JPH1086501A - 点字付の紙製容器 - Google Patents

点字付の紙製容器

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JPH1086501A
JPH1086501A JP24608996A JP24608996A JPH1086501A JP H1086501 A JPH1086501 A JP H1086501A JP 24608996 A JP24608996 A JP 24608996A JP 24608996 A JP24608996 A JP 24608996A JP H1086501 A JPH1086501 A JP H1086501A
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JP
Japan
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paper container
braille
protective
brailles
concave portion
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Pending
Application number
JP24608996A
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English (en)
Inventor
Atsushi Sada
淳 佐田
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Toppan Inc
Original Assignee
Toppan Printing Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】家庭医薬品や衛生用品や菓子食料品などの、紙
製容器10の一部分に、保護凹状部20又は環状の保護
凸筋21を形成して、製造・流通時や店頭での販売時や
家庭での使用時などの、外的な摩擦や衝撃などから、視
力障害者のために表示した点字30を保護した点字付の
紙製容器を提供する。 【解決手段】本発明は、紙製容器10の一部分に、保護
凹状部20を形成して、この保護凹状部20の中に、保
護凹状部20の深さ以下の点字30を設けた点字付の紙
製容器である。また紙製容器10の一部分に、環状の保
護凸筋21を形成して、この環状の保護凸筋21の内部
に、保護凸筋21の高さ以下の点字30を設けた点字付
の紙製容器である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、家庭医薬品や衛生
用品や菓子食料品などの、紙製容器10の一部分に、保
護凹状部20又は環状の保護凸筋21を形成して、外的
な摩擦や衝撃などから点字30を保護した点字付の紙製
容器に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、家庭医薬品や衛生用品や菓子
食料品などの、紙製容器の一部分に、その種類や使用量
や有効期限などを、視力障害者のために点字で表示し
た、各種の点字付の紙製容器が用いられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが従来の、各種
の点字付の紙製容器については、プレス式の点字印刷機
を用いるなどして、また発砲性インキや硬化性インキを
印刷するなどして、紙製容器の一部分に、高さが0.2
〜0.3mm程度の点字を設けているために、この点字
付の紙製容器の、製造・流通時や店頭での販売時や家庭
での使用時などに、外的な摩擦や衝撃などによって、視
力障害者のために表示した点字が損傷し易いことが問題
であった。
【0004】ところで、本発明の目的は、家庭医薬品や
衛生用品や菓子食料品などの、紙製容器10の一部分
に、保護凹状部20又は環状の保護凸筋21を形成し
て、製造・流通時や店頭での販売時や家庭での使用時な
どの、外的な摩擦や衝撃などから、視力障害者のために
表示した点字30を保護した点字付の紙製容器を提供す
ることにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の点字付の紙製容
器は、図1・図2Aに示すように、紙製容器10の一部
分に、保護凹状部20を形成して、この保護凹状部20
の中に、保護凹状部20の深さ以下の点字30を設けた
点字付の紙製容器である。
【0006】また、本発明の点字付の紙製容器は、図3
・図4Aに示すように、紙製容器10の一部分に、環状
の保護凸筋21を形成して、この環状の保護凸筋21の
内部に、保護凸筋21の高さ以下の点字30を設けた点
字付の紙製容器である。
【0007】
【作用】本発明の点字付の紙製容器においては、図2A
に示すように、紙製容器10の一部分に、保護凹状部2
0を形成して、この保護凹状部20の中に、保護凹状部
20の深さ以下の点字30を設けたことによって、製造
・流通時や店頭での販売時や家庭での使用時などの、外
的な摩擦や衝撃などから、点字30の損傷を防止できる
ものであって、視力障害者のために表示した点字30を
保護した点字付の紙製容器を提供することができる。
【0008】また、本発明の点字付の紙製容器において
は、図4Aに示すように、紙製容器10の一部分に、環
状の保護凸筋21(図2Aに示す保護凹状部20と同様
の働きがある)を形成して、この環状の保護凸筋21の
内部に、保護凸筋21の高さ以下の点字30を設けたこ
とによって、製造・流通時や店頭での販売時や家庭での
使用時などの、外的な摩擦や衝撃などから、同様に点字
30の損傷を防止できるものであって、視力障害者のた
めに表示した点字30を保護した点字付の紙製容器を提
供することができる。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明の点字付の紙製容器におけ
る、紙製容器10の一部分に形成する保護凹状部20に
ついては、例えば図2Bに示すように、保護凹状部20
を形成する金属製の雄型40と、硬化処理した板紙製の
雌型50との間に、通常の印刷をした400g/m
2(紙厚0.52mm)程度の板紙製の紙製容器10の一
部分を挟んで、後述する通常の打抜工程で強く圧着し
て、深さが0.3〜0.4mm程度の保護凹状部20を、
打抜工程と同時に簡単に形成することができる。
【0010】また、本発明の点字付の紙製容器におけ
る、紙製容器10の一部分に形成する環状の保護凸筋2
1については、例えば図4Bに示すように、環状の保護
凸筋21を形成する金属製の雌型41(浮上げ型と言
う)と、硬化処理した板紙製の雄型51との間に、同様
に通常の印刷をした400g/m2程度の板紙製の紙製
容器10の一部分を挟んで、後述する通常の打抜工程で
強く圧着して、高さが0.3〜0.4mm程度の環状の保
護凸筋21を、打抜工程と同時に簡単に形成することが
できる。
【0011】なお、前述した環状の保護凸筋21につい
ては、金属製の雌型41と板紙製の雄型51との間に紙
製容器10の一部分を挟んで、後述する通常の打抜工程
で強く圧着した時に、図4Bに示すように、点字30を
設ける環状の保護凸筋21の内部に、機械的な圧力や衝
撃などがかからないために、紙製容器10の環状の保護
凸筋21の内部に相当する部分に、従来と同様の高さが
0.2〜0.3mm程度の点字を予め設けた後に、通常の
打抜工程で強く圧着して、打抜工程と同時に環状の保護
凸筋21を形成することもできる。
【0012】
【実施例】 <実施例1>図1は、本発明の実施例1における、点字
付の紙製容器の斜視図である。すなわち、通常の印刷を
した400g/m2(紙厚0.52mm)のコートボール
紙を用いて、打抜型を用いた通常の打抜工程と接着剤を
用いたサック貼工程とで作製した、縦・横・高さが75
×125×26mmの、分包式の家庭用風邪薬を収容す
るサック貼式の紙製容器10において、紙製容器10の
上面板の前部に、縦・横が25×105mmの保護凹状
部20を形成して、この保護凹状部20の中に、商品名
と1日3回服用する風邪薬である旨とを表示する、2行
×19字の点字30を設けた、実施例1の点字付の紙製
容器の状態を示したものである。
【0013】図2Aは、実施例1の点字付の紙製容器に
おける、紙製容器10の一部分に形成した保護凹状部2
0の断面図であって、また図2Bは、この保護凹状部2
0を形成する方法を示す断面図である。
【0014】本実施例の、紙製容器10の上面板の前部
に形成した保護凹状部20については、図2Bに示すよ
うに、保護凹状部20を形成する金属製の雄型40と、
硬化処理した板紙製の雌型50との間に、紙製容器10
の上面板の前部を挟んで、前述した通常の打抜工程で強
く圧着して、図2Aに示す深さが約0.4mmの保護凹
状部20を、打抜工程と同時に形成したものである。
【0015】また本実施例の、保護凹状部20の中に設
けた点字30については、打抜型を用いた通常の打抜工
程で、同時に保護凹状部20を形成した図示していない
紙製容器10のブランクを作製した後に、従来と同様の
プレス式の点字印刷機を用いて、図2Aに示す高さが約
0.3mmの点字30を、紙製容器10の上面板の前部
に形成した保護凹状部20の中に設けたものである。
【0016】すなわち、本実施例の点字付の紙製容器に
おいては、図2Aに示すように、紙製容器10の上面板
の前部に、深さが約0.4mmの保護凹状部20を形成
して、この保護凹状部20の中に、保護凹状部20の深
さ以下の、高さが約0.3mmの点字30を設けたこと
によって、次の接着剤を用いたサック貼工程において
も、また分包式の家庭用風邪薬を収容する工程において
も、さらに流通時や店頭での販売時や家庭での使用時な
どにおいても、高さが約0.3mmの点字30の損傷が
認められないものであって、外的な摩擦や衝撃などか
ら、視力障害者のために表示した点字30を保護した点
字付の紙製容器が得られた。
【0017】<実施例2>図3は、本発明の実施例2に
おける、点字付の紙製容器の斜視図である。すなわち、
通常の印刷をした350g/m2(紙厚0.45mm)の
コートボール紙を用いて、打抜型を用いた通常の打抜工
程と接着剤を用いたサック貼工程とで作製した、縦・横
・高さが75×125×26mmの、分包式の家庭用風
邪薬を収容する、実施例1と同様のサック貼式の紙製容
器10において、紙製容器10の上面板の前部と前側面
板とに、それぞれ縦・横が15×105mmで幅が3m
mの長方形環状の保護凸筋21を形成して、この長方形
環状の保護凸筋21の内部に、商品名と1日3回服用す
る風邪薬である旨とを表示する、それぞれ19字の点字
30を設けた、実施例2の点字付の紙製容器の状態を示
したものである。
【0018】図4Aは、実施例2の点字付の紙製容器に
おける、紙製容器10の一部分に形成した環状の保護凸
筋21の断面図であって、また図4Bは、この環状の保
護凸筋21を形成する方法を示す断面図である。
【0019】本実施例の、紙製容器10の上面板の前部
と前側面板とに形成した長方形環状の保護凸筋21につ
いては、図4Bに示すように、長方形環状の保護凸筋2
1を形成する金属製の雌型41(浮上げ型と言う)と、
硬化処理した板紙製の雄型51との間に、紙製容器10
の上面板の前部と前側面板とを挟んで、実施例1と同様
に、前述した通常の打抜工程で強く圧着して、図4Aに
示す高さが約0.3mmの長方形環状の保護凸筋21
を、打抜工程と同時に形成したものである。
【0020】また本実施例の、長方形環状の保護凸筋2
1の内部にそれぞれ設けた点字30については、金属製
の雌型41と板紙製の雄型51との間に紙製容器10の
上面板の前部と前側面板とを挟んで、前述した通常の打
抜工程で強く圧着した時に、図4Bに示すように、点字
30を設ける長方形環状の保護凸筋21の内部に、機械
的な圧力や衝撃などがかからないために、通常の印刷を
した350g/m2のコートボール紙の、紙製容器10
の長方形環状の保護凸筋21の内部に相当する部分に、
従来と同様の発砲性インキをシルクスクリーン印刷し
て、図4Aに示す高さが約0.2mmの点字30を予め
設けた後に、打抜型を用いた通常の打抜工程で、同時に
長方形環状の保護凸筋21を形成した図示していない紙
製容器10のブランクを作製したものである。
【0021】すなわち、本実施例の点字付の紙製容器に
おいては、図4Aに示すように、紙製容器10の上面板
の前部と前側面板とに、高さが約0.3mmの長方形環
状の保護凸筋21(図2Aに示す保護凹状部20と同様
の働きがある)を形成して、この長方形環状の保護凸筋
21の内部に、保護凸筋21の高さ以下の、高さが約
0.2mmの点字30を設けたことによって、次の接着
剤を用いたサック貼工程においても、また分包式の家庭
用風邪薬を収容する工程においても、さらに流通時や店
頭での販売時や家庭での使用時などにおいても、実施例
1と同様に、高さが約0.2mmの点字30の損傷が認
められないものであって、外的な摩擦や衝撃などから、
視力障害者のために表示した点字30を保護した点字付
の紙製容器が得られた。
【0022】
【発明の効果】以上、作用及び実施例に示すとおり、本
発明の点字付の紙製容器においては、家庭医薬品や衛生
用品や菓子食料品などの、紙製容器の一部分に、保護凹
状部を形成して、この保護凹状部の中に、保護凹状部の
深さ以下の点字を設けたことによって、また紙製容器の
一部分に、保護凹状部と同様の働きがある環状の保護凸
筋を形成して、この環状の保護凸筋の内部に、保護凸筋
の高さ以下の点字を設けたことによって、製造・流通時
や店頭での販売時や家庭での使用時などの、外的な摩擦
や衝撃などから、視力障害者のために表示した点字を保
護した点字付の紙製容器を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1における、点字付の紙製容器
の斜視図である。
【図2】実施例1の点字付の紙製容器における、図2A
は、紙製容器10の一部分に形成した保護凹状部20の
断面図であって、また図2Bは、この保護凹状部20を
形成する方法を示す断面図である。
【図3】本発明の実施例2における、点字付の紙製容器
の斜視図である。
【図4】実施例2の点字付の紙製容器における、図4A
は、紙製容器10の一部分に形成した環状の保護凸筋2
1の断面図であって、また図4Bは、この環状の保護凸
筋21を形成する方法を示す断面図である。
【符号の説明】
10 …紙製容器 20 …保護凹状部 21 …保護凸筋 30 …点字 40 …金属製の雄型 41 …金属製の雌型 50 …板紙製の雌型 51 …板紙製の雄型

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】紙製容器10の一部分に、保護凹状部20
    を形成して、この保護凹状部20の中に、保護凹状部2
    0の深さ以下の点字30を設けたことを特徴とする点字
    付の紙製容器。
  2. 【請求項2】紙製容器10の一部分に、環状の保護凸筋
    21を形成して、この環状の保護凸筋21の内部に、保
    護凸筋21の高さ以下の点字30を設けたことを特徴と
    する点字付の紙製容器。
JP24608996A 1996-09-18 1996-09-18 点字付の紙製容器 Pending JPH1086501A (ja)

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JP24608996A JPH1086501A (ja) 1996-09-18 1996-09-18 点字付の紙製容器

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN111703232A (zh) * 2020-06-29 2020-09-25 江西安源包装印务有限公司 一种防伪印刷方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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