JPH1086622A - 車両スタビリティ制御装置 - Google Patents
車両スタビリティ制御装置Info
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- JPH1086622A JPH1086622A JP26941596A JP26941596A JPH1086622A JP H1086622 A JPH1086622 A JP H1086622A JP 26941596 A JP26941596 A JP 26941596A JP 26941596 A JP26941596 A JP 26941596A JP H1086622 A JPH1086622 A JP H1086622A
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- Pending
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- Vehicle Body Suspensions (AREA)
- Hydraulic Control Valves For Brake Systems (AREA)
- Regulating Braking Force (AREA)
Abstract
るのに加え、アクティブサスペンションのアクチュエー
タを協調制御することで、スタビリティ制御の十分な応
答性を得ることができる車両スタビリティ制御装置を提
供する。 【解決手段】 アクティブサスペンション制御用コント
ローラーは、車両がオーバーステア傾向にあるとき、各
車輪側に設けたアクティブサスペンションのアクチュエ
ータを制御して、前輪側の左右輪における荷重移動を、
後輪側の左右輪における荷重移動よりも相対的に大きく
し、また、車両がアンダーステア傾向にあるとき、各車
輪側に設けたアクティブサスペンションのアクチュエー
タを制御して、後輪側の左右輪における荷重移動を、前
輪側の左右輪における荷重移動よりも相対的に大きくす
る構成にしている。
Description
車両の安定性を確保するための車両スタビリティ制御装
置に関する。
安定的に旋回するが、路面状況や車速、緊急回避時など
の不測の状況、または外的要因などによっては、オーバ
ーステアあるいはアンダーステア傾向となってしまうこ
とがある。このようなオーバーステアあるいはアンダー
ステア傾向を抑制する車両スタビリティ制御装置として
は、例えば、図5に示すものがあった。この車両スタビ
リティ制御装置では、まず、操舵角、車速、ヨーレー
ト、横加速度をセンサ1〜4により検出し、コントロー
ラーCに入力している。そして、コントローラーCで
は、これらの入力信号を信号処理部5で信号処理した
後、制御部6で、車両の走行状態を判断している。
つ、スリップ角速度も大きい場合、車体はオーバーステ
ア傾向にあるといえる。それに対して、本来発生すべき
目標ヨーレートよりも、実際のヨーレートが少なけれ
ば、アンダーステア傾向にあるといえる。このようにし
て、車両がオーバーステアあるいはアンダーステア傾向
にあると判断したら、コントローラーCは、次のように
して、そのオーバーステアあるいはアンダーステア傾向
を抑制している。
き、コントローラーCは、ブレーキアクチュエータ7に
信号を出力して、旋回外側の前輪にブレーキをかける。
そして、車両の外向きにヨーイングモーメントを発生さ
せて、オーバーステア傾向を抑制している。それに対し
て、アンダーステア傾向が大きいと判断したとき、コン
トローラーCは、スロットルアクチュエータ8に信号を
出力して、エンジン出力を制御するとともに、ブレーキ
アクチュエータ7に信号を出力して、後輪にブレーキを
かける。そして、旋回内側の後輪のブレーキ力を旋回外
側の後輪のブレーキ力よりも大きくし、車両の内向きの
ヨーイングモーメントを発生させて、アンダーステア傾
向を抑制している。
車両スタビリティ制御装置では、特に、車両がアンダー
ステア傾向にあるときに、前輪の横力を確保するためエ
ンジン出力を制御しなければならず、十分な応答性を得
られないことがある。また、エンジン出力や各車輪のブ
レーキを制御すると、タイヤの摩擦力が変動してしま
い、車両にローリングやピッチングなどの揺れが発生し
やすくなる。そして、この揺れを抑えるように、あらか
じめサスペンション仕様を設定しておくと、通常走行時
における乗り心地が悪くなってしまう。この発明の目的
は、エンジン出力及び各車輪のブレーキを制御するのに
加え、アクティブサスペンションのアクチュエータを協
調制御することで、スタビリティ制御の十分な応答性を
得ることができる車両スタビリティ制御装置を提供する
ことである。
状態から、そのオーバーステアあるいはアンダーステア
傾向を判断するとともに、エンジン出力及び各車輪のブ
レーキ力を制御して、ヨーイングモーメントを発生さ
せ、そのオーバーステアあるいはアンダーステア傾向を
抑制する構成にした車両スタビリティ制御装置を前提と
する。そして、第1の発明は、アクティブサスペンショ
ン制御用コントローラーを設けるとともに、このアクテ
ィブサスペンション制御用コントローラーは、車両がオ
ーバーステア傾向にあるとき、各車輪側に設けたアクテ
ィブサスペンションのアクチュエータを制御して、前輪
側の左右輪における荷重移動を、後輪側の左右輪におけ
る荷重移動よりも相対的に大きくし、また、車両がアン
ダーステア傾向にあるとき、各車輪側に設けたアクティ
ブサスペンションのアクチュエータを制御して、後輪側
の左右輪における荷重移動を、前輪側の左右輪における
荷重移動よりも相対的に大きくする構成にした点に特徴
を有する。
の左右輪における荷重移動を、後輪の左右輪における荷
重移動よりも相対的に大きくするとき、前輪側の左右ア
クチュエータの圧力分担の差を、後輪側の左右アクチュ
エータの圧力分担の差よりも相対的に大きくし、また、
後輪の左右輪における荷重移動を、前輪の左右輪におけ
る荷重移動よりも相対的に大きくするとき、後輪側の左
右アクチュエータの圧力分担の差を、前輪側の左右アク
チュエータの圧力分担の差よりも相対的に大きくする構
成にした点に特徴を有する。第3の発明は、第1の発明
において、前輪の左右輪における荷重移動を、後輪の左
右輪における荷重移動よりも相対的に大きくするとき、
車体を後下がりの姿勢とし、また、後輪の左右輪におけ
る荷重移動を、前輪の左右輪における荷重移動よりも相
対的に大きくするとき、車体を前傾姿勢とする構成にし
た点に特徴を有する。
の車両スタビリティ制御装置を説明する。第1実施例の
車両スタビリティ制御装置では、上記従来例で説明した
ように、車両の走行状態に応じて、コントローラーCが
エンジン出力及び各車輪側のブレーキを制御し、車両の
オーバーステアあるいはアンダーステア傾向を抑制して
いる。ただし、このスタビリティ制御については既に説
明したので、ここではその詳細な説明を省略する。この
とき、上記エンジン出力及び各車輪側のブレーキによる
スタビリティ制御に協調して、アクティブサスペンショ
ン制御用コントローラー9が、以下に述べるようにし
て、各車輪側と車体との間に設けた油圧シリンダ等から
なるアクティブサスペンションのアクチュエータ10を
制御している。
ーラー9には、上記コントローラーCの制御部6で判断
された車両のオーバーステアあるいはアンダーステア傾
向が伝えられる。そして、オーバーステア傾向であるこ
とが伝えられると、このアクティブサスペンション制御
用コントローラー9は、サーボバルブ11に指令を出
し、各車輪側に設けたアクチュエータ10を制御して、
前輪側の左右輪における荷重移動ΔW1を、後輪側の左
右輪における荷重移動ΔW2よりも大きくしている。そ
れに対して、アンダーステア傾向であることが伝えられ
ると、このアクティブサスペンション制御用コントロー
ラー9は、サーボバルブ11に指令を出し、各車輪側に
設けたアクチュエータ10を制御して、後輪側の左右輪
における荷重移動ΔW2を、前輪側の左右輪における荷
重移動ΔW1よりも大きくしている。
の関係について説明する。車両の静的方向安定、不安定
を表す量として、ここではその詳細な説明は省略する
が、スタティックマージンS.M.というものがある。 S.M.=(K2L2−K1L1)/{(K1+K2)×L} K1:左右前輪合計のコーナリングパワー K2:左右後輪合計のコーナリングパワー L :ホイールベース L1:ホイールベースを内分する重心の前輪からの距離 L2:ホイールベースを内分する重心の後輪からの距離
に変化のないニュートラルステア状態にある。それに対
して、 S.M.<0、すなわち、K2L2−K1L1<0 のとき、車両は、旋回半径が小さくなるオーバーステア
傾向にあるといえる。また、 S.M.>0、すなわち、K2L2−K1L1>0 のとき、車両は、旋回半径が大きくなるアンダーステア
傾向にあるといえる。
いはアンダーステア傾向にあるとき、すなわち、K2L2
−K1L1<0、あるいは、K2L2−K1L1>0の関係に
あるとき、それをK2L2−K1L1=0に近づけてやれ
ば、そのオーバーステアあるいはアンダーステア傾向を
抑制することができることがわかる。ここで、コーナリ
ングパワーは、荷重に対して、図2に示す関係があるこ
とが知られている。
する左右輪においてΔWの荷重移動が生じたとすれば、
それぞれのコーナリングパワーはkH、kLとなる。そし
て、これらコーナリングパワーkH、kLの和は、この図
2からもわかるように2kMとなる。それに対して、荷
重移動ΔWのない場合、左右輪のコーナリングパワーの
和は、2kとなる。したがって、荷重移動ΔWによるコ
ーナリングパワーの和の減少は、ちょうど2(k−kM)
に相当することになる。
いて、それぞれΔW1、ΔW2の左右輪における荷重移動
が生じたとする。このとき、前述したように、前後輪の
コーナリングパワーの和K1、K2は、荷重移動ΔW1、
ΔW2の大きさに応じて減少することになる。ここで、
K2L2−K1L1<0の関係があるとき、オーバーステア
傾向にあることは既に述べた。したがって、このオーバ
ーステア傾向を抑制するためには、その関係をK2L2−
K1L1=0に近づけるように、後輪のコーナリングパワ
ーの和K2を、前輪のコーナリングパワーの和K1よりも
相対的に大きくしてやればよいことがわかる。そして、
後輪のコーナリングパワーの和K2を前輪のコーナリン
グパワーの和K1よりも相対的に大きくするには、前輪
の左右輪における荷重移動ΔW1を、後輪の左右輪にお
ける荷重移動ΔW2よりも相対的に大きくしてやればよ
い。
があるとき、アンダーステア傾向にあることは既に述べ
た。したがって、このアンダーステア傾向を抑制するた
めには、その関係をK2L2−K1L1=0に近づけるよう
に、前輪のコーナリングパワーの和K1を後輪のコーナ
リングパワーの和K2よりも相対的に大きくしてやれば
よいことがわかる。そして、前輪のコーナリングパワー
の和K1を後輪のコーナリングパワーの和K2よりも相対
的に大きくするには、後輪の左右輪における荷重移動Δ
W2を、前輪の左右輪における荷重移動ΔW1よりも相対
的に大きくしてやればよい。
る荷重移動ΔW1、ΔW2を変えてやれば、K2L2−K1
L1=0に近づけて、車両のオーバーステアあるいはア
ンダーステア傾向を抑制することができる。そして、こ
の第1実施例では、前後輪の左右輪における荷重移動Δ
W1、ΔW2を変えるため、アクティブサスペンション制
御用コントローラー9が、各車輪側に設けたアクチュエ
ータ10の圧力分担を制御している。
するため、前輪の左右輪における荷重移動ΔW1を、後
輪の左右輪における荷重移動ΔW2よりも相対的に大き
くするには、前輪側の左右アクチュエータの圧力分担の
差を、後輪側の左右アクチュエータの圧力分担の差より
も相対的に大きくしてやればよい。それに対して、車両
のアンダーステア傾向を抑制するため、後輪の左右輪に
おける荷重移動ΔW2を、前輪の左右輪における荷重移
動ΔW1よりも相対的に大きくするには、後輪側の左右
アクチュエータの圧力分担の差を、前輪側の左右アクチ
ュエータの圧力分担の差よりも相対的に大きくしてやれ
ばよい。
ティ制御装置によれば、通常走行時には、それに最適な
サスペンション仕様を設定しておくことができ、乗り心
地を悪化することはない。そして、エンジン出力及び各
車輪側のブレーキを制御するスタビリティ制御時には、
さらに、アクティブサスペンションのアクチュエータ1
0を制御することで、前後輪の左右輪における荷重移動
ΔW1、ΔW2を変え、車両のオーバーステアあるいはア
ンダーステア傾向を抑制するので、スタビリティ制御の
十分な応答性を得ることができる。しかも、アクティブ
サスペンションの姿勢制御によって、サスペンションの
アライメント変化を抑えて、タイヤの接地性を高めるこ
とができ、スタビリティ制御の効果を十分に発揮させる
ことができる。
は、スタビリティ制御時に、アクティブサスペンション
制御用コントローラー9が、各車輪側に設けたアクチュ
エータ10によって、圧力分担ではなく、車体の姿勢を
制御することで、前後輪の左右輪における荷重移動ΔW
1、ΔW2を変えている。例えば、車両のオーバーステア
傾向を抑制するため、前輪の左右輪における荷重移動Δ
W1を、後輪の左右輪における荷重移動ΔW2よりも相対
的に大きくするには、車体を後下がりの姿勢としてやれ
ばよい。それに対して、車両のアンダーステア傾向を抑
制するため、後輪の左右輪における荷重移動ΔW2を、
前輪の左右輪における荷重移動ΔW1よりも相対的に大
きくするには、車体を前傾姿勢にしてやればよい。
動を変えることができる理由を述べる。いま、前後輪の
懸架装置のロール剛性をそれぞれm1、m2、慣性力によ
るローリングモーメントをμWh、車体の傾きで生じる
重力によるモーメントをWhφとすれば、 (m1+m2)φ=μWh+Whφ μ:求心加速度係数 W:車両重量 h:車体重心点とロール軸間距離 φ:ロール角 となることが知られている(図3参照)。
れΔW1、ΔW2とすると、前後輪位置で前後方向に直角
な面内でのロール回りのモーメントのつりあいから、 m1φ=ΔW1d1−μWl2h1/l m2φ=ΔW2d2−μWl1h2/l d1、d2:前後輪のトレッド h1、h2:前後輪の地面からのロールセンタ高さ l1、l2:水平面内での前後輪車軸と車両重心点間の距
離 l=l1+l2 が成立しなければならないことがわかる。
めると、 ΔW1=μW/d1×[h/{1+(m2/m1)−(Wh/m
1)}+h1×l2/l] ΔW2=μW/d2×[h/{1+(m1/m2)−(Wh/m
2)}+h2×l1/l] となる。この式からわかるように、前輪の地面からのロ
ールセンタ高さh1を大きくしてやれば、すなわち、車
体を後下がりの姿勢としてやれば、前輪側の左右輪にお
ける荷重移動ΔW1を、後輪側における荷重移動ΔW2よ
りも相対的に大きくすることができる。逆に、後輪の地
面からのロールセンタ高さh2を大きくしてやれば、す
なわち、車体を前傾姿勢にしてやれば、後輪側における
荷重移動ΔW2を、前輪側の左右輪における荷重移動Δ
W1よりも相対的に大きくすることができる。
ティ制御装置でも、通常走行時には、それに最適なサス
ペンション仕様を設定しておくことができ、乗り心地を
悪化することはない。そして、エンジン出力及び各車輪
側のブレーキを制御するスタビリティ制御時には、さら
に、アクティブサスペンションのアクチュエータ10を
制御することで、前後輪の左右輪における荷重移動ΔW
1、ΔW2を変え、車両のオーバーステアあるいはアンダ
ーステア傾向を抑制するので、スタビリティ制御の十分
な応答性を得ることができる。しかも、アクティブサス
ペンションの姿勢制御によって、サスペンションのアラ
イメント変化を抑えて、タイヤの接地性を高めることが
でき、スタビリティ制御の効果を十分に発揮させること
ができる。
ローラーCの制御部6でオーバーステアあるいはアンダ
ーステア傾向を判断してから、その結果をアクティブサ
スペンション制御用コントローラー9に伝えていたが、
図4に示すように、アクティブサスペンション制御用コ
ントローラー9に、コントローラーCの信号処理部で処
理された信号を直接入力してもよい。この場合、アクテ
ィブサスペンション制御用コントローラー9は、その入
力信号に基づいて自ら車両のオーバーステアあるいはア
ンダーステア傾向を判断し、アクティブサスペンション
アクチュエータ10を制御することになる。
用コントローラー9が、オーバーステアあるいはアンダ
ーステア傾向を初期の時点で判断するようにしておけ
ば、オーバーステアあるいはアンダーステア傾向が強く
なる前に、それを抑制することが可能となる。したがっ
て、図1に示すように制御部6における同一判断のもと
でアクチュエータ10を制御するのに比べ、応答性をさ
らに向上させることができる。また、第1、2実施例で
は、コントローラーCとアクティブサスペンション制御
用コントローラー9とを別のものとして説明している
が、もちろん一体化したものであってもよい。
それに最適なサスペンション仕様を設定しておくことが
でき、乗り心地を悪化することはない。そして、エンジ
ン出力及び各車輪側のブレーキを制御するスタビリティ
制御時には、さらに、アクティブサスペンションのアク
チュエータを制御することで、前後輪の左右輪における
荷重移動を変え、車両のオーバーステアあるいはアンダ
ーステア傾向を抑制するので、スタビリティ制御の十分
な応答性を得ることができる。しかも、アクティブサス
ペンションの姿勢制御によって、サスペンションのアラ
イメント変化を抑えて、タイヤの接地性を高めることが
でき、スタビリティ制御の効果を十分に発揮させること
ができる。
て、アクティブサスペンションのアクチュエータの圧力
分担を制御することで、前後輪の左右輪における荷重移
動を変えることができる。第3の発明によれば、第1の
発明において、アクティブサスペンションのアクチュエ
ータによって、車体の姿勢、すなわち、ロールセンタ高
さを制御することで、前後輪の左右輪における荷重移動
を変えることができる。
である。
である。
ある。
ある。
ローラー 10 アクティブサスペンションアクチュエー
タ
Claims (3)
- 【請求項1】 車両の走行状態から、そのオーバーステ
アあるいはアンダーステア傾向を判断するとともに、エ
ンジン出力及び各車輪のブレーキを制御して、ヨーイン
グモーメントを発生させ、そのオーバーステアあるいは
アンダーステア傾向を抑制する構成にした車両スタビリ
ティ制御装置において、アクティブサスペンション制御
用コントローラーを設けるとともに、このアクティブサ
スペンション制御用コントローラーは、車両がオーバー
ステア傾向にあるとき、各車輪側に設けたアクティブサ
スペンションのアクチュエータを制御して、前輪側の左
右輪における荷重移動を、後輪側の左右輪における荷重
移動よりも相対的に大きくし、また、車両がアンダース
テア傾向にあるとき、各車輪側に設けたアクティブサス
ペンションのアクチュエータを制御して、後輪側の左右
輪における荷重移動を、前輪側の左右輪における荷重移
動よりも相対的に大きくする構成にしたことを特徴とす
る車両スタビリティ制御装置。 - 【請求項2】 前輪の左右輪における荷重移動を、後輪
の左右輪における荷重移動よりも相対的に大きくすると
き、前輪側の左右アクチュエータの圧力分担の差を、後
輪側の左右アクチュエータの圧力分担の差よりも相対的
に大きくし、また、後輪の左右輪における荷重移動を、
前輪の左右輪における荷重移動よりも相対的に大きくす
るとき、後輪側の左右アクチュエータの圧力分担の差
を、前輪側の左右アクチュエータの圧力分担の差よりも
相対的に大きくする構成にしたことを特徴とする請求項
1記載の車両スタビリティ制御装置。 - 【請求項3】 前輪の左右輪における荷重移動を、後輪
の左右輪における荷重移動よりも相対的に大きくすると
き、車体を後下がりの姿勢とし、また、後輪の左右輪に
おける荷重移動を、前輪の左右輪における荷重移動より
も相対的に大きくするとき、車体を前傾姿勢とする構成
にしたことを特徴とする請求項1記載の車両スタビリテ
ィ制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26941596A JPH1086622A (ja) | 1996-09-19 | 1996-09-19 | 車両スタビリティ制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26941596A JPH1086622A (ja) | 1996-09-19 | 1996-09-19 | 車両スタビリティ制御装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1086622A true JPH1086622A (ja) | 1998-04-07 |
Family
ID=17472108
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP26941596A Pending JPH1086622A (ja) | 1996-09-19 | 1996-09-19 | 車両スタビリティ制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1086622A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE102004004336A1 (de) * | 2004-01-29 | 2005-08-18 | Zf Friedrichshafen Ag | Fahrstabilitätsregelungsverfahren für ein Kraftfahrzeug |
JP2007030832A (ja) * | 2005-07-29 | 2007-02-08 | Toyota Motor Corp | 車輌の走行運動制御装置 |
JP2007030833A (ja) * | 2005-07-29 | 2007-02-08 | Toyota Motor Corp | 車輌の走行運動制御装置 |
CN1326731C (zh) * | 2004-03-25 | 2007-07-18 | 三菱扶桑卡客车株式会社 | 车辆的运行状况控制装置 |
WO2007114299A1 (ja) * | 2006-03-31 | 2007-10-11 | Kabushiki Kaisha Toyota Chuo Kenkyusho | 車両運動制御装置及び制御方法 |
US8050818B2 (en) | 2004-07-07 | 2011-11-01 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Roll stiffness control apparatus of vehicle |
-
1996
- 1996-09-19 JP JP26941596A patent/JPH1086622A/ja active Pending
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2007030832A (ja) * | 2005-07-29 | 2007-02-08 | Toyota Motor Corp | 車輌の走行運動制御装置 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
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|
A131 | Notification of reasons for refusal |
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A521 | Written amendment |
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|
A02 | Decision of refusal |
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