JPH1083674A - 半導体記憶装置 - Google Patents

半導体記憶装置

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JPH1083674A
JPH1083674A JP9197536A JP19753697A JPH1083674A JP H1083674 A JPH1083674 A JP H1083674A JP 9197536 A JP9197536 A JP 9197536A JP 19753697 A JP19753697 A JP 19753697A JP H1083674 A JPH1083674 A JP H1083674A
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JP
Japan
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shift register
word line
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data
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Application number
JP9197536A
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English (en)
Inventor
Sachitada Kuriyama
祐忠 栗山
Shuji Murakami
修二 村上
Akihiko Hirose
愛彦 広瀬
Yasumasa Nishimura
安正 西村
Kenji Anami
健治 穴見
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 半導体記憶装置において、ブロック切り替わ
り時のデータ読み出し遅れを低減すること。 【解決手段】 NAND回路145,146によってシ
リアルモードイニシアライズ期間にワード線二重選択状
態とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、半導体記憶装置
に関し、特に順次読み出し・書き込みを行うものに関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】図40は従来の半導体記憶装置の一例を
示すブロック図であり、図において1は行アドレス入
力、2はアドレス入力1を増幅または反転するための行
アドレスバッファ、3は行アドレス入力1に与えられた
行アドレス信号を復号化するための行アドレスデコー
ダ、4は列アドレス入力、5は列アドレス入力4を増幅
または反転するための列アドレスバッファ、6は列アド
レス入力4に与えられた列アドレス信号を復号化するた
めの列アドレスデコーダである。7は情報を記憶するメ
モリセルがマトリクス状に配列されたメモリセルアレイ
(以下ブロックと呼ぶ)、8はマルチプレクサ、9は小
振幅の読み出し電圧を感知増幅するセンスアンプ、10
はセンスアンプ9の出力をさらに半導体記憶装置の外部
に取り出すレベルまで増幅するための出力データバッフ
ァ、11は読み出しデータ出力、12は書き込みデータ
入力、13aは書き込みデータ入力12に与えられた信
号を増幅するための入力データバッファ、13bはメモ
リセルにデータを書き込む書き込みドライバである。1
4はチップ選択入力、15は読み出し・書き込み制御入
力、16はチップの選択・非選択とデータの読み出し・
書き込みモードに応じて上記センスアンプ9,出力デー
タバッファ10,書き込みデータバッファ13a,書き
込みドライバ13bなどを制御する、読み出し・書き込
み制御回路、99はセンスアンプ9と出力データバッフ
ァ10とを、書き込みドライバ13bと書き込みデータ
バッファ13aとをそれぞれ結ぶデータバスである。
【0003】図41は上記図40の半導体記憶装置のメ
モリセル周辺部を詳細に示したブロック図で、ここでは
説明を簡略化するため2行2列の構成のものを用いて示
す。図において、20a,20bと21a,21bとは
それぞれ対応するビット線対であり、22と23は行ア
ドレスデコータ3の出力点に接続されたワード線、24
a〜24dはワード線22,23とビット線対20a,
20bと21a,21bとの交点に配置されたメモリセ
ル、25a,25bと26a,26bは一端を電源18
に他端をビット線に接続されたビット線負荷である。2
7a,27bと28a,28bは列アドレスデコーダ6
の出力信号がゲートに入力され、ドレインまたはソース
がそれぞれビット線20a,20bと21a,21bに
接続され、ソースまたはドレインが入・出力線(以後I
/O線という)対29a,29bに共通に接続され、マ
ルチプレクサ8を構成するトランスファゲートである。
9はI/O線対29a,29bの電位差を検出するセン
スアンプ、10はセンスアンプ9の出力を増幅する出力
バッファである。またメモリセルの増加に伴い、ワード
線22,23に多くのメモリセル24がつくと1つのワ
ード線への負荷が増加する。このためアクセス時間の高
速性及び低消費化に対して好ましくない。この解決策と
して、ブロック7を複数化することで、1つのワード線
への負荷を減らすようにしている。このため、各ブロッ
クを選択するためのブロックアドレスが必要となる。
【0004】メモリセル24には、例えば、図42(a)
に示す高抵抗負荷型NMOSメモリセルや、図42(b)
に示すCMOSメモリセルが用いられる。ここで、図4
2(a) ,(b) を用いて上記NMOS,CMOS型メモリ
セルについて詳述すると、41a,41bはドレインを
記憶ノード45a,45bに、ゲートを互いに他方のド
レインに、ソースを接地19に接続したNチャネルのド
ライバートランジスタ、42a,42bはドレインまた
はソースを記憶ノード45a,45bに、ゲートをワー
ド線22または23に、ソースまたはドレインをビット
線20または21に接続したNチャネルのアクセストラ
ンジスタ、43a,43bは一端を電源18に、他端を
記憶ノード45a,45bに接続した負荷抵抗、44
a,44bはドレインを記憶ノードに、ゲートを互いに
他のドレインに、ソースを電源18に接続したPチャネ
ルトランジスタである。
【0005】次に動作について説明する。まずメモリセ
ル24aを選択する場合には行アドレス1から選択すべ
きメモリセル24aが位置する行に対応した行アドレス
信号が入力され、メモリセル24aが接続されたワード
線22が選択(例えばHigh)レベルになり、他のワ
ード線23は非選択(例えばLow)レベルにされる。
同様にビット線の選択も列アドレス入力4から選択すべ
きメモリセル24aが接続されたビット線対20a,2
0bが位置する列に対応した列アドレス信号が入力さ
れ、そのビット線対20a,20bに接続されたトラン
スファゲート27a,27bのみが導通するので、選択
されたビット線20a,20bのみI/O線対29a,
29bに接続され、他のビット線21a,21は非選択
となり、I/O線対29a,29bから切り離される。
このときの動作タイミングを図43に示す。図におい
て、AINはアドレス入力、AOUT はアドレスバッファ出
力、WLはワード線、I/OはI/O線、SAOUT はセ
ンスアンプ出力、DOUT はデータ出力である。
【0006】次に、選択されたメモリセル24aの読み
出し動作について説明する。いまメモリセルの記憶ノー
ド45aがHighレベルであり、記憶ノード45bが
Lowレベルであるとする。このとき、メモリセルの一
方のドライバートランジスタ41aは非導通状態にあ
り、他方のトライバートランジスタ41bは導通状態に
ある。ワード線22がHighで選択された状態にある
から、メモリセルのアクセストランジスタ42a,42
bは共に導通状態にある。従って、電源Vcc18→ビ
ット線負荷25b→ビット線20b→アクセストランジ
スタ42b→ドライバートランジスタ41b→接地19
の経路に直流電流が発生する。しかし、もう一方の経
路、即ち電源Vcc18→ビット線負荷25a→ビット
線20a→アクセストランジスタ42a→ドライバート
ランジスタ41aが非導通であるので直流電流は流れな
い。このとき直流電流の流れない方のビット線20aの
電位は、ビット線負荷トランジスタ25a,25b,2
6a,26bの閾値電圧をVthとすると〔電源電位−
Vth〕となる。また直流電流の流れる方のビット線2
0bの電位は、ドライバートランジスタ41b,アクセ
ストランジスタ42bとビット線負荷25aとの導通抵
抗で抵抗分割されて、〔電源電位−Vth〕からΔVだ
け電位が低下し、〔電源電位−Vth−ΔV〕になる。
ここでΔVはビット線振幅とよばれ、通常50mV〜5
00mV程度であり、ビット線負荷の大きさにより調整
される。このビット線振幅はトランスファゲート27
a,27bを介してI/O線29a,29bに現れ、こ
れをセンスアンプ9により増幅し、さらに出力バッファ
10で増幅し、データ出力11として読みだされる。な
お、読み出しの場合には書き込みデータバッファ13a
及び書き込みドライバ13bは読み出し・書き込み制御
回路16によりI/O線対29a,29bを駆動しない
ようにしている。書き込みの場合には、Lowデータを
書き込む側のビット線の電位を強制的に低電位に引き下
げ、他方のビット線の電位を高電位を引き上げることに
より書き込みを行う。例えばメモリセル24aに反転デ
ータを書き込むには、書き込みデータバッファ13aか
らデータが書き込みドライバ13bに送られ、書き込み
ドライバ13bにより一方のI/O線29aをLowレ
ベルに、他方のI/O線29bをHighレベルにし、
一方のビット線20aをLowレベルに、他方のビット
線20bをHighレベルにすることにより書き込み動
作を行う。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従来の半導体記憶装置
は以上のように構成されており、任意のメモリセルのデ
ータの読み出し・書き込みは、必ず、行と列の2組のア
ドレスを用いて選択しており、そのため動作に時間を要
していた。一方、高速な動作が要求される画像処理装置
等においては、半導体記憶装置としては必ずしも任意の
アドレスを、読み出し・書き込みする必要はなく、アド
レスをある一定の順序で、読み出し・書き込み(以下シ
リアルアクセスと呼ぶ)ができればよく、高速性の方が
重視されている。しかし多くのデータを高速にシリアル
アクセスするにはシフトレジスタが大きな面積をとって
しまう。
【0008】この発明は上記のような問題点を解消する
ためになされたもので、シフトレジスタの面積を大きく
することなく高速なシリアルアクセスができる半導体記
憶装置を得ることを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】この発明の請求項1にか
かる半導体記憶装置は、複数のメモリセルアレイからな
るメモリブロックを有し、該メモリブロックの中から所
定のものに接続されたワード線を順次活性化することに
よりメモリセルを順次選択してアクセスを行う半導体記
憶装置において、n番目のブロックから(n+1)番目
のブロックへアクセスが遷移する際に、n番目のブロッ
クに接続されたワード線と(n+1)番目のブロックに
接続されたワード線とが一定期間同時に活性化されるよ
うにしたものである。
【0010】また、この発明の請求項2にかかる半導体
記憶装置は、nビットのシフトレジスタを備えた半導体
記憶装置において、少なくとも第iビットのスレイブラ
ッチのデータ出力を第(i+1)ビットのマスターラッ
チに入力する手段と、1〜nビットの各スレイブラッチ
のデータ出力を次ビットのマスターラッチへ入力する手
段と、1〜nビットの各マスターラッチのデータを同ビ
ットのスレイブラッチへ入力する手段とを備えたもので
ある。
【0011】また、この発明の請求項3にかかる半導体
記憶装置は、複数のメモリセルアレイからなるメモリブ
ロックの中から所定のものに接続されたワード線を順次
活性化することにより上記メモリブロック内のメモリセ
ルを順次選択してアクセスを行う半導体記憶装置におい
て、1つのブロックに行アドレス選択手段を2系統備
え、最終番目のブロックから先頭番目のブロックへアク
セスが遷移する際に、最終番目のブロックに接続された
ワード線と先頭番目に接続されたワード線とが一定期間
同時に活性化されるようにしたものである。
【0012】また、この発明の請求項4にかかる半導体
記憶装置は、ランダムアクセス及びシリアルアクセス可
能な半導体記憶装置において、複数のメモリセルアレイ
からなるメモリブロックを有し、上記メモリブロックの
うちの所定の1ブロックに、ランダムアクセス用のワー
ド線選択回路と、シリアルアクセス用のワード線選択回
路とを設けるようにしたものである。
【0013】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.以下、本発明の一実施例を図について説
明する。図1は本発明の一実施例による半導体記憶装置
のブロック図を示し、本実施例では、32個の分割され
たブロックを有するものの場合について示してある。ま
た矢印は主な信号の流れを示している。図において、1
01はシリアル・ノーマルコントローラで、シリアル及
びランダムアクセスモードの切り換えや、シリアルアク
セスの制御を行う。102はデータバスシフトレジス
タ、103はトランスファゲートシフトレジスタであ
り、列アドレスの選択を行う。104はセンスアンプ書
き込みドライバシフトレジスタで、各ブロック単位でセ
ンスアンプ9及び書き込みドライバ13の選択を行う。
105はブロックワード線シフトレジスタで、ブロック
単位でのワード線22の選択を行う。107はノーマル
行アドレスカウンタで、ブロック0を除く、ブロック1
〜31の行アドレスデコーダ3に行アドレスデータを出
力する。108は先読み行アドレスカウンタで、ブロッ
ク0の先読み行デコーダ109に行アドレスデータを出
力する。109は先読み行デコーダで、シリアルモード
時のブロック0のワード線22の選択を行う。110は
ノーマルオンリ行デコーダで、ランダムアクセス時のブ
ロック0のワード線22の選択を行う。111はトラン
スファゲートシフトジェネレータで、上記データバスシ
フトレジスタ102からの信号により、トランスファゲ
ートシフトレジスタ103のシフト動作を制御する。1
12はセンスアンプ・書き込みドライバシフトジェネレ
ータで、データバスシフトレジスタ102及びトランス
ファゲートシフトレジスタ103からの信号により、セ
ンスアンプ・書き込みドライバシフトレジスタ104の
シフト動作を制御する。113はブロックワード線シフ
トジェネレータで、データバスシフトレジスタ102及
びトランスファゲートシフトレジスタ103からの信号
によりブロックワード線シフトレジスタ105のシフト
動作を制御する。114は行アドレスカウントジェネレ
ータ(以下カウントジェネレータと略す)で、ブロック
ワード線シフトレジスタ105からの信号によりノーマ
ル行アドレスカウンタ107及び先読みアドレスカウン
タ108のカウント動作を制御する。116はデータバ
スセレクタである。
【0014】以下の説明として、4M×1の構成を例と
して用いて示す。列アドレスはY0〜Y6の7本、ブロ
ックアドレスはY7〜Y11の5本、行アドレスはX0
〜X9の10本の場合を考える。7本の列アドレスのう
ちY3〜Y6はデータバスシフトレジスタ102で指定
される。以下同様に列アドレスY0〜Y2はトランスフ
ァゲートシフトレジスタ103で、ブロックアドレスY
7〜Y11はセンスアンプ・書き込みトライバーシフト
レジスタ104及び行シフトレジスタ105、行アドレ
スX0〜X9はノーマル行アドレスカウンタ107,先
読み行アドレスカウンタ108,ブロックワード線シフ
トレジスタ105で、先読み行選択デコーダ109及び
デコーダ3により指定される。
【0015】次に本発明の動作を説明するにあたり、シ
リアルアクセス時のアドレス選択方法を図2(a) に基づ
いて示す。なお、これ以降シリアルアクセスは、読み出
し動作を中心に示すものとする。
【0016】行アドレスカウンタ107及び108によ
り1つの行が選択される。次にブロックワード線シフト
レジスタ105により、1つのブロックのワード線のみ
が選択される。またセンスアンプの書き込みドライバシ
フトレジスタ104により通常、1つのブロックの読み
出し時には16ケのセンスアンプ9が、トランスファゲ
ートシフトレジスタ103により、1つのブロック内で
トランスファゲート27が16対が選択される。この1
6対のトランスファゲート27を通して出力されたデー
タがセンスアンプ9で増幅され、16本のデータバス9
9に出力される。データバスシフトレジスタ102がデ
ータバス16本中1本を選択し、1ビットが選ばれる。
【0017】次に各レジスタ及びシフトジェネレータの
動きを示す。はじめにデータバスシフトレジスタ102
によりデータバス16本すべての選択が終了すると、デ
ータバスシフトレジスタ102は、トランスファシフト
ジェネレータ111へ信号を送り、その信号を受けたト
ランスファシフトジェネレータ111はトランスファゲ
ートシフトレジスタ103にシフト動作をさせる。これ
により次の16対のトランスファゲート27が選択さ
れ、これらについて、またデータバス99の選択がデー
タバスシフトレジスタ102により行われる。ここでさ
らにトランスファゲート27の選択が一巡すると、ブロ
ックワード線シフトジェネレータ113及びセンスアン
プ・書き込みドライバシフトジェネレータ112によ
り、ブロックワード線シフトレジスタ105及びセンス
アンプ・書き込みドライバシフトレジスタ104がシフ
ト動作し、次のブロックのワード線及びセンスアンプま
たは書き込みドライバが選択される。
【0018】同様にして0〜31ブロックが動作する
が、31ブロックから0ブロックに戻るときには、カウ
ントジェネレータ114により行アドレスがカウントア
ップさているので、次の行アドレスに対して、シリアル
アクセスが行われるようになる。
【0019】以上のようにして、シリアルアクセス時の
アドレス選択を実現している。またランダムなアクセス
時のアドレスバッファからのアドレス選択に比べ、シリ
アルモード時はシフトレジスタからアドレス選択を行う
のでデコード時間がないためランダムアクセスに比べ高
速にアクセスできる。データバスシフトレジスタ10
2,トランスファゲートレジスタ103,センスアンプ
・書き込みドライバシフトレジスタ104及びブロック
ワード線シフトレジスタ105,行アドレスカウンタ1
07,108の順に動作し、シフトレジスタ及びカウン
タが階層化されている。
【0020】ここでシフトレジスタの階層化について、
例えば16ビットのシフトレジスタを例にとり、図を用
いて示す。まず階層化されていない場合は、図3(a) に
示すように16ビットで構成される。
【0021】次に図3(b) に示すように、例えば2階層
の階層化を考えると、シフトレジスタを2つにすること
で、4ビット+4ビットの8ビットと、階層化する前に
比べ8ビット減らすことができる。アドレスの選択方法
としては、2層めのiビット(i=0〜3)に対し、1
層めの0〜3ビットを行い、計16ビットとなる。この
ように階層化することでシフトレジスタのビット線数及
び面積を減らすことができる。
【0022】ここでシフトレジスタカウンタの違いにつ
いて述べる。ここでは例として、Y0,Y1,Y2の3
つのアドレスについて考える。シフトレジスタは図4に
示すように、●を“H”状態、○を“L”状態と考える
と、●がクロック等に制御され、ビットを移動していく
ものであり、他のビットは○である。このためアドレス
系の記憶として用いる場合は、デコード信号の記憶とし
て用いる。
【0023】一方カウンタは図5に示すように、クロッ
ク等により全体的流れで見ると●が増加していく。この
ため、アドレス系の記憶として用いる場合は、アドレス
バッファの出力信号の記憶として用いる。
【0024】この場合シフトレジスタは、8ビット、カ
ウンタは3ビット構成になる。このようにカウンタの方
がビット数及び面積を減らすのに有効である。しかしカ
ウンタはアドレスバッファの出力信号として用いるの
で、この後、デコードする必要があり、すでにデコード
されているシフトレジスタに比べ動作が遅くなる。この
ため本発明のシリアル回路ではアドレスが高速に変化す
るカラム系にはシフトレジスタを、またカラム系が変化
している間に変化すればよく十分時間のあるロウ系には
面積縮小を目的としてカウンタを用いている。
【0025】以下、各シフトレジスタ、カウンタの構成
及びシリアル動作方法について示す。図6は読み出し系
の1ブロック分のセンスアンプ104及びデータバスシ
フトレジスタ102周辺の詳細なブロック構成図であ
り、1ブロックに128列、センスアンプ9を16個備
え、各センスアンプ9には、8列ずつがトランスファゲ
ート27を通してつながっている。16個のセンスアン
プ9の出力が16本のデータバス99に伝えられ、デー
タバスシフトレジスタ102により1本のデータバスが
データバスセレクタ116で選択され、読み出しデータ
が出力される。このとき、トランスファゲートシフトレ
ジスタ103でトランスファゲート27の8本中1本が
選択され、センスアンプ・書き込みドライバシフトレジ
スタ104で1ブロック分のセンスアンプ9、即ち図6
の全てのセンスアンプである16個が選択されている。
トランスファシフトレジスタ103は各ブロックのトラ
ンスファゲート27とつながっている。
【0026】図7は階層化されたシフトレジスタの内、
最下位のデータバスシフトレジスタ102の様子を示
す。このデータバスシフトレジスタ102は16ビット
からなり、0〜15の数字はデータバスシフトレジスタ
のビット番号を示し、シフトレジスタのビット番号に対
応する番号のデータバスがデータバスシフトレジスタ1
02により選択される。データバスシフトレジスタ10
2,トランスファゲートシフトレジスタ103,センス
アンプ・書き込みドライバシフトレジスタ104は、各
々2つのバンクAとBとに分かれている。例えば図7で
データバスシフトレジスタ102は、番号0,1,4,
5,8,9,12,13がバンクA、番号2,3,6,
7,10,11,14,15がバンクBに属する。
【0027】また図6ではトランスファゲートシフトレ
ジスタ103及びセンスアンプ・書き込みドライバシフ
トレジスタ104がぞれぞれバンクAとBとに分かれて
おり、ブロックの左端から16カラム分、センスアンプ
9で言えば2つ分、データバス99で言えば番号0,1
がバンクAに属し、各々次の16カラム、センスアンプ
9の2つ分、データバス99の番号2,3がバンクBに
属する。このようにデータバスシフトレジスタ102,
トランスファゲートシフトレジスタ103,センスアン
プ書き込みドライバシフトレジスタ104はバンクA,
Bに分かれている。
【0028】次にこれらのシフトレジスタの動きについ
て説明する。図8,9にはデータバスシフトレジスタ1
02及びトランスファゲートシフトレジスタ103のタ
イミング図を示している。ここでの例として、シリアル
アクセスのスタートアドレスをブロック0,トランスフ
ァゲート0番めとする。本実施例のシリアルモードはシ
リアルノーマルコントローラ101にシリアルイネーブ
ルシグナル及び外部クロック信号が入力されることで行
われる。図8の一番上の波形は、この外部クロックを示
しており、この外部クロックによってデータバスシフト
レジスタ102が動作し、データバス99が0〜15が
順に選択され、データをシリアルに出力する。出力する
データはA,A,B,B,AA…とバンクA及びBが2
回ずつ交互に出ている。データバス13番のデータが出
力されると、バンクAのトランスファゲートの0ビット
めのデータに関しては、データ出力が完了したことにな
る。データバス99の14,15番めのデータが出力さ
れている間、図中aの期間にバンクAのトランスファゲ
ートは、トランスファゲートシフトジェネレータ111
によりバンクAのトランスファシフトレジスタ103が
シフト動作して、次にトランスファゲートの1ビットめ
が選択される。図8の上から2及び3番めの波形がこれ
に対応する。同様にバンクBもバンクAのトランスファ
ゲート1ビットめのデータバス0,1番めが読まれてい
る期間bに、トランスファゲートシフトジェネレータ1
11によりバンクBのトランスファシフトレジスタ10
3がシフト動作して、次にトランスファゲート1ビット
めが選択される。以下同様にして、トランスファゲート
1〜7ビットめまで行われる。図9にこの動作を示す。
【0029】次にブロックが変わるときについて図10
に、例としてブロック0からブロック1へ変わるときの
タイミング図を示した。トランスファゲートは7ビット
目の後、上記に示したのと同様の動作で0ビットめへ戻
る。センスアンプ・書き込みドライバシフトレジスタ1
04も同様にして、バンクAが期間aの間に、バンクB
が期間bの間にセンスアンプ・書き込みドライバシフト
ジェネレータ112によりシフトし、次のブロック1の
センスアンプまたは書き込みドライバーが選択される。
【0030】このようにして、2つのバンクに分け、一
方のバンクのデータがアクセスされている間に他方のバ
ンクがシフト動作することで、トランスファゲート27
やセンスアンプ9の選択が切り換わる際のアクセスタイ
ムの遅れをなくしている。
【0031】一方、ブロックワード線シフトレジスタ1
05により選択されるワード線22においては、ワード
線22は容量及び抵抗が大きいため、選択時間がかか
る。このため,図10に示したように、ブロック0、最
後から4番めのデータが読まれ始めると、ブロックワー
ド線シフトジェネレータ113によりブロックワード線
シフトレジスタ105がシフト動作して、ブロック1の
ワード線も立ち上がる。ブロック0のワード線はブロッ
ク0のデータがすべて読み終わるとブロックワード線シ
フトジェネレータ113によりブロックワード線シフト
レジスタ105がシフトして非選択に変わる。図10の
cの期間はワード線22の2重選択、すなわち次のブロ
ックのワード線22を同時に選択することにより、次の
ブロック切り換えによるアクセスタイムの遅れをなくし
ている。
【0032】以上のようにして、1行のワード線22で
ブロック0からブロック31までのデータを高速にシリ
アルアクセスすることが可能である。
【0033】次に、次の行アドレスのワード線22への
切り換え方法について示す。図11はブロック0及びブ
ロック1のワード線22の選択に関する構成を示した図
である。ノーマル行アドレスカウンタ107はブロック
1〜31の行アドレス用のカウンタ、先読み行アドレス
カウンタ108はブロック0の行アドレス用のカウンタ
である。ブロック0は2つの行デコーダを持っており、
1つは通常のランダムアクセス時のワード線e選択を行
うためのノーマルオンリ行デコーダ110であり、もう
1つはシリアルアクセス時にワード線選択を行うための
先読み行デコーダ109である。
【0034】今、ブロック1のワード線dが選択されて
いるとする。このとき、ブロックワード線シフトレジス
タ105がカウントジェネレータ114に信号を送る。
このカウントジェネレータ114はカウント信号を先読
み行アドレスカウンタ108に送る。先読み行アドレス
カウンタ108は行アドレスを1つ増加させ、先読み行
デコーダ109へアドレス信号を送る。これによりブロ
ック1のワード線dが選択されている間に、ブロック0
は次の行アドレスのワード線eが選択できるように準備
される。そしてブロック31のワード線22が読みおわ
る4つ手前のデータになると、図10で示したブロック
変化時と同様にブロックワード線シフトレジスタ105
がブロック0の先読み行デコーダ109を動作させ、ブ
ロック0のワード線eが選択される。一方、ブロック0
のデータが読み出し始めると、ブロックワード線シフト
レジスタ105はカウントジェネレータ114に信号を
送る。カウントジェネレータ114はカウント信号をノ
ーマル行アドレスカウンタ107に送る。ノーマル行ア
ドレスカウンタ107は、行アドレスを1つ増加させ、
ブロック1〜31の行デコーダ3へアドレス信号を送
る。これにより、ブロック0のワード線eが選択されて
いる間に、ブロック1〜31は、次の行アドレスのワー
ド線が選択できるよう準備される。
【0035】以上のようにして、行アドレスが切り替わ
るときも、行デコーダ系を先読みとノーマルの2つに分
けることで、時間の遅れなくシリアルにアクセスするこ
とが可能となる。
【0036】ここでは、ブロック0の行アドレスのカウ
ントをブロック1のワード線dが選択されているときを
例として示したが、ブロック1〜31のどのブロックの
ワード線22が選択されているときでも同様に動作す
る。
【0037】次に各構成ブロックの具体的な回路例及び
動作説明を行う。図12及び図13はシリアル・ノーマ
ルコントローラ101の具体的な回路図で、本実施例で
は、外部ピンSEが“L”のときシリアルモードとし、
Y3アドレスにクロックを入力することで、シリアルア
クセスのアドレスのインクリメントを行うものとする。
【0038】図12の回路では、外部ピンからシリアル
モードイネーブル信号を受けると、シリアルモードに入
ったことを示す。信号線SE,/SE及びシリアルアク
セスのスタードアドレスを各シフトレジスタ及びカウン
タに書き込むために信号線SL,φIA,φIBが動作する
(115は遅延回路で、図14に示すように、インバー
タのキャパシタで構成され、この回答の数の調整で遅延
時間を調節する)。
【0039】図15に、上記各信号線、外部/SE,S
E,/SE,SL,φIA,φIBのタイミング波形図を示
す。外部信号SEが“L”になると、信号線SLがパル
ス信号を出す。これによって、各シフトレジスタ及びカ
ウンタに現在の行及び列アドレスが書き込まれる。そし
てこれがシリアルアクセスのスタートアドレスとなる。
次に信号線φIA,φIBがパルス信号を出す(スタートア
ドレスによるが、これによって各シフトジェネレータ1
11,112,113及びカウントジェネレータ114
が動作する)。以上の各信号線SL,φIA,φIBは各シ
フトレジスタ及びカウンタのラッチデータを破壊しない
よう、各信号線のパルスが重なりを持たないように与え
られ、これら3信号の後、信号線SEが“H”、信号線
/SEが“L”となり、シリアルアクセスの動作が開始
される。今後この3信号の期間をイニシアライズ期間と
呼ぶ。
【0040】また図13の回路で、外部ピンY3にクロ
ックが入力された場合、各シフトレジスタ及びカウンタ
へ信号を送る働きをする。信号線φA ,φB は各シフト
ジェネレータ及びカウントジェネレータを制御する。信
号線φB',φ/Y3 ,φY3D は、データバスシフトレジス
タ102を制御する。信号線Y3''' ,/Y3''' は、
データバスセレクタ116の中にあるY3,Y4,Y
5,Y6デコーダ120へ入力される。信号線ATDS
は、シリアルモード時のアドレス変化検知信号である。
【0041】図16に上記各信号のタイミング波形図を
示す。信号線SEが“H”、信号線/SEが“L”にな
りイニシアライズ期間後と、外部Y3のクロック信号入
力によって重なりのない信号を信号線φA ,φB が出力
する(外部Y3の立ち下がりでパルスφA が、外部Y3
の立ち上がりでパルスφB が発生する)。各信号の具体
的な動作については、各回路のところで記述する。
【0042】図17にデータバスシフトレジスタ102
の構成を示した。データバスシフトレジスタ102は全
部で16ビットあり、0〜15の数字がレジスタのビッ
ト番号、アルファベットA,Bがバンクを示している。
レジスタは偶数と奇数の2つのグループに分かれてお
り、各々のグループ内でデータのシフトを行う。信号線
OSRPi(i=0〜15)は、iビットめが次のi+
1ビットに送る信号線名である。ただしOSR14,0
SR15は各々0及び1ビットに送られる。また信号線
OSRi(i=0〜15)は各ビットの図17に示すY
3Y4Y5Y6デコーダ120への出力信号線である。
例えばデータバスシフトレジスタ102の0ビットめ
は、データバスシフトレジスタ102の14ビットめの
出力する信号線OSRP14でのデータを入力とし、信
号線OSRP0でデータバスシフトレジスタ102の2
ビットめに出力し、信号線OSR0でY3Y4Y5Y6
デコーダ120へ出力している。
【0043】ところで一般にシフトレジスタは、データ
シフト動作を行っている。階層的には最下位でシリアル
アクセスのアクセスタイムを決める。データバスシフト
レジスタ102は高速なシフトを必要とし、1相めがφ
/Y3 とφY3D の論理積、2相めがφB'で、各々外部Y3
が“H”→“L”,“L”→“H”になるときに発生す
る。このためデータバスシフトレジスタ102は、外部
Y3が“H”→“L”→“H”と変化しないとシフト動
作が完了しない。
【0044】このため、外部Y3が“H”→“L”及び
“L”→“H”の各々でシリアルデータを出すことはで
きない。しかし本実施例では以下のようにすることで、
外部Y3が“H”→“L”及び“L”→“H”の各々で
シリアルデータを出すことができる。
【0045】すなわち、通常シフトレジスタは上述した
ように、1ビットのみ“H”で他は“L”である。しか
しこれを常に2ビット分“H”にしておき、この2ビッ
トに対し、アドレスの低い方のビットと、図16の/Y
3''' 、アドレスの高い方のビットY3''' との論理積
をとり、これをデータバスセレクタ116とつなぐ。
【0046】これにより外部Y3が“H”→“L”のと
き低い方のビットに対応するデータバス99が選択さ
れ、また外部Y3が“L”→“H”のとき高い方のビッ
トに対応するデータバス99が選択される。このように
データバスシフトレジスタ102の2ビット選択と外部
Y3の同相及び逆相の信号との論理積の信号を用いるこ
とで、シフトレジスタの動作の半分のスピードで、デー
タバスの選択を行うことができる。
【0047】以下、このデータバスシフトレジスタ10
2のより詳しい説明を行う。図18はデータバスシフト
レジスタ102の1ビット分の具体的な回路構成図を示
し、図において、117はマスタラッチ、118はスレ
イブラッチである。NAND回路119には図20に示
すY3,Y4,Y5,Y6列アドレスバッファ5の出力
であるデコード信号線Y3D0〜Y3D15のうち2本
が入る。偶数のビットには、/Y3Diと/Y3Di+
1(i=0〜14の偶数)、奇数のデータバスシフトレ
ジスタ102には/Y3Di−1と/Y3Di(i=1
〜15の奇数)が入る。つまり、レジスタ番号0と1,
2と3,…,14と15には各々同じデコード信号が入
る。通常のランダムアクセスでは/Y3Di(i=0〜
15)のうちの1つが“L”になっており、他は“H”
である。このことから、16個のデータバスシフトレジ
スタ102のうち2個のみのNAND回路119の出力
が“H”となっている。ここで今、シリアルモードに入
ったとすると、図15に示したように信号線SLは、パ
ルス信号を出す。これによりトランスファゲート120
及び121が開く。そしてNAND回路119が“H”
を出力しているデータシフトレジスタ102中の2ビッ
トのみが、ノードfが“H”になり、信号線OSRi、
OSRPiも“H”となる。信号線SLのパルス信号に
よってデータバスシフトレジスタ102に、データバス
選択アドレスのシリアルモードのスタート値が書き込ま
れたこととなる。
【0048】次にスタートアドレスが書き込まれた後、
シリアルアクセスが始まったとする。図19は図18の
各信号線の動きを示し、ここではスタートアドレスがデ
ータバスシフトレジスタ102の14,15ビットめに
書き込まれた場合について示してある。外部Y3,φ
/Y3 ,φY3D ,φB'については、図16に示したもので
ある。φ/Y3 とφY3D が共に“H”になると、OSRP
i−2のデータがノードfに伝わる。信号線SLのパル
ス信号動作で、OSRP14及びOSRP15は“H”
となり、他は“L”となっている。図17に示したよう
に、データバスシフトレジスタ102の0と1ビットめ
は、各々OSRP14,OSRP15を入力としている
ので、図19に示すように、φ/Y3 とφY3が共に“H”
になると0ビットと1ビットめのノードfが“H”とな
り、OSR0及びOSR1が“H”となる。次にφB'
パルス動作すると、OSRP0及びOSRP1が“H”
となる。そして、次のφ/Y3 ,φY3D が同時に“H”の
ときに、OSR2,OSR3が“H”となり、他のOS
Riは“L”となる。
【0049】図20はデータバスセレクタ116のブロ
ック構成図を示し、図に示されるように、Y3Y4Y5
Y6デコーダ120とセレクト部121からなる。
【0050】また図21はY3Y4Y5Y6デコーダ1
20の回路構成図を示し、この図ではiはデコーダ番号
及びデータバスシフトレジスタ102のビット番号を示
す。通常のランダムアクセス及びシリアルモードのイニ
シアライズ期間中はSE=“L”,/SE=“H”のた
めNAND回路122の出力がトランスファゲート12
3を通り、信号線OSiへ伝わる。一方、シリアルアク
セス時はSE=“H”,/SE=“L”のためNAND
回路124の出力がトランスファゲート125を通り信
号線OSiへ伝わる。
【0051】このように、SEと/SEでNAND回路
122,124の出力を切り換えている。NAND回路
122は4入力で図20の列アドレスバッファ5の出
力、つまりgにはY3または/Y3,hにはY4または
/Y4,iにはY5または/Y5,jにはY6または/
Y6が入る。このためすべての組合せは16通りあり、
Y3Y4Y5Y6デコーダ120は16個ある。ここで
は4入力NANDの例で示したが、はじめにY3Y4Y
5Y6でプリデコードしておいて、次に2入力NAND
としてもよい。NAND回路122の出力データ/Y3
Diは、データバスシフトレジスタ102に送られ、シ
リアルアクセスのスタートアドレスセット時に使われ
る。NAND回路124には図13で示したY3''' ま
たは/Y3''' とデータバスシフトレジスタ102の出
力OSRi(i=0〜15)が入る。OSRiのiが偶
数となるところには、/Y3''' が、奇数となるところ
にはY3''' が入る。
【0052】図19の波形図をもとにシリアルモード時
の図21のY3Y4Y5Y6デコーダ120の動作を説
明する。Y3Y4Y5Y6デコーダ120の0番めに
は、OSR0と/Y3''' が入力され、OS0が出力と
なる。1番めは、OSR1とY3''' が入力され、OS
1が出力となる。今、図19のkの期間ではOSR0,
OSR1のどちらも“H”となっている。また/Y
3''' は、外部Y3と逆相、Y3''' は同相信号であ
る。このため、外部Y3が“L”のとき、OS0が
“H”、外部Y3が“H”のときOS1が“H”とな
る。同様に、OS2,OS3…OS15が順々に“H”
となっていく。
【0053】図22はセレクト部121及び出力データ
バッファ10の回路図を示し、セレクト部121は16
個のトランスファゲートで構成され、ドレインは各々デ
ータバスと結びつき、ゲートは各データバス番号に対応
して、Y3Y4Y5Y6デコーダ120の出力OSiが
入力され、ソース側は共通になって出力データバッファ
10へ出力される。出力データバッファ10はOEが
“H”のときは入力されたデータをデータ出力として出
す。OEが“L”のときは、データ出力はフローティン
グとなる。今OEが“H”のときを考えると、Y3Y4
Y5Y6デコーダ120の動作のところで説明したよう
に、OS0,OS1,…,OS15が順次“H”になる
ため、データ出力としてデータバス99の0番−15番
のデータが順に出力される。
【0054】以上のようにして、データバスシフトレジ
スタ102の動作によってシリアルにデータバスデータ
16個が読まれることとなる。
【0055】次に図8,9で示したデータバスシフトレ
ジスタ102及びトランスファゲートシフトレジスタ1
03の動作について、具体的な回路例をもとに説明す
る。図23はトランスファゲートシフトジェネレータ1
11の回路図を示し、図24にはトランスファゲートシ
フトレジスタ103の構成図を示す。トランスファゲー
トレジスタ103は16ビット構成であり、各8ビット
ずつバンクAおよびBに属している。四角の中の数字は
トランスファゲートシフトレジスタ103のビット番号
を示し、またその番号に対応するトランスファゲート2
7が信号線TGAiまたはTGBiによって選択され
る。信号線TGAiまたはTGBiには図3に示したよ
うに、1ブロックあたり8個のトランスファゲート27
がつながっている。またトランスファゲートシフトレジ
スタ103の各ビット間のデータのシフトは各バンクで
閉じており、例えばトランスファゲートシフトレジスタ
103のバンクAの0ビットめはトランスファシフトレ
ジスタ103の7ビットめの出力TGRAP7を入力と
し、TGRAP0をトランスファシフトレジスタ103
の1ビットめへ出力している。
【0056】図16はトランスシフトレジスタファゲー
ト103の1ビット分の具体的な回路図例を示し、図に
おいて、126はマスタラッチ、127はスレイブラッ
チである。
【0057】図26はY0Y1Y2デコーダ回路を示し
た。この図でiはデコーダの番号及びトランスファゲー
トシフトレジスタ103の番号を示す。132のNAN
D回路の入力,1,m,nには各々/Y0またはY0,
Y1または/Y1,Y2または/Y2が入る。通常のラ
ンダムアクセス及びシリアルモードのイニシアライズ期
間中はSE=“L”,/SE=“H”のため、NAND
回路132の出力がTGAi及びTGBiに伝わる(こ
のときi=0〜7のうち1つのみが“H”で他は“L”
である)。TGAiはバンクA,TGBiはバンクBの
トランスファゲート27とつながっている。シリアルア
クセスが始まると、SE=“H”,SEは“L”となる
ため、NAND回路132の出力は、TGAi及びTG
Biには伝わらない。シリアルアクセス時は、トランス
ファゲートシフトレジスタ103の出力によってTGA
i及びTGBiは制御される。
【0058】次にシリアルモードのイニシアライズ期間
のトランスファゲートシフトレジスタ103の動作を示
す。図15に示したように、シリアルモードに入ると信
号線SLはパルス信号を出す。すると、トランスファゲ
ート128及び129が開き、マスタラッチ126及び
スレイブラッチ127にTGAi及びTGBiのデータ
がトランスファゲートシフトレジスタ103の各ビット
に書き込まれる。このときi=0〜7のうち1ビットの
みがノードpが“H”で他は“L”となる。この“H”
のところがスタートアドレスとなる。以上のようにして
トランスファゲート27のスタートアドレスが書き込ま
れる。
【0059】次にシリアルアクセス動作について説明す
る。図27にはデータバスシフトレジスタ102,トラ
ンスファゲートシフトジェネレータ111,トランスフ
ァゲートシフトレジスタ103のタイミング図を示し、
この図ではトランスファゲート27の、0ビットめから
1ビットめへ選択が変わるときを示している。OSR1
2,OSR14,OSRP14,OSR0は、図19に
示したのと同様な動きをする。図27のタイミングtで
のバンクAのトランスファゲートシフトレジスタ12の
0ビットめについて見てみると、入力TGRAP0=
“H”,出力TGA1“L”,TGRAP1=“L”で
ある。図23でOSRP12=“H”,φA “=H”に
なると、φTGAA=“H”となる。これによって図25の
トランスファゲート130が開き、TGA1“H”、T
GA0=“L”となり、バンクAのトランスファゲート
27が0ビットめから1ビットめへ選択が移る。その後
φTG ABによりマスタラッチ126のデータスレイブラッ
チ127へ移され、TGRAP1のみが“H”となる。
【0060】同様にしてバンクBもφTGBA,φTGBBによ
って動作する。図27の期間a,bは図8,9で示した
期間a,bに対応し、動作をしていることがわかる。
【0061】ところでもし、図27で示すタイミングp
で、シリアルモードが始まる場合は、バンクAはOSR
PにもφA にも“H”となる状態がなく、トランスファ
ゲートレジスタ103のシフト動作が行われない。この
ことをなくすため、図23に示すように133の回路が
設けてある。図15に示したように、信号線SLがパル
スを出した後、φIA,φIBがパルスを出すことと、タイ
ミングpにおいてOSR14=“H”なので、図23の
トランスファゲートシフトジェネレータ111が各々φ
TGAA,φTGABの各パルスを出し、バンクAのトランスフ
ァゲートシフトレジスタ103のシフトを完了する。こ
の後、シリアルアクセスが開始される。以上のように、
133の回路を設けることで、シリアルアクセス時のデ
ータバス選択アドレスY3,Y4,Y5,Y6のスター
トアドレスを任意に設定できるようにしている。
【0062】次にブロック関係について述べる。図28
はシフトジェネレータを除いたブロック選択系の1ブロ
ック分の回路構成を示している。図のzはブロックアド
レスY7〜Y11のデコード信号線である。通常のラン
ダムアクセス時及びシリアルモードのイニシアライズ期
間では、トランスファゲート136を通り、インバータ
137を経て、行デコーダ3へブロック選択信号が伝わ
り、行アドレス信号との論理積でワード線22が選択さ
れる。シリアルアクセス時は、トランスファゲート13
6は閉じ、ブロック信号zは伝わらない。代わりに、ブ
ロックワード線シフトレジスタ105から信号線/WB
iに信号が伝えられ、ワード線22の選択が行われる
(/WDi=“L”のときワード線22が選択される。
各ブロック間のデータシフトは/WBRPi−1と/W
BRPiで行われる)。
【0063】一方センスアンプ及び書き込みドライバ1
3は、通常時はzによりSWAi,SWBiが各々動作
して、ブロック中のバンクA及びBのセンスアンプ9ま
たは書き込みドライバ13を活性化する。シリアルアク
セス時はセンスアンプ・書き込みドライバシフトレジス
タ104により、SWAi,SWBiは制御される。各
ブロック間のデータシフトは、バンクAがSWRAPi
−1とSWRAPi、バンクBがSWRBPi−1とS
WRBPiで各々のバンクのセンスアンプ・書き込みド
ライバシフトレジスタ104で行われる。
【0064】次にセンスアンプ・書き込みドライバシフ
トレジスタ104の動作について述べる。センスアンプ
・書き込みドライバシフトレジスタ104は各バンク、
ブロック分の32ビットずつある。これらの回路は、入
出力信号線名は異なるが、図25に示したトランスファ
シフトレジスタ103と全く同じである。またセンスア
ンプ・書き込みドライバシフトレジスタ104を制御す
るセンスアンプ・書き込みドライバシフトジェネレータ
は、回路がトランスファゲートシフトジェネレータ11
1とは異なるため、図29を用いて説明する。図におい
て、NAND回路134,135はシリアルモードのイ
ニシアライズ期間に動作する回路である。他は通常のシ
リアルモード時に動作する。φSAA ,φSAB ,φSBA
φSBB は各々トランスファゲートシフトジェネレータ1
11のφTGAA,φTGAB,φTGBA,φTGBBに対応し、セン
スアンプ書き込みシフトレジスタ104の図25の13
0及び127に対応するトランスファゲートを制御し
て、図10に示す動作を実現している。
【0065】次に行シフトレジスタ105の動作につい
て述べる。図10に示したように、行シフトレジスタ1
05はワード線22の二重選択期間cを持っている。こ
れについて述べる。図30はブロックワードシフトレジ
スタ105の1ビット分(1ブロック分)の具体的な回
路例を示し、シリアルモードのイニシアライズ期間にお
いて、信号線SLがパルス動作するため、トランスファ
ゲート139,140が開き、マスタラッチ137及び
スレイブラッチ138に/WBiのデータが書き込まれ
る。/WBiはこのときi=0〜31中、1つのみ
“L”で他は“H”である。このため“L”のところが
シリアルアクセスのスタートブロックアドレスとなる。
また/WBRPiも1ブロックのみ“L”となる。今、
/WBRP=“L”,/WBRP1=“H”とする。図
31はこのときの略図を示し、四角の数字はブロック番
号を示している。図30のノードyはブロック0で
“L”、ブロック1で“H”であり、/WB0=
“L”,/WB1=“H”である。このため、ブロック
0のワード線22が選択されている。今、WLA,WB
φA ,WBφB の順に正のパルスが入るとする。/WB
RPi−1=“L”のときWLAによってトランスファ
ゲート141が開き、ノードxが“H”となる。NMO
Sトランジスタ142がON状態となり、ノードyが
“H”のときのみ“L”に変化する。/WBRPi−1
=“H”のときは、ノードxが“L”のためNMOSト
ランジスタ142がOFF状態で、ノードyは変化しな
い。
【0066】次にWBφA によってトランスファゲート
143が開くと、/WBRPi−1=“L”のときは、
WLAパルスでノードyがすでに“L”となっているた
め変化しない。/WBRPi−1=“H”のときは、ノ
ードyが“L”のときのみ、“H”へ変化する。次にW
BφB により、トランスファゲート141を介してマス
タラッチ137のデータがスレイブラッチ138へ移さ
れ、/WBRPiを変化させる。以上の動きを図31の
場合でまとめると、ブロックワード線シフトレジスタ1
05のブロック1のノードyはWLAパルスで“L”に
変わり、/WB1=“L”になり、ブロック0のブロッ
クワード線シフトレジスタ105のブロック0のノード
yはWBφA パルスで“H”となり、/WB0=“H”
と変化する。つまりWLAパルスとWBφA パルスの間
が/WB0,/WB1共に“L”となり、ワード線22
の二重選択期間、図10のcがWLA,WBφA ,WB
φB の3相クロックで実現したことになる。
【0067】図32はパルスWLA,WBφA ,WBφ
B を発生するブロックワード線シフトジェネレータ11
3の回路図を、また図33にはそのタイミング図を示し
た。図33のcが二重選択期間である。また期間Rでシ
リアルアクセスがスタートした場合は、図32のNAN
D回路145,146によってシリアルモードイニシア
ライズ期間にワード線二重選択状態とする。以上、各シ
フトレジスタ及びシフトジェネレータの回路図及び動作
について説明した。
【0068】次に行アドレスカウンタ107,108に
ついて述べる。図34はノーマル行アドレスカウンタ1
07の1ビット分の具体的な回路図であり、図におい
て、147がマスタラッチ、148がスレイブラッチで
ある。信号線φNACA,NNACBは、各々トランスファゲー
ト151及び150を制御する。信号線Ci−1及びC
iはキャリ信号を伝搬する。Xi,/Xiは行アドレス
信号線で、行デコーダ3及びノーマルオンリ行デコーダ
110へつながっている。本実施例では行アドレスは、
X0〜X9の10ビットで、ノーマル行アドレスカウン
タ107は10ビットある(/X0=/X1=……=/
X11=“H”が最下位行アドレスで、X0=X1=…
…=X11=“H”が最上位アドレスである)。
【0069】次に動作について説明する。シリアルモー
ドのイニシアライズ期間では、信号線SLが正のパルス
を出すため、トランスファゲート149,154が開
き、マスタラッチ147及びスレイブラッチ148に行
アドレス信号線Xiのデータが書き込まれる。
【0070】次にシリアルアクセスモードに入ったとす
る。このときSE=“H”となる。NOR回路155は
Ci−1=“H”かつXi=“H”のときのみCi=
“H”となる。つまり1つ前のカウンタから信号線Ci
−1にケタ上げ信号“H”が来て、かつ自分自身がXi
=“H”, /Xi=“L”のときケタ上げ信号を信号
線Ci=“H”にすることで伝える。信号線φNACA,φ
NACBの順に各々重ならない正のパルスが伝わるとする
と、スレイブラッチ148の値がトランスファゲート1
31を通してそのままマスタラッチ147へ伝わる。次
にCi−1が“L”ときは、マスタラッチ147の値が
トランスファゲート152,149を通してそのままス
レイブラッチ148へ伝わる。つまり信号線Ci=
“L”のときは、信号線Xi,信号線/Xiは変化しな
い。次に信号線Ci=“H”のときは、スレイブラッチ
148からマスタラッチ147へは変化ないが、マスタ
ラッチ147からスレイブラッチ148へはマスタラッ
チ147の反転信号がトランスファゲート153,14
7を経てスレイブラッチ148へ伝わる。このため次の
信号線φNACAへパルスが来たときには、マスタラッチ1
47のデータが反転し、信号線Xi,/Xiのデータも
反転する。以上のように、/Ci−1が“H”になった
後の信号線φNACAに正のパルスが来ると信号線Xiと/
Xiのデータがひっくり変える(図35にはタイミング
図を示した。to を初期状態,t1 でCi−1が“H”
となったとすると、t2 でXiが“L”→“H”に変わ
る)。
【0071】以上のようにして、行アドレスのカウント
動作を行う。なお、ノーマル行アドレスカウンタ107
の最下位行アドレスX0,/X0にデータを出力するビ
ットでは、Ci−1は常に“H”としている。先読み行
アドレスカウンタ108については、信号線φNACA,φ
NACBに正のパルスを出すタイミングや信号線Xi,/X
iが先読み行デコーダ109へつながっている点が異な
るのみで、その他は全くノーマル行アドレスカウンタ1
07と同じである。
【0072】なお、実際には先読み行アドレスカウンタ
109では、信号線φNACAがφLACA、信号線φNACBがφ
LACBと名を換えている。
【0073】図35に信号線φNACA,φNACB,φLACA
φLACBに正のパルス信号を発生するカウントシフトジェ
ネレータ114の回路図を示した。NAND回路15
6,157はシリアルモードイニシアライズ期間におい
て動作する回路である。このカウントシフトジェネレー
タ114はキャリ信号Ciが各カウンタで“H”のとき
伝搬に時間がかかるため、信号線φNACA,φNACB,φ
LACA,φLACBの正パルスは信号線φA ,φB に比べ長く
とっている。図37にはカウントシフトジェネレータ1
14のノーマル行アドレスカウンタ107に関する信号
線の動きを示した。ノーマル行アドレスカウンタ107
は、ブロック0のデータがアクセスされているうちに、
先読み行アドレスカウンタ108はブロック1のデータ
がアクセスされているうちに、信号線φNACA,φNACB
φLACA,φLACBでカウント動作している。
【0074】図38は行アドレスバッファ2の回路図で
あり、信号線SE=“H”のとき、外部Xiの信号が信
号線Xi,/Xiに伝わらない。信号線Xi,/Xiは
行ノーマルアドレスカウンタ107によって制御され
る。
【0075】次に図11に示した先読み行デコーダ10
9及びノーマルオンリ行デコーダ110の回路1ワード
線分を図35に示す。実際には、行アドレスはX0〜X
9まであるため1024個ある。図のxには先読み行ア
ドレスカウンタ108のデコード信号と図28の/WB
0の反転信号の論理積が入る。yにはノーマル行アドレ
スカウンタ107のデコード信号と/WB0の反転信号
の論理積が入る。シリアルアクセス時はSE=“H”,
/SE=“L”のため右の回路でワード線22が選択さ
れ、通常のランダムアクセスの時は、左の回路でワード
線22が選択される。なお、これまで読み出し動作を中
心に述べてきたが、書き込み動作ではセンスアンプ9及
び出力データバッファ10に変わり、書き込みドライバ
13b及び書き込みデータバッファ13aが動作するの
みで他は同じである。また外部/SEが“H”のときに
は、従来例で示したランダムアクセス動作が可能であ
る。
【0076】
【発明の効果】以上のように、この発明にかかる半導体
記憶装置によれば、アクセスされるデータが格納された
メモリブロックが次のブロックに切り替わるときに、両
方のブロックに存在するワード線を一定期間同時に活性
化するようにしたので、ブロック切り替わり時のデータ
読み出し遅れを低減することができるという効果があ
る。
【0077】また、アクセスされるデータが格納された
メモリブロックが最終から先頭に切り替わるときに、両
方のブロックに存在するワード線を一定期間同時に活性
化するようにしたので、最終ブロックから先頭ブロック
へのアドレス変化時においても高速なデータ読み出しを
行うことができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の一実施例における半導体記憶装置
のブロック構成図である。
【図2】 この発明の一実施例における半導体記憶装置
によるシリアルアクセス時のアドレス選択方法を説明す
るための図である。
【図3】 従来の一般的な半導体記憶装置おけるシフト
レジスタの構成図、及び階層化されたシフトレジスタの
構成図である。
【図4】 シフトレジスタの概略図である。
【図5】 カウンタの概略図である。
【図6】 読み出し系の1ブロック分の詳細な構成図で
ある。である。
【図7】 データバスシフトレジスタの概略図である。
【図8】 データバスシフトレジスタ及びトランスファ
ゲートシフトレジスタの動作タイミング図である。
【図9】 トランスファゲートシフトレジスタの動作タ
イミング図である。
【図10】 トランスファゲート,センスアンプ・書き
込みドライバ,ブロックワード線シフトレジスタの動作
タイミング図である。
【図11】 ブロック0,1のワード選択関係図であ
る。
【図12】 シリアル・ノーマルコントローラの回路図
である。
【図13】 シリアル・ノーマルコントローラの回路図
である。
【図14】 遅延回路の構成図である。
【図15】 イニシアライズ期間のタイミング図であ
る。
【図16】 シリアル・ノーマルコントローラのタイミ
ング図である。
【図17】 データバスシフトレジスタの構成図であ
る。
【図18】 データバスシフトレジスタの1ビット分の
回路構成図である。
【図19】 データバスシフトレジスタの動作タイミン
グ図である。
【図20】 データバスセレクタのブロック構成図であ
る。
【図21】 Y3Y4Y5Y6デコーダの回路構成図で
ある。
【図22】 セレクトブロック及び出力バッファの回路
構成図である。
【図23】 トランスファゲートシフトジェネレータの
回路構成図である。
【図24】 トランスファゲートシフトレジスタの構成
図である。
【図25】 トランスファゲートシフトレジスタの1ビ
ット分の回路構成図である。
【図26】 Y0Y1Y2デコーダの回路構成図であ
る。
【図27】 トランスファゲートシフトレジスタの動作
タイミング図である。
【図28】 ブロック選択系の回路構成図である。
【図29】 トランスファゲートシスフトジェネレータ
の回路構成図である。
【図30】 ブロックワード線シフトレジスタの1ビッ
ト分の回路図である。
【図31】 ブロック0,1のワード線シフトレジスタ
配線図である。
【図32】 ブロックワード線シフトジェネレータの回
路構成図である。
【図33】 ブロックワード線シフトレジスタの動作タ
イミング図である。
【図34】 カウンタの1ビット分の回路構成図であ
る。
【図35】 カウンタの動作タイミング図である。
【図36】 カウントジェネレータの回路構成図であ
る。
【図37】 カウントジェネレータの動作タイミング図
である。
【図38】 行アドレスバッファの回路構成図である。
【図39】 ブロック0,1のワード線選択回路の構成
図である。
【図40】 従来の半導体記憶装置のブロック構成図で
ある。
【図41】 従来の半導体記憶装置のメモリセル周辺部
を詳細に示したブロック構成図である。
【図42】 図37のメモリセルの回路構成図である。
【図43】 従来の半導体記憶装置の動作タイミング図
である。
【符号の説明】
1 行アドレス入力、2 行アドレスバッファ、3 行
アドレスデコーダ、4列アドレス入力、5 列アドレス
バッファ、6 列アドレスデコーダ、7 メモリセルア
レイ(ブロック)、8 マルチプレクサ、9 センスア
ンプ、10出力データバッファ、11 読み出しデータ
出力、12 書き込みデータ入力、13a 入力データ
バッファ、13b 書き込みドライバ、14 チップ選
択入力、15 読み出し・書き込み制御入力、16 読
み出し・書き込み制御回路、18 電源、20,21
ビット線、22,23 ワード線、25,26 ビット
線負荷、27,28 トランスファゲート、29 I/
O線、41 Nチャネルのドライバトランジスタ、42
アクセストランジスタ、43 負荷抵抗、44 Pチ
ャネルトランジスタ、99 データバス、101 シリ
アル・ノーマルコントローラ、102 データバスシフ
トレジスタ、103 トランスファゲートシフトレジス
タ、104 センスアンプ・書き込みドライバシフトレ
ジスタ、105 ブロックワード線シフトレジスタ、1
07 ノーマル行アドレスカウンタ、108 先読み行
アドレスカウンタ、109 先読み行デコーダ、110
ノーマルオンリ行デコーダ、111 トランスファゲ
ートシフトジェネレータ、112 センスアンプ・書き
込みドライバシフトジェネレータ、113 ブロックリ
ード線シフトジェネレータ、114 行アドレスカウン
トジェネレータ、116 データバスセレクタ、115
遅延回路、117,126,137,147 マスタ
ラッチ、118,127,138,148 スレイブラ
ッチ、120 Y3Y4Y5デコーダ、121 セレク
ト部、122,124 NAND回路、123,125
トランスファゲート、128〜131 トランスファ
ゲート、132,134,135 NAND回路、13
3 論理回路、136 トランスファゲート、139〜
144 トランスファゲート、145,146 NAN
D回路、149〜154 トランスファゲート、155
NOR回路、156,157 NAND回路。
フロントページの続き (72)発明者 西村 安正 伊丹市瑞原4丁目1番地 三菱電機株式会 社エル・エス・アイ研究所内 (72)発明者 穴見 健治 伊丹市瑞原4丁目1番地 三菱電機株式会 社エル・エス・アイ研究所内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のメモリセルアレイからなるメモリ
    ブロックを有し、該メモリブロックの中から所定のもの
    に接続されたワード線を順次活性化することによりメモ
    リセルを順次選択してアクセスを行う半導体記憶装置に
    おいて、 n番目のブロックから(n+1)番目のブロックへアク
    セスが遷移する際に、n番目のブロックに接続されたワ
    ード線と(n+1)番目のブロックに接続されたワード
    線とが一定期間同時に活性化されることを特徴とする半
    導体記憶装置。
  2. 【請求項2】 nビットのシフトレジスタを備えた半導
    体記憶装置において、 少なくとも第iビットのスレイブラッチのデータ出力を
    第(i+1)ビットのマスターラッチに入力する手段
    と、 1〜nビットの各スレイブラッチのデータ出力を次ビッ
    トのマスターラッチへ入力する手段と、 1〜nビットの各マスターラッチのデータを同ビットの
    スレイブラッチへ入力する手段とを備えたことを特徴と
    する半導体記憶装置。
  3. 【請求項3】 複数のメモリセルアレイからなるメモリ
    ブロックの中から所定のものに接続されたワード線を順
    次活性化することにより上記メモリブロック内のメモリ
    セルを順次選択してアクセスを行う半導体記憶装置にお
    いて、 1つのブロックに行アドレス選択手段を2系統備え、最
    終番目のブロックから先頭番目のブロックへアクセスが
    遷移する際に、最終番目のブロックに接続されたワード
    線と先頭番目に接続されたワード線とが一定期間同時に
    活性化されることを特徴とする半導体記憶装置。
  4. 【請求項4】 ランダムアクセス及びシリアルアクセス
    可能な半導体記憶装置において、 複数のメモリセルアレイからなるメモリブロックを有
    し、 上記メモリブロックのうちの所定の1ブロックに、ラン
    ダムアクセス用のワード線選択回路と、シリアルアクセ
    ス用のワード線選択回路とが設けられていることを特徴
    とする半導体記憶装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2005004164A1 (ja) * 2003-06-30 2005-01-13 Fujitsu Limited 半導体記憶装置
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