JPH1086301A - 射出成形加飾シート - Google Patents

射出成形加飾シート

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JPH1086301A
JPH1086301A JP26768696A JP26768696A JPH1086301A JP H1086301 A JPH1086301 A JP H1086301A JP 26768696 A JP26768696 A JP 26768696A JP 26768696 A JP26768696 A JP 26768696A JP H1086301 A JPH1086301 A JP H1086301A
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賢教 金山
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 部分加飾されたポリオレフィン系樹脂射出成
形品の製造に適した加飾シートを提供すること。 【解決手段】 基材層(A)、接着層(B)、着色層
(C)、及び透明層(D)が順次積層されてなる積層フ
ィルムであって、Aは厚さ100μm〜1mmのポリオ
レフィン系樹脂層、Bは厚さ0.5〜20μmの塩素含
有率15〜40重量%の塩素化ポリオレフィン系樹脂
層、Cは厚さ5〜50μmのアクリル系樹脂、塩化ビニ
ル系樹脂層、Dは厚さ5〜60μmの塩素含有率15〜
40重量%の塩素化ポリオレフィン系樹脂層であること
を特徴とするシート。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、OA機器、家電製
品、自動車部品、表示板等に用いられる樹脂成形品の加
飾シートに関するもので、さらに詳細には射出成形と同
時に成形品表面の所望箇所を部分的に加飾する加飾シー
トに関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、成形品の成形と同時にその表
面に模様等をシートの積層あるいは転写等によって設け
る射出成形同時加飾方法が各種の方法で行われている。
特開昭48−43760号公報には、射出成形の雌雄金
型間に支持体シート上に絵柄等の転写層を設けてなる転
写シートを挿入して、型締めし、しかる後に溶融樹脂を
射出し、射出樹脂の熱と圧力によって転写シートを金型
形状に成形すると同時に射出樹脂と一体化し、冷却、型
開きの後、転写シートの支持体シートのみを剥離して表
面を加飾する技術が開示されている。
【0003】また、特公昭50−19132号公報には
射出成形用の金型に真空成形用の通気孔を設け、真空成
形を兼用し、これで予め加飾シートを予備成形してキャ
ビィティ面に沿わせてから射出成形することで加飾シー
トを積層一体化させる方法が開示されている。しかしな
がら、このような従来の射出成形同時加飾方法では成形
品表面の全体あるいは広い範囲を加飾することはできて
も、所望箇所を部分的に加飾することはできなかった。
【0004】そのため、部品表面を部分的に加飾するた
めには、加飾シートの裏面に粘着剤層を設けたシートを
加飾したい形状に成形、或いは切断したものを成形品表
面に貼り付ける方法がとられたり、又は加飾したい部分
に、予め別工程で加飾成形された部品を嵌め込む等の方
法がとられているが、工程数が多い等の問題があり、ま
た粘着剤を使用するタイプでは粘着剤の耐熱性不足によ
る剥離等の問題があった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記問題を解決するた
めに発明者等は、加飾シートを予め加飾したい形状に真
空成形等の手段を用いて予備成形し、射出金型のキャビ
ィティ面の加飾したい部分に挿入し、金型の細孔からの
吸引、または嵌め込み等の手段により固定した後、型締
めをして、射出成形することにより、射出成形と同時に
成形品表面を部分的に加飾する技術を開発した。
【0006】しかし、この方法の場合、成形品表面にお
ける加飾部分とその他の部分(射出樹脂部分)との境界
の見切りをきれいにするためには、加飾シートの予備成
形シート周縁端部分を射出樹脂の中に潜り込ませる必要
がある。この場合、加飾シートの表面と射出樹脂との接
着面が形成される。従来から用いられている、透明層が
アクリル系樹脂等で形成されている加飾シートの場合、
射出樹脂がポリオレフィン系樹脂であればこの接着面で
の良好な接着が得られず、接着部分からクラックが発生
し、部品が破損する等の問題があった。
【0007】
【課題を解決するための手段】発明者等は上記の問題を
解決するために鋭意検討した結果、射出樹脂としてポリ
オレフィン系樹脂を用いる場合、加飾シート表面(成形
品の表面に出る面)に特定の塩素化ポリオレフィン系樹
脂よりなる透明層を形成させることにより、加飾シート
の周縁端部分の表面と射出樹脂との接着面において良好
な接着性がえられることを見出し本発明に至った。
【0008】即ち、本発明の要旨とするところは、基材
層(A)、接着層(B)、着色層(C)、及び透明層
(D)が順次積層されてなる積層フィルムであって、基
材層(A)がポリオレフィン系樹脂よりなる厚さ100
μm〜1mmの層であり、接着層(B)が塩素含有率1
5重量%〜40重量%の塩素化ポリオレフィン系樹脂よ
りなる厚さ0.5〜20μmの層であり、着色層(C)
がアクリル系樹脂、塩化ビニル系樹脂、またはウレタン
系樹脂のいずれか1種類、またはその2種類以上の混合
物またはフッ素系樹脂とアクリル系樹脂との混合物およ
び着色顔料を含む厚さ5〜50μmの層であり、透明層
(D)が塩素含有率が15重量%〜40重量%の塩素化
ポリオレフィン系樹脂よりなる厚さ5〜60μmの層で
あることを特徴とする加飾シートに存する。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明を詳細に説明する。
本発明における基材層(A)に用いられるポリオレフィ
ン系樹脂は、真空成形可能なものであればよく、ポリプ
ロピレンとポリエチレンの混合物をはじめとして、従来
既知の熱可塑性ポリオレフィン樹脂を用いることができ
る。基材層の厚みは、100μm〜1mmが良く、好ま
しくは200μm〜600μmである。100μmより
薄くなると射出成形時に完全に溶融し加飾層に影響を及
ぼす恐れがある。逆に1mmより厚くなると真空成形性
等の成形性が悪くなるため好ましくない。
【0010】基材層(A)はTダイ押し出し法等従来既
知の製法により製造することができる。着色層(C)に
は、アクリル系樹脂、塩化ビニル系樹脂、またはウレタ
ン系樹脂のいずれか1種類、またはその2種類以上の混
合物またはフッ素系樹脂とアクリル系樹脂との混合物が
用いられる。アクリル系樹脂としては、アクリル酸また
は、メタクリル酸あるいは、それらのメチルエステル、
エチルエステル等のアルキルエステル類の重合体や、こ
れらの単量体と、これと共重合可能なアルケニルベンゼ
ン類や、α,β−不飽和単量体のコモノマーとの重合体
が例示できる。
【0011】塩化ビニル系樹脂としては、塩化ビニルの
単独重合体の他、塩化ビニルと共重合可能な、他の単量
体との共重合体があげられ、塩化ビニルと共重合可能な
他の単量体としては、従来一般的に用いられているもの
を使用することができる。上記の他の単量体としては、
例えば、酢酸ビニル、プロピオン酸ビニル等のビニルエ
ステル類、メチルビニルエーテル、エチルビニルエーテ
ル等のアルキルビニルエーテル類、エチレン等のα−オ
レフィン類、アクリル酸、メタクリル酸等の一価不飽和
酸、これら一価不飽和酸のメチルエステル、エチルエス
テル等のアルキルエステル類、マレイン酸、フマル酸等
の二価の不飽和酸、これらの二価不飽和酸のメチルエス
テル、エチルエステル等のアルキルエステル類、塩化ビ
ニリデン等のビニリデン化合物、アクリロニトリル等の
不飽和ニトリルなどの一種または二種以上の混合物があ
げられる。これらの単量体は、塩化ビニル単量体に対
し、通常、30重量%以下、好ましくは、20重量%以
下の割合で使用されるが特に限定は無い。
【0012】ウレタン系樹脂としては、分子内に2個以
上の水酸基を有するポリエステルやポリエーテル等のポ
リオールと、分子内に2個以上のイソシアネート基を有
する脂肪族または、芳香族ポリイソシアネート類を反応
させて得られるウレタン系樹脂が挙げられる。フッ素系
樹脂とアクリル系樹脂との混合物としては、上記記載の
アクリル系樹脂とポリフッ化ビニリデン等のフッ素系樹
脂との混合物が挙げられる。アクリル系樹脂とフッ素系
樹脂との混合物を使用する場合は接着層、透明層との接
着性を得るためにアクリル系樹脂を20重量%以上混合
する必要がある。
【0013】着色層に使用する着色剤としては、無機顔
料や有機顔料等から選べば良く、例えば、カーボンブラ
ック、酸化チタン、カオリンクレー、亜鉛華、ベンガ
ラ、パーマネントレッド、モリブデンオレンジ、コバル
トブルー、コバルトグリーン、群青、フタロシアニンブ
ルー、マンガンバイオレット、キナクリドンバイオレッ
ト等が挙げられる。これらの顔料は、単独でも、二種以
上の組み合わせでも使用できる。
【0014】着色層(C)の厚みは、5μm〜50μm
がよく、好ましくは10μm〜30μmである。5μm
より薄いと真空成形により伸ばされた場合に着色効果が
得られなくなる。また50μmより厚くしても厚くする
ことの効果は得られない。接着層(B)、透明層(D)
に使用する塩素化ポリオレフィン系樹脂としては、塩素
化ポリエチレン、塩素化ポリプロピレン等を用いること
ができ、塩素含有率としては15重量%から40重量%
が好ましい。15重量%より少ないと、着色層(C)や
印刷層(E)、透明層(F)との接着性が悪くなり、ま
た40重量%を越えると基材層(A)やポリオレフィン
系射出樹脂との接着性が悪くなり好ましくない。
【0015】透明層(F)に用いられる、アクリル系樹
脂、塩化ビニル系樹脂、ウレタン樹脂またはフッ素系樹
脂とアクリル系樹脂との混合物としては着色層(C)に
用いるものと同様のものを用いることができる。印刷層
(E)は、例えば木目調等の意匠性を付与する場合に設
ける層であり、アクリル系樹脂等をバインダーとする印
刷インキを従来既知の方法、例えば、グラビア印刷、ス
クリーン印刷等の方法により透明層(D)または透明層
(F)上に形成すればよい。
【0016】透明層(D)、着色層(C)、接着層
(B)等の形成には、離型性フィルムを使用することが
好ましい。即ち、各層樹脂を有機溶剤に溶解したもの
を、従来既知のリバースロールコート法、グラビアコー
ト法、ナイフコート法等により離型性フィルムに順次重
ね塗りして形成する。重ね塗りにより形成した、離型性
フィルム/透明層(D)/着色層(C)/接着層(B)
の構成の積層体を、Tダイ押し出し法等によりシート化
した基材層(A)と熱ラミネートにより積層した後、離
型性フィルムを剥離して、本発明の加飾シートが得られ
る。
【0017】離型性フィルムとしては、基材層(A)と
の熱ラミネートの際の耐熱性等からポリエチレンテレフ
タレートフィルムが好適である。以上の条件に従って製
造された加飾シートは、次のように使用される。先ず、
射出成形の加飾部分の形状に予備成形される。予備成形
は、真空成形、圧空成形あるいは圧空真空成形などによ
り容易に成形することができる。
【0018】成形に当たっては、加飾部分の形状の周縁
端部分が、射出樹脂であるポリオレフィン系樹脂中に
0.5mm〜2mm程度潜り込むように設計する。つま
り予備成形シートは加飾部分の形状に加えてその周縁に
0.5mm〜2mmの巾の埋め込み部分が設けられてい
る。その埋め込み部分があることにより射出成形品の加
飾部分と他の部分(加飾シートで被覆されていない部
分)との境界の見切りをきれいにすることができ、同時
に加飾シートが剥離するようなことも防げるのである。
【0019】予備成形された加飾シートは、射出成形金
型内に挿入され所定の加飾部分に固定される。固定する
には真空成形の場合と同様に金型に設けられた細孔より
吸引する方法、あるいはその形状によっては嵌め込みに
より、更に粘着性の樹脂を用いて金型に貼り付けるよう
にしてもよい。次にもう一方の射出成形金型と前記した
金型を型締めし、両金型の間にできたキャビティ内に溶
融樹脂を射出、注入する。この場合、金型内に固定され
た予備成形シートが金型からめくれたり、動いたりしな
いように配慮する必要がある。ゲートから射出、注入さ
れる樹脂の流れが予備成形シートの方向に向くようにゲ
ートの位置及び開口方向を決める必要がある。
【0020】溶融樹脂を射出、注入した後は、冷却し、
型を開いて成形品を取り出せばよい。きれいに部分加飾
された、しかも加飾部分が剥離したり加飾部分と成形樹
脂との境界に、クラックが入るような恐れのない部分加
飾ポリオレフィン系樹脂射出成形品が得られる。
【0021】
【実施例】以下、本発明を図面と共に実施例に基づいて
詳細に説明するが、本発明はその要旨を越えない限り、
以下の例によって限定されるものではない。図1は、加
飾シートの使用態様を示す断面説明図、図2は加飾シー
トを予備成形した成形シートを示す斜視図、図3は加飾
シートを使用して製造した部分加飾射出成形品を示す斜
視図である。
【0022】a)加飾シートの作製 1)基材層(A)の作製 SP×9800(三菱化学(株)製、特殊ポリオレフィ
ン系樹脂)を厚さ500μmになるようにTダイ押し出
し法にてシート化して基材層を得た。 2)加飾層(接着層(B)/着色層(C)/透明層
(D))の作製 離型性ポリエステルフィルム上に表−1に記載の構成に
なるように順次重ね塗りによって作製した。各層はそれ
ぞれトルエン、メチルエチルケトン、シクロヘキサン等
可溶な有機溶剤に溶解したうえで、リバースロールコー
ト法により形成した。1)、2)で得られた、基材層と
加飾層を温度150℃、圧力10kg/cmで熱ラミネ
ートした後、離型性フィルムを剥離して加飾シートを得
た。
【0023】b)部分加飾射出成形品の作製 a)で得られた加飾シートを真空成形により、図−2の
形状の予備成形シートサンプルを作製した。(上面50
mm×50mm、下面70mm×70mm、埋め込み部
分の巾1mm)得られたサンプルを射出金型のキャビィ
ティ面に挿入、固定した後、型締めし、射出樹脂BC2
E(三菱化学(株)製、ポリプロピレン樹脂)を射出し
て、部分的に加飾された成形品(図−1)、(図−3)
を得た。(厚さ4mm、大きさ170mm×100m
m)
【0024】c)部分加飾成形品の評価 b)で得られた成形品の射出樹脂と加飾シート(予備成
形シート)との密着部分の密着状態を目視、及び曲げ試
験により評価し、結果を表−1に示した。 (評価方法) 目視評価:成形後1日後に密着部分の剥離有無を評価し
た。 剥離無し…○ 剥離有り…× 曲げ評価:成形後1日後に密着部分を約10°の角度に
曲げ、その際の剥離有無を評価した。 剥離無し…○ 剥離有り…×
【0025】
【表1】
【0026】 注)比較例1は透明層と着色層間で剥離発生 比較例2、3は透明層と射出樹脂間で剥離発生 a:塩素化ポリプロピレン樹脂(日本製紙(株)製スー
パークロン822、塩素含有率24重量%) b:塩素化ポリプロピレン樹脂(日本製紙(株)製スー
パークロン892L、塩素含有率22重量%) c:塩素化ポリプロピレン樹脂(日本製紙(株)製スー
パークロン224H、塩素含有率13重量%) d:塩素化ポリプロピレン樹脂(日本製紙(株)製スー
パークロン814H、塩素含有率41重量%) e:アクリル系樹脂(ローム&ハース社製 パラロイド
B−82) f:塩素化ポリプロピレン樹脂(日本製紙(株)製スー
パークロン803L、塩素含有率26重量%) g:アクリル系樹脂(ローム&ハース社製 パラロイド
B−99) h:ウレタン系樹脂(大日本インキ化学工業(株)製
クリスポン6006SL)
【0027】
【発明の効果】本発明の加飾シートは部分加飾ポリオレ
フィン系樹脂射出成形品の製造を容易にし、しかも得ら
れた成形品はその加飾部分が剥離したり、その加飾部分
周縁部にクラックが生じるような恐れもない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の加飾シートの使用例を示す縦断面説明
図。
【図2】本発明の加飾シートの予備成形シートを示す斜
視図。
【図3】本発明の加飾シートの使用例を示す斜視図。
【符号の説明】
1 部分加飾射出成形品本体 11 加飾シート 12 埋め込み部分
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI B29L 9:00 (72)発明者 中井 壯元 愛知県名古屋市中村区岩塚町大池2番地 三菱化学エムケーブイ株式会社名古屋事業 所内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基材層(A)、接着層(B)、着色層
    (C)、及び透明層(D)が順次積層されてなる積層フ
    ィルムであって、 基材層(A)がポリオレフィン系樹脂よりなる厚さ10
    0μm〜1mmの層であり、 接着層(B)が塩素含有率15重量%〜40重量%の塩
    素化ポリオレフィン系樹脂よりなる厚さ0.5〜20μ
    mの層であり、 着色層(C)がアクリル系樹脂、塩化ビニル系樹脂、ま
    たはウレタン系樹脂のいずれか1種類、またはその2種
    類以上の混合物またはフッ素系樹脂とアクリル系樹脂と
    の混合物および着色顔料を含む厚さ5〜50μmの層で
    あり、 透明層(D)が塩素含有率が15重量%〜40重量%の
    塩素化ポリオレフィン系樹脂よりなる厚さ5〜60μm
    の層であることを特徴とする加飾シート。
  2. 【請求項2】 着色層(C)と透明層(D)の間に、印
    刷層(E)が形成されている請求項1記載の加飾シー
    ト。
  3. 【請求項3】 着色層(C)と透明層(D)の間に、ア
    クリル系樹脂、塩化ビニル系樹脂またはウレタン系樹脂
    のいずれか1種類またはその2種類以上の混合物または
    フッ素系樹脂とアクリル系樹脂との混合物よりなる透明
    層(F)が形成されてなる請求項1記載の加飾シート。
  4. 【請求項4】 印刷層(E)と透明層(D)の間に、ア
    クリル系樹脂、塩化ビニル系樹脂またはウレタン系樹脂
    のいずれか1種類またはその2種類以上の混合物または
    フッ素系樹脂とアクリル系樹脂との混合物よりなる透明
    層(F)が形成されてなる請求項2記載の加飾シート。
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