて、足(靴)を退させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はエスカレータの踏段
部分の安全装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のエスカレータについて図1を参考
に参照して説明する。
【0003】エスカレータ1は、乗客が乗る踏段2と側
面の欄干部分下部のスカートガードのパネル3間の隙間
に異物が挟まることがある。特に下降運転の時に食込ま
れるおそれがある。このためスカートガードのパネル3
の表面には高分子系潤滑剤を塗布して食込みを防ぐよう
になっているが、更に、万一挟まった場合には、その挟
まった異物(靴、乗客の携帯品等)によりパネル3が一
定以上の力で押される(変位する)と変位センサーとし
てのリミットスイッチLs(図中O印部分のスカートガ
ードパネルの裏側に設置されている、図2も参照方。)
が作動して、エスカレータの走行を非常停止させるスカ
ートガードスイッチが、法規上からも、設けられてい
る。スカートガードスイッチの設置場所はエスカレータ
踏段の上階R部の片側に一か所(左右で二ヶ所)、下階
R部の片側に二ヶ所(左右で四ヶ所)計六ヶ所に六個設
置している。
【0004】これらのスイッチは上階R部に設けたスイ
ッチは主として上昇運転時、下階R部に設けた2ヶ所の
スイッチは主として下降運転時の挟み込みのためであ
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このようなエスカレー
タにおいて、乗客が踏段上で足を横に突き出したり、わ
ざわざ足(靴)4を踏段側面にあるスカートガード3に
擦りつけるなどの不注意或いは故意による行為により
靴、衣類などを挟み込まれてしまうようなことがある。
【0006】このようにエスカレータの乗客の乗り方が
よくないため、たまたま靴を挟んでしまうとスカートガ
ードスイッチが作動して非常停止する。しかしこのよう
な場合は非常停止する前に足の乗せ方を変えれば非常停
止は生じないのであるから、このようなときに乗客に足
を直ぐ引っ込めさせることが出来れば何事も無いわけで
ある。つまり、事故防止上はもう少し早めに異常の発生
を予測出来て、防止処置ができないかということであ
り、この点から現状ではその発見が遅い嫌いがあるとい
うことである。
【0007】また、子供の靴が食込まれかけて慌てて足
を引き抜き、残った靴だけが食込んで、エスカレータが
停止するような場合もある。このようなときは、簡単に
靴が抜ければよいが、そうではないと、その都度保守員
が出向き是正または修復処置を行う迄エスカレータが停
止したままとなり、他の利用者に不便を与えることにな
る。
【0008】子供のゴム靴が挟まるようなことはままあ
り、勿論、エスカレータ管理者側でも正しく踏段の中央
に乗るよう常に掲示或いは音声などで注意を促している
が、周囲の騒音レベルが高いと子供にはあまり効果がな
い場合があるということもある。
【0009】本発明はこのような問題に鑑みてなされた
もので、エスカレータの乗り方が悪く、足をスカートガ
ードに接触させて踏段に乗っているような場合、靴がス
カートガードと踏段の隙間に食込まれる前に、スカート
ガードがある力(スカートガードスイッチが作動するほ
どの大きさではない小さな力)で押されている(接触に
より変位している)ことを検知して、これを強制的に乗
客に警報として気付かせ、踏段中央部に足の位置を変え
させるようにすることにより、事前に乗客の安全を確保
できるスカートガード警報装置を得ることである。
【0010】
【課題を解決するための手段】従来のスカートガードス
イッチのパネルの変位センサーの作動範囲より小さい作
動力に応答するセンサーサを用いてパネルの僅かの変位
を検知し、この検知出力によりそのパネルを振動させる
振動発生器とブザー警報器を作動させ、パネルに接触し
ている足(靴)に直接振動を与えて乗客に危険を感知さ
せ、正常な姿勢をとらせる。ブザーは、同時に耳からも
警報を入れて、二種類の警報伝達により注意喚起をより
確実にするためである。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明によるスカートガード警報
装置の実施の形態を図1〜図3に示す実施例に基づいて
説明する。
【0012】スカートガードのパネルに対応して取付け
たスカートガードスイッチの取付位置(O印)より進行
方向手前に、変位センサーとしてマイクロスイッチMs
を取付ける。マイクロスイッチMsはスカートガードス
イッチのリミットスイッチ(変位センサー)Lsより小
さい押力(変位)で作動するものとする。
【0013】さらに、振動発生器Vrをマイクロスイッ
チMs近傍のスカートガードのパネル3に対応して取付
ける。振動発生器Vrは交流電磁石が電源周波数に応じ
て振動子を振動させる形のもので、振動子でスカートガ
ードパネルに振動を与える。この構成による警報器を一
定時間作動するようオフディレイのタイマーTを用いた
電気回路(図3)により作動させる。
【0014】さらに、ブザーBzを振動発生器Vrに並
列に接続して、マイクロスイッチMsの検知出力により
振動発生器Vrと同時に発音させる。
【0015】このような構成のスカートガード警報装置
を単独か或いは前記スカートガードスイッチの前或いは
後(図1に示す×印の箇所)の位置に設置し、つぎのよ
うに作用させる。
【0016】乗客が足(靴)5をスカートガードのパネ
ル3に擦り付けるようにして踏段2に乗っていると、ス
カートガードのパネル3が僅かに押され(変位し)て警
報器のマイクロスイッチMsが作動する。この検知出力
により振動発生器Vrが振動し、スカートガードのパネ
ル3が一定時間びびり振動して乗客の足(靴)4に振動
を与える。乗客はこの足4への突然の振動と、同時に鳴
るブザーとによる肉体的な刺激に反射的に足(靴)4を
引っ込めることとなる。
【0017】この足への振動は肉体への直接的刺激なの
で、周囲の騒音などとははっきり区別されて認識される
ことが極めて効果的な点である。
【0018】なお、変位センサーは前記マイクロスイッ
チの他に、歪み計、圧力スイッチなどの変位或いは力を
測定するものを用いてもよい。振動発生器も、直流電磁
石の入り切りによる振動発生器、電動機回転による振動
発生器などを用いることもできる。
【0019】振動発生器の取付場所は踏段面上の足首の
高さに相当する場所が良いが、スカートガードパネルの
形状と取付方により、最適な取付位置はエスカレータに
より異なってくる。
【0020】このように足(靴)4がパネルに接触して
いることを、直接乗客の身体に振動により与えるので、
従来のように音声などによる一般的な警告では聞き流さ
れてしまうのに比し、本人に、直接警告が振動として身
体に伝達されるので、非常に効果的である。この効果は
発明者らの実機による実験からも確認している。尚、こ
の場合振動時間は約4秒間持続させた。
【0021】
【発明の効果】本発明により靴などが挟まれるより前に
危険警報が出されるので乗客にたいする安全がより向上
し、また、他の乗客者に対しても不必要にエスカレータ
を止めるなどの迷惑をかけることなく、さらにエスカレ
ータ管理者の負担も軽減されることになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるエスカレータの概略図、
【図2】図1の部分断面詳細平面図、
【図3】本発明による警報装置の回路図。
【符号の説明】
1 エスカレータ 2 踏段 3 スカートガードのパネル 4 足(靴) Ls リミットスイッチ Ms マイクロスイッチ Vr 振動発生器 T オフディレイタイマー Bz ブザー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 工藤 正之 東京都品川区北品川6丁目5番27号 東芝 エレベータテクノス株式会社内 (72)発明者 三上 雅子 東京都品川区北品川6丁目5番27号 東芝 エレベータテクノス株式会社内 (72)発明者 黒川 剛 東京都品川区北品川6丁目5番27号 東芝 エレベータテクノス株式会社内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】スカートガードの変位を検知するセンサー
    と、このセンサー出力に応答する振動発生器とを前記ス
    カートガードに対応して設け、前記センサーの検知出力
    によりスカートガードを一定時間振動させて乗客に警報
    を与えることを特徴とするエスカレータのスカートガー
    ド警報装置。
  2. 【請求項2】異物を検知してエスカレータを非常停止さ
    せるスカートガードスイッチの作動位置より走行方向手
    前の位置で、スカートガードの変位を検知するよう前記
    振動発生器用のセンサーを設置したことを特徴とする請
    求項1記載のエスカレータのスカートガード警報装置。
  3. 【請求項3】前記振動発生器に電気的に並列に接続して
    前記検知出力に応じて発音するようにしたブザーを設け
    たことを特徴とする請求項1記載のエスカレータのスカ
    ートガード警報装置。
JP25025396A 1996-09-20 1996-09-20 エスカレータのスカートガード警報装置 Pending JPH1087254A (ja)

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JP25025396A JPH1087254A (ja) 1996-09-20 1996-09-20 エスカレータのスカートガード警報装置

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JPH1087254A true JPH1087254A (ja) 1998-04-07

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ID=17205137

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JP25025396A Pending JPH1087254A (ja) 1996-09-20 1996-09-20 エスカレータのスカートガード警報装置

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009190863A (ja) * 2008-02-15 2009-08-27 Toshiba Elevator Co Ltd 乗客コンベア
JP2011178525A (ja) * 2010-03-02 2011-09-15 Mitsubishi Electric Building Techno Service Co Ltd エスカレータ引き込まれ防止装置
CN103010918A (zh) * 2012-12-12 2013-04-03 成都市特种设备检验院 自动扶梯安全围裙板
US9884749B1 (en) 2016-07-29 2018-02-06 Otis Elevator Company Sensor assembly, security system and passenger conveyor
US11941965B2 (en) 2020-08-11 2024-03-26 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Information processing apparatus issuing warning to person at risky point, information processing method, and non-transitory storage medium

Cited By (5)

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JP2009190863A (ja) * 2008-02-15 2009-08-27 Toshiba Elevator Co Ltd 乗客コンベア
JP2011178525A (ja) * 2010-03-02 2011-09-15 Mitsubishi Electric Building Techno Service Co Ltd エスカレータ引き込まれ防止装置
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US9884749B1 (en) 2016-07-29 2018-02-06 Otis Elevator Company Sensor assembly, security system and passenger conveyor
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