JPH107953A - 洗浄剤組成物 - Google Patents
洗浄剤組成物Info
- Publication number
- JPH107953A JPH107953A JP17873496A JP17873496A JPH107953A JP H107953 A JPH107953 A JP H107953A JP 17873496 A JP17873496 A JP 17873496A JP 17873496 A JP17873496 A JP 17873496A JP H107953 A JPH107953 A JP H107953A
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- Japan
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- alkali metal
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- detergent
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 塗膜等を除去した後の表面のねばつきを除去
するための洗浄剤組成物を提供する。 【構成】 固形分が(a)アルカリ金属水酸化物および
(b)アルカリ金属ポリリン酸塩からなり水で希釈した
洗浄剤組成物。
するための洗浄剤組成物を提供する。 【構成】 固形分が(a)アルカリ金属水酸化物および
(b)アルカリ金属ポリリン酸塩からなり水で希釈した
洗浄剤組成物。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、洗浄剤、特に基材
に形成された不要の塗膜等(塗料、インキ、接着剤等を
含む)を高沸点有機溶剤を含む塗膜等の除去剤を使用し
て除去した後に残った高沸点有機溶剤または基材の油汚
れを洗浄するための仕上洗浄剤として有用な洗浄剤組成
物に関する。
に形成された不要の塗膜等(塗料、インキ、接着剤等を
含む)を高沸点有機溶剤を含む塗膜等の除去剤を使用し
て除去した後に残った高沸点有機溶剤または基材の油汚
れを洗浄するための仕上洗浄剤として有用な洗浄剤組成
物に関する。
【0002】
【従来の技術】基材に形成された不要の塗膜等(塗料、
インキ、接着剤等を含む)を除去する場合、従来から低
沸点有機溶剤を主剤とした除去剤や高沸点有機溶剤を主
体とした除去剤が使用されている。
インキ、接着剤等を含む)を除去する場合、従来から低
沸点有機溶剤を主剤とした除去剤や高沸点有機溶剤を主
体とした除去剤が使用されている。
【0003】ところで、上記の低沸点有機溶剤を主剤と
した除去剤を使用して塗膜等を除去した場合、揮発性が
大きいため溶剤蒸気の吸入等により健康を害するおそれ
があり、また高沸点有機溶剤を主体とした除去剤を使用
して塗膜等を除去した場合は、基材表面に高沸点有機溶
剤が残り、表面がねばつく等の問題点を生じていた。
した除去剤を使用して塗膜等を除去した場合、揮発性が
大きいため溶剤蒸気の吸入等により健康を害するおそれ
があり、また高沸点有機溶剤を主体とした除去剤を使用
して塗膜等を除去した場合は、基材表面に高沸点有機溶
剤が残り、表面がねばつく等の問題点を生じていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記の問題
点を克服し、塗膜等を除去した後の高沸点有機溶剤が残
った表面のねばつきを除去するための仕上洗浄剤として
有用な洗浄剤組成物を提供するためになされたものであ
る。
点を克服し、塗膜等を除去した後の高沸点有機溶剤が残
った表面のねばつきを除去するための仕上洗浄剤として
有用な洗浄剤組成物を提供するためになされたものであ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の洗浄剤組成物
は、固形分が(a)アルカリ金属水酸化物、(b)アル
カリ金属ポリリン酸塩からなり、水で希釈したことを特
徴とする。
は、固形分が(a)アルカリ金属水酸化物、(b)アル
カリ金属ポリリン酸塩からなり、水で希釈したことを特
徴とする。
【0006】本発明の洗浄剤組成物は、(c)アルキレ
ングリコールモノアルキルエーテルをさらに加えたこと
を特徴とする。
ングリコールモノアルキルエーテルをさらに加えたこと
を特徴とする。
【0007】(b)アルカリ金属ポリリン酸塩として
は、特定しないがピロリン酸ナトリウムが特に好まし
い。
は、特定しないがピロリン酸ナトリウムが特に好まし
い。
【0008】(c)アルキレングリコールモノアルキル
エーテルとしては、有機溶剤を除去するのに十分な溶剤
性を有し、かつ、水との混和性を有するために、炭素数
2〜4のアルキレングリコールの炭素数1〜4の飽和ア
ルキルエーテルが好ましい。
エーテルとしては、有機溶剤を除去するのに十分な溶剤
性を有し、かつ、水との混和性を有するために、炭素数
2〜4のアルキレングリコールの炭素数1〜4の飽和ア
ルキルエーテルが好ましい。
【0009】本発明の塗膜等の除去方法に使用される洗
浄剤組成物の固形分の(a)成分および(b)成分の重
量比は、使用目的に応じて最適化することができる。
(a)成分は通常20〜60重量%、好ましくは25〜
50重量%であり、(b)成分は通常40〜80重量
%、好ましくは50〜75重量%である。さらに、
(c)成分は、上記の(a)成分および(b)成分の合
計100重量部に対して100重量部まで、好ましくは
10〜60重量部を配合することができる。
浄剤組成物の固形分の(a)成分および(b)成分の重
量比は、使用目的に応じて最適化することができる。
(a)成分は通常20〜60重量%、好ましくは25〜
50重量%であり、(b)成分は通常40〜80重量
%、好ましくは50〜75重量%である。さらに、
(c)成分は、上記の(a)成分および(b)成分の合
計100重量部に対して100重量部まで、好ましくは
10〜60重量部を配合することができる。
【0010】また、本発明の洗浄剤組成物は上記組成物
を5〜10倍重量の水で一旦希釈したものを用意すれば
取り扱う際に便利であり、実際使用する際には上記希釈
物をさらに50倍重量までの水で希釈したものを用いる
こともできる。
を5〜10倍重量の水で一旦希釈したものを用意すれば
取り扱う際に便利であり、実際使用する際には上記希釈
物をさらに50倍重量までの水で希釈したものを用いる
こともできる。
【0011】また本発明においては、必要に応じて界面
活性剤、可溶化剤、殺菌剤、防錆剤、香料等を併用して
もよい。
活性剤、可溶化剤、殺菌剤、防錆剤、香料等を併用して
もよい。
【0012】上記可溶化剤としては、洗浄剤組成物が透
明となるように、組成成分の種類及び量により、例えば
炭素数4〜10の短鎖モノアルキル硫酸塩、アルキル部
分の炭素数1〜6のアルキルベンゼン硫酸塩および尿素
が用いられる。
明となるように、組成成分の種類及び量により、例えば
炭素数4〜10の短鎖モノアルキル硫酸塩、アルキル部
分の炭素数1〜6のアルキルベンゼン硫酸塩および尿素
が用いられる。
【0013】
実施例1〜3 下記の塗料を亜鉛メッキ鋼板に塗布し、
十分乾燥させた後、表1のとおりの組成の塗膜等の除去
剤組成物を3滴滴下し、1分後にワイピングシート(十
絛キンバリー社製、商品名:キムワイプ)にて拭き取
り、各塗膜を除去した。
十分乾燥させた後、表1のとおりの組成の塗膜等の除去
剤組成物を3滴滴下し、1分後にワイピングシート(十
絛キンバリー社製、商品名:キムワイプ)にて拭き取
り、各塗膜を除去した。
【0014】塗料1 赤色1液性アクリル系塗料(アサ
ヒペン株式会社製、水性ニュースプレー) 塗料2 赤色アルキド樹脂系塗料(関西ペイント株式会
社製、ラッカースプレーA) 塗料3 黄色エポキシ樹脂系塗料(Zynolyte社
製、RUST−MATE)
ヒペン株式会社製、水性ニュースプレー) 塗料2 赤色アルキド樹脂系塗料(関西ペイント株式会
社製、ラッカースプレーA) 塗料3 黄色エポキシ樹脂系塗料(Zynolyte社
製、RUST−MATE)
【0015】
【表1】
【0016】その後、下記の洗浄剤組成物を3滴滴下
し、ワイピングシート(十絛キンバリー社製、商品名:
キムワイプ)で拭き取ったところ、塗膜を除去した部分
に若干残っていた除去剤組成物の高沸点溶剤成分が完全
に除去され、べたつきはなくなった。
し、ワイピングシート(十絛キンバリー社製、商品名:
キムワイプ)で拭き取ったところ、塗膜を除去した部分
に若干残っていた除去剤組成物の高沸点溶剤成分が完全
に除去され、べたつきはなくなった。
【0017】洗浄剤組成物 水酸化カリウム 38重量部 ピロリン酸ナトリウム 62重量部 ブチルセルソルブ 30重量部 水 1000重量部
Claims (3)
- 【請求項1】 固形分が(a)アルカリ金属水酸化物お
よび(b)アルカリ金属ポリリン酸塩からなり、水で希
釈した洗浄剤組成物。 - 【請求項2】 (c)アルキレングリコールモノアルキ
ルエーテルをさらに加えたことを特徴とする、請求項1
記載の洗浄剤組成物。 - 【請求項3】 (b)アルカリ金属ポリリン酸塩が、ピ
ロリン酸ナトリウムであることを特徴とする、請求項1
または2記載の洗浄剤組成物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17873496A JPH107953A (ja) | 1996-06-20 | 1996-06-20 | 洗浄剤組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17873496A JPH107953A (ja) | 1996-06-20 | 1996-06-20 | 洗浄剤組成物 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH107953A true JPH107953A (ja) | 1998-01-13 |
Family
ID=16053658
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17873496A Pending JPH107953A (ja) | 1996-06-20 | 1996-06-20 | 洗浄剤組成物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH107953A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN1316596C (zh) * | 2003-08-25 | 2007-05-16 | 松下电器产业株式会社 | 布线图形产生方法 |
CN100388536C (zh) * | 2001-06-22 | 2008-05-14 | 株式会社杰士汤浅 | 电池板的栅板及其制造方法和使用这种栅板的电池 |
JP2016132737A (ja) * | 2015-01-20 | 2016-07-25 | Jfeエンジニアリング株式会社 | 塗膜剥離剤用洗浄剤、及び、これを用いた塗膜剥離剤の洗浄方法 |
-
1996
- 1996-06-20 JP JP17873496A patent/JPH107953A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN100388536C (zh) * | 2001-06-22 | 2008-05-14 | 株式会社杰士汤浅 | 电池板的栅板及其制造方法和使用这种栅板的电池 |
CN1316596C (zh) * | 2003-08-25 | 2007-05-16 | 松下电器产业株式会社 | 布线图形产生方法 |
JP2016132737A (ja) * | 2015-01-20 | 2016-07-25 | Jfeエンジニアリング株式会社 | 塗膜剥離剤用洗浄剤、及び、これを用いた塗膜剥離剤の洗浄方法 |
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