JPH108334A - 玉揚装置 - Google Patents

玉揚装置

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JPH108334A
JPH108334A JP15843896A JP15843896A JPH108334A JP H108334 A JPH108334 A JP H108334A JP 15843896 A JP15843896 A JP 15843896A JP 15843896 A JP15843896 A JP 15843896A JP H108334 A JPH108334 A JP H108334A
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JP
Japan
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yarn
cradle
package
paper tube
doffing
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Pending
Application number
JP15843896A
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English (en)
Inventor
Hiroshi Mima
博志 美馬
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Murata Machinery Ltd
Original Assignee
Murata Machinery Ltd
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Publication date
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Publication of JPH108334A publication Critical patent/JPH108334A/ja
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  • Unwinding Of Filamentary Materials (AREA)
  • Replacing, Conveying, And Pick-Finding For Filamentary Materials (AREA)
  • Spinning Or Twisting Of Yarns (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 駆動部からの油垂れによるパッケージのよご
れを防止する。駆動部の風綿の付着を防止する。 【解決手段】 玉揚を行う作業部95と作業部95を駆
動させる駆動部96とを有した玉揚装置において、作業
部95を玉揚動作がなされる作業区間Bに配置し、駆動
部96を作業空間Bの側部Cに配置する。駆動部96を
囲う側部フレーム38bを設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、巻き上がったパッ
ケージを玉揚げするための玉揚装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】図17及び図18に示すように、自動ワ
インダ等に備えられる玉揚装置1は、ワインディングユ
ニット2の並設方向に沿って走行する台車として形成さ
れ、レバーアーム(図示せず)によってクレードル3を
開いて、満巻となったパッケージPを後方に転がし、排
出コンベア4上に載置させるようになっている。この際
に、玉揚げされるパッケージPを綾振ドラム8にて回転
駆動させ、綾振ドラム8とフィラー9との間で、左右に
トラバースする糸Yを糸拾いガイド10に入れ、その糸
Yを切断する。そして紙管ストッカー5に保持されてい
る新たな紙管6をチャッカー(図示せず)にて掴んでク
レードル3に支持させると共に、その紙管6に給糸ボビ
ン7側の下糸Yを掛けて巻取を再開させる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで従来の玉揚装
置は、レバーアームやチャッカーなどの作業部材をカム
駆動等にて動作させるようになっていたが、その駆動部
は作業部材の延出方向の位置に、すなわち作業空間であ
る台車中央の部分に配置されていたので、潤滑用のオイ
ルが垂れて、パッケージPがよごれるおそれがあるとい
う問題があった。この対策として駆動部をカバーで覆う
ことも考えられるが、作業部材の玉揚動作に支障を来し
てしまう。またカバーを設けることができないので、駆
動部に風綿が付着し、その駆動作用に悪影響を及ぼすお
それがあるという問題があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決すべく本
発明は、玉揚を行う作業部と作業部を駆動させる駆動部
とを有した玉揚装置において、作業部を玉揚動作がなさ
れる作業空間に配置し、駆動部を作業空間の側部に配置
したものである。さらに駆動部を囲う区画部材を設ける
ことが好ましい。また駆動部は作業空間の一方の側部に
配設され、他方の側部に制御部が配設されることが好ま
しい。
【0005】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を添付
図面に従って説明する。
【0006】図1乃至図4は、本発明の玉揚装置を自動
ワインダに適用した場合として示したものである。この
玉揚装置は、複数のワインディングユニットにて構成さ
れた自動ワインダの各ワインディングユニット11にて
巻き上がったパッケージPを玉揚げし、新しい紙管12
と交換するためのものであって、ユニット並設方向
(A)に沿って走行する走行台車13に、玉揚を行う作
業部95と、作業部95を駆動する駆動部96とが設け
られて構成されている。走行台車13は、ワインディン
グユニット11の上方、すなわちパッケージPの上方を
走行する。そして作業部95は、玉揚動作が行われる作
業空間Bである走行台車13の走行方向中央に配置さ
れ、駆動部96はその走行方向Aの一方の側部Cに配置
されている。また走行台車13の他方の側部Dには、駆
動部96の起動などを制御するための電気部品で構成さ
れた制御部97が配置されている。作業部95は、玉揚
を実施するための部材で構成され、構成部材には給油を
必要とする部材が含まれていない。駆動部96は、作業
部95の部材を駆動するための機械要素で構成され、給
油を必要とする部材が一括して収容されている。また、
作業部95は、走行台車13が各ワインディングユニッ
ト11位置で停止したときに、停止したワインディング
ユニット11のパッケージPの幅(軸方向長さ)より大
きな幅を有している。従って、駆動部96は、走行台車
13が各ワインディングユニット位置で停止したときに
は、パッケージPの上方(直上)から外れた位置とな
る。これら作業部95、駆動部96及び制御部97の詳
細な構成については、後述する。
【0007】まず自動ワインダの構成を説明する。図4
に示したように、ワインディングユニット11の上部に
は綾振ドラム8が設けられ、フィラーを経由した給糸ボ
ビンの糸Yをトラバースさせると共に、クレードル16
に支持されたパッケージP又は空のパッケージである紙
管12に摩擦接触してこれを回転駆動させ、糸Yを所定
形状のパッケージPに巻き取るようになっている。クレ
ードル16は、綾振ドラム8のユニット背面側R近傍に
設けられ、テーパー状の紙管12の一端(小径側)を支
持する固定アーム19と、紙管12の他端(大径側)を
支持する係脱方向に開閉自在の可動アーム21とで構成
されている。各アーム19,21の先端には、紙管12
の各端部に係合するベアリングセンター20が設けられ
ている。そしてこれらアーム19,21の基端が、ワイ
ンディングユニット11の上部背面側に配置された支軸
22に取り付けられている。可動アーム21は、支軸2
2から適宜屈折して延びた基部21aと、基部21aに
開閉軸23を介して連結された可動部21bとで成る。
そして可動部21bの側端にはクレードルハンドル24
が一体的に取り付けられている。クレードルハンドル2
4は、そのハンドル部24aがユニット前面側Fに延出
され、前方に向かうに従って緩やかに拡径する細長い円
錐状に形成されている。すなわちパッケージ糸層の多少
にかかわらずハンドル操作が容易にできるようになって
いる。支軸22にはユニット前面側Fに且つ下方に延び
たレバー73が取り付けられ、その先端にエアシリンダ
ー25が連結されている。エアシリンダー25は、一対
のエア給排口26,27を有したシリンダー28と、シ
リンダー28内のピストン29に連結されたピストンロ
ッド30とで構成されている。そしてピストンロッド3
0の先端がピン31を介してレバー73に軸支されてい
ると共に、シリンダー28の基端は支軸22と平行な軸
32により揺動自在に支持されている。すなわちエア給
排口26,27に備えられた電磁バルブ(図示せず)の
動作により、ピストン29により仕切られた上下シリン
ダ室にそれぞれエアを給排させることで、ピストンロッ
ド30を進退させ、レバー73を適宜揺動させるように
なっている。このエア給排制御によって、クレードル1
6を、パッケージPが綾振ドラム8に対して接触する下
降状態、綾振ドラム8から離れて略直立するまで展開し
た上昇状態に保持すると共に、エアダンパとして綾振ド
ラム8に対する接圧を調節できるようになっている。な
おクレードル16は、図示省略したばねによって綾振ド
ラム8にパッケージPが接触する方向に付勢されてい
る。
【0008】このほかワインディングユニット11に
は、その背面側Rにおいてユニット並設方向(A)に延
びたパッケージコンベア33が設けられ、クレードル1
6の位置との間に適宜傾斜したガイドプレート34が掛
け渡されている。またワインディングユニット11の背
面側Rには適宜屈折しつつ上方に起立されたピラー35
が設けられている。ピラー35の上部には並設方向
(A)に延びた上下一対の走行用レール36,37が取
り付けられている。このうち上レール36は、断面コ字
状に形成され、下方に開口した状態でピラー前面に取り
付けられている。また下レール37は、断面矩形を呈し
てユニット前面側Fに突出され、その前端面が上レール
36の前端に揃えられている。
【0009】次に、玉揚装置の作業部95は、パッケー
ジPと綾振ドラム8との間の糸Yを拾う糸取手段14
と、糸取手段14によって拾われた糸Yをカットすると
共に給糸側の糸(下糸)Yを保持するクランプカッター
15と、クレードル16を適宜開閉させるためのクレー
ドルオープナー17とで構成され、各動作に最適な位置
にそれぞれ配置されている。またこの他の作業部95と
して、紙管12をクレードル16に供給するための紙管
供給手段18を構成するストッカー押動レバー78が設
けられている。そして駆動部96は、図1及び図2に示
したように、駆動源となるカム軸モーター63の出力軸
に連結されて走行方向Aに延びたカム軸64と、カム軸
64に取り付けられた三枚のカム98,99,100 及び
一組のカム65,66と、これらカム98,99,100
,65,66と作業部96の各構成部材(78,1
5,17,14)とを適宜結ぶ駆動伝達機構57a,5
7b,57c,57dとで構成されている。各カム9
8,99,100 ,65,66は、カム軸64が一回転す
ることで所定の玉揚動作が完了するように形成されてお
り、駆動伝達機構57a…57dは、レバー、ギヤ、ス
プリングなどで構成され、カム駆動力をそれぞれの玉揚
動作となる回転(揺動)運動に変換するようになってい
る。
【0010】走行台車13の両側部C,Dは、密閉した
ハウジングである側部フレーム38a,38bにて形成
され、これら側部フレーム38a,38bの上面、背面
及び前面が板で連結されてボックス上に一体化されてい
る。そして側部フレーム38a,38b間のスペースが
作業空間Bとなっており、正面視で右側(一方側C)の
側部フレーム38aに駆動部96が、左側(他方側D)
の側部フレーム38bに制御部97がそれぞれ収容され
ている。右側の側部フレーム38bは、走行台車13が
玉揚を行うワインディングユニット11に対峙したとき
に、そのパッケージPから走行方向Aに適宜間隔だけ離
れるように形成されている。また各側部フレーム38
a,38bは、側面(走行方向A)から見て下向きの略
L字状を呈し、ワインディングユニット11の上方に位
置する水平部分13aと、ワインディングユニット11
の前面に揃うように垂下する垂直部分13bと、これら
の間の傾斜部分13cとで構成されている。水平部分1
3aのユニット背面側Rの上方には、上下方向の軸回り
に回転自在の一対の車輪39が設けられ、その間に上レ
ール36のフランジを挟むようになっている。この車輪
39は、走行方向Aに間隔を隔てて二組配置されてい
る。またユニット背面側Rの下方には、下レール37の
上面に係合し水平方向の軸回りに回転自在な車輪40が
設けられ、走行台車13の背面側に配設された走行用モ
ーター41にスプロケット42及びチェーン43で連結
されている。またこの車輪40の近傍には、上下方向の
軸回りに回転自在のガイド車輪44が設けられ、下レー
ル37の前面に係合するようになっている。すなわち走
行台車13は、これら車輪39,40,44を介して走
行用レール36,37に支持されている。そして走行台
車13の全体の大きさは、走行用レール36,37に支
持された状態で、垂直部分13bの下端がワインディン
グユニット11の上方に適宜隔てられる程度に形成され
ている。
【0011】次に、作業部95の各構成部材を説明す
る。図5及び図6にも示すように、糸取手段14は、側
部フレーム38bの垂直部分13bの下端に設けられた
軸体45によって揺動自在に支持されたガイドアーム4
6と、ガイドアーム46の揺動端に設けられたガイドワ
イヤー47とで構成されている。軸体45はカム軸64
と平行に延び、同軸のスリーブ48の内部に回転自在に
保持されている。スリーブ48は、作業空間Aに面した
側部フレーム38bの内側板120 に片持ちされている。
軸体45の先端は、作業空間Bの略中央まで延出されて
いる。ガイドアーム46は、上側が開口した断面コ字状
のフレームとして形成され、その基端が軸体45の先端
に固定されて、これと直角な方向に、略ユニット背面側
Rに延出されている。そして軸体45の回転により、斜
め上方に向く格納位置(図4の状態)から斜め下方に向
く下降位置(図5の状態)までの範囲で、上下方向に揺
動するようになっている。ガイドワイヤー47は、先端
が鉤状に曲げられた所定長さの細いロッドとして形成さ
れ、基端に揺動用モーター49の出力軸が連結されてい
る。揺動用モーター49は、断面コ字状のブラケット5
0のウエブに固定されている。このブラケット50は、
そのフランジが取付軸51によってガイドアーム46の
先端に軸支されている。すなわちガイドワイヤー47
は、ガイドアーム46の揺動により基端の高さが位置決
めされると共に、揺動用モーター49の駆動によって取
付軸51と直交する方向の軸52回りに揺動するように
なっている。
【0012】一方軸体45の軸心位置にはシャフト53
が設けられ、相対回転自在となっている。そしてガイド
アーム46の内部には、長手方向両端に配置された一対
のスプロケット54,55と、これに噛み合うように巻
回された無端チェーン56とが設けられている。アーム
基端側のスプロケット54にはシャフト53の先端が取
り付けられ、アーム先端側のスプロケット55には取付
軸51が連結されている。すなわちシャフト53の回転
がスプロケット54,55及び無端チェーン56を介し
てブラケット50に伝達されることで、ガイドワイヤー
47が取付軸51を中心に展開し、ガイドアーム46に
略重なる折り畳み状態(図4参照)と、ガイドアーム4
6の先端から直線状に伸展する延出状態(図5参照)と
に保持されるようになっている。そしてガイドアーム4
6が下降しガイドワイヤー47が伸展した状態にあって
は、図5に示したように揺動用モーター49の軸(5
2)がパッケージPへ向くように位置される。すなわち
ガイドワイヤー47は、パッケージPと綾振ドラム8と
の間の糸Yを横断して左右移動(綾振ドラム8の軸方向
に移動)するようになっている。
【0013】そして図6に示したように、軸体45及び
シャフト53の基端は側部フレーム38b内に延出さ
れ、これに駆動伝達機構57dが連結されている。この
駆動伝達機構57dは、軸体45及びシャフト53の基
端にそれぞれ取り付けられたギヤ58,59と、これら
ギヤ58,59にそれぞれ噛合する円弧状の歯部60を
有した一対のセグメントギヤ61,62と、カム軸64
に取り付けられた一対のカム65,66に係合してそれ
ぞれ適宜揺動する二本のカムレバー67,68と、カム
レバー67,68の揺動端とセグメントギヤ61,62
の基端部とをそれぞれ適宜連結する二本のロッド69,
70とで構成されている。カム軸モーター63は、走行
台車13の水平部分13aに設けられ、フランジにより
側部フレーム38bの内側板120 に取り付けられてい
る。またカム65,66は、カム軸64の最も先端側に
設けられ、その駆動伝達機構57dが側部フレーム38
bの外側板121 に沿って略直線状に連なるようにしてい
る。そしてカム軸モーター63が回転すると、それぞれ
のカム65,66が回転し、この回転によりカムレバー
67,68、ロッド69,70、及びセグメントギヤ6
1,62がそれぞれ揺動することで、ギヤ58,59を
介して軸体45及びシャフト53が回転駆動されて、ガ
イドアーム46の揺動とガイドワイヤー47の屈伸とが
連携して行われるようになっている。
【0014】なお糸取手段14は、図10及び図11に
示すように、クランプカッター15によって保持された
糸Yを適宜案内して、紙管12とクレードル16のベア
リングセンター20との間に挟持させるようになってい
る。また図13及び図15に示すように、新しい紙管1
2に掛けられた糸Yの糸道を所定位置に保持して、綾振
ドラム8の駆動と協動して紙管12にバンチ巻きを施す
ようになっている。
【0015】次にクランプカッター15は、水平部分1
3aから略下方に延びたカッターアーム71の先端に設
けられている。カッターアーム71の基端にはカム軸6
4と平行に延びた駆動軸72が取り付けられ、内側板12
0 に回動自在に支持されている。そして駆動伝達機構5
7bによって当該カム99からの駆動力が伝達されて、
所定のタイミングで揺動するようになっている。すなわ
ち図7乃至図9に示すように、ユニット前面側Fに揺動
した位置において、ガイドワイヤー47に引っ掛けられ
た糸Yを切断すると同時に給糸側の糸Yを把持した後、
図10乃至図12に示すように、ユニット背面側Rへと
前進することで、把持した糸Yを上昇したクレードル1
6のベアリングセンター20まで延ばすようになってい
る。
【0016】またクレードルオープナー17は、略三角
形を呈してクレードルハンドル24に係合する係合板7
4で成り、その三角形頂点から同一平面上でアーム状に
延出した基端部75が、ガイドアーム46の軸体45の
近傍に並設された回動軸76に支持されている。すなわ
ち回動軸76は側部フレーム38b内に延出されてお
り、駆動伝達機構57aによって当該カム98からの駆
動力が伝達されることで、クレードル16の開閉を行う
ようになっている。この開閉動作は、図8及び図9に示
すように、走行台車13の垂直部分13bに位置された
状態の待機位置から下方に旋回し、係合板74が回動軸
76に設けられた中間レバー(図示せず)の動作により
適宜展開して、クレードルハンドル24に当接すること
で可動アーム21を開き、糸Yが切断されたパッケージ
Pをパッケージコンベア33上に転出させるものであ
る。また図12に示すように、新しい紙管12を供給す
る際に上方に旋回移動して、この位置で可動アーム21
を開閉動作させることで、紙管12及び糸Yをクレード
ル16に把持させるようになっている。
【0017】次に紙管供給手段18は、紙管12を複数
本(図示例にあっては四本)保持するストッカー77
と、ストッカー77を適宜押動するストッカー押動レバ
ー78と、ストッカー77上の紙管12に適宜係合する
紙管押えロッド79とで構成されている。図14に示す
ように、ストッカー77は、紙管12の長さに相当する
幅を有した略長方形の底板80と、底板80の一側に着
脱自在に取り付けられた側板81と、この側板81に対
して長手方向に摺動自在に設けられたスライド板82と
で構成されている。底板80は、先端が紙管12の周面
に沿うような円弧状に折り曲げられている。この先端折
曲部80aは、若干下降傾斜した待機状態では、紙管1
2が脱落しないような形状となっていると共に、図13
に示すように略垂下してクレードル16に紙管12を渡
す際は、クレードル16の下降揺動に干渉しない形状と
なっている。また底板80の幅方向他側は直角に折り曲
げられて側板81に対向し、これらの間で紙管12を整
列させるようになっている。なおこの折り曲げ側部80
b及び側板81は、先端折曲部80aから紙管一本分に
相当する間隔で隔てられている。底板80の基端は、ピ
ラー35に支持されたシャフト83に回動自在に支持さ
れている。底板80とシャフト83との支持構造として
は、図4に示したようにシャフト83が底板80の表面
側に位置するように構成してもよいし、図14に示した
ように裏面側にブラケット84を介して支持させるよう
にしてもよい。またシャフト83にはねじりスプリング
(図示せず)が備えられ、底板80を上方に付勢すると
共に、先端側が僅かに下がった待機状態に維持してい
る。さらにシャフト83には略三角形のストッパ85が
取り付けられ、その側端面に底板80の裏面を当接させ
ることで、下降回動の範囲を規制している。
【0018】ストッカー77の側板81は、横断面L字
状に形成され、その下面81aがボルト86にて底板8
0の表面側端に取り付けられている。スライド板82
は、側板81の立ち上がり面81bの外側に重ね合わさ
れ、長手方向に延びた一対の長穴87が所定の間隔を隔
てて形成されている。この長穴87には側板81から外
方に突出したピン88が遊嵌するようになっている。そ
してストッカー77が若干下降傾斜した待機状態では、
スライド板82が側板81よりも延出した状態となっ
て、最も先端側に位置した紙管12aの一端(大径側)
に係合し、ストッカー77における紙管保持(待機状
態)を維持するようになっている。またスライド板82
の外側面には断面コ字状のブラケット89が取り付けら
れ、ストッカー押動レバー78を受ける受部を区画して
いる。
【0019】そのストッカー押動レバー78は、略直角
に屈折した板状の部材で成り、先端には受部に嵌着する
ローラ部90が設けられていると共に、基端はシャフト
83の上方に所定の間隔を隔てて並設された支軸91に
取り付けられている。この支軸91は内側板100 に軸支
されており、その基端が側部フレーム38b内に延出さ
れて、駆動伝達機構57cによって当該カム100 の駆動
力が伝達されて適宜回転するようになっている。すなわ
ちストッカー押動レバー78は、図12に示したよう
に、下方へ揺動することによって底板80を押して、こ
れを垂直近くまで傾斜位置させるようになっている。こ
の下降状態においては、先頭の紙管12aが、略起立し
た状態のクレードル16のベアリングセンター20と同
軸に位置されることになる。またスライド板82は、ス
トッカー押動レバー78に拘束されているので、底板8
0と一体で下降するのを阻まれ、側板81に対して後退
するように移動し、図14(b)に示したように、紙管
12aの一端側を開放して、クレードル16のベアリン
グセンター20との嵌合を許容するようになっている。
【0020】紙管押えロッド79は、基端部がシャフト
91にブラケット92を介して支持されていると共に、
先端部91aは自由端となって直角に折り曲げられてい
る。そして待機状態にあっては、ストッカー押動レバー
78の屈折位置に取り付けられたピン93によって中央
部が支えられており、ストッカー押動レバー78が下降
すると、これに伴って自重により下降する途中で、先頭
の紙管12aの周面上端の部分に先端部91aが当接し
て押さえるようになっている。またさらに下降してクレ
ードル16への紙管受け渡し位置にくると、ストッカー
77との移動軌跡のずれにより、先端部91aが相対的
に基端側に移行し、図15にも示すように、先頭の紙管
12aとその次に位置している二番目の紙管12bとの
間に入って、二番目以降の紙管12の落下を押さえるよ
うになっている。なお先頭の紙管12aをクレードル1
6に渡した後は、図16に示すように、ストッカー押動
レバー78が上昇することで紙管押えロッド79も走行
台車13の水平部分13aに位置され、他方ストッカー
77はねじりスプリングの付勢力により水平に近い待機
状態に復帰されるようになっている。
【0021】このほか図3に示したように、下レール3
7には各ワインディングユニット11毎にその満管を知
らせるための投光センサー101 が設けられ、走行台車1
3の水平部分13aの背面に設けられたブラケット94
にその信号を受ける受光センサー102 が設けられてい
る。またこの受光センサー102 の下方近傍には玉揚げ開
始を知らせるための投光センサー103 が設けられ、下レ
ール37にはこの信号を受けるための受光センサー104
が取り付けられている。さらに下レール37には、その
走行方向A端部近傍にマグネット110 が設けられ、走行
台車13のブラケット94に設けられたリードスイッチ
111 がこれに反応して走行が停止され、方向を切り替え
て再び走行することを繰り返すようになっている。
【0022】そして制御部97には、インデックスプレ
ート105 を動作させるためのインデックスINソレノイ
ド106 と、その動作を確認するインデックスIN確認セ
ンサー107 とが設けられ、それぞれの近傍にはインデッ
クスOUTソレノイド108 及びインデックスOUT確認
センサー109 が設けられている。また側部フレーム傾斜
部分13cには、ユニット背面側Rにパッケージ等の障
害物の有無を検出する後方パッケージ感知センサー112
が設けられており、障害物を感知すると満管になったワ
インディングユニット11を感知して停止しても玉揚げ
動作をせずにバイパスして走行を始めるようになってい
る。さらに両側部フレーム38には人体感知センサー11
3 が設けられ、障害物を感知すると走行を停止して、障
害物が無い方へ走行するようになっている。すなわち制
御部97には走行用モーター41及びカム軸モーター6
3に作動信号を出す制御盤(図示せず)が設けられてお
り、前記したセンサー類からの信号に基づいて走行の減
速、停止、逆進などを行わせると共に、カム軸モーター
63の起動或いは停止を行わせるようになっている。そ
してカム軸64には図示しない原点カム、クレードル上
昇・下降信号及びドラムスタート信号カム、パッケージ
ブレーキタイミングカム、揺動用モーター49の動作タ
イミングカム、回転方向支持カムが設けられており、こ
れらカムによって制御盤がワインディングユニット11
に作動信号を出し、玉揚げ動作に相応させた所定のタイ
ミングでクレードル16の上昇・下降、パッケージブレ
ーキのON/OFF、綾振ドラム8のドラムスタート等
を行わせるようになっている。
【0023】次に、この玉揚装置によって自動ワインダ
の玉揚げを行う際の動作を説明する。巻取中のワインデ
ィングユニット11においてパッケージPが満巻になる
と、ノッティング動作が開始されると共に、これが成功
するとノッティング動作が停止されて、下レール37の
投光センサー101 が動作し、満管指令が発せられる。走
行中又は停止中の走行台車13が移動してきてその受光
センサー102 がこれを感知すると、制御盤が走行用モー
ター41を高速から低速に切り替えると同時に、インデ
ックスINソレノイド106 を起動させる。走行台車13
が低速で移動し、ユニット定位置まで移動すると、イン
デックスプレート105 がインデックスピン(図示せず)
にはまり込み、インデックスIN確認センサー107 が働
いて走行用モーター41は完全に停止する。なお制御盤
は、インデックスIN確認センサー107 が作動するとイ
ンデックスINソレノイド106 への通電を止める。
【0024】走行台車13が所定位置に停止すると、そ
のワインディングユニット11に対して玉揚動作を開始
する。すなわちインデックスIN確認センサー107 が入
ると、制御盤からの作動信号によりカム軸モーター63
が駆動され、カム軸64が回転し始める。そして制御盤
の玉揚開始の作動信号が、走行台車13側の投光センサ
ー103 から下レール37の受光センサー104 を経てワイ
ンディングユニット11へ伝達されることで、エアシリ
ンダー25の電磁バルブが動作し、図5に示したよう
に、上エア給排口26からエアを排出することによって
ピストンロッド30を上方に伸長させる。これでレバー
73が図中時計回りに回転し、クレードル16が上昇し
て、満管のパッケージPを綾振ドラム8から離す。この
ときパッケージブレーキも同時に作動させ、パッケージ
Pの回転を止めて糸Yの弛みを防ぐ。このパッケージブ
レーキは、ベアリングセンター20を図示省略したエア
シリンダによって紙管側に付勢することにより行われ
る。このパッケージPのリフト時において、糸取手段1
4の揺動用モーター49が起動され、ガイドワイヤー4
7を一旦、図5(b)において実線にて示した左方向に
移動させる。そしてガイドアーム46を下降させて、パ
ッケージPと綾振ドラム8との間の糸Yを拾いにゆく。
すなわちガイドアーム46が下降した後、ガイドワイヤ
ー47を右方向に揺動させて糸Yを引っ掛ける。
【0025】次に図7に示したように、ガイドワイヤー
47が糸Yを取ったならガイドアーム46は上昇して、
その糸Yを持ち上げ、若干ユニット背面側Rへ前進した
クランプカッター15の近くへ持っていく。このときエ
アシリンダー25の上エア給排口26にエアを供給する
ことでピストンロッド30を縮退させ、上昇していたク
レードル16を少し、或いは綾振りドラム8に接触する
ような位置まで下げ、パッケージPをガイドプレート3
4上に静かに転がすことができるようにする。この状態
で、図8に示したように、クランプカッター15は閉じ
て、ガイドワイヤー47が持ち上げてきた糸Yをカット
すると共に、下糸(給糸側の糸)を把持する。次にクレ
ードルオープナー17が下降し、その開動作により係合
板74がクレードルハンドル24に係合して可動アーム
21を倒す。これでクレードル16が開き、図9に示し
たように、パッケージPがベアリングセンター20より
外れ、自重によってガイドプレート34上を転がり、パ
ッケージコンベア33上に置かれる。このパッケージP
は、パッケージコンベア33によって自動ワインダの機
台端まで搬出される。
【0026】次に図10に示したように、クレードルオ
ープナー17を戻してクレードル16を閉じると、クレ
ードル16はさらに下降して綾振ドラム8に接触する位
置まで下がる。そしてクランプカッター15は、糸Yを
クランプしたままユニット背面側Rに前進する。クラン
プカッター15が移動する前に、ガイドアーム46は若
干下降して、ガイドワイヤー47が糸Yを引っ掛けたま
まの状態でクランプカッター15の下方まで下降して糸
Yを案内し、紙管12とベアリングセンター20との間
に、糸端が挟まれやすい状態にする。そして図11に示
すように、クレードル16のベアリングセンター20に
新しい紙管12を装着させるために、クレードル16を
上昇させる。このときクレードルオープナー17もクレ
ードルハンドル24が掛かる位置まで上昇し、クレード
ル16を開ける。
【0027】次に図12に示したように、ストッカー押
動レバー78が下降して、ストッカー77を押し下げて
クレードル16へと紙管12を持っていく。このとき紙
管押えロッド79も同時に下降して、先頭の紙管12a
のみをクレードル16に把持させるように区分けする。
ストッカー77が下降して紙管12aがベアリングセン
ター20と同軸に位置されると、クレードルオープナー
17が戻って可動アーム21を閉じさせ、その紙管12
aをチャックする。このチャックと同時に、紙管12a
とベアリングセンター20との間で糸Yを挟む。クレー
ドル13に糸Yが保持されたなら、クランプカッター1
5は開いて糸端を離す。このときパッケージブレーキを
効かせて、確実にベアリングセンター20で紙管12a
と糸端を挟むようにする。
【0028】紙管12aがクレードル16に装着された
なら、図13に示したように、クレードル16を下降さ
せ、チャックした紙管12aをストッカー77の先端側
から離脱させる。また紙管押えロッド79は、二番目以
降の紙管12が落下するのを押さえる。このクレードル
16の下降に伴い、ガイドワイヤー47は、糸Yが弛ま
ないように、糸Yを引っ掛けたまま上昇し、その糸道を
クレードル16のベアリングセンター20に取り付けら
れたバンチガイド(図示せず)に沿わせる。クレードル
16が下降して綾振ドラム8に紙管12aが接触するま
でに、制御盤からの作動信号でワインディングユニット
11のドラムモータ(図示せず)が回転し始める。そし
て紙管12aが綾振ドラム8に接触すると、ガイドワイ
ヤー47により適宜な張力が付与された糸Yが紙管端部
に巻き付けられてバンチ巻きが行われる。そして図15
に示したように、ガイドワイヤー47はバンチ巻きの進
行に伴って下降して行く。バンチ巻きが終了すると、ガ
イドワイヤー47は下がりながら左回転し、引っ掛けて
いた糸Yを外すと上昇して、糸Yの本巻きが開始され
る。本巻きが開始されると、図16に示すように、スト
ッカー押動レバー78の上昇によりストッカー77が原
位置に復帰すると共に、クランプカッター15、クレー
ドルオープナー17、及びガイドアーム46、ガイドワ
イヤー47がそれぞれ原位置に復帰して走行台車13内
に収容された状態になる。
【0029】カム軸64が一回転して停止すると、玉揚
げ動作は終了となり、IN状態であったインデックスO
UTソレノイド108 がONして、インデックスプレート
105がインデックスピンより外れ、インデックスOUT
確認センサー109 がONして、再び走行用モーター41
による走行台車13の走行が開始される。
【0030】このように、玉揚を行う作業部95を走行
台車13の中央の作業空間Bに配置し、その駆動部96
を側部Cに配置したので、駆動部96の潤滑用のオイル
がパッケージPやその排出通路であるガイドプレート3
4及びパッケージコンベア33上に垂れることがなく、
パッケージPのよごれを防止することができる。そして
駆動部96を密閉状の側部フレーム38bに収納したの
で、駆動部96に風綿が付着するのを防止することがで
き、その駆動作用に悪影響を及ぼすことがなく、メンテ
ナンスを頻繁に行う必要がなくなる。また駆動部96を
一方にまとめて設置したので、カム軸64及び作業部9
5の軸(45,72,76,91)は、内側板120 にそ
の長手方向略中央が支持された構造となって、必要最少
限の短いものにすることができ、作業台車13のコンパ
クト化、軽量化に貢献でき、玉揚装置の走行速度アップ
が達成される。さらに電気関係の制御部97を他方の側
部フレーム38aにまとめて収納したので、配線の煩雑
化を防ぎ、支持部品等の共通化などによって部品点数の
削減ができる。そして駆動部96を一方の側部Cに、制
御部97を他方の側部Dにそれぞれ一括して設けたの
で、機械要素(駆動部96)と電気部品(制御部97)
とが分離され、保全作業や調整作業等を容易に行うこと
ができる。
【0031】またこの実施の形態においては、糸取手段
14として、玉揚げされるパッケージPにつながってい
る糸YをパッケージPと綾振ドラム8との間で拾うよう
に構成したので、給糸の残量にかかわらず確実に糸拾い
を行うことができ、玉揚げのミスを防止することができ
る。また図15及び図16に示した従来の玉揚装置で
は、糸を拾い上げるときに、端面落ち等を防止するため
に綾振りドラム8の糸入り側に設けた糸ガイドGに糸が
引掛かる等といった問題があったが、本装置ではそのよ
うな問題がない。そしてこの玉揚装置は、一つの給糸ボ
ビン(パッケージ形状を含む)の糸を一つの巻き取りパ
ッケージに巻き返す場合において特に有用である。すな
わちこの種のワインディングにおいては、定長の巻取が
終了すると給糸も交換となるので、図15及び図16に
示したトラバースにより糸拾いを行う玉揚装置では、そ
の糸拾い動作によって異品種の糸がパッケージPに多量
に巻き付けられてしまうことになる。このため従来は、
巻き付けられた異品種の糸を後工程で外すという手間が
必要であったが、この実施の形態の玉揚装置によれば、
パッケージPに糸が余計に巻き付かれることはなく、後
工程を簡略化することができる。また糸道を横断する方
向に揺動するガイドワイヤー47を設けたので、簡単な
構成にて、容易に且つ確実に糸Yを引っ掛けて捕捉する
ことができ、玉揚げ処理の時間短縮が達成される。さら
にこのガイドワイヤー47により、紙管12の端部に糸
Yを案内してバンチ巻きを施すようにしたので、バンチ
巻きのための糸ガイド手段が不要になる。そしてこのと
きの紙管12の回転を綾振ドラム8にて行うようにした
ので、駆動ローラなど別個の紙管回転機構は必要としな
い。 また紙管供給手段18として、ストッカー押動レ
バー78の駆動によりクレードル16の位置まで下降す
るストッカー77と、ストッカー77上の紙管12を押
さえて先頭の紙管12aだけベアリングセンター20に
供給する紙管押えロッド79とを設けたので、紙管12
を掴んでクレードル16に供給する従来の機構は不要に
なり、構成を簡略化することができると共に、テーパー
角度の異なる紙管12に広く対応でき、極めて汎用性に
富む玉揚装置とすることができる。
【0032】このほか、台車走行のための走行用レール
36,37を上下二本としたので、左右の振動に対して
強い構造となり、走行用レール36,37を軽量化する
ことができる。そしてユニット満管信号は従来のグリー
ンランプで行わず、レール上に設けた光電センサー(10
1 ,104 )にて信号の受渡しを行うようにしたので、走
行中の満管ユニットの感知を速くすることで低速領域を
長くとることができ、通常の走行スピードを速くするこ
とができる。
【0033】なおこの実施の形態においてはストッカー
77をピラー35(ユニット側)に設けるようにした
が、走行台車13に設けるようにしてもよい。また糸取
手段14の駆動機構等は図示例に限るものではなく、ガ
イドアーム46及びガイドワイヤー47を適宜駆動させ
るものであればどのような構成であってもよい。また本
発明に適用される給糸ボビンは、精紡ボビンのみではな
く、チーズやコーン形状に巻かれたパッケージ等も含む
ものである。
【0034】
【発明の効果】以上要するに請求項1の発明によれば、
駆動部からの油垂れによるパッケージのよごれを防止で
きるという優れた効果を発揮する。また請求項2の発明
によれば、駆動部に風綿が付着するのを防止することが
できる。そして請求項3の発明によれば、機械要素と電
気部品とが分離され、それぞれ一括して設けられている
ため、保全作業や調整作業等が行いやすい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかわる玉揚装置の実施の形態を示し
た平面図である。
【図2】図1の正面図である。
【図3】図1の斜視図である。
【図4】図1の側面図である。
【図5】図1の糸取手段の動作を説明するための図であ
り、(a)は要部側面図、(b)は要部正面図である。
【図6】図1の糸取手段を示した斜視図である。
【図7】図1の糸取手段及びクランプカッターの動作を
説明するための側面図である。
【図8】図1のクランプカッター及びクレードルオープ
ナーの動作を説明するための側面図である。
【図9】図1のクランプカッター及びクレードルオープ
ナーの他の動作を説明するための側面図である。
【図10】図1の糸取手段及びクランプカッターの他の
動作を説明するための側面図である。
【図11】図1のクレードルオープナー及びクランプカ
ッターの他の動作を説明するための側面図である。
【図12】図4の紙管供給手段の動作を説明するための
側面図である。
【図13】図4の糸取手段及び紙管供給手段の他の動作
を説明するための側面図である。
【図14】図4の紙管供給手段を示した斜視図である。
【図15】図1の糸取手段の他の動作を説明するための
側面図である。
【図16】図1の玉揚げ動作終了時の状態を示した側面
図である。
【図17】従来の玉揚装置を示した側面図である。
【図18】図17の要部正面図である。
【符号の説明】
13 走行台車 14 糸取手段 15 クランプカッター 16 クレードル 17 クレードルオープナー 18 紙管供給手段 38a,38b 側部フレーム(区画部材) 57a,57b,57c,57d 駆動伝達機構 63 カム軸モーター 64 カム軸 65,66,98,99,100 カム 95 作業部 96 駆動部 97 制御部 P パッケージ Y 糸 A 走行方向 B 作業空間 C 一方の側部 D 他方の側部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 玉揚を行う作業部と該作業部を駆動させ
    る駆動部とを有した玉揚装置において、上記作業部を玉
    揚動作がなされる作業空間に配置し、上記駆動部を上記
    作業空間の側部に配置したことを特徴とする玉揚装置。
  2. 【請求項2】 上記駆動部を囲う区画部材を設けたこと
    を特徴とする請求項1記載の玉揚装置。
  3. 【請求項3】 上記駆動部を作業空間の一方の側部に配
    設し、他方の側部に制御部を配設したことを特徴とする
    請求項1又は2に記載の玉揚装置。
JP15843896A 1996-06-19 1996-06-19 玉揚装置 Pending JPH108334A (ja)

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JP15843896A JPH108334A (ja) 1996-06-19 1996-06-19 玉揚装置

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ID=15671778

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2019012852A1 (ja) * 2017-07-12 2019-01-17 村田機械株式会社 糸巻取装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2019012852A1 (ja) * 2017-07-12 2019-01-17 村田機械株式会社 糸巻取装置

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