JPH1078555A - レーザマーキング装置 - Google Patents
レーザマーキング装置Info
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- JPH1078555A JPH1078555A JP23343096A JP23343096A JPH1078555A JP H1078555 A JPH1078555 A JP H1078555A JP 23343096 A JP23343096 A JP 23343096A JP 23343096 A JP23343096 A JP 23343096A JP H1078555 A JPH1078555 A JP H1078555A
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Abstract
って、対象物が同種類の場合はいうまでもなく、異種類
の場合であっても、対象物のそれぞれに対応したパター
ンのマーキングができ、かつ、マーキングのスループッ
トの向上が図れるレーザマーキング装置を提供する。 【解決手段】 例えば、レーザビーム8の光路切換器1
1を備えて、複数の例えば2つの走査型光学系1a、1
bとを独立に動作させ、さらに、走査型光学系1a、1
bに位置補正手段10を備えて、対象物21a、21b
に対するマーキング位置を別々に補正することにより解
決する。
Description
装置に関する。特に、レーザビームを走査して対象物に
マーキングを行う走査方式のレーザマーキング装置に関
する。
品名や品番等をマーキングする装置として、レーザビー
ムを走査して直接対象物に一筆書きでマーキングする走
査(スキャニング)方式のレーザマーキング装置が用い
らるようになってきている。
ンを使用して対象物にレーザビームを照射するマスク方
式のものに較べて、レーザビームの描画速度が遅くマー
キングのスループットが低いという問題点があった。
るものとして、例えば、特開昭63−175818号公
報に「レーザマーキング方法及びその装置」が開示され
ている。図4に示されるこのレーザマーキング装置は、
レーザ発振器31からのレーザビーム32をビームスプ
リッタ33によって、マーキングすべき対象物34に応
じて複数の例えば2つのレーザビーム35に分岐し、一
方は走査ミラー36aを経てfθレンズ37aによって
集光して、他方は走査ミラー36bを経てfθレンズ3
7bによって集光して、2つの対象物34に同時に照射
して同じパターンのマーキングを行うことで、マーキン
グのスループットをほぼ2倍に向上させようとするもの
である。
ーザマーキング装置では、1本のレーザビームをビーム
スプリッタで複数のレーザビームに分岐しているので、
複数の対象物に同じパターンのマーキングしかできな
い。また、対象物に相対的位置のズレがあった場合の位
置補正機構がないので、対象物の形状がすべて同一でな
いとマーキングができないなどの問題点がある。
物に同時にマーキングするにあたって、対象物が同種類
の場合はいうまでもなく、異種類の場合であっても、対
象物のそれぞれに対応したパターンのマーキングがで
き、かつ、マーキングのスループットの向上の図れるレ
ーザマーキング装置を提供することである。
下、異種同形という)の場合と、異種類で異形状(以
下、異種異形という)の場合とがある。
求項1に記載のレーザマーキング装置は、レーザビーム
を走査して対象物にマーキングを行うレーザマーキング
装置において、レーザビームの光路切換手段と、複数の
走査型光学系とを備えることを特徴とする。
は、請求項1に記載のレーザマーキング装置において、
走査型光学系がマーキングの位置補正手段を備えること
を特徴とする。
は、請求項1または請求項2に記載のレーザマーキング
装置において、光路切換手段が切換位置検知手段を備え
ることを特徴とする。
は、請求項1ないし請求項3のいずれか一に記載のレー
ザマーキング装置において、光路切換手段により切り換
えられたレーザビームの光路上に位置するように光路分
岐手段を備えることを特徴とする。
は、請求項1ないし請求項4のいずれか一に記載のレー
ザマーキング装置において、対象物の位置検出手段を備
えることを特徴とする。
一に記載のレーザマーキング装置において、走査型光学
系にそれぞれ独立して、対象物の搬送機を備えるように
することもできる。
換手段は、レーザ発振器からのレーザビームの光路を切
換えて、複数の走査型光学系のうちマーキングの対象と
なる1つにレーザビームを入射させる。したがって、そ
れぞれの走査型光学系のマーキングパターンを対象物に
対応させれば、対象物が同種類であっても、また、異種
類であってもそれぞれに対応したパターンのマーキング
がなされる。
は、それぞれ対象物の形状に応じて、独立して、マーキ
ングする位置を補正する。したがって、それぞれの走査
型光学系の対象物が、対象物の変更などによりマーキン
グすべき位置が変っても、レーザービームの照射位置を
補正して対応する。
は、例えば、光路切換手段の反射鏡の切換位置を検出す
る。したがって、走査型光学系に対する反射鏡の位置を
正確に決定して、レーザビームの光路を精度よく切り換
える。また、複数の走査型光学系のいずれが動作中かを
検知するので、どちらの走査型光学系の対象物にいずれ
のパターンのマーキングをするべきか判断できる。
路切換手段によって切り換えられたレーザビームを複数
に分岐して、走査型光学系の複数の対象物に同時にマー
キングを行う。
位置を検知するので、レーザビームのマーキング位置を
補正して、より正確なレーザビームの照射位置を決定で
きる。
ング装置の一実施の形態について説明する。
制御部4と、レーザ発振器5と、第1の駆動部2と、第
2の駆動部3と、走査型光学系1a、1bと、光路切換
手段である光路切換器11と、マーキングの位置補正手
段である位置補正部10とから構成される。
光路切換器11の反射鏡12に向けてレーザビーム8を
放射する。レーザ発振器5としては、例えば、YAGレ
ーザ、CO2 レーザやエキシマレーザなどを用いること
ができる。
が回転することにより、レーザビーム8の光路を変化さ
せる回転式光路切換器としている。反射鏡12が位置A
のときには、レーザビーム8は走査型光学系1bに入射
され、反射鏡12が位置Bのときには、レーザビーム8
は走査型光学系1aへ入射される。反射鏡12は、ガル
バノメータ(図示せず)に取り付けて駆動させてもよ
い。
て、反射鏡12の位置A、Bのそれぞれに対して、発光
素子13、13′および受光素子14、14′を設けて
いる。これにより、発光素子13から出射された光は、
反射鏡12が位置Aにあるときのみ受光素子14で検出
され、発光素子13′から出射された光は、反射鏡12
が位置Bにあるときのみ受光素子14′で検出される。
レンズ7aとから構成され、同様に、走査型光学系1b
は、反射鏡6bと、fθレンズ7bとから構成される。
反射鏡6a、6bとしては、例えば、ガルバノメータ方
式の反射鏡(通常、X偏向反射鏡およびY偏向反射鏡か
らなる)を使用してもよい。
反射鏡12が位置Bのとき、レーザビーム8が入射さ
れ、反射鏡6aによって光路を変化させてから、fθレ
ンズ7aによって集光して、レーザビーム9aを対象物
21aに照射する。また、同様に、走査型光学系1bに
は、反射鏡12が位置Aのとき、レーザビーム8が入射
され、反射鏡6bによって光路を変化させてから、fθ
レンズ7bによって集光して、レーザビーム9bを対象
物21bに照射する。このとき、反射鏡6a、6bは、
制御部4に制御された第1の駆動部2によって高速で動
いて、レーザビーム9a、9bをマーキングすべきパタ
ーンに応じた光路に変化させる。
走査型光学系1a、1bに接続して、マーキングするパ
ターンに応じて、反射鏡6a、6bを作動させる。ま
た、第2の駆動部3は光学切換器11に接続して、反射
鏡12を作動させる。
マーキングのパターン信号2aと、制御部4からのレー
ザビームの焦点位置の補正信号4aとを加算した信号1
0a、10bをそれぞれ走査光学系1a、1bに送る。
例えば、走査光学系1aでは信号10aを受けて、反射
鏡6aがマーキングのパターンに応じて高速で動くとと
もに、fθレンズ7aによってレーザビームの焦点位置
が調整されて、対象物21aのマーキングすべき正しい
位置に、正しいパターンのマーキングが行われる。走査
光学系1bでも同様である。したがって、対象物21
a、21bに対して走査光学系1a、1bを、それぞれ
独立して作動させることができるので、対象物21a、
21bがそれぞれ違っていても、それぞれに対応したパ
ターンの正確なマーキングがなされる。
パターンデータ及び対象物の形状に応じたマーキングの
焦点位置の補正データなどが入力され、また第2の駆動
部3からの反射鏡12の位置検知信号などとによって、
第1の駆動部2、第2の駆動部3、位置補正部10、レ
ーザ発振器5を前述のように作動させる。
系1a下に、制御部4の制御によって次々に供給する。
搬送機25aとしては、水平搬送方式ハンドラ、ロボッ
トICハンドラなどでよい。
の動作について、図1および図2にもとづいて説明す
る。
れたレーザビーム8は、まず、光路切換器11の反射鏡
12に入射する。このレーザビーム8は、反射鏡12が
位置Bのとき、走査型光学系1aに入射し、反射鏡6a
によってマーキングすべきパターンに応じた光路に変化
して、fθレンズ7aによって集光されてレーザビーム
9aとして、対象物21aに照射する。
12が位置Aのとき、走査型光学系1bに入射し、反射
鏡6bによってマーキングすべきパターンに応じた光路
に変化して、fθレンズ7bによって集光されてレーザ
ビーム9bとして、対象物21bに照射する。
ーム9a、9bの照射された部分の表面温度が瞬間的に
高温となってその部分の表面層が削られ、レーザビーム
9a、9bの走査軌跡と同一のパターン(図示せず)が
形成され、対象物21a、21bにマーキングが行われ
る。
切換器11の反射鏡12が位置Aおよび位置Bの時にマ
ーキング動作が可能となるが、そのタイミングチャート
を図2に示して説明する。
が位置Aにあり、搬送機25b上の対象物21bにマー
キングを行う。このとき、図1に示される搬送機25a
上の対象物21aの搬送を行う。
鏡12が位置Bにあり、搬送機25a上の対象物21a
にマーキングを行う。このとき、搬送機25b上の対象
物21bの搬送を行う。
せばよい。
とが、同種類であれば、同じパターンのマーキングが行
われ、また、異種類であれば、それぞれに対応した違っ
たパターンのマーキングが行われる。パターンの変更は
制御部4への入力データを変更するだけでよい。また、
対象物の形状の違いにより、あるいは、対象物が変更さ
れて、マーキングの基準位置との相対的位置が変わった
場合には、位置補正部10に位置補正データを入力する
ことにより変更できる。もちろん、異種同形の対象物に
変更された場合は、パターンの変更だけで、位置補正デ
ータは0を入力すればよい。
のの厳密には、2つのマーキングは交互に行われるので
あるが、走査型光学系1a、1bに対して、それぞれ搬
送機25a、25bを設置して、一方のマーキングの行
われているときは、他方はマーキング位置への搬送が行
われるので、トータル的にスループットの向上につなが
る。もちろん、走査型光学系1a、1bに対して、1つ
の搬送機を設置してもマーキングは可能である。
で、別々のパターンのマーキングができ、かつ、マーキ
ング位置を独立に補正できるので、複数の走査光学系に
配置された対象物が同種類であっても、また、異種類で
あっても、対象物のそれぞれに対応したパターンのマー
キングができる。これは、多品種少量のICパッケージ
等のマーキングでは非常に有効となる。
bのそれぞれに位置検出手段28を設ければ、対象物2
1a、21bの位置を検知して、レーザビーム9a、9
bのマーキング位置を補正して、対象物21a、21b
に対して正確にマーキングすることができる。位置検出
手段28としては、例えば、前述の光路切換器11に設
けられた反射鏡12の位置検知手段と同様な構造のもの
を用いることもできる。
の他の実施の形態について説明する。 図3に示される
レーザマーキング装置の走査型光学系1aは、レーザビ
ームの分岐手段であるビームスプリッタを兼ねた反射鏡
6a′と、fθレンズ7a′と、反射鏡6aと、fθレ
ンズ7aとから構成される。同様に、走査型光学系1b
は、ビームスプリッタを兼ねた反射鏡6b′と、fθレ
ンズ7b′と、反射鏡6bと、fθレンズ7bとから構
成される。他の部分については前述のものと同様であ
る。 レーザビーム8は、反射鏡12が位置Bのとき、
走査型光学系1aに入射し、ビームスプリッタを兼ねた
反射鏡6a′によって2つに分岐し、一方は、fθレン
ズ7a′によって集光されてレーザビーム9a′とし
て、搬送機25a上の対象物21aに照射してマーキン
グを行い、また、他方は、反射鏡6aによって光路を換
え、fθレンズ7aによって集光されてレーザビーム9
aとして、搬送機25a上の対象物21aに照射して、
マーキングを行う。この場合、2つの対象物21aに
は、同じパターンのマーキングがなされる。
型光学系1bに入射して同様な動作が行われ、搬送機2
5b上の2つの対象物21bにマーキングを行う。
1bの2つずつに、それぞれ交互にマーキングを行い、
一方のマーキングの行われているときは、他方はマーキ
ング位置への搬送を2つずつ行うことで、前述した装置
のさらに2倍のスループットを得ることができる。もち
ろん、この場合も対象物21a、21bは同種類であっ
ても、異種類であっても構わない。
レーザビームの光路切換手段により独立に動作できるの
で、対象物が同種類であっても、また、異種類(異種異
形、異種同形)であっても、それぞれに対応したパター
ンのマーキングができる。
向上が図れるとともに、従来、異種類の対象物に同時に
マーキングする場合、2台以上のレーザマーキング装置
が必要であったが、本発明では1台で行うことができ
る。
れば、マーキング位置を別々に補正できるので、異種類
の対象物にも容易に対応でき、また、レーザビームの光
路分岐手段を備えれば、複数の走査型光学系でさらに複
数のマーキングができ、さらに、マーキングのスループ
ットの向上が図ることができる。
キング装置の構成図
ミングチャート
ーキング装置の構成図
Claims (5)
- 【請求項1】レーザビームを走査して対象物にマーキン
グを行うレーザマーキング装置において、レーザビーム
の光路切換手段と、複数の走査型光学系とを備えること
を特徴とするレーザマーキング装置。 - 【請求項2】走査型光学系がマーキングの位置補正手段
を備えることを特徴とする請求項1に記載のレーザマー
キング装置。 - 【請求項3】光路切換手段が切換位置検知手段を備える
ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載のレー
ザマーキング装置。 - 【請求項4】光路切換手段により切り換えられたレーザ
ビームの光路上に位置するように光路分岐手段を備える
ことを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれか一
に記載のレーザマーキング装置。 - 【請求項5】対象物の位置検出手段を備えることを特徴
とする請求項1ないし請求項4のいずれか一に記載のレ
ーザマーキング装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP08233430A JP3106973B2 (ja) | 1996-09-03 | 1996-09-03 | レーザマーキング装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP08233430A JP3106973B2 (ja) | 1996-09-03 | 1996-09-03 | レーザマーキング装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1078555A true JPH1078555A (ja) | 1998-03-24 |
JP3106973B2 JP3106973B2 (ja) | 2000-11-06 |
Family
ID=16954925
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP08233430A Expired - Fee Related JP3106973B2 (ja) | 1996-09-03 | 1996-09-03 | レーザマーキング装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3106973B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
SG111945A1 (en) * | 2001-12-01 | 2005-06-29 | Eo Technics Co Ltd | Method and apparatus in calibrating marking position in chip scale marker |
-
1996
- 1996-09-03 JP JP08233430A patent/JP3106973B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
SG111945A1 (en) * | 2001-12-01 | 2005-06-29 | Eo Technics Co Ltd | Method and apparatus in calibrating marking position in chip scale marker |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3106973B2 (ja) | 2000-11-06 |
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