JPH1081245A - 舵取りリンク装置 - Google Patents

舵取りリンク装置

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Publication number
JPH1081245A
JPH1081245A JP26142096A JP26142096A JPH1081245A JP H1081245 A JPH1081245 A JP H1081245A JP 26142096 A JP26142096 A JP 26142096A JP 26142096 A JP26142096 A JP 26142096A JP H1081245 A JPH1081245 A JP H1081245A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rack
lock washer
ball joint
tie rod
link device
Prior art date
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Pending
Application number
JP26142096A
Other languages
English (en)
Inventor
Shigeru Otsuka
茂 大塚
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Jidosha Kiki Co Ltd
Original Assignee
Jidosha Kiki Co Ltd
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Publication date
Application filed by Jidosha Kiki Co Ltd filed Critical Jidosha Kiki Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】ラック2とタイロッド8のボールジョイント4
との組み付けの作業性を向上させる。 【解決手段】ラック2の両端に、ボールジョイント4を
介してタイロッド8が連結されて一体的に往復動する。
ラック2の端面2bとボールジョイント4の端面6aと
の間にロックワッシャ10が介装されている。ロックワ
ッシャ10は、中心にボールジョイント4の雄ねじ6a
が挿通される円孔10aと、この円孔10aの縁部に一
対の係合爪10bが形成されている。一方、ラック2の
端面2bには半径方向のスリット2cが形成され、この
スリット2c内に前記係合爪10bが係合して回り止め
を行なう。さらに、ロックワッシャ10には、前記係合
爪10bからほぼ45度だけ位相をずらして一対の芯出
し用ガイド爪10cが形成されており、これらガイド爪
10cがラック2の外面に当接してロックワッシャ10
が移動することを防止している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ラックピニオン式
ステアリング装置の舵取りリンク装置に係り、特に、ラ
ックとタイロッドのボールジョイントとの間にロックワ
ッシャを介装して回り止めを行なうようにした舵取りリ
ンク装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、ラックピニオン式ステアリング
装置は、舵取ハンドルの操作により回転されるピニオン
を、ステアリングボディ内に進退動自在に支持されたラ
ックのラック歯に噛合わせ、ピニオンの回転に応じてラ
ックをその軸線方向に進退動させるようになっており、
このラックの移動を、ラックの両端に連結されたタイロ
ッド等の舵取りリンク装置を介して操向車輪に伝えるこ
とによりこの操向車輪の方向転換をするようになってい
る。
【0003】前記ラックとタイロッドとは、タイロッド
の端部に設けられたボールジョイントを介して連結され
ている。これら両者の連結部の構造を簡単に説明する
と、ラックの端部が筒状になりその内面に雌ねじが形成
され、一方、タイロッドの端部に設けられたボールジョ
イントのソケットには雄ねじが形成されており、このソ
ケットの雄ねじをラック端部の雌ねじに螺合することに
よりラックとタイロッドとを連結している。そして、こ
れらラックとボールジョイントとの弛み止めを行なうた
めに、両者間にロックワッシャを介装している。
【0004】このロックワッシャは、図6に示すよう
に、円形のプレート100の中央部に前記ボールジョイ
ントの雄ねじを挿通する円孔100aが形成されるとと
もに、この円孔100aの周縁の対称位置に一対の係合
爪100bが形成されている。一方、ラック102の端
面102aには、前記係合爪100bが嵌入可能な半径
方向のスリット102bが形成されている。
【0005】前記形状のロックワッシャ100を介在さ
せて、ラック102とタイロッドのボールジョイント
(図示せず)とを組み付ける場合には、先ず、ロックワ
ッシャ100の円孔100aにボールジョイントの雄ね
じを貫通させておき、この雄ねじをラック102の雌ね
じ102cに徐々に螺合していく。ロックワッシャ10
0の前記係合爪100bがラック102の端面102a
に当たる直前で、ラック102のスリット102bとこ
のロックワッシャ100の係合爪100bとの位置合わ
せを行なうとともに、ロックワッシャ100の外径とボ
ールジョイントのソケットの外径との芯出し調整を行な
い、その後、タイロッドの締め付けを行なった後、ロッ
クワッシャ100の外周部2個所100cを、図示しな
いボールジョイントのソケットの外面に形成された平坦
面上に折曲げることにより、回り止めを行なうようにな
っていた。
【0006】前記のような従来の構成では、ロックワッ
シャ100の係合爪100bがラック102のスリット
102b内で径方向に移動可能になっているので、ラッ
ク102およびボールジョイントに対してロックワッシ
ャ100の同心性を保つことが困難であり、ラック10
2とタイロッドとの組み付け作業中にロックワッシャ1
00が移動して偏心した状態で固定されてしまう場合が
あった。このように、偏心した状態でロックワッシャ1
00が組み付けられてしまうと、ロックワッシャ100
のボールジョイント側への曲げ代が不足したり、係合爪
100bがラック102のスリット102bの側面に当
たらず充分な回り止めトルクが得られない等の問題があ
った。
【0007】そこで、前記問題点を解消するために、
「ロックワッシャの等配した外周縁の4個所に、ボール
ジョイント本体の外周部に嵌装されるような折曲げ片に
よるガイド部を設けた」ものが提案されている(実開平
4−127073号)。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】前記公報に記載された
従来の構成では、組み付け作業時に、ロックワッシャが
ラックおよびボールジョイントに対して移動してしまう
ことは防止できるが、ボールジョイントの雄ねじをラッ
クの雌ねじに挿入していく際に、ロックワッシャの係合
爪とラックの半径方向のスリットとの位置合わせを行な
う必要があり作業性が良くないという問題があった。ま
た、このように位置合わせが必要であるためタイロッド
の組み付け工程を自動化することは困難であった。さら
に、ロックワッシャの外周縁に、ボールジョイント本体
(ソケット)の外周に嵌装されるガイド部を設けている
ので、ロックワッシャの材料径が大きくなるためコスト
高であるという問題もあった。
【0009】本発明は上記欠点を除くためになされたも
ので、タイロッドの締め付け作業性を向上させるととも
に、タイロッドの組み立ての自動化を可能にし、しか
も、ロックワッシャのコストダウンを図ることができる
舵取りリンク装置を提供することを目的とするものであ
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明に係る舵取りリン
ク装置は、ラックの端部に形成した雌ねじに、タイロッ
ドのボールジョイント端部に設けた雄ねじを螺合してこ
れらラックとタイロッドとを連結するとともに、ラック
の端面とボールジョイントの端面との間に介在させたロ
ックワッシャに、ラック側を向いた係合部を形成し、こ
の係合部をラックに係合させて回り止めを行なうように
したものであって、さらに、前記ロックワッシャに、ラ
ックの端部外周に当接する複数のガイド爪を設けること
により、ロックワッシャがラックの軸線に直角な平面内
で移動することを規制するようにしたものである。
【0011】前記構成の舵取りリンク装置では、予めロ
ックワッシャの係合部をラックに係合させて回り止めを
行なうとともに、ロックワッシャのガイド爪をラックの
外周に当接させることによりロックワッシャの移動を規
制しているので、タイロッドをラックに螺合する際に
は、ロックワッシャの回転止めおよび芯出しのための位
置決めを行なう必要がない。
【0012】また、第2の発明に係る舵取りリンク装置
は、ラックの端面とボールジョイントの端面との間に介
在させたロックワッシャに、ラック側を向いた係合爪を
形成し、かつ、ラックの端面に半径方向のスリットを形
成し、前記係合爪をこのスリットに係合させて回り止め
を行なうようにしたものであって、さらに、前記ロック
ワッシャに、ラックの端部外周に当接する一対のガイド
爪を設け、かつ、これらのガイド爪を、前記係合爪に対
してほぼ60度の範囲内で円周方向に位相をずらして配
置したものである。
【0013】前記構成に係る舵取りリンク装置では、ラ
ックの半径方向のスリット内にロックワッシャの係合爪
を係合させてあるので、そのままではロックワッシャが
スリットの方向にだけ移動可能であるが、係合爪に加え
て一対のガイド爪を所定の範囲内に配置することによ
り、前記スリットの方向への移動も規制することができ
る。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、図面に示す実施例により本
発明を説明する。図1は本発明の一実施例に係る舵取り
リンク装置の要部の縦断面図であり、図示しないステア
リングボディ内に摺動自在に支持されたラック2の端部
に雌ねじ2aが形成され、この雌ねじ2a内に、ボール
ジョイント4のソケット6に形成された雄ねじ6bを螺
合することにより、前記ラック2と、端部にボールジョ
イント4が設けられているタイロッド8とを連結してい
る。これらラック2の端面2bとソケット6の端面6a
との間には、ロックワッシャ10が介装されて両者2,
6の回り止めを行なっている。
【0015】ラック2の端面2bには、前記図6に示す
ラック102と同様に、その軸心を通る半径方向のスリ
ット2cが形成されており、このスリット2c内に後に
説明するロックワッシャ10の係合爪10bが係合す
る。また、ボールジョイント4のソケット6には、ラッ
ク2側の端部の外面に2個所の平坦面6cが形成されて
おり、この平坦面6c上に、ロックワッシャ10の外周
縁部2個所がかしめられるようになっている。さらに、
ソケット6のラック2側の端面6aの軸心部に前記雄ね
じ6aが形成されている。
【0016】前記ラック2の端面2bとタイロッド8の
端部に設けられたボールジョイント4との間に介装され
るロックワッシャ10は、図2ないし図4に示すよう
に、円形のプレートから成り、その中央部に前記ボール
ジョイント4のソケット6に設けられた雄ねじ6aが挿
通される円孔10aが形成されている。そしてこの円孔
10aの周縁部の対称位置に、円形プレートの平面に対
してほぼ直角に折曲げられた2個の係合爪10bが形成
されている。さらに、これら一対の係合爪10bから4
5度位相をずらした位置に、この係合爪10bと同方
向、すなわちラック2の方向に向けて折曲げられた一対
の芯出し用のガイド爪10dが設けられている。これら
一対のガイド爪10cの向かい合う内面間の距離L1
が、前記ラック2の端部の外径D1 (図1参照)にほぼ
一致している。
【0017】前記構成のロックワッシャ10を介在させ
てラック2とボールジョイント4を有するタイロッド8
とを組み付ける場合には、先ず、ロックワッシャ10の
係合爪10bをラック2の半径方向のスリット2cの位
置に一致させてこのスリット2c内に挿入するととも
に、両ガイド爪10cの内面をラック2の端部外面に当
接させる。この状態では、ロックワッシャ10は、スリ
ット2cに係合した係合爪10bによってラック2に対
する回転が規制されるとともに、ラック2の外面に当接
したガイド爪10cによって、係合爪10bがスリット
2c内で移動することも規制されるので、ロックワッシ
ャ10が、ラック2の軸線に直角な平面内で移動するこ
とがない。
【0018】ラック2とロックワッシャ10とを前記状
態にして、タイロッド8側のボールジョイント4の雄ね
じ6bを、ロックワッシャ10の円孔10aを介してラ
ック2の端部の雌ねじ2a内に挿入して螺合締結する。
その後、従来と同様に、ロックワッシャ10の外周縁の
2個所のかしめ部10d(図1参照)を、ボールジョイ
ント4のソケット6外面に形成されている平坦面6c上
に折曲げて固定する。このようにタイロッド8側をラッ
ク2に締め付ける際には、ロックワッシャ10がラック
2の外面に対して芯出しが行なわれているので、単に、
ソケット6の雄ねじ6bをラック2の雌ねじ2aに挿入
して締結すれば良く、締め付け作業性が著しく向上す
る。また、組み付け途中で芯出し調整をする必要がない
ので、タイロッド8の組付けを自動化することも容易で
ある。さらに、前記形状のロックワッシャ10は、ラッ
ク2に対する回り止め用の係合爪10bと、ラック2の
外面に対して芯出しを行なうためのガイド爪10cとが
同方向(すなわちラック2側)を向いて形成されている
ので、プレスによって簡単に成形することができ、従来
の係合爪だけを備えたロックワッシャとほぼ同等の製作
費用によって製造することができる。また、ラック2側
に対して芯出しをするガイド爪10cを設けてあるの
で、従来のようにボールジョイント4側に設けた場合に
比べて材料の径が小さくても良く低コストである。
【0019】なお、前記ガイド爪10cの大きさは、適
宜設定することができるが、これらのガイド爪10cを
ラック2の外面に嵌合させて位置決めをすることが可能
な最小の大きさであることが好ましい。また、各ガイド
爪10cのサイズは必ずしも同一である必要はなく、異
なる大きさとしても良い。さらに、係合爪10bの形状
は、図示のような従来と同様の形状に限定されるもので
はなく、別の形状にすることもできる。さらに、前記実
施例では、2個のガイド爪10cの向かい合う内面間の
距離L1 がラック2の端部の外径D1 にほぼ一致するよ
うにして、両ガイド爪10cをラック2の外面に当接さ
せることにより芯出しを行なうようにしたが、両ガイド
爪10c間の距離をラック2の外径よりも僅かに小さく
して、その弾発力によってラック2の外面に嵌着するよ
うにしても良い。
【0020】前記実施例では、2枚のガイド爪10c
を、前記一対の係合爪10bに対して45度変位させて
形成したが、必ずしも前記位置に限定されるものではな
く、その他の位置であっても、係合爪10bがラック2
のスリット2c内で移動しないような位置であれば良
い。例えば、スリット2cの方向(図5のY−Y方向)
と直交する方向(図5のX−X方向)からほぼ30度の
範囲内では、係合爪10bがスリット2c内で移動する
ことを規制することができないので好ましくないが、そ
の他の位置であれば、係合爪10bのスリット2c内で
の移動を規制して、ラック2の軸線に直角な断面内でロ
ックワッシャ10が移動することを防止することができ
る。また、係合爪10bと円周方向の位置があまり接近
しているのも好ましくないので、特に、係合爪10bに
対して30度ないし60度の範囲に設ければ最も効果的
である。(図5参照)。
【0021】また、ガイド爪10cが2個所の場合に
は、係合爪10bとの位置関係を上記範囲に設定しない
と、ロックワッシャ10がラック2の軸線に平行な平面
内で移動してしまうおそれがあるが、3個所以上であれ
ば、これらガイド爪10cを適切な位置(例えば、円周
方向等間隔)に配置すれば、前記係合爪10bの位置と
関係なくラック2に対する位置決めをすることができ
る。さらに、前記実施例では、ガイド爪10cを設ける
ためにロックワッシャ10の外周端から内部側へ切り欠
いているが、外周縁を残してプレート内を窓状に切り欠
いてガイド爪を形成することもできる。この場合には、
タイロッド8側へ折り曲げるかしめ部10dの位置に影
響を受けることがなく、設定位置の自由度を増すことが
できる。
【0022】前記実施例では、ロックワッシャ10のラ
ック2に対する回り止めを、ラック2のスリット2cに
係合する係合爪10bにより構成したが、この構成に限
定されるものではなく、その他の回り止めの構成を用い
ることもできる。この場合には、ガイド爪10cの位相
も、スリット2cと係合爪10bを用いた場合のように
制限されることがない。また、本発明に係る舵取りリン
ク装置は、マニュアル式のラックピニオン式ステアリン
グ装置だけでなく、ラックピニオン式のパワーステアリ
ング装置にも適用することができる。このようなラック
ピニオン式のパワーステアリング装置において、ラック
2の前記スリット2cをラック2の両端を連通するエア
通路として利用する構成とした場合に、前述のように芯
出しが正確に行なわれていれば、このエア通路を塞いで
しまうおそれがないという効果も得られる。
【0023】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、ラ
ックの端部に形成した雌ねじに、タイロッドのボールジ
ョイント端部に設けた雄ねじを螺合してこれらラックと
タイロッドとを連結するとともに、ラックの端面とボー
ルジョイントの端面との間に介在させたロックワッシャ
に、ラック側を向いた係合部を形成し、この係合部をラ
ックに係合させて回り止めを行なうようにした舵取りリ
ンク装置において、前記ロックワッシャに、ラックの端
部外周に当接する複数の位置決め用のガイド爪を設ける
ことにより、ロックワッシャがラックの軸線に直角な平
面内で移動することを規制するようにしたので、タイロ
ッドをラックに締め付ける際に、作業中の芯出し調整が
不要となるため締め付け作業性が向上する。また、ロッ
クワッシャをラックに対して位置決めをしておき、タイ
ロッドは単に螺合すれば良いので、タイロッドの自動組
付けが可能になる。さらに、ロックワッシャの係合部と
ガイド爪が同一方向、すなわち、いずれもラック側を向
いて形成されているので、プレス加工により製造するこ
とができ、低コストでの製作が可能である。また、ガイ
ド爪をラックの外周に当接させるようにしたので、従来
のようにタイロッドのボールジョイント側に嵌合させる
ものに比べて材料の径が小さくて良く、コストダウンを
図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る舵取りリンク装置の要
部の縦断面図である。
【図2】上記舵取りリンク装置に使用されるロックワッ
シャの正面図である。
【図3】図2のIII−III線に沿う断面図である。
【図4】図2のVI−VI線に沿う断面図である。
【図5】前記ロックワッシャに形成された係合爪とガイ
ド爪との位置関係を説明する図である。
【図6】従来の舵取りリンク装置に用いられるロックワ
ッシャとラックとを示す斜視図である。
【符号の説明】
2 ラック 2a 雌ねじ 2b ラックの端面 2c ラックのスリット 4 ボールジョイント 6a ボールジョイントの端面 6b 雄ねじ 8 タイロッド 10 ロックワッシャ 10b 係合爪 10c ガイド爪

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ラックの端部に形成した雌ねじに、タイ
    ロッドのボールジョイント端部に設けた雄ねじを螺合し
    てこれらラックとタイロッドとを連結するとともに、ラ
    ックの端面とボールジョイントの端面との間に介在させ
    たロックワッシャに、ラック側を向いた係合部を形成
    し、この係合部をラックに係合させて回り止めを行なう
    ようにした舵取りリンク装置において、 前記ロックワッシャに、ラックの端部外周に当接する複
    数のガイド爪を設けることにより、ロックワッシャがラ
    ックの軸線に直角な平面内で移動することを規制するよ
    うにしたことを特徴とする舵取りリンク装置。
  2. 【請求項2】 前記ロックワッシャに、ラックの端部外
    周に当接する3個以上のガイド爪を所定の間隔で配置し
    て、ロックワッシャがラックの軸線に直角な平面内で移
    動することを規制するようにしたことを特徴とする請求
    項1に記載の舵取りリンク装置。
  3. 【請求項3】 ラックの端部に形成した雌ねじに、タイ
    ロッドのボールジョイント端部に設けた雄ねじを螺合し
    てこれらラックとタイロッドとを連結するとともに、ラ
    ックの端面とボールジョイントの端面との間に介在させ
    たロックワッシャに、ラック側を向いた係合爪を形成
    し、かつ、ラックの端面に半径方向のスリットを形成
    し、前記係合爪をこのスリットに係合させて回り止めを
    行なうようにした舵取りリンク装置において、 前記ロックワッシャに、ラックの端部外周に当接する一
    対のガイド爪を設け、かつ、これらのガイド爪を、前記
    係合爪に対してほぼ60度の範囲内で円周方向に位相を
    ずらして配置したことを特徴とする舵取りリンク装置。
JP26142096A 1996-09-10 1996-09-10 舵取りリンク装置 Pending JPH1081245A (ja)

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JP26142096A JPH1081245A (ja) 1996-09-10 1996-09-10 舵取りリンク装置

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006160113A (ja) * 2004-12-08 2006-06-22 Jtekt Corp ステアリング装置
JP2011194949A (ja) * 2010-03-18 2011-10-06 Harada Ind Co Ltd ルーフマウントアンテナ取付構造

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