JPH1084291A - 高出力固体am送信器用液冷システム - Google Patents

高出力固体am送信器用液冷システム

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JPH1084291A
JPH1084291A JP9086838A JP8683897A JPH1084291A JP H1084291 A JPH1084291 A JP H1084291A JP 9086838 A JP9086838 A JP 9086838A JP 8683897 A JP8683897 A JP 8683897A JP H1084291 A JPH1084291 A JP H1084291A
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JP
Japan
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liquid
heat
block
power amplifier
cabinet
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Application number
JP9086838A
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English (en)
Inventor
Alan Merle Davis
マール デイヴィス アラン
Joseph David Blickhan
デイヴィッド ブリックマン ジョウゼフ
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Harris Corp
Original Assignee
Harris Corp
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Publication of JPH1084291A publication Critical patent/JPH1084291A/ja
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    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
    • H05K7/00Constructional details common to different types of electric apparatus
    • H05K7/20Modifications to facilitate cooling, ventilating, or heating
    • H05K7/20536Modifications to facilitate cooling, ventilating, or heating for racks or cabinets of standardised dimensions, e.g. electronic racks for aircraft or telecommunication equipment
    • H05K7/20627Liquid coolant without phase change
    • H05K7/20645Liquid coolant without phase change within cabinets for removing heat from sub-racks
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04BTRANSMISSION
    • H04B1/00Details of transmission systems, not covered by a single one of groups H04B3/00 - H04B13/00; Details of transmission systems not characterised by the medium used for transmission
    • H04B1/02Transmitters
    • H04B1/03Constructional details, e.g. casings, housings
    • H04B1/036Cooling arrangements
    • HELECTRICITY
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    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
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    • H05K7/2089Modifications to facilitate cooling, ventilating, or heating for power electronics, e.g. for inverters for controlling motor
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、無線周波電力増幅器により発生さ
れた熱を効率的、高い費用効率で除去する高出力AM放
送送信器用冷却システムの提供を目的とする。 【解決手段】 液冷システムは、高出力AM放送送信器
の複数の無線周波電力増幅器を冷却する。各無線周波電
力増幅器は、増幅器に関連した電力トランジスタが取付
けられた熱伝導性ブロックを含む。電力トランジスタに
より発生された熱は熱伝導性ブロックに伝導的に移され
る。熱ブロックと、熱ブロックを通る冷却剤管とからな
る液冷式プレートが更に設けられる。液冷式プレート
は、熱ブロックが無線周波電力増幅器の熱伝導性ブロッ
クと接触するように置かれる。ポンプは液冷剤を冷却剤
管の中で循環させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】AM(振幅変調)放送送信器
は、所望の振幅変調信号を得るため必要に応じてスイッ
チオン及びスイッチオフされる複数の固体RF(無線周
波)電力増幅器を含む。かかる固体電力増幅器は、典型
的に85%の効率である。これは、電力増幅器に入力さ
れた電力の15%が熱として散逸されることを意味す
る。この熱のため、RF電力増幅器の温度を許容可能な
動作範囲内に維持すべくRF電力増幅器を冷却すること
が必要である。
【0002】
【従来の技術】低出力レベルでは、RF電力増幅器の冷
却は、オープンループ式強制空気対流冷却機構を用いて
容易に実現される。かかる強制空気機構において、空気
は電力増幅器の上を通過させられるだけであり、発生さ
れた熱は強制風により除去される。しかし、高出力レベ
ル送信器が必要とされるとき、上記の強制空気対流冷却
システムは不適当である。例えば、5個又は6個の20
0KWの電力ブロックにより構成された送信器におい
て、強制空気システムの要求条件は、送信器の総コスト
及び全体的な効率に実質的に悪影響を与える。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、RF
電力増幅器により発生された熱を効率的、かつ、優れた
費用効果で除去する高出力AM放送送信器用冷却システ
ムを提供することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の電力増幅器によ
り発生された熱を除去する液冷(液体冷却)システム装
置は、電力増幅器と、上記電力増幅器により発生された
熱を散逸するよう上記電力増幅器に取付けられた熱伝導
性ブロックと、熱ブロックと、上記熱ブロックを通り、
内部を流れる液冷剤(液体冷却剤)を含む少なくとも1
本の冷却剤管とを有する液冷式プレートと、上記電力増
幅器により発生された熱を上記増幅器から上記少なくと
も1本の冷却剤管を流れる上記液冷剤に伝導的に移すよ
う、上記熱伝導性ブロックを上記液冷式プレートの上記
熱ブロックに寄せる(バイアスさせる)手段とにより構
成される。
【0005】電力増幅器により発生された熱を除去する
液冷システム装置は、上記電力増幅器により発生された
熱を散逸させるよう上記電力増幅器に取付けられた熱伝
導性ブロックを含む点が有利である。液冷システムは、
熱ブロックと、上記熱ブロックを通る少なくとも1本の
冷却剤管とを有する液冷式プレートを更に有する。冷却
剤管は、外部ポンプによって冷却剤管の中に注入される
液冷剤を含む。バイアス手段は、熱伝導性ブロックを液
冷式プレートの熱ブロックの方に寄せるため熱伝導性ブ
ロックにバイアス力を加える。熱伝導性ブロックが液冷
式ブレートの熱ブロックの方に寄せられるので、電力増
幅器により発生された熱は、増幅器から、少なくとも1
本の冷却剤管を流れる液冷剤に伝導的に移される。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照してその例
に限定されることなく本発明を説明する。図1に示され
た送信器は、米国特許第4,859,967号に開示さ
れたようなディジタル振幅変調器の形をなす。図1は、
オーディオ信号源である入力源12から入力信号を受け
るような振幅変調器10を示す。変調器10は、入力源
12からの入力信号の振幅の関数として振幅変調された
無線周波搬送波を発生する。振幅変調された搬送波信号
は、無線周波送信アンテナの形をなす負荷14に接続さ
れた出力線に供給される。ディジタイザ16は、入力信
号の瞬時レベルに応じて変化する値を有する複数のディ
ジタル制御信号D1乃至DNを供給する。制御信号は、
2進の1レベル又は2進の0レベルを有する2値信号で
ある。2進の1レベル又は2進の0レベルを有する信号
の個数は、入力信号の瞬時レベルに依存する。
【0007】各出力制御信号D1乃至DNは、複数のN
台の無線周波電力増幅器PA1 乃至PAN の中の一つに
供給される。制御信号は、関連した電力増幅器をターン
オン又はターンオフさせるため機能する。かくして、制
御信号が2進の1レベルを有するならば、その関連した
増幅器は動作的ではなく、その出力で信号が得られな
い。しかし、制御信号が2進の0レベルであるならば、
電力増幅器は動作的であり、増幅された搬送波信号がそ
の出力に与えられる。各電力増幅器は、単一の共通無線
周波源20に接続された入力を有する。無線周波源20
は、無線周波分割器22を介して供給される無線周波搬
送波信号の信号源として機能するので、各増幅器PA1
乃至PAN は同じ振幅、位相及び周波数の信号を受け
る。搬送波信号は、制御信号D1乃至DNに従って振幅
変調され、振幅変調された搬送波信号は、同じ周波数及
び位相を有する。上記信号は、複数の変圧器T1
2 ,T3,...,TN により構成された結合器回路
24に供給される。2次巻線は、独立した信号源とし機
能し、これにより、種々の変圧器により供給された信号
は、負荷14に供給される結合信号を生成するため、互
いに加算的に結合される。結合信号は、無線周波源20
により供給された無線周波信号と同じ周波数を有する
が、結合信号の振幅は入力源12により供給された入力
信号に従って変調される。
【0008】無線周波源20は、500乃至1600k
Hzのオーダーの周波数を有する無線周波発振器21を
含む。この発振器は、出力が電力増幅器PA1 乃至PA
N に供給される無線周波ドライバ23を給電する。無線
周波ドライバ23は、信号が変調も同時に行われる電力
増幅器に供給される前に、発振器21から得られた無線
周波信号の電力増幅を与える。無線周波ドライバ23
は、数段の増幅段を含み、電力増幅器PA1 乃至PAN
と同様に構成してもよい。
【0009】図2の(A)は、図1の電力増幅器のとり
うる一形態を示し、他の電力増幅器PA2 乃至PAN
同様の形態である。図示された電力増幅器は、例えば、
250ボルトの直流電源電圧の両端間にブリッジ配置と
して接続された4個の半導体増幅器素子70、72、7
4及び76を含む。関連した変圧器36の1次巻線44
は、4個の半導体素子のブリッジ接合点J1 とJ2 との
間に接続される。
【0010】半導体増幅器素子は、通常、ゲート、ドレ
イン及びソースと称される3個の電極を有する金属酸化
物半導体電界効果トランジスタ(MOSFET)であ
る。1次電流パスを表わすトランジスタ70及び72の
ドレイン・ソース間パスは、トランジスタ74及び76
のドレイン・ソース間電流パスと同様に、直流電源の間
に直列接続される。対応した結合した変圧T1 は、トラ
ンジスタ70及び72の間の共通接合点J1 と、トラン
ジスタ74及び76の間の共通接合点J2 との間で直流
阻止キャパシタ78と直列接続される。
【0011】トランジスタ70、72、74及び76
は、1次巻線44の両側を直流電圧源又はグランドの何
れかに接続するためスイッチとして動作する効果があ
る。上記トランジスタの適当な動作により、変圧器の巻
線44は、直流電源の両端間で何れかの向きに接続され
る。図2の(B)は、図2の(A)の回路の一例であ
る。同図の(B)において、トランジスタ70、72、
74及び76は、通常の単極、単投のスイッチS1 、S
2 、S3 及びS4 である。同図の(B)に示される如
く、スイッチS1 は開き、スイッチS2 は閉じ、これに
より、スイッチS1 とS2 との間の接合点J1 は接地さ
れる。スイッチS3 は閉じ、スイッチS4 は開き、これ
により、スイッチS3 とS4 との間の接合点J2 は、直
流電源電圧に接続される。従って、電流が1次巻線44
の中を矢印80で示された向きに流れる。
【0012】4個の全スイッチS1 乃至S4 が夫々の反
対の状態に動かされたとき、電流は出力巻線44の中を
逆向きに流れる。かくして、スイッチS1 及びS4 が閉
じられ、スイッチS2 及びS3 が開かれたとき、接合点
1 は直流電源に接続され、接合点J2 は接地される。
この場合、変圧器の1次巻線44を流れる電流は、図2
の(B)の矢印80で示された向きと逆向きである。従
って、スイッチS1 乃至S4 を上記の両方の交番的な状
態の間で循環的に切り換えることにより、交流信号がコ
イル44の両端に印加される。これが無線周波の周波数
で行われるならば、無線周波搬送波信号が得られる。
【0013】図2の(A)に示されたスイッチ70、7
2、74及び76は、夫々のゲート電極に供給された信
号により制御される。4個の全スイッチに対するゲート
信号は、単一の変圧器の個別の2次巻線から得られる。
この変圧器は、1次巻線82と、4個の2次巻線84、
86、88及び90とを備えたドーナツ状のフェライト
鉄心を有する。変圧器の巻き数比は1:1であり、これ
により、1次側に現れる信号と同一の信号が4個の2次
巻線に接続された各回路に供給される。
【0014】4個の2次巻線は、夫々、MOSFET7
0、72、74及び76の中の関連したMOSFETの
ゲート電極とソース電極との間に接続される。2次巻線
84は、MOSFET70のゲートと接合点J1 との間
にそのまま接続され、一方、2次巻線88は、MOSF
ET74のゲートと接合点J2 との間にそのまま接続さ
れる。同様の方法で、2次巻線86は、MOSFET7
2のゲート電極とソース電極との間に接続され、2次巻
線90は、MOSFET76のゲート電極とソース電極
との間に接続されるが、2次巻線86及び90の場合
に、インピーダンス回路網92及び94が、コイル86
及び90に夫々直列接続される。各インピーダンス回路
網92及び94は、夫々、抵抗96とキャパシタ100
との並列結合、及び、抵抗98とキャパシタ102との
並列結合を含む。上記インピーダンス回路網の目的は、
以下の振幅制御回路104と共に説明する。
【0015】フェライト鉄心の1次巻線82は、無線周
波源20の出力に接続され、正弦波無線周波駆動電圧を
電力増幅器に供給する。各MOSFETは、ゲートに供
給された無線周波信号が正の半サイクル側にあるときタ
ーンオンし、供給された信号が負の半サイクル側にある
ときターンオフする。従って、MOSFETは、供給さ
れた無線周波ゲート信号の周波数及び位相で循環的にタ
ーンオンとターンオフを行う。巻線84及び90は、M
OSFET70及び76の両端間に同じ向きに接続さ
れ、これにより、上記トランジスタのゲートに現れる信
号は互いに同相である。従って、MOSFET70及び
76は、同時にターンオンとターンオフを行う。一方、
巻線86及び88は、巻線84及び90の接続の向きと
は逆向きにMOSFET72及び74の両端間に接続さ
れる。従って、MOSFET70及び76のゲートに供
給される信号は、トランジスタ74及び72のゲートに
供給される信号に対し位相が180°ずれる。その結果
として、トランジスタ70及び76が“オン”であると
き、トランジスタ72及び74は“オフ”であり、トラ
ンジスタ70及び76が“オフ”であるとき、トランジ
スタ72及び74は“オン”である。
【0016】MOSFET70、72、74及び76の
非線形伝達特性に起因して、MOSFETは、供給され
た正弦波信号に応じて、その正弦波信号に線形に追従す
るのではなく、急激にターンオンとターンオフを行う。
従って、接合点J1 とJ2 の両端間に印加される信号
は、本質的に、供給された無線周波入力信号の周波数の
方形波の形状を有する。図1の結合回路24の出力が接
続された負荷14は、屡々選択性であり、かつ、上記方
形波の基本成分だけを選択する。
【0017】図2の(A)に示されるように、電力増幅
器PA1 は、ディジタイザ出力線D 1 に現れた制御信号
に応答して電力増幅器をターンオン及びターンオフする
スイッチング回路104を含む。スイッチング回路10
4はNPNバイポーラ接合トランジスタ106を含み、
トランジスタ106は、そのエミッタが接地され、その
コレクタは対応したダイオード108及び110を介し
てMOSFET72及び76のゲートに接続される。ト
ランジスタ106のベースは、ベース抵抗112を介し
てディジタイザ24の出力D1 に接続される。ベース抵
抗112に供給された制御信号が高論理レベル(即ち、
論理“1”)を有するとき、ベース電流がトランジスタ
106に供給され、トランジスタ106は強制的に飽和
状態にされる。トランジスタ72及び76のゲートは、
対応したダイオード108及び110を介して接地され
る効果がある。これにより、上記トランジスタのゲート
信号を接地電位にクランプする効果が得られ、両方のト
ランジスタは強制的に“オフ”状態のまま維持される。
かくして、1次巻線44はグランドから効果的に切り離
され、これにより、電力増幅器をターンオフする。ベー
ス抵抗112に供給された制御信号D1 が低論理レベル
(即ち、論理“0”)を有するとき、トランジスタ10
6は遮断され、電力増幅器は、実質的に上記の通りに動
作する。
【0018】MOSFET72及び76のゲート回路内
の抵抗96及び98は、トランジスタ106が飽和した
とき、トランジスタ106を通る直流電流を制限する。
上記の抵抗が含まれないならば、巻線86及び90が電
圧源として動作するので、トランジスタ106を通る電
流は非常に高い。キャパシタ100及び102は、抵抗
をバイパスし、無線周波の周波数における抵抗の影響を
除去する。第3のキャパシタ114がキャパシタ100
とキャパシタ102との間に接続される。このキャパシ
タは、増幅器のターンオン/ターンオフ特性を改善す
る。
【0019】上記のAM放送送信器を構成する無線周波
演算増幅器PA1 乃至PAN は、固体増幅器である。上
記固体増幅器は典型的に85%の効率を有し、これは、
電力増幅器への電力入力の中の15%が熱の形で散逸さ
れることを意味する。この熱のため、増幅器の温度を許
容可能な動作範囲内に維持すべく電力増幅器PA1 乃至
PAN を冷却する必要がある。
【0020】図3は、無線周波電力増幅器PA1 乃至P
N を冷却する液冷システム120の平面切断図であ
る。液冷システム120は、無線周波電力増幅器PA1
乃至PAN を収容するキャビネット122を含む。AM
放送送信器は数台のキャビネット122により構成され
る。中央液冷式プレート124は、プレートがキャビネ
ットの垂直方向の長さに沿って縦に延在するキャビネッ
ト122の中央に設けられる。中央液冷式プレート12
4は、熱伝導性ブロック126の中心を通る4本の液冷
剤管125からなる。以下、液冷剤の流れを容易にさせ
る上記液冷剤管125について詳述する。
【0021】熱伝導性ブロック126は、二つの端部1
28及び129と、二つの傾斜した側部130及び13
2とを有する。側部130及び132は、ブロック12
6が端部128において反対側の端部129よりも厚く
なるように角度が付けられる。ブロック126の端部1
28は、キャビネット122の垂直方向の長さに沿って
設けられた複数のネジ136によって前側プレート13
4に固定される。ネジ138は、前側プレート134の
一端を金属フレーム部140に固定する。この金属フレ
ーム部140は、次に、キャビネットの垂直方向の長さ
に沿って設けられた複数のネジ144によりキャビネッ
ト122の後部142に固定される。前側プレート13
4の他端はネジ148により別の金属フレーム部146
に固定される。金属フレーム部146は、キャビネット
の垂直方向の長さに沿って設けられた複数のネジ150
によりキャビネット122の後部142に固定される。
【0022】第1の外側液冷式プレート154は、プレ
ートがキャビネットの垂直方向の長さに沿って縦に延在
するように、キャビネット122の一方の側部に沿って
設けられる。外側液冷式プレート154は、熱伝導性ブ
ロック158を通る4本の液冷剤管156により構成さ
れる。熱伝導性ブロック158は、二つの端部160及
び162と、二つの傾斜した側部164及び166とを
有する。側部164及び166は、ブロック158が端
部160において反対側の端部162よりも厚くなるよ
うに角度が付けられる。ブロック158の端部160
は、キャビネット122の垂直方向の長さに沿って設け
られた複数のネジ168によって前側プレート134に
固定される。
【0023】第2の外側液冷式プレート170は、プレ
ートがキャビネットの垂直方向の長さに沿って縦に延在
するように、キャビネット122の一方の側部に沿って
設けられる。外側液冷式プレート170は、熱伝導性ブ
ロック174を通る4本の液冷剤管172により構成さ
れる。熱伝導性ブロック174は、二つの端部176及
び178と、二つの傾斜した側部180及び182とを
有する。側部180及び182は、ブロック174が端
部176において反対側の端部178よりも厚くなるよ
うに角度が付けられる。ブロック174の端部176
は、キャビネット122の垂直方向の長さに沿って設け
られた複数のネジ184によって前側プレート134に
固定される。
【0024】熱伝導性ブロック126、158及び17
4は、アルミニウム製であり、冷却剤管125、156
及び172は銅製である。当業者は、ブロック126、
158及び174が他の適当な材料から構成されてもよ
いことがわかる。同様に、冷却剤管125、156及び
172は他の適当な材料から作られてもよく、かかる管
の数及び直径は変えても構わない。
【0025】電力増幅器PA1 乃至PAN からの増幅器
の各対は、無線周波増幅器モジュールとして知られてい
る。これらの無線周波増幅器モジュールはM−1乃至M
−Nにより示される。無線周波増幅器モジュールM−1
乃至M−Nは、各モジュールが中央液冷式プレート12
4と、外側液冷式プレート154及び170の一方との
間に置かれるようにキャビネット122に取付けられ
る。例えば、モジュールM−1は、中央液冷式プレート
124と外側液冷式プレート154との間に取付けら
れ、モジュールM−2は、中央液冷式プレート124と
外側液冷式プレート170との間に設けられる。各モジ
ュールM−1乃至M−Nは同一であるので、以下、モジ
ュールM−1だけを詳細に説明する。
【0026】モジュールM−1は、電力増幅器PA1
至PAN の電子部品が接続された回路基板186を含
む。モジュールM−1は、2台の熱シンク又は熱伝導性
ブロック188及び190を含む。熱伝導性ブロック1
88及び190は回路基板186に固定される。ブロッ
ク188及び190は、従来技術により公知の方法を用
いて回路基板186に固定される。例えば、回路基板1
86に半田付けされた電力MOSFETのリード線はブ
ロック188及び190を支持し、或いは、ネジ又は接
着剤を使用してもよい。図4を参照するに、熱伝導性ブ
ロック190は、内側面194及び外側面196を有す
る成形プレート192を含む。フラットプレート198
は、ネジを用いて成形プレート192の内側面194に
取付けられる。熱伝導性パッド200は成形プレート1
92の外側面196に設けられる。熱伝導性パッド20
0は、圧力下で圧縮し、温度上昇と共に膨張する特性を
有する材料から作られる。熱伝導性ブロック188及び
190は、好ましくは、アルミニウムから作られるが、
当業者であれば他の熱伝導性材料を利用してもよいこと
が分かる。
【0027】電力増幅器PA1 の電力MOSFET7
0、72、74及び76は、熱伝導性ブロック190に
取付けられる。図4に示されるように、MOSFET7
0及び72は、フラット(平坦)プレート198に取付
けられ、MOSFET74及び76は、成形プレート1
92に取付けられる。電力増幅器PA2 の電力MOSF
ETは、熱伝導性ブロック188に取付けられる。各M
OSFETと、MOSFETが取付けられたブロックと
の間には、熱伝導性があり、かつ、電気的に絶縁された
パッドである“CAPTON”パッドが置かれる。この
ような方法で、電力増幅器PA1 及びPA2 に関連した
電力MOSFETにより発生された熱は、夫々、熱伝導
性ブロック190及び188に伝導的に移される。
【0028】モジュールM−1乃至M−Nは、矢印20
6により示されるように、キャビネット122内の夫々
の位置へ摺動的に出し入れできる。これにより、モジュ
ールは、交換又は修理の必要がある場合に、現場で容易
に取外し、並びに、挿入することが可能である。モジュ
ールM−1の回路基板186は、その一端に複数の電気
的パッド208を有する。電気的パッド208は、エッ
ジ(縁部)コネクタ210に電気接続を与える。エッジ
コネクタ210は、バックプレーン212に取付けら
れ、電気接続される。バックプレーン212はネジ21
4によりキャビネット後部142に固定される。バック
プレーン212は、モジュールM−1乃至M−Nの間に
電気相互接続を与える。
【0029】図3において、モジュールM−2は、エッ
ジコネクタ211を介してバックプレーン212に電気
接続される正常な動作位置に表わされている。モジュー
ルM−1は、その正常な動作位置の中に一部だけ挿入さ
れた形で表わされている。モジュールM−1が正常な動
作位置にあるとき、ブロック190の熱伝導性パッド2
00は、中央液冷式プレート124の傾斜した側部13
0と接触する。同様に、モジュールM−1が正常な動作
位置にある場合に、ブロック188は、外側液冷式プレ
ート154の傾斜した側部164と接触した熱伝導性パ
ッド216を有する。
【0030】弾性装置218は、一端がブロック188
に連結され、他端がブロック190に連結される。弾性
装置218は、適当な弾性係数を有する金属又は他の材
料の部品である。孔220が弾性装置218の中心に設
けられる。支柱222は、一端が前面プレート134に
固定され、他端にはネジ付き端部224がある。モジュ
ールM−1が正常な動作位置にあるとき、ネジ付き端部
224は孔220の中を通る。ネジの蓋226は、モジ
ュールM−1を正しい位置に固定するためネジ付き端部
224に取付けられる。ネジの蓋226がネジ付き端部
224上でトルクを加えられると共に、弾性装置218
は、矢印202及び204により示されたバイアス力を
夫々ブロック188及び190に加える。バイアス力は
ブロック188及び190の面に直交する。
【0031】バイアス力の結果として、ブロック188
は外側液冷式プレート154に力を加え、ブロック19
0は中央液冷式プレート124に力を加える。これらの
力は適切な接触を保証し、これにより、ブロック188
と液冷式プレート154との間、並びに、ブロック19
0と液冷式プレート124との間に適切な熱的な接続を
保証する。更に、熱伝導性パッド200及び216は、
ブロック188と液冷式プレート154との間、並び
に、ブロック190と液冷式プレート124との間に適
切な熱伝導率を保証する。このことが成立する理由は、
温度が上昇すると共に、パッド200及び216が、ブ
ロック188と液冷式プレート154との間、並びに、
ブロック190と液冷式プレート124との間のあらゆ
る空隙を埋めるため膨張するからである。
【0032】図5は、液冷式システム120を収容する
キャビネットの正面図であり、液冷剤管125、156
及び172の相互接続を表わしている。キャビネット1
22の上部で、冷却剤管228は、液冷剤管125、1
56及び172と相互接続する。同図の矢印230は、
液冷剤が冷却剤管228に流入し、冷却剤管228から
下流に向けて液冷剤管125、156及び172を流れ
ることを表わす。液冷剤は、キャビネット122が不凍
性の環境内にあるならば水でよく、キャビネット122
が凍結性の環境内に置かれた場合には水と不凍液との混
合物である。
【0033】キャビネットの下部で、冷却剤管232
は、液冷剤管125、156及び172と相互接続す
る。矢印234は、キャビネット122の下部で液冷剤
が液冷剤管125、156及び172から冷却剤管23
2に流入し、冷却剤管232からキャビネットの外に流
出されることを示している。液冷剤が液冷剤管125、
156及び172の中を流れると共に、各モジュールM
−1乃至M−N上に収容された電力増幅器PA1 乃至P
N と関連した電力MOSFETにより発生された熱
は、この液冷剤に伝導的に移される。液冷剤は、冷却剤
管の中を流れ、電力MOSFETから熱を放出させ、こ
れによりMOSFETを冷却する。
【0034】図6は、無線周波増幅器PA1 乃至PAN
を冷却する液冷システム120の概略図である。冷却シ
ステム120は、システム全体に液冷剤を注入するポン
プ236を含む。ポンプ236の出力は、残留熱コイル
(residual heating coil) 238の入力に接続される。
残留熱コイル238はキャビネット122の上部に置か
れる。好ましい一実施例において、残留熱コイル238
は、一般的な空調装置に使用されるコイルのタイプのよ
うな渦巻き状のコイルである。送風装置240は、残留
熱コイル238の両端間に空気を吹きつける。送風装置
240は、矢印242により示されるように空気がモジ
ュールM−1乃至M−Nに亘って吹きつけられるように
置かれる。この空気は、モジュールM−1乃至M−N上
に収容された残りの電子部品(即ち、電力MOSFET
を除いた全ての電子部品)により発生された熱を除去す
る。モジュールM−1乃至M−Nの全体に亘る送風後、
熱せられた空気は矢印244で示されるように残留熱コ
イルの両端間に向けられる。モジュールM−1乃至M−
Nにより発生された熱は残留熱コイル238により冷却
され、矢印246により表わされた冷気が送風装置24
0に送られる。
【0035】残留熱コイル238の出力は、液冷剤管1
25、156及び172の上端部(即ち、図5の冷却剤
管228)に連結され、液冷剤は各液冷式プレートの中
を流れる。液冷式プレート124、154及び170の
全体をまとめて参照番号247で示す。液冷剤管12
5、156及び172の下端部は一体的に(即ち、図5
の冷却剤管232)に連結される。冷却剤管232の中
を流れる液体は、種々の電力増幅器PA1 乃至PAN
電力増幅器から上記液体に伝導的に移された熱のため温
かい。従って、この液体は、再度システムの中に注入さ
れる前に冷却される必要がある。液冷剤は、冷却剤管2
32の中を通って冷却コイル248に流入する。冷却コ
イル248は液冷剤から熱を奪い、冷たい液冷剤を貯蔵
タンク250に送出する。ポンプ236の入力は、貯蔵
タンク250に連結され、モジュールM−1乃至M−N
を冷却するため、タンク250からシステム全体に冷却
された液冷剤を注入する。
【0036】
【実施例】図7に示されたAM放送送信器内の液冷シス
テム120は、二つ以上のキャビネット122を必要と
するのに十分な個数のモジュールM−1乃至M−Nを含
む。図7のシステムには、4個のキャビネットCAB1
乃至CAB4が示されている。各キャビネット及びその
キャビネットに収容されたモジュールは、上記のキャビ
ネット122と同じである。同図内の線は、各キャビネ
ットに収容された液冷式プレートの中を通る液冷剤の流
れの向きを示す。各キャビネットの中心線は、中央液冷
式プレートを流れる液冷剤を表わし、2本の外側の線
は、二つの外側液冷式プレートを流れる液冷剤を表わ
す。
【0037】キャビネットCAB2及びCAB3におい
て、液冷剤は各キャビネットの上部に入り、両方のキャ
ビネットに対し夫々線252及び254により示されて
いるように、夫々の液冷式プレートの中を下向きに流れ
る。キャビネットCAB2の下部で、液冷剤はキャビネ
ットCAB1の下部に送り込まれる。キャビネットCA
B3の下部で、液冷剤はキャビネットCAB4の下部に
送り込まれる。キャビネットCAB1及びCAB4にお
いて、液冷剤は、線256及び258により夫々示され
るように各キャビネットの下部から各キャビネットの上
部に流れる。キャビネットCAB1及びCAB4の上部
から流出した液冷剤は、冷却コイル260に供給され
る。冷却コイル260は、キャビネットCAB1乃至C
AB4内にある電力増幅器から液冷剤に移された熱を除
去する。
【0038】液冷剤が冷却コイル260により冷却され
た後、冷却された液冷剤は貯蔵タンク262に送り込ま
れる。ポンプ264は、貯蔵タンク262から冷却され
た液冷剤を引出し、液冷剤を残留熱コイル266に注入
する。複数のファンにより構成される送風装置268
は、キャビネットCAB1乃至CAB4の中、並びに、
残留熱コイル266の両端間に空気を循環させる。この
ような方法で、電力増幅器PA1 乃至PAN 上の電力M
OSFET以外の電子部品により発生された残留熱はキ
ャビネットから除去され、残留熱コイル266の中を流
れる液冷剤に移される。図7に概略的に示されているよ
うに、1個の残留熱コイル266及び1個の送風装置2
68だけが4台のキャビネットCAB1乃至CAB4に
対応することに注意する必要がある。従来技術により公
知の適当な通風ダクトは、気流を4台のキャビネットC
AB1乃至CAB4の中に向けるので、各キャビネット
に対し別個の残留熱コイル及び送風装置を設ける必要が
ない。液冷剤は残留熱コイル266を通り、線252及
び254により夫々示されたようにキャビネットCAB
2及びCAB3に流入する。
【0039】液冷システムは、高出力AM放送送信器の
複数の無線周波電力増幅器を冷却する。各無線周波電力
増幅器は、上記増幅器に関連した電力トランジスタが取
付けられた熱伝導性ブロックを含む。電力トランジスタ
により発生された熱は、熱伝導性ブロックに伝導的に移
される。熱ブロックと、熱ブロックを通る冷却剤管とか
らなる液冷式プレートが更に設けられる。液冷式プレー
トは、熱ブロックが無線周波電力増幅器の熱伝導性ブロ
ックと接触するように置かれる。ポンプは液冷剤を冷却
剤管の中で循環させる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が適用される一応用例の概略ブロック図
である。
【図2】(A)は図1に利用された1台の無線周波電力
増幅器の概略回路図であり、(B)は(A)に示された
回路の動作を理解するため有用な簡単化された概略回路
図である。
【図3】図2に示された無線周波増幅器の冷却用液冷シ
ステムを収容する典型的なキャビネットの平面切断図で
ある。
【図4】無線周波電力増幅器に付随した1個の熱伝導性
ブロックの斜視図である。
【図5】本発明の液冷システムを収容するキャビネット
の正面図である。
【図6】システム内に液冷剤を循環させるため、閉ルー
プ構造で接続された液冷システムの概略図である。
【図7】本発明による液冷システムを含む複数のキャビ
ネットと、全システムに液冷剤を循環させる閉ループ構
造をなす上記システムの相互接続とを有する典型的な送
信器の概略図である。
【符号の説明】
10 振幅変調器 12 入力源 14 負荷 16 ディジタイザ 20 無線周波源 21 無線周波発振器 22 無線周波分割器 23 無線周波ドライバ 24 結合器回路 36 変圧器 44,82 1次巻線 70,72,74,76 半導体増幅素子 78 直流阻止キャパシタ 80 電流の向き 84,86,88,90 2次巻線 92,94 インピーダンス回路網 96,98 抵抗 100,102,114 キャパシタ 104 振幅制御回路 106 NPNバイポーラ接合トランジスタ 108,110 ダイオード 112 ベース抵抗 120 液冷システム 122,CAB1,...,CAB4 キャビネット 124 中央液冷式プレート 125,156,172,228,232 液冷剤管 126,158,174,188,190 熱伝導性
ブロック 128,129,160,162,176,178
端部 130,132,164,166,180,182
側部 134 前側プレート 136,138,144,148,150,168,1
84,214 ネジ 140,146 金属フレーム部 142 後部 154,170 外側液冷式プレート 186 回路基板 192 成形ブレート 194 内側面 196 外側面 198 フラットプレート 200,216 熱伝導性パッド 202,204 バイアス力の向き 206 モジュールの摺動方向 208 電気的パッド 210,211 エッジコネクタ 212 バックプレーン 218 弾性装置 220 孔 222 支柱 224 ネジ付き端部 226 ネジの蓋 230,234,252,254,256,258
液冷剤の流れの向き 236,264 ポンプ 238,266 残留熱コイル 240,268 送風装置 242 送風の向き 244 熱気 246 冷気 247 液冷式プレート 248,260 冷却コイル 250,262 貯蔵タンク M−1,...,M−N モジュール

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電力増幅器と、 上記電力増幅器により発生された熱を散逸させるよう上
    記電力増幅器に取付けられた熱伝導性ブロックと、 熱ブロックと、上記熱ブロックの中を通り、内部を流れ
    る液体冷却剤を含む少なくとも1本の冷却剤管とを有す
    る液冷されたプレートと、 上記電力増幅器により発生された熱が上記増幅器から上
    記少なくとも1本の冷却剤管を流れる上記液体冷却剤に
    伝導的に移されるよう、上記熱伝導性ブロックを上記液
    冷されたプレートの上記熱ブロックに寄せる手段とによ
    り構成され、 好ましくは、上記液体冷却剤が、水、又は、不凍剤と水
    との混合物である電力増幅器により発生された熱を除去
    する液冷システム装置。
  2. 【請求項2】 上記電力増幅器の上記熱伝導性ブロック
    及び上記液冷されたプレートの上記熱ブロックは、アル
    ミニウム又はアルミニウム合金である請求項1記載の装
    置。
  3. 【請求項3】 電力増幅器と、 内側平坦面及び外側平坦面を有し、上記電力増幅器によ
    り発生された熱を散逸させるように、上記電力増幅器が
    上記内側平坦面に取付けられた熱伝導性ブロックと、 二つの平坦側面を有する上記熱ブロックと、上記熱ブロ
    ックの中を通り、内部を流れる液体冷却剤を収容する少
    なくとも1本の冷却剤管とを含む液冷されたプレート
    と、 上記電力増幅器により発生された熱が上記電力増幅器か
    ら上記少なくとも1本の冷却剤管の中を流れる上記液体
    冷却剤に伝導的に移されるように、上記熱伝導性ブロッ
    クの上記外側平坦面を上記液冷されたプレートの上記熱
    ブロックの上記平坦側面の一方に寄せる手段とからなる
    請求項1又は2記載の電力増幅器により発生された熱を
    除去する液冷システム装置。
  4. 【請求項4】 上記熱伝導性ブロックの上記外側平坦面
    に設けられ、温度が上昇すると共に膨張する特性を有す
    る熱伝導性パッドを更に有する請求項3記載の装置。
  5. 【請求項5】 高出力AM放送送信器に収容された複数
    の無線周波電力増幅器により発生された熱を除去する液
    冷システム装置であって、 垂直方向の長さ、前部、後部及び二つの側部とを有し、
    上記無線周波増幅器と液冷システムとを収容するキャビ
    ネットと、 二つの平行な平坦側面及び長さを有する熱ブロックと、
    上記平坦側面と平行に上記熱ブロックの中を通り、内部
    を流れる液体冷却剤を収容する4本の冷却剤管とからな
    り、上記熱ブロックの長さが上記キャビネットの垂直方
    向の長さに沿って延びるように上記キャビネットの中央
    に配置された中央液冷式プレートと、 二つの平行な平坦側面及び長さを有する熱ブロックと、
    上記平坦側面と平行に上記熱ブロックの中を通り、内部
    を流れる液体冷却剤を収容する4本の冷却剤管とからな
    り、上記熱ブロックの長さが上記キャビネットの垂直方
    向の長さに沿って延びるように上記キャビネットの一方
    の側部に配置された第1の側液冷式プレートと、 二つの平行な平坦側面及び長さを有する熱ブロックと、
    上記平坦側面と平行に上記熱ブロックの中を通り、内部
    を流れる液体冷却剤を収容する4本の冷却剤管とからな
    り、上記熱ブロックの長さが上記キャビネットの垂直方
    向の長さに沿って延びるように上記キャビネットの他方
    の側部に配置された第2の側液冷式プレートと、 上記中央液冷式プレート、上記第1の側液冷式プレート
    及び上記第2の側液冷式プレートの上記液体冷却剤管に
    動作的に接続され、上記液体冷却剤を上記液体冷却剤管
    の中に注入するポンプと、 熱を発生し増幅器から高電力出力を供給する4個の電力
    MOSFETトランジスタを各々に含み、かつ、内側面
    及び外側面を有する熱伝導性ブロックを含み、上記各電
    力MOSFETトランジスタにより発生された熱は上記
    電力MOSFETトランジスタが取付けられた上記熱伝
    導性ブロックに伝導的に移されるように上記電力MOS
    FETが上記内側面に取付けられた複数の無線周波電力
    増幅器と、 各無線周波モジュールが平坦側部と、前方及び後方縁部
    と、二つの側縁部とを有する回路基板からなり、2個の
    上記無線周波電力増幅器が上記無線周波モジュールの上
    記平坦側部に収容され、各熱伝導性ブロックはその内側
    面が上記回路基板の上記側縁部と平行になるよう上記回
    路基板に取付けられた複数の無線周波モジュールと、 熱伝導性ブロックの上記外側面が上記中央液冷式プレー
    トの上記平坦側面の一方と接触し、別の熱伝導性ブロッ
    クの上記外側面が上記第1の側液冷式プレート及び上記
    第2の側液冷式プレートの中の少なくとも一方の上記平
    坦側面の一方と接触するように、各無線周波モジュール
    を上記中央液冷式プレートと上記第1の側液冷式プレー
    トとの間、並びに、上記中央液冷式プレートと上記第2
    の側液冷式プレートとの間の一方に取付ける手段と、 熱伝導性ブロック上に取付けられた上記電力MOSFE
    Tトランジスタから上記各熱伝導性ブロックに移される
    熱が上記熱伝導性ブロックと接触した液冷式プレートに
    伝導的に移されるように、上記各熱伝導性ブロックが接
    触した上記液冷式プレートに上記各熱伝導性ブロックを
    寄せる手段とにより構成される装置。
  6. 【請求項6】 上記各熱伝導性ブロックを寄せる手段
    は、2個の端部を含む所望の弾性係数を有する弾性材料
    の部品であり、 各無線周波モジュールは、上記無線周波モジュール上に
    収容された2個の熱伝導性ブロックの間に置かれた上記
    弾性材料の部品を有し、 上記弾性材料の部品の一方の端部は、上記2個の熱伝導
    性ブロックの中の一方の熱伝導性ブロックの内側面に取
    付けられ、 上記弾性材料の部品のもう一方の端部は、上記2個の熱
    伝導性ブロックの中の他方の熱伝導性ブロックの内側面
    に取付けられる請求項5記載の装置。
  7. 【請求項7】 上記弾性材料の部品はベリリウム銅から
    作られる請求項6記載の装置。
  8. 【請求項8】 上記各液冷式プレートは、前側部、後側
    部及び厚さを有し、 上記各液冷式プレートの上記前側部は上記キャビネット
    の前部の近傍に置かれ、上記前側部は上記キャビネット
    の後部の近傍に置かれ、 上記各液冷式プレートの上記前側部の厚さは、上記各液
    冷式プレートの上記平行な側面に角度が付けられるよう
    に、上記液冷式プレートの上記後側部の厚さよりも薄
    く、 上記熱伝導性ブロックは、上記各熱伝導性ブロックの上
    記外側面が、特定の熱伝導性ブロックと接触した上記液
    冷式プレートの上記平行な側面と同じ量で角度を付けら
    れるように、上記関連した無線周波モジュールの回路基
    板に取付けられる請求項6又は7記載の装置。
JP9086838A 1996-04-08 1997-04-04 高出力固体am送信器用液冷システム Withdrawn JPH1084291A (ja)

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