JPH1077651A - 足掛具の取付孔の自動穿孔装置 - Google Patents

足掛具の取付孔の自動穿孔装置

Info

Publication number
JPH1077651A
JPH1077651A JP8248489A JP24848996A JPH1077651A JP H1077651 A JPH1077651 A JP H1077651A JP 8248489 A JP8248489 A JP 8248489A JP 24848996 A JP24848996 A JP 24848996A JP H1077651 A JPH1077651 A JP H1077651A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
spindle
rail
mounting hole
drilling
base
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP8248489A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2879890B2 (ja
Inventor
Eizo Takahashi
英三 高橋
Hiroyori Suganami
宏順 管波
Isamu Ito
勇 伊藤
Toru Hirayama
透 平山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
FBS Miyama Co Ltd
Original Assignee
Miyama Kogyo Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Miyama Kogyo Co Ltd filed Critical Miyama Kogyo Co Ltd
Priority to JP8248489A priority Critical patent/JP2879890B2/ja
Publication of JPH1077651A publication Critical patent/JPH1077651A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2879890B2 publication Critical patent/JP2879890B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Underground Structures, Protecting, Testing And Restoring Foundations (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 足掛具の取付孔の穿孔用作業ロボットを保持
する台車と該台車をガイドし固定するレ―ルを用いて、
足掛具の取付孔の穿孔作業が簡単・容易で正確に迅速に
できる足掛具の取付孔の自動穿孔装置を提供する。 【解決手段】 レ―ルに昇降自在に取付けられた台車に
配設された足掛具の取付孔の穿孔装置であって、該台車
に複数段のスライダ―59,60,61を収納するボッ
クス55が設けられ、最下段のスライダ―61に固定さ
れたベット62にスピンドルベ―ス駆動用シリンダ63
とストッパ―ア―ム68が配置され、該シリンダにより
移動可能なスピンドルベ―ス64にスピンドル駆動用モ
―タ65とスピンドル66が配置され、該スピンドルに
穿孔機67が接続され、前記ボックスの後部下端にレ―
ザ―マ―カ―58が設けられ、前記ストッパ―ア―ムの
先端部にストッパ―69が固定され、前記ベットからス
ピンドルベ―スに向け穿孔深さ調整ボルトが設けられた
足掛具の取付孔の自動穿孔装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、既存のマンホ―ル
内に設置されている足掛具を自動的に取替えるための足
掛具の取付孔の自動穿孔装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】既存のマンホ―ル内には複数の足掛具が
上下方向に一列又は二列に配置されており、これを利用
にて作業者はマンホ―ル内を昇降するようにしている。
ところが、該マンホ―ルの長期の使用によって前記足掛
具が腐食し、前記作業者の昇降時に危険を感知すること
がある。そこで、既存のマンホ―ル内の前記足掛具を自
動的に取替えることが試みられている(例えば特開平8
ー35233号公報参照)。
【0003】そして、上記の従来技術によると、マンホ
―ルの上面側にワイヤ―装置を備えた架台を配置し、該
ワイヤ―装置からのワイヤ―に、足掛具の取付孔の自動
穿孔用の作業ロボットを吊り下げ、地上において該ロボ
ットを制御・操作するようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前記公知の
ものは、前記作業ロボットがワイヤ―装置からのワイヤ
―で吊り下げられているため、足掛具の取付孔の穿孔す
べき位置に対して作業ロボットを正確に対向させること
およびその位置に作業ロボットを固定することが難しく
面倒であると共に、マンホ―ル内で上下方向に多数配置
される足掛具に対応して作業ロボットを移動させ前記位
置決めし固定すること等が煩雑で面倒であった。
【0005】本発明は、従来の技術の有するこのような
問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とすると
ころは、足掛具の取付孔の穿孔用作業ロボットを保持す
る台車と該台車をガイドし固定するレ―ルを用いて、足
掛具の取付孔の穿孔作業が簡単・容易で正確に迅速にで
きる足掛具の取付孔の自動穿孔装置を提供しようとする
ものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明における足掛具の取付孔の自動穿孔装置は、
マンホ―ル内のレ―ルに昇降自在に取付けられた台車に
配設された足掛具の取付孔の自動穿孔装置であって、該
台車に複数段のスライダ―を収納するボックスを設け、
最下段のスライダ―に固定されたベットにスピンドルベ
―ス駆動用シリンダとストッパ―ア―ムを配置し、該シ
リンダにより前記ベットにスライド可能に設けられたス
ピンドルベ―スにスピンドル駆動用モ―タとスピンドル
を配置し、該スピンドルの前端に穿孔機を接続し、前記
ボックスの後部下端で前記穿孔機と略同一の高さに穿孔
すべき位置を確認するレ―ザ―マ―カ―を設け、前記ス
トッパ―ア―ムの先端部にストッパ―を固定し、前記ベ
ットからスピンドルベ―スに向けスピンドルベ―スの移
動を規制する穿孔深さ調整ボルトを設けたことを特徴と
するものである。
【0007】また、前記穿孔機が、中心部近傍に複数の
流体通路を有すると共に外周先端縁に沿った複数のダイ
ヤモンドピットが配置され、該外周先端縁のピットの内
径側に前記中心部に向けて複数のダイヤモンドピットが
配置されたことを特徴とするものである。
【0008】また、前記穿孔機が軸線方向に小径部と大
径部が形成され、中心部近傍に複数の流体通路を形成す
ると共に両径部の外周先端縁に沿った複数のダイヤモン
ドピットを配置し、前記小径の外周先端縁のピットの内
径側に前記中心部にに向けて複数のダイヤモンドピット
を配置したことを特徴とするものである。
【0009】
【発明の実施の形態】図1ないし図5は本発明の一実施
例に関するものであり、図1は足掛具の自動取替え装置
の斜視図、図2は取付孔の自動穿孔装置の斜視図、図3
は要部の断面図、図4は穿孔機の一部断面の側面図、図
5はその正面図である。
【0010】図1において、1は仮想線で示すマンホ―
ル2の上面側に配置された基台であり、3は前記基台1
に設けたレ―ル昇降装置4によってガイドされ且つ保持
されるレ―ルであり、5は前記レ―ル3によってガイド
され且つ保持されるロボット取付用の台車であり、6は
前記台車5内に設けられて足掛具の脚切断,穿孔,足掛
具の挿入と接着材投入及び打ち込み等の作業ロボットを
セット保持するためのロボットセッティングレ―ルであ
る。
【0011】そして、前記基台1は、油圧ジャッキから
なる水平保持装置7と前記マンホ―ル2の上面入口孔8
に嵌合される芯合わせ用ガイドプレ―ト9,9…とを備
えた環状の固定ベ―ス10と、該固定ベ―ス10に対し
て回動可能に構成され前記レ―ル昇降装置4を備えた環
状の旋回ベ―ス11と、からなっており、該旋回ベ―ス
11は固定ベ―ス10に取付けられたブレ―キ12によ
ってその回動を停止し固定ベ―ス10に固定されるよう
になっている。
【0012】また、前記旋回ベ―ス11上にはレ―ル昇
降装置4に用いられるモ―タ13,13が対向して設置
されており、各モ―タ13の出力軸側には変速ギャボッ
クス14,14が配置され、該ギャボックス14からの
動力がレ―ルガイド15,15側に設けたレ―ル昇降ギ
ヤ16,16に伝達されるようになっている。そして、
両ボックス14,14間には前記レ―ル昇降ギヤ16,
16が同調して回転するための同調装置17が配置され
ている。したがって、レ―ル3はモ―タ13の駆動によ
ってレ―ル昇降装置4により昇降され、該モ―タ13の
停止によってレ―ル昇降装置4に保持される。
【0013】そして、該レ―ル3の半円弧部両端近傍の
外側面には、基台1の旋回ベ―ス11上に設けたレ―ル
昇降装置4の前記レ―ル昇降ギヤ16,16と噛み合う
レ―ル昇降用ラック25が形成されており、また、該レ
―ル3の半円弧部両端近傍の内側面には、台車5に設け
た台車昇降用ギヤ32,32と噛み合う台車昇降用ラッ
ク26が対向して形成されている。また、両ラック2
5,26間には台車昇降用ガイドレ―ル27が配設され
ている。
【0014】また、前記台車5はレ―ル3の半円弧域内
に納められるようになっており、該台車5には、その上
面31に前記台車昇降用ギヤ32,32を駆動するモ―
タ33からなる自走装置と台車5および作業ロボットの
制御用の中継ボックス34が載置されており、台車5内
には、ロボット取付位置決めピン35,ロボット制御用
コネクタ―36やロボットセッティングレ―ル6等が作
業ロボットのために配設されている。そして、該台車5
は前記台車昇降用ガイドレ―ル27にガイドされて自走
で昇降するようになっている。
【0015】以上のような構成からなる足掛具の自動取
替え装置であるので、基本操作として、まず,レ―ルの
設置にあたっては、既存のマンホ―ル2の上面入口孔8
に、基台1の固定ベ―ス10に設けた芯合わせ用ガイド
プレ―ト9,9…が嵌合状態に位置され、この状態で油
圧ジャッキを調整して水平保持装置7により基台1が水
平状態に設置される。
【0016】次に、基台1のレ―ル昇降装置4によって
送られる断面半円弧状のレ―ル3の開口側がマンホ―ル
2内の足掛具に対向できるような位置まで、基台1の旋
回ベ―ス11を回動させて、その位置でブレ―キ12に
よって旋回ベ―ス11を固定ベ―ス10に固定する。
【0017】次に、基台1のレ―ル昇降装置4にボトム
レ―ル21を装着し、レ―ル昇降装置4のレ―ル昇降ギ
ヤ16とボトムレ―ル21のレ―ル昇降用ラック25と
を噛み合わせ、モ―タ13を駆動してボトムレ―ル21
をマンホ―ル2内へ下降させる。そして、ボトムレ―ル
21の上部部分が前記レ―ル昇降装置4に位置した状態
でボトムレ―ル21と中間レ―ル22とを連結し、さら
にボトムレ―ル21と中間レ―ル22とをマンホ―ル2
内へ下降させ、この動作を繰り返し、ボトムレ―ル21
の下端がマンホ―ル2の底部近傍まで延伸された状態
で、最上部の中間レ―ル22の上部にトップレ―ル23
を接続し、該トップレ―ル23をレ―ル昇降装置4に保
持させる。
【0018】このようにして、マンホ―ル2内にレ―ル
3が設置された状態で、旋回ベ―ス11上でトップレ―
ル23の開口側から、台車5を、該台車5の自走装置の
台車昇降用ギヤ32,32がレ―ル3の台車昇降用ラッ
ク26と噛み合う位置まで挿入して、トップレ―ル23
内に台車5を装着する。次いで、該台車5に、ロボット
セッティングレ―ル6を用いて所望の作業ロボットを送
入し、ロボット取付位置決めピン35,ロボット制御用
コネクタ―36に作業ロボットのメス側をセットして作
業ロボットを台車5に保持させる。
【0019】次に、遠隔操作により中継ボックス34を
介してモ―タ33を駆動して、台車5を所望の位置まで
下降させ、台車5にセットした作業ロボットをマンホ―
ル2内の被作業物例えば穿孔すべきマンホ―ル2の壁面
に対向させ、この位置でモ―タ33の駆動を停止して台
車5をレ―ル3に保持させる。この状態で、さらに遠隔
操作により中継ボックス34を介してロボット制御用コ
ネクタ―36を作動させて作業ロボットによって所望の
穿孔作業を行わせる。
【0020】前記作業ロボットにより1つの作業工程,
例えば新たに取付ける足掛具の脚部のための穿孔作業が
終了したならば、モ―タ33を駆動して作業ロボットが
次の穿孔すべき位置に対向するように台車5を移動さ
せ、固定し、穿孔作業を行わせ、これを繰り返して例え
ば全部の足掛具の脚部用の穿孔が終了したならば、モ―
タ33を駆動して台車5を旋回ベ―ス11まで引き揚
げ、台車5内の作業ロボットを次の作業工程,例えば新
たな足掛具の取付作業ロボットと交換し、台車5を下降
させ、台車5にセットした作業ロボットにより足掛具の
取付作業を行う。このようにして、足掛具の脚切断,穿
孔,足掛具の挿入と接着材投入及び打ち込み等の作業ロ
ボットを順次台車5にセットしてそれぞれ所望の作業を
行わせる。
【0021】ところで、足掛具の取付孔の穿孔用として
は、図2ないし図5に示すような作業ロボットが使用さ
れる。即ち、作業ロボット50は、前記台車5に固定さ
れる固定部51と該固定部51に対して移動可能な移動
部52とから構成されている。
【0022】そして、作業ロボット50の前記固定部5
1には、台車5に配置されたロボット取付位置決めピン
35が挿入されるロボット取付位置決めメス部53と、
ロボット制御用コネクタ―36と接続されるコネクタ―
54と、後述するスライダ―を収納するボックス55
と、該ボックス55の後部下端に取付けられたテレビカ
メラ56,照明57およびレ―ザ―マ―カ―58等が配
置されている。
【0023】また、作業ロボット50の移動部52に
は、3段のスライダ―59,60,61と、最下段のス
ライダ―61に固定されたベッド62と、該ベッド62
内のシリンダ63によってスライド可能なスピンドルベ
―ス64と、該スピンドルベ―ス64に取付けられたス
ピンドル駆動用モ―タ65,65とスピンドル66,6
6と、スピンドル66の前端に取付けられた穿孔機6
7,67と、前記ベッド62に固定されたストッパ―ア
―ム68と、該ストッパ―ア―ム68の先端中央に固定
したストッパ―69と、前記ベッド62側からスピンド
ルベ―ス64に向けられたスピンドルベ―ス64の移動
を規制する穿孔深さ調整ボルト70等が配置されてい
る。
【0024】上述のような足掛具の取付孔の穿孔用の作
業ロボット50は、前述の如く、旋回ベ―ス11上でト
ップレ―ル23の開口側から、該作業ロボット50の前
記固定部51が台車5に固定セットされ、遠隔操作によ
り中継ボックス34を介してモ―タ33を駆動して、台
車5を下降させ、該台車5にセットした作業ロボット5
0がマンホ―ル2内の穿孔すべき壁面に対向した位置を
レ―ザ―マ―カ―58で検知し、その位置でモ―タ33
の駆動を停止して台車5をレ―ル3に保持させる。
【0025】この状態で、さらに遠隔操作により中継ボ
ックス34を介して各スライダ―エアシリンダ71,7
2,73を作動させて各スライダ―59,60,61を
ボックス55内からマンホ―ル2の壁面に向けて押出
し、前記ストッパ―ア―ム68の先端のストッパ―69
をマンホ―ル2の壁面に当接させる。
【0026】そして、前記ストッパ―69がマンホ―ル
2の壁面に当接したことを確認すると、スピンドル駆動
用モ―タ65,65を駆動させてスピンドル66,66
を回転させスピンドルベ―ス64をマンホ―ル2の壁面
に向けて前進させ且つ穿孔機67,67をマンホ―ル2
の壁内に回転前進させると共に、各穿孔機67の先端の
ピットの間から水を噴射させる。この穿孔機67,67
の回転前進によりピットによって所望の孔が穿孔される
と共に破壊されたコンクリ―トの微粉は噴出された前記
水に吸収されて微粉の飛散がかなり減少される。なお、
74,74は前記ストッパ―69の側方にそれぞれ配設
された微粉の飛散防止カバ―である。
【0027】所望の深さの孔が穿孔されると、前記スピ
ンドルベ―ス64の前進により、該スピンドルベ―ス6
4の前面がベッド62に設けた穿孔深さ調整ボルト70
に当接し、スピンドルベ―ス64の前進即ち各穿孔機6
7の前進が規制されると共に、各穿孔機67の先端のピ
ットの間から圧縮空気が噴射させる。この空気の噴射に
より穿孔された孔内の清掃が行われる。なお、穿孔され
る孔の深さは、前記穿孔深さ調整ボルト70の進退によ
って自由に調整できるものである。
【0028】そして、前記孔内を清掃した後、スピンド
ル駆動用モ―タ65,65を逆転駆動させてスピンドル
ベ―ス64をマンホ―ル2の壁面から後退させ且つ穿孔
機67,67をマンホ―ル2の壁内から引き抜く。この
ようにして1つの足掛具の取付孔の穿孔が終了すると、
遠隔操作により中継ボックス34を介してモ―タ33を
駆動して、台車5を次の足掛具の取付孔を穿孔する位置
まで下降させ、その位置でモ―タ33の駆動を停止して
台車5をレ―ル3に保持させ、前述と同様の動作によっ
て足掛具の取付孔の穿孔を行う。
【0029】前記穿孔機67は、図4,図5に示すよう
に、筒状体80の中心部近傍に複数の流体通路81,8
1…を有すると共に該筒状体80の外周先端縁に沿った
複数のダイヤモンドピット82,82…が配置され、該
外周先端縁のピット82の内径側に前記中心部に向けて
複数のダイヤモンドピット83,83…が配置されされ
ている。
【0030】したがって、該穿孔機67をマンホ―ル2
の壁面に押圧しながら回転させるとダイヤモンドピット
82と83が協働して円柱状の孔が確実に穿孔されると
共に筒状体80の中心部の流体通路81から水または空
気が放射方向に噴出され得て穿孔動作および穿孔後の清
掃が極めて容易にできる。
【0031】そして、前記筒状体80の後部に該筒状体
80を保持する大径の筒状体84を設け、該大径の筒状
体84の外周先端縁に沿っても複数のダイヤモンドピッ
ト85,85…を配置した場合には、該ピット85によ
って大径の円筒状の孔が確実に穿孔され、ダイヤモンド
ピット82と83と85が協働して大小2段の孔が穿孔
されることになる。
【0032】
【発明の効果】本発明によれば、台車に複数段のスライ
ダ―を設け、最下段のスライダ―に固定されたベットに
スピンドルベ―ス駆動用シリンダとストッパ―ア―ムを
配置し、該シリンダにより前記ベットにスライド可能に
設けられたスピンドルベ―スにスピンドル駆動用モ―タ
とスピンドルを配置したので、入口は狭く形成されたマ
ンホ―ルでも容易に穿孔装置が挿入でき、また、前記ス
ピンドルの後部に穿孔すべき位置を確認するレ―ザ―マ
―カ―を設けると共に前端に穿孔機を接続したので、レ
―ザ―マ―カ―で穿孔すべき位置の確認が簡単にでき、
更に、前記ストッパ―ア―ムの先端部にストッパ―を固
定し、前記ベットからスピンドルベ―スに向けスピンド
ルベ―スの移動を規制する穿孔深さ調整ボルトを設けた
ので、穿孔機の先端をマンホ―ル壁に確実に当接させる
ことができると共に穿孔機による穿孔深さを自由に且つ
正確に調整できる足掛具の取付孔の自動穿孔装置とな
る。
【0033】また、請求項2においては、前記穿孔機
が、中心部近傍に複数の流体通路を有すると共に外周先
端縁に沿った複数のダイヤモンドピットが配置され、該
外周先端縁のピットの内径側に前記中心部に向けて複数
のダイヤモンドピットが配置されたので、流体通路を介
して水の付加による穿孔が容易となると共にほこりの飛
散が少なく破壊された塵は水とともに搬出され、しか
も、前記水通路に向けた複数のダイヤモンドピットによ
って孔の奥まで正確な孔が形成される。そして、穿孔後
は、孔内に残留した塵が圧縮空気によって吹き飛ばされ
孔内を清掃することができるので新たな足掛具の挿着が
極めて容易となる。
【0034】さらに、請求項3においては、穿孔機が軸
線方向に小径部と大径部が形成され、中心部近傍に複数
の流体通路を形成すると共に両径部の外周先端縁に沿っ
た複数のダイヤモンドピットを配置し、前記小径の外周
先端縁のピットの内径側に前記中心部に向けて複数のダ
イヤモンドピットを配置したので、上記効果に加えて大
小2段の孔が正確に形成され、足掛具の脚部が大小2段
に形成されているものについての足掛具の取付けが容易
にできる足掛具の取付孔の自動穿孔装置となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は足掛具の自動取替え装置の斜視図であ
る。
【図2】図2は取付孔の自動穿孔装置の斜視図である。
【図3】図3はその要部の断面図である。
【図4】図4は穿孔機の一部断面の側面図である。
【図5】図5はその正面図である。
【符号の説明】
2 マンホ―ル 3 レ―ル 5 台車 33,65 モ―タ 55 ボックス 58 レ―ザ―マ―カ― 59,60,61 スライダ― 62 ベット 63 スピンドルベ―ス駆動用シリンダ 64 スピンドルベ―ス 66 スピンドル 67 穿孔機 68 ストッパ―ア―ム 69 ストッパ― 70 穿孔深さ調整ボルト 80,84 筒状体 81 流体通路 82,83,85 ダイヤモンドピット

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】マンホ―ル内のレ―ルに昇降自在に取付け
    られた台車に配設された足掛具の取付孔の自動穿孔装置
    であって、該台車に複数段のスライダ―を収納するボッ
    クスを設け、最下段のスライダ―に固定されたベットに
    スピンドルベ―ス駆動用シリンダとストッパ―ア―ムを
    配置し、該シリンダにより前記ベットにスライド可能に
    設けられたスピンドルベ―スにスピンドル駆動用モ―タ
    とスピンドルを配置し、該スピンドルの前端に穿孔機を
    接続し、前記ボックスの後部下端で前記穿孔機と略同一
    の高さに穿孔すべき位置を確認するレ―ザ―マ―カ―を
    設け、前記ストッパ―ア―ムの先端部にストッパ―を固
    定し、前記ベットからスピンドルベ―スに向けスピンド
    ルベ―スの移動を規制する穿孔深さ調整ボルトを設けた
    ことを特徴とする足掛具の取付孔の自動穿孔装置。
  2. 【請求項2】前記穿孔機が、中心部近傍に複数の流体通
    路を有すると共に外周先端縁に沿った複数のダイヤモン
    ドピットが配置され、該外周先端縁のピットの内径側に
    前記中心部に向けて複数のダイヤモンドピットが配置さ
    れたことを特徴とする請求項1記載の足掛具の取付孔の
    自動穿孔装置。
  3. 【請求項3】前記穿孔機が軸線方向に小径部と大径部が
    形成され、中心部近傍に複数の流体通路を形成すると共
    に両径部の外周先端縁に沿った複数のダイヤモンドピッ
    トを配置し、前記小径の外周先端縁のピットの内径側に
    前記中心部にに向けて複数のダイヤモンドピットを配置
    したことを特徴とする請求項1記載の足掛具の取付孔の
    自動穿孔装置。
JP8248489A 1996-09-02 1996-09-02 足掛具の取付孔の自動穿孔装置 Expired - Fee Related JP2879890B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8248489A JP2879890B2 (ja) 1996-09-02 1996-09-02 足掛具の取付孔の自動穿孔装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8248489A JP2879890B2 (ja) 1996-09-02 1996-09-02 足掛具の取付孔の自動穿孔装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH1077651A true JPH1077651A (ja) 1998-03-24
JP2879890B2 JP2879890B2 (ja) 1999-04-05

Family

ID=17178931

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8248489A Expired - Fee Related JP2879890B2 (ja) 1996-09-02 1996-09-02 足掛具の取付孔の自動穿孔装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2879890B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012219495A (ja) * 2011-04-07 2012-11-12 Nichikon:Kk マンホールのステップ取付孔の施工方法及び施工工具
JP2015168182A (ja) * 2014-03-07 2015-09-28 日本ステップ工業株式会社 ステップ取付孔の削孔装置
CN109495835A (zh) * 2018-10-26 2019-03-19 邓振彬 一种音响生产制造用钻孔装置

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012219495A (ja) * 2011-04-07 2012-11-12 Nichikon:Kk マンホールのステップ取付孔の施工方法及び施工工具
JP2015168182A (ja) * 2014-03-07 2015-09-28 日本ステップ工業株式会社 ステップ取付孔の削孔装置
CN109495835A (zh) * 2018-10-26 2019-03-19 邓振彬 一种音响生产制造用钻孔装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2879890B2 (ja) 1999-04-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2021079525A (ja) 自動穿孔用ロボット
KR20130031659A (ko) 고착볼트 제거장치 및 이를 이용한 고착볼트 제거방법
CN113084524B (zh) 一种盘式工件双头数控加工一体机
JPH0442100A (ja) 原子炉の生体遮蔽コンクリート壁の解体装置および原子炉の生体遮蔽コンクリート壁の解体工法
JPH01193153A (ja) 割出し加工装置
CN111697775B (zh) 一种大型定子绕嵌扩一体机
JP2879890B2 (ja) 足掛具の取付孔の自動穿孔装置
CN213710450U (zh) 一种基于强光激光定位技术的预制构件
KR100809534B1 (ko) 멤브레인 절단 장비 및 절단 방법
KR20170128862A (ko) 태핑홀 형성장치
CN110076913A (zh) 墙面用多功能打孔装置
JP3676705B2 (ja) タンクの孔明け装置
JP2879888B2 (ja) 足掛具の自動取替え装置
CN211218755U (zh) 一种自动调节支撑件钻孔装置
JP2895807B2 (ja) 足掛具の脚部切断跡のブラスト装置
JP2879889B2 (ja) 足掛具の脚部の自動切断装置
CN113172772A (zh) 一种基于多向钻孔技术的建筑用打孔装置
JP2007327195A (ja) 削孔装置
KR100921087B1 (ko) 밸브시트 탈거장치
WO2021036438A1 (zh) 箱体孔系机加工平台
CN210877672U (zh) 一种用生产法兰的钻孔机床
CN220387939U (zh) 一种小型台钻
CN220389912U (zh) 一种楼顶板打孔辅助装置
JPH1088601A (ja) 足掛具の脚部切断跡の塗装装置
JPS6353926B2 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees