JPH1086139A - 天然石製成形石材及びその製造方法 - Google Patents

天然石製成形石材及びその製造方法

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JPH1086139A
JPH1086139A JP27184996A JP27184996A JPH1086139A JP H1086139 A JPH1086139 A JP H1086139A JP 27184996 A JP27184996 A JP 27184996A JP 27184996 A JP27184996 A JP 27184996A JP H1086139 A JPH1086139 A JP H1086139A
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JP
Japan
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stone
vertical wall
predetermined
jig
wall portion
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JP27184996A
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English (en)
Inventor
Tsuneo Kanehara
庸夫 金原
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MARUTSUNE SEKIZAI KK
Original Assignee
MARUTSUNE SEKIZAI KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 傾斜縦壁部を有する多角形状成形石材を、各
辺の寸法精度が高められた状態で、かつ、効率良く製造
する。 【解決手段】 天然石製ブロック1を、その縦壁部11
が所定の傾斜角を有するようにダイヤモンドカッタ等の
切断工具9を用いて機械加工手段にて形成する。このよ
うなブロック1の傾斜面(縦壁部)11を正にして、そ
こに治具2を装着し、加工線をけ書く。この加工線に沿
って仕上げ加工を施すことによって、多角形の各辺11
1を形成させるようにする。 【効果】 各辺111の寸法精度が優れた多角形状成形
石材1が形成されることとなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、天然石を基礎に、
一定の形態に成形加工された多角形状の成形石材及びそ
の製造方法(成形方法)に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の、天然石を素材とした板石等の成
形加工品(石材)は、例えば、図7に示す如く、各単体
製品(石材)の縦壁部110は垂直状に形成されるよう
になっているものである。すなわち、板石等の各単体石
材10は、その基本形態が立方体からなるものである。
このような垂直縦壁部110を有する単体石材10が、
砂等と混ぜ合わされた敷きモルタル材80上に設置され
るとともに、各単体石材10の間には目地材90による
目地処理が施されることによって、板石等からなる舗石
の施工等がなされるようになっているものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記従来の
ものにおいては、板石等からなる舗石の敷設作業におい
て、上記目地処理作業に多くの手間(時間)を要すると
言う問題点がある。このような目地処理作業を省くよう
にするためには多角形石材(板石)の各辺の寸法を正確
に割り出す必要があるとともに、互いに接合する縦壁部
110のところ、すなわち、接合面間に、敷きモルタル
材80の中に含まれている砂等が入り込まないようにす
る必要がある。このような問題点を解決するために、天
然石を基礎に多角形状のブロックを形成するようにする
とともに、その縦壁部のところを所定のテーパ角を有す
る傾斜面からなるようにした天然石製成形石材を提供し
ようとするのが、本発明の目的(課題)である。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明においては次のような手段を講ずることとし
た。すなわち、請求項1記載の発明においては、天然石
を基礎に形成されるものであって、板石等のブロック状
形態からなる成形加工石材に関して、その平面視を多角
形の形状からなるようにするとともに、当該多角形を形
成する各辺のところに設けられる縦壁部を、所定の傾斜
角を有すテーパ状の形態からなるようにした構成を採る
こととした。
【0005】このような構成を採ることにより、本発明
のものにおいては、次のような作用を呈することとな
る。すなわち、上記構成からなる多角形状の成形石材を
舗石等として敷設するに当っては、従来行なわれていた
目地処理作業が不要となり、敷設作業(施工作業)の効
率化が図られることとなる。具体的には、上記構成から
なる成形石材単体が、図2に示す如く、敷きモルタル材
上等に敷設されると、お互いに接する成形石材単体の、
それぞれの縦壁部のところには、当該縦壁部が所定の傾
斜角を有するように形成されているので、表面部におい
ては密着するようなるが、下方部のところにおいては、
図2に示すように楔状の隙間が形成されることとなる。
従って、この隙間のところに上記敷きモルタル材を形成
する砂粒等が介在したとしても、最上端面の表面部のと
ころまでは上がって来ないようになる。その結果、相隣
る成形石材どうしの各辺の部分は隙間の無い状態で密着
することとなる。従って、本発明のものにおいては、相
隣る成形石材どうしの間に、特別な目地処理を施す必要
が無くなる。
【0006】次に、請求項2記載の発明について説明す
る。このものも、その基本的な点は、上記請求項1記載
のものと同じである。その特徴とするところは、上記縦
壁部の傾斜角を5°から15°の範囲に限定するように
したことである。このような傾斜角を採ることによっ
て、相隣る成形石材どうしの間に、楔形の隙間が形成さ
れることとなり(図2参照)、この隙間内に敷きモルタ
ル材等が収まるようになる。その結果、この隙間内に存
在するようになった敷きモルタル材が上記各成形石材を
適切な状態に保持(支持)するようになるとともに、相
隣る成形石材の表面部の接合部のところには、余分な敷
きモルタル材等が介在しないようになる。従って、従来
のものにおいて行なわれていた特別な目地処理等を施す
必要が無くなる。また、上記縦壁部のところに設けられ
る傾斜角を5°ないし15°の範囲に設定することによ
って、当該縦壁部の成形加工(切断加工)を円滑に行な
わせ、当該切断加工を初めとした諸成形加工の効率化を
図ることとしている。すなわち、上記傾斜角をあまりに
も大きく採り過ぎると、切断加工中においてカッタの破
損等を来すおそれがあるので、これを避けるためにも、
上記傾斜角は15°程度に抑えるのが妥当である。
【0007】次に、請求項3記載の発明について説明す
る。このものは、上記請求項1及び請求項2記載の天然
石製成形石材の、その製造方法に関するものである。す
なわち、所定の形態からなる天然石製ブロックを、その
平面視において所定の多角形の形態を有するように切り
出すとともに、上記多角形の各辺のところに形成される
縦壁部を、垂直面に対して所定の傾斜角を有するテーパ
状の形態からなるように成形加工し、このように成形加
工された部材の上記傾斜角を有する縦壁部(傾斜面)の
ところに、所定の寸法を有するように形成された多角形
状の治具を装着し、そして更に、当該治具にて設定され
る所定寸法を有する上記傾斜面のところに、加工位置を
特定するけ書き線を設け、当該け書き線の施されたとこ
ろを所定の加工手段にて所定の各辺寸法を有するように
成形加工するようにした工程を採ることとした。
【0008】このような工程を経ることによって成形さ
れる本成形石材は、その各辺の寸法精度が向上するとと
もに、縦壁部に傾斜角を有する多角形状のものが、効率
良く形成(製造)されることとなる。すなわち、まず、
ダイヤモンドカッタ等からなる機械加工手段にて、上記
所定の傾斜角を有する縦壁部を切断加工する(図3参
照)。これによって、上記傾斜角を有する縦壁部が効率
良く形成されることとなる。そして、この傾斜面(縦壁
部)を正にして、この傾斜面のところに、所定の各辺寸
法を有するように形成された治具(図4参照)を設置す
るとともに、当該治具の設置されたところ、すなわち、
所定の各辺寸法を有することとなる上記傾斜面のところ
に、適当なけ書き手段を用いて加工線となるべきけ書き
線をけ書く。そして次に、このようにけ書き線の施され
たところを、ノミ等からなる刃物工具を用いて削り出し
加工をする。これによって、各辺を形成する部分が正確
に創生されることとなる。このように、本発明のものに
おいては、適当な治具を用いることによって、各辺の寸
法精度に優れた多角形状の成形石材が効率良く形成(製
造)されることとなる。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態について、図
1ないし図6を基に説明する。本発明の実施の形態にか
かるものの、その構成は、図1に示す如く、天然石を素
材にブロック状に成形加工されるものであって、その平
面視において多角形の形状からなる表面部12と、当該
多角形状表面部12を形成する多角形の各辺111のと
ころに形成される縦壁部11と、上記表面部12の反対
側に形成されるものであって、舗石等として敷設された
場合において、敷きモルタル材8と接触する底面部19
と、からなることを基本とするものである。
【0010】このような基本構成において、多角形の各
辺111のところに設けられるものであって垂直面に対
して所定の傾斜角(θ)を有するように形成される各縦
壁部11は、例えば図3に示す如く、ダイヤモンドカッ
タ等からなる切断手段9にて成形加工される。すなわ
ち、機械加工手段にて形成されるようになっているもの
である。なお、このような構成からなる上記縦壁部11
のところに形成される傾斜角(θ)としては、本実施の
形態のものにおいては、5°ないし15°の値が採られ
るようになっている。この傾斜角(θ)の値は、あまり
小さすぎると、舗石等として敷設される場合に、相隣る
石材との間に、十分な楔状の隙間が形成されず、間に、
砂粒等がかみ込むこととなるおそれがある。また、あま
りにも大きな値を採ると、各辺111を形成する稜線の
部分が、鋭角になりすぎ、相隣る石材と接合されたとき
に、その部分がこぼれ落ちてしまったりするそれがあ
る。また、ダイヤモンドカッタ等による機械加工時に、
上記ダイヤモンドカッタ等の切断工具9を破損させてし
まうおそれがある。このような点を考慮して、本実施の
形態のものにおいては、上記傾斜角(θ)を約5°から
15°の範囲内に設定することとしている。
【0011】次に、このような構成からなる本実施の形
態にかかる成形石材の、その製造方法(手順)について
説明する。まず、所定の形態に切り出された天然石製素
材を、図3に示す如く、ダイヤモンドカッタ等からなる
切断工具9を用いて、所定の多角形形状からなるブロッ
クを形成するように切断加工をする。なお、この切断加
工に当っては、所定の多角形形状を有するブロック1の
縦壁部11が所定の傾斜角(θ)を有するように成形加
工されるが、このときには、図3及び図6に示す如く、
表面部12を形成することとなる面の各辺の長さ(Lma
x )を、その後における各辺の長さL1 、L2 (図1参
照)よりも大きな値を有するように成形加工する。すな
わち、Lmax >L1 (L2 )の関係式が成り立つように
切断加工が成される。
【0012】次に、このような形態を有するように成形
加工(切断加工)された本ブロック1には、図4に示す
如く、所定の多角形形状を有するとともに、所定の各辺
寸法を有するように形成された治具2が設置(装着)さ
れる。この治具2は、例えばそれが、四角形状の成形石
材に対応するものである場合には、上記ブロック1の傾
斜角(θ)を有する縦壁部11のところに嵌め込まれる
(装着される)四角形状の枠21と、当該枠21のとこ
ろに設けられるものであって、本治具2の装着あるいは
持ち運び等が簡単に行なえるように設けられた把手25
と、からなるものである。そして、このような治具2の
上記枠21の、その内面側である上記ブロック1の傾斜
面(縦壁部)11と接するところの寸法は、特定の値で
あるL1及びL2 の値を有するように設定されているも
のである。
【0013】このような構成からなる治具2を、上記所
定の傾斜角(θ)を有するように成形加工されたブロッ
ク1の傾斜面(縦壁部)11のところに、図5に示す如
く、装着(嵌め込ませる)とともに、このようにして嵌
め込まれた上記治具2の、その枠21が、上記ブロック
1の傾斜面11と接するところに、適当なけ書き手段を
用いて、後に加工線となるべき線をけ書く。このように
してけ書かれた線は、図5に示す如く、後に本多角形状
成形石材の各辺111を形成することとなる部分であ
り、上記治具2にて指定された所定の長さ(L1 ,L
2 )を有するようになっているものである。
【0014】次に、このようにブロック1の傾斜面(縦
壁部)11のところにけ書かれた線(加工線)に沿っ
て、図6に示す如く、ノミ等からなる刃物工具3を用い
て上記表面部12の一部(加工面)を楔状に削り取る。
このような削り取り加工を施すことによって、図1に示
す如く、表面部12の周囲に、一定幅からなるものであ
って斜めにだれた状態の加工面121が形成されること
となる。また、この加工面121にて囲まれる中央部に
は、主面122が形成されることとなる。また、これと
同時に、上記削り取られることによって形成されること
となった稜線の部分は、多角形状成形石材1の各辺11
1を形成することとなる。すなわち、上記け書き手段に
よってけ書かれた線、すなわち、加工線は、多角形状成
形石材1の各辺111を形成することとなる。そして、
この各辺111、すなわち、加工線にて規定されたとこ
ろは、上記治具2の枠21にて所定の寸法(L1 ,L
2 )を有するように設定されたところである。従って、
上記各成形加工手段にて形成されるようになった上記各
辺111は、上記治具2を用いることによって、所定の
寸法(L1 ,L2 )を有するようになる。そして、この
ようにして形成される各辺111の、その寸法公差は、
本実施の形態のものにおいては、0〜1.0mmの範囲に
収まることとなる。すなわち、優れた寸法公差を有する
こととなる。
【0015】次に、このような構成からなる本実施の形
態のものについての、その作用等について説明する。す
なわち、上記構成からなる多角形状の成形石材1を、図
2に示す如く、舗石等として敷設するに当っては、従来
行なわれていた目地処理作業が不要となり、敷設作業
(施工作業)の効率化が図られることとなる。具体的に
は、上記構成からなる成形石材単体1、1’が、図2に
示す如く、敷きモルタル材8等の上に敷設されると、お
互いに接する成形石材単体の、それぞれの縦壁部11、
11’のところには、当該縦壁部11、11’が所定の
傾斜角(θ)を有するように形成されているので、表面
部12、12’においては、密着するように接合される
が、下方部のところには、図2に示すような楔状の隙間
が形成されることとなる。従って、この楔状の隙間のと
ころに上記敷きモルタル材8を形成する砂粒等が介在し
たとしても、上記表面部12、12’のところまでは上
がって来ない。その結果、相隣る成形石材1、1’どう
しの各辺111の部分は、隙間の無い状態で密着するこ
ととなり、本実施の形態のものにおいては相隣る成形石
材どうしの間に、特別な目地処理を施す必要が無くな
る。
【0016】また、本実施の形態のものにおいては、所
定の傾斜角(θ)を有する縦壁部11からなるブロック
1を、ダイヤモンドカッタ等の切断工具9を用いた機械
加工手段にて形成するとともに、このように形成された
ブロック1の上記傾斜面(縦壁部)11を正にして、こ
の傾斜面11のところに、所定の各辺寸法(L1 ,L
2 )を有するように形成された治具2(図4参照)を設
置し、そして更に、当該治具2の設置されたところ、す
なわち、所定の各辺寸法(L1 ,L2 )を有するように
形成された治具2の枠21の、上記傾斜面11と接する
ところに、適当なけ書き手段にてけ書き線を設け、そし
て、このようなけ書き線のけ書かれたところを、ノミ等
からなる刃物工具3を用いて削り出し加工をするように
したので、各辺111を形成する部分が正確に創生され
るようになる。このように、本実施の形態のものにおい
ては、適当な治具2を用いることによって、多角形状の
ものであって、その各辺111の寸法精度に優れた成形
石材1が効率良く形成(製造)されることとなる。
【0017】
【発明の効果】本発明によれば、天然石を基礎に形成さ
れるものであって、板石等のブロック状形態からなる成
形加工石材に関して、その平面視を多角形の形状からな
るようにするとともに、当該多角形を形成する各辺のと
ころに設けられる縦壁部を、所定の傾斜角、例えば5°
ないし15°の値のテーパ角を有する形態からなるよう
にしたので、多角形状の成形石材を舗石等として敷設す
るに当っては、従来行なわれていた目地処理作業が不要
となり、敷設作業(施工作業)の効率化が図られるよう
になった。すなわち、本発明においては、成形石材単体
が、敷きモルタル材等を介して敷設されると、お互いに
接する成形石材単体の、それぞれの縦壁部のところに
は、当該縦壁部が所定の傾斜角(θ)を有するように形
成されているので、表面部においては密着するように接
合されるとともに、下方部のところには楔状の隙間が形
成されることとなり、この楔状隙間のところに上記敷き
モルタル材を形成する砂粒等が溜ることとなり、これら
砂粒等は表面部のところまでは上がって来ないようにな
った。その結果、相隣る成形石材どうしの各辺の部分は
隙間の無い状態で密着することとなり、相隣る成形石材
どうしの間に、特別な目地処理等を施す必要が無くなっ
た。
【0018】また、本発明においては、所定の傾斜角
(θ)を有する縦壁部からなるブロックを、ダイヤモン
ドカッタ等の切断工具を用いた機械加工手段にて成形す
るとともに、このように成形されたブロックの上記傾斜
面(縦壁部)を正にして、この傾斜面のところに、所定
の各辺寸法(L1 ,L2 )を有するように形成された治
具を設置するとともに、当該治具の設置されたところ、
すなわち、所定の各辺寸法を有するように形成された治
具の、その枠の、上記傾斜面と接するところにけ書き線
を設け、そしてこのようなけ書き線のけ書かれたところ
を、ノミ等からなる刃物工具を用いて削り出し加工をす
るようにしたので、各辺を形成する部分が正確に創生さ
れるようになった。このように、本発明のものにおいて
は、適当な治具を用いることによって、各辺の寸法精度
に優れた多角形状の成形石材を効率良く形成(製造)す
ることができるようになった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の全体構成を示す斜視図である。
【図2】本発明にかかる成形石材を舗石等として敷設し
た状態を示す図である。
【図3】本発明にかかる成形石材を機械加工手段にてブ
ロック状に切り出す状態を示す図である。
【図4】本発明にかかるブロックと治具との関係を示す
図である。
【図5】本発明にかかるブロックの傾斜面(縦壁部)へ
の治具の装着状態を示す図である。
【図6】本発明にかかる成形石材の各辺を成形加工する
工程を示す図である。
【図7】従来の天然石製ブロックを舗石等として敷設し
た状態を示す図である。
【符号の説明】
1 成形石材(ブロック) 11 縦壁部(傾斜面) 11’ 縦壁部(傾斜面) 111 辺(稜線) 12 表面部 12’ 表面部 121 加工面 122 主面 19 底面部 2 治具 21 枠 25 把手 3 刃物工具 8 敷きモルタル材 9 切断工具

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 天然石を基礎に形成されるものであっ
    て、ブロック状の形態からなる成形加工石材において、
    その平面視を多角形の形状からなるようにするととも
    に、当該多角形を形成する各辺のところに設けられる縦
    壁部を、所定の傾斜角を有するテーパ状の形態からなる
    ようにしたことを特徴とする天然石製成形石材。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の天然石製成形石材におい
    て、上記縦壁部のところに形成されるテーパ角を、5°
    ないし15°の範囲内に設定するようにしたことを特徴
    とする天然石製成形石材。
  3. 【請求項3】 所定の形態からなる天然石製ブロック
    を、その平面視において所定の多角形の形態を有するよ
    うに切り出すとともに、上記多角形の各辺のところに形
    成される縦壁部を、垂直面に対して所定の傾斜角を有す
    るテーパ状の形態からなるように成形加工し、このよう
    に成形加工された部材の上記傾斜角を有する縦壁部(傾
    斜面)のところに、所定の寸法を有するように形成され
    た多角形状の治具を装着するとともに、当該治具にて設
    定される所定寸法を有する上記傾斜面のところに、加工
    位置を特定するけ書き線を設け、当該け書き線の施され
    たところを所定の加工手段にて所定の各辺寸法を有する
    ように成形加工するようにした工程からなることを特徴
    とする天然石製成形石材の製造方法。
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