JPH1085014A - 石留め構造 - Google Patents

石留め構造

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Publication number
JPH1085014A
JPH1085014A JP26361096A JP26361096A JPH1085014A JP H1085014 A JPH1085014 A JP H1085014A JP 26361096 A JP26361096 A JP 26361096A JP 26361096 A JP26361096 A JP 26361096A JP H1085014 A JPH1085014 A JP H1085014A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
funnel
jewel
metal plate
metal
forming
Prior art date
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Pending
Application number
JP26361096A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuhiro Yamagoshi
一洋 山腰
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YAMAKOSHI KK
Original Assignee
YAMAKOSHI KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は金属プレ−ト素材をプレス加工にて塑
性変形して構成する石留め構造に関するものである。 【解決手段】金属プレ−ト素材に貴石のパビリオン部に
接する漏斗状傾斜面部と、この漏斗底部に形成した孔部
と、漏斗の周縁部にクラウン部を囲む爪部とをプレス加
工にて形成したことを特徴とする石留め構造。1‥ベ−
ス地金となる金属プレ−ト、2‥貴石のパビリオン部に
接する漏斗状の傾斜面、3‥漏斗部の上面部、4‥漏斗
部の上面部の周縁に形成した爪部、5‥漏斗部の底部に
設けた孔、10‥金属プレ−トをベ−ス地金に成形する
プレス型、20‥ダイヤモンド、21 ダイヤモンドの
パビリオン部、22‥ダイヤモンドのガ−ドル部、23
‥ダイヤモンドのクラウン部。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は金属プレ−ト素材を
プレス加工にて塑性変形して構成する石留め構造に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】イヤリングやリングにはダイヤモンド等
の貴石を石留めするケ−スが多いが、ベ−ス地金に極め
て多くの工数をかけて石留めすることとなる。例えば、
ベ−ス地金にカッタ−ドリルにて孔を開け、ハツリ鏨又
は丸毛彫りで孔との間を彫り落とし、次にやや外側に鋭
角な毛彫りを通す。そして毛彫りの所から孔に向って彫
り落とし、次いで爪になる地金の間を彫る。最後に孔内
に石をセットし、爪起こし用の毛彫り鏨で地金を寄せて
貴石を留める。このように従来の方法ではベ−ス地金に
対して数多くの作業を行うことが必要であり、その作業
工数は極めて多様であり、コストの高いものとなる。
【0003】一方、近年ではベ−ス地金の使用量を如何
に少なくするか、そしてコストの面でも更に有利なベ−
ス地金を提供することも要求されており、これを如何に
豪華に見せるかが要求されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明はダイヤモンド
等の貴石の石留めをなすベ−ス地金を金属プレ−トより
形成するものであって、コストの安いしかも生産性のよ
い石留め構造を提供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は以上の課題を解
決するために次の構成としたものである。即ち、金属プ
レ−ト素材に貴石のパビリオン部に接する漏斗状傾斜面
部と、この漏斗底部に形成した孔部と、漏斗の周縁部に
クラウン部を囲む爪部とをプレス加工にて形成したこと
を特徴とする石留め構造にかかるものである。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明はダイヤモンド等の貴石を
留めるベ−ス地金を金属プレ−トをプレス加工すること
によって得るものであって、石を留める漏斗状の傾斜面
と爪部とをプレス加工により一気に形成するものであ
り、漏斗底部に孔部を形成を同時に形成し、裏側からの
光りの侵入により輝きが増すこととなる。即ち、べ−ス
地金の製造に際してそのコストが極めて安価となり、か
つ使用される地金も極めて省略することができることと
なったのである。尚、べ−ス地金となる金属プレ−トと
しては18金、プラチナ、銀、ホワイトゴ−ルド等が用
いられるがこれらに限定されるものではない。
【0007】
【実施例】以下、本発明を実施例をもって更に詳細に説
明する。図1は本発明の金属プレ−トよりなるベ−ス地
金の断面図である。図中、符号1はベ−ス地金となる金
属プレ−トであり、プレス加工により石留め構造とした
ものである。2は貴石のパビリオン部に接する漏斗状の
傾斜面であり、この漏斗部の上面部3は貴石のガ−ドル
部が嵌め込まれる大きさである。そしてこの漏斗部の上
面部3の周縁に4つの爪部4を形成したもので、この爪
部4を貴石のクラウン部に向けて折り曲げて固定するこ
ととなる。尚、漏斗部の底部には小さな孔5が開けられ
ている。
【0008】尚、金属プレ−トをベ−ス地金とするプレ
ス加工するためのプレス型は、例えばベ−ス地金1に漏
斗状の傾斜面2を形成するための円錐台形の尖頭部を有
し、爪部4を形成するために窪み部を備えている。尚、
プレス型はこの例に限定されることがないことは勿論で
ある。
【0009】図2はダイヤモンド20をこのベ−ス地金
1に装着したものであり、ダイヤモンド20はそのパビ
リオン部21が漏斗状の傾斜面2に接してセットされ、
ダイヤモンド20のガ−ドル部22が嵌め込まれ、クラ
ウン部23に爪部4を折り曲げてダイヤモンド20を装
着することになる。そして漏斗部の底部の孔5より光が
入り、ダイヤモンド20のパビリオン部21に光りが当
たりよりダイヤモンドが輝くこととなる。尚、金属プレ
−ト1の素材は18金であり、その厚さはこの例では約
0.3mm、漏斗部の底部の孔は直径0.5〜0.6m
mである。
【0010】
【発明の効果】本発明の石留めはごく薄い金属プレ−ト
をもって石留めを構成したものであって、コスト的にも
安価なものが提供できると共に素材も又省略できるとい
う特徴がある。又、デザイン上特に必要な個所にプレス
成形することによって貴石を必要な個所に止めることが
できることとなり、この点でもすぐれたものとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明の金属プレ−トよりなるベ−ス地
金の断面図である。
【図2】図2は図1にて示すベ−ス地金にダイヤモンド
を装着した断面図である。
【符号の説明】
1 はベ−ス地金となる金属プレ−ト、 2 貴石のパビリオン部に接する漏斗状の傾斜面、 3 漏斗部の上面部、 4 漏斗部の上面部の周縁に形成した爪部、 5 漏斗部の底部に設けた孔、 20 ダイヤモンド、 21 ダイヤモンドのパビリオン部、 22 ダイヤモンドのガ−ドル部、 23 ダイヤモンドのクラウン部。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 金属プレ−ト素材に貴石のパビリオン部
    に接する漏斗状傾斜面部と、この漏斗底部に形成した孔
    部と、漏斗の周縁部にクラウン部を囲む爪部とをプレス
    加工にて形成したことを特徴とする石留め構造。
JP26361096A 1996-09-11 1996-09-11 石留め構造 Pending JPH1085014A (ja)

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JP26361096A JPH1085014A (ja) 1996-09-11 1996-09-11 石留め構造

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JP26361096A JPH1085014A (ja) 1996-09-11 1996-09-11 石留め構造

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JPH1085014A true JPH1085014A (ja) 1998-04-07

Family

ID=17391938

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JP26361096A Pending JPH1085014A (ja) 1996-09-11 1996-09-11 石留め構造

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JP (1) JPH1085014A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007029664A (ja) * 2005-07-29 2007-02-08 Yasuo Kawahara ファセットカット宝石取付用チェーン状装身具
CN112220171A (zh) * 2020-10-16 2021-01-15 岳阳老铺黄金花丝工艺有限公司 镶嵌类物品制造方法和镶嵌类物品

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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