JPH108401A - レール加熱板の取付装置 - Google Patents
レール加熱板の取付装置Info
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- JPH108401A JPH108401A JP8167211A JP16721196A JPH108401A JP H108401 A JPH108401 A JP H108401A JP 8167211 A JP8167211 A JP 8167211A JP 16721196 A JP16721196 A JP 16721196A JP H108401 A JPH108401 A JP H108401A
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- Japan
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- rail
- magnet
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- heating plate
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02A—TECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
- Y02A30/00—Adapting or protecting infrastructure or their operation
- Y02A30/30—Adapting or protecting infrastructure or their operation in transportation, e.g. on roads, waterways or railways
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- Railway Tracks (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 レールのポイント部の凍結防止、融雪のため
のカンテラが風で消えたり、油の補給の必要をなくし、
スプリンクラーが高価、或いはレール底部の上面の傾斜
でヒーターの脱落、ずれを防ぐ。 【解決手段】 弾性材1に、レール底部A1の下面およ
びレールAの側凹面A2に吸着されるマグネット2,7
を下面マグネット取付部15と側凹面マグネット取付部
11に取付け、また、レール底部の上面に載置したヒー
ターBを押圧する押圧部12を、下面マグネット取付部
と側凹面マグネット取付部の間に形成したレール加熱板
の取付装置である。
のカンテラが風で消えたり、油の補給の必要をなくし、
スプリンクラーが高価、或いはレール底部の上面の傾斜
でヒーターの脱落、ずれを防ぐ。 【解決手段】 弾性材1に、レール底部A1の下面およ
びレールAの側凹面A2に吸着されるマグネット2,7
を下面マグネット取付部15と側凹面マグネット取付部
11に取付け、また、レール底部の上面に載置したヒー
ターBを押圧する押圧部12を、下面マグネット取付部
と側凹面マグネット取付部の間に形成したレール加熱板
の取付装置である。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、鉄道の列車の運行
方向を変換するレールのポイントが凍結、或いは積雪が
挟まって、ポイントのトングレールと呼ばれる可動レー
ルが動かなくなるのを防止するために、レールのポイン
ト部分を加熱するレール加熱板であるヒーターを取付け
るレール加熱板の取付装置に関する。
方向を変換するレールのポイントが凍結、或いは積雪が
挟まって、ポイントのトングレールと呼ばれる可動レー
ルが動かなくなるのを防止するために、レールのポイン
ト部分を加熱するレール加熱板であるヒーターを取付け
るレール加熱板の取付装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、鉄道の列車の進行方向を変換する
ポイントのトングレールが積雪等で動かなくなり、列車
の進行方向を変換できなくなるのを防止する手段として
は、ポイントの下にカンテラを置き、カンテラ内のオイ
ルが燃焼する炎でポイントを温め、レールとトングレー
ル間の凍結や積雪を防止していた。
ポイントのトングレールが積雪等で動かなくなり、列車
の進行方向を変換できなくなるのを防止する手段として
は、ポイントの下にカンテラを置き、カンテラ内のオイ
ルが燃焼する炎でポイントを温め、レールとトングレー
ル間の凍結や積雪を防止していた。
【0003】ところで、前記したカンテラによる融雪
は、カンテラの油の燃焼に伴う炎が風で消されてしまう
ことがあり、信頼性に今一つ欠ける欠点があると共に、
適宜の期間をおいてカンテラに給油しなければならない
面倒さがあった。
は、カンテラの油の燃焼に伴う炎が風で消されてしまう
ことがあり、信頼性に今一つ欠ける欠点があると共に、
適宜の期間をおいてカンテラに給油しなければならない
面倒さがあった。
【0004】そこで、近年において、ヒーターを具備し
た電気融雪器を特定の装着用金具によってレール脚部に
固定し、積雪時に前記ヒーターに通電して融雪を行い凍
結するのを防止するものが開発されている。
た電気融雪器を特定の装着用金具によってレール脚部に
固定し、積雪時に前記ヒーターに通電して融雪を行い凍
結するのを防止するものが開発されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、電気融雪器
をレールに取付けるための装着用金具にあっては、構造
が複雑で高価であると共に、取付作業が面倒であるため
降雪時期になっての取付けに長時間かかるといった問題
があった。
をレールに取付けるための装着用金具にあっては、構造
が複雑で高価であると共に、取付作業が面倒であるため
降雪時期になっての取付けに長時間かかるといった問題
があった。
【0006】また、装着用金具を弾性線材で形成して、
底部状面に沿接したヒーターをレールの底部上面、或い
は側上面に取付けるレール加熱板取付装置もあるが、レ
ールにトングレールと呼ばれる切り換えポイントに使用
される先端に向かって厚みが薄くなるレールに取付けた
場合、取付状態が不安定であるため列車通過時の振動に
よって脱落するといった問題があった。
底部状面に沿接したヒーターをレールの底部上面、或い
は側上面に取付けるレール加熱板取付装置もあるが、レ
ールにトングレールと呼ばれる切り換えポイントに使用
される先端に向かって厚みが薄くなるレールに取付けた
場合、取付状態が不安定であるため列車通過時の振動に
よって脱落するといった問題があった。
【0007】本発明は前記した問題点を解決せんとする
もので、その目的とするところは、弾性材による取付装
置にマグネットを装着し、弾性材による挟持力とマグネ
ットによる吸着力によってヒーターを取付け、ヒーター
が列車の振動等によって外れることがなく、且つ、レー
ルへの装着が簡単に行えるレール加熱板の取付装置を提
供せんとするにある。
もので、その目的とするところは、弾性材による取付装
置にマグネットを装着し、弾性材による挟持力とマグネ
ットによる吸着力によってヒーターを取付け、ヒーター
が列車の振動等によって外れることがなく、且つ、レー
ルへの装着が簡単に行えるレール加熱板の取付装置を提
供せんとするにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明のレール加熱板取
付装置は前記した目的を達成せんとするもので、その請
求項1記載の手段は、弾性材に、レール底部の下面およ
びレールの側凹面に吸着されるマグネットを下面マグネ
ット取付部と側凹面マグネット取付部に取付け、また、
レール底部の上面に載置したヒーターを押圧する押圧部
を、下面マグネット取付部と側凹面マグネット取付部の
間に形成したことを特徴とするものである。
付装置は前記した目的を達成せんとするもので、その請
求項1記載の手段は、弾性材に、レール底部の下面およ
びレールの側凹面に吸着されるマグネットを下面マグネ
ット取付部と側凹面マグネット取付部に取付け、また、
レール底部の上面に載置したヒーターを押圧する押圧部
を、下面マグネット取付部と側凹面マグネット取付部の
間に形成したことを特徴とするものである。
【0009】また、請求項2記載の手段は、前記弾性材
は下面マグネット取付部、側凹面マグネット取付部の何
れかで折り返して、下面マグネット取付部と側凹面マグ
ネット取付部間を2本とし、少なくとも押圧部と下面マ
グネット取付部、押圧部と側凹面マグネット取付部の何
れかに弾性材を巻回して構成した弾性強化部を設けるこ
とが望ましい。
は下面マグネット取付部、側凹面マグネット取付部の何
れかで折り返して、下面マグネット取付部と側凹面マグ
ネット取付部間を2本とし、少なくとも押圧部と下面マ
グネット取付部、押圧部と側凹面マグネット取付部の何
れかに弾性材を巻回して構成した弾性強化部を設けるこ
とが望ましい。
【0010】さらに、請求項3記載の手段は、前記弾性
材の下面マグネット取付部と側凹面マグネット取付部に
スペーサを取付け、このスペーサを介して前記マグネッ
トを取付けることにより、前記下面および側凹面マグネ
ット取付部に対してマグネットが揺動自在に取付けるこ
とが望ましく、さらに、請求項4は前記マグネットは矩
形型として、ヨークは前記マグネットの長辺側に沿って
折り返し、また、請求項5記載のように、前記マグネッ
トは円盤型としても差し支えない。
材の下面マグネット取付部と側凹面マグネット取付部に
スペーサを取付け、このスペーサを介して前記マグネッ
トを取付けることにより、前記下面および側凹面マグネ
ット取付部に対してマグネットが揺動自在に取付けるこ
とが望ましく、さらに、請求項4は前記マグネットは矩
形型として、ヨークは前記マグネットの長辺側に沿って
折り返し、また、請求項5記載のように、前記マグネッ
トは円盤型としても差し支えない。
【0011】
【発明の実施の形態】次に本発明の請求項1、請求項2
に該当する第1の実施の形態を、図1〜図3について以
下に説明する。この実施の形態においては、例えば、ピ
アノ線、ステンレス鋼線あるいはステンレス鋼の弾性板
等の強力な弾性材で取付材1が構成されており、この取
付材1は中央において約35mmの間隔を介してその両
側が直角に折り返された折り返し基部11が形成されて
いる。
に該当する第1の実施の形態を、図1〜図3について以
下に説明する。この実施の形態においては、例えば、ピ
アノ線、ステンレス鋼線あるいはステンレス鋼の弾性板
等の強力な弾性材で取付材1が構成されており、この取
付材1は中央において約35mmの間隔を介してその両
側が直角に折り返された折り返し基部11が形成されて
いる。
【0012】この折り返し基部11から先端に偏った側
には幾つかの折曲部によってレールAの底部A1の上面
に沿接したヒーターBを圧接する圧接部12が形成され
ている。
には幾つかの折曲部によってレールAの底部A1の上面
に沿接したヒーターBを圧接する圧接部12が形成され
ている。
【0013】この圧接部12の先端側は下方に折曲され
た後に弾性を強化するために、複数例えば2〜3回巻回
した捲回部13が形成され、かつ、この捲回部13より
も先端側は略直角に屈折されて底部A1の下面と接触す
る下面沿接部14が形成され、さらに、下面沿接部14
の先端側は前記底部A1より離れると共に水平状態に形
成された挟持部15となっている。
た後に弾性を強化するために、複数例えば2〜3回巻回
した捲回部13が形成され、かつ、この捲回部13より
も先端側は略直角に屈折されて底部A1の下面と接触す
る下面沿接部14が形成され、さらに、下面沿接部14
の先端側は前記底部A1より離れると共に水平状態に形
成された挟持部15となっている。
【0014】この取付材1に取付け、レールAの側凹面
A2に吸着させるマグネット2は、それぞれの寸法が約
厚さ5mm、幅20mm、長さ50mmの大きさであ
る。このマグネット2のヨーク3としては厚さ約1.6
mmの冷間圧延鋼板が用いられ、コ字状に折曲されてい
る。また、このヨーク3には長さ方向の中心に約22m
mの間隔でネジ孔が穿設されている。
A2に吸着させるマグネット2は、それぞれの寸法が約
厚さ5mm、幅20mm、長さ50mmの大きさであ
る。このマグネット2のヨーク3としては厚さ約1.6
mmの冷間圧延鋼板が用いられ、コ字状に折曲されてい
る。また、このヨーク3には長さ方向の中心に約22m
mの間隔でネジ孔が穿設されている。
【0015】このヨーク3のネジ孔には、取付材1の折
り返し基部11に当てがったセットプレート4のバカ孔
側から挿通したボルト5が螺合される。なお、前記ボル
ト5にはスペーサ6が挿入され、ヨーク3とセットプレ
ート4との間に隙間を形成して、取付材1の折り返し基
部11が揺動可能に取付けられている。このように、ヨ
ーク3を揺動可能に取付けることにより、レールAの側
凹面A2が傾斜していていも、ヨーク3が揺動すること
からマグネット2が側凹面A2に密着することとなる。
り返し基部11に当てがったセットプレート4のバカ孔
側から挿通したボルト5が螺合される。なお、前記ボル
ト5にはスペーサ6が挿入され、ヨーク3とセットプレ
ート4との間に隙間を形成して、取付材1の折り返し基
部11が揺動可能に取付けられている。このように、ヨ
ーク3を揺動可能に取付けることにより、レールAの側
凹面A2が傾斜していていも、ヨーク3が揺動すること
からマグネット2が側凹面A2に密着することとなる。
【0016】前記取付材1の挟持部15に取付けられレ
ールAの底部A1の下面に吸着されるマグネット7およ
びヨーク8は前記は前記マグネット2とヨーク3と同じ
形状に形成されており、ヨーク8に前記ヨーク3と同様
にセットプレート9から挿通したボルト10をヨーク8
に螺合することで、マグネット7とヨーク8とが取付材
1の挟持部15に取付けられる。この場合も、ボルト1
0にはスペーサ6が挿入され、マグネット7がレールA
の底部A1の下面に密着するように構成されている。
ールAの底部A1の下面に吸着されるマグネット7およ
びヨーク8は前記は前記マグネット2とヨーク3と同じ
形状に形成されており、ヨーク8に前記ヨーク3と同様
にセットプレート9から挿通したボルト10をヨーク8
に螺合することで、マグネット7とヨーク8とが取付材
1の挟持部15に取付けられる。この場合も、ボルト1
0にはスペーサ6が挿入され、マグネット7がレールA
の底部A1の下面に密着するように構成されている。
【0017】そして、レールAの底部A1の上面に通電
することにより発熱するヒーターBを沿接し、マグネッ
ト7とヨーク8をレールAの底部A1の下面に吸着させ
ると共に、マグネット2とヨーク3をレールAの側凹面
A2に吸着させる。
することにより発熱するヒーターBを沿接し、マグネッ
ト7とヨーク8をレールAの底部A1の下面に吸着させ
ると共に、マグネット2とヨーク3をレールAの側凹面
A2に吸着させる。
【0018】すると、取付材1の圧接部12は捲回部1
3によって下方に押圧する力を与えられ、この力によっ
てヒーターBを前記の沿接箇所に圧接し、取付材1とヒ
ーターBとがレールAに取付けられるものである。
3によって下方に押圧する力を与えられ、この力によっ
てヒーターBを前記の沿接箇所に圧接し、取付材1とヒ
ーターBとがレールAに取付けられるものである。
【0019】従って、ヒーターBの発熱でレールAを加
熱し、軌道のポイント部のレールAの凍結、積雪による
ポイント動作の障害が防止できるもので、取付材1はマ
グネット2、6並びにヨーク3、7の磁力線の吸着力の
強化で、取付材1がレールAの底部A1の上面の傾斜面
に沿ってずれ落ちるのが未然に防止でき、しかも、レー
ルAに傾斜があっても確実に密着して固定できるもので
ある。
熱し、軌道のポイント部のレールAの凍結、積雪による
ポイント動作の障害が防止できるもので、取付材1はマ
グネット2、6並びにヨーク3、7の磁力線の吸着力の
強化で、取付材1がレールAの底部A1の上面の傾斜面
に沿ってずれ落ちるのが未然に防止でき、しかも、レー
ルAに傾斜があっても確実に密着して固定できるもので
ある。
【0020】次に、請求項1、請求項3に該当し、図4
〜図6に示す第2の実施形態を説明するが、この実施の
形態においてもピアノ線、ステンレス鋼線のような強い
弾性の線材で取付材1は形成され、その中心の左右に2
8mmの間隔を介して略直角に折り返した折り返し基部
11が設けられ、この折り返し基部11から取付材1の
先端側に偏った位置に押圧部12が形成されることは前
実施の形態と同様である。
〜図6に示す第2の実施形態を説明するが、この実施の
形態においてもピアノ線、ステンレス鋼線のような強い
弾性の線材で取付材1は形成され、その中心の左右に2
8mmの間隔を介して略直角に折り返した折り返し基部
11が設けられ、この折り返し基部11から取付材1の
先端側に偏った位置に押圧部12が形成されることは前
実施の形態と同様である。
【0021】そして、押圧部12よりも先端側において
下方への垂下部16が形成され、その先端側にはレール
Aの底部A1の下面と接触する下面沿接部14が形成さ
れ、さらに先端側には挟持部15が形成されている。そ
して折り返し基部11は、前実施の形態と同様にスペー
サ6を介在したボルト5によってマグネット2とヨーク
3とは揺動自在に取付けられている。
下方への垂下部16が形成され、その先端側にはレール
Aの底部A1の下面と接触する下面沿接部14が形成さ
れ、さらに先端側には挟持部15が形成されている。そ
して折り返し基部11は、前実施の形態と同様にスペー
サ6を介在したボルト5によってマグネット2とヨーク
3とは揺動自在に取付けられている。
【0022】また、挟持部15には、厚さ約8mm、直
径約44mmの円盤形のマグネット7と、このマグネッ
ト7が嵌入されるヨーク8とが、前実施の形態と同様に
セットプレート8側から挿通されたスペーサ6を有する
ボルト10によって取付けられている。
径約44mmの円盤形のマグネット7と、このマグネッ
ト7が嵌入されるヨーク8とが、前実施の形態と同様に
セットプレート8側から挿通されたスペーサ6を有する
ボルト10によって取付けられている。
【0023】この実施の形態においては、マグネット
2、7をレールAの側凹面A2、底部A1の下面に吸着
させれば、取付材1の持っている弾性で押圧部12はレ
ールAの底部A1の上面に載置したヒーターBをレール
Aの底部に向かって押圧し、ヒーターBがレールAに取
付けられた状態となる。
2、7をレールAの側凹面A2、底部A1の下面に吸着
させれば、取付材1の持っている弾性で押圧部12はレ
ールAの底部A1の上面に載置したヒーターBをレール
Aの底部に向かって押圧し、ヒーターBがレールAに取
付けられた状態となる。
【0024】そして、マグネット2、7のレールAに対
する吸着力で取付材1がレールAの底部A1の上面の傾
斜によって移動するのが阻止され、従って、押圧部12
に押圧されているヒーターBがレールAの底部A1の傾
斜面に沿ってずれ、あるいはヒーターBがレールAから
脱落するのを未然に防止できる。
する吸着力で取付材1がレールAの底部A1の上面の傾
斜によって移動するのが阻止され、従って、押圧部12
に押圧されているヒーターBがレールAの底部A1の傾
斜面に沿ってずれ、あるいはヒーターBがレールAから
脱落するのを未然に防止できる。
【0025】請求項1、請求項4に該当し、図7〜図9
に示す第3の実施の形態においては、取付材1の構成形
態は第1の実施の形態と異なるものではなく、その折り
返し基部11に取付けるマグネット2は円盤形、および
挟持部15に取付けるマグネット6も円盤形としたもの
で、これを取付材1に取付けるセットプレート4、9お
よび取付け方法も同様で、その作用も前各実施の形態と
異なるものではない。なお、前記した図面に示す実施の
形態にあっては、取付材として線材を使用したものを示
したが、取付材としては弾性板であってもよい。
に示す第3の実施の形態においては、取付材1の構成形
態は第1の実施の形態と異なるものではなく、その折り
返し基部11に取付けるマグネット2は円盤形、および
挟持部15に取付けるマグネット6も円盤形としたもの
で、これを取付材1に取付けるセットプレート4、9お
よび取付け方法も同様で、その作用も前各実施の形態と
異なるものではない。なお、前記した図面に示す実施の
形態にあっては、取付材として線材を使用したものを示
したが、取付材としては弾性板であってもよい。
【0026】
【発明の効果】本発明は叙上のように、鉄道のポイント
を形成するトングレールや、これと向かい合うレールに
ヒーターを取付けて、これらの凍結や積雪によるポイン
トの切り換えができなくなるのを、凍結の予防や融雪を
行って列車の運行に支障をきたさないようにするもので
ある。
を形成するトングレールや、これと向かい合うレールに
ヒーターを取付けて、これらの凍結や積雪によるポイン
トの切り換えができなくなるのを、凍結の予防や融雪を
行って列車の運行に支障をきたさないようにするもので
ある。
【0027】そして、ポイントの各部の状態に応じて各
実施例を用いることにより、トングレールの動作に支障
を生じることがなく、またピアノ線のような強力弾性
材、ステンレスワイヤーの不錆線材で形成することがで
きるので、その製作が容易であると共に、その弾力性を
利用してレールやトングレールへの取付けも簡単に行う
ことができる。
実施例を用いることにより、トングレールの動作に支障
を生じることがなく、またピアノ線のような強力弾性
材、ステンレスワイヤーの不錆線材で形成することがで
きるので、その製作が容易であると共に、その弾力性を
利用してレールやトングレールへの取付けも簡単に行う
ことができる。
【0028】しかも、ヒーターをレールに取付する線材
にはマグネットが取付けられているので、前記線材で形
成したレール加熱板の取付装置がマグネットの吸着力に
よりレールの底部斜面に沿ってずれることがなく、従っ
て、このずれに伴うヒーターのずれでのレール加熱不
足、あるいはヒーターが列車通過時の振動等によってレ
ールから脱落することがないものである。
にはマグネットが取付けられているので、前記線材で形
成したレール加熱板の取付装置がマグネットの吸着力に
よりレールの底部斜面に沿ってずれることがなく、従っ
て、このずれに伴うヒーターのずれでのレール加熱不
足、あるいはヒーターが列車通過時の振動等によってレ
ールから脱落することがないものである。
【0029】また、マグネットおよびヨークの弾性材へ
の取付けにおいて、ヨークを弾性材に対して揺動可能に
取付けたので、レールの取付部分が傾斜していてもマグ
ネットを密着状態で吸着でき、従って、レールへの固定
が強固に行える等の効果を有するものである。
の取付けにおいて、ヨークを弾性材に対して揺動可能に
取付けたので、レールの取付部分が傾斜していてもマグ
ネットを密着状態で吸着でき、従って、レールへの固定
が強固に行える等の効果を有するものである。
【図1】本発明に係るレール加熱板の取付装置をレール
に取付けた状態の第1の実施の形態を示す正面図であ
る。
に取付けた状態の第1の実施の形態を示す正面図であ
る。
【図2】同上の側面図である。
【図3】図1の底面図である。
【図4】本発明の第2の実施の形態を示す正面図であ
る。
る。
【図5】同上の側面図である。
【図6】図4の底面図である。
【図7】本発明の第3の実施の形態を示す正面図であ
る。
る。
【図8】同上の側面図である。
【図9】図7の底面図である。
A レール A1 底部 A2 側凹面 B ヒーター 1 取付材 11 折り返し基部 12 押圧部 13 捲回部 14 下面沿接部 15 挟持部 2,7 マグネット 3,8 ヨーク 6 スペーサ
Claims (5)
- 【請求項1】 弾性材に、レール底部の下面およびレー
ルの側凹面に吸着されるマグネットを下面マグネット取
付部と側凹面マグネット取付部に取付け、また、レール
底部の上面に載置したヒーターを押圧する押圧部を、下
面マグネット取付部と側凹面マグネット取付部の間に形
成したことを特徴とするレール加熱板の取付装置。 - 【請求項2】 前記弾性材は下面マグネット取付部、側
凹面マグネット取付部の何れかで折り返して、下面マグ
ネット取付部と側凹面マグネット取付部間を2本とし、
少なくとも押圧部と下面マグネット取付部、押圧部と側
凹面マグネット取付部の何れかに弾性材を巻回して構成
した弾性強化部を設けたことを特徴とする請求項1記載
のレール加熱板の取付装置。 - 【請求項3】 前記弾性材の下面マグネット取付部と側
凹面マグネット取付部にスペーサを取付け、このスペー
サを介して前記マグネットを取付けることにより、前記
下面および側凹面マグネット取付部に対してマグネット
が揺動自在に取付けられていることを特徴とする請求項
1記載のレール加熱板の取付装置。 - 【請求項4】 前記マグネットは矩形型として、ヨーク
は前記マグネットの長辺側に沿って折り返されているこ
とを特徴とする請求項1記載のレール加熱板の取付装
置。 - 【請求項5】 前記マグネットは円盤型としたことを特
徴とする請求項1記載のレール加熱板の取付装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8167211A JPH108401A (ja) | 1996-06-27 | 1996-06-27 | レール加熱板の取付装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8167211A JPH108401A (ja) | 1996-06-27 | 1996-06-27 | レール加熱板の取付装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH108401A true JPH108401A (ja) | 1998-01-13 |
Family
ID=15845490
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8167211A Pending JPH108401A (ja) | 1996-06-27 | 1996-06-27 | レール加熱板の取付装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH108401A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4866379A (en) * | 1986-10-25 | 1989-09-12 | Tdk Corporation | Tilt sensor having central first bottom surface and second contiguous bottom surface at an angle thereto |
US4885535A (en) * | 1987-06-22 | 1989-12-05 | Tdk Corporation | Magnetic tilt sensor with permanent magnet surrounding magnetic sensing element |
KR200454759Y1 (ko) | 2009-05-13 | 2011-07-25 | 주식회사 세화 | 전철기용 제설히터 고정장치 |
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1996
- 1996-06-27 JP JP8167211A patent/JPH108401A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4866379A (en) * | 1986-10-25 | 1989-09-12 | Tdk Corporation | Tilt sensor having central first bottom surface and second contiguous bottom surface at an angle thereto |
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KR200454759Y1 (ko) | 2009-05-13 | 2011-07-25 | 주식회사 세화 | 전철기용 제설히터 고정장치 |
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A131 | Notification of reasons for refusal |
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A02 | Decision of refusal |
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