JPH1077663A - レーザ計測機付き建設機械 - Google Patents

レーザ計測機付き建設機械

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JPH1077663A
JPH1077663A JP8234525A JP23452596A JPH1077663A JP H1077663 A JPH1077663 A JP H1077663A JP 8234525 A JP8234525 A JP 8234525A JP 23452596 A JP23452596 A JP 23452596A JP H1077663 A JPH1077663 A JP H1077663A
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JP
Japan
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construction machine
laser
attitude
working
bucket
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JP8234525A
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English (en)
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Tomoaki Ono
智昭 小野
Shoji Tozawa
祥二 戸澤
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Caterpillar Japan Ltd
Caterpillar Mitsubishi Ltd
Original Assignee
Caterpillar Mitsubishi Ltd
Shin Caterpillar Mitsubishi Ltd
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Publication date
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Priority to US09/051,514 priority patent/US6209232B1/en
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    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E02HYDRAULIC ENGINEERING; FOUNDATIONS; SOIL SHIFTING
    • E02FDREDGING; SOIL-SHIFTING
    • E02F3/00Dredgers; Soil-shifting machines
    • E02F3/04Dredgers; Soil-shifting machines mechanically-driven
    • E02F3/28Dredgers; Soil-shifting machines mechanically-driven with digging tools mounted on a dipper- or bucket-arm, i.e. there is either one arm or a pair of arms, e.g. dippers, buckets
    • E02F3/36Component parts
    • E02F3/42Drives for dippers, buckets, dipper-arms or bucket-arms
    • E02F3/43Control of dipper or bucket position; Control of sequence of drive operations
    • E02F3/435Control of dipper or bucket position; Control of sequence of drive operations for dipper-arms, backhoes or the like
    • E02F3/437Control of dipper or bucket position; Control of sequence of drive operations for dipper-arms, backhoes or the like providing automatic sequences of movements, e.g. linear excavation, keeping dipper angle constant
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    • E02HYDRAULIC ENGINEERING; FOUNDATIONS; SOIL SHIFTING
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    • E02F9/26Indicating devices
    • E02F9/264Sensors and their calibration for indicating the position of the work tool

Abstract

(57)【要約】 【課題】 レーザ計測器付き建設機械において、自動的
且つ正確にレーザ光を垂直に受光できるように作動部材
を駆動できるようにする。 【解決手段】 建設機械本体と、作業装置と、作業装置
におけるシリンダ装置を駆動することにより複数のアー
ム部材,先端作業部材を操作する操作部材とを有する建
設機械10において、建設機械10から離隔した位置に
配置されたレーザ装置120から照射される目標床面と
平行なレーザ光を受光すべく自由端側に位置するアーム
部材に取り付けられたアレー型レーザ受光器114と、
建設機械の姿勢を検出する姿勢検出手段3−1〜3−
3,4と、姿勢検出手段3−1〜3−3,4での検出結
果に基づいてアレー型レーザ受光器114がレーザ装置
120からのレーザ光を所定の角度で受光しうるように
作業装置を制御する制御手段2とをそなえるように構成
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、レーザ計測器付き
建設機械に関し、特に仕上げ床面の計測を行なう際に用
いて好適な、レーザ計測器付き建設機械に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、油圧ショベルのごとき建設機
械(作業機械)115は、図8に示すように、互いに独
立して駆動しうる右トラック100R及び左トラック1
00Lをそなえてなる下部走行体100上に、運転操作
室101付き作業機械本体部(作業機械本体)102が
水平面内で回転自在に設けられており、更にこの作業機
械本体部102には、ブーム103が垂直方向に回動自
在に枢着されるとともに、ブーム103には、スティッ
ク104が同じく垂直方向に回動自在に枢着されてい
る。
【0003】また、作業機械本体部102とブーム10
3との間には、ブーム103を駆動するブーム駆動用油
圧シリンダ装置(流体圧シリンダ装置)105が2つ並
列して設けられるとともに(図8においては1つのみ図
示)、ブーム103とスティック104との間には、ス
ティック104を駆動するスティック駆動用油圧シリン
ダ装置(流体圧シリンダ装置)106が設けられてい
る。
【0004】なお、スティック104の先端部には、油
圧シリンダ装置107によって駆動されるバケット10
8が着脱自在に取り付けられている。さらに、上述の左
トラック100L,右トラック100Rは、それぞれ独
立した動力源としての走行モータ109L,109R
(図10参照)をそなえるとともに、作業機械本体部1
02による旋回,ブーム103及びスティック104に
よる回動,バケット108の駆動は、図示しないエンジ
ン(内燃機関)により油圧ポンプを駆動することによ
り、後述の図10に示す油圧式制御回路装置111を介
して動作されるようになっている。
【0005】ところで、運転操作室101は、例えば図
9に示すように構成されており、この運転操作室101
は、オペレータが着座するシート101A,左レバー1
01B,右レバー101C,コンソール101D,左ペ
ダル101L,右ペダル101R,インスツルメントパ
ネル101E及びセーフティロックレバー101Fをそ
なえている。
【0006】ここで、上述の左レバー101B,右レバ
ー101C,左ペダル101L及びよび右ペダル101
Rは、作業機械115の動き(走行,旋回,ブーム回
動,スティック回動又はバケット回動)を制御するため
のものである。例えば、オペレータがこれらの左右のレ
バー101B,101Cを前後左右に操作することによ
り、油圧式制御回路装置111を介して油圧シリンダ装
置105〜110が駆動されて、旋回,ブーム回動,ス
ティック回動又はバケット回動を行なうことができるよ
うになっている。
【0007】また、左ペダル101Lを踏むことによ
り、その踏量が油圧式制御回路装置111を介して左側
走行用モータ109Lに伝達されて左トラック100L
が回転駆動される一方、右ペダル101Rを踏むことに
より、その踏量が油圧式制御回路装置111を介して右
側走行用モータ109Rに伝達されて右トラック100
Rが回転駆動されることを通じて、作業機械115は走
行(直進,左右カーブ又はバック)することができるよ
うになっている。
【0008】例えば、右トラック100R及び左トラッ
ク100L双方が前進方向に同一回転で回転させること
により直進し、左トラック100Lの回転数を右トラッ
ク100Rよりも多く回転させることにより左カーブ
し、右トラック100Rの回転数を左トラック100L
よりも多く回転させることにより右カーブし、右トラッ
ク100R及び左トラック100L双方が後退方向に同
一回転で回転させることによりバックすることができ
る。
【0009】なお、上述の旋回とは、後述の図10に示
す旋回モータ110による作業機械本体部102の回転
動作をいう。ところで、上述の油圧式制御回路装置11
1としては、図10に示すように、油圧シリンダ装置1
05〜107,走行モータ109L,109R及び旋回
モータ110のそれぞれに対して制御量を伝達するため
の油圧式制御弁111−1〜111−6をそなえて構成
されている。
【0010】ここで、制御弁111−1は、右レバー1
01Cからパイロット油路112−1を介してパイロッ
ト油圧を受けて切り替わることにより、油路113−1
を介してブーム駆動用油圧シリンダ装置105における
油圧を制御して、ブーム駆動用油圧シリンダ装置105
を伸縮駆動させることによって、ブーム103を駆動す
るようになっている。
【0011】同様に、制御弁111−2は、右レバー1
01Cからパイロット油路112−2を介してパイロッ
ト油圧を受けて切り替わることにより、油路113−2
を介して油圧シリンダ装置107に作用する油圧を制御
して、油圧シリンダ装置107を伸縮駆動させることに
よって、バケット108を駆動するようになっている。
【0012】また、制御弁111−3は、左ペダル10
1Lからパイロット油路112−3を介してパイロット
油圧を受けて、油路113−3を介して左側走行モータ
109Lにおける油圧を制御することにより、左トラッ
ク100Lを回転駆動するようになっている。同様に、
制御弁111−4は、右ペダル101Rからパイロット
油路112−4を介してパイロット油圧を受けて、油路
113−4を介して右側走行モータ109Rにおける油
圧を制御することにより、右トラック100Rを回転駆
動するようになっている。
【0013】さらに、制御弁111−5は、左レバー1
01Bからパイロット油路112−5を介してパイロッ
ト油圧を受けて、油路113−5を介して旋回モータ1
10における油圧を制御することにより、作業機械本体
部102を回転駆動するようになっている。また、制御
弁111−6は、左レバー101Bからパイロット油路
112−6を介してパイロット油圧を受けて切り替わる
ことにより、油路113−6を介してスティック駆動用
油圧シリンダ装置106に作用する油圧を制御すること
により、スティック駆動用油圧シリンダ装置106を伸
縮駆動させることによって、スティック104を駆動す
るようになっている。
【0014】なお、上述の油路113−1〜113−6
は、それぞれ、制御弁111−1〜111−6を介する
ことにより、図示しないエンジンにより駆動される油圧
ポンプ及びリザーバタンクに導通される一方、パイロッ
ト油路112−1〜112−6についても、上述の油圧
ポンプ及びリザーバタンクに導通されるようになってい
る。
【0015】このような構成により、ブーム103,ス
ティック104あるいはバケット108を作動させるに
は、運転操作室101内のブーム操作部材,スティック
操作操作部材又はバケット操作部材としてのレバー10
1B,101Cを前後左右に適宜操作することにより、
パイロット油圧を、パイロット油路112−1,112
−6又は112−2を通じて、制御弁111−1,11
1−6又は111−2に作用させて、ブーム駆動用油圧
シリンダ装置105やスティック駆動用油圧シリンダ装
置106あるいはバケット駆動用油圧シリンダ装置10
7を伸縮駆動させる。
【0016】これにより、例えばブーム駆動用油圧シリ
ンダ装置105が伸長,収縮駆動されると、ブーム上げ
動作(矢印a方向)やブーム下げ動作(矢印b方向)を
実行することができ、スティック駆動用油圧シリンダ装
置106が伸長,収縮駆動されると、スティックアウト
動作(矢印c方向)やスティックイン動作(矢印d方
向)を実行することができ、さらに、油圧シリンダ装置
107が伸長,収縮駆動されると、バケットダンプ動作
(開き動作,矢印e方向)やバケットカール動作(巻き
込み動作,矢印f方向)を実行することができる。
【0017】従って、この作業機械を用いて、そのバケ
ット108の刃先を所定の軌跡にそって移動させること
により、例えば掘削,積込みあるいは床面仕上げ等の各
種作業を行なうことができる。ところで、例えば図11
に示すように、上述の作業機械115において掘削及び
床面仕上げ作業を行なった箇所の床面Vの目標床面Wに
対する精度を、この油圧ショベル自身で計測する際に
は、ブーム103,スティック104及びバケット10
8等の作動部材を、建設機械の外部から目標床面Wに平
行に照射されるレーザ光を用いて所定の位置に設定する
ようになっている。
【0018】即ち、建設機械のオペレータはレバー10
1B,101Cを手動で操作することを通じて、このレ
ーザ光が作業機械115に取り付けられたレーザ受光器
において所定角度(例えば垂直)で受光するように、ブ
ーム103,スティック104及びバケット108を駆
動する。これにより、ブーム103,スティック104
及びバケット108を、目標床面Wと平行なレーザ光が
レーザ受光器において所定の角度で受光するような位置
に手動操作で設定することにより、床面の仕上げ精度を
計測することができる。
【0019】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
ような手法で、作業を行なった箇所の床面Vの目標床面
Wに対する精度を油圧ショベル自身で計測する際には、
ブーム103,スティック104及びバケット108の
位置を設定する際に、オペレータがレーザ受光器におけ
るレーザ光の受光角度を運転操作室内から視認している
ので、レーザ受光器の取付箇所によっては正確にレーザ
受光器においてレーザ光の受光角度が所定角度となって
いるか否かを確認することが困難である。
【0020】従って、正確に作動部材としてのブーム1
03,スティック104及びバケット108を上述の位
置に設定することができず、床面仕上げ精度の測定の際
にも計測誤差が生じる場合があるという課題がある。ま
た、オペレータは操作部材としてのレバーを手動で操作
することにより、ブーム103,スティック104及び
バケット108の3つの作動部材を駆動させる必要があ
り、計測のための位置設定のための操作技術は極めて難
しくなるという課題もある。
【0021】本発明は、このような課題に鑑み創案され
たもので、自動的且つ正確にレーザ光を垂直に受光でき
るように作動部材を駆動できるようにした、レーザ計測
器付き建設機械を提供することを目的とする。
【0022】
【課題を解決するための手段】このため、本発明のレー
ザ計測機付き建設機械は、建設機械本体と、建設機械本
体に付設されて所望の作業を行なうべくアーム状に連接
された複数のアーム部材と自由端側に位置する該アーム
部材に枢着された先端作業部材と上記の各アーム部材,
先端作業部材を駆動するシリンダ装置とからなる作業装
置と、作業装置における該シリンダ装置を駆動すること
により、上記複数のアーム部材,先端作業部材を操作す
る操作部材とを有する建設機械において、建設機械から
離隔した位置に配置されたレーザ装置から照射される目
標床面と平行なレーザ光を受光すべく、上記の自由端側
に位置するアーム部材に取り付けられたアレー型レーザ
受光器と、建設機械の姿勢を検出する姿勢検出手段と、
姿勢検出手段での検出結果に基づいて、該アレー型レー
ザ受光器が該レーザ装置からのレーザ光を所定の角度で
受光しうるように、該作業装置を制御する制御手段とを
そなえて構成されたことを特徴としている(請求項
1)。
【0023】また、姿勢検出手段を、該建設機械本体の
傾斜角を検出する傾斜角センサと、上記複数のアーム部
材及び先端作業部材の角度を検出する角度センサとをそ
なえて構成することもできる(請求項2)。さらに、制
御手段を、レーザ装置の設置条件が設定された設定器
と、設定器で設定されている該レーザ装置の設置条件
と、該姿勢検出手段での検出結果とに基づいて、該アレ
ー型レーザ受光器が該レーザ装置からのレーザ光を所定
の角度で受光しうる、該建設機械の姿勢を演算する姿勢
演算部と、特定のアーム部材を操作する操作部材の操作
に応動して、該姿勢演算部で演算された該建設機械の姿
勢となるように、該作業装置を制御する制御部とをそな
えて構成することもできる(請求項3)。
【0024】この場合においては、姿勢演算部を、レー
ザ装置の設置高さと、該先端作業部材を床面に当接させ
た状態でのレーザ受光点の高さとの差を較正して、該建
設機械の姿勢を演算するように構成することができる
(請求項4)。また、本発明のレーザ計測器付き建設機
械は、建設機械本体と、該建設機械本体に付設されて所
望の作業を行なうべく複数の作動部材からなる作業装置
と、該作業装置における上記複数の作動部材を操作する
作業装置用操作部材とを有する建設機械において、建設
機械から離隔した位置に配置されたレーザ装置から照射
される目標床面と平行なレーザ光を受光すべく、該作業
装置に取り付けられたアレー型レーザ受光器と、建設機
械の姿勢を検出する姿勢検出手段と、姿勢検出手段での
検出結果に基づいて、該アレー型レーザ受光器が該レー
ザ装置からのレーザ光を所定の角度で受光しうるよう
に、該作業装置を制御する制御手段とをそなえて構成さ
れたことを特徴としている(請求項5)。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、図面により、本発明の実施
の形態について説明すると、図1〜図7は本発明の一実
施形態にかかるレーザ計測機付き建設機械を示すもの
で、図1は本実施形態にかかるレーザ計測機付き建設機
械の機能に着目したブロック図、図2,図3,図5はい
ずれも本実施形態にかかるレーザ計測機付き建設機械の
外観を示す模式的側面図であり、図4は本実施形態にか
かるレーザ計測機付き建設機械に使用される油圧式制御
回路装置を示す図であり、図6は本実施形態にかかるレ
ーザ計測機付き建設機械の動作を説明するためのフロー
チャートであり、図7は本実施形態にかかるレーザ計測
機付き建設機械の作用効果を説明するための図である。
【0026】さて、本実施形態にかかるレーザ計測機付
き建設機械の基本構成としては、基本的に前述の図8に
示したものと同様である。なお、図1〜図7中、図8〜
図10と同一の符号は、同様の部分を示す。即ち、本実
施形態にかかるレーザ計測機付き建設機械10について
も、図2,図3に示すように、走行部としてのトラック
100L,100Rを有する下部走行体100と下部走
行体100上に設けられた上部車体としての作業機械本
体部102とを有する建設機械本体11と、建設機械本
体11に付設されたアーム部材としてのブーム103及
びスティック104と、スティック104に枢着された
先端作業部材としてのバケット108と、上述のブーム
103,スティック104及びバケット108を駆動す
るシリンダ装置105〜107とをそなえている。
【0027】従って、上述の建設機械本体11,ブーム
103,スティック104,バケット108及びシリン
ダ装置105〜107により、作業装置12が構成され
ている。また、この図2,図3,図5に示す建設機械1
0は、前述の図9に示すように、作業装置12における
シリンダ装置105〜107を駆動することにより、ブ
ーム103,スティック104及びバケット108を操
作する操作部材としてのレバー101B,101Cをそ
なえている。
【0028】ここで、アーム部材としてのブーム103
及びスティック104は、建設機械本体11に付設され
て所望の作業を行なうべくアーム状に連接されたもので
あり、先端作業部材としてのバケット108は、自由端
側に位置するアーム部材としてのスティック104に枢
着されたものである。また、スティック104には、前
述の図8に示すものと同様に、建設機械10から離隔し
た位置に配置されたレーザ装置としてのレーザ照射器
(レーザ装置)120から照射される目標床面Wと平行
なレーザ光Lを受光すべく、受光器114が取り付けら
れている。なお、この受光器114は、複数の受光素子
をアレー上に配置したアレー型レーザ受光器により構成
されるようになっている。
【0029】なお、上述の図2,図3中においては、実
際の床面(地面,図11参照)についての図示を省略し
ている。また、本実施形態にかかる建設機械において
は、ブーム103,スティック104,バケット108
等の作動を制御するための電磁弁としてのパイロット圧
制御弁5−1,5−2,5−4をそなえているが、この
パイロット圧制御弁5−1,5−2,5−4におけるパ
イロット圧を制御する制御系は、例えば図1に示すよう
な構成を有している。
【0030】ここで、1は設定部であり、この設定部1
は、例えば床面仕上げ精度を計測する際のレーザ照射器
120の設置条件を設定する設置条件設定器(設定器)
1aをそなえるとともに、実際の計測を開始するための
計測用スイッチ1bをそなえており、目標角度設定器1
aは、例えば運転操作室101内のインスツルメントパ
ネル101Eに設けられ、計測用スイッチ1bは、例え
ば操作レバー101B,101Cのいずれかに設けるこ
とができる。
【0031】具体的には、上述の目標角度設定器1aに
おいては、設置条件としてレーザ照射器120から照射
されるレーザ光Lの角度としての目標床面の角度とレー
ザ照射器120の設置高さとを設定するようになってい
る。さらに、3−1〜3−3はいずれも角度センサであ
り、角度センサ3−1は、ブーム駆動用油圧シリンダ装
置105の駆動状態に基づいてブーム103の作業機械
本体部102に対する角度を検出するものである。角度
センサ3−2は、スティック駆動用油圧シリンダ装置1
06の駆動状態に基づいてスティック104のブーム1
03に対する角度を検出するものである。角度センサ3
−3は、油圧シリンダ装置107の駆動状態に基づいて
バケット108のスティック104に対する角度を検出
するものである。
【0032】また、4は傾斜角センサであり、この傾斜
角センサ4は、建設機械10自身の傾き、即ち建設機械
本体11の傾斜角を検出するものであり、この傾斜角セ
ンサ4と上述の角度センサ3−1〜3−3とにより建設
機械10の姿勢を検出する姿勢検出手段として機能する
ようになっている。コントローラ2は、角度センサ3−
1〜3−3からの角度検出情報,傾斜角センサ4にて検
出された建設機械10自身の傾き及び設定器1からの目
標床面の角度情報に基づいて、アレー型レーザ受光器1
14がレーザ照射器120からのレーザ光Lを所定角度
(例えば垂直)に受光できるように作業装置12を駆動
制御するものであり、このコントローラ2と上述の設定
部1とにより制御手段として機能するようになってい
る。
【0033】換言すれば、コントローラ2では、上述の
各センサ検出情報に基づいて、アレー型レーザ受光器1
14がレーザ照射器120からのレーザ光Lを垂直に受
光できるようなブーム103,スティック104及びバ
ケット108の角度を演算し、当該演算されたブーム1
03,スティック104及びバケット108の角度とな
るように、パイロット圧制御弁5−1,5−2,5−4
を制御するようになっているのである。
【0034】なお、この場合においては、ブーム103
についてはオペレータ側の操作に基づいて駆動されるよ
うになっており、コントローラ2は、このブーム103
の駆動状態に応動して制御されるべきスティック104
及びバケット108の角度を演算し、演算結果に基づい
てパイロット圧制御弁5−1,5−2,5−4を制御す
ることができる。
【0035】即ち、コントローラ2は、設置条件設定器
1aで設定されているレーザ照射器120の設置条件
と、上述の各センサ3−1〜3−3,4での検出結果と
に基づいて、アレー型レーザ受光器114がレーザ照射
器120からのレーザ光を垂直に受光しうる建設機械1
0の姿勢を演算する姿勢演算部としての機能を有すると
ともに、特定のアーム部材としてのブーム103を操作
するレバー101Bの操作に応動して、コントローラ2
にて演算された建設機械10の姿勢となるように、ステ
ィック104及びバケット108を制御する制御部とし
ての機能を有している。
【0036】なお、図2に示すものにおいては、アレー
型レーザ受光器114がレーザ照射器120からのレー
ザ光Lを垂直に受光できるように作業装置12を駆動制
御した場合を示し、図3に示すものにおいては、アレー
型レーザ受光器114がレーザ照射器120からのレー
ザ光Lを垂直以外の角度で受光できるように作業装置1
2を駆動制御した場合を示している。
【0037】また、パイロット圧制御弁5−1,5−
2,5−4は、それぞれ、図4に示すように、パイロッ
ト油路112−1,112−2,112−5,112−
6に介装され、コントローラ2からの制御情報に基づい
て、制御弁111−1,111−2,111−5,11
1−6に供給されるパイロット油圧を制御するものであ
り、これにより、コントローラ2からの制御信号に基づ
いてブーム103,スティック104及びバケット10
8を駆動制御されるようになっている。
【0038】なお、図2において、103Aは建設機械
本体11にブーム103を回動自在に接続するブームフ
ートピンであり、このブームフートピン103Aの位置
を原点として、角度センサ3−1〜3−3からの角度検
出情報から建設機械10の姿勢を演算することもでき
る。上述の構成により、本発明の一実施形態にかかるレ
ーザ計測機付き建設機械では、建設機械10において掘
削又は床面仕上げ作業(法面整形作業)を行なうと、建
設機械10では、例えば図6に示すように、作業した箇
所の床面(地面)Vについて、目標床面Wに対する精度
を計測することができる。
【0039】ここで、レーザ照射器120は、目標とす
る床面の角度αに平行なレーザ光Lを、目標床面から高
さHで照射するように設定されているものとする。ま
ず、建設機械10のオペレータは、上述の床面仕上げ精
度の計測に先行して、レーザ照射器120の設置条件と
しての上述の角度αとともに、地面とレーザとの距離H
を設置条件設定器1aを介してコントローラ2に設定し
ておく(ステップS1)。
【0040】ここで、床面の仕上げの計測を開始する場
合は、オペレータはスイッチ1bを操作する。コントロ
ーラ2では、上述のスイッチ1bからの計測を開始する
旨の信号を受けると(ステップS2のYESルート)、
3つの角度センサ3−1〜3−3からのブーム103,
スティック104及びバケット108の角度検出情報及
び傾斜角センサ4からの機体傾斜角検出情報を受け、こ
れらの検出情報から現在の建設機械10の姿勢を検出す
る(ステップS3)。
【0041】コントローラ2においては、上述の如く検
出された現在の建設機械10の姿勢と上記の設置条件設
定器1aからの角度αとに基づいて、レーザ照射器12
0からのレーザ光Lがアレー型レーザ受光器114にて
直角に入射されるようなスティック104及びバケット
108の姿勢を算出し、スティック104及びバケット
108が当該姿勢となるようにパイロット圧制御弁5−
2,5−4を制御する(ステップS4)。
【0042】即ち、パイロット圧制御弁5−2,5−4
によりパイロット圧が制御されると、油圧式制御回路装
置111を介してスティック駆動用油圧シリンダ装置1
06及びバケット駆動用油圧シリンダ装置107が駆動
されて、スティック104及びバケット108が上述の
姿勢に位置するようになるのである。このようにして、
アレー型レーザ受光器114がレーザ光Lを垂直に受光
するようにスティック104及びバケット108が駆動
されると、オペレータはレバー101Cを操作すること
により、バケット歯先(バケットチップ)を計測する点
に当接するようにブーム103を駆動させる。
【0043】このとき、コントローラ2においては、ブ
ーム103の動きに応動してアレー型レーザ受光器11
4と入射レーザ光Lとにより形成される角度が垂直を保
つようにスティック104及びバケット108を駆動制
御している(ステップS5)。換言すれば、オペレータ
はレバー101Cを介したブーム103の上下操作のみ
で正確にレーザ光Lが垂直にアレー型レーザ受光器11
4にて受光させるように、作業装置12の位置を設定す
ることができるのである。
【0044】その後、オペレータによる操作により、上
述の如くバケットチップを計測したい点に合わせる(当
接させる)と、アレー型レーザ受光器114ではコント
ローラ2に対して受光点の位置情報(アレー型レーザ受
光器114下端からの高さ情報K;図2参照)を転送す
る。コントローラ2では、この受光点の位置情報と、バ
ケットチップからアレー型レーザ受光器114下端まで
の長さ情報J(図2参照)とを加算することにより、バ
ケットチップが当接された実際の地面の位置からレーザ
受光点の高さMを算出する(ステップS6)。
【0045】算出された値Mと予め設置条件設定器1a
にて設定されたレーザ光Lの目標床面からの高さHとを
比較し(ステップS7)、上述の高さM,Hの差を比較
結果としてインスツルメントパネル101E上に表示
し、これを仕上げ床面の精度の計測結果とすることがで
きる(ステップS8)。続いて、図2,図3又は図5に
示すように、角度センサ3−1〜3−3からの角度検出
情報と、予め入力されたブーム103,スティック10
4及びバケット108の長さ情報とに基づいて、建設機
械10が任意の姿勢にある状態でのバケットチップ当接
点からブームフート位置までの高さyを計測する(ステ
ップS9)。
【0046】即ち、この値yを用いることにより、建設
機械10が任意の姿勢にある状態において、仕上げ床面
の精度を計測する際に比較基準となる値Mと等価な値を
算出することができ、このMと等価な値と上述のHと比
較することを通じて、仕上げ床面の精度を計測すること
ができる。この場合においては、コントローラ2におい
て、レーザ受光器114にてレーザ光Lを垂直に受光し
ている状態でバケット108の歯先(バケットチップ)
が実際の床面に当接させたときのバケットチップ当接点
からレーザ受光点までの高さMと、そのときの角度セン
サ3−1〜3−3からの角度検出情報から算出された、
バケットチップ当接点からブームフート位置までの高さ
yとが異なる場合には、その差E=M−yを演算してお
く(ステップS10のNOルートからステップS1
1)。
【0047】この値Eを用いることにより、仕上げ床面
の精度を計測する際の原点をブームフート位置からレー
ザ受光位置に較正することができる。即ち、建設機械1
0が任意の姿勢にある状態において、角度センサ3−1
〜3−3からの角度検出情報から算出されたyに、上述
の値Eを加算した値y+Eを、バケットチップ当接点か
らレーザ受光位置高さまでの高さ(上述のMと等価な
値)とすることができる。
【0048】換言すれば、コントローラ2は、レーザ受
光器114にてレーザ光Lを垂直に受光しながらバケッ
ト108の歯先(バケットチップ)が実際の床面に当接
させた状態において、バケットチップ当接点からレーザ
受光点までの高さMと、角度センサ3−1〜3−3から
の角度検出情報から算出されたバケットチップ当接点か
らブームフート位置までの高さyとの差Eを較正して、
建設機械10の姿勢を演算することができるようになっ
ている。
【0049】即ち、図5に示すように、ブームフートピ
ン103Aの位置を原点として、地面に当接されたバケ
ットチップまでの高さyと、レーザ受光点からこのバケ
ットチップまでの高さMとの差Eを算出し、この値Eを
用いることにより、上述の建設機械10の姿勢演算のた
めの原点を較正することができるのである(ステップS
11)。
【0050】このようにして、姿勢演算のための原点が
較正された場合、又は、上述の値Mとyとが等しい場合
(ステップS10のYESルート)には、レーザ光Lの
受光位置を計測せずに、角度センサ3−1〜3−3及び
傾斜角センサ4からの角度検出情報に基づいて、ブーム
103,スティック104及びバケット108の姿勢を
検出することにより、仕上げ床面上の任意の位置の精度
を計測することができる(ステップS12)。
【0051】具体的には、仕上げ床面上の任意の位置に
ついてバケットチップを地面に当接させた状態における
角度センサ3−1〜3−3からの情報に基づいて、バケ
ットチップ当接点からブームフート位置までの高さyに
上述の値Eを加算した値y+Eと、目標床面からの基準
高さHとを比較することにより、目標床面と同一の高さ
に仕上がっているかを判定することを通じて、仕上げ床
面の精度を測定することができるのである。
【0052】即ち、上述の角度センサ3−1〜3−3か
らの角度検出情報のみから建設機械10の姿勢を検出す
ることができるので、アレー型レーザ受光器114がレ
ーザ光Lを垂直に受光していなくても、バケットチップ
からレーザ受光点までの高さMと等価な値y+Eを算出
することができるので、作業機械10の床面に対するズ
レの較正(姿勢演算のための原点の較正)を行なうこと
により、任意の建設機械10の姿勢においてレーザ光L
を用いた計測(バケットチップの位置の測定)を行なう
ことができる。
【0053】なお、姿勢演算のための原点の較正を行な
った後に、その後、建設機械10が移動すると、移動後
の位置で仕上げ床面の計測を行なうためには、上述の如
き原点位置の較正を再度行なう必要がある。即ち、例え
ば図7に示すように、建設機械10が位置Qにおいて測
定を行なった後に、位置Pに移動して測定を行なう場合
には、目標床面と建設機械10との位置関係が変化する
ので、角度センサ3−1〜3−3からの角度検出情報の
みではバケットチップの位置の計測を行なうことができ
ない。
【0054】この場合においては、建設機械10が移動
した後に、再度レーザ照射器120からのレーザ光Lを
用いて、レーザ光Lがアレー型レーザ受光器114に垂
直に入射するような作業装置12の位置を設定した後
に、必要に応じて上述の姿勢演算のための原点の較正を
行なうことで容易に床面仕上げ精度を計測することがで
きる。
【0055】なお、上述の角度センサ3−1〜3−3か
らの角度検出情報を用いた床面仕上げ精度の計測を主と
したものとする場合には、レーザ受光器114を用いた
仕上げ床面の計測(ステップS7,ステップS8)につ
いては、適宜省略することができる。このように、本発
明の一実施形態にかかるレーザ計測機付き建設機械によ
れば、コントローラ2において、角度センサ3−1〜3
−3及び傾斜角センサ4からの検出結果に基づいて、ア
レー型レーザ受光器114がレーザ照射器120からの
レーザ光Lを垂直に受光しうるように、作業装置12を
自動的に且つ正確に制御することができるので、オペレ
ータの操作を容易としながら(ブーム103の上下操作
のみ)、建設機械本体11の傾斜に影響されることなく
精度の高い仕上げ床面の測定(バケトチップの位置計
測)を行なうことができる利点がある。
【0056】さらに、コントローラ2において、レーザ
照射器120の設置高さHと、バケット108を床面に
当接させた状態でのレーザ受光点の高さMとの差を較正
して、建設機械10の姿勢を演算することにより、角度
センサ3−1〜3−3からの検出情報のみを用いてバケ
ット歯先位置測定を行なうことができ、測定が飛躍的に
容易となる利点もある。
【0057】なお、上述の本実施形態においては、アレ
ー型レーザ受光器114をスティック104に取り付け
ているが、これに限定されず、作業装置12としてのブ
ーム103,スティック104及びバケット108上の
任意の位置に取り付けても差し支えない。また、上述の
本実施形態においては建設機械10として油圧ショベル
を適用した場合について詳述しているが、これ以外の建
設機械に適用できることはいうまでもない。
【0058】さらに、本実施形態おいては、コントロー
ラ2はレーザ光Lをレーザ受光器114にて垂直に受光
するようにブーム103,スティック104及びバケッ
ト108を制御しているが、これに限定されず、レーザ
受光器114においてレーザ光Lを垂直以外の角度で受
光するように制御することもできる。この場合において
は、角度センサ3−1〜3−3からの角度検出情報に基
づいてバケット歯先位置の測定を行なう際には、三角関
数を適宜使用することにより、上述の本実施形態の場合
と同様の仕上げ床面の計測を行なうことができる。
【0059】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明のレーザ計
測器付き建設機械(請求項1〜5)によれば、制御手段
において、姿勢検出手段からの検出結果に基づいて、ア
レー型レーザ受光器がレーザ装置からのレーザ光を垂直
に受光しうるように、作業装置を自動的に且つ正確に制
御することができるので、オペレータの操作を容易とし
ながら、建設機械本体の傾斜に影響されることなく精度
の高い仕上げ床面の測定を行なうことができる利点があ
る。
【0060】また、請求項4記載の本発明のレーザ計測
器付き建設機械によれば、姿勢演算部が、レーザ装置の
設置高さと、先端作業部材を床面に当接させた状態での
レーザ受光点の高さとの差を較正して、建設機械の姿勢
を演算することにより、姿勢検出手段からの検出情報の
みを用いてバケット歯先位置測定を行なうことができ、
測定が飛躍的に容易となる利点もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態にかかるレーザ計測機付き建設機械
の機能に着目したブロック図である。
【図2】本実施形態にかかるレーザ計測機付き建設機械
の外観を示す模式的側面図である。
【図3】本実施形態にかかるレーザ計測機付き建設機械
の外観を示す模式的側面図である。
【図4】本実施形態にかかるレーザ計測機付き建設機械
に使用される油圧式制御回路装置を示す図である。
【図5】本実施形態にかかるレーザ計測機付き建設機械
の動作の外観を示す模式的側面図である。
【図6】本実施形態にかかるレーザ計測機付き建設機械
の動作を説明するためのフローチャートである。
【図7】本実施形態にかかるレーザ計測機付き建設機械
の作用効果を説明するための図である。
【図8】油圧ショベルのごとき建設機械を示す模式的側
面図である。
【図9】油圧ショベルのごとき建設機械における運転操
作室の一部を破断して示す模式的斜視図である。
【図10】油圧ショベルのごとき建設機械に使用される
油圧式制御回路装置を説明するための図である。
【図11】作業を行なった箇所の床面の目標床面に対す
る精度を模式的に示す図である。
【符号の説明】
1 設定部(制御手段) 1a 設置条件設定器(設定器) 1b 計測用スイッチ 2 コントローラ(制御手段,姿勢演算部,制御部) 3−1〜3−3 角度センサ(姿勢検出手段) 4 傾斜角センサ 5−1,5−2,5−4 パイロット圧制御弁 10 建設機械 11 建設機械本体 12 作業装置 100 下部走行体 100L 左トラック 100R 右トラック 101 運転操作室 101A シート 101B 左レバー 101C 右レバー 101D コンソール 101E インスツルメントパネル 101F セーフティロックレバー 101L 左ペダル 101R 右ペダル 102 作業機械本体部 103 ブーム 103 ブームフートピン 104 スティック 105 ブーム駆動用油圧シリンダ装置 106 スティック駆動用油圧シリンダ装置 107 油圧シリンダ装置 108 バケット 109L 左側走行モータ 109R 右側走行モータ 110 旋回モータ 111 油圧式制御回路装置 111−1〜111−6 制御弁 112−1〜112−6 パイロット油路 113−1〜113−6 油路 114 アレー型レーザ受光器 115 建設機械 120 レーザ照射器(レーザ装置)

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 建設機械本体と、 該建設機械本体に付設されて所望の作業を行なうべくア
    ーム状に連接された複数のアーム部材と自由端側に位置
    する該アーム部材に枢着された先端作業部材と上記の各
    アーム部材,先端作業部材を駆動するシリンダ装置とか
    らなる作業装置と、 該作業装置における該シリンダ装置を駆動することによ
    り、上記複数のアーム部材,先端作業部材を操作する操
    作部材とを有する建設機械において、 該建設機械から離隔した位置に配置されたレーザ装置か
    ら照射される目標床面と平行なレーザ光を受光すべく、
    上記の自由端側に位置するアーム部材に取り付けられた
    アレー型レーザ受光器と、 該建設機械の姿勢を検出する姿勢検出手段と、 該姿勢検出手段での検出結果に基づいて、該アレー型レ
    ーザ受光器が該レーザ装置からのレーザ光を所定の角度
    で受光しうるように、該作業装置を制御する制御手段と
    をそなえて構成されたことを特徴とする、レーザ計測機
    付き建設機械。
  2. 【請求項2】 該姿勢検出手段が、該建設機械本体の傾
    斜角を検出する傾斜角センサと、上記複数のアーム部材
    及び先端作業部材の角度を検出する角度センサとをそな
    えて構成されたことを特徴とする、請求項1記載のレー
    ザ計測機付き建設機械。
  3. 【請求項3】 該制御手段が、 該レーザ装置の設置条件が設定された設定器と、 該設定器で設定されている該レーザ装置の設置条件と、
    該姿勢検出手段での検出結果とに基づいて、該アレー型
    レーザ受光器が該レーザ装置からのレーザ光を所定の角
    度で受光しうる、該建設機械の姿勢を演算する姿勢演算
    部と、 特定のアーム部材を操作する操作部材の操作に応動し
    て、該姿勢演算部で演算された該建設機械の姿勢となる
    ように、該作業装置を制御する制御部とをそなえて構成
    されたことを特徴とする、請求項1記載のレーザ計測機
    付き建設機械。
  4. 【請求項4】 該姿勢演算部が、 該レーザ装置の設置高さと、該先端作業部材を床面に当
    接させた状態でのレーザ受光点の高さとの差を較正し
    て、該建設機械の姿勢を演算するように構成されている
    ことを特徴とする、請求項3記載のレーザ計測機付き建
    設機械。
  5. 【請求項5】 建設機械本体と、該建設機械本体に付設
    されて所望の作業を行なうべく複数の作動部材からなる
    作業装置と、該作業装置における上記複数の作動部材を
    操作する作業装置用操作部材とを有する建設機械におい
    て、 該建設機械から離隔した位置に配置されたレーザ装置か
    ら照射される目標床面と平行なレーザ光を受光すべく、
    該作業装置に取り付けられたアレー型レーザ受光器と、 該建設機械の姿勢を検出する姿勢検出手段と、 該姿勢検出手段での検出結果に基づいて、該アレー型レ
    ーザ受光器が該レーザ装置からのレーザ光を所定の角度
    で受光しうるように、該作業装置を制御する制御手段と
    をそなえて構成されたことを特徴とする、レーザ計測機
    付き建設機械。
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