JPH108529A - トイレの洗浄水タンクへの薬剤供給装置 - Google Patents

トイレの洗浄水タンクへの薬剤供給装置

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Publication number
JPH108529A
JPH108529A JP16194596A JP16194596A JPH108529A JP H108529 A JPH108529 A JP H108529A JP 16194596 A JP16194596 A JP 16194596A JP 16194596 A JP16194596 A JP 16194596A JP H108529 A JPH108529 A JP H108529A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
water
pipe
pump
tank
container
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP16194596A
Other languages
English (en)
Inventor
Kikuo Shimono
喜久夫 下野
Masahiro Imanishi
正博 今西
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Duskin Co Ltd
Original Assignee
Duskin Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Duskin Co Ltd filed Critical Duskin Co Ltd
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Publication of JPH108529A publication Critical patent/JPH108529A/ja
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  • Bidet-Like Cleaning Device And Other Flush Toilet Accessories (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ゴム管を利用したポンプ部のゴム管の変形、
劣化を防ぎ、ポンプ部の駆動機構を簡素化することを目
的としている。 【解決手段】 洗浄水タンクに大気に開放した薬剤容器
を取り付け、上記薬剤容器又は固定部材より洗浄水タン
ク内へ略横向きに突出したゴム状弾性体のポンプ管と、
上記ポンプ管の入口に装着されポンプ管内への流通のみ
を許す第1の逆止弁を介して上記薬剤容器の底部へ連通
する吸入管と、上記ポンプ管の出口に装着され上記洗浄
水タンク内への流通のみを許す第2の逆止弁とを有する
ポンプ部を備え、上記ポンプ部の吐出側先端に索条を介
して水と比重がぼぼ等しい洗浄水内の節水錘りを連結
し、満水時にポンプ管が略自由状態になるようにしたこ
とを特徴とするトイレの洗浄水タンクへの薬剤供給装置
である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、トイレの洗浄水タ
ンクに、主として洗浄剤のような薬剤を供給する装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】本件出願人は、薬剤容器に接続した入口
と洗浄水タンクに開放した出口に夫々タンク側への流通
のみを許す逆止弁を有するゴム状弾性体の管に、洗浄水
タンク内のフロートに連動するローラー等の押圧体を当
て、用便後にタンク内の洗浄水を流してからタンク内に
補給される洗浄水の水面の上昇と共に上昇するフロート
により上記ローラーを上記ゴム状弾性体の管に押し付け
て、管内の薬剤を所定量タンク内に放出するように構成
したタンク式トイレ用薬剤供給器を提案している(特願
平8ー36665号)。ところがその場合は、一般にタ
ンク内が長期間満水の待機状態である為、ローラーが長
期間に亘り上記のゴム状弾性体の管を押し続けることに
なり、ゴム管の変形、劣化が起り易く、洗浄時に水面が
低下しても元の例えば円形断面に戻らず、薬剤の吸入量
が不足する不具合が発生しやすい。又ゴム管をローラー
で押す為の保持機構等が複雑高価になりやすい。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、ゴム管を利
用したポンプ部のゴム管の変形、劣化を防ぎ、ポンプ部
の駆動機構を簡素化することを目的としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、洗浄水タンク
に大気に開放した薬剤容器を取り付け、上記薬剤容器又
は固定部材より洗浄水タンク内へ略横向きに突出したゴ
ム状弾性体のポンプ管と、上記ポンプ管の入口に装着さ
れポンプ管内への流通のみを許す第1の逆止弁を介して
上記薬剤容器の底部へ連通する吸入管と、上記ポンプ管
の出口に装着され上記洗浄水タンク内への流通のみを許
す第2の逆止弁とを有するポンプ部を備え、上記ポンプ
部の吐出側先端に索条を介して水と比重がぼぼ等しい洗
浄水内の節水錘りを連結し、満水時にポンプ管が略自由
状態になるようにしたことを特徴とするトイレの洗浄水
タンクへの薬剤供給装置である。
【0005】
【発明の実施の形態】縦断面を示す図1において、便器
に付設される洗浄水タンク1の壁2の外側に中空の樹脂
製の本体3(連結体)に着脱自在に例えば螺合した樹脂
製の洗浄剤容器4が配置されており、容器4内には例え
ば250ccの洗浄剤5が入れてある。本体3は頂面に
複数の芳香孔6(開口)を備え、一体の連結管7が壁2
の孔8を通してタンク1内に突出し、固定ナット9によ
り本体3が壁2に固定されている。連結管7のタンク内
突出部内には、矢印Aで示す方向(後述するポンプ管1
1方向)への流通のみを許す第1の逆止弁10が内蔵さ
れており、逆止弁10はそこからタンク1内へ向かい水
平横向きに延びるゴム状弾性体の円管からなるポンプ管
11の入口12に接続すると共に、逆止弁10の入口
(左端部)は吸入管13を介して容器4の底部に連通し
ている。
【0006】ポンプ管11の出口15は、矢印Bで示す
方向(タンク1内へ向かう方向)の流通のみを許す第2
の逆止弁16と、その出口から上向きに湾曲した薬剤供
給ノズル17を介してタンク1の水面18上の空間に開
放している。ポンプ管11と第1、第2の逆止弁10、
16と吸入管13とでポンプ部14が構成されている。
【0007】図1の水面18は満水時を示しており、ポ
リエチレンタンク19内に水20(300〜500c
c)をほゝ一杯まで入れて蓋21を装着した節水錘り2
2の蓋21とポンプ管先端の逆止弁16が樹脂紐23で
連結されており、その時ポンプ管11は水平な自由状態
の姿勢となっている。24は逆止弁10のポンプ管11
側下端部に設けた弓形の支え板で、用便後に図示されて
いないハンドルを操作してタンク下端の排出口を開き水
面18が下降した時、節水錘り22により変形させられ
たポンプ管11の根元部を下側から支持してポンプ管1
1が一定の姿勢まで曲がり、洗浄剤を充分放出させる機
能と、ポンプ管11の根元部分の急な屈曲によるポンプ
管11の損傷を防止する機能を果たす。芳香孔6は容器
4内の薬剤が自然に蒸発して芳香剤の役目を果たすと共
に容器4内を大気圧に保ち、吸入管13から洗浄剤5等
が吸出される時に容器4がくぼむことを防止している。
【0008】図1のタンク満水時(待機時)に、用便後
の人が上記ハンドルを操作すると、球体(図示せず)で
閉塞されていたタンク下端の排出口が開き、タンク底部
の一定量の洗浄水が排出されて便器が洗浄される。その
時水面18は18aまで一定量低下し、同時に節水錘り
22も22aの位置まで下り、これによりポンプ管11
は11aのように偏平に潰れてたれ下り、内部容積が減
少し、内部圧力の増加により内部の洗浄剤の一部(例え
ば3〜5cc)が逆止弁16を矢印B方向に通過し、ノ
ズル17aからタンク1の上部の洗浄水に添加される。
洗浄水の流出が停止すると、図示されていないフロート
弁を通してタンク1内に洗浄水が水面18の位置まで補
給され、ポンプ管11aは11の水平な自由状態に復帰
して内部容積が増加し、内部に生ずる負圧により逆止弁
10が開き、吸入管13を通して容器4内の洗浄剤5が
逆止弁10を矢印A方向に通過してポンプ管11内に充
満し、待機状態となる。前記添加された洗浄剤はタンク
1内の水が次に排出されるまでの間にタンク1内の水に
混ざり合う。容器4内の洗浄剤に芳香剤が混入されてい
る場合は、気化した芳香剤が芳香孔6からトイレ内に放
出され、気持ちのよい環境が得られる。容器4内の洗浄
剤5がなくなると、容器4を本体3から外して洗浄剤を
補給し、再び容器4を本体3に装着すればよい。
【0009】ノズル17は無くてもよいが、図示のよう
に満水時上向きに湾曲した形状にしておくと、17aの
姿勢で洗浄剤を放出する際に洗浄剤が下方の錘り22a
に垂れ落ちて付着する恐れがなく、しかもノズル17a
の先端が水の中に入ることがなく、洗浄剤を水面の中央
部へ飛ばすことができ、待機期間中に洗浄剤が可及的に
早く水に良く混ざり合う利点がある。ノズル17を満水
時にポンプ管11と同芯に真横に(水平に)設けると、
長くなり、タンク内の何か(障害物)と接する(干渉す
る)可能性がある。しかし短い場合は直線状であっても
差し支えない。ポンプ管11はゴム以外の、ゴム状弾性
体樹脂で形成することもできる。容器4内には、洗浄剤
5のような防汚剤の代わりに、芳香剤その他の薬剤をい
れておくこともできる。ポンプ管11は先端に行くにつ
れて上昇するように傾斜装着することも可能であるが、
その場合も略横向きと解釈されるべきである。容器4を
容器4に取り付けた逆U字形の掛止具により壁2に掛
け、タンク1内に配置してもよい。その場合にはポンプ
部14を容器4に取り付けることも可能である。しかし
容器4がタンク壁2の外側にあることは、薬剤の補給の
面で効果的である。樹脂紐23の代わりに天然繊維の紐
や耐腐食性金属の線材又はチェーン等を採用することも
できる。
【0010】
【発明の効果】本発明によると、水面が下る洗浄時にポ
ンプ管11が11aのように変形縮小し、洗浄終了後の
水面上昇時に11の位置に復帰して逆止弁10、16の
作用と相俟ってポンプ機能が発揮されるので、構造が簡
単安価にまとまる。しかも通常長い期間となる満水待機
時にポンプ管11が水平直線状の自由状態(負荷の掛か
っていない状態)を維持するので、変形の恐れがなく、
内部容積の減少によるポンプ容量の減少を防止すること
ができる。ポンプ管11は節水錘り22により排水時に
撓まされるので、動作が確実になり、しかも節水錘り2
2によりタンク1から1回に排出される水の量を少なく
保ち得るので、節水効果が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 縦断部分正面図である。
【符号の説明】
1 洗浄水タンク 4 洗浄剤容器(薬剤容器) 6 芳香孔 10 第1の逆止弁 11 ポンプ管 12 入口 13 吸入管 14 ポンプ部 15 出口 16 第2の逆止弁 22 節水錘り 23 樹脂紐(索条)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 洗浄水タンクに大気に開放した薬剤容器
    を取り付け、上記薬剤容器又は固定部材より洗浄水タン
    ク内へ略横向きに突出したゴム状弾性体のポンプ管と、
    上記ポンプ管の入口に装着されポンプ管内への流通のみ
    を許す第1の逆止弁を介して上記薬剤容器の底部へ連通
    する吸入管と、上記ポンプ管の出口に装着され上記洗浄
    水タンク内への流通のみを許す第2の逆止弁とを有する
    ポンプ部を備え、上記ポンプ部の吐出側先端に索条を介
    して水と比重がぼぼ等しい洗浄水内の節水錘りを連結
    し、満水時にポンプ管が略自由状態になるようにしたこ
    とを特徴とするトイレの洗浄水タンクへの薬剤供給装
    置。
JP16194596A 1996-06-21 1996-06-21 トイレの洗浄水タンクへの薬剤供給装置 Pending JPH108529A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16194596A JPH108529A (ja) 1996-06-21 1996-06-21 トイレの洗浄水タンクへの薬剤供給装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP16194596A JPH108529A (ja) 1996-06-21 1996-06-21 トイレの洗浄水タンクへの薬剤供給装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH108529A true JPH108529A (ja) 1998-01-13

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ID=15745037

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP16194596A Pending JPH108529A (ja) 1996-06-21 1996-06-21 トイレの洗浄水タンクへの薬剤供給装置

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JP (1) JPH108529A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2023053423A1 (ja) * 2021-09-30 2023-04-06 小林製薬株式会社 薬液供給装置
WO2023053425A1 (ja) * 2021-09-30 2023-04-06 小林製薬株式会社 薬液供給装置
WO2023053427A1 (ja) * 2021-09-30 2023-04-06 小林製薬株式会社 薬液供給装置
WO2023053424A1 (ja) * 2021-09-30 2023-04-06 小林製薬株式会社 薬液供給装置

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WO2023053423A1 (ja) * 2021-09-30 2023-04-06 小林製薬株式会社 薬液供給装置
WO2023053425A1 (ja) * 2021-09-30 2023-04-06 小林製薬株式会社 薬液供給装置
WO2023053427A1 (ja) * 2021-09-30 2023-04-06 小林製薬株式会社 薬液供給装置
WO2023053424A1 (ja) * 2021-09-30 2023-04-06 小林製薬株式会社 薬液供給装置

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