JPH1078249A - クリーンソーラー - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明品は、汚れた空気をきれいにする空気清
浄器の電源を、太陽の光を電気に変換する太陽電池を一
体型にした空気清浄器であり、交流１００ボルト電源か
らの充電も可能としております。日中は太陽光で運転で
き、夜間は日中に蓄えられた電気で運転できるクリーン
ソーラーを提供することにある。 【構成】太陽電池モジュールと空気清浄部と充電式蓄電
池部と操作制御部であります。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は、汚れた空気をきれ
いにする空気清浄器に関する。

【０００２】

【従来の技術】従来の空気清浄器は、交流１００ボルト
電源方式なので、電源コンセント近くに置くことになっ
ておりますので設置場所を限定されます。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】上記従来の技術では、
電源コンセント近くに設置又は延長コードを利用となり
ます。この延長コードは室内を歩く時に足に引っ掛かっ
て、電源コードが途中で切れたりしますので小さなお子
様の居る場所には危険です。又、電気料金が使用量に応
じて加算されますので、せっかく購入したのに使わない
ケースも見受けられます。

【０００４】

【課題を解決するための手段】本発明は上記の様な課題
を解決するために太陽電池一体型とし、電気を蓄える装
置として内部に充電式蓄電池を組み込みました。日中は
太陽電池に太陽光が当たり、運転可能となり、余った電
気は夜間用に蓄電池部に蓄えておきます。この様に太陽
電池モジュールを一体型にしておりますので電源コード
不要、電気料金不要を可能にした発明です。

【０００５】

【発明の実施の形態】上記の構成で、日中は図１の背面
図の太陽電池モジュールを太陽に向けておきます。この
状態で運転でき、余った電気は蓄電池部に自動的に蓄え
ることになります。数日間、太陽光が当たらずバッテリ
ーが上がってしまった場合には、交流１００Ｖ電源で充
電して使用します。

【０００６】

【実施例】この発明の実施例を図２で説明します。なる
べく小型で安価をということで開発しましたので太陽電
池モジュールは多結晶タイプ、縦横サイズは４００×３
７５ｍｍであり、最大出力は１４．５２Ｗ、最大出力動
作電圧は１６．５Ｖ、最大出力動作電流は８８０ｍＡで
す。充電式蓄電池部はニッケルカドミウム電池１．２Ｖ
を１０直で、６Ａｈの容量です。放電線式の空気清浄部
は消費電力は約４Ｗであります。上記部品仕様で太陽電
池の必要発電量、バッテリー容量を下記計算式で表しま
す。 １日の平均使用電流量Ｉ_ＵＤ〔Ａｈ／日〕 Ｉ_ＵＤ＝消費電力〔Ｗ〕÷システム電圧×機器の使用時間〔ｈ〕 ＝４÷１２×８≒２．６４〔Ａｈ／日〕 太陽電池の必要発電電流量Ｉ_ｎ〔Ａｈ／日〕 太陽電池の必要発電電流Ｉ_ｎｐ〔Ａ〕 Ｉ_ｎｐ＝Ｉ_ｎ÷１日の平均日射時間＝３．２６÷３．８
≒０．８６〔Ａ〕 以上の様な計算となりますが、本発明品のクリーンソー
ラーは、上記太陽電池モジュール及び充電式蓄電池の容
量を本式の値と限定するものではありません。太陽電池
モジュールは、日進月歩で開発が進んでおり、まだまだ
小型高性能となって行きます。同じく蓄電池も開発が進
んでおります。

【０００７】

【発明の効果】上記計算式で太陽電池発電電流及び充電
式蓄電池の容量で、１日の使用時間を約８時間としてお
り、太陽が当たらなくても１日の使用は蓄電池で十分可
能とのデータがでております。又、数日間の使用も蓄電
池を増設することで十分耐えうるものになります。本発
明品のクリーンソーラーは屋外での使用もできますの
で、野外のバーベキュー等でお役に立つと思われます。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明品の正面図、側面図、平面図、背面図で
ある。

【図２】本発明品の部品仕様図である。

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】汚れた空気をきれいにする空気清浄器の電
   源を太陽発電とし、太陽の光を電気に変換する太陽電池
   を一体型にした空気清浄器。
2. 【請求項２】汚れた空気をきれいにする空気清浄器の電
   源を交流１００ボルト電源からの充電で運転できる空気
   清浄器。