JPH107580A - コラゲナ−ゼ阻害剤 - Google Patents

コラゲナ−ゼ阻害剤

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JPH107580A
JPH107580A JP8175717A JP17571796A JPH107580A JP H107580 A JPH107580 A JP H107580A JP 8175717 A JP8175717 A JP 8175717A JP 17571796 A JP17571796 A JP 17571796A JP H107580 A JPH107580 A JP H107580A
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JP
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extraction
extract
collagenase
collagen
basic
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JP8175717A
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Michio Yoshida
道雄 吉田
Takashi Kodera
隆 小寺
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 合成化学薬品と比較して、毒性や副作用また
服用上の制約等、不都合の少ない、新規のコラゲナ−ゼ
阻害剤を提供する。 【解決手段】 卑近な植物である、ヒメオオギズイセン
の球根を粉砕しながら熱水又は冷水で先ず一次抽出し、
更にそれぞれの抽出残渣をメタノ−ルで二次抽出処理す
ること及び熱水抽出残渣については、抽出溶媒を80%
エタノ−ル、酸性及び塩基性エタノ−ルまた酸性及び塩
基性イソブタノ−ルに変えて抽出処理を行うことによっ
てそれぞれ抽出分画が得られるが、これらの抽出分画は
何れも高いコラゲナ−ゼ活性を示し、内服又は外用の製
剤として使用できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、コラゲナ−ゼ阻害活性
を有する新規な物質、詳しくはヒメオオギズイセン(学
名:Crocosmia X crocoamaefl
ora N.B.Br.またはTritonia Cr
ocosmseflora Lemolne)の根から
抽出して得られる活性成分を含有してなるコラゲナ−ゼ
阻害剤に関する。
【0002】
【従来の技術】コラ−ゲンは、動物の結合組織、例えば
皮膚、骨、靭帯や軟骨などを構成する繊維状のタンパク
質成分であり、ヒトの場合身体の全タンパク質のほぼ3
0%を占める。このような繊維状のコラ−ゲンを構成す
る基本単位は、分子量約30万、太さ1.5 mmのト
ロポコラ−ゲンであり、グリシン・プロリン・ヒドロキ
シプロリンに富むポリペプチド鎖3本が右巻き三重ラセ
ン状に繰り合わせて構成されてなる安定なコラ−ゲン三
重ラセン構造を呈する。特殊アミノ酸としてヒドロキシ
リシンを含有し、そのヒドロキシル基を介してガラクト
−スやグルコ−スが結合している。生体内ではコラ−ゲ
ンは繊維を形成して存在し、生合成された直後では水溶
性であるが、加齢とともにコラ−ゲン分子間で架橋反応
が生起し不溶性コラ−ゲンに変化していく。
【0003】コラ−ゲン三重ラセン構造構造を有するタ
ンパク質分子には、13種の異なるものが知られてお
り、それぞれI、II、III、......XIII
型と称されているが、コラ−ゲンタンパク質は、さらに
(1)特異的横紋構造を持つ繊維形成分子群;I型、I
II型、V型(主として軟骨以外の組織)、II、XI
型(軟骨組織)、(2)これらの繊維の表面に結合して
いる分子群であるXII型(軟骨以外の組織)、IX型
(軟骨組織)、(3)特殊な会合体を形成している分子
群であるIV型(主として基底板の骨格形成)、VI型
(細胞外の微細繊維を形成)、VII型(表皮基底細胞
のアンカリングフィラメントを形成)、(4)会合体構
造が未知である分子、X型(軟骨から骨への移行段階で
暫定的に存在する)、VIII型(目の角膜や血管の形
成成分)等に分類される。
【0004】コラ−ゲン繊維は、成長と共にポリペプチ
ド鎖間に橋かけ結合が生じて不溶性となり、動物組織の
骨格構造を構成する主要成分である。その最も基本的な
機能は構造形成であるが、その他細胞の接着、増殖や分
化などに特異的に作用を示すことが明らかになってい
る。なお、コラ−ゲンを変性処理して水溶性としたもの
がゼラチンである。
【0005】健常な組織においては、新たに細胞性結合
組織が合成されているが、それに見合うように細胞外マ
トリックスがメタロプロテナ−ゼによって分解されてお
り、全体として新陳代謝は調和がとれている。このよう
なメタロプロテナ−ゼは、結合組織自体や炎症細胞から
遊離されるのであるが、その合成や分泌また分解活性は
厳密に制御されており、特にその活性は特異的な阻害剤
によりコントロ−ルされている。一方一般にコラ−ゲン
代謝疾患と称される疾患があることが知られており、例
えば骨粗鬆症、パジェット病、マルファン症候群、骨形
成不全、小人症、慢性関節リウマチ、変形性関節症など
が挙げられ、全身硬化症やエリトマト−デス等も含めら
れる。これらの疾患は、基本的にはコラ−ゲンの同化、
異化など代謝異常が原因であり、共通する解剖学的且つ
病理学的特徴を持つ結合織や血管の炎症を特徴とし、骨
格組織の萎縮、骨格変形などを伴うとされているが、根
本的には、細胞外マトリックスの吸収がメタロプロテナ
−ゼによって吸収され、その結果結合組織の分解が制御
されず、加速されたことに起因し、ガンや腫瘍の転移や
浸潤にも関与しているとされている。また骨粗鬆症にお
いては、骨の有機マトリックスの90%以上を構成する
I型コラ−ゲンの合成と分解との間の動的平衡の失調が
生起しており、事実コラ−ゲン分解産物を追跡すること
によって骨吸収速度が測定され、この疾患の診断に有用
であるとされている。
【0006】更には、ヒトの皮膚は表皮組織と真皮組織
とから成り、その下部に物理的強度を付与するコラ−ゲ
ンと弾性を付与するエラスチンとからなる網目構造の結
合織が形成されている。紫外線などの外部刺激や老化や
抗原−抗体反応などの内的要因によってコラ−ゲンやラ
スチンなどが分解され、それに見合うコラ−ゲンやエラ
スチン合成が補充されなかった場合に皮膚のたるみやシ
ワが形成されるとみなされている。
【0007】メタロプロテア−ゼは、活性中心に亜鉛、
コバルト、マンガンなどの金属を含む酵素類の総称であ
り、コラゲナ−ゼ類、ぜラチナ−ゼ類(IV型コラゲナ
−ゼ類)およびストロメリシン類に分類される。コラゲ
ナ−ゼ類は、セリンプロテア−ゼよりも分子量が大き
く、基質特異性が相異なるI型、II型およびIII型
に細分類されるが、例えば、I型はコラ−ゲンI、II
およびIII型に作用し、IV型はIV型コラ−ゲンや
ゼラチンを分解する。なお白血球由来のコラゲナ−ゼは
I型コラゲナ−ゼよりもコラ−ゲン分解作用は強力であ
ることが判っており、コラ−ゲン疾患の発現や進行に大
いにに関与している可能性がある。従って、メタロプロ
テナ−ゼ阻害剤を投与することによって上記したような
疾患の病因を好ましい態様に変性させ、またかかるメタ
ロプロテナ−ゼを外用することによってヒフのタルミや
シワの発生を予防することが期待出来るのであって、数
多くの化合物がこのような目的のためのメタロプロテナ
−ゼ阻害剤として提案されている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、これら
の多くは、経口投与された場合意図した阻害活性を喪失
するため、医薬品としての開発に到ることはなく、また
皮膚に適用した場合皮膚障害等の副作用を発現するた
め、化粧品やトイレタリ−等に配合するには適していな
い。かかる事情に鑑みて本発明の目的は、内服しても良
好なコラゲナ−ゼ阻害活性を保持しまた皮膚に直接適用
しても皮膚刺激等の副作用が少なく、クリ−ム、ロ−シ
ョンなどの化粧品や石けん、浴用剤などのトイレタリ−
製品に混入可能である天然物由来のコラゲナ−ゼを提供
しようとするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明者らはかねてか
ら、合成化学薬品と比較して毒性や副作用また服用上の
制約等不都合の少ない医薬品を開発するべく天然由来の
薬理活性を有する新規な医薬物質の探索と研究を行って
きたが、その過程で漢方薬や民間薬としての種々の生薬
はもとより薬効が認められていない卑近な植物にも注目
し、それらから抽出して得られる生理活性物質を中心に
種々検討を重ねてきた。就中前記した目的を達成するた
めに、本発明者らは種々の薬草や卑近な植物を抽出操作
にかけて、その抽出成分につきコラゲナ−ゼ活性の検討
を行ったが、その結果、これまで単なる雑草の一種とさ
れ、生薬に分類されていなかったヒメオオギズイセンの
球根から水性媒体で抽出することによって得られる特定
のいくつかの抽出分画成分が、従来知られていなかった
顕著に高いコラゲナ−ゼ阻害活性を有することを発見
し、本発明を完成するに到ったものである。
【0010】ヒメオオギズイセンは、アヤメ科の多年草
であり、主に鑑賞用として庭園等で栽培されることもあ
るが、温暖な地方では山野のほか田畑のふち、日陰の空
き地や道路沿いなどに自生しているのが認められる。葉
は剣状を呈し、草丈は50ないし80cmほどで直立
し、地中には球状の根茎を有する。初夏から夏期にかけ
て茎は上部において2ないし3本に分枝し、多数の紅色
の花を片側的な穂状花房として咲かせる。なお花の径は
2ないし3cmであり、花被はロ−ド状で6枚である。
【0011】ヒメオオギズイセンは専ら鑑賞用に栽培さ
れてきたのであるが、最近その球根をそのまま内服した
場合特に食道ガン、胃ガンなどの消化器ガンにに有効で
ある(特開昭57−7422)ことまたその全草または
球根の有機溶媒よる抽出物がインフルエンザウイルスな
どに対して抗ウイルス活性を有している(特開昭60−
72823)ことが報告されている。
【0012】本発明では、ヒメオオギズイセンの球根を
採取した後、水で洗浄して乾燥するか又は乾燥しない
で、そのまま又は粉砕して水性抽出媒体で抽出する。こ
の際、ヒメオオギズイセンの球根は、通常秋季に、好ま
しくは夏期の終わりから秋季に地下から根茎部を採取
し、凍結乾燥すれば、乾燥・粉砕が効率よく行えるので
好ましい。また抽出に用いる水性媒体としては、冷水や
熱水を含む水、メタノ−ル、エタノ−ル、イソプロパノ
−ル、ブタノ−ル、イソブタノ−ル等のアルコ−ル類、
これらアルコ−ル類と水との混合溶媒、アセトン、メチ
ルイソブチルケトンなどのケトン類、酢酸エチル、酢酸
ブチルなどのエステル類、ジメチルスルホキシド、ヂメ
チルアセトアミド、ジメチルホルムアルデヒドなどの極
性溶媒などが挙げられる。なお、これらの水性媒体は、
適量の酸性またはアルカリ性水溶液を添加して酸性また
はアルカアリ性として用いてもよい。抽出後は、抽出液
を固形不養分から分離後減圧下において濃縮しまたは濃
縮乾固して抽出物とすることができる。
【0013】なお、コラゲナ−ゼ阻害活性は、以下に述
べる方法で測定した。即ち、5mMのCaCl2 を含む
pH7.4の50mM Tris/HClを144.5
ulを測りとり、これにIV型コラゲナ−ゼ(ほぼ45
0 ug/ml)0.5ulと15mM p−アミノフ
ェニル水銀酢酸エステル5ulを加えて混合し、30℃
にて1時間保持して酵素を活性化する;次にヒメオオギ
ズイセンの球根の抽出物10ulを加え、引き続き3H
で標識したヒト胎盤由来のIV型コラ−ゲン(5ug/
10ul)10ulを加えて混合し、37℃において1
時間保持する;氷水浴で冷却した後、0.1% BSA
10ulと10%TCA/0.5%タンニン酸溶液50
ulとを加えて混合し、再び氷水浴で30分間冷却す
る;3000rpmで30分間遠心分離し、上澄み液1
50ulを分離して、シンチレ−タ−Aを用いたシンチ
レ−ションカウンタ−でカウントして、残存放射線量を
測定して、この測定値からコラゲナ−ゼ阻害率を算出し
更にIC50を求めた。
【0014】本発明の生理学的活性を有する抽出分画分
は、当該分野で公知である適宜の賦形剤、基剤、希釈
剤、滑剤などと混合して経口投与製剤、非経口投与製剤
や外用剤などの種々の剤形に加工することができるが、
その他クリ−ム、ロ−ション等の化粧品や石鹸、浴用剤
などのトイレタリ−製品に混入、配合することができ
る。好ましくは経口投与剤や外用剤に製剤化する。以下
に実施例を記載して、本発明を詳細に説明する。
【0015】
【実施例】
【0016】実施例 1 よく水洗したヒメオオギズイセンの球根2kgを20リ
ットルの水の中に投じ、適宜の間隔をおいてスパチュラ
で球根を破砕し、最終的に微粉砕させ、そのまま24時
間放置した。その後ヌッツェで吸引濾過し、濾液をアス
ピレ−タを用いて減圧下濃縮してほぼ13.5gの抽出
物(以下冷水抽出物と称する)を得た。濾取した残渣に
約3倍量のメタノ−ルを加えて約5分間振盪し、その後
2時間放置して濾過し、濾液をアスピレ−タを用いて減
圧下濃縮して、26.0gの抽出物を得た(以下冷水抽
出残渣のメタノ−ル抽出物と称する)。
【0017】またこれとは別に、よく水洗したヒメオオ
ギズイセンの球根2kgを20リットルの水の中に投
じ、適宜の間隔をおいてスパチュラで球根を破砕し、最
終的に微粉砕させ、緩徐に沸騰させて、抽出混合液の全
量がほぼ2リットルに成るまで加熱を継続した。なおそ
の間内容物をガラスバ−で攪拌混合した。抽出混合液を
そのまま室温において放冷した後、ヌッツェで吸引濾過
し、不溶固形物を濾去して抽出水溶液を約1.6リット
ルを、更にこの水溶液を減圧下濃縮して固形物質35.
5 gが得られた(以下熱水抽出物と称する)。濾取し
た残渣に約3倍量のメタノ−ルを加えて約5分間振盪
し、その後2時間放置して濾過し、濾液をアスピレ−タ
を用いて減圧下濃縮して、5.5 gの抽出物を得た
(以下熱水抽出残渣のメタノ−ル抽出物と称する)。
【0018】抽出溶媒としてそれぞれ80%エタノ−
ル、塩酸酸性酢酸エチル、苛性ソ−ダ塩基性酢酸エチ
ル、塩酸酸性イソブタノ−ルおよび苛性ソ−ダ塩基性イ
ソブタノ−ルを用いて、上記したと同じ方法によって抽
出操作を行い、五種類の抽出物を得た(以下それぞれ8
0%EtOH抽出物、酸性EtOAc抽出物、塩基性E
tOAc抽出物、酸性i−BuOH抽出物および塩基性
i−BuOH抽出物と称する)。なおこの際、残渣は何
れも廃棄した。
【0019】試験実施例 (コラゲナ−ゼ阻害作用) IV型コラゲナ−ゼとトリチウム標識ヒト胎盤由来IV
型コラ−ゲンを用いたコラゲナ−ゼ阻害活性の測定 上記実施例において得られた九種類の抽出物、即ち冷水
抽出物、熱水抽出物、冷水抽出残渣のメタノ−ル抽出
物、熱水抽出残渣のメタノ−ル抽出物、80%EtOH
抽出物、酸性EtOAc抽出物、塩基性EtOAc抽出
物、酸性i−BuOH抽出物および塩基性i−BuOH
抽出物について、IV型コラゲナ−ゼ阻害活性を以下の
方法で測定したが、この際それぞれの抽出物は、精製水
を用いて4、352倍、1、088倍、272倍および
68倍に希釈して被検定液とした。
【0020】5mMのCaCl2 を含むpH7.4の5
0mM Tris/HClを144.5ulを測りと
り、これにIV型コラゲナ−ゼ(ほぼ450ug/m
l)0.5ulと15mM p−アミノフェニル水銀酢
酸エステル5ulを加えて混合し、30℃にて1時間保
持して酵素を活性化する;次にヒメオオギズイセンの球
根の抽出物の被検定液10ulを加え、引き続き3 Hで
標識したヒト胎盤由来のIV型コラ−ゲン(5ug/1
0ul)10ulを加えて混合し、37℃において1時
間保持する;氷水浴で冷却した後、0.1% BSA1
0ulと10%TCA/0.5%タンニン酸溶液50u
lとを加えて混合し、再び氷水浴で30分間冷却する;
3000rpmで30分間遠心分離し、上澄み液150
ulを分離して、シンチレ−タ−Aを用いたシンチレ−
ションカウンタ−でカウントして、残存放射線量を測定
して、この測定値からコラゲナ−ゼ阻害率を算出し、得
られた阻害率からIC50(希釈倍率として)を求めた。
これらの結果を下記表1にまとめて示す。
【0021】
【表1】
【0022】表1から明らかなように、本発明に係るヒ
メオオギズイセンの水性抽出物は、上記9種類の何れ
も、コラゲナ−ゼ阻害活性を示したが、特に熱水抽出残
渣のメタノ−ル抽出物と80%EtOH抽出物は特にI
V型コラゲナ−ゼ阻害活性が顕著に高く、次いで冷水抽
出物、熱水抽出物酸性EtOAc抽出物が高いIV型コ
ラゲナ−ゼ阻害活性を有し、また塩基性EtOAc抽出
物やシオブタノ−ル抽出物とも充分実用に供し得る良好
なコラゲナ−ゼ阻害活性を有することが明らかである。
【発明の効果】本発明によれば、ヒメオオギズイセンの
根茎から水性媒体抽出物として、種々の用途に供される
高活性のコラゲナ−ゼ阻害物質が複数種類提供される。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 A61K 7/48 A61K 7/48 7/50 7/50

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ヒメオオギズイセン(学名:Crocos
    mia X crocoamaeflora N.B.
    Br.またはTritonia Crocosmsef
    lora Lemolne)から抽出して得られる活性
    成分を含有してなるコラゲナ−ゼ阻害剤
JP8175717A 1996-06-15 1996-06-15 コラゲナ−ゼ阻害剤 Pending JPH107580A (ja)

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ID=16001014

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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US7413754B2 (en) 2001-09-19 2008-08-19 Bionorica Ag Use of extracts of the genus Cimicifugaas organoselective medicines for treating diseases of the genitourinary system caused by sex hormones
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