JPH1076888A - 自動車天井への配線手段 - Google Patents
自動車天井への配線手段Info
- Publication number
- JPH1076888A JPH1076888A JP23680796A JP23680796A JPH1076888A JP H1076888 A JPH1076888 A JP H1076888A JP 23680796 A JP23680796 A JP 23680796A JP 23680796 A JP23680796 A JP 23680796A JP H1076888 A JPH1076888 A JP H1076888A
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- JP
- Japan
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- ceiling
- harness
- wiring
- main
- wiring module
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- Pending
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- Installation Of Indoor Wiring (AREA)
- Arrangements Of Lighting Devices For Vehicle Interiors, Mounting And Supporting Thereof, Circuits Therefore (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 自動車天井の電気機器と車体本体のメインハ
ーネスとの配索・固定作業を容易にし、車両組付け性の
良い自動車天井への配線手段を提供する。 【解決手段】 導体2とこの導体2の両端に設けられる
接続端子3,4とからなる配線モジュール5をフロント
ガラス1に予め取り付ける。配線モジュール5の接続端
子3,4とルーフ側コネクタ12及びメイン側コネクタ
9とを接続することにより、自動車天井10に設置され
ている各種電気機器をメインハーネス7とを電気的に接
続する。
ーネスとの配索・固定作業を容易にし、車両組付け性の
良い自動車天井への配線手段を提供する。 【解決手段】 導体2とこの導体2の両端に設けられる
接続端子3,4とからなる配線モジュール5をフロント
ガラス1に予め取り付ける。配線モジュール5の接続端
子3,4とルーフ側コネクタ12及びメイン側コネクタ
9とを接続することにより、自動車天井10に設置され
ている各種電気機器をメインハーネス7とを電気的に接
続する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車体本体のメイン
ハーネスから自動車天井の電気機器までの配線手段に関
するものである。
ハーネスから自動車天井の電気機器までの配線手段に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】図8は従来の自動車天井の斜視図であ
る。従来、自動車天井58に設けられるサンルーフ駆動
装置、ルームランプ、マップランプ、ハイマウントスト
ップランプなどの電気機器に電流を供給するには、車体
本体51のメインハーネス52から支線53を分岐させ
て、この支線53をピラー54の内部を通して自動車天
井58のルーフハーネス55に接続し、このルーフハー
ネス55を介してマップランプ56やルームランプ5
7、図示しないサンルーフ駆動装置などの電気機器に接
続している。
る。従来、自動車天井58に設けられるサンルーフ駆動
装置、ルームランプ、マップランプ、ハイマウントスト
ップランプなどの電気機器に電流を供給するには、車体
本体51のメインハーネス52から支線53を分岐させ
て、この支線53をピラー54の内部を通して自動車天
井58のルーフハーネス55に接続し、このルーフハー
ネス55を介してマップランプ56やルームランプ5
7、図示しないサンルーフ駆動装置などの電気機器に接
続している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ルーフ
ハーネス55と接続する為メインハーネス52から分岐
している支線53は、1メートル近い長さで細く、該支
線53をピラー54の内側に沿わせて固定しなければな
らず車両組付性が悪かった。また、該支線53はワイヤ
ーハーネスを梱包から取り出すときや取付時に絡みやす
く、この絡むを取って取付作業してるため、作業性が悪
いばかりか、余計な作業を必要としていた。従って、本
発明の目的は上記課題を解消することに係り、自動車天
井の電気機器と車体本体のメインハーネスとの配索・固
定作業を容易にし、車両組付け性の良い自動車天井への
配線手段を提供することである。
ハーネス55と接続する為メインハーネス52から分岐
している支線53は、1メートル近い長さで細く、該支
線53をピラー54の内側に沿わせて固定しなければな
らず車両組付性が悪かった。また、該支線53はワイヤ
ーハーネスを梱包から取り出すときや取付時に絡みやす
く、この絡むを取って取付作業してるため、作業性が悪
いばかりか、余計な作業を必要としていた。従って、本
発明の目的は上記課題を解消することに係り、自動車天
井の電気機器と車体本体のメインハーネスとの配索・固
定作業を容易にし、車両組付け性の良い自動車天井への
配線手段を提供することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の上記目的は、自
動車天井の電気機器と車体本体のメインハーネスとを接
続する自動車天井への配線手段であって、車体本体のメ
インハーネスから自動車天井の電気機器までの配線が、
該メインハーネスから分離して固定ガラスに取り付けら
れた配線モジュールから成り、車体本体に前記固定ガラ
スを取り付けることによって、メインハーネスと自動車
天井の電気機器とが接続されることを特徴とする自動車
天井への配線手段により達成される。
動車天井の電気機器と車体本体のメインハーネスとを接
続する自動車天井への配線手段であって、車体本体のメ
インハーネスから自動車天井の電気機器までの配線が、
該メインハーネスから分離して固定ガラスに取り付けら
れた配線モジュールから成り、車体本体に前記固定ガラ
スを取り付けることによって、メインハーネスと自動車
天井の電気機器とが接続されることを特徴とする自動車
天井への配線手段により達成される。
【0005】尚、前記固定ガラスとは、自動車のフロン
トガラス及びリアガラスと共に嵌め殺しのサイドガラス
を含むものである。又、好ましくは前記配線モジュール
が、固定ガラスに取付けられた導体と、該導体の両端部
に設けられた接続端子とからなる。更に、好ましくは前
記配線モジュールが、導体を固定ガラスに印刷してな
る。
トガラス及びリアガラスと共に嵌め殺しのサイドガラス
を含むものである。又、好ましくは前記配線モジュール
が、固定ガラスに取付けられた導体と、該導体の両端部
に設けられた接続端子とからなる。更に、好ましくは前
記配線モジュールが、導体を固定ガラスに印刷してな
る。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、添付図面に基づいて本発明
の一実施形態に係る自動車天井への配線手段を詳細に説
明する。図1は本発明の第一実施形態に係る自動車天井
への配線手段を説明するための要部分解斜視図、図2は
図1に示したフロントガラスを取り付けた状態の要部斜
視図である。図1に示すように、フロントガラス1の一
側縁1aの近傍には、上下方向へ延びる銅などからなる
導体2が印刷して取り付けられるとともに、この導体2
の上下端部にはオスタブ型ターミナルである接続端子
3,4が取り付けられる(図3参照)。そこで、この導
体2と、上方の接続端子3と、下方の接続端子4とによ
って配線モジュール5が構成される。
の一実施形態に係る自動車天井への配線手段を詳細に説
明する。図1は本発明の第一実施形態に係る自動車天井
への配線手段を説明するための要部分解斜視図、図2は
図1に示したフロントガラスを取り付けた状態の要部斜
視図である。図1に示すように、フロントガラス1の一
側縁1aの近傍には、上下方向へ延びる銅などからなる
導体2が印刷して取り付けられるとともに、この導体2
の上下端部にはオスタブ型ターミナルである接続端子
3,4が取り付けられる(図3参照)。そこで、この導
体2と、上方の接続端子3と、下方の接続端子4とによ
って配線モジュール5が構成される。
【0007】また、フロントガラス1の枠体8の下端縁
8a付近には、車体本体6のメインハーネス7から分岐
したメイン側コネクタ9が配設されており、該メイン側
コネクタ9の取付位置は前記配線モジュール5の下方の
接続端子4に対応した位置とされる。更に、フロントガ
ラス1の枠体8の上端縁8b付近には、自動車天井10
の内側に配設したルーフハーネス11から分岐したルー
フ側コネクタ12が配設されており、該ルーフ側コネク
タ12の取付位置は前記配線モジュール5の上方の接続
端子3に対応した位置とされる。尚、前記ルーフハーネ
ス11は、マップランプ13、ルームランプ14、図示
しないサンルーフ駆動装置などの自動車天井10に設け
られる電気機器に接続されている。
8a付近には、車体本体6のメインハーネス7から分岐
したメイン側コネクタ9が配設されており、該メイン側
コネクタ9の取付位置は前記配線モジュール5の下方の
接続端子4に対応した位置とされる。更に、フロントガ
ラス1の枠体8の上端縁8b付近には、自動車天井10
の内側に配設したルーフハーネス11から分岐したルー
フ側コネクタ12が配設されており、該ルーフ側コネク
タ12の取付位置は前記配線モジュール5の上方の接続
端子3に対応した位置とされる。尚、前記ルーフハーネ
ス11は、マップランプ13、ルームランプ14、図示
しないサンルーフ駆動装置などの自動車天井10に設け
られる電気機器に接続されている。
【0008】そして、図2に示すように、前記配線モジ
ュール5を取り付けたフロントガラス1を枠体8に取り
付ける際に、該配線モジュール5の接続端子3,4とル
ーフ側コネクタ12及びメイン側コネクタ9とを接続す
ることにより、自動車天井10に設置されている各種電
気機器が、メインハーネス7から配線モジュール5、ル
ーフハーネス11を介して電気的に接続される。
ュール5を取り付けたフロントガラス1を枠体8に取り
付ける際に、該配線モジュール5の接続端子3,4とル
ーフ側コネクタ12及びメイン側コネクタ9とを接続す
ることにより、自動車天井10に設置されている各種電
気機器が、メインハーネス7から配線モジュール5、ル
ーフハーネス11を介して電気的に接続される。
【0009】従って、フロントガラス1を車体に取り付
けて前記各接続端子3,4と対応する各コネクタ9,1
2とを接続させるだけで、自動車天井10に設置された
各電気機器への電気的接続が完了することから、従来の
ようにピラー内にメインハーネスから分岐した支線を沿
わせて固定する必要がなく、きわめて車両組付性がよく
なる。又、前記メインハーネス7は、従来のように自動
車天井に設置された各電気機器への電気的接続を達成す
る為に、メインハーネスから分岐した支線を長く引き出
す必要がないので、ワイヤーハーネスを梱包から取り出
すときや取付時の絡みがなくなり、無駄な工数を削減す
ることができる。
けて前記各接続端子3,4と対応する各コネクタ9,1
2とを接続させるだけで、自動車天井10に設置された
各電気機器への電気的接続が完了することから、従来の
ようにピラー内にメインハーネスから分岐した支線を沿
わせて固定する必要がなく、きわめて車両組付性がよく
なる。又、前記メインハーネス7は、従来のように自動
車天井に設置された各電気機器への電気的接続を達成す
る為に、メインハーネスから分岐した支線を長く引き出
す必要がないので、ワイヤーハーネスを梱包から取り出
すときや取付時の絡みがなくなり、無駄な工数を削減す
ることができる。
【0010】図4は本発明の第二実施形態に係る自動車
天井への配線手段を説明するための要部分解斜視図、図
5は図4に示したフロントガラスを取り付けた状態の要
部斜視図である。尚、前記第一実施形態と同様の構成部
材については、同符号を付して詳細な説明を省略する。
図4に示すように、フロントガラス21の一側縁21a
の近傍で上下方向へ延びると共に、該一側縁21aに連
続する上端縁21bの近傍で水平方向に延びて上部中央
まで延びる略L字形の導体22が、フロントガラス21
の内表面に印刷して取り付けられている。そして、前記
導体22の上下端部にはオスタブ型ターミナルである接
続端子23,24が取り付けられる。そこで、この導体
22と、上部中央の接続端子23と、下方の接続端子2
4とによって配線モジュール25が構成される。
天井への配線手段を説明するための要部分解斜視図、図
5は図4に示したフロントガラスを取り付けた状態の要
部斜視図である。尚、前記第一実施形態と同様の構成部
材については、同符号を付して詳細な説明を省略する。
図4に示すように、フロントガラス21の一側縁21a
の近傍で上下方向へ延びると共に、該一側縁21aに連
続する上端縁21bの近傍で水平方向に延びて上部中央
まで延びる略L字形の導体22が、フロントガラス21
の内表面に印刷して取り付けられている。そして、前記
導体22の上下端部にはオスタブ型ターミナルである接
続端子23,24が取り付けられる。そこで、この導体
22と、上部中央の接続端子23と、下方の接続端子2
4とによって配線モジュール25が構成される。
【0011】また、フロントガラス21の運転席の上部
中央近傍には、ルームミラー周辺に配設したルームラン
プ26などの電気機器に接続されたコネクタ27が配設
されており、該コネクタ27の取付位置は前記配線モジ
ュール25の上部中央の接続端子23に対応した位置と
される。尚、車体本体6のメインハーネス7から分岐し
たメイン側コネクタ9を、配線モジュール25の接続端
子24に対応した位置に配置させることは上記第一実施
形態の場合と同様である。
中央近傍には、ルームミラー周辺に配設したルームラン
プ26などの電気機器に接続されたコネクタ27が配設
されており、該コネクタ27の取付位置は前記配線モジ
ュール25の上部中央の接続端子23に対応した位置と
される。尚、車体本体6のメインハーネス7から分岐し
たメイン側コネクタ9を、配線モジュール25の接続端
子24に対応した位置に配置させることは上記第一実施
形態の場合と同様である。
【0012】以上のように構成した本第二実施形態の配
線手段によれば、図5に示したように、配線モジュール
25を取り付けたフロントガラス21を車体に取付けて
前記各接続端子23,24と対応する各コネクタ9,2
7とを接続させるだけで、運転席の上部中央に設置され
たルームランプ26等の電気機器への電気的接続が完了
する。
線手段によれば、図5に示したように、配線モジュール
25を取り付けたフロントガラス21を車体に取付けて
前記各接続端子23,24と対応する各コネクタ9,2
7とを接続させるだけで、運転席の上部中央に設置され
たルームランプ26等の電気機器への電気的接続が完了
する。
【0013】従って、本第二実施形態の配線手段によれ
ば、上記第一実施形態の配線手段と同様の作用効果に加
えて、天井のピラー近傍から運転席の上部中央までのル
ーフハーネスをも省くことができ、ルーフハーネスと電
気機器とを接続する為の接続端子が不要になるので、更
なる車両組付性の向上とコスト削減が可能となる。
ば、上記第一実施形態の配線手段と同様の作用効果に加
えて、天井のピラー近傍から運転席の上部中央までのル
ーフハーネスをも省くことができ、ルーフハーネスと電
気機器とを接続する為の接続端子が不要になるので、更
なる車両組付性の向上とコスト削減が可能となる。
【0014】図6は本発明の第三実施形態に係る自動車
天井への配線手段を説明するための要部分解斜視図、図
7は図6に示したリアガラスを取り付けた状態の要部斜
視図である。尚、前記第一及び第二実施形態と同様の構
成部材については、同符号を付して詳細な説明を省略す
る。図6に示すように、リアガラス31の一側縁31a
の近傍で上下方向へ延びると共に、該一側縁31aに連
続する上端縁31bの近傍で水平方向に延びて上部中央
まで延びる略L字形の導体32が、リアガラス31の内
表面に印刷して取り付けられている。そして、前記導体
32の上下端部にはオスタブ型ターミナルである接続端
子33,34が取り付けられる。そこで、この導体32
と、上部中央の接続端子33と、下方の接続端子34と
によって配線モジュール35が構成される。
天井への配線手段を説明するための要部分解斜視図、図
7は図6に示したリアガラスを取り付けた状態の要部斜
視図である。尚、前記第一及び第二実施形態と同様の構
成部材については、同符号を付して詳細な説明を省略す
る。図6に示すように、リアガラス31の一側縁31a
の近傍で上下方向へ延びると共に、該一側縁31aに連
続する上端縁31bの近傍で水平方向に延びて上部中央
まで延びる略L字形の導体32が、リアガラス31の内
表面に印刷して取り付けられている。そして、前記導体
32の上下端部にはオスタブ型ターミナルである接続端
子33,34が取り付けられる。そこで、この導体32
と、上部中央の接続端子33と、下方の接続端子34と
によって配線モジュール35が構成される。
【0015】また、リアガラス31の上部中央近傍に
は、ハイマウントストップランプ38などの電気機器に
接続されたコネクタ39が配設されており、該コネクタ
39の取付位置は前記配線モジュール35の上部中央の
接続端子33に対応した位置とされる。更に、リアガラ
ス31の枠体36の下端縁36a付近には、車体本体6
のメインハーネス7から分岐したメイン側コネクタ37
が配設されており、該メイン側コネクタ37の取付位置
は前記配線モジュール35の下方の接続端子34に対応
した位置とされる。
は、ハイマウントストップランプ38などの電気機器に
接続されたコネクタ39が配設されており、該コネクタ
39の取付位置は前記配線モジュール35の上部中央の
接続端子33に対応した位置とされる。更に、リアガラ
ス31の枠体36の下端縁36a付近には、車体本体6
のメインハーネス7から分岐したメイン側コネクタ37
が配設されており、該メイン側コネクタ37の取付位置
は前記配線モジュール35の下方の接続端子34に対応
した位置とされる。
【0016】そして、図7に示すように、前記配線モジ
ュール35を取り付けたリアガラス31をリアガラス3
1の枠体36に取り付ける際には、該配線モジュール3
5の上方の接続端子33とハイマウントストップランプ
38に接続されたコネクタ39とが接続され、また、配
線モジュール35の下方の接続端子34とメインハーネ
ス7に接続されたメイン側コネクタ37とが接続され
る。従って、リアガラス31を車体に取り付けて前記各
接続端子33,34と対応する各コネクタ37,39と
を接続させるだけで、メインハーネス7からハイマウン
トストップランプ38への電気的接続が配線モジュール
35を介して完了する。
ュール35を取り付けたリアガラス31をリアガラス3
1の枠体36に取り付ける際には、該配線モジュール3
5の上方の接続端子33とハイマウントストップランプ
38に接続されたコネクタ39とが接続され、また、配
線モジュール35の下方の接続端子34とメインハーネ
ス7に接続されたメイン側コネクタ37とが接続され
る。従って、リアガラス31を車体に取り付けて前記各
接続端子33,34と対応する各コネクタ37,39と
を接続させるだけで、メインハーネス7からハイマウン
トストップランプ38への電気的接続が配線モジュール
35を介して完了する。
【0017】尚、上記各実施形態においては、配線モジ
ュール用の接続端子としてオスタブ型ターミナルを用い
たが、本発明はこれに限定されるものではなく、その他
形状の接続端子を用いてもよい。また、配線モジュール
の接続端子と接続される車体本体側の電気接続手段も、
上記各実施形態の如きコネクタに限らずその他各種の電
気接続手段を用いることができる。また、配線モジュー
ルを取り付ける固定ガラスは、フロントガラス、リアガ
ラスだけでなく車体に固定された所謂嵌め殺しのサイド
ガラスでもよい。更に、上記各実施形態においては、配
線モジュールの導体を印刷でガラス面に取り付けたが、
接着剤などを用いて予め取り付けても良い。
ュール用の接続端子としてオスタブ型ターミナルを用い
たが、本発明はこれに限定されるものではなく、その他
形状の接続端子を用いてもよい。また、配線モジュール
の接続端子と接続される車体本体側の電気接続手段も、
上記各実施形態の如きコネクタに限らずその他各種の電
気接続手段を用いることができる。また、配線モジュー
ルを取り付ける固定ガラスは、フロントガラス、リアガ
ラスだけでなく車体に固定された所謂嵌め殺しのサイド
ガラスでもよい。更に、上記各実施形態においては、配
線モジュールの導体を印刷でガラス面に取り付けたが、
接着剤などを用いて予め取り付けても良い。
【0018】
【発明の効果】以上のように本発明の自動車天井への配
線手段によれば、固定ガラスを車体本体に取り付けるこ
とによって、メインハーネスと自動車天井の電気機器と
は接続が完了される。そこで、従来のようにピラー内に
メインハーネスから分岐した支線を沿わせて固定する必
要がなく、きわめて車両組付性がよくなる。又、本発明
におけるメインハーネスは、従来のように自動車天井に
設置された各電気機器への電気的接続を達成する為に、
メインハーネスから分岐した支線を長く引き出す必要が
ないので、ワイヤーハーネスを梱包から取り出すときや
取付時の絡みがなくなり、無駄な工数を削減することが
できる。従って、自動車天井の電気機器と車体本体のメ
インハーネスとの配索・固定作業を容易にし、車両組付
け性の良い自動車天井への配線手段を提供できる。
線手段によれば、固定ガラスを車体本体に取り付けるこ
とによって、メインハーネスと自動車天井の電気機器と
は接続が完了される。そこで、従来のようにピラー内に
メインハーネスから分岐した支線を沿わせて固定する必
要がなく、きわめて車両組付性がよくなる。又、本発明
におけるメインハーネスは、従来のように自動車天井に
設置された各電気機器への電気的接続を達成する為に、
メインハーネスから分岐した支線を長く引き出す必要が
ないので、ワイヤーハーネスを梱包から取り出すときや
取付時の絡みがなくなり、無駄な工数を削減することが
できる。従って、自動車天井の電気機器と車体本体のメ
インハーネスとの配索・固定作業を容易にし、車両組付
け性の良い自動車天井への配線手段を提供できる。
【図1】本発明の第一実施形態に係る自動車天井への配
線手段を説明するための要部分解斜視図である。
線手段を説明するための要部分解斜視図である。
【図2】図1に示したフロントガラスを取り付けた状態
の要部斜視図である。
の要部斜視図である。
【図3】図1に示した接続端子の拡大斜視図である。
【図4】本発明の第二実施形態に係る自動車天井への配
線手段を説明するための要部分解斜視図である。
線手段を説明するための要部分解斜視図である。
【図5】図4に示したフロントガラスを取り付けた状態
の要部斜視図である。
の要部斜視図である。
【図6】本発明の第三実施形態に係る自動車天井への配
線手段を説明するための要部分解斜視図である。
線手段を説明するための要部分解斜視図である。
【図7】図6に示したリアガラスを取り付けた状態の要
部斜視図である。
部斜視図である。
【図8】従来の自動車天井の斜視図である。
1 フロントガラス 2 導体 3 接続端子 4 接続端子 5 配線モジュール 6 車体本体 7 メインハーネス 8 枠体 9 接続端子 10 自動車天井 11 ルーフハーネス 12 接続端子
Claims (3)
- 【請求項1】 自動車天井の電気機器と車体本体のメイ
ンハーネスとを接続する自動車天井への配線手段であっ
て、 車体本体のメインハーネスから自動車天井の電気機器ま
での配線が、該メインハーネスから分離して固定ガラス
に取り付けられた配線モジュールから成り、車体本体に
前記固定ガラスを取り付けることによって、メインハー
ネスと自動車天井の電気機器とが接続されることを特徴
とする自動車天井への配線手段。 - 【請求項2】 前記配線モジュールが、固定ガラスに取
付けられた導体と、該導体の両端部に設けられた接続端
子とからなることを特徴とする請求項1記載の自動車天
井への配線手段。 - 【請求項3】 前記配線モジュールが、導体を固定ガラ
スに印刷してなることを特徴とする請求項1又は2記載
の自動車天井への配線手段。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23680796A JPH1076888A (ja) | 1996-09-06 | 1996-09-06 | 自動車天井への配線手段 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23680796A JPH1076888A (ja) | 1996-09-06 | 1996-09-06 | 自動車天井への配線手段 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1076888A true JPH1076888A (ja) | 1998-03-24 |
Family
ID=17006081
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP23680796A Pending JPH1076888A (ja) | 1996-09-06 | 1996-09-06 | 自動車天井への配線手段 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1076888A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102386590A (zh) * | 2010-09-02 | 2012-03-21 | 中国北车集团大同电力机车有限责任公司 | 电力机车的布线方法 |
US20220176898A1 (en) * | 2019-03-29 | 2022-06-09 | Autonetworks Technologies, Ltd. | Wiring module |
-
1996
- 1996-09-06 JP JP23680796A patent/JPH1076888A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102386590A (zh) * | 2010-09-02 | 2012-03-21 | 中国北车集团大同电力机车有限责任公司 | 电力机车的布线方法 |
US20220176898A1 (en) * | 2019-03-29 | 2022-06-09 | Autonetworks Technologies, Ltd. | Wiring module |
US11878640B2 (en) * | 2019-03-29 | 2024-01-23 | Autonetworks Technologies, Ltd. | Wiring module |
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