JPH1077263A - アゼチジノン誘導体の製造方法 - Google Patents
アゼチジノン誘導体の製造方法Info
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- JPH1077263A JPH1077263A JP8255554A JP25555496A JPH1077263A JP H1077263 A JPH1077263 A JP H1077263A JP 8255554 A JP8255554 A JP 8255554A JP 25555496 A JP25555496 A JP 25555496A JP H1077263 A JPH1077263 A JP H1077263A
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- Japan
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- compound
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- methyl
- azide
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
- Y02P20/00—Technologies relating to chemical industry
- Y02P20/50—Improvements relating to the production of bulk chemicals
- Y02P20/55—Design of synthesis routes, e.g. reducing the use of auxiliary or protecting groups
Landscapes
- Plural Heterocyclic Compounds (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】カルバペネム中間体として有用な式〔III 〕
【化1】
(式中、R1 は水素原子または容易に除去できるアミノ
基の保護基を、R2 は保護されていてもよいヒドロキシ
置換低級アルキル基を、R3 は水素原子又は低級アルキ
ル基を、R4 はカルボキシル基の保護基を示す。)で表
される化合物を安全に、かつ、より安価に製造する。 【解決手段】R5 SO2 N3 〔II〕 (式中、R5 はアルキル基;アリキル基、アルコキン
基、カルボキシル基、ハロゲン原子で置換されていても
よいアリール基を示す。)で表される化合物を系内で生
成させながら式〔I〕 【化2】 (式中、R1 〜R4 は前記と同じ意味を示す。)で表さ
れる化合物と反応させることを特徴とする式〔III 〕で
表される化合物の製造方法。
基の保護基を、R2 は保護されていてもよいヒドロキシ
置換低級アルキル基を、R3 は水素原子又は低級アルキ
ル基を、R4 はカルボキシル基の保護基を示す。)で表
される化合物を安全に、かつ、より安価に製造する。 【解決手段】R5 SO2 N3 〔II〕 (式中、R5 はアルキル基;アリキル基、アルコキン
基、カルボキシル基、ハロゲン原子で置換されていても
よいアリール基を示す。)で表される化合物を系内で生
成させながら式〔I〕 【化2】 (式中、R1 〜R4 は前記と同じ意味を示す。)で表さ
れる化合物と反応させることを特徴とする式〔III 〕で
表される化合物の製造方法。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は優れた抗菌作用を有する
カルバペネム系抗生物質の中間体として有用なアゼチジ
ノン誘導体の製造方法に関する。
カルバペネム系抗生物質の中間体として有用なアゼチジ
ノン誘導体の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】優れた抗菌剤であるカルバペネム系抗生
物質を製造するための中間体としてジアゾ化合物〔V〕
物質を製造するための中間体としてジアゾ化合物〔V〕
【化3】 が示されている(特許公報 平5−24155号、He
terocycles,vol.21(1),29−4
0(1984)等)。この化合物はドデシルベンゼンス
ルホニルアジドまたはp−トルエンスルホニルアジドと
化合物〔VI〕
terocycles,vol.21(1),29−4
0(1984)等)。この化合物はドデシルベンゼンス
ルホニルアジドまたはp−トルエンスルホニルアジドと
化合物〔VI〕
【化4】 との反応により合成している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】一般にスルホニルアジ
ド化合物は不安定で爆発の危険性があり、工業的規模で
の大量製造のためには、その中でも比較的安定なドデシ
ルベンゼンスルホニルアジドが用いられている。しかし
ながらドデシルベンゼンスルホニルアジドが爆発の危険
性が少ないとはいえ、さらに安全性を考慮した製造方法
が望まれる。またドデシルベンゼンスルホニルアジドは
高価で入手容易でないため、他の安価で入手容易な原料
を用いた安全性を考慮した製造方法も望まれる。一方、
安価なメタンスルホニルクロリドとアジ化ナトリウムを
ポリマ−に固定した四級アンモニウム塩存在下に塩基に
水酸化ナトリウムを用いメタンスルホニルアジドを合成
し、単離すること無く引き続き活性メチレン化合物(例
えばアセト酢酸エステル)を加えてジアゾ化する方法が
報告されている(Synthetic Communi
cations,21(21),2121−2127
(1991))。この方法を応用して反応させれば、危
険なアジド化合物を単離して取り扱う必要がないため、
より安全性も増し、更に安価で入手の容易な原料を使用
できる。しかしながら、この方法においても、アジド化
合物は単離しないものの大量に生成、蓄積させその中に
活性メチレン化合物を加えて反応させているため、依然
として反応の暴走、爆発の危険性は残っている。
ド化合物は不安定で爆発の危険性があり、工業的規模で
の大量製造のためには、その中でも比較的安定なドデシ
ルベンゼンスルホニルアジドが用いられている。しかし
ながらドデシルベンゼンスルホニルアジドが爆発の危険
性が少ないとはいえ、さらに安全性を考慮した製造方法
が望まれる。またドデシルベンゼンスルホニルアジドは
高価で入手容易でないため、他の安価で入手容易な原料
を用いた安全性を考慮した製造方法も望まれる。一方、
安価なメタンスルホニルクロリドとアジ化ナトリウムを
ポリマ−に固定した四級アンモニウム塩存在下に塩基に
水酸化ナトリウムを用いメタンスルホニルアジドを合成
し、単離すること無く引き続き活性メチレン化合物(例
えばアセト酢酸エステル)を加えてジアゾ化する方法が
報告されている(Synthetic Communi
cations,21(21),2121−2127
(1991))。この方法を応用して反応させれば、危
険なアジド化合物を単離して取り扱う必要がないため、
より安全性も増し、更に安価で入手の容易な原料を使用
できる。しかしながら、この方法においても、アジド化
合物は単離しないものの大量に生成、蓄積させその中に
活性メチレン化合物を加えて反応させているため、依然
として反応の暴走、爆発の危険性は残っている。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、このよう
な状況下、安全にかつ高収率、安価に製造する方法を鋭
意検討した結果、本発明を完成するに至った。
な状況下、安全にかつ高収率、安価に製造する方法を鋭
意検討した結果、本発明を完成するに至った。
【0005】即ち、本発明は式〔II〕 R5 SO2 N3 (式中、R5 はアルキル基;アルキル基、アルコキシル
基、カルボキシル基、ハロゲン原子で置換されていても
よいアリ−ル基を表す。)で表される化合物を系内で生
成させながら式〔I〕
基、カルボキシル基、ハロゲン原子で置換されていても
よいアリ−ル基を表す。)で表される化合物を系内で生
成させながら式〔I〕
【化5】 (式中、R1 は水素または容易に除去できるアミノ基の
保護基を、R2 は保護されていてもよい水酸基で置換さ
れていてもよい低級アルキル基をR3 は水素原子もしく
は低級アルキル基をR4 はカルボキシル保護基を表す)
で表される化合物と反応させることを特徴とする式〔II
I 〕
保護基を、R2 は保護されていてもよい水酸基で置換さ
れていてもよい低級アルキル基をR3 は水素原子もしく
は低級アルキル基をR4 はカルボキシル保護基を表す)
で表される化合物と反応させることを特徴とする式〔II
I 〕
【化6】 (式中、R1 〜R4 は前記と同じ意味を示す。)で表さ
れる化合物の製造方法である。
れる化合物の製造方法である。
【0006】
【発明の実施の形態】R1 の保護基としては一般にNを
保護するために用いられている保護基が使用できる。そ
の具体例としては、トリメチルシリル、トリエチルシリ
ル、t−ブチルジメチルシリル、トリイソプロピルシリ
ル、ジメチルヘキシルシリル、t−ブチルジフェニルシ
リル等の置換シリル基、置換されていてもよいベンジル
基(置換基としてはニトロ基、低級アルコキシ基等が挙
げられる。)、低級アルコキシカルボニル基、ハロゲノ
低級アルコキシカルボニル基、置換されていてもよいベ
ンジルオキシカルボニル基(置換基としてはニトロ基、
低級アルコキシ基等が挙げられる。)、クロロアセチル
基、メトキシアセチル基、アセチル基、ベンゾイル基等
の置換基を有してもよいアシル基等が挙げられる。ここ
で用いられる低級アルコキシ基における低級アルキルと
は炭素数1−8の直鎖または枝分かれのアルキルを示
し、ベンジル基、ベンゾイル基の置換基の個数、位置は
任意である。
保護するために用いられている保護基が使用できる。そ
の具体例としては、トリメチルシリル、トリエチルシリ
ル、t−ブチルジメチルシリル、トリイソプロピルシリ
ル、ジメチルヘキシルシリル、t−ブチルジフェニルシ
リル等の置換シリル基、置換されていてもよいベンジル
基(置換基としてはニトロ基、低級アルコキシ基等が挙
げられる。)、低級アルコキシカルボニル基、ハロゲノ
低級アルコキシカルボニル基、置換されていてもよいベ
ンジルオキシカルボニル基(置換基としてはニトロ基、
低級アルコキシ基等が挙げられる。)、クロロアセチル
基、メトキシアセチル基、アセチル基、ベンゾイル基等
の置換基を有してもよいアシル基等が挙げられる。ここ
で用いられる低級アルコキシ基における低級アルキルと
は炭素数1−8の直鎖または枝分かれのアルキルを示
し、ベンジル基、ベンゾイル基の置換基の個数、位置は
任意である。
【0007】R2 における水酸基の保護基としては一般
に水酸基を保護するのに用いられている保護基が使用で
きる。その具体例としては、トリメチルシリル、トリエ
チルシリル、t−ブチルジメチルシリル、トリイソプロ
ピルシリル、ジメチルヘキシルシリル、t−ブチルジフ
ェニルシリル等の置換シリル基、置換されていてもよい
ベンジル基(置換基としてはニトロ基、低級アルコキシ
基等が挙げられる。)、低級アルコキシカルボニル基、
ハロゲノ低級アルコキシカルボニル基、置換されていて
もよいベンジルオキシカルボニル基(置換基としてはニ
トロ基、低級アルコキシ基等が挙げられる。)、クロロ
アセチル基、メトキシアセチル基、アセチル基、ベンゾ
イル基等の置換基を有してもよいアシル基、トリフェニ
ルメチル基、テトラヒドロピラニル基等が挙げられる。
に水酸基を保護するのに用いられている保護基が使用で
きる。その具体例としては、トリメチルシリル、トリエ
チルシリル、t−ブチルジメチルシリル、トリイソプロ
ピルシリル、ジメチルヘキシルシリル、t−ブチルジフ
ェニルシリル等の置換シリル基、置換されていてもよい
ベンジル基(置換基としてはニトロ基、低級アルコキシ
基等が挙げられる。)、低級アルコキシカルボニル基、
ハロゲノ低級アルコキシカルボニル基、置換されていて
もよいベンジルオキシカルボニル基(置換基としてはニ
トロ基、低級アルコキシ基等が挙げられる。)、クロロ
アセチル基、メトキシアセチル基、アセチル基、ベンゾ
イル基等の置換基を有してもよいアシル基、トリフェニ
ルメチル基、テトラヒドロピラニル基等が挙げられる。
【0008】R3 のアルキル基としては、メチル、エチ
ル、n−プロピル、i−プロピル、n−ブチル、s−ブ
チル、i−ブチル、t−ブチル等の炭素数1−6までの
直鎖もしくは枝分かれの低級アルキル基が挙げられる。
ル、n−プロピル、i−プロピル、n−ブチル、s−ブ
チル、i−ブチル、t−ブチル等の炭素数1−6までの
直鎖もしくは枝分かれの低級アルキル基が挙げられる。
【0009】R4 のカルボキシル基の保護基としては、
カルバペネム誘導体に常用されるカルボキシル基の保護
基であり、例えば、メチル、エチル、プロピル、t−ブ
チル、2−クロロエチル、メトキシメチル、ベンジルオ
キシメチル、ピバロイルオキシメチル等の置換もしくは
未置換の低級アルキル基、2−クロロアリル、クロチ
ル、シンナミル等の置換または非置換のアリル基、4−
ニトロベンジル、2−ニトロベンジル、4−ブロモベン
ジル、4−クロロベンジル、4−メトキシベンジルまた
はジフェニルメチル、トリフェニルメチル等の置換また
は非置換のベンジル基等が挙げられる。
カルバペネム誘導体に常用されるカルボキシル基の保護
基であり、例えば、メチル、エチル、プロピル、t−ブ
チル、2−クロロエチル、メトキシメチル、ベンジルオ
キシメチル、ピバロイルオキシメチル等の置換もしくは
未置換の低級アルキル基、2−クロロアリル、クロチ
ル、シンナミル等の置換または非置換のアリル基、4−
ニトロベンジル、2−ニトロベンジル、4−ブロモベン
ジル、4−クロロベンジル、4−メトキシベンジルまた
はジフェニルメチル、トリフェニルメチル等の置換また
は非置換のベンジル基等が挙げられる。
【0010】R5 はメチル、エチル、プロピル、ブチ
ル、オクチル、シクロヘキシル等の炭素数1−12の直
鎖、枝分かれ或いは環状のアルキル基、置換または未置
換のベンゼン、ナフタレン等のアリ−ル基でその置換基
としては炭素数1−18の直鎖または枝分かれのアルキ
ル基、炭素数1−12の直鎖または枝分かれのアルコキ
シル基、ニトロ基、塩素、臭素等のハロゲン原子、ジア
ルキルアミノ基、カルボキシル基等が挙げられる。
ル、オクチル、シクロヘキシル等の炭素数1−12の直
鎖、枝分かれ或いは環状のアルキル基、置換または未置
換のベンゼン、ナフタレン等のアリ−ル基でその置換基
としては炭素数1−18の直鎖または枝分かれのアルキ
ル基、炭素数1−12の直鎖または枝分かれのアルコキ
シル基、ニトロ基、塩素、臭素等のハロゲン原子、ジア
ルキルアミノ基、カルボキシル基等が挙げられる。
【0011】反応は化合物〔I〕を溶媒に溶解または懸
濁し、アジ化ナトリウムまたはアジ化カリウム、塩基及
び必要に応じて四級アンモニウム塩を加え、次いで化合
物〔IV〕を滴下する事により化合物〔II〕を系内で生成
させながら化合物〔I〕と反応させることで行われる。
反応温度は−20〜80℃好ましくは0〜50℃であ
り、反応時間は10分〜数日、通常は1〜20時間程度
である。
濁し、アジ化ナトリウムまたはアジ化カリウム、塩基及
び必要に応じて四級アンモニウム塩を加え、次いで化合
物〔IV〕を滴下する事により化合物〔II〕を系内で生成
させながら化合物〔I〕と反応させることで行われる。
反応温度は−20〜80℃好ましくは0〜50℃であ
り、反応時間は10分〜数日、通常は1〜20時間程度
である。
【0012】化合物〔IV〕の使用量は化合物〔I〕に対
し1−10倍モルであり、アジ化ナトリウム或いはアジ
化カリウムは化合物〔IV〕に対し1−5倍モルである。
し1−10倍モルであり、アジ化ナトリウム或いはアジ
化カリウムは化合物〔IV〕に対し1−5倍モルである。
【0013】塩基としては、炭酸水素ナトリウム、炭酸
水素カリウム、炭酸ナトリウム、炭酸カリウム、水酸化
ナトリウム、水酸化カリウム、炭酸リチウム、炭酸カル
シウムまたは燐酸1水素2ナトリウム等の無機塩基、ジ
エチルアミン、シクロヘキシルイソプロピルアミン、ジ
イソプロピルアミン、ジベンジルアミン、トリエチルア
ミン、トリプロピルアミン、トリブチルアミン、トリベ
ンジルアミン、ジイソプロピルエチルアミン等の二級ま
たは三級アミン、N−メチルアニリン、N−エチルアニ
リン、N,N−ジメチルアニリン、N,N−ジエチルア
ニリン、ジフェニルエチルアミン等の二級または三級ア
ニリン、ピロ−ル、イミダゾ−ル、ピリジン、N,N−
ジメチルアミノピリジン、ピコリン、ルチジン、モルホ
リン、ピペリジン、ピペラジン、1−メチルピペリジ
ン、4−メチルモルホリン、キノリン、キノキサリン、
1、8−ジアザビシクロ〔5.4.0〕−7−ウンデセ
ン等の複素環状の塩基等が挙げられる。使用する塩基の
量は化合物〔I〕に対し0.001−1倍モルが使用さ
れ、単独或いは混合して用いてもよい。また塩基は化合
物〔IV〕を滴下する前後に分割して仕込むことも出来
る。
水素カリウム、炭酸ナトリウム、炭酸カリウム、水酸化
ナトリウム、水酸化カリウム、炭酸リチウム、炭酸カル
シウムまたは燐酸1水素2ナトリウム等の無機塩基、ジ
エチルアミン、シクロヘキシルイソプロピルアミン、ジ
イソプロピルアミン、ジベンジルアミン、トリエチルア
ミン、トリプロピルアミン、トリブチルアミン、トリベ
ンジルアミン、ジイソプロピルエチルアミン等の二級ま
たは三級アミン、N−メチルアニリン、N−エチルアニ
リン、N,N−ジメチルアニリン、N,N−ジエチルア
ニリン、ジフェニルエチルアミン等の二級または三級ア
ニリン、ピロ−ル、イミダゾ−ル、ピリジン、N,N−
ジメチルアミノピリジン、ピコリン、ルチジン、モルホ
リン、ピペリジン、ピペラジン、1−メチルピペリジ
ン、4−メチルモルホリン、キノリン、キノキサリン、
1、8−ジアザビシクロ〔5.4.0〕−7−ウンデセ
ン等の複素環状の塩基等が挙げられる。使用する塩基の
量は化合物〔I〕に対し0.001−1倍モルが使用さ
れ、単独或いは混合して用いてもよい。また塩基は化合
物〔IV〕を滴下する前後に分割して仕込むことも出来
る。
【0014】四級アンモニウム塩としてはテトラメチル
アンモニウムクロリド、テトラブチルアンモニウムブロ
ミド、トリオクチルメチルアンモニウムクロリド等のテ
トラアルキルアンモニウムハライド類、ベンジルトリエ
チルアンモニウムクロリド、ベンジルトリエチルアンモ
ニウムブロミド、ベンジルトリメチルアンモニウムクロ
リド、ベンジルトリブチルアンモニウムクロリド等のベ
ンジルトリアルキルアンモニウムハライド類、水酸化ベ
ンジルトリメチルアンモニム、硫酸水素テトラブチルア
ンモニウム、セチルピリジニウムブロミド、N−ラウリ
ル−4−ピコリニウムクロリド、N−ベンジルピコリニ
ウムクロリド等が挙げられる。またクラウンエーテルと
しては、12−クラウン−4、15−クラウン−5、1
8−クラウン−6、ベンゾ−12−クラウン−4、ベン
ゾ−15−クラウン−5、ベンゾ−18−クラウン−
6、ジベンゾ−18−クラウン−6、ジベンゾ−24−
クラウン−8、ジシクロヘキサノ−18−クラウン−
6、ジシクロヘキサノ−24−クラウン−8、4、13
−ジアザ−18−クラウン−6等が挙げられる。四級ア
ンモニウム塩或いはクラウンエーテルの使用量は化合物
〔I〕に対し、0.001〜0.5倍モルであり、混合
して用いてもよい。必要に応じて四級アンモニウム塩ま
たはクラウンエーテルを使用することにより、反応の進
行を速め、生産性の向上、好ましくない副反応の進行を
減らし、より高収率で目的物を得ることが出来る。
アンモニウムクロリド、テトラブチルアンモニウムブロ
ミド、トリオクチルメチルアンモニウムクロリド等のテ
トラアルキルアンモニウムハライド類、ベンジルトリエ
チルアンモニウムクロリド、ベンジルトリエチルアンモ
ニウムブロミド、ベンジルトリメチルアンモニウムクロ
リド、ベンジルトリブチルアンモニウムクロリド等のベ
ンジルトリアルキルアンモニウムハライド類、水酸化ベ
ンジルトリメチルアンモニム、硫酸水素テトラブチルア
ンモニウム、セチルピリジニウムブロミド、N−ラウリ
ル−4−ピコリニウムクロリド、N−ベンジルピコリニ
ウムクロリド等が挙げられる。またクラウンエーテルと
しては、12−クラウン−4、15−クラウン−5、1
8−クラウン−6、ベンゾ−12−クラウン−4、ベン
ゾ−15−クラウン−5、ベンゾ−18−クラウン−
6、ジベンゾ−18−クラウン−6、ジベンゾ−24−
クラウン−8、ジシクロヘキサノ−18−クラウン−
6、ジシクロヘキサノ−24−クラウン−8、4、13
−ジアザ−18−クラウン−6等が挙げられる。四級ア
ンモニウム塩或いはクラウンエーテルの使用量は化合物
〔I〕に対し、0.001〜0.5倍モルであり、混合
して用いてもよい。必要に応じて四級アンモニウム塩ま
たはクラウンエーテルを使用することにより、反応の進
行を速め、生産性の向上、好ましくない副反応の進行を
減らし、より高収率で目的物を得ることが出来る。
【0015】溶媒は反応に関与しなければ特に限定され
ないが、例えばベンゼン、トルエン、キシレンあるいは
クロルベンゼン等の芳香族炭化水素系溶媒、アセトン、
メチルエチルケトン、ジエチルケトン、イソブチルメチ
ルケトン等のケトン系溶媒、酢酸メチル、酢酸エチル、
酢酸プロピル、酢酸ブチル、プロピオン酸メチル等のエ
ステル系溶媒、塩化メチレン、クロロホルム、ジクロロ
エタン等のハロゲン系溶媒、ヘキサン、ヘプタン等の炭
化水素系溶媒、アセトニトリル、ベンゾニトリル等のニ
トリル系溶媒、ジイソプロピルエ−テル等のエ−テル系
溶媒、メタノ−ル、エタノ−ル等のアルコ−ル系溶媒、
ジオキサン、テトラヒドロフラン、ジメチルスルホキシ
ド、ジメチルホルムアミドまたは水等が挙げられ、これ
らを混合してもよい。その使用量は化合物〔I〕に対し
0.1〜50倍量が化合物の溶解度等の違いにより適宜
使用される。
ないが、例えばベンゼン、トルエン、キシレンあるいは
クロルベンゼン等の芳香族炭化水素系溶媒、アセトン、
メチルエチルケトン、ジエチルケトン、イソブチルメチ
ルケトン等のケトン系溶媒、酢酸メチル、酢酸エチル、
酢酸プロピル、酢酸ブチル、プロピオン酸メチル等のエ
ステル系溶媒、塩化メチレン、クロロホルム、ジクロロ
エタン等のハロゲン系溶媒、ヘキサン、ヘプタン等の炭
化水素系溶媒、アセトニトリル、ベンゾニトリル等のニ
トリル系溶媒、ジイソプロピルエ−テル等のエ−テル系
溶媒、メタノ−ル、エタノ−ル等のアルコ−ル系溶媒、
ジオキサン、テトラヒドロフラン、ジメチルスルホキシ
ド、ジメチルホルムアミドまたは水等が挙げられ、これ
らを混合してもよい。その使用量は化合物〔I〕に対し
0.1〜50倍量が化合物の溶解度等の違いにより適宜
使用される。
【0016】化合物〔I〕は公知であり、例えば特許公
報平5−24155、Heterocycles,vo
l.21(1),29−40(1984)等に示される
方法により得られ、また生成する化合物〔III 〕も公知
であり、この化合物の生成の認はHPLC,NMRによ
り行った。
報平5−24155、Heterocycles,vo
l.21(1),29−40(1984)等に示される
方法により得られ、また生成する化合物〔III 〕も公知
であり、この化合物の生成の認はHPLC,NMRによ
り行った。
【0017】
【実施例】次に実施例を挙げ本発明をさらに詳細に説明
する。 実施例1 (3S,4R)−3−[(1R)−1−ヒドロキシエチ
ル]−4−[(1R)−1−メチル−3−ジアゾ−3−
p−ニトロベンジルオキシカルボニル−2−オキソプロ
ピル]アゼチジン−2−オンの製造−1
する。 実施例1 (3S,4R)−3−[(1R)−1−ヒドロキシエチ
ル]−4−[(1R)−1−メチル−3−ジアゾ−3−
p−ニトロベンジルオキシカルボニル−2−オキソプロ
ピル]アゼチジン−2−オンの製造−1
【化7】 (3S,4R)−3−[(1R)−1−ヒドロキシエチ
ル]−4−[(1R)−1−メチル−3−p−ニトロベ
ンジルオキシカルボニル−2−オキソプロピル]アゼチ
ジン−2−オン(7.29g)、アジ化ナトリウム
(1.56g)、酢酸エチル(60ml)および水(1
0ml)を混合し、20℃にて、酢酸エチル(20m
l)に溶解させたドデシルベンゼンスルホニルクロライ
ド(8.28g)を10分間で滴下した。滴下中は28
%水酸化ナトリウム水添加によりPHを8から9の間に
保った。同温度にて、6時間攪拌の後に、反応液を分液
し、有機層を水(20ml)にて、洗浄し、分液した。
有機層をHPLCにて分析した結果、標記化合物(7.
01g)を含有していた。このものは、シリカゲルカラ
ムにて単離し 1H−NMRより標記化合物であることを
確認した。
ル]−4−[(1R)−1−メチル−3−p−ニトロベ
ンジルオキシカルボニル−2−オキソプロピル]アゼチ
ジン−2−オン(7.29g)、アジ化ナトリウム
(1.56g)、酢酸エチル(60ml)および水(1
0ml)を混合し、20℃にて、酢酸エチル(20m
l)に溶解させたドデシルベンゼンスルホニルクロライ
ド(8.28g)を10分間で滴下した。滴下中は28
%水酸化ナトリウム水添加によりPHを8から9の間に
保った。同温度にて、6時間攪拌の後に、反応液を分液
し、有機層を水(20ml)にて、洗浄し、分液した。
有機層をHPLCにて分析した結果、標記化合物(7.
01g)を含有していた。このものは、シリカゲルカラ
ムにて単離し 1H−NMRより標記化合物であることを
確認した。
【0018】実施例2 (3S,4R)−3−[(1R)−1−ヒドロキシエチ
ル]−4−[(1R)−1−メチル−3−ジアゾ−3−
p−ニトロベンジルオキシカルボニル−2−オキソプロ
ピル]アゼチジン−2−オンの製造−2 (3S,4R)−3−[(1R)−1−ヒドロキシエチ
ル]−4−[(1R)−1−メチル−3−p−ニトロベ
ンジルオキシカルボニル−2−オキソプロピル]アゼチ
ジン−2−オン(18.22g)、アジ化ナトリウム
(3.90g)、炭酸水素ナトリウム(2.10g)、
メチルイソブチルケトン(25ml)、メタノール(1
0ml)および水(25ml)を混合し、16℃〜20
℃にて、メチルイソブチルケトン(25ml)に溶解さ
せたp−トルエンスルホニルクロライド(11.44
g)を15分間で滴下した。同温度にて、1.6時間攪
拌の後に、反応液を分液し、有機層を水(25ml)に
て、洗浄、分液した。有機層をHPLCにて分析した結
果、標記化合物(19.26g)を含有していた。この
ものは、シリカゲルカラムにて単離し 1H−NMRより
標記化合物であることを確認した。
ル]−4−[(1R)−1−メチル−3−ジアゾ−3−
p−ニトロベンジルオキシカルボニル−2−オキソプロ
ピル]アゼチジン−2−オンの製造−2 (3S,4R)−3−[(1R)−1−ヒドロキシエチ
ル]−4−[(1R)−1−メチル−3−p−ニトロベ
ンジルオキシカルボニル−2−オキソプロピル]アゼチ
ジン−2−オン(18.22g)、アジ化ナトリウム
(3.90g)、炭酸水素ナトリウム(2.10g)、
メチルイソブチルケトン(25ml)、メタノール(1
0ml)および水(25ml)を混合し、16℃〜20
℃にて、メチルイソブチルケトン(25ml)に溶解さ
せたp−トルエンスルホニルクロライド(11.44
g)を15分間で滴下した。同温度にて、1.6時間攪
拌の後に、反応液を分液し、有機層を水(25ml)に
て、洗浄、分液した。有機層をHPLCにて分析した結
果、標記化合物(19.26g)を含有していた。この
ものは、シリカゲルカラムにて単離し 1H−NMRより
標記化合物であることを確認した。
【0019】実施例3 (3S,4R)−3−[(1R)−1−ヒドロキシエチ
ル]−4−[(1R)−1−メチル−3−ジアゾ−3−
p−ニトロベンジルオキシカルボニル−2−オキソプロ
ピル]アゼチジン−2−オンの製造−3 (3S,4R)−3−[(1R)−1−ヒドロキシエチ
ル]−4−[(1R)−1−メチル−3−p−ニトロベ
ンジルオキシカルボニル−2−オキソプロピル]アゼチ
ジン−2−オン(18.22g)、アジ化ナトリウム
(3.58g)、炭酸水素ナトリウム(2.10g)、
メチルイソブチルケトン(40ml)、メタノール(1
0ml)および水(25ml)を混合し、10℃にて、
メタンスルホニルクロライド(6.13g)を30分間
で滴下した。30℃にて、1.6時間攪拌の後に、メチ
ルイソブチルケトン(100ml)を加え、反応液を分
液し、有機層を水(25ml)にて、洗浄し、分液し
た。有機層をHPLCにて分析した結果、標記化合物
(19.40g)を含有していた。このものは、シリカ
ゲルカラムにて単離し 1H−NMRより標記化合物であ
ることを確認した。
ル]−4−[(1R)−1−メチル−3−ジアゾ−3−
p−ニトロベンジルオキシカルボニル−2−オキソプロ
ピル]アゼチジン−2−オンの製造−3 (3S,4R)−3−[(1R)−1−ヒドロキシエチ
ル]−4−[(1R)−1−メチル−3−p−ニトロベ
ンジルオキシカルボニル−2−オキソプロピル]アゼチ
ジン−2−オン(18.22g)、アジ化ナトリウム
(3.58g)、炭酸水素ナトリウム(2.10g)、
メチルイソブチルケトン(40ml)、メタノール(1
0ml)および水(25ml)を混合し、10℃にて、
メタンスルホニルクロライド(6.13g)を30分間
で滴下した。30℃にて、1.6時間攪拌の後に、メチ
ルイソブチルケトン(100ml)を加え、反応液を分
液し、有機層を水(25ml)にて、洗浄し、分液し
た。有機層をHPLCにて分析した結果、標記化合物
(19.40g)を含有していた。このものは、シリカ
ゲルカラムにて単離し 1H−NMRより標記化合物であ
ることを確認した。
【0020】実施例4 (3S,4R)−3−〔(1R)−1−ヒドロキシエチ
ル〕−4−〔(1R)−1−メチル−3−ジアゾ−3−
p−ニトロベンジルオキシカルボニル−2−オキソプロ
ピル〕アゼチジン−2−オンの製造−4 (3S,4R)−3−〔(1R)−1−ヒドロキシエチ
ル〕−4−〔(1R)−1−メチル−3−p−ニトロベ
ンジルオキシカルボニル−2−オキソプロピル〕アゼチ
ジン−2−オン9.11g、アジ化ナトリウム1.84
g、炭酸水素ナトリウム1.05g、ベンジルトリエチ
ルアンモニウムブロミド0.34g、MIBK 50m
l、メタノール5ml、水12.5mlを混合し、25
℃にてメタンスルホニルクロリド3.15gを徐々に滴
下した。更に同温度で4時間攪拌を続け、HPLCで原
料がほぼ消失したことを確認した。反応終了後反応液を
HPLCで分析したところ、目的物を9.72g含有し
ていた。
ル〕−4−〔(1R)−1−メチル−3−ジアゾ−3−
p−ニトロベンジルオキシカルボニル−2−オキソプロ
ピル〕アゼチジン−2−オンの製造−4 (3S,4R)−3−〔(1R)−1−ヒドロキシエチ
ル〕−4−〔(1R)−1−メチル−3−p−ニトロベ
ンジルオキシカルボニル−2−オキソプロピル〕アゼチ
ジン−2−オン9.11g、アジ化ナトリウム1.84
g、炭酸水素ナトリウム1.05g、ベンジルトリエチ
ルアンモニウムブロミド0.34g、MIBK 50m
l、メタノール5ml、水12.5mlを混合し、25
℃にてメタンスルホニルクロリド3.15gを徐々に滴
下した。更に同温度で4時間攪拌を続け、HPLCで原
料がほぼ消失したことを確認した。反応終了後反応液を
HPLCで分析したところ、目的物を9.72g含有し
ていた。
【0021】実施例5 (3S,4R)−3−〔(1R)−1−ヒドロキシエチ
ル〕−4−〔(1R)−1−メチル−3−ジアゾ−3−
p−ニトロベンジルオキシカルボニル−2−オキソプロ
ピル〕アゼチジン−2−オンの製造−5 (3S,4R)−3−〔(1R)−1−ヒドロキシエチ
ル〕−4−〔(1R)−1−メチル−3−p−ニトロベ
ンジルオキシカルボニル−2−オキソプロピル〕アゼチ
ジン−2−オン9.11g、アジ化ナトリウム1.84
g、炭酸水素ナトリウム1.05g、テトラブチルアン
モニウムブロミド0.40g、MIBK115ml、メ
タノ−ル5ml、水12.5mlを混合し、25℃にて
メタンスルホニルクロリド3.15gを徐々に滴下し
た。更に同温度で2時間攪拌を続け、HPLCで原料が
ほぼ消失したことを確認した。反応終了後反応液をHP
LCで分析したところ、目的物を9.60g含有してい
た。
ル〕−4−〔(1R)−1−メチル−3−ジアゾ−3−
p−ニトロベンジルオキシカルボニル−2−オキソプロ
ピル〕アゼチジン−2−オンの製造−5 (3S,4R)−3−〔(1R)−1−ヒドロキシエチ
ル〕−4−〔(1R)−1−メチル−3−p−ニトロベ
ンジルオキシカルボニル−2−オキソプロピル〕アゼチ
ジン−2−オン9.11g、アジ化ナトリウム1.84
g、炭酸水素ナトリウム1.05g、テトラブチルアン
モニウムブロミド0.40g、MIBK115ml、メ
タノ−ル5ml、水12.5mlを混合し、25℃にて
メタンスルホニルクロリド3.15gを徐々に滴下し
た。更に同温度で2時間攪拌を続け、HPLCで原料が
ほぼ消失したことを確認した。反応終了後反応液をHP
LCで分析したところ、目的物を9.60g含有してい
た。
【0022】実施例6 (3S,4R)−3−〔(1R)−1−ヒドロキシエチ
ル〕−4−〔(1R)−1−メチル−3−ジアゾ−3−
p−ニトロベンジルオキシカルボニル−2−オキソプロ
ピル〕アゼチジン−2−オンの製造−6 (3S,4R)−3−〔(1R)−1−ヒドロキシエチ
ル〕−4−〔(1R)−1−メチル−3−p−ニトロベ
ンジルオキシカルボニル−2−オキソプロピル〕アゼチ
ジン−2−オン9.11g、アジ化ナトリウム1.84
g、炭酸水素ナトリウム0.42g、ベンジルトリエチ
ルアンモニウムクロリド0.57g(50%水溶液)、
メチルイソブチルケトン115ml、メタノール5m
l、水12.5mlを混合し、25℃にてメタンスルホ
ニルクロリド3.15gを滴下した。次いでトリエチル
アミン0.253gを加え更に同温度で3時間攪拌し
た。HPLCで原料がほぼ消失したことを確認し、含量
を分析したところ、目的物を9.65g含有していた。
ル〕−4−〔(1R)−1−メチル−3−ジアゾ−3−
p−ニトロベンジルオキシカルボニル−2−オキソプロ
ピル〕アゼチジン−2−オンの製造−6 (3S,4R)−3−〔(1R)−1−ヒドロキシエチ
ル〕−4−〔(1R)−1−メチル−3−p−ニトロベ
ンジルオキシカルボニル−2−オキソプロピル〕アゼチ
ジン−2−オン9.11g、アジ化ナトリウム1.84
g、炭酸水素ナトリウム0.42g、ベンジルトリエチ
ルアンモニウムクロリド0.57g(50%水溶液)、
メチルイソブチルケトン115ml、メタノール5m
l、水12.5mlを混合し、25℃にてメタンスルホ
ニルクロリド3.15gを滴下した。次いでトリエチル
アミン0.253gを加え更に同温度で3時間攪拌し
た。HPLCで原料がほぼ消失したことを確認し、含量
を分析したところ、目的物を9.65g含有していた。
【0023】実施例7 (3S,4R)−3−〔(1R)−1−ヒドロキシエチ
ル〕−4−〔(1R)−1−メチル−3−ジアゾ−3−
p−ニトロベンジルオキシカルボニル−2−オキソプロ
ピル〕アゼチジン−2−オンの製造−7 (3S,4R)−3−〔(1R)−1−ヒドロキシエチ
ル〕−4−〔(1R)−1−メチル−3−p−ニトロベ
ンジルオキシカルボニル−2−オキソプロピル〕アゼチ
ジン−2−オン9.11g、アジ化ナトリウム1.84
g、炭酸水素ナトリウム0.42g、ベンジルトリエチ
ルアンモニウムクロリド0.57g(50%水溶液)、
メチルイソブチルケトン115ml、水12.5mlを
混合し、25℃にてメタンスルホニルクロリド3.15
gを滴下した。次いでトリエチルアミン0.253gを
加え更に同温度で3時間攪拌した。HPLCで原料がほ
ぼ消失したことを確認した。HPLCで含量を分析した
ところ、目的物を9.67g含有していた。
ル〕−4−〔(1R)−1−メチル−3−ジアゾ−3−
p−ニトロベンジルオキシカルボニル−2−オキソプロ
ピル〕アゼチジン−2−オンの製造−7 (3S,4R)−3−〔(1R)−1−ヒドロキシエチ
ル〕−4−〔(1R)−1−メチル−3−p−ニトロベ
ンジルオキシカルボニル−2−オキソプロピル〕アゼチ
ジン−2−オン9.11g、アジ化ナトリウム1.84
g、炭酸水素ナトリウム0.42g、ベンジルトリエチ
ルアンモニウムクロリド0.57g(50%水溶液)、
メチルイソブチルケトン115ml、水12.5mlを
混合し、25℃にてメタンスルホニルクロリド3.15
gを滴下した。次いでトリエチルアミン0.253gを
加え更に同温度で3時間攪拌した。HPLCで原料がほ
ぼ消失したことを確認した。HPLCで含量を分析した
ところ、目的物を9.67g含有していた。
【0024】実施例8 (3S,4R)−3−〔(1R)−1−ヒドロキシエチ
ル〕−4−〔(1R)−1−メチル−3−ジアゾ−3−
p−ニトロベンジルオキシカルボニル−2−オキソプロ
ピル〕アゼチジン−2−オンの製造−8 溶媒のメチルイソブチルケトンを酢酸エチルに変えた以
外は実施例7と同様に反応を行い、目的物9.47gを
得た。
ル〕−4−〔(1R)−1−メチル−3−ジアゾ−3−
p−ニトロベンジルオキシカルボニル−2−オキソプロ
ピル〕アゼチジン−2−オンの製造−8 溶媒のメチルイソブチルケトンを酢酸エチルに変えた以
外は実施例7と同様に反応を行い、目的物9.47gを
得た。
【0025】実施例9 (3S,4R)−3−〔(1R)−1−ヒドロキシエチ
ル〕−4−〔(1R)−1−メチル−3−ジアゾ−3−
p−ニトロベンジルオキシカルボニル−2−オキソプロ
ピル〕アゼチジン−2−オンの製造−10 四級アンモニウム塩をテトラメチルアンモニウムクロリ
ドに変えた以外は実施例6と同様に反応を行い、反応液
をHPLCで分析したところ目的物9.66gを含有し
ていた。
ル〕−4−〔(1R)−1−メチル−3−ジアゾ−3−
p−ニトロベンジルオキシカルボニル−2−オキソプロ
ピル〕アゼチジン−2−オンの製造−10 四級アンモニウム塩をテトラメチルアンモニウムクロリ
ドに変えた以外は実施例6と同様に反応を行い、反応液
をHPLCで分析したところ目的物9.66gを含有し
ていた。
【0026】実施例10 (3S,4R)−3−〔(1R)−1−ヒドロキシエチ
ル〕−4−〔(1R)−1−メチル−3−ジアゾ−3−
p−ニトロベンジルオキシカルボニル−2−オキソプロ
ピル〕アゼチジン−2−オンの製造−11 四級アンモニウム塩をテトラブチルアンモニウムサルフ
ェートに変えた以外は実施例6と同様に反応を行い、反
応液をHPLCで分析したところ目的物9.76gを含
有していた。
ル〕−4−〔(1R)−1−メチル−3−ジアゾ−3−
p−ニトロベンジルオキシカルボニル−2−オキソプロ
ピル〕アゼチジン−2−オンの製造−11 四級アンモニウム塩をテトラブチルアンモニウムサルフ
ェートに変えた以外は実施例6と同様に反応を行い、反
応液をHPLCで分析したところ目的物9.76gを含
有していた。
【0027】実施例11 (3S,4R)−3−〔(1R)−1−t−ブチルジメ
チルシリルオキシエチル〕−4−〔(1R)−1−メチ
ル−3−ジアゾ−3−p−ニトロベンジルオキシカルボ
ニル−2−オキソプロピル〕アゼチジン−2−オンの製
造
チルシリルオキシエチル〕−4−〔(1R)−1−メチ
ル−3−ジアゾ−3−p−ニトロベンジルオキシカルボ
ニル−2−オキソプロピル〕アゼチジン−2−オンの製
造
【化8】 (3S,4R)−3−〔(1R)−1−t−ブチルジメ
チルシリルオキシエチル〕−4−〔(1R)−1−メチ
ル−3−p−ニトロベンジルオキシカルボニル−2−オ
キソプロピル〕アゼチジン−2−オン4.31g、アジ
化ナトリウム0.74g、炭酸水素ナトリウム0.37
g、アセトニトリル22ml及び水5mlを混合し、2
5℃にてメタンスルホニルクロリド1.31gを徐々に
滴下した。更に同温度で6時間攪拌を続け、HPLCで
原料がほぼ消失したことを確認した。反応終了後反応液
をHPLCで分析したところ、目的物を4.26g含有
していた。反応液を水にあけ、析出した結晶を濾過後、
水、メタノールで洗浄・乾燥し、白色結晶を得た。 1H
NMRより目的物であることを確認した。
チルシリルオキシエチル〕−4−〔(1R)−1−メチ
ル−3−p−ニトロベンジルオキシカルボニル−2−オ
キソプロピル〕アゼチジン−2−オン4.31g、アジ
化ナトリウム0.74g、炭酸水素ナトリウム0.37
g、アセトニトリル22ml及び水5mlを混合し、2
5℃にてメタンスルホニルクロリド1.31gを徐々に
滴下した。更に同温度で6時間攪拌を続け、HPLCで
原料がほぼ消失したことを確認した。反応終了後反応液
をHPLCで分析したところ、目的物を4.26g含有
していた。反応液を水にあけ、析出した結晶を濾過後、
水、メタノールで洗浄・乾燥し、白色結晶を得た。 1H
NMRより目的物であることを確認した。
【0028】実施例12 (3S,4R)−3−[(1R)−1−t−ブチルジメ
チルシリルオキシエチル]−4−[(1R)−1−メチ
ル−3−ジアゾ−3−アリルオキシカルボニル−2−オ
キソプロピル]アゼチジン−2−オンの製造−1
チルシリルオキシエチル]−4−[(1R)−1−メチ
ル−3−ジアゾ−3−アリルオキシカルボニル−2−オ
キソプロピル]アゼチジン−2−オンの製造−1
【化9】 (3S,4R)−3−[(1R)−1−t−ブチルジメ
チルシリルオキシエチル]−4−[(1R)−1−メチ
ル−3−アリルオキシカルボニル−2−オキソプロピ
ル]アゼチジン−2−オン38.46gを含むアセトニ
トリル溶液153.8g、アジ化ナトリウム7.37
g、炭酸水素ナトリウム1.68g、および水100m
lを混合し、25℃にて、メタンスルホニルクロライド
12.60gを徐々に滴下した。40℃にて、3時間攪
拌しHPLCで原料がほぼ消失したことを確認した。反
応終了後反応液をHPLCで分析したところ、目的物を
40.1g含有していた。反応液の一部を水に開け、酢
酸エチルで抽出し有機層を水洗した。有機層を濃縮し残
渣をシリカゲルカラムにて精製した。このものは 1HN
MRより標記化合物であることを確認した。
チルシリルオキシエチル]−4−[(1R)−1−メチ
ル−3−アリルオキシカルボニル−2−オキソプロピ
ル]アゼチジン−2−オン38.46gを含むアセトニ
トリル溶液153.8g、アジ化ナトリウム7.37
g、炭酸水素ナトリウム1.68g、および水100m
lを混合し、25℃にて、メタンスルホニルクロライド
12.60gを徐々に滴下した。40℃にて、3時間攪
拌しHPLCで原料がほぼ消失したことを確認した。反
応終了後反応液をHPLCで分析したところ、目的物を
40.1g含有していた。反応液の一部を水に開け、酢
酸エチルで抽出し有機層を水洗した。有機層を濃縮し残
渣をシリカゲルカラムにて精製した。このものは 1HN
MRより標記化合物であることを確認した。
【0029】実施例13 (3S,4R)−3−[(1R)−1−t−ブチルジメ
チルシリルオキシエチル]−4−[(1R)−1−メチ
ル−3−ジアゾ−3−アリルオキシカルボニル−2−オ
キソプロピル]アゼチジン−2−オンの製造−2 (3S,4R)−3−[(1R)−1−t−ブチルジメ
チルシリルオキシエチル]−4−[(1R)−1−メチ
ル−3−アリルオキシカルボニル−2−オキソプロピ
ル]アゼチジン−2−オン19.23gを含むアセトニ
トリル溶液76.9g、アジ化ナトリウム3.69g、
炭酸水素ナトリウム0.84g、ベンジルトリエチルア
ンモニウムブロミド0.68gおよび水50mlを混合
し、25℃にて、メタンスルホニルクロライド6.30
gを徐々に滴下した。25℃にて、3時間攪拌しHPL
Cで原料がほぼ消失したことを確認した。反応終了後反
応液をHPLCで分析したところ、目的物を20.2g
含有していた。
チルシリルオキシエチル]−4−[(1R)−1−メチ
ル−3−ジアゾ−3−アリルオキシカルボニル−2−オ
キソプロピル]アゼチジン−2−オンの製造−2 (3S,4R)−3−[(1R)−1−t−ブチルジメ
チルシリルオキシエチル]−4−[(1R)−1−メチ
ル−3−アリルオキシカルボニル−2−オキソプロピ
ル]アゼチジン−2−オン19.23gを含むアセトニ
トリル溶液76.9g、アジ化ナトリウム3.69g、
炭酸水素ナトリウム0.84g、ベンジルトリエチルア
ンモニウムブロミド0.68gおよび水50mlを混合
し、25℃にて、メタンスルホニルクロライド6.30
gを徐々に滴下した。25℃にて、3時間攪拌しHPL
Cで原料がほぼ消失したことを確認した。反応終了後反
応液をHPLCで分析したところ、目的物を20.2g
含有していた。
【0030】実施例14 (3S,4R)−3−[(1R)−1−t−ブチルジメ
チルシリルオキシエチル]−4−[(1R)−1−メチ
ル−3−ジアゾ−3−アリルオキシカルボニル−2−オ
キソプロピル]アゼチジン−2−オンの製造−3 (3S,4R)−3−[(1R)−1−t−ブチルジメ
チルシリルオキシエチル]−4−[(1R)−1−メチ
ル−3−アリルオキシカルボニル−2−オキソプロピ
ル]アゼチジン−2−オン(61.40g)が溶解して
いるメチルイソブチルケトン溶液(206.9g)、ア
ジ化ナトリウム(11.44g)、炭酸水素ナトリウム
(6.72g)、メタノール(32ml)および水(8
0ml)を混合し、18℃から22℃の間でメタンスル
ホニルクロライド(20.16g)を30分間で滴下し
た。30℃にて、13時間、更に40℃にて3時間攪拌
した後、アジ化ナトリウム(1.04g)及びメタンス
ルホニルクロライド(1.83g)を添加した。40℃
にて1時間30分攪拌した後、メタノールを減圧留去
し、メチルイソブチルケトン(480ml)を添加し
た。メチルイソブチルケトン溶液を水(160ml)で
水洗いし分液した。更に水(160ml)の洗浄、分液
を2回繰り返し、得られた有機層を減圧下に濃縮した。
濃縮液をHPLCにて分析した結果、標記化合物(6
4.64g)を含有していた。また、濃縮液を一部採取
し、シリカゲルカラムクロマトグラフィーにて精製し、
1H−NMR測定により標記化合物であることを確認し
た。
チルシリルオキシエチル]−4−[(1R)−1−メチ
ル−3−ジアゾ−3−アリルオキシカルボニル−2−オ
キソプロピル]アゼチジン−2−オンの製造−3 (3S,4R)−3−[(1R)−1−t−ブチルジメ
チルシリルオキシエチル]−4−[(1R)−1−メチ
ル−3−アリルオキシカルボニル−2−オキソプロピ
ル]アゼチジン−2−オン(61.40g)が溶解して
いるメチルイソブチルケトン溶液(206.9g)、ア
ジ化ナトリウム(11.44g)、炭酸水素ナトリウム
(6.72g)、メタノール(32ml)および水(8
0ml)を混合し、18℃から22℃の間でメタンスル
ホニルクロライド(20.16g)を30分間で滴下し
た。30℃にて、13時間、更に40℃にて3時間攪拌
した後、アジ化ナトリウム(1.04g)及びメタンス
ルホニルクロライド(1.83g)を添加した。40℃
にて1時間30分攪拌した後、メタノールを減圧留去
し、メチルイソブチルケトン(480ml)を添加し
た。メチルイソブチルケトン溶液を水(160ml)で
水洗いし分液した。更に水(160ml)の洗浄、分液
を2回繰り返し、得られた有機層を減圧下に濃縮した。
濃縮液をHPLCにて分析した結果、標記化合物(6
4.64g)を含有していた。また、濃縮液を一部採取
し、シリカゲルカラムクロマトグラフィーにて精製し、
1H−NMR測定により標記化合物であることを確認し
た。
【0031】
【発明の効果】本発明は優れた抗菌作用を有するカルバ
ペネム系抗生物質の中間体として有用なアゼチジノン誘
導体を工業的多量生産するためのより安全でかつ安価な
製造方法である。
ペネム系抗生物質の中間体として有用なアゼチジノン誘
導体を工業的多量生産するためのより安全でかつ安価な
製造方法である。
Claims (5)
- 【請求項1】 式〔II〕 R5 SO2 N3 〔II〕 (式中、R5 はアルキル基;アルキル基、アルコキシル
基、カルボキシル基、ハロゲン原子で置換されていても
よいアリ−ル基を、Xはハロゲン原子を表す。)で表さ
れる化合物を系内で生成させながら式〔I〕 【化1】 (式中、R1 は水素または容易に除去できるアミノ基の
保護基を、R2 は保護されていてもよい水酸基で置換さ
れていてもよい低級アルキル基をR3 は水素原子もしく
は低級アルキル基をR4 はカルボキシ保護基を表す)で
表される化合物と反応させることを特徴とする式〔III
〕 【化2】 (式中、R1 〜R4 は前記と同じ意味を示す。)で表さ
れる化合物の製造方法。 - 【請求項2】 4級アンモニウム塩またはクラウンエー
テルを触媒とする請求項1に記載の製造方法。 - 【請求項3】 R2 が保護されていてもよい1−ヒドロ
キシエチル基である請求項1または請求項2記載の製造
方法。 - 【請求項4】 R3 がメチル基である請求項1、請求項
2または請求項3記載の製造方法。 - 【請求項5】 式〔II〕で表される化合物を式〔IV〕 R5 SO2 Cl 〔IV〕 (式中、R5 は前記と同じ意味を示す。)で表される化
合物とアジ化ナトリウムまたはアジ化カリウムを用い
て、系内で発生させる請求項1、請求項2、請求項3ま
たは請求項4記載の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8255554A JPH1077263A (ja) | 1996-09-05 | 1996-09-05 | アゼチジノン誘導体の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8255554A JPH1077263A (ja) | 1996-09-05 | 1996-09-05 | アゼチジノン誘導体の製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1077263A true JPH1077263A (ja) | 1998-03-24 |
Family
ID=17280344
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8255554A Pending JPH1077263A (ja) | 1996-09-05 | 1996-09-05 | アゼチジノン誘導体の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1077263A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2011048583A1 (en) | 2009-10-23 | 2011-04-28 | Ranbaxy Laboratories Limited | Process for the preparation of carbapenem compounds |
CN102690282A (zh) * | 2011-07-07 | 2012-09-26 | 深圳市海滨制药有限公司 | 晶体形式的1β甲基碳青霉烯类抗生素中间体及其制备方法 |
US8841444B2 (en) | 2008-07-30 | 2014-09-23 | Ranbaxy Laboratories Limited | Process for the preparation of carbapenem compounds |
-
1996
- 1996-09-05 JP JP8255554A patent/JPH1077263A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8841444B2 (en) | 2008-07-30 | 2014-09-23 | Ranbaxy Laboratories Limited | Process for the preparation of carbapenem compounds |
WO2011048583A1 (en) | 2009-10-23 | 2011-04-28 | Ranbaxy Laboratories Limited | Process for the preparation of carbapenem compounds |
CN102690282A (zh) * | 2011-07-07 | 2012-09-26 | 深圳市海滨制药有限公司 | 晶体形式的1β甲基碳青霉烯类抗生素中间体及其制备方法 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20070305 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20080218 |