JPH1078275A - アキュムレータ - Google Patents

アキュムレータ

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JPH1078275A
JPH1078275A JP23412496A JP23412496A JPH1078275A JP H1078275 A JPH1078275 A JP H1078275A JP 23412496 A JP23412496 A JP 23412496A JP 23412496 A JP23412496 A JP 23412496A JP H1078275 A JPH1078275 A JP H1078275A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
refrigerant
tank
compressor
fed
straight pipe
Prior art date
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Abandoned
Application number
JP23412496A
Other languages
English (en)
Inventor
Akio Kurihara
明男 栗原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Showa Aluminum Can Corp
Original Assignee
Showa Aluminum Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Showa Aluminum Corp filed Critical Showa Aluminum Corp
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Publication of JPH1078275A publication Critical patent/JPH1078275A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 製造時に誤差が生じることがなく、かつ、圧
縮器に液体状冷媒が戻るのを確実に防止することができ
るようにする。 【解決手段】 液体状冷媒を収容するタンク1 と、タン
ク1 の下部開口から挿入されて開口縁に固定されかつ収
容液体状冷媒の液面から先端部が突出する長さを有する
冷媒導入直管2 とを設け、冷媒導入直管 2の先端を閉塞
するとともに同先端部の周壁に貫通孔2aを形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、冷凍サイクルに用
いられるアキュムレータに関する。詳しくは、冷蔵庫の
蒸発器と圧縮器との間に設けられて液体状冷媒を一時的
に収容するアキュムレータに関する。
【0002】
【従来の技術】冷凍サイクルにおいて、蒸発器により気
化させられた冷媒は、圧縮器に送られて加圧される。し
かしながら、冷媒は、完全には気化しておらず、一部が
液体状のままであり、この冷媒が直接圧縮器に送られる
と、液体状の冷媒を圧縮することができないため、圧縮
器の停止や故障の原因となる。そこで、蒸発器から戻さ
れた冷媒が直接圧縮器に送られるのを防止するため、蒸
発器と圧縮器との間にアキュムレータを設け、液体状の
冷媒を収容することが行われている。
【0003】このようなアキュムレータとして、液体状
冷媒を収容するタンクと、タンクの下部開口から挿入さ
れて開口縁に固定されかつ収容液体状冷媒の液面から先
端部が突出する長さを有するとともに、先端部に折曲部
が形成され、折曲部より先端側部分が傾斜して斜め上方
に向かって伸びている冷媒導入管とよりなるものが知ら
れている。
【0004】上記のアキュムレータにおいては、蒸発器
から冷媒を戻すための冷媒戻パイプに冷媒導入管が接続
されているとともにタンクの上部にタンクと圧縮器とを
接続した冷媒送パイプの一端が接続されており、蒸発器
から戻された冷媒は、タンク内に斜め上方に向かって流
入し、蒸発器から戻された冷媒が直接冷媒送パイプに送
られないようになされている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記、従来アキュムレ
ータの場合、冷媒導入管を挿入するための開口をタンク
の下部に形成し、その開口から冷媒導入管を挿入した後
に、開口縁において、タンクと冷媒導入管とを溶接して
冷媒導入管をタンクに固定している。
【0006】このように、先端部に折曲部が形成された
冷媒導入管をタンクに挿入してアキュムレータを製造す
るので、冷媒導入管の直径より大きい開口をタンクに形
成する必要がある。したがって、先端部の傾斜が大きい
冷媒導入管をタンク内に挿入するためには、開口を充分
大きくする必要があり、開口の直径と、冷媒導入管の外
径との差が大きくなり、導入管が傾いた状態で導入管と
タンクとを溶接してしまい導入管の先端部の傾斜が初期
の設定値と異なってしまうことがあるという問題があ
る。一方、開口の直径と、導入管の直径との差を小さく
すると、先端の傾斜が大きい導入管をタンク内に挿入す
ることができず、冷媒送パイプの上端部の傾斜が小さく
なり、冷媒がタンク内に上方に向かって流入し、液体状
冷媒が圧縮器に戻ってしまうことがあるという問題があ
る。
【0007】本発明の目的は、上記課題を解決した、製
造時に誤差が生じることがなく、圧縮器に液体状冷媒が
戻るのを確実に防止することのできるアキュムレータを
提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明のアキュムレータ
は、冷凍サイクルに用いられるアキュムレータであっ
て、液体状冷媒を収容するタンクと、タンクの下部開口
から挿入されて開口縁に固定されかつ収容液体状冷媒の
液面から先端部が突出する長さを有する冷媒導入直管と
よりなり、冷媒導入直管の先端が閉塞されているととも
に同先端部の周壁に貫通孔が形成されているものであ
る。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、図1および図2を参照して
本発明の1実施形態のアキュムレータについて説明す
る。
【0010】アキュムレータは、液体状冷媒を一時的に
収容するタンク(1) を備えている。タンク(1) は、上方
に向かって伸びた大径筒状部と、大径筒状部の上側に筒
状部に連なって形成された上方に向かって縮径した中空
円錐台状部と、筒状部の下側に筒状部に連なって形成さ
れた下方に向かって縮径した中空円錐台状部と、上側の
円錐台状部の上端および下側の円錐台状部の下端からそ
れぞれ上下に突出した小径筒状部(1a)(1b)とからなり、
両小径筒状部(1a)(1b)の上下端にそれぞれ開口が形成さ
れている。
【0011】小径筒状部(1b)の下端の開口からその開口
の直径とほぼ同径の外径を有した冷媒導入直管(2) が垂
直に挿入されている。冷媒導入直管(2) の上端はスピニ
ング加工等により閉塞されているとともに上端部周壁に
断面円形状の貫通孔(2a)が形成されている。また、冷媒
導入直管(2) の下端に鍔状部(2b)が形成され、鍔状部(2
b)の上面が小径筒状部(1b)の下端面に当接しており、鍔
状部(2b)から貫通孔(2a)までの長さが、タンク(1) 内に
収容される液体状冷媒の液面高さより長くなるようにな
されている。
【0012】冷媒導入直管(2) の下端部に、長さの中間
に環状の外方凸部を有する裏当用スリーブ(4) の凸部よ
り上側の部分が挿入され、スリーブ(4) の凸部より下側
の部分に冷媒流通管(3) の上端部が嵌め被せられ、タン
ク(1) の下端部において、スリーブ(4) を介して、タン
ク(1) 、冷媒導入直管(2) および冷媒流通管(3) がアル
ゴン溶接等により一体に固定されている。
【0013】冷媒流通管(3) は、タンク(1) との接続部
から下方に向かって伸びるとともに左方向に折れ曲り、
図示は省略したが、左端が蒸発器に接続されている。ま
た、図示は省略したが、タンク(1) の上の小径筒状部(1
a)に冷媒送出管の下端が接続されているとともに冷媒送
出管の上端が圧縮器に接続されており、蒸発器から戻さ
れた冷媒がタンク(1) を介して圧縮器に送られるように
なされている。
【0014】そして、蒸発器から戻された冷媒は、液体
と気体とが混合した状態であり、この状態の冷媒が冷媒
導入直管(2) を介してタンク(1) 内に流入する。このさ
い、冷媒は冷媒導入直管(2) の上端部周壁に形成された
貫通孔(2a)からタンク(1) の側壁に向かって流入するの
で、タンク(1) の上部に接続された冷媒送出管に直接流
入せず、液体と気体とが混合した状態の冷媒が圧縮器に
直接送られることがない。すなわち、圧縮器に液体状の
冷媒が送られることがない。そして、液体状の冷媒は、
タンク(1) の下部、すなわち、タンク(1) 内の冷媒導入
直管(2) の貫通孔(2a)より下方に収容されて、蒸発器か
らタンク(1) に戻された気体状の冷媒と、タンク(1) に
収容された液体状の冷媒から自然気化した気体状の冷媒
とが圧縮器に送られる。
【0015】上記のように、圧縮器には気体状の冷媒の
みが送られ、液体状の冷媒が圧縮器に送られることがな
い。
【0016】なお、タンク(1) に収容することができる
冷媒の量を、冷凍サイクルにおいて使用する冷媒の量よ
り大きくすれば、液体状の冷媒が、冷媒導入直管(2) の
貫通孔(2a)より上方に達することがない。
【0017】また、上記のタンク(1) においては、タン
ク(1) の下端部に、冷媒導入直管(2) の外径とほぼ同形
の内径を有した小径筒状部(1b)が形成されているので、
冷媒導入直管(2) を正確に垂直に導き入れることがで
き、アキュムレータの製造時に誤差が生じることがな
い。
【0018】
【発明の効果】本発明のアキュムレータによれば、蒸発
器から戻された液体と気体とが混合した状態の冷媒は、
冷媒導入直管の上端部周壁に形成された貫通孔からタン
クの側壁方向に向かって吹き出されてタンク内に流入す
るので蒸発器から戻された冷媒が直接圧縮器に送られる
ことがない。しかも、液体状の冷媒はタンク内に収容さ
れ、気体状の冷媒のみが圧縮器に送られるので、圧縮器
の停止や故障が発生することがない。そのうえ、冷媒導
入直管は、タンクに収容される液体状冷媒の液面から先
端部が突出する長さを有しているので、冷媒導入直管に
液体状の冷媒が逆流することがない。さらに、冷媒導入
直管の外径とタンクの下部開口の直径とをほぼ同一にす
ることができるので、タンクの製造時に冷媒導入直管が
傾くことがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の1実施形態のアキュムレータの垂直断
面図である。
【図2】図1の要部の側面図である。
【符号の説明】
(1) タンク (2) 冷媒導入管 (2a) 貫通孔

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 冷凍サイクルに用いられるアキュムレー
    タであって、液体状冷媒を収容するタンクと、タンクの
    下部開口から挿入されて開口縁に固定されかつ収容液体
    状冷媒の液面から先端部が突出する長さを有する冷媒導
    入直管とよりなり、冷媒導入直管の先端が閉塞されてい
    るとともに同先端部の周壁に貫通孔が形成されているア
    キュムレータ。
JP23412496A 1996-09-04 1996-09-04 アキュムレータ Abandoned JPH1078275A (ja)

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JP23412496A JPH1078275A (ja) 1996-09-04 1996-09-04 アキュムレータ

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JPH1078275A true JPH1078275A (ja) 1998-03-24

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JP23412496A Abandoned JPH1078275A (ja) 1996-09-04 1996-09-04 アキュムレータ

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2009001701A1 (ja) * 2007-06-25 2008-12-31 Mitsubishi Electric Corporation 気液分離器とそれを搭載した空気調和機
JP2016200315A (ja) * 2015-04-08 2016-12-01 アイシン精機株式会社 空気調和装置用の圧力容器

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