JPH1080482A - 輸液滴下数計測装置 - Google Patents

輸液滴下数計測装置

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JPH1080482A
JPH1080482A JP8237035A JP23703596A JPH1080482A JP H1080482 A JPH1080482 A JP H1080482A JP 8237035 A JP8237035 A JP 8237035A JP 23703596 A JP23703596 A JP 23703596A JP H1080482 A JPH1080482 A JP H1080482A
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JP
Japan
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infusion
drops
time
display
drip
Prior art date
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Pending
Application number
JP8237035A
Other languages
English (en)
Inventor
Yukio Yajima
行雄 矢島
Michinori Maehama
美智典 前浜
Miha Aikawa
美葉 相川
Kazuko Kaneda
和子 金田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Srl FUJI INTAASAAB KK
Original Assignee
Srl FUJI INTAASAAB KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 点滴法により輸液を生体に注入する場合に、
看護婦等が容易に輸液の滴下数を把握できるようにする
ことである。 【解決手段】 点滴筒20を挟持する点滴筒挟持部4
a,4bと、この点滴筒挟持部4a,4bに備えられた
輸液の滴下を検出する光センサ10と、この光センサ1
0により検出された輸液の滴下数を計数する計数手段
と、この計数手段により計数された輸液の滴下数を表示
する表示部6とを備えることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、点滴法により輸
液を生体に注入する場合の輸液の滴下数を計測する輸液
滴下数計測装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】輸液(この明細書で使用する「輸液」に
は、栄養剤及び薬剤を含む。)の生体への注入速度は、
速すぎても遅すぎても副作用の発現や薬物の効果に影響
を及ぼすおそれがあるため、定められた時間内に定めら
れた量の輸液を生体に注入することが極めて重要であ
る。
【0003】従来、点滴法により輸液を生体に注入する
場合には、看護婦等が点滴筒内での時間(例えば、15
秒或いは30秒)当たりの滴下数を目視によって確認し
ながら、経験と勘を頼りに輸液の注入速度を調整してい
た。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、腕時計
等により時間を確認しながら輸液の滴下数を数えること
は、経験豊富な看護婦等にとっても負担となっていた。
【0005】この発明の課題は、点滴法により輸液を生
体に注入する場合に、看護婦等が容易に輸液の滴下数を
把握できるようにすることである。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の輸液滴下
数計測装置は、点滴筒を挟持する点滴筒挟持部と、この
点滴筒挟持部に備えられた輸液の滴下を検出する滴下輸
液検出手段と、この滴下輸液検出手段により検出された
輸液の滴下数を計数する計数手段と、この計数手段によ
り計数された輸液の滴下数を表示する表示手段とを備え
ることを特徴とする。
【0007】従って、請求項1記載の輸液滴下数計測装
置によれば、点滴筒挟持部により点滴筒を挟むだけで、
表示手段に輸液の滴下数が表示されるため、看護婦等
は、表示された輸液の滴数を見ながら輸液の滴下速度の
調整を容易に行うことができ、輸液の滴下速度を調整す
る際の負担を軽減することができる。
【0008】また、請求項2記載の輸液滴下数計測装置
は、請求項1記載の輸液滴下数計測装置に、更に、単位
時間当たりの輸液の滴下数を算出する滴下数算出手段を
備え、この滴下数算出手段により算出された単位時間当
たりの輸液の滴下数を前記表示手段により表示すること
を特徴とする。
【0009】従って、請求項2記載の輸液滴下数計測装
置によれば、滴下数算出手段により単位時間当たり、例
えば15秒当たりの輸液の滴下数が算出され表示手段に
表示されるため、更に容易に輸液の滴下数の調整を行う
ことができる。
【0010】また、請求項3記載の輸液滴下数計測装置
は、点滴筒を挟持する点滴筒挟持部と、この点滴筒挟持
部に備えられた輸液の滴下を検出する滴下輸液検出手段
と、この滴下輸液検出手段の検出結果に基づき、輸液の
滴下開始から終了までの滴下数を計数する計数手段と、
輸液の滴下開始から終了までの所要時間を計時する計時
手段と、前記計数手段により計数された輸液の滴下数及
び前記計時手段により計時された輸液の滴下開始から終
了までの所要時間を表示するを表示する表示手段とを備
えることを特徴とする。
【0011】従って、請求項3記載の輸液滴下数計測装
置によれば、計数手段により計数された輸液の滴下数及
び計時手段により計時された輸液の滴下開始から終了ま
での所要時間が表示手段に表示されるため、看護婦等
は、この表示から点滴が予め予定された速度で行われた
か否かを知ることができる。
【0012】また、請求項4記載の輸液滴下数計測装置
は、請求項3記載の輸液滴下数計測装置に、更に、前記
計数手段により計数された輸液の滴下開始から終了まで
の滴下数と前記計時手段により計時された所要時間とか
ら単位時間当たりの輸液の滴下数を算出する滴下数算出
手段を備え、この滴下数算出手段により算出された単位
時間当たりの輸液の滴下数を前記表示手段により表示す
ることを特徴とする。
【0013】従って、請求項4記載の輸液滴下数計測装
置によれば、表示手段により単位時間当たりの輸液の滴
下数が表示されるため、点滴が予め予定された速度で行
われたか否かを更に容易に知ることができる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、図1〜図6を参照して、こ
の発明の実施の形態にかかる輸液滴下数計測装置を説明
する。
【0015】図1は、輸液滴下数計測装置2の斜視図、
図2は、輸液滴下数計測装置2の平面図、図3は、輸液
滴下数計測装置2を点滴筒20に取り付けた状態を示す
図である。
【0016】輸液滴下数計測装置2は、点滴筒20を挟
持するための点滴筒挟持部4を備え、この点滴筒挟持部
4は、第1の挟持部材4a及び第2の挟持部材4bを有
している。この第1の挟持部材4aの外壁面には、表示
部6及び、クリアキー8a、スタートキー8b、表示消
去キー8c、結果表示キー8dにより構成されるキー入
力部8が設けられている。また、この第1の挟持部材4
aの内壁面には、光センサ10を構成する発光素子10
aが設けられている。
【0017】一方、第2の挟持部材4bの内壁面には、
発光素子10aと共に光りセンサ10を構成する受光素
子10bが設けられている。
【0018】輸液滴下数計測装置2を点滴筒20に取り
付ける場合には、図2及び図3に示すように発光素子1
0a及び受光素子10bが点滴筒20の外壁面に接する
ようにして第1の挟持部材4a及び第2の挟持部材4b
により点滴筒20を挟持する。
【0019】図4は、輸液滴下数計測装置2のブロック
構成図である。中央処理装置(以下、CPUという)1
2は、輸液滴下数計測装置2の全体の制御を行うと共
に、後述の輸液の単位時間当たりの滴下数の算出等を行
うものである。このCPU12には、表示部6、キー入
力部8、光センサ10、ROM14、RAM16、計時
部18が接続されている。
【0020】表示部6は、算用数字の表示が可能なもの
であり、算出された単位時間当たりの輸液の滴下数等の
表示を行うものである。また、キー入力部8は、上述の
ようにクリアキー8a、スタートキー8b、表示消去キ
ー8c及び結果表示キー8dを備えている。
【0021】光センサ10は、発光素子10a及び受光
素子10b等により構成されるものであり、点滴筒20
内を落下する輸液を検出することにより検出信号をCP
U12に対して出力する。ROM14は、読み出し専用
の記憶部であり、輸液の単位時間当たりの滴下数を算出
するための演算式等を記憶している。また、RAM16
は、読み書き可能な記憶部であり、点滴の開始時間及び
終了時間等を記憶すると共に、このRAM16には、輸
液の滴下数を記憶するためのカウンタ及び算出された輸
液の単位時間当たりの滴下数を表示するか否かを示す表
示フラグが設けられている。
【0022】計時部18は、現在時刻を計時し、CPU
12は、必要に応じて計時部18より現在時刻を読み出
すことができる。
【0023】次に、図5を参照して、この輸液滴下数計
測装置2における単位時間当たりの輸液の滴下数の表示
について説明する。まず、図5のフローチャートで示す
処理を行う前にクリアキー8aの操作を行うことにより
輸液滴下数計測装置2の初期化、即ち、RAM16に設
けられているカウンタのクリア及び表示フラグをONに
する等の初期化のための処理を行う。なお、この図5に
示す処理はCPU12の制御の下に行われる。
【0024】スタートキー8bの操作が行われたことが
検出されると(S10)、光センサ10により滴下する
輸液の検出を行う(S11)。ここで、光センサ10に
より滴下する輸液が検出された場合には、カウンタに記
憶されている値を+1する(S12)。
【0025】次に、検出した液滴が最初の液滴か否かの
判断を行う(S13)。ここで、検出した輸液が最初の
輸液であった場合には、計時部18から現在時刻を読み
出し、RAM16に点滴の開始時刻として記憶する(S
14)。
【0026】次に、S13の処理において最初の液滴で
ないと判断した場合及びS14の処理を終了した場合
に、計時部18から現在時刻を読み出しRAM16に記
憶する(S15)。
【0027】次に、前回の輸液の検出時刻と今回の輸液
の検出時刻との時間間隔に基づき15秒間の輸液の滴下
数の算出を行う(S16)。ここで、RAM16に設け
られている表示フラグがONの場合には(S17)、算
出した15秒当たりの輸液の滴数を表示部6に表示して
(S18)S11の処理に戻る。一方、表示フラグがO
FFの場合には(S17)、輸液の滴数の表示を行うこ
となくS11の処理に戻る。
【0028】なお、表示フラグは、表示消去キー8cを
操作することによりOFFすることができる。従って、
看護婦等が輸液の滴下速度の調整を終了した場合には、
表示消去キー8cを操作することにより表示部6の表示
を消去させることができる。
【0029】次に、図6を参照して点滴の実施結果の表
示について説明する。CPU12は、結果表示キー8d
の操作を検出すると(S20)、RAM16に記憶され
ている開始時刻及び現在時刻より点滴の開始から終了ま
での所要時間の算出を行う(S21)。
【0030】この算出された所要時間及びカウンタに記
憶されている値、即ち全滴下数が表示部6に表示される
(S22)。
【0031】従って、この輸液滴下数計測装置によれ
ば、看護婦等は、表示された15秒間の輸液の滴下数を
見ながら輸液の滴下速度の調整をすることができ、輸液
の滴下速度の調整の際の負担の軽減を図ることができ
る。また、点滴が終了した場合に、予定した速度で点滴
が行われたか否かを容易に確認することができる。
【0032】更に、この輸液滴下数計測装置は、小型で
持ち運びにも便利であるため、点滴を行う場合の看護婦
等の負担を増大させることはない。
【0033】なお、上述の実施の形態における輸液滴下
数計測装置2に、更に、点滴の実施結果を出力するため
の出力端子を設け、この出力端子と携帯用のコンピュー
タ等とを接続することにより、コンピュータ等において
患者毎の点滴の実施結果を記録しておくようしてもよ
い。
【0034】また、上述の実施の形態においては、15
秒間の輸液の滴下数を算出して表示しているが、15秒
に限定されるものでなく、30秒間等の輸液の滴下数を
算出して表示するようにしてもよい。
【0035】また、上述の実施の形態においては、点滴
の実施結果を表示する場合に、点滴の開始から終了まで
の所要時間及び点滴の全滴下数の表示を行っているが、
点滴に要した所要時間及びカウンタに記憶されている全
滴下数に基づき所定の演算を行うことにより、単位時間
当たりの滴下数を表示するようにしてもよい。
【0036】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、点滴筒挟
持部により点滴筒を挟むだけで、表示手段に輸液の滴下
数が表示されるため、看護婦等は、表示された輸液の滴
数を見ながら輸液の滴下速度の調整を容易に行うことが
でき、輸液の滴下速度を調整する際の負担を軽減するこ
とができる。
【0037】また、請求項2記載の発明によれば、滴下
数算出手段により単位時間当たり、例えば15秒当たり
の輸液の滴下数が算出され表示手段に表示されるため、
更に容易に輸液の滴下数の調整を行うことができる。
【0038】また、請求項3記載の発明によれば、計数
手段により計数された輸液の滴下数及び計時手段により
計時された輸液の滴下開始から終了までの所要時間が表
示手段に表示されるため、看護婦等は、この表示から点
滴が予め予定された速度で行われたか否かを知ることが
できる。
【0039】また、請求項4記載の発明によれば、表示
手段により単位時間当たりの輸液の滴下数が表示される
ため、点滴が予め予定された速度で行われたか否かを更
に容易に知ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態にかかる輸液滴下数計測
装置の斜視図である。
【図2】この発明の実施の形態にかかる輸液滴下数計測
装置の平面図である。
【図3】この発明の実施の形態にかかる輸液滴下数計測
装置を点滴筒に取り付けた状態を示す図である。
【図4】この発明の実施の形態にかかる輸液滴下数計測
装置のブロック構成図である。
【図5】この発明の実施の形態にかかる輸液滴下数計測
装置おける単位時間当たりの輸液の滴下数の表示につい
て説明するためのフローチャートである。
【図6】この発明の実施の形態にかかる輸液滴下数計測
装置おける点滴に要した時間及び全滴下数の表示につい
て説明するためのフローチャートである。
【符号の説明】
2…輸液滴下数計測装置、4…点滴筒挟持部、4a…第
1の挟持部材、4b…第2の挟持部材、6…表示部、8
…キー入力部、8a…クリアキー、8b…スタートキ
ー、8c…表示消去キー、8d…結果表示キー、10…
光センサ(滴下輸液検出手段)、10a…発光素子、1
0b…受光素子、12…CPU、14…ROM、16…
RAM、18…計時部、20…点滴筒。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 点滴筒を挟持する点滴筒挟持部と、 この点滴筒挟持部に備えられた輸液の滴下を検出する滴
    下輸液検出手段と、 この滴下輸液検出手段により検出された輸液の滴下数を
    計数する計数手段と、 この計数手段により計数された輸液の滴下数を表示する
    表示手段とを備えることを特徴とする輸液滴下数計測装
    置。
  2. 【請求項2】 単位時間当たりの輸液の滴下数を算出す
    る滴下数算出手段を更に備え、この滴下数算出手段によ
    り算出された単位時間当たりの輸液の滴下数を前記表示
    手段により表示することを特徴とする請求項1記載の輸
    液滴下数計測装置。
  3. 【請求項3】 点滴筒を挟持する点滴筒挟持部と、 この点滴筒挟持部に備えられた輸液の滴下を検出する滴
    下輸液検出手段と、 この滴下輸液検出手段の検出結果に基づき、輸液の滴下
    開始から終了までの滴下数を計数する計数手段と、 輸液の滴下開始から終了までの所要時間を計時する計時
    手段と、 前記計数手段により計数された輸液の滴下数及び前記計
    時手段により計時された輸液の滴下開始から終了までの
    所要時間を表示するを表示する表示手段とを備えること
    を特徴とする輸液滴下数計測装置。
  4. 【請求項4】 前記計数手段により計数された輸液の滴
    下開始から終了までの滴下数と前記計時手段により計時
    された所要時間とから単位時間当たりの輸液の滴下数を
    算出する滴下数算出手段を更に備え、この滴下数算出手
    段により算出された単位時間当たりの輸液の滴下数を前
    記表示手段により表示することを特徴とする請求項3記
    載の輸液滴下数計測装置。
JP8237035A 1996-09-06 1996-09-06 輸液滴下数計測装置 Pending JPH1080482A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20190099874A (ko) * 2018-02-20 2019-08-28 동서대학교 산학협력단 웨어러블기기 고정클립이 설치되는 요양환자용 모니터링 시스템

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20190099874A (ko) * 2018-02-20 2019-08-28 동서대학교 산학협력단 웨어러블기기 고정클립이 설치되는 요양환자용 모니터링 시스템

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