JPH1085187A - 眼科機器、制御ユニット及びこれらを備えた眼科機器システム - Google Patents
眼科機器、制御ユニット及びこれらを備えた眼科機器システムInfo
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- JPH1085187A JPH1085187A JP8262404A JP26240496A JPH1085187A JP H1085187 A JPH1085187 A JP H1085187A JP 8262404 A JP8262404 A JP 8262404A JP 26240496 A JP26240496 A JP 26240496A JP H1085187 A JPH1085187 A JP H1085187A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 種類の異なる眼科機器に共通の制御ユニット
を接続可能とすること等により、省スペースで設置で
き、重量的負担や製造コストを低減できる眼科機器、制
御ユニット及びこれらを備えた眼科機器システムを提供
する。 【解決手段】 被検眼を測定、観察若しくは撮影する複
数種類の眼科機器のうちの任意の1種類以上の眼科機器
たる眼底カメラ本体1及びスリットランプ本体10と、
複数種類の眼科機器を制御可能であって、任意の1種類
以上の眼科機器たる眼底カメラ本体1及びスリットラン
プ本体10のうち少なくとも1種類の眼科機器を制御す
る制御ユニット20と、制御ユニット20に対し、複数
種類の眼科機器のうち一部若しくは全部の眼科機器を選
択的に接続する接続コード4、13とを備える。
を接続可能とすること等により、省スペースで設置で
き、重量的負担や製造コストを低減できる眼科機器、制
御ユニット及びこれらを備えた眼科機器システムを提供
する。 【解決手段】 被検眼を測定、観察若しくは撮影する複
数種類の眼科機器のうちの任意の1種類以上の眼科機器
たる眼底カメラ本体1及びスリットランプ本体10と、
複数種類の眼科機器を制御可能であって、任意の1種類
以上の眼科機器たる眼底カメラ本体1及びスリットラン
プ本体10のうち少なくとも1種類の眼科機器を制御す
る制御ユニット20と、制御ユニット20に対し、複数
種類の眼科機器のうち一部若しくは全部の眼科機器を選
択的に接続する接続コード4、13とを備える。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、被検眼を測定等す
るための眼科機器、該眼科機器を制御するための制御ユ
ニット及びこれらからなる眼科機器システムに関する。
るための眼科機器、該眼科機器を制御するための制御ユ
ニット及びこれらからなる眼科機器システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、被検眼を測定、観察若しくは撮影
するため、自覚式あるいは他覚式の眼科用装置や、眼底
カメラやフォトスリットランプのような種々の眼科機器
システムが提供されている。このような眼科機器システ
ムは、大別すると、被検眼を測定、観察若しくは撮影す
るための眼科機器と、該眼科機器の制御や電源供給を行
う制御ユニットとから構成されている。そして、これら
眼科機器と制御ユニットとが一つの筐体に納められて一
体とされたものや、あるいは眼科機器と制御ユニットと
を別々の筐体に納めて独立させると共に、眼科機器と制
御ユニットとを接続ケーブルにて固定的に接続したもの
が提案されていた。
するため、自覚式あるいは他覚式の眼科用装置や、眼底
カメラやフォトスリットランプのような種々の眼科機器
システムが提供されている。このような眼科機器システ
ムは、大別すると、被検眼を測定、観察若しくは撮影す
るための眼科機器と、該眼科機器の制御や電源供給を行
う制御ユニットとから構成されている。そして、これら
眼科機器と制御ユニットとが一つの筐体に納められて一
体とされたものや、あるいは眼科機器と制御ユニットと
を別々の筐体に納めて独立させると共に、眼科機器と制
御ユニットとを接続ケーブルにて固定的に接続したもの
が提案されていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ここで被検眼の測定や
撮影は、1人の被検者に対して1人の検者が付きっきり
で行われることが多く、複数種類の眼科機器システムが
同時に使用されることは稀である。しかしながら、前記
従来の種々の眼科機器システムの各々には、眼科機器シ
ステム相互に似たような制御を行ったり、同じ電力を供
給するための制御ユニットが設けられており、この複数
の制御ユニットによってかなりの設置スペースが取られ
ていた。
撮影は、1人の被検者に対して1人の検者が付きっきり
で行われることが多く、複数種類の眼科機器システムが
同時に使用されることは稀である。しかしながら、前記
従来の種々の眼科機器システムの各々には、眼科機器シ
ステム相互に似たような制御を行ったり、同じ電力を供
給するための制御ユニットが設けられており、この複数
の制御ユニットによってかなりの設置スペースが取られ
ていた。
【0004】また検者が被検者の家庭に往診に行く場合
において、必要な種々の眼科機器システムを持参する場
合には、当然のことながら各眼科機器システムに設けら
れた制御ユニットをも持参する必要があり、このことは
検者にとってかなりの重量的な負担となっていた。
において、必要な種々の眼科機器システムを持参する場
合には、当然のことながら各眼科機器システムに設けら
れた制御ユニットをも持参する必要があり、このことは
検者にとってかなりの重量的な負担となっていた。
【0005】あるいは種々の眼科機器システムの各々に
対し、似たような制御ユニットを設けることは、互いに
共通に使用できる部品をも重複して製造することにな
り、眼科機器システムの製造コストを上昇させる一つの
要因となっていた。
対し、似たような制御ユニットを設けることは、互いに
共通に使用できる部品をも重複して製造することにな
り、眼科機器システムの製造コストを上昇させる一つの
要因となっていた。
【0006】本発明は、このような従来の眼科機器シス
テムにおける問題点に鑑みて、種類の異なる眼科機器を
共通の制御ユニットに接続可能とすること等により、省
スペースで設置でき、重量的負担や製造コストを低減で
きる眼科機器、制御ユニット及びこれらを備えた眼科機
器システムを提供することを目的とする。
テムにおける問題点に鑑みて、種類の異なる眼科機器を
共通の制御ユニットに接続可能とすること等により、省
スペースで設置でき、重量的負担や製造コストを低減で
きる眼科機器、制御ユニット及びこれらを備えた眼科機
器システムを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】このような従来の眼科機
器システムにおける問題点を解決するために請求項1記
載の本発明は、被検眼を測定、観察若しくは撮影する複
数種類の眼科機器のうちの少なくとも1種類の眼科機器
と、前記複数種類の眼科機器を制御可能であって、前記
複数種類の眼科機器のうちの少なくとも1種類の眼科機
器を制御する制御ユニットと、前記制御ユニットに対
し、前記複数種類の眼科機器のうち一部若しくは全部の
眼科機器を選択的に接続する接続手段と、を備えたこと
を特徴として構成されている。
器システムにおける問題点を解決するために請求項1記
載の本発明は、被検眼を測定、観察若しくは撮影する複
数種類の眼科機器のうちの少なくとも1種類の眼科機器
と、前記複数種類の眼科機器を制御可能であって、前記
複数種類の眼科機器のうちの少なくとも1種類の眼科機
器を制御する制御ユニットと、前記制御ユニットに対
し、前記複数種類の眼科機器のうち一部若しくは全部の
眼科機器を選択的に接続する接続手段と、を備えたこと
を特徴として構成されている。
【0008】また請求項2記載の本発明は、請求項1記
載の本発明において、前記眼科機器は自己の種類に応じ
た識別コードをそれぞれ備え、前記制御ユニットは自己
に接続された前記眼科機器の識別コードを読取ることに
より、該眼科機器の種類を識別する識別手段を備えるこ
とを特徴として構成されている。
載の本発明において、前記眼科機器は自己の種類に応じ
た識別コードをそれぞれ備え、前記制御ユニットは自己
に接続された前記眼科機器の識別コードを読取ることに
より、該眼科機器の種類を識別する識別手段を備えるこ
とを特徴として構成されている。
【0009】また請求項3記載の本発明は、請求項1又
は2記載の本発明において、前記眼科機器は自己が使用
されている旨を示す信号を前記制御ユニットに送信する
送信手段を備え、前記制御ユニットは自己に接続された
前記眼科機器の送信手段から送信された信号の有無を判
別することにより、該眼科機器が使用されているか否か
を判別する使用状態判別手段を備えることを特徴として
構成されている。
は2記載の本発明において、前記眼科機器は自己が使用
されている旨を示す信号を前記制御ユニットに送信する
送信手段を備え、前記制御ユニットは自己に接続された
前記眼科機器の送信手段から送信された信号の有無を判
別することにより、該眼科機器が使用されているか否か
を判別する使用状態判別手段を備えることを特徴として
構成されている。
【0010】また請求項4記載の本発明は、請求項3記
載の本発明において、前記制御ユニットは自己に複数種
類の前記眼科機器が接続されている場合に、前記使用状
態判別手段にて使用されていると判別された眼科機器に
対して、前記識別手段を介して該眼科機器の種類を識別
し、該眼科機器の種類に応じた制御を行うことを特徴と
して構成されている。
載の本発明において、前記制御ユニットは自己に複数種
類の前記眼科機器が接続されている場合に、前記使用状
態判別手段にて使用されていると判別された眼科機器に
対して、前記識別手段を介して該眼科機器の種類を識別
し、該眼科機器の種類に応じた制御を行うことを特徴と
して構成されている。
【0011】また請求項5記載の本発明は、請求項1乃
至4記載の本発明において、前記制御ユニットは、前記
複数種類の眼科機器に電力を供給するものであって、前
記少なくとも1種類の眼科機器に電力を供給する電力供
給手段を備えることを特徴として構成されている。
至4記載の本発明において、前記制御ユニットは、前記
複数種類の眼科機器に電力を供給するものであって、前
記少なくとも1種類の眼科機器に電力を供給する電力供
給手段を備えることを特徴として構成されている。
【0012】また請求項6記載の本発明は、被検眼を測
定、観察若しくは撮影するものであって、自己を含む複
数種類の眼科機器を制御可能な制御ユニットに対し、前
記複数種類の眼科機器のうち一部若しくは全部の眼科機
器を選択的に接続する接続手段を介して接続自在である
ことを特徴として構成されている。
定、観察若しくは撮影するものであって、自己を含む複
数種類の眼科機器を制御可能な制御ユニットに対し、前
記複数種類の眼科機器のうち一部若しくは全部の眼科機
器を選択的に接続する接続手段を介して接続自在である
ことを特徴として構成されている。
【0013】また請求項7記載の本発明は、被検眼を測
定、観察若しくは撮影する複数種類の眼科機器を制御可
能なものであって、前記複数種類の眼科機器のうち少な
くとも1種類の眼科機器を制御し、前記複数種類の眼科
機器のうち一部若しくは全部の眼科機器を選択的に接続
する接続手段を介して接続自在であることを特徴として
構成されている。
定、観察若しくは撮影する複数種類の眼科機器を制御可
能なものであって、前記複数種類の眼科機器のうち少な
くとも1種類の眼科機器を制御し、前記複数種類の眼科
機器のうち一部若しくは全部の眼科機器を選択的に接続
する接続手段を介して接続自在であることを特徴として
構成されている。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明たる眼科機器、制御
ユニット及びこれらを備えた眼科機器システムの一実施
形態について図面を参照して詳細に説明する。図1は本
実施形態の全体構成を示すブロック図である。この図1
において本実施形態における本システムは、第一の眼科
機器としての眼底カメラ本体1、第二の眼科機器として
のスリットランプ本体10及び制御ユニット20によっ
て構成されている。なお、以下説明のため、眼底カメラ
本体1とスリットランプ本体10とを「眼科機器」と総
称する。
ユニット及びこれらを備えた眼科機器システムの一実施
形態について図面を参照して詳細に説明する。図1は本
実施形態の全体構成を示すブロック図である。この図1
において本実施形態における本システムは、第一の眼科
機器としての眼底カメラ本体1、第二の眼科機器として
のスリットランプ本体10及び制御ユニット20によっ
て構成されている。なお、以下説明のため、眼底カメラ
本体1とスリットランプ本体10とを「眼科機器」と総
称する。
【0015】前記眼底カメラ本体1は、被検眼の眼底を
撮影するための従来の眼底カメラから、該眼底カメラの
制御を行うための制御部と、該眼底カメラへ電源を供給
するための電源部とを除いてなるもので、被検眼の眼底
を撮影するための図示しない光学系や照明系のみを独立
した筐体に納めて構成されている。
撮影するための従来の眼底カメラから、該眼底カメラの
制御を行うための制御部と、該眼底カメラへ電源を供給
するための電源部とを除いてなるもので、被検眼の眼底
を撮影するための図示しない光学系や照明系のみを独立
した筐体に納めて構成されている。
【0016】この眼底カメラ本体1には、図1に示すよ
うに、種々の情報を記憶するための記憶部2が設けられ
ている。そして、この記憶部2には該眼底カメラ本体1
の種類に応じた識別コード3が記憶されており、この識
別コード3は眼底カメラ本体1が種々の眼科機器のうち
のいかなる種類の眼科機器であるかを識別するためのも
のである。具体的には、眼底カメラ本体1であることを
示す識別コード3として「A」が記憶部2に記憶されて
いる。
うに、種々の情報を記憶するための記憶部2が設けられ
ている。そして、この記憶部2には該眼底カメラ本体1
の種類に応じた識別コード3が記憶されており、この識
別コード3は眼底カメラ本体1が種々の眼科機器のうち
のいかなる種類の眼科機器であるかを識別するためのも
のである。具体的には、眼底カメラ本体1であることを
示す識別コード3として「A」が記憶部2に記憶されて
いる。
【0017】また眼底カメラ本体1には、その筐体から
外部に突出して接続手段たる接続コード4が設けられて
おり、この接続コード4の先端部には後述する制御ユニ
ット20のメスコネクタ25に対して着脱自在なオスコ
ネクタ5が設けられている。そして、このオスコネクタ
5を制御ユニット20のメスコネクタ25に接続するこ
とにより、該オスコネクタ5と接続コード4とを介し
て、制御ユニット20から眼底カメラ本体1に対して制
御信号を送出し、また電源電力を供給することが可能と
なるようにされている。
外部に突出して接続手段たる接続コード4が設けられて
おり、この接続コード4の先端部には後述する制御ユニ
ット20のメスコネクタ25に対して着脱自在なオスコ
ネクタ5が設けられている。そして、このオスコネクタ
5を制御ユニット20のメスコネクタ25に接続するこ
とにより、該オスコネクタ5と接続コード4とを介し
て、制御ユニット20から眼底カメラ本体1に対して制
御信号を送出し、また電源電力を供給することが可能と
なるようにされている。
【0018】またスリットランプ本体10は、被検眼の
前眼部を撮影するための従来のスリットランプから、該
スリットランプの制御を行うための制御部と、該スリッ
トランプへ電源を供給するための電源部とを除いてなる
もので、被検眼の前眼部を撮影するための図示しない光
学系や照明系のみを独立した筐体に納めて構成されてい
る。
前眼部を撮影するための従来のスリットランプから、該
スリットランプの制御を行うための制御部と、該スリッ
トランプへ電源を供給するための電源部とを除いてなる
もので、被検眼の前眼部を撮影するための図示しない光
学系や照明系のみを独立した筐体に納めて構成されてい
る。
【0019】このスリットランプ本体10にも、図1に
示すように、前記眼底カメラ本体1の記憶部2、識別コ
ード3とほぼ同様の構成及び目的で、記憶部11が設け
られており、この記憶部11には識別コード12が記憶
されている。具体的には、スリットランプ本体10であ
ることを示す識別コード3として「B」が記憶部2に記
憶されている。
示すように、前記眼底カメラ本体1の記憶部2、識別コ
ード3とほぼ同様の構成及び目的で、記憶部11が設け
られており、この記憶部11には識別コード12が記憶
されている。具体的には、スリットランプ本体10であ
ることを示す識別コード3として「B」が記憶部2に記
憶されている。
【0020】また眼底カメラ本体1と同様に、スリット
ランプ本体10には接続コード13及びオスコネクタ1
4が設けられており、このオスコネクタ14を制御ユニ
ット20のメスコネクタ25に着脱自在に接続すること
により、該オスコネクタ14と接続コード13とを介し
て、制御ユニット20からスリットランプ本体10に対
して制御信号を送出し、また電源電力を供給することが
可能となるようにされている。
ランプ本体10には接続コード13及びオスコネクタ1
4が設けられており、このオスコネクタ14を制御ユニ
ット20のメスコネクタ25に着脱自在に接続すること
により、該オスコネクタ14と接続コード13とを介し
て、制御ユニット20からスリットランプ本体10に対
して制御信号を送出し、また電源電力を供給することが
可能となるようにされている。
【0021】これに対し、制御ユニット20は、前記眼
底カメラ本体1又はスリットランプ本体10のいずれか
制御し、またこれら眼底カメラ本体1又はスリットラン
プ本体10かのいずれかに電源電力を供給するためのも
のであり、記憶部21、電力供給手段たる電源部22、
識別手段たる識別部23、制御部24及びメスコネクタ
25を独立した筐体に納めて構成されている。
底カメラ本体1又はスリットランプ本体10のいずれか
制御し、またこれら眼底カメラ本体1又はスリットラン
プ本体10かのいずれかに電源電力を供給するためのも
のであり、記憶部21、電力供給手段たる電源部22、
識別手段たる識別部23、制御部24及びメスコネクタ
25を独立した筐体に納めて構成されている。
【0022】記憶部21は、眼底カメラ本体1とスリッ
トランプ本体10の両方の制御内容を記憶するためのも
ので、この記憶部21により記憶された眼底カメラ本体
1とスリットランプ本体10の制御内容のうちのいずれ
か一方が制御部24によって呼出されて、制御に使用さ
れる。
トランプ本体10の両方の制御内容を記憶するためのも
ので、この記憶部21により記憶された眼底カメラ本体
1とスリットランプ本体10の制御内容のうちのいずれ
か一方が制御部24によって呼出されて、制御に使用さ
れる。
【0023】電源部22は、眼底カメラ本体1かスリッ
トランプ本体10かのいずれかの電源電力となるもの
で、その電力が制御部24を介して眼底カメラ本体1か
スリットランプ本体10かのいずれかに供給される。こ
の電源部22は、供給先(本実施形態においては眼底カ
メラ本体1かスリットランプ本体10)の使用電源電圧
と電源部22の供給電源電圧が相互に同じ場合には、そ
の電力を供給し、相互に異なる場合には、制御部24の
制御によって内蔵する図示しないトランスや可変抵抗等
を用いて自己の供給電源電圧を供給先の使用電源電圧に
応じた電力に切換え、該電力を供給する。
トランプ本体10かのいずれかの電源電力となるもの
で、その電力が制御部24を介して眼底カメラ本体1か
スリットランプ本体10かのいずれかに供給される。こ
の電源部22は、供給先(本実施形態においては眼底カ
メラ本体1かスリットランプ本体10)の使用電源電圧
と電源部22の供給電源電圧が相互に同じ場合には、そ
の電力を供給し、相互に異なる場合には、制御部24の
制御によって内蔵する図示しないトランスや可変抵抗等
を用いて自己の供給電源電圧を供給先の使用電源電圧に
応じた電力に切換え、該電力を供給する。
【0024】識別部23は、制御ユニット20に接続さ
れた眼底カメラ本体1やスリットランプ本体10から識
別コード3、12を読取ることにより、接続された眼科
機器が眼底カメラ本体1かスリットランプ本体10のい
ずれであるかを識別するためのものである。この識別部
23には、識別コードの内容が「A」である眼科機器は
眼底カメラ本体1であり、識別コードの内容が「B」で
ある眼科機器はスリットランプ本体10であるとの識別
情報が記憶されており、読取った識別コードを識別情報
に照らして眼科機器の種別を判断する。
れた眼底カメラ本体1やスリットランプ本体10から識
別コード3、12を読取ることにより、接続された眼科
機器が眼底カメラ本体1かスリットランプ本体10のい
ずれであるかを識別するためのものである。この識別部
23には、識別コードの内容が「A」である眼科機器は
眼底カメラ本体1であり、識別コードの内容が「B」で
ある眼科機器はスリットランプ本体10であるとの識別
情報が記憶されており、読取った識別コードを識別情報
に照らして眼科機器の種別を判断する。
【0025】制御部24は前記の記憶部21、電源部2
2及び識別部23を制御するためのものであり、その具
体的な制御内容については後述する。メスコネクタ25
は、前記眼底カメラ本体1のオスコネクタ5又はスリッ
トランプ本体10のオスコネクタ14のいずれかを着脱
自在に接続するためのもので、該オスコネクタ14を介
して制御信号や供給電力が眼底カメラ本体1やスリット
ランプ本体10に供給可能とされている。
2及び識別部23を制御するためのものであり、その具
体的な制御内容については後述する。メスコネクタ25
は、前記眼底カメラ本体1のオスコネクタ5又はスリッ
トランプ本体10のオスコネクタ14のいずれかを着脱
自在に接続するためのもので、該オスコネクタ14を介
して制御信号や供給電力が眼底カメラ本体1やスリット
ランプ本体10に供給可能とされている。
【0026】このように構成された本システムの具体的
な使用動作について説明する。まず図1に示すように、
眼底カメラ本体1とスリットランプ本体10のうち、ス
リットランプ本体10のオスコネクタ14を制御ユニッ
ト20のメスコネクタ25に接続し、制御ユニット20
の電源を入れる。
な使用動作について説明する。まず図1に示すように、
眼底カメラ本体1とスリットランプ本体10のうち、ス
リットランプ本体10のオスコネクタ14を制御ユニッ
ト20のメスコネクタ25に接続し、制御ユニット20
の電源を入れる。
【0027】すると制御ユニット20の識別部23は、
メスコネクタ25、オスコネクタ14及び接続コード1
3を介してスリットランプ本体10の記憶部11に記憶
されている識別コード12を読取り、この識別コード1
2の内容「B」を自己の識別情報に照らして、制御ユニ
ット20に接続された眼科機器の種類を判別する。この
場合、識別コード12の内容「B」は、接続された眼科
機器がスリットランプ本体10を示すので、スリットラ
ンプ本体10が接続されていると識別する。そしてこの
識別結果を制御部24に送出する。
メスコネクタ25、オスコネクタ14及び接続コード1
3を介してスリットランプ本体10の記憶部11に記憶
されている識別コード12を読取り、この識別コード1
2の内容「B」を自己の識別情報に照らして、制御ユニ
ット20に接続された眼科機器の種類を判別する。この
場合、識別コード12の内容「B」は、接続された眼科
機器がスリットランプ本体10を示すので、スリットラ
ンプ本体10が接続されていると識別する。そしてこの
識別結果を制御部24に送出する。
【0028】識別部23より識別結果を送出された制御
部24は、その識別結果に応じた制御内容、すなわちこ
の場合にはスリットランプ本体10の制御内容を記憶部
21から呼出し、該内容に基づいてスリットランプ本体
10の制御を行う。また同時に電源部22の電力をスリ
ットランプ本体10に供給する。この時、スリットラン
プ本体10の使用電源電圧が電源部22の供給電源電圧
と異なる場合には、制御部24の制御によって電源部2
2の内蔵する図示しないトランスや可変抵抗等を用いて
供給電源電圧を供給先の使用電源電圧に応じたものに切
換えられる。このような動作を経て、検者は、スリット
ランプ本体10を従来のスリットランプと同様の方法に
て使用することが可能となる。
部24は、その識別結果に応じた制御内容、すなわちこ
の場合にはスリットランプ本体10の制御内容を記憶部
21から呼出し、該内容に基づいてスリットランプ本体
10の制御を行う。また同時に電源部22の電力をスリ
ットランプ本体10に供給する。この時、スリットラン
プ本体10の使用電源電圧が電源部22の供給電源電圧
と異なる場合には、制御部24の制御によって電源部2
2の内蔵する図示しないトランスや可変抵抗等を用いて
供給電源電圧を供給先の使用電源電圧に応じたものに切
換えられる。このような動作を経て、検者は、スリット
ランプ本体10を従来のスリットランプと同様の方法に
て使用することが可能となる。
【0029】またスリットランプ本体10の使用が終了
し、眼底カメラ本体1を使用する場合には、制御ユニッ
ト20のメスコネクタ25からスリットランプ本体10
のオスコネクタ14を外し、代わりに眼底カメラ本体1
のオスコネクタ5を接続する。ここで制御ユニット20
の識別部23は、制御ユニット20に接続された眼科機
器の識別を定期的に行っており、この識別によって上記
とほぼ同様に眼科機器の種類が識別され、眼底カメラ本
体1に応じた制御及び電力が供給される。
し、眼底カメラ本体1を使用する場合には、制御ユニッ
ト20のメスコネクタ25からスリットランプ本体10
のオスコネクタ14を外し、代わりに眼底カメラ本体1
のオスコネクタ5を接続する。ここで制御ユニット20
の識別部23は、制御ユニット20に接続された眼科機
器の識別を定期的に行っており、この識別によって上記
とほぼ同様に眼科機器の種類が識別され、眼底カメラ本
体1に応じた制御及び電力が供給される。
【0030】以下、本発明の第二の実施形態について、
図2を参照して説明する。特に説明なき部分は、前記の
実施形態と同様であり同符号にて示す。この第二の実施
形態においては、制御ユニット20に、メスコネクタ2
5に加えてもう一つのメスコネクタ27が設けられてお
り、これら2つのメスコネクタ25、27を介して、制
御ユニット20に対して眼底カメラ本体1及びスリット
ランプ本体10を同時に接続可能とされている。
図2を参照して説明する。特に説明なき部分は、前記の
実施形態と同様であり同符号にて示す。この第二の実施
形態においては、制御ユニット20に、メスコネクタ2
5に加えてもう一つのメスコネクタ27が設けられてお
り、これら2つのメスコネクタ25、27を介して、制
御ユニット20に対して眼底カメラ本体1及びスリット
ランプ本体10を同時に接続可能とされている。
【0031】また眼底カメラ本体1とスリットランプ本
体10には、それぞれ検知スイッチ6、15が設けられ
ている。この検知スイッチ6、15は、眼底カメラ本体
1やスリットランプ本体10から制御ユニット20に対
し、これら眼底カメラ本体1やスリットランプ本体10
が使用されている旨を示すON信号を送信するための送
信手段である。この検知スイッチ6、15は、それぞれ
眼底カメラ本体1とスリットランプ本体10において、
検者が機器使用時に必ず手を触れる部分(例えばグリッ
プ)に設けられており、検者の手に押圧されることによ
ってON信号を送信する。
体10には、それぞれ検知スイッチ6、15が設けられ
ている。この検知スイッチ6、15は、眼底カメラ本体
1やスリットランプ本体10から制御ユニット20に対
し、これら眼底カメラ本体1やスリットランプ本体10
が使用されている旨を示すON信号を送信するための送
信手段である。この検知スイッチ6、15は、それぞれ
眼底カメラ本体1とスリットランプ本体10において、
検者が機器使用時に必ず手を触れる部分(例えばグリッ
プ)に設けられており、検者の手に押圧されることによ
ってON信号を送信する。
【0032】また制御ユニット20には、眼底カメラ本
体1やスリットランプ本体10の検知スイッチ6、15
から送信されたON信号の有無を判別することにより、
これら眼底カメラ本体1とスリットランプ本体10が使
用されているか否かを判別する使用状態判別手段たる使
用状態判別部26が設けられている。なお正確にいえ
ば、使用状態判別部26単独の判別によってはどの種類
の眼科機器が制御ユニット20に接続されているかは分
からず、単にメスコネクタ25、27に接続された眼科
機器が使用されているか否かのみが判別される。そし
て、この判別結果と、識別部23による識別結果とが制
御部24において複合して判断され、眼底カメラ本体1
とスリットランプ本体10が使用されているか否かが判
別される。
体1やスリットランプ本体10の検知スイッチ6、15
から送信されたON信号の有無を判別することにより、
これら眼底カメラ本体1とスリットランプ本体10が使
用されているか否かを判別する使用状態判別手段たる使
用状態判別部26が設けられている。なお正確にいえ
ば、使用状態判別部26単独の判別によってはどの種類
の眼科機器が制御ユニット20に接続されているかは分
からず、単にメスコネクタ25、27に接続された眼科
機器が使用されているか否かのみが判別される。そし
て、この判別結果と、識別部23による識別結果とが制
御部24において複合して判断され、眼底カメラ本体1
とスリットランプ本体10が使用されているか否かが判
別される。
【0033】このように構成された第二の実施形態にお
ける本システムの具体的な使用動作について説明する。
オスコネクタ5、14がそれぞれメスコネクタ27、2
5に接続されている状態において、検者が制御ユニット
20の電源を入れると、まず使用状態判別部26がメス
コネクタ27、25を介して眼科機器の使用を示すON
信号が送出されているか否かを確認する。ここで、検者
が眼底カメラ本体1やスリットランプ本体10のいずれ
にも触れていない場合には、メスコネクタ27、25を
介してON信号が送出されていないので、使用状態判別
部26は制御ユニット20に接続されている眼科機器が
いずれも未使用であると判別し、その判別結果を制御部
24に送出する。この判別結果を送出された制御部24
は、眼底カメラ本体1とスリットランプ本体10のいず
れをも制御せず、またいずれにも電源電力を供給しな
い。
ける本システムの具体的な使用動作について説明する。
オスコネクタ5、14がそれぞれメスコネクタ27、2
5に接続されている状態において、検者が制御ユニット
20の電源を入れると、まず使用状態判別部26がメス
コネクタ27、25を介して眼科機器の使用を示すON
信号が送出されているか否かを確認する。ここで、検者
が眼底カメラ本体1やスリットランプ本体10のいずれ
にも触れていない場合には、メスコネクタ27、25を
介してON信号が送出されていないので、使用状態判別
部26は制御ユニット20に接続されている眼科機器が
いずれも未使用であると判別し、その判別結果を制御部
24に送出する。この判別結果を送出された制御部24
は、眼底カメラ本体1とスリットランプ本体10のいず
れをも制御せず、またいずれにも電源電力を供給しな
い。
【0034】次に、検者が眼底カメラ本体1を使用すべ
く該眼底カメラ本体1に触れると、眼底カメラ本体1の
検知スイッチ6から眼底カメラ本体1が使用されている
旨の信号が送出され、この信号がメスコネクタ27を介
して制御ユニット20の使用状態判別部26によって確
認される。そして使用状態判別部26において、メスコ
ネクタ27に接続された眼科機器が使用されていると判
別され、その判別結果を制御部24に送出する。
く該眼底カメラ本体1に触れると、眼底カメラ本体1の
検知スイッチ6から眼底カメラ本体1が使用されている
旨の信号が送出され、この信号がメスコネクタ27を介
して制御ユニット20の使用状態判別部26によって確
認される。そして使用状態判別部26において、メスコ
ネクタ27に接続された眼科機器が使用されていると判
別され、その判別結果を制御部24に送出する。
【0035】すると制御部24は、この判別結果と、前
記実施形態の動作で説明したのと同様の動作にて識別部
23から得られた識別結果とを複合し、メスコネクタ2
7には眼底カメラ本体1が接続されており、この眼底カ
メラ本体1は使用中であると判断する。そして、記憶部
21に記憶されている眼底カメラ本体1の制御内容を呼
出して、該内容に基づいて眼底カメラ本体1の制御を行
い、また同時に電源部22の電力を眼底カメラ本体1に
供給する。このような動作を経て、検者は、眼底カメラ
本体1を従来の眼底カメラと同様の方法にて使用するこ
とが可能となる。
記実施形態の動作で説明したのと同様の動作にて識別部
23から得られた識別結果とを複合し、メスコネクタ2
7には眼底カメラ本体1が接続されており、この眼底カ
メラ本体1は使用中であると判断する。そして、記憶部
21に記憶されている眼底カメラ本体1の制御内容を呼
出して、該内容に基づいて眼底カメラ本体1の制御を行
い、また同時に電源部22の電力を眼底カメラ本体1に
供給する。このような動作を経て、検者は、眼底カメラ
本体1を従来の眼底カメラと同様の方法にて使用するこ
とが可能となる。
【0036】また検者は、眼底カメラ本体1の使用が終
了し、スリットランプ本体10を使用する場合には、眼
底カメラ本体1から手を離した後、スリットランプ本体
10に触れる。すると、眼底カメラ本体1の検知スイッ
チ6から送出されていたON信号がなくなると共に、ス
リットランプ本体10の検知スイッチ15から該スリッ
トランプ本体10が使用されている旨の信号が送出さ
れ、この信号がメスコネクタ25を介して制御ユニット
20の使用状態判別部26によって確認される。そして
使用状態判別部26において、メスコネクタ25に接続
された眼科機器が使用されていると判別され、その判別
結果を制御部24に送出する。
了し、スリットランプ本体10を使用する場合には、眼
底カメラ本体1から手を離した後、スリットランプ本体
10に触れる。すると、眼底カメラ本体1の検知スイッ
チ6から送出されていたON信号がなくなると共に、ス
リットランプ本体10の検知スイッチ15から該スリッ
トランプ本体10が使用されている旨の信号が送出さ
れ、この信号がメスコネクタ25を介して制御ユニット
20の使用状態判別部26によって確認される。そして
使用状態判別部26において、メスコネクタ25に接続
された眼科機器が使用されていると判別され、その判別
結果を制御部24に送出する。
【0037】すると制御部24は、この判別結果と、前
記実施形態の動作で説明したのと同様の動作にて識別部
23から得られた識別結果とを複合し、メスコネクタ2
5にはスリットランプ本体10が接続されており、この
スリットランプ本体10が使用中であると判断する。そ
して、記憶部21に記憶されているスリットランプ本体
10の制御内容を呼出して、該内容に基づいてスリット
ランプ本体10の制御を行い、また同時に電源部22の
電力をスリットランプ本体10に供給する。このような
動作を経て、検者は、スリットランプ本体10を従来の
スリットランプと同様の方法にて使用することが可能と
なる。
記実施形態の動作で説明したのと同様の動作にて識別部
23から得られた識別結果とを複合し、メスコネクタ2
5にはスリットランプ本体10が接続されており、この
スリットランプ本体10が使用中であると判断する。そ
して、記憶部21に記憶されているスリットランプ本体
10の制御内容を呼出して、該内容に基づいてスリット
ランプ本体10の制御を行い、また同時に電源部22の
電力をスリットランプ本体10に供給する。このような
動作を経て、検者は、スリットランプ本体10を従来の
スリットランプと同様の方法にて使用することが可能と
なる。
【0038】さて本発明はこれまで説明した実施形態に
限られず、その技術的思想の範囲内において種々異なる
形態にて実施されてよいものである。以下、これら異な
る形態について説明する。まず本発明の眼科機器は、眼
底カメラやスリットランプに限られず、自覚式や他覚式
の測定器のような周知のすべての眼科機器であってよ
い。
限られず、その技術的思想の範囲内において種々異なる
形態にて実施されてよいものである。以下、これら異な
る形態について説明する。まず本発明の眼科機器は、眼
底カメラやスリットランプに限られず、自覚式や他覚式
の測定器のような周知のすべての眼科機器であってよ
い。
【0039】また前記実施形態においては、1つの制御
ユニット20に対して2つの眼科機器を接続する場合を
説明したが、1つの制御ユニット20に対して3つ以上
の眼科機器を接続してもよい。例えば、1つの制御ユニ
ット20に対して3つの眼科機器を同時に接続してお
き、その内の1つの眼科機器のみを制御してもよく、こ
の場合には、接続する眼科機器すべての制御内容を記憶
部21に記憶させておけばよい。また1つの制御ユニッ
ト20に対して3つの眼科機器を同時に接続しておき、
その内の2つの眼科機器を同時に制御してもよく、この
場合にはさらに制御部24の制御能力及び電源部22の
電力供給能力を倍増しておけばよい。すなわち、1つの
制御ユニット20に対して接続可能な眼科機器の数を2
以上にできれば、本発明の最低限の目的は達せられる。
ユニット20に対して2つの眼科機器を接続する場合を
説明したが、1つの制御ユニット20に対して3つ以上
の眼科機器を接続してもよい。例えば、1つの制御ユニ
ット20に対して3つの眼科機器を同時に接続してお
き、その内の1つの眼科機器のみを制御してもよく、こ
の場合には、接続する眼科機器すべての制御内容を記憶
部21に記憶させておけばよい。また1つの制御ユニッ
ト20に対して3つの眼科機器を同時に接続しておき、
その内の2つの眼科機器を同時に制御してもよく、この
場合にはさらに制御部24の制御能力及び電源部22の
電力供給能力を倍増しておけばよい。すなわち、1つの
制御ユニット20に対して接続可能な眼科機器の数を2
以上にできれば、本発明の最低限の目的は達せられる。
【0040】また接続コード4、13をそれぞれ眼底カ
メラ本体4とスリットランプ本体10とに設けたが、制
御ユニット20に設けてもよい。あるいは最初の実施形
態において、接続コード4の両端にオスコネクタ5を設
けると共に、眼底カメラ本体1とスリットランプ本体1
0と制御ユニット20とにメスコネクタ25を設けて、
接続コード4を眼底カメラ本体1やスリットランプ本体
10に対して着脱自在とすれば、接続コード4を眼底カ
メラ本体1接続時とスリットランプ本体10接続時に共
通して使用でき、接続コード13を省略できる。なお当
然のことながら、オスコネクタ5、14やメスコネクタ
25、27は互いにオス/メス逆タイプとして構成して
もよく、あるいはコネクタ形式でなく電気接点を用いた
ビルトイン形式でもよい。また識別コードや識別部を省
略し、制御ユニット20の制御内容な供給電力を手動で
切り替えるようにしてもよい。
メラ本体4とスリットランプ本体10とに設けたが、制
御ユニット20に設けてもよい。あるいは最初の実施形
態において、接続コード4の両端にオスコネクタ5を設
けると共に、眼底カメラ本体1とスリットランプ本体1
0と制御ユニット20とにメスコネクタ25を設けて、
接続コード4を眼底カメラ本体1やスリットランプ本体
10に対して着脱自在とすれば、接続コード4を眼底カ
メラ本体1接続時とスリットランプ本体10接続時に共
通して使用でき、接続コード13を省略できる。なお当
然のことながら、オスコネクタ5、14やメスコネクタ
25、27は互いにオス/メス逆タイプとして構成して
もよく、あるいはコネクタ形式でなく電気接点を用いた
ビルトイン形式でもよい。また識別コードや識別部を省
略し、制御ユニット20の制御内容な供給電力を手動で
切り替えるようにしてもよい。
【0041】
【発明の効果】前記したように請求項1記載の本発明
は、被検眼を測定、観察若しくは撮影する複数種類の眼
科機器のうちの少なくとも1種類の眼科機器と、前記複
数種類の眼科機器を制御可能であって、前記複数種類の
眼科機器のうちの少なくとも1種類の眼科機器を制御す
る制御ユニットと、前記制御ユニットに対し、前記複数
種類の眼科機器のうち一部若しくは全部の眼科機器を選
択的に接続する接続手段とを備えたことにより、1つの
制御ユニットを複数の眼科機器によって共通に使用で
き、眼科機器毎に制御ユニットを設ける必要がないの
で、眼科機器システムの省スペース化を図ることができ
ると共に、重量的負担や製造コストを低減させることが
できる。
は、被検眼を測定、観察若しくは撮影する複数種類の眼
科機器のうちの少なくとも1種類の眼科機器と、前記複
数種類の眼科機器を制御可能であって、前記複数種類の
眼科機器のうちの少なくとも1種類の眼科機器を制御す
る制御ユニットと、前記制御ユニットに対し、前記複数
種類の眼科機器のうち一部若しくは全部の眼科機器を選
択的に接続する接続手段とを備えたことにより、1つの
制御ユニットを複数の眼科機器によって共通に使用で
き、眼科機器毎に制御ユニットを設ける必要がないの
で、眼科機器システムの省スペース化を図ることができ
ると共に、重量的負担や製造コストを低減させることが
できる。
【0042】さらに請求項2記載の本発明は、前記眼科
機器は自己の種類に応じた識別コードをそれぞれ備え、
制御ユニットは自己に接続された前記眼科機器の識別コ
ードを読取ることにより、該眼科機器の種類を識別する
識別手段を備えることにより、制御ユニットに接続され
た眼科機器の種類を自動的に識別できる。
機器は自己の種類に応じた識別コードをそれぞれ備え、
制御ユニットは自己に接続された前記眼科機器の識別コ
ードを読取ることにより、該眼科機器の種類を識別する
識別手段を備えることにより、制御ユニットに接続され
た眼科機器の種類を自動的に識別できる。
【0043】さらにまた請求項3記載の本発明は、前記
眼科機器は自己が使用されている旨を示す信号を前記制
御ユニットに送信する送信手段を備え、前記制御ユニッ
トは自己に接続された前記眼科機器の送信手段から送信
された信号の有無を判別することにより、該眼科機器が
使用されているか否かを判別する使用状態判別手段を備
えることにより、制御ユニットに接続された眼科機器の
使用状態を自動的に判別することができる。
眼科機器は自己が使用されている旨を示す信号を前記制
御ユニットに送信する送信手段を備え、前記制御ユニッ
トは自己に接続された前記眼科機器の送信手段から送信
された信号の有無を判別することにより、該眼科機器が
使用されているか否かを判別する使用状態判別手段を備
えることにより、制御ユニットに接続された眼科機器の
使用状態を自動的に判別することができる。
【0044】しかも請求項4記載の本発明は、前記制御
ユニットは自己に複数種類の前記眼科機器が接続されて
いる場合に、前記使用状態判別手段にて使用されている
と判別された眼科機器に対して、前記識別手段を介して
該眼科機器の種類を識別し、該眼科機器の種類に応じた
制御を行うことにより、制御ユニットは自己に接続され
た複数の眼科機器のうち使用されている眼科機器に応じ
て制御内容を自動的に切り替えることができ、一層簡易
に眼科機器を使用できる。
ユニットは自己に複数種類の前記眼科機器が接続されて
いる場合に、前記使用状態判別手段にて使用されている
と判別された眼科機器に対して、前記識別手段を介して
該眼科機器の種類を識別し、該眼科機器の種類に応じた
制御を行うことにより、制御ユニットは自己に接続され
た複数の眼科機器のうち使用されている眼科機器に応じ
て制御内容を自動的に切り替えることができ、一層簡易
に眼科機器を使用できる。
【0045】しかもまた請求項5載の本発明は、前記制
御ユニットは、前記複数種類の眼科機器に電力を供給す
るものであって、少なくとも前記選択された眼科機器に
電力を供給する電力供給部を備えることにより、眼科機
器への電力供給機能をも制御ユニットによって兼用化す
ることができ、一層の省スペース化を図ることができる
と共に、重量的負担や製造コストを一層低減させること
ができる。
御ユニットは、前記複数種類の眼科機器に電力を供給す
るものであって、少なくとも前記選択された眼科機器に
電力を供給する電力供給部を備えることにより、眼科機
器への電力供給機能をも制御ユニットによって兼用化す
ることができ、一層の省スペース化を図ることができる
と共に、重量的負担や製造コストを一層低減させること
ができる。
【0046】さらに請求項6載の本発明は、眼科機器
を、被検眼を測定、観察若しくは撮影するものであっ
て、自己を含む複数種類の眼科機器を制御可能な制御ユ
ニットに対し、前記複数種類の眼科機器のうち一部若し
くは全部の眼科機器を選択的に接続する接続手段を介し
て接続自在であることにより、眼科機器を制御ユニット
に自在に接続可能とし、また制御ユニットによって制御
可能なものとして、本システムに用いることのできる眼
科機器を提供できる。
を、被検眼を測定、観察若しくは撮影するものであっ
て、自己を含む複数種類の眼科機器を制御可能な制御ユ
ニットに対し、前記複数種類の眼科機器のうち一部若し
くは全部の眼科機器を選択的に接続する接続手段を介し
て接続自在であることにより、眼科機器を制御ユニット
に自在に接続可能とし、また制御ユニットによって制御
可能なものとして、本システムに用いることのできる眼
科機器を提供できる。
【0047】さらにまた請求項7載の本発明は、被検眼
を測定、観察若しくは撮影する複数種類の眼科機器を制
御可能なものであって、前記複数種類の眼科機器のうち
少なくとも1種類の眼科機器を制御し、前記複数種類の
眼科機器のうち一部若しくは全部の眼科機器を選択的に
接続する接続手段を介して接続自在であることにより、
制御ユニットを眼科機器に自在に接続可能とし、また接
続した眼科機器を制御可能として、本システムに用いる
ことのできる制御ユニットを提供できる。
を測定、観察若しくは撮影する複数種類の眼科機器を制
御可能なものであって、前記複数種類の眼科機器のうち
少なくとも1種類の眼科機器を制御し、前記複数種類の
眼科機器のうち一部若しくは全部の眼科機器を選択的に
接続する接続手段を介して接続自在であることにより、
制御ユニットを眼科機器に自在に接続可能とし、また接
続した眼科機器を制御可能として、本システムに用いる
ことのできる制御ユニットを提供できる。
【図1】本眼科機器システムの一実施形態の全体構成を
示すブロック図である。
示すブロック図である。
【図2】本眼科機器システムの第二の実施形態の全体構
成を示すブロック図である。
成を示すブロック図である。
1 眼底カメラ本体 2、11 記憶部 3、12 識別コード 4、13 接続コード 5、14 オスコネクタ 6、15 検知スイッチ 20 スリットランプ本体 22 電源部 23 識別部 24 制御部 25、27 メスコネクタ 26 使用状態判別部
Claims (7)
- 【請求項1】 被検眼を測定、観察若しくは撮影する複
数種類の眼科機器のうちの少なくとも1種類の眼科機器
と、 前記複数種類の眼科機器を制御可能であって、前記複数
種類の眼科機器のうちの少なくとも1種類の眼科機器を
制御する制御ユニットと、 前記制御ユニットに対し、前記複数種類の眼科機器のう
ち一部若しくは全部の眼科機器を選択的に接続する接続
手段と、を備えたことを特徴とする眼科機器システム。 - 【請求項2】 前記眼科機器は自己の種類に応じた識別
コードをそれぞれ備え、 前記制御ユニットは自己に接続された前記眼科機器の識
別コードを読取ることにより、該眼科機器の種類を識別
する識別手段を備えることを特徴とする請求項1記載の
眼科機器システム。 - 【請求項3】 前記眼科機器は自己が使用されている旨
を示す信号を前記制御ユニットに送信する送信手段を備
え、 前記制御ユニットは自己に接続された前記眼科機器の送
信手段から送信された信号の有無を判別することによ
り、該眼科機器が使用されているか否かを判別する使用
状態判別手段を備えることを特徴とする請求項1又は2
記載の眼科機器システム。 - 【請求項4】 前記制御ユニットは自己に複数種類の前
記眼科機器が接続されている場合に、前記使用状態判別
手段にて使用されていると判別された眼科機器に対し
て、前記識別手段を介して該眼科機器の種類を識別し、
該眼科機器の種類に応じた制御を行うことを特徴とする
請求項3記載の眼科機器システム。 - 【請求項5】 前記制御ユニットは、前記複数種類の眼
科機器に電力を供給するものであって、前記少なくとも
1種類の眼科機器に電力を供給する電力供給手段を備え
ることを特徴とする請求項1乃至4記載の眼科機器シス
テム。 - 【請求項6】 被検眼を測定、観察若しくは撮影するも
のであって、 自己を含む複数種類の眼科機器を制御可能な制御ユニッ
トに対し、前記複数種類の眼科機器のうち一部若しくは
全部の眼科機器を選択的に接続する接続手段を介して接
続自在であることを特徴とする眼科機器。 - 【請求項7】 被検眼を測定、観察若しくは撮影する複
数種類の眼科機器を制御可能なものであって、前記複数
種類の眼科機器のうち少なくとも1種類の眼科機器を制
御し、 前記複数種類の眼科機器のうち一部若しくは全部の眼科
機器を選択的に接続する接続手段を介して接続自在であ
ることを特徴とする制御ユニット。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8262404A JPH1085187A (ja) | 1996-09-11 | 1996-09-11 | 眼科機器、制御ユニット及びこれらを備えた眼科機器システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8262404A JPH1085187A (ja) | 1996-09-11 | 1996-09-11 | 眼科機器、制御ユニット及びこれらを備えた眼科機器システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1085187A true JPH1085187A (ja) | 1998-04-07 |
Family
ID=17375315
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8262404A Pending JPH1085187A (ja) | 1996-09-11 | 1996-09-11 | 眼科機器、制御ユニット及びこれらを備えた眼科機器システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1085187A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011500188A (ja) * | 2007-10-19 | 2011-01-06 | オプトメッド オサケ ユキチュア | 器官の照明 |
JP2017029369A (ja) * | 2015-07-31 | 2017-02-09 | 株式会社ニデック | 端末装置、端末制御プログラム、端末装置に操作される眼科装置、および検眼システム |
JP2020099717A (ja) * | 2015-07-31 | 2020-07-02 | 株式会社ニデック | 端末装置、端末制御プログラム、端末装置に操作される眼科装置、および検眼システム |
-
1996
- 1996-09-11 JP JP8262404A patent/JPH1085187A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011500188A (ja) * | 2007-10-19 | 2011-01-06 | オプトメッド オサケ ユキチュア | 器官の照明 |
JP2017029369A (ja) * | 2015-07-31 | 2017-02-09 | 株式会社ニデック | 端末装置、端末制御プログラム、端末装置に操作される眼科装置、および検眼システム |
JP2020099717A (ja) * | 2015-07-31 | 2020-07-02 | 株式会社ニデック | 端末装置、端末制御プログラム、端末装置に操作される眼科装置、および検眼システム |
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