JPH1080006A - 電気自動車のバッテリー充電用キャリアカー - Google Patents

電気自動車のバッテリー充電用キャリアカー

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JPH1080006A
JPH1080006A JP8248695A JP24869596A JPH1080006A JP H1080006 A JPH1080006 A JP H1080006A JP 8248695 A JP8248695 A JP 8248695A JP 24869596 A JP24869596 A JP 24869596A JP H1080006 A JPH1080006 A JP H1080006A
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JP
Japan
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electric vehicle
electric
car
battery
carrier car
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JP8248695A
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Nobuaki Ito
伊東伸朗
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  • Charge And Discharge Circuits For Batteries Or The Like (AREA)
  • Electric Propulsion And Braking For Vehicles (AREA)
  • Control Of Eletrric Generators (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 電気自動車の利点を損なうことなく電気自動
車がガソリン車やディーゼル車と同様の使い勝手を得、
電気自動車の普及を促進させる。 【解決手段】 電気自動車3に牽引されるキャリアカー
1であって、上記キャリアカー1は、電気自動車2のバ
ッテリー5への充電を行うための天然ガス、LPガス、
ガソリン、軽油を燃料とする発電機2を積載して成り、
上記キャリアカー1と電気自動車3は、双方の車両を着
脱自在に連結する連結装置7と双方の電気的な接続を行
う着脱自在な電気接続装置8より成る牽引機構6によっ
て着脱自在に連結されるものであって、上記牽引機構6
にてキャリアカー1と電気自動車3を必要に応じて連結
することにより、キャリアカー1に積載された発電機2
にて発電された電気を電気自動車3のバッテリー5に供
給しその充電を行なう。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電気自動車のバッテリ
ー充電用キャリアカーに係り、さらに詳しくは、電気自
動車の利点を損なうことなく電気自動車がガソリン車や
ディーゼル車と同様の使い勝手を得ることができる電気
自動車のバッテリー充電用キャリアカーに関する。
【0002】
【従来の技術】周知の通り、ガソリンや軽油等を燃料と
する内燃機関を動力源とするガソリン車やディーゼル車
の普及に伴って、都市部や交通量の多い幹線道路の周辺
では、騒音や排気ガスによる大気の汚染が問題となり、
特に、渋滞の発生し易い道路の周辺での大気の汚染は深
刻であり、この大気の汚染を防止するために、様々な排
気ガス対策が提案され、実行されているが、上記ガソリ
ン車やディーゼル車は、その使用に伴って排気ガスを排
出することには変りがないので、大気の汚染を根本的に
無くすことは不可能である。
【0003】そこで、都市部や交通量の多い幹線道路の
周辺の大気汚染の問題を解決するために、静かで排気ガ
スを排出しない電気によって回転するモーターを動力源
とする電気自動車が注目され、その普及が強く望まれて
いるものであり、電気自動車の実用化に向けた研究開発
が行なわれているものである。
【0004】そして、上記電気自動車は、動力源である
モーターとモーターに電気を供給するバッテリーを積載
してなり、上記の電気自動車の実用化に向けた研究開発
により、モーターの性能の向上が図られ、さらに、車輪
の駆動方法を工夫することによって、その速度性能や加
速性能については、ガソリン車やディーゼル車と同等の
性能が得られる迄に至っている。
【0005】しかしながら、上記電気自動車に積載され
るバッテリーは、その大きさや重量が制限され、その容
量にも限界があるので、一回の充電で走行できる一充電
走行距離は走行条件によって異なるものの数十キロメー
トル程度と短く、使い勝手を考慮すると必ずしも十分な
ものとは言えず、しかも、バッテリーの充電に数時間を
必要とすると共に、電気自動車のバッテリーに電気を充
電するための設備である電気スタンド等の設備が殆ど無
いのが現状であるので、電気自動車を使用できる範囲
は、電気自動車が有する一充電走行距離の範囲内に限ら
れてしまい、極めて限定的な使用しかできず、ガソリン
車やディーゼル車のような自由な使用ができないもので
ある。
【0006】さらに、電気自動車を広く一般に普及させ
るためには、電気自動車の性能の向上(特に、一充電走
行距離の延長)のみならず、電気自動車への充電を行な
う電気スタンド等の整備が必要であるが、電気自動車自
体が普及していない現状では電気スタンド等の整備を行
なうことは困難であり、電気自動車を広く一般に普及さ
せることは、非常に困難である。
【0007】そこで、電気自動車の使い勝手を良くし、
その普及を促すために、モーターとエンジン(ガソリン
エンジン、ディーゼルエンジン等)を組み合わせたハイ
ブリッド方式の自動車が提案され、実用化されるに至
り、上記ハイブリッド方式の自動車は、主動力としてエ
ンジンを使用すると共に、発進・加速時の補助動力とし
てモーターを使用し、また、減速時のエネルギーをモー
ターを発電機として利用することによって回収し、これ
をバッテリーに充電して再利用するものであり、モータ
ーを補助動力として使用することによってエンジンの負
荷変動を軽減し、エンジンから排出される排気ガス中の
NOx等を抑制することによって大気の汚染を最小限に
抑え、減速時のエネルギーを回収し再利用することによ
って低燃費を実現しようとするものであった。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上記モーターとエンジ
ンを組み合わせたハイブリッド方式の場合、ガソリン車
やディーゼル車と同様の使用が可能であるので、その使
い勝手は良好であり、また、発進・加速時の補助動力と
してモーターを使用することによってエンジンの負荷変
動が軽減されるので、エンジンから排出される排気ガス
中のNOx等が抑制され、大気の汚染を最小限に抑える
ことができ、さらに、減速時のエネルギーを電気に代え
て回収し再利用することによって低燃費を実現すること
ができるものであるが、エンジンを使用し、排気ガスを
排出していることに変りはなく、しかも、エンジンを主
動力とし、モーターを補助動力として使用しているの
で、モーターを主動力とする電気自動車とは根本的に異
なり、その結果、電気自動車の有する利点が十分に生か
されず、また、このハイブリッド方式の自動車の普及が
電気自動車の普及を促進させることにつながるものでも
なかった。
【0009】
【発明の目的】よって、本発明の目的とする所は、上述
の如き従来の技術の有する問題点を解決するものであっ
て、電気自動車の利点を十分に生かしながら電気自動車
がガソリン車やディーゼル車と同様の使い勝手を得るこ
とができ、しかも、電気自動車の普及を促進させること
にある。
【0010】
【課題を解決する為の手段】上記目的を達成する為に本
発明は次の技術的手段を有する。即ち、実施例に対応す
る添付図面に使用した符号を用いて説明すると、電気自
動車3に牽引されるキャリアカー1であって、上記キャ
リアカー1は、電気自動車3のバッテリー5への充電を
行うための天然ガス、LPガス、ガソリン、軽油を燃料
とする発電機を積載して成り、上記キャリアカー1と電
気自動車3は、双方の車両を着脱自在に連結する連結装
置7と双方の電気的な接続を行う着脱自在な電気接続装
置8より成る牽引機構6によって着脱自在に連結される
ものであって、上記牽引機構6にてキャリアカー1と電
気自動車3を連結することにより、キャリアカー1に積
載された発電機2で発電された電気をキャリアカー1あ
るいは電気自動車のいずれか一方に積載されたAC/D
Cコンバータ9を介して電気自動車3のバッテリー5に
供給しその充電に使用することを特徴とする電気自動車
のバッテリー充電用キャリアカーである。
【0011】
【作用】本発明は、上記技術的手段より成り、電気自動
車3に牽引されるキャリアカー1に発電機2を積載し、
この発電機2を積載したキャリアカー1を電気自動車に
連結することにより、発電機2で発電される電気を電気
自動車3のバッテリー5の充電に用いることができるも
のであり、しかも、上記キャリアカー1と電気自動車3
は、牽引機構6によって着脱自在であるので、電気自動
車3のバッテリー5に充電されている電気のみで走行で
きる一充電走行距離内での短距離走行時には、上記キャ
リアカー1を外して純粋な電気自動車3として使用する
ことによって、静かで排気ガスを排出しないという電気
自動車3の利点を十分に発揮し、電気自動車3の一充電
走行距離を越える長距離走行時には、上記キャリアカー
1を連結して使用することにより、電気自動車3の走行
中にもバッテリー5の充電を行ない、電気自動車3の走
行によって消費される電気を常に補うことができるの
で、電気自動車3の走行距離を飛躍的に向上させること
ができ、電気自動車がガソリンン車やディーゼル車と同
等の使い勝手を得ることができるものである。
【0012】さらに、上記の如く電気自動車3と電気自
動車3に牽引されるキャリアカー1を電気自動車3の使
用条件や目的に応じて使い分けることにより、静かで排
気ガスを排出しないという電気自動車3の利点を最大限
に利用しながら電気自動車3がガソリン車やディーゼル
車と同様の使い勝手の良さを得ることができ、それと同
時に、電気自動車3の一充電走行距離が必要十分ではな
く、電気スタンド等の整備も進んでいない現状にも適応
することが可能であるので、電気自動車3の普及を促進
させることができるものである。
【0013】
【実施例】以下、本発明の実施例を添付図面に基づき詳
細に説明する。図1に示した様に、本発明の電気自動車
のバッテリー充電用キャリアカーは、牽引機構6が設け
られたキャリアカー本体12に車輪13備えたものであ
り、上記キャリアカー本体12にを電気自動車3のバッ
テリー5への充電を行うための発電機2を積載して成る
ものであり、牽引機構6によって電気自動車3に着脱自
在に連結されるものである。
【0014】そして、上記キャリアカー1に積載されて
いる発電機2は、天然ガス、LPガス、ガソリン、軽油
等を燃料とするものであり、燃料タンク、内燃機関等の
動力源、発電機本体等が一体となって構成されるもので
あるが、発電機自体は、既存のものであるので、その詳
細についての説明は省略する。
【0015】そして、上記キャリアカー1を電気自動車
3に連結し牽引するための牽引機構6は、図2に示した
ように、キャリアカー1及び電気自動車3双方の車両を
着脱自在に連結する連結装置7と双方の電気的な接続を
行う着脱自在な電気接続装置8より成るものであって、
上記連結装置7は、キャリアカー1に設けられた連結ア
ーム14と電気自動車3の尾部30に取り付けられた連
結アーム保持部15より成り、上記連結アーム14と、
連結アーム保持部15を連結ピンに16によって連結さ
せるものである。
【0016】さらに、上記連結アーム保持部15は、連
結ピン挿入穴18aが形成された一対の連結ピン支持体
17とフレーム19によって構成されていると共に、上
記連結アーム14には連結ピン挿入穴18bが形成され
ているものであり、上記連結ピン挿入穴18a及び連結
ピン挿入穴18bに連結ピン16を挿入することによっ
て連結装置7に連結が行なわれるものであり、上記連結
ピン挿入穴18a及び連結ピン挿入穴18bに挿入され
る連結ピン16の先端には、連結ピン16の脱落を予防
する抜け止めピン24を挿入するための穴部20が形成
されているものである。
【0017】そして、上記牽引機構6の電気接続装置8
は、電気自動車3の尾部30に配設され、バッテリー5
に接続されたプラグ挿入口21とこのプラグ挿入口21
に挿入され嵌合するプラグ22より成るものであり、上
記プラグ22は、キャリアカー1に積載された発電機2
によって発電された電気を電気自動車3のバッテリー5
へ供給するための給電線23の端部に設けられているも
のである。
【0018】そして、上記連結装置7と電気接続装置8
より成る牽引機構6にてキャリアカー1と電気自動車3
とを機械的に連結すると共に、電気的に連結することに
よって、キャリアカー1に積載された発電機2にて発電
された電気がキャリアカー1あるいは電気自動車3のい
ずれか一方(本実施例では、キャリアカー1に積載した
場合を示している)に積載されたAC/DCコンバータ
9を介して電気自動車3のバッテリー5に供給され、そ
の充電が行なわれる様に構成されているものである。
【0019】そして、電気自動車3にキャリアカー1を
連結し、牽引することによって、電気自動車3の走行中
にもバッテリー5の充電が行われ、電気自動車3の走行
によって消費される電気が常に補われることとなるの
で、電気自動車3の走行距離を飛躍的に向上させること
ができ、電気自動車がガソリン車やディーゼル車と同様
の使い勝手の良さを得ることができるものである。
【0020】また、電気自動車3とキャリアカー1との
連結を解除し、電気自動車3のみで使用することで、静
かで排気ガスを排出しないという電気自動車3本来の利
点が得られるものであり、電気自動車3にてキャリアカ
ー1を牽引するかどうかの決定を電気自動車3の使用条
件や目的に応じ決めることにより、静かで排気ガスを排
出しないという電気自動車3の利点を最大限に生かしな
がら電気自動車3がガソリン車やディーゼル車と同様の
使い勝手を得ることができるものである。
【0021】次に、上記構成に基づき、本発明の電気自
動車のバッテリー充電用キャリアカーの使用例を説明す
る。電気自動車のバッテリー充電用キャリアカーは、電
気自動車3を使用する際の使用条件が、電気自動車3一
充電走行距離を越える長距離走行を行う場合、あるい
は、電気自動車3の一充電走行距離の範囲内の走行であ
っても渋滞等が予測される様な場合に使用されるもので
あって、そのような場合に電気自動車3に連結され、使
用されるものである。
【0022】そして、上記電気自動車3とキャリアカー
1との連結は、牽引機構6によって行われ、この牽引機
構6を構成する連結装置7と電気接続装置8により、電
気自動車3とキャリアカー1とが機械的及び電気的に一
体となるものであり、キャリアカー1に積載された発電
機2から電気自動車3のバッテリー5へと電気が供給さ
れる。
【0023】そして、上記電気自動車3に牽引されたキ
ャリアカー1に積載された発電機2による発電が行わ
れ、電気の供給が行われている時には、電気自動車3が
走行中であってもバッテリー5の充電が行われ、電気自
動車3の走行によって消費される電気が常に補われるこ
ととなるので、電気自動車3の走行距離を飛躍的に向上
させることができ、しかも、発電機2の燃料であるガソ
リン、軽油、天然ガス、LPガス等は、ガソリンスタン
ドやガススタンド等で容易に補給することができるの
で、その使い勝手が良好になるものである。
【0024】さらに、キャリアカー1に積載された発電
機2で発電された電気は、図3に示した様に、AC/D
Cコンバータ9を介してバッテリー5に供給・充電され
るものであり、このバッテリー5に充電された電気が制
御手段11によって制御されながらモーター4に供給さ
れるものであり、電気自動車3の走行時に生じる負荷変
動は、バッテリー5からの放電量の変化によって吸収さ
れ、その結果、負荷変動が発電機2の発電に影響せず、
発電機2が定常状態で運転されることとなり、発電機2
から排出される排気ガスに含まれるNOx等が抑制さ
れ、大気の汚染を最小限に抑えることができるものであ
る。
【0025】また、図4に示した様に、キャリアカー1
に積載された発電機2で発電される電気を電気自動車3
の走行状態に応じて、電気自動車3のバッテリー5の充
電用に使用する場合と、電気自動車3のモーター4の電
源として使用する場合とに分けて使用できる様に構成す
ることも考慮されるものであり、電気自動車2の走行時
に於て、加速・停止等が頻繁に行われ、負荷変動が生じ
る市街地走行時には、バッテリー5の充電用として使用
し、また、負荷変動がほとんど生じない高速道路走行時
等には、モーター4の電源として使用することにより、
発電機2にて発電される電気を効率よく利用できるもの
である。
【0026】そして、上記発電機2にて発電される電気
の供給先の切換は、電気自動車3側に設けられた切換手
段11によって行なわれ、上記切換手段11は、電気自
動車3の運転者が任意に行うもの、あるいは、モーター
4へ供給される電気を制御する制御手段11から得られ
る電気自動車3の走行状態の情報Sに基づいて自動的に
行われるもの等が考慮されるものである。
【0027】さらに、上記の如く発電機2にて発電され
た電気をモーター2の電源としてバッテリー5を介さず
に使用できる様にすることにより、何らかのトラブルで
バッテリー5の機能が損なわれた場合のバックアップと
して使用することができるので、より安全に電気自動車
3を使用できるものである。
【0028】尚、本実施例では、AC/DCコンバータ
がキャリアカーに積載されている場合について説明した
が、電気自動車にAC/DCコンバータが積載されてい
る場合には、これを使用することによって、キャリアカ
ーにAC/DCコンバータを積載する必要がなくなり、
電気自動車のバッテリー充電用キャリアカーの重量を軽
減することができるので、より効率の良い運用が可能と
なるものである。
【0029】また、本実施例で示した牽引機構6の連結
装置7及び電気接続装置8は、単にその一例にすぎず、
従来より用いられている様々な連結装置や電気接続装置
を用いることができる。
【0030】
【発明の効果】以上詳述した如く、本発明によると次の
様な効果を奏する。即ち、請求項1によると、電気自動
車に牽引されるキャリアカーに電気自動車のバッテリー
に電気を充電するための発電機を積載することによって
電気自動車のバッテリー充電用キャリアカーが成され、
このキャリアカーが電気自動車に対して着脱自在に構成
されているものであるので、キャリアカーの使用を電気
自動車のバッテリーに充電されている電気のみで走行す
る一充電走行距離内での短距離走行時と、電気自動車の
一充電走行距離を越える長距離走行時とで使い分けるこ
とが可能となり、静かで排気ガスを排出しないという電
気自動車の利点に加えて、ガソリン車やディーゼル車と
同等の使い勝手の良さを得ることができると同時に、電
気自動車が有する欠点が補われることとなるので、電気
自動車の普及を促進させることができるものである。
【0031】そして、請求項2によると、キャリアカー
に積載された発電機で発電される電気が、電気自動車の
走行状態に応じて、電気自動車のバッテリー充電用に使
用する場合と、電気自動車のモーターの電源として使用
する場合とに分けて使用されるので、発電機で発電され
る電気を使用するにあたり、最も効率の良い使用方法が
選択されることとなり、経済的で環境への影響を最小限
に抑えることができ、さらに、電気自動車側に切換手段
を設けることにより、電気自動車の走行状態を正確に把
握でき、それに即した切換をきめ細かく行なえるもので
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の電気自動車のバッテリー充電用キャリ
アカーが電気自動車と連結され牽引されている状態を示
す斜視図である。
【図2】牽引機構の構成を示す構成図である。
【図3】電気自動車のバッテリー充電用キャリアカーと
電気自動車の使用状態の一例を示す図である。
【図4】電気自動車のバッテリー充電用キャリアカーと
電気自動車の使用状態の他の例を示す図である。
【符号の説明】
1 キャリアカー 2 発電機 3 電気自動車 4 モーター 5 バッテリー 6 牽引機構 7 連結装置 8 電気接続装置 9 AC/DCコンバータ 10 制御装置 11 切換手段

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電気自動車3に牽引されるキャリアカー
    1であって、上記キャリアカー1は、電気自動車3のバ
    ッテリー5への充電を行うための天然ガス、LPガス、
    ガソリン、軽油を燃料とする発電機2を積載して成り、
    上記キャリアカー1と電気自動車3は、双方の車両を着
    脱自在に連結する連結装置7と双方の電気的な接続を行
    う着脱自在な電気接続装置8より成る牽引機構6によっ
    て着脱自在に連結されるものであって、上記牽引機構6
    にてキャリアカー1と電気自動車3を連結することによ
    り、キャリアカー1に積載された発電機2にて発電され
    た電気をキャリアカー1あるいは電気自動車3のいずれ
    か一方に積載されたAC/DCコンバータ9を介して電
    気自動車3のバッテリー5に供給しその充電を行なうこ
    とを特徴とする電気自動車のバッテリー充電用キャリア
    カー。
  2. 【請求項2】 上記キャリアカー1に積載された発電機
    2で発電される電気は、電気自動車3の走行状態に応じ
    て、電気自動車3のバッテリー5の充電用に使用する場
    合と、電気自動車3のモーター4の電源として使用する
    場合とに分けて使用されるものであって、電気自動車3
    側に設けられた切換手段11により、その切換が行なわ
    れることを特徴とする請求項1記載の電気自動車のバッ
    テリー充電用キャリアカー。
JP8248695A 1996-08-30 1996-08-30 電気自動車のバッテリー充電用キャリアカー Pending JPH1080006A (ja)

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