JP2002090004A - アキュムレータ - Google Patents

アキュムレータ

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JP2002090004A
JP2002090004A JP2000284678A JP2000284678A JP2002090004A JP 2002090004 A JP2002090004 A JP 2002090004A JP 2000284678 A JP2000284678 A JP 2000284678A JP 2000284678 A JP2000284678 A JP 2000284678A JP 2002090004 A JP2002090004 A JP 2002090004A
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JP
Japan
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hole
accumulator
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case
lower case
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Pending
Application number
JP2000284678A
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English (en)
Inventor
Motoyoshi Fujishiro
基芳 藤城
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Fujitsu General Ltd
Original Assignee
Fujitsu General Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 安いコストで騒音を防止したアキュムレータ
を提供することを目的とする。 【解決手段】 底部に貫通孔を有する有底筒状の上部ケ
ース2と下部ケース3とでなる密閉容器と、前記上部ケ
ースの貫通孔2aに挿嵌固定される入口管4と、同上部
ケース内に設けられ、塵の流入を防ぐと共に液冷媒と気
冷媒を分流するスクリーン5と、前記下部ケースの貫通
孔3aから前記スクリーン近傍まで挿嵌して、同貫通孔
に固定され、圧縮機1の吸込口1aに接続される出口管
7と、同下部ケース内に設けられ、前記出口管を固定す
るバッフル板6とでなり、戻り液冷媒を一端溜めて気化
させて圧縮機に供給するアキュムレータ10において、
前記上部ケースと下部ケースの径を異なる寸法とし、密
閉容器の上下で共振周波数を変えたので、気柱共鳴が起
こり難く、騒音を大幅に低減することができ、安いコス
トで騒音を防止したアキュムレータを提供することがで
きる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、圧縮機の吸込口に
接続されるアキュムレータに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、圧縮機1の吸込口1aに接続され
るアキュムレータは、図2に示すように、有底筒状の上
部ケース2と下部ケース3とで密閉容器を構成してい
る。前記上部ケース2の底部には貫通孔2aが設けられ
ており、同貫通孔2aに冷媒回路を流通した戻り冷媒を
流入する入口管4を挿嵌固定している。この上部ケース
2内には塵の流入を防ぐと共に液冷媒と気冷媒を分流す
るスクリーン5が配設されている。また、前記下部ケー
ス3の底部にも貫通孔3aが設けられており、同貫通孔
3aから前記スクリーン5近傍まで出口管7を挿嵌し、
同貫通孔3aに出口管7を固定している。この下部ケー
ス3内には前記出口管7を固定するバッフル板6が設け
られている。そして、前記出口管7は、圧縮機1の吸込
口1aに接続され、前記アキュムレータで気化された冷
媒を圧縮機1に供給している。ところで、アキュムレー
タ内部では、入口管4からアキュムレータ内部に流入し
た戻り冷媒が気柱共鳴による異音を発生し、騒音の原因
となっている。従来この異音を低減するため、アキュム
レータに制振材を取り付けたり、密閉容器の周囲を吸音
材で覆ったりして、対策していた。しかし、これらの対
策では、対策用材料費と取付費が掛かり、コストを低減
できないという問題があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は以上述べた問
題点を解決し、安いコストで騒音を防止したアキュムレ
ータを提供することを目的としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は上述の課題を解
決するため、底部に貫通孔を有する有底筒状の上部ケー
スと下部ケースとでなる密閉容器と、前記上部ケースの
貫通孔に挿嵌固定される入口管と、同上部ケース内に設
けられ、塵の流入を防ぐと共に液冷媒と気冷媒を分流す
るスクリーンと、前記下部ケースの貫通孔から前記スク
リーン近傍まで挿嵌して、同貫通孔に固定され、圧縮機
の吸込口に接続される出口管と、同下部ケース内に設け
られ、前記出口管を固定するバッフル板とでなり、戻り
液冷媒を一端溜めて気化させて圧縮機に供給するアキュ
ムレータにおいて、前記上部ケースと下部ケースの径を
異なる寸法とし、密閉容器の上下で共振周波数を変えた
アキュムレータとしている。
【0005】前記上部ケースの径を下部ケースより小さ
くし、上部の共振周波数を下部より高くしたアキュムレ
ータとしている。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づいて本発明によ
るアキュムレータを詳細に説明する。図1は本発明によ
るアキュムレータの一実施例を示す要部側断面図であ
る。図において、1は圧縮機で、アキュムレータ10は
この圧縮機1の吸込口1aに接続される。有底筒状の上
部ケース2と下部ケース3とでアキュムレータ10の密
閉容器を構成している。この上部ケース2の径を下部ケ
ース3より小さくし、上部ケース2の共振周波数が下部
ケース3より高くなるようにしている。前記上部ケース
2の開口部の外径は前記下部ケース3の略内径となるよ
うに拡管している。また、前記下部ケース3には前記上
部ケース2の拡管部先端がこれ以上中に挿入されないた
めのストッパー3bが形成されている。前記上部ケース
2の底部には貫通孔2aが設けられており、同貫通孔2
aに冷媒回路を流通した戻り冷媒を流入する入口管4を
挿嵌固定している。この上部ケース2内には塵の流入を
防ぐと共に液冷媒と気冷媒を分流するスクリーン5が配
設されている。また、前記下部ケース3の底部にも貫通
孔3aが設けられており、同貫通孔3aから前記スクリ
ーン5近傍まで出口管7を挿嵌し、同貫通孔3aに出口
管7を固定している。この下部ケース3内には前記出口
管7を固定するバッフル板6が設けられている。そし
て、前記出口管7は、圧縮機1の吸込口1aに接続さ
れ、前記アキュムレータ10で気化された冷媒を圧縮機
1に供給している。また、前記上部ケース2には取付金
具8が設けられ、同取付金具8を介して圧縮機1に固定
される。
【0007】以上の構成において、つぎにその動作を説
明する。入口管4から流入された気液混合の戻り冷媒は
スクリーン5により塵が取り除かれると共に分流され、
その液冷媒は密閉容器の外側をつたわって下部ケース3
の底に一端溜められる。そして、圧縮機からの熱により
気化され前記入口管4から流入された気冷媒と共に出口
管7から流出され、圧縮機1に供給される。入口管4か
らアキュムレータ10の密閉容器内に流入された前記気
液混合の戻り冷媒は上部ケース2と下部ケース内で気柱
共鳴しようとするが、上部ケース2の径と下部ケース3
の径が異なるため、上部ケース2および下部ケースの共
振周波数はそれぞれ同一の径の場合の密閉容器の共振周
波数の倍以上となるため、共鳴が起こり難くなり、騒音
を大幅に低減することができる。
【0008】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によるアキ
ュムレータによれば、底部に貫通孔を有する有底筒状の
上部ケースと下部ケースとでなる密閉容器と、前記上部
ケースの貫通孔に挿嵌固定される入口管と、同上部ケー
ス内に設けられ、塵の流入を防ぐと共に液冷媒と気冷媒
を分流するスクリーンと、前記下部ケースの貫通孔から
前記スクリーン近傍まで挿嵌して、同貫通孔に固定さ
れ、圧縮機の吸込口に接続される出口管と、同下部ケー
ス内に設けられ、前記出口管を固定するバッフル板とで
なり、戻り液冷媒を一端溜めて気化させて圧縮機に供給
するアキュムレータにおいて、前記上部ケースと下部ケ
ースの径を異なる寸法とし、密閉容器の上下で共振周波
数を変えたアキュムレータとしたので、気柱共鳴が起こ
り難く、騒音を大幅に低減することができ、安いコスト
で騒音を防止したアキュムレータを提供することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるアキュムレータの一実施例を示す
要部断面図である。
【図2】従来のアキュムレータを示す要部断面図であ
る。
【符号の説明】
1 圧縮機 1a 吸込口 2 上部ケース 3 下部ケース 2a、3a 貫通孔 4 入口管 5 スクリーン 6 バッフル板 7 出口管 8 取付金具 10 アキュムレータ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 底部に貫通孔を有する有底筒状の上部ケ
    ースと下部ケースとでなる密閉容器と、前記上部ケース
    の貫通孔に挿嵌固定される入口管と、同上部ケース内に
    設けられ、塵の流入を防ぐと共に液冷媒と気冷媒を分流
    するスクリーンと、前記下部ケースの貫通孔から前記ス
    クリーン近傍まで挿嵌して、同貫通孔に固定され、圧縮
    機の吸込口に接続される出口管と、同下部ケース内に設
    けられ、前記出口管を固定するバッフル板とでなり、戻
    り液冷媒を一端溜めて気化させて圧縮機に供給するアキ
    ュムレータにおいて、前記上部ケースと下部ケースの径
    を異なる寸法としたこと特徴とするアキュムレータ。
  2. 【請求項2】 前記上部ケースの径を下部ケースより小
    さくしたことを特徴とする請求項1記載のアキュムレー
    タ。
JP2000284678A 2000-09-20 2000-09-20 アキュムレータ Pending JP2002090004A (ja)

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