JPH1081159A - シートクッション構造 - Google Patents
シートクッション構造Info
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- JPH1081159A JPH1081159A JP8239203A JP23920396A JPH1081159A JP H1081159 A JPH1081159 A JP H1081159A JP 8239203 A JP8239203 A JP 8239203A JP 23920396 A JP23920396 A JP 23920396A JP H1081159 A JPH1081159 A JP H1081159A
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- seat
- resin cover
- seat cushion
- cushion structure
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 意匠的自由度に優れ、用途の多様化を図るこ
とができるシートクッション構造を提供する。 【解決手段】 シートフレーム1と、このシートフレー
ム1上に載置する2分割構造のシートパッド2、3とを
備えるシートクッション構造であって、シートフレーム
1の外周を、上部樹脂カバー5及び下部樹脂カバー6か
らなる2分割構造の樹脂カバーで隠蔽し、前記2分割構
造のシートパッド2、3を重ねたとき露出する上部樹脂
カバー5の上面を足置き用に使用可能とし、さらに、下
部樹脂カバー6の裏面側にポケット構造20を設けたも
のである。
とができるシートクッション構造を提供する。 【解決手段】 シートフレーム1と、このシートフレー
ム1上に載置する2分割構造のシートパッド2、3とを
備えるシートクッション構造であって、シートフレーム
1の外周を、上部樹脂カバー5及び下部樹脂カバー6か
らなる2分割構造の樹脂カバーで隠蔽し、前記2分割構
造のシートパッド2、3を重ねたとき露出する上部樹脂
カバー5の上面を足置き用に使用可能とし、さらに、下
部樹脂カバー6の裏面側にポケット構造20を設けたも
のである。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両等に用いられ
るシートクッション構造に関する。
るシートクッション構造に関する。
【0002】
【従来の技術】車両等に用いられるシートクッション構
造は、乗員の体重を支えたり、乗員を保護するシートベ
ルトの強度を発揮させるために、図9に示すように、シ
ートパッド30の芯材31として板金フレームやパイプ
フレームを用いて構成されており、何等かの表皮材でそ
の周囲を覆うことが不可欠となる。
造は、乗員の体重を支えたり、乗員を保護するシートベ
ルトの強度を発揮させるために、図9に示すように、シ
ートパッド30の芯材31として板金フレームやパイプ
フレームを用いて構成されており、何等かの表皮材でそ
の周囲を覆うことが不可欠となる。
【0003】この場合、従来においては、シートパッド
30の乗員が座る側を表皮カバー33で覆うとともに、
芯材31下面側は、図10に示すように、塗装を付した
塗装部35としたり、図11に示すように、表皮材とし
てのカーペットで覆ったカーペット部36とするのが通
常であった。
30の乗員が座る側を表皮カバー33で覆うとともに、
芯材31下面側は、図10に示すように、塗装を付した
塗装部35としたり、図11に示すように、表皮材とし
てのカーペットで覆ったカーペット部36とするのが通
常であった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来のシートクッション構造の場合、シートパッド3
0自体が全体として一体的な構造であるので、2分割構
造のシートパッドを用いて、これらを重ねて子供用のシ
ートとして使用するというような使用形態を取りえなか
った。
た従来のシートクッション構造の場合、シートパッド3
0自体が全体として一体的な構造であるので、2分割構
造のシートパッドを用いて、これらを重ねて子供用のシ
ートとして使用するというような使用形態を取りえなか
った。
【0005】また、上述した従来のシートクッション構
造を採用し、シートパッド30とシートバック40とを
折り畳み、前倒し可能なシートを構成した場合、前記カ
ーペット部36が図12に示すように露出することにな
るが、この場合の意匠的な自由度に乏しく、また、その
剛性も表皮材の材質的な面で限度があり、シートパッド
30の裏面側を有効に活用できないとともに、見栄えの
点でも芳しくないという課題があった。
造を採用し、シートパッド30とシートバック40とを
折り畳み、前倒し可能なシートを構成した場合、前記カ
ーペット部36が図12に示すように露出することにな
るが、この場合の意匠的な自由度に乏しく、また、その
剛性も表皮材の材質的な面で限度があり、シートパッド
30の裏面側を有効に活用できないとともに、見栄えの
点でも芳しくないという課題があった。
【0006】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
であり、大人用、子供用の双方に使用可能であり、ま
た、意匠的自由度に優れ裏面側を有効に活用することも
でき、用途の多様化を図ることができるシートクッショ
ン構造を提供することを目的とする。
であり、大人用、子供用の双方に使用可能であり、ま
た、意匠的自由度に優れ裏面側を有効に活用することも
でき、用途の多様化を図ることができるシートクッショ
ン構造を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
シートフレームと、このシートフレーム上に載置するシ
ートパッドとを備えるシートクッション構造であって、
前記シートフレームの外周を、上部樹脂カバー及び下部
樹脂カバーからなる2分割構造の樹脂カバーで隠蔽した
ことを特徴とするものである。
シートフレームと、このシートフレーム上に載置するシ
ートパッドとを備えるシートクッション構造であって、
前記シートフレームの外周を、上部樹脂カバー及び下部
樹脂カバーからなる2分割構造の樹脂カバーで隠蔽した
ことを特徴とするものである。
【0008】請求項2記載の発明は、シートフレーム
と、このシートフレーム上に載置する2分割構造のシー
トパッドとを備えるシートクッション構造であって、前
記シートフレームの外周を、上部樹脂カバー及び下部樹
脂カバーからなる2分割構造の樹脂カバーで隠蔽し、前
記2分割構造のシートパッドを重ねたとき露出する上部
樹脂カバーの上面を足置き用に使用可能としたことを特
徴とするものである。
と、このシートフレーム上に載置する2分割構造のシー
トパッドとを備えるシートクッション構造であって、前
記シートフレームの外周を、上部樹脂カバー及び下部樹
脂カバーからなる2分割構造の樹脂カバーで隠蔽し、前
記2分割構造のシートパッドを重ねたとき露出する上部
樹脂カバーの上面を足置き用に使用可能としたことを特
徴とするものである。
【0009】請求項3記載の発明は、シートフレーム
と、このシートフレーム上に載置する2分割構造で、一
方の下面側にストッパー用突起を有する一対のシートパ
ッドとを備えるシートクッション構造であって、前記シ
ートフレームの外周を、一部に補強部材を設けた上部樹
脂カバーと、下部樹脂カバーとからなる2分割構造の樹
脂カバーで隠蔽し、前記2分割構造のシートパッドを重
ねたとき、一方のシートパッドのストッパー用突起によ
り上部樹脂カバーに作用する荷重を前記補強部材により
受けるようにしたことを特徴とするものである。
と、このシートフレーム上に載置する2分割構造で、一
方の下面側にストッパー用突起を有する一対のシートパ
ッドとを備えるシートクッション構造であって、前記シ
ートフレームの外周を、一部に補強部材を設けた上部樹
脂カバーと、下部樹脂カバーとからなる2分割構造の樹
脂カバーで隠蔽し、前記2分割構造のシートパッドを重
ねたとき、一方のシートパッドのストッパー用突起によ
り上部樹脂カバーに作用する荷重を前記補強部材により
受けるようにしたことを特徴とするものである。
【0010】請求項4記載の発明は、シートフレーム
と、このシートフレーム上に載置するシートパッドとを
備えるシートクッション構造であって、前記シートフレ
ームの外周を、上部樹脂カバー及び下部樹脂カバーから
なる2分割構造の樹脂カバーで隠蔽するとともに、前記
下部樹脂カバーの下面にネットを用いたポケット構造を
設けたことを特徴とするものである。
と、このシートフレーム上に載置するシートパッドとを
備えるシートクッション構造であって、前記シートフレ
ームの外周を、上部樹脂カバー及び下部樹脂カバーから
なる2分割構造の樹脂カバーで隠蔽するとともに、前記
下部樹脂カバーの下面にネットを用いたポケット構造を
設けたことを特徴とするものである。
【0011】請求項1記載の発明に係るシートクッショ
ン構造によれば、シートフレームの外周を、上部樹脂カ
バー及び下部樹脂カバーからなる2分割構造の樹脂カバ
ーで隠蔽したので、従来のシートクッション構造に比
べ、シートフレームの外周領域の剛性を高めることがで
きるとともに、上部樹脂カバー及び下部樹脂カバーの外
周面の意匠的自由度も拡大させることができる。
ン構造によれば、シートフレームの外周を、上部樹脂カ
バー及び下部樹脂カバーからなる2分割構造の樹脂カバ
ーで隠蔽したので、従来のシートクッション構造に比
べ、シートフレームの外周領域の剛性を高めることがで
きるとともに、上部樹脂カバー及び下部樹脂カバーの外
周面の意匠的自由度も拡大させることができる。
【0012】請求項2記載の発明に係るシートクッショ
ン構造によれば、請求項1記載の発明に係るシートクッ
ション構造と同様な作用を発揮するとともに、2分割構
造のシートパッドを重ねたとき露出する上部樹脂カバー
の上面を足置き用に使用可能としたので、このシートク
ッション構造を子供用としても適用することが可能とな
る。
ン構造によれば、請求項1記載の発明に係るシートクッ
ション構造と同様な作用を発揮するとともに、2分割構
造のシートパッドを重ねたとき露出する上部樹脂カバー
の上面を足置き用に使用可能としたので、このシートク
ッション構造を子供用としても適用することが可能とな
る。
【0013】請求項3記載の発明に係るシートクッショ
ン構造によれば、請求項2記載の発明に係るシートクッ
ション構造と同様な作用を発揮するとともに、上部樹脂
カバーの一部に設けた補強部材により、2分割構造のシ
ートパッドを重ねたときに一方のシートパッドのストッ
パー用突起により作用する荷重を受けるようにしたの
で、請求項2記載の発明に係るシートクッション構造と
同様、このシートクッション構造を子供用としても適用
することが可能で、かつ、安定した状態で一方のシート
パッドを支持することが可能となる。
ン構造によれば、請求項2記載の発明に係るシートクッ
ション構造と同様な作用を発揮するとともに、上部樹脂
カバーの一部に設けた補強部材により、2分割構造のシ
ートパッドを重ねたときに一方のシートパッドのストッ
パー用突起により作用する荷重を受けるようにしたの
で、請求項2記載の発明に係るシートクッション構造と
同様、このシートクッション構造を子供用としても適用
することが可能で、かつ、安定した状態で一方のシート
パッドを支持することが可能となる。
【0014】請求項4記載の発明に係るシートクッショ
ン構造によれば、前記シートフレームの外周を、上部樹
脂カバー及び下部樹脂カバーからなる2分割構造の樹脂
カバーで隠蔽するとともに、前記下部樹脂カバーの下面
にネットを用いたポケット構造を設けたので、請求項1
記載の発明に係るシートクッション構造と同様な作用を
発揮するとともに、シートクッションの裏面側を物品等
を収納するポケットとして有効に活用できる。
ン構造によれば、前記シートフレームの外周を、上部樹
脂カバー及び下部樹脂カバーからなる2分割構造の樹脂
カバーで隠蔽するとともに、前記下部樹脂カバーの下面
にネットを用いたポケット構造を設けたので、請求項1
記載の発明に係るシートクッション構造と同様な作用を
発揮するとともに、シートクッションの裏面側を物品等
を収納するポケットとして有効に活用できる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を詳細
に説明する。図1は本発明の実施の形態のシートクッシ
ョン構造を示す概略断面図であり、このシートクッショ
ン構造は、板金フレーム、パイプフレームを用いて構成
したシートフレーム1と、このシートフレーム1上に載
置する2分割構造で、一方のシートパッド2の下面側端
部にストッパー用突起4を有する一対のシートパッド
2、3と、前記シートフレーム1の外周を覆う上部樹脂
カバー5、下部樹脂カバー6からなる2分割構造の樹脂
カバーと、前記上部樹脂カバー5のリア側に所定の傾斜
角度をもって配置されるシートバック7とを有してい
る。一方のシートパッド2は、図示しないリフト機構を
用いて他方のシートパッド3の上に重ねることができる
ようになっている。
に説明する。図1は本発明の実施の形態のシートクッシ
ョン構造を示す概略断面図であり、このシートクッショ
ン構造は、板金フレーム、パイプフレームを用いて構成
したシートフレーム1と、このシートフレーム1上に載
置する2分割構造で、一方のシートパッド2の下面側端
部にストッパー用突起4を有する一対のシートパッド
2、3と、前記シートフレーム1の外周を覆う上部樹脂
カバー5、下部樹脂カバー6からなる2分割構造の樹脂
カバーと、前記上部樹脂カバー5のリア側に所定の傾斜
角度をもって配置されるシートバック7とを有してい
る。一方のシートパッド2は、図示しないリフト機構を
用いて他方のシートパッド3の上に重ねることができる
ようになっている。
【0016】ここで、2分割構造の樹脂カバーである前
記上部樹脂カバー5、下部樹脂カバー6及びシートフレ
ーム1について、図2乃至図4を参照して詳述する。
記上部樹脂カバー5、下部樹脂カバー6及びシートフレ
ーム1について、図2乃至図4を参照して詳述する。
【0017】前記シートフレーム1は、略U字状の枠フ
レーム11、この枠フレーム11のリア側の両端部に設
けたシートバック7を支持するための一対の支持フレー
ム12、一対の支持フレーム12間を連結するフレーム
シャフト13等を具備し、全体として略長方形状に形成
されている。
レーム11、この枠フレーム11のリア側の両端部に設
けたシートバック7を支持するための一対の支持フレー
ム12、一対の支持フレーム12間を連結するフレーム
シャフト13等を具備し、全体として略長方形状に形成
されている。
【0018】前記上部樹脂カバー5、下部樹脂カバー6
は、いずれも合成樹脂製で、かつ、これらの平面形状は
略同一に形成され、これらを上下配置に一体的に結合す
ることで、前記シートフレーム1の外周を隠蔽するよう
になっている。
は、いずれも合成樹脂製で、かつ、これらの平面形状は
略同一に形成され、これらを上下配置に一体的に結合す
ることで、前記シートフレーム1の外周を隠蔽するよう
になっている。
【0019】上部樹脂カバー5のリア側には、他の部分
よりも一段と高い配置で、シートパッド2の下面側端部
に設けたストッパー用突起4が当接するストッパー部1
4が設けられている。また、上部樹脂カバー5のフロン
ト側には、多数の溝がフロント、リアを結ぶ方向と直交
する方向に形成されて子供用足置き部15として使用可
能となっている。
よりも一段と高い配置で、シートパッド2の下面側端部
に設けたストッパー用突起4が当接するストッパー部1
4が設けられている。また、上部樹脂カバー5のフロン
ト側には、多数の溝がフロント、リアを結ぶ方向と直交
する方向に形成されて子供用足置き部15として使用可
能となっている。
【0020】ここで、前記上部樹脂カバー5、下部樹脂
カバー6の結合構造について、図3及び図4を参照して
説明する。前記上部樹脂カバー5、下部樹脂カバー6の
各々の外周部には、互いに対向して接合するように折曲
部5a、折曲部6aが形成されている。
カバー6の結合構造について、図3及び図4を参照して
説明する。前記上部樹脂カバー5、下部樹脂カバー6の
各々の外周部には、互いに対向して接合するように折曲
部5a、折曲部6aが形成されている。
【0021】そして、折曲部5aの下端縁から若干上方
の内周部には、所定の間隔をもって係合凹部5bが多数
形成されている。また、折曲部6aの上端縁には、所定
の間隔をもって前記各係合凹部5bと各々係合可能な係
合凸部6bが形成されて、前記上部樹脂カバー5、下部
樹脂カバー6を重ね合わせ、各係合凸部6bを各係合凹
部5bに係合することにより、上部樹脂カバー5、下部
樹脂カバー6を一体的に結合し、これらにより前記シー
トフレーム1を隠蔽するようになっている。
の内周部には、所定の間隔をもって係合凹部5bが多数
形成されている。また、折曲部6aの上端縁には、所定
の間隔をもって前記各係合凹部5bと各々係合可能な係
合凸部6bが形成されて、前記上部樹脂カバー5、下部
樹脂カバー6を重ね合わせ、各係合凸部6bを各係合凹
部5bに係合することにより、上部樹脂カバー5、下部
樹脂カバー6を一体的に結合し、これらにより前記シー
トフレーム1を隠蔽するようになっている。
【0022】本実施の形態のシートクッション構造は、
さらに、図5、図6に示すように、前記下部樹脂カバー
6の下面(裏面)にネット16を用いたポケット構造2
0を設けている。
さらに、図5、図6に示すように、前記下部樹脂カバー
6の下面(裏面)にネット16を用いたポケット構造2
0を設けている。
【0023】このポケット構造20は、ネット16と、
このネット16の左右両縁及び下側縁が取り付けられた
U字状のネット枠17と、このネット枠17の前記ネッ
ト16の下側縁が取り付けられた底辺部17aから突出
させた突片17bと、前記下部樹脂カバー6に設けた前
記突片17bが没入可能な突片受部18とを具備してい
る。
このネット16の左右両縁及び下側縁が取り付けられた
U字状のネット枠17と、このネット枠17の前記ネッ
ト16の下側縁が取り付けられた底辺部17aから突出
させた突片17bと、前記下部樹脂カバー6に設けた前
記突片17bが没入可能な突片受部18とを具備してい
る。
【0024】そして、前記ネット16を取り付けたネッ
ト枠17の突片17bを、前記下部樹脂カバー6に設け
た突片受部18に嵌入することで、ネット枠17を下部
樹脂カバー6の下面側に取り付け、これにより、下部樹
脂カバー6の下面側において本や新聞等を収容可能なポ
ケット構造20を構成している。
ト枠17の突片17bを、前記下部樹脂カバー6に設け
た突片受部18に嵌入することで、ネット枠17を下部
樹脂カバー6の下面側に取り付け、これにより、下部樹
脂カバー6の下面側において本や新聞等を収容可能なポ
ケット構造20を構成している。
【0025】次に、上述した構成のシートクッション構
造の作用について、図7、図8をも参照して説明する。
造の作用について、図7、図8をも参照して説明する。
【0026】上述した構成のシートクッション構造にお
いて、2分割構造のシートパッド2を図7に示すように
シートパッド3の上に重ね、シートパッド2の上に子供
Mを座らせたとき、上部樹脂カバー5の上面に設けた前
記足置き部15は露出状態となり、これにより、足置き
部15を子供Mの足置き用に使用可能とすることができ
る。
いて、2分割構造のシートパッド2を図7に示すように
シートパッド3の上に重ね、シートパッド2の上に子供
Mを座らせたとき、上部樹脂カバー5の上面に設けた前
記足置き部15は露出状態となり、これにより、足置き
部15を子供Mの足置き用に使用可能とすることができ
る。
【0027】また、前記シートパッド2を図8に示すよ
うにシートパッド3の上に重ねたとき、シートパッド2
の下面側端部に設けたストッパー用突起4が、前記上部
樹脂カバー5のリア側に設けたストッパー部14に当接
する。
うにシートパッド3の上に重ねたとき、シートパッド2
の下面側端部に設けたストッパー用突起4が、前記上部
樹脂カバー5のリア側に設けたストッパー部14に当接
する。
【0028】この場合、前記上部樹脂カバー5のストッ
パー部14の下側(上部樹脂カバー5の内面側)に予め
上部樹脂カバー5と一体の補強部材19を樹脂成型によ
り設けておくことにより、前記シートパッド3のストッ
パー用突起4を介してストッパー部14に作用する子供
Mの体重による荷重を上部樹脂カバー5のストッパー部
14により安定して受けることができる。
パー部14の下側(上部樹脂カバー5の内面側)に予め
上部樹脂カバー5と一体の補強部材19を樹脂成型によ
り設けておくことにより、前記シートパッド3のストッ
パー用突起4を介してストッパー部14に作用する子供
Mの体重による荷重を上部樹脂カバー5のストッパー部
14により安定して受けることができる。
【0029】また、前記下部樹脂カバー6の下面側に設
けたポケット構造20により、意匠的効果が高まるとと
もに、本や新聞等を収容することができ、下部樹脂カバ
ー6の下面側を有効に活用することができる。
けたポケット構造20により、意匠的効果が高まるとと
もに、本や新聞等を収容することができ、下部樹脂カバ
ー6の下面側を有効に活用することができる。
【0030】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、従来のシ
ートクッション構造に比べ、シートフレームの外周領域
の剛性を高めることができるとともに、上部樹脂カバー
及び下部樹脂カバーの外周面の意匠的自由度も拡大させ
ることができるシートクッション構造を提供することが
できる。
ートクッション構造に比べ、シートフレームの外周領域
の剛性を高めることができるとともに、上部樹脂カバー
及び下部樹脂カバーの外周面の意匠的自由度も拡大させ
ることができるシートクッション構造を提供することが
できる。
【0031】請求項2記載の発明によれば、請求項1記
載の発明と同様な効果を奏すると共に、子供用としても
適用可能なシートクッション構造を提供し得る。
載の発明と同様な効果を奏すると共に、子供用としても
適用可能なシートクッション構造を提供し得る。
【0032】請求項3記載の発明によれば、請求項2記
載の発明と同様な効果を奏すると共に、安定した支持状
態を得ることができるシートクッション構造を提供する
ことができる。
載の発明と同様な効果を奏すると共に、安定した支持状
態を得ることができるシートクッション構造を提供する
ことができる。
【0033】請求項4記載の発明によれば、請求項1記
載の発明と同様な効果を奏するとともに、シートクッシ
ョンの裏面側を物品等を収納するポケットとして有効に
活用できるシートクッション構造を提供することができ
る。
載の発明と同様な効果を奏するとともに、シートクッシ
ョンの裏面側を物品等を収納するポケットとして有効に
活用できるシートクッション構造を提供することができ
る。
【図1】本発明のシートクッション構造の実施の形態を
示す概略断面図である。
示す概略断面図である。
【図2】本実施の形態の上部樹脂カバー、シートフレー
ム、下部樹脂カバーを示す分解斜視図である。
ム、下部樹脂カバーを示す分解斜視図である。
【図3】本実施の形態の上部樹脂カバーと下部樹脂カバ
ーとの結合構造を示す拡大図である。
ーとの結合構造を示す拡大図である。
【図4】本実施の形態の上部樹脂カバーと下部樹脂カバ
ーとの結合構造を示す部分分解断面図である。
ーとの結合構造を示す部分分解断面図である。
【図5】本実施形態のシートクッション裏面側のポケッ
ト構造を示す斜視図である。
ト構造を示す斜視図である。
【図6】本実施の形態のシートクッション裏面側のポケ
ット構造の組み立て説明図である。
ット構造の組み立て説明図である。
【図7】本実施の形態のシートクッション構造における
一方のシートパッドを他方のシートパッドに重ねた状態
を示す概略図である。
一方のシートパッドを他方のシートパッドに重ねた状態
を示す概略図である。
【図8】本実施の形態のシートクッション構造における
一方のシートパッドを他方のシートパッドに重ねた状態
を示す部分拡大図である。
一方のシートパッドを他方のシートパッドに重ねた状態
を示す部分拡大図である。
【図9】従来のシートクッション構造を示す概略図であ
る。
る。
【図10】従来のシートクッション構造における裏面側
の構造を示す説明図である。
の構造を示す説明図である。
【図11】従来のシートクッション構造における裏面側
の他の構造を示す説明図である。
の他の構造を示す説明図である。
【図12】従来のシートクッション構造の折り畳み状態
を示す説明図である。
を示す説明図である。
1 シートフレーム 2 シートパッド 3 シートパッド 4 ストッパー用突起 5 上部樹脂カバー 5b 係合凹部 6 下部樹脂カバー 6b 係合凸部 7 シートバック 13 フレームシャフト 14 ストッパー部 15 足置き部 16 ネット 17 ネット枠 20 ポケット構造
Claims (4)
- 【請求項1】 シートフレームと、このシートフレーム
上に載置するシートパッドとを備えるシートクッション
構造であって、 前記シートフレームの外周を、上部樹脂カバー及び下部
樹脂カバーからなる2分割構造の樹脂カバーで隠蔽した
ことを特徴とするシートクッション構造。 - 【請求項2】 シートフレームと、このシートフレーム
上に載置する2分割構造のシートパッドとを備えるシー
トクッション構造であって、 前記シートフレームの外周を、上部樹脂カバー及び下部
樹脂カバーからなる2分割構造の樹脂カバーで隠蔽し、
前記2分割構造のシートパッドを重ねたとき露出する上
部樹脂カバーの上面を足置き用に使用可能としたことを
特徴とするシートクッション構造。 - 【請求項3】 シートフレームと、このシートフレーム
上に載置する2分割構造で、一方の下面側にストッパー
用突起を有する一対のシートパッドとを備えるシートク
ッション構造であって、 前記シートフレームの外周を、一部に補強部材を設けた
上部樹脂カバーと、下部樹脂カバーとからなる2分割構
造の樹脂カバーで隠蔽し、前記2分割構造のシートパッ
ドを重ねたとき、一方のシートパッドのストッパー用突
起により上部樹脂カバーに作用する荷重を前記補強部材
により受けるようにしたことを特徴とするシートクッシ
ョン構造。 - 【請求項4】 シートフレームと、このシートフレーム
上に載置するシートパッドとを備えるシートクッション
構造であって、 前記シートフレームの外周を、上部樹脂カバー及び下部
樹脂カバーからなる2分割構造の樹脂カバーで隠蔽する
とともに、前記下部樹脂カバーの下面にネットを用いた
ポケット構造を設けたことを特徴とするシートクッショ
ン構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23920396A JP3503099B2 (ja) | 1996-09-10 | 1996-09-10 | シートクッション構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23920396A JP3503099B2 (ja) | 1996-09-10 | 1996-09-10 | シートクッション構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1081159A true JPH1081159A (ja) | 1998-03-31 |
JP3503099B2 JP3503099B2 (ja) | 2004-03-02 |
Family
ID=17041274
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP23920396A Expired - Fee Related JP3503099B2 (ja) | 1996-09-10 | 1996-09-10 | シートクッション構造 |
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JP (1) | JP3503099B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014034253A (ja) * | 2012-08-08 | 2014-02-24 | Suzuki Motor Corp | 車両用シート |
JP2015089776A (ja) * | 2013-11-07 | 2015-05-11 | 株式会社タチエス | 自動車用シート |
CN113978326A (zh) * | 2021-10-28 | 2022-01-28 | 爱驰汽车有限公司 | 座椅总成及车辆 |
-
1996
- 1996-09-10 JP JP23920396A patent/JP3503099B2/ja not_active Expired - Fee Related
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JP2014034253A (ja) * | 2012-08-08 | 2014-02-24 | Suzuki Motor Corp | 車両用シート |
JP2015089776A (ja) * | 2013-11-07 | 2015-05-11 | 株式会社タチエス | 自動車用シート |
CN113978326A (zh) * | 2021-10-28 | 2022-01-28 | 爱驰汽车有限公司 | 座椅总成及车辆 |
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JP3503099B2 (ja) | 2004-03-02 |
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