JPH107524A - 皮膚外用剤 - Google Patents
皮膚外用剤Info
- Publication number
- JPH107524A JPH107524A JP17989096A JP17989096A JPH107524A JP H107524 A JPH107524 A JP H107524A JP 17989096 A JP17989096 A JP 17989096A JP 17989096 A JP17989096 A JP 17989096A JP H107524 A JPH107524 A JP H107524A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ascorbyl
- phosphate
- stability
- sodium
- skin
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Cosmetics (AREA)
- Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
Abstract
(57)【要約】 （修正有）
【課題】Ｌ−アスコルビル−２−リン酸マグネシウムは
安定化ビタミンＣとして近年化粧品、医薬部外品、医薬
品等の皮膚外用剤に配合されている。しかし、単純に精
製水中に溶解し皮膚外用剤中に配合しても、その安定性
は市場流通に耐え得るとは言い難く、この点を解決して
安定性の高い皮膚外用剤を提供する。 【解決手段】Ｌ−アスコルビル−２−リン酸マグネシウ
ムとＬ−アスコルビル−２−リン酸ナトリウムとを含有
することを特徴とする皮膚外用剤。
安定化ビタミンＣとして近年化粧品、医薬部外品、医薬
品等の皮膚外用剤に配合されている。しかし、単純に精
製水中に溶解し皮膚外用剤中に配合しても、その安定性
は市場流通に耐え得るとは言い難く、この点を解決して
安定性の高い皮膚外用剤を提供する。 【解決手段】Ｌ−アスコルビル−２−リン酸マグネシウ
ムとＬ−アスコルビル−２−リン酸ナトリウムとを含有
することを特徴とする皮膚外用剤。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】 本発明は、優れた美白効果を有
し、安定性に優れた皮膚外用剤に関する
し、安定性に優れた皮膚外用剤に関する
【０００２】
【従来の技術】 現在、Ｌ−アスコルビル−２−リン酸
マグネシウムは安定化ビタミンＣとして近年化粧品、医
薬部外品、医薬品等の皮膚外用剤に配合されている。
マグネシウムは安定化ビタミンＣとして近年化粧品、医
薬部外品、医薬品等の皮膚外用剤に配合されている。
【０００３】
【本発明が解決しようとする課題】 しかし、単純に精
製水中に溶解し皮膚外用剤中に配合しても、その安定性
は市場流通に耐え得るとは言い難いものであった。本発
明はこの課題を解決して安定性の高い皮膚外用剤を提供
することを目的とする。
製水中に溶解し皮膚外用剤中に配合しても、その安定性
は市場流通に耐え得るとは言い難いものであった。本発
明はこの課題を解決して安定性の高い皮膚外用剤を提供
することを目的とする。
【０００４】
【問題点を解決するための手段】 本発明者らは、これ
らの諸問題に対し解決すべく手段を検討した結果、Ｌ−
アスコルビル−２−リン酸マグネシウムとＬ−アスコル
ビル−２−リン酸ナトリウムを同一処方内に配合するこ
とによりＬ−アスコルビル−２−リン酸マグネシウムの
安定性が向上することを見いだし、本発明を完成するに
到った。本発明で用いられるＬ−アスコルビル−２−リ
ン酸ナトリウムの配合量はＬ−アスコルビル−２−リン
酸マグネシウム0.05〜5.0重量%に対し、0.05〜5.0重量%
が好ましく、さらに好ましくはＬ−アスコルビル−２−
リン酸マグネシウムと等量重量%である。また、本発明
の皮膚外用剤には、本発明の効果を損なわない範囲で、
一般に皮膚外用剤に用いられる成分を配合することがで
きる。
らの諸問題に対し解決すべく手段を検討した結果、Ｌ−
アスコルビル−２−リン酸マグネシウムとＬ−アスコル
ビル−２−リン酸ナトリウムを同一処方内に配合するこ
とによりＬ−アスコルビル−２−リン酸マグネシウムの
安定性が向上することを見いだし、本発明を完成するに
到った。本発明で用いられるＬ−アスコルビル−２−リ
ン酸ナトリウムの配合量はＬ−アスコルビル−２−リン
酸マグネシウム0.05〜5.0重量%に対し、0.05〜5.0重量%
が好ましく、さらに好ましくはＬ−アスコルビル−２−
リン酸マグネシウムと等量重量%である。また、本発明
の皮膚外用剤には、本発明の効果を損なわない範囲で、
一般に皮膚外用剤に用いられる成分を配合することがで
きる。
【０００５】
【実施例】本発明を実施例により詳細に説明するが、本
発明は実施例に限定されるものではない。実施例中の配
合量は重量％である。また、安定性試験については各製
剤をガラス容器に充填・密封後40℃にて保存し、３０日
後に製剤中に残存するＬ−アスコルビル−２−リン酸マ
グネシウムを液体クロマトグラフィーにより定量するこ
とで残存率を計算する方法で検討を実施した。 （以下余白） （比較例および実施例の製造方法）成分7の一部に成分
1,2を溶解し、別に均一に混合溶解した成分3〜6及び成
分7の残存分に加え目的のローションを得る。 （以下余白） （結果） （以下余白） （比較例および実施例の製造方法）1〜6を均一に加熱溶
解し、撹拌しながら均一に加熱溶解した7,8,10,11の一
部を添加後冷却し、11の残存分に溶解した9,10を添加
し、目的の乳剤を得る。 （結果） （以下余白） （比較例12および実施例12の製造方法）1〜6を均一に加
熱溶解し、撹拌しながら均一に加熱溶解した7,8,10,11
の一部を添加後冷却し、11の残存分に溶解した9,10を添
加し、目的の乳剤を得る。 （結果） 以上の結果より、Ｌ−アスコルビル−２−リン酸マグネ
シウムの皮膚外用剤中の安定性はＬ−アスコルビル−２
−リン酸ナトリウムを添加することにより明らかに向上
する。また、その安定化度はＬ−アスコルビル−２−リ
ン酸ナトリウムの配合量に依存することが示される。
発明は実施例に限定されるものではない。実施例中の配
合量は重量％である。また、安定性試験については各製
剤をガラス容器に充填・密封後40℃にて保存し、３０日
後に製剤中に残存するＬ−アスコルビル−２−リン酸マ
グネシウムを液体クロマトグラフィーにより定量するこ
とで残存率を計算する方法で検討を実施した。 （以下余白） （比較例および実施例の製造方法）成分7の一部に成分
1,2を溶解し、別に均一に混合溶解した成分3〜6及び成
分7の残存分に加え目的のローションを得る。 （以下余白） （結果） （以下余白） （比較例および実施例の製造方法）1〜6を均一に加熱溶
解し、撹拌しながら均一に加熱溶解した7,8,10,11の一
部を添加後冷却し、11の残存分に溶解した9,10を添加
し、目的の乳剤を得る。 （結果） （以下余白） （比較例12および実施例12の製造方法）1〜6を均一に加
熱溶解し、撹拌しながら均一に加熱溶解した7,8,10,11
の一部を添加後冷却し、11の残存分に溶解した9,10を添
加し、目的の乳剤を得る。 （結果） 以上の結果より、Ｌ−アスコルビル−２−リン酸マグネ
シウムの皮膚外用剤中の安定性はＬ−アスコルビル−２
−リン酸ナトリウムを添加することにより明らかに向上
する。また、その安定化度はＬ−アスコルビル−２−リ
ン酸ナトリウムの配合量に依存することが示される。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中田 悟 名古屋市西区鳥見町２丁目７番地 日本メ ナード化粧品株式会社総合研究所内
Claims (1)
- 【請求項１】 Ｌ−アスコルビル−２−リン酸マグネシ
ウムとＬ−アスコルビル−２−リン酸ナトリウムとを含
有することを特徴とする皮膚外用剤
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17989096A JPH107524A (ja) | 1996-06-20 | 1996-06-20 | 皮膚外用剤 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17989096A JPH107524A (ja) | 1996-06-20 | 1996-06-20 | 皮膚外用剤 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH107524A true JPH107524A (ja) | 1998-01-13 |
Family
ID=16073697
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP17989096A Pending JPH107524A (ja) | 1996-06-20 | 1996-06-20 | 皮膚外用剤 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH107524A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6645514B1 (en) | 2002-12-19 | 2003-11-11 | Access Business Group International, Llc | Increasing skin cell renewal with water-soluble Vitamin E |
| EP1077066A4 (en) * | 1998-05-15 | 2005-06-29 | Showa Denko Kk | PREVENTIVE / THERAPEUTIC AGENTS FOR SKIN DISEASES |
| WO2005074880A1 (en) * | 2004-01-30 | 2005-08-18 | Access Business Group International Llc. | Holistic composition and method for reducing skin pigmentation |
-
1996
- 1996-06-20 JP JP17989096A patent/JPH107524A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1077066A4 (en) * | 1998-05-15 | 2005-06-29 | Showa Denko Kk | PREVENTIVE / THERAPEUTIC AGENTS FOR SKIN DISEASES |
| US6645514B1 (en) | 2002-12-19 | 2003-11-11 | Access Business Group International, Llc | Increasing skin cell renewal with water-soluble Vitamin E |
| WO2005074880A1 (en) * | 2004-01-30 | 2005-08-18 | Access Business Group International Llc. | Holistic composition and method for reducing skin pigmentation |
| US7429391B2 (en) | 2004-01-30 | 2008-09-30 | Access Business Group International Llc | Holistic composition and method for reducing skin pigmentation |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| TW200406228A (en) | Antiaging composition | |
| KR20180060701A (ko) | 표피 생장 인자를 함유하는 피부 상태 개선용 조성물 | |
| JP2014162725A (ja) | 外用組成物 | |
| JPH107524A (ja) | 皮膚外用剤 | |
| JP2004331579A (ja) | 真皮マトリックス産生促進剤 | |
| JP5865623B2 (ja) | 皮膚外用剤およびその製造方法 | |
| JP2000198719A (ja) | 発毛剤 | |
| JP2002255827A (ja) | 皮膚外用剤 | |
| JP2019014672A (ja) | 美白用水性ゲル状組成物 | |
| JP3560628B2 (ja) | セルフタンニング化粧料 | |
| JP2003206224A (ja) | 外用組成物 | |
| JP2006022092A (ja) | 新規育毛用組成物 | |
| JP5238149B2 (ja) | 固体ゲル状外用剤の製造方法 | |
| JP2007332046A (ja) | ヘアシャンプー | |
| JPWO2019193717A1 (ja) | Ａｓｍｔ発現促進剤 | |
| JP2003104877A (ja) | 皮膚外用剤 | |
| JPH0632710A (ja) | 皮膚外用剤 | |
| JP5865624B2 (ja) | 皮膚外用剤およびその製造方法 | |
| US20220362348A1 (en) | Lactoferrin, derived peptide thereof and method thereof for inhibiting and/or alleviating lipid synthesis | |
| JPS5775952A (en) | Stabilization of calpuronium halide | |
| JP2009215323A (ja) | 新規育毛用組成物 | |
| JPS62195316A (ja) | 皮膚料 | |
| JPH0491013A (ja) | 化粧水 | |
| JPS58162514A (ja) | 外用ゲル製剤 | |
| JPH08217622A (ja) | α−ヒドロキシ酸水溶液のｐＨ安定化方法および皮膚化粧料 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20041028 |
|
| A711 | Notification of change in applicant |
Effective date: 20041116 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20050322 |
|
| A521 | Written amendment |
Effective date: 20050516 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20061024 |