JPH1074277A - 硬貨処理機 - Google Patents

硬貨処理機

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Publication number
JPH1074277A
JPH1074277A JP8231199A JP23119996A JPH1074277A JP H1074277 A JPH1074277 A JP H1074277A JP 8231199 A JP8231199 A JP 8231199A JP 23119996 A JP23119996 A JP 23119996A JP H1074277 A JPH1074277 A JP H1074277A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
coin
coin storage
coins
base
coin housing
Prior art date
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Pending
Application number
JP8231199A
Other languages
English (en)
Inventor
Mitsuharu Kagami
充晴 鏡
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Laurel Bank Machine Co Ltd
Original Assignee
Laurel Bank Machine Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Laurel Bank Machine Co Ltd filed Critical Laurel Bank Machine Co Ltd
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Publication of JPH1074277A publication Critical patent/JPH1074277A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 硬貨収納袋あるいは硬貨収納箱等の硬貨収納
体に詰め込まれた硬貨を硬貨投入口に投入する際に、硬
貨収納体を倒し込んでも、該硬貨収納体が台部に対し滑
って必要以上に倒れることを防止し、硬貨の硬貨投入口
への投入を確実に行わせることができる硬貨処理機を提
供する。 【解決手段】 硬貨を受け入れる硬貨投入口14と、該
硬貨投入口14の近傍に設けられ、硬貨が収納された硬
貨収納体が、該硬貨収納体の硬貨を硬貨投入口14に投
入させる際に載置される台部19とを有するものであっ
て、台部19に、硬貨収納体の滑りを防止する滑り防止
手段32を設けている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、硬貨の計数あるい
は包装等の処理を行う硬貨処理機に関する。
【0002】
【従来の技術】硬貨の計数あるいは包装等の処理を行う
硬貨処理機として、例えば、登録実用新案第30114
84号公報に記載されたものがある。このような硬貨処
理機では、一度に多量の硬貨の処理を行うことが可能と
されており、実際の処理においては、多量の硬貨が詰め
込まれた硬貨収納袋あるいは硬貨収納箱等の硬貨収納体
をそのまま運び込んで、該硬貨収納体から直接硬貨処理
機に硬貨を投入するという作業が行われている。しかし
ながら、硬貨収納体に多量の硬貨が詰め込まれていると
その重量はかなりのものとなるため、このような硬貨収
納体から硬貨を硬貨投入口に投入する場合には、硬貨処
理機の硬貨投入口の近傍の台部に一旦硬貨収納体を載置
させ、その後、硬貨収納体を倒し込んでその中に詰め込
まれた硬貨を開口部から硬貨投入口に投入させることに
なる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来、
硬貨収納体を載置させる台部は、平坦な形状をなしてお
り、実際に、硬貨を硬貨投入口に投入させるため硬貨収
納体を倒し込んだ場合、硬貨収納体が台部に対し滑って
必要以上に倒れる等して、硬貨が周囲に撒き散らされる
等硬貨の硬貨投入口への投入が不良となることがあっ
た。したがって、本発明の目的は、硬貨収納袋あるいは
硬貨収納箱等の硬貨収納体に詰め込まれた硬貨を硬貨投
入口に投入する際に、硬貨収納体を倒し込んでも、該硬
貨収納体が台部に対し滑って必要以上に倒れることを防
止し、硬貨の硬貨投入口への投入を確実に行わせること
ができる硬貨処理機を提供することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の請求項1記載の硬貨処理機は、硬貨を受け
入れる硬貨投入口と、該硬貨投入口の近傍に設けられ、
硬貨が収納された硬貨収納体が、該硬貨収納体の硬貨を
前記硬貨投入口に投入させる際に載置される台部とを有
するものであって、前記台部には、前記硬貨収納体の滑
りを防止する滑り防止手段が設けられていることを特徴
としている。これにより、滑り防止手段が設けられてい
るため、硬貨収納体に詰め込まれた硬貨を硬貨投入口に
投入する際に、硬貨収納体を倒し込んでも、該硬貨収納
体が台部に対し滑ってしまうことがない。
【0005】本発明の請求項2記載の硬貨処理機は、請
求項1記載のものに関して、前記滑り防止手段は、溝部
が複数配列されてなるものであることを特徴としてい
る。これにより、硬貨収納体を倒し込む際に、硬貨収納
体の一部が溝部に入って溝部の少なくとも上端縁部側が
硬貨収納体に当接し引っ掛かりを生じさせることによ
り、大きな力で硬貨収納体の台部に対する滑りを防止で
きる。
【0006】本発明の請求項3記載の硬貨処理機は、請
求項2記載のものに関して、前記滑り防止手段は、前記
溝部の延在方向が前記硬貨投入口の方向に対し直交する
方向であることを特徴としている。これにより、硬貨収
納体を倒し込む際に、硬貨収納体の一部が溝部に入って
溝部の少なくとも上端縁部側が硬貨収納体に当接し引っ
掛かりを生じさせると、該溝部が倒し込み時の硬貨収納
体の滑りの方向に直交して延在しているため、より大き
な力で硬貨収納体の台部に対する滑りを防止できる。
【0007】本発明の請求項4記載の硬貨処理機は、請
求項1乃至3記載のものに関して、前記滑り防止手段
は、摩擦係数の高い高摩擦部材からなることを特徴とし
ている。これにより、簡素な構成で、硬貨収納体の台部
に対する滑りを防止することができる。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明の一の実施の形態を図面を
参照して以下に説明する。この実施の形態の硬貨処理機
は、指定された単一金種の所定枚数の硬貨を集積すると
ともに該集積硬貨を包装する包装処理、包装処理を行わ
ずに指定された金種の硬貨を計数し該計数した硬貨を機
外に放出させる計数処理等の処理が可能なものであり、
上部側に複数の段部が形成された略直方体形状の機体1
1を有している。
【0009】機体11の前面部11aに対し反対側すな
わち後面部11b(図2参照)側の上部は最も高い位置
で水平に延在する上面部11cとされており、この上面
部11cには、中央が上方に凸に折れつつ前面部11a
側が後面部11b側にスライドすることにより全体が後
面部11b側に折り畳まれる上部カバー12が取り付け
られている。機体11には、広げられた状態にある上部
カバー12の直下となり、かつ上部カバー12が折り畳
まれた状態において開放される位置に、処理する硬貨を
受け入れるホッパ13の上部開口である硬貨投入口14
が設けられている(図2参照)。
【0010】機体11の上面部11cより前面部11a
側のさらに左側面部11d側は、前面部11a側が下方
に位置するよう傾斜する傾斜面部11eとされており、
この傾斜面部11eには、投入された硬貨を包装処理し
た結果、あるいは投入された硬貨を計数処理した結果等
を表示する表示部16が後面部11b側に設けられ、ま
た、処理を行う硬貨の金種を設定したり包装処理の開始
等の操作を行う操作部17が前面部11a側に設けられ
ている。
【0011】機体11の上面部11cより前面部11a
側の右側面部11f側は、右端側が後面部11b側に近
接するよう斜めをなしかつ前面部11a側が下方に位置
するよう大きく傾斜する傾斜面部11gとされており、
この傾斜面部11gから前面部11a側であって上記傾
斜面部11eの右隣の略鉛直に沿う側面部11hより右
側は、上面部11cすなわちホッパ13の硬貨投入口1
4より一段低い位置で略水平延在する台部19とされて
いる。この台部19は、ホッパ13に投入するための硬
貨が詰め込まれた硬貨収納体である硬貨収納箱B(図3
参照)あるいは硬貨収納袋を安定して載置させることが
可能な広さを有している。
【0012】機体11の傾斜面部11eより前面部11
a側には、傾斜面部11eおよび台部19よりさらに一
段低く水平延在する載置面部11iが形成されており、
該載置面部11iには、上部開放型の包装硬貨収納ボッ
クス20が着脱自在に設けられている。包装硬貨収納ボ
ックス20の台部19側の機体11の側面部11jに
は、包装硬貨収納ボックス20内に、包装処理によって
包装された包装硬貨を放出させる包装硬貨放出口21が
設けられている。なお、包装硬貨放出口21の向きは放
出した包装硬貨が包装硬貨収納ボックス20に整列状態
で収納されるよう設定されている。
【0013】機体11の前面部11aの下部位置には、
包装処理を行ったときに包装する枚数に達しない端数硬
貨が生じた場合に該端数硬貨を回収するための端数硬貨
収納ボックス22と、指定された金種以外の硬貨を回収
するための選別ボックス23と、判別不能の硬貨を回収
するためのリジェクトボックス24とが、それぞれ機体
11から引き出し可能に設けられている。また、機体1
1の前面部11aの上部位置には、計数処理を行った硬
貨が機体11の外に放出される際の放出口となる図示せ
ぬ計数シュートを機体11の外に引き出す際に通過させ
る引出口25と、これを開閉する上下スライド可能な計
数シュート扉26とが設けられている。
【0014】そして、この実施の形態において、台部1
9は、全周縁部に、一段高く形成された上面が平坦な囲
み部28を有しており、この囲み部28の内側に略水平
延在する載置面29を有している。ここで、載置面29
は、その前面部11a側から中間所定位置までが全面に
わたって平坦な平坦面部30とされ、該中間所定位置か
ら傾斜面部11g側までが全面にわたって、平坦面部3
0より凹んだ溝部31が複数近接して配列されてなる凹
凸面部(滑り防止手段)32とされている。
【0015】ここで、凹凸面部32の溝部31は、図3
に示すように、平坦面部30に対し、共に略45度をな
しかつ相互に90度をなす一対の面部31a,31aか
らなるもので、その延在方向は、ホッパ13の硬貨投入
口14への方向に対しに直交する水平方向とされてい
る。
【0016】以上のような構成の硬貨処理機によれば、
溝部31が複数配列されてなる凹凸面部32が台部19
に設けられており、しかも溝部31の延在方向が硬貨投
入口14への方向に対し直交する方向であるため、硬貨
収納箱Bに詰め込まれた硬貨を硬貨投入口14に投入す
る際に、図3に示すように、台部19に載置させた硬貨
収納箱Bを硬貨投入口14の方向に倒し込んでも、倒し
込みの際に支点となる該硬貨収納箱Bの下端の一辺の縁
部38が溝部31に入り込んで係合するため、大きな力
で硬貨収納箱Bの台部19に対する滑りを防止すること
ができる。
【0017】したがって、倒し込みの際に硬貨収納箱B
が必要以上に倒れることを確実に防止し、硬貨の硬貨投
入口14への投入を確実に行わせることができる。勿
論、硬貨が詰め込まれた硬貨収納袋に対しても、複数の
溝部31の面部31aの上端縁部側が硬貨収納袋に当接
し引っ掛かりを生じさせることによって、大きな力で硬
貨収納袋の台部19に対する滑りを防止することがで
き、したがって、倒し込みの際に硬貨収納袋が必要以上
に倒れることを確実に防止し、硬貨の硬貨投入口14へ
の投入を確実に行わせることができる。
【0018】なお、凹凸面部32の溝部31の延在方向
を硬貨投入口14の方向に対し直交以外の水平方向とす
ることも可能である。しかしながら、硬貨投入口14の
方向すなわち倒し込み時の硬貨収納箱B等の滑りの方向
に対し直交する水平方向に延在させた方が滑り防止の観
点からより好ましい。また、台部19を上記した凹凸面
部32を有し、かつゴム等の摩擦係数の高い高摩擦部材
からなるものとすることも勿論可能である。この場合、
高摩擦材料からなる台部19の材質的な摩擦抵抗によ
り、さらに硬貨収納箱B等の滑り防止の効果を向上させ
ることができる。加えて、台部19を高摩擦材料で形成
し、その載置面29を全面が凹凸面部32をもたない平
坦な形状として、材質的な摩擦抵抗のみで硬貨収納箱B
等の滑りを防止することも勿論可能である。この場合、
簡素な構成で、硬貨収納箱B等の台部19に対する滑り
を防止することができる。
【0019】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明の請求項1
記載の硬貨処理機によれば、滑り防止手段が設けられて
いるため、硬貨収納体に詰め込まれた硬貨を硬貨投入口
に投入する際に、硬貨収納体を倒し込んでも、該硬貨収
納体が台部に対し滑ってしまうことがない。したがっ
て、倒し込みの際に硬貨収納体が必要以上に倒れること
を防止し、硬貨の硬貨投入口への投入を確実に行わせる
ことができる。
【0020】本発明の請求項2記載の硬貨処理機によれ
ば、硬貨収納体を倒し込む際に、硬貨収納体の一部が溝
部に入って溝部の少なくとも上端縁部側が硬貨収納体に
当接し引っ掛かりを生じさせることにより、大きな力で
硬貨収納体の台部に対する滑りを防止できる。したがっ
て、倒し込みの際に硬貨収納体が必要以上に倒れること
を確実に防止し、硬貨の硬貨投入口への投入をより確実
に行わせることができる。
【0021】本発明の請求項3記載の硬貨処理機によれ
ば、硬貨収納体を倒し込む際に、硬貨収納体の一部が溝
部に入って溝部の少なくとも上端縁部側が硬貨収納体に
当接し引っ掛かりを生じさせると、該溝部が倒し込み時
の硬貨収納体の滑りの方向に直交して延在しているた
め、より大きな力で硬貨収納体の台部に対する滑りを防
止できる。したがって、倒し込みの際に硬貨収納体が必
要以上に倒れることをさらに確実に防止し、硬貨の硬貨
投入口への投入をさらに確実に行わせることができる。
【0022】本発明の請求項4記載の硬貨処理機によれ
ば、台部が摩擦係数の高い高摩擦部材からなるため、簡
素な構成で、硬貨収納体の台部に対する滑りを防止する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の硬貨処理機の一の実施の形態を示す
斜視図である。
【図2】 本発明の硬貨処理機の一の実施の形態を示す
平面図であって、上部カバーを開けた状態を示すもので
ある。
【図3】 本発明の硬貨処理機の一の実施の形態を示す
部分拡大断面図であって、硬貨収納箱から硬貨をホッパ
に投入する状態を示すものである。
【符号の説明】
14 硬貨投入口 19 台部 31 溝部 32 凹凸面部(滑り防止手段) B 硬貨収納箱(硬貨収納体)

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 硬貨を受け入れる硬貨投入口と、該硬貨
    投入口の近傍に設けられ、硬貨が収納された硬貨収納体
    が、該硬貨収納体の硬貨を前記硬貨投入口に投入させる
    際に載置される台部とを有する硬貨処理機において、 前記台部には、前記硬貨収納体の滑りを防止する滑り防
    止手段が設けられていることを特徴とする硬貨処理機。
  2. 【請求項2】 前記滑り防止手段は、溝部が複数配列さ
    れてなるものであることを特徴とする請求項1記載の硬
    貨処理機。
  3. 【請求項3】 前記滑り防止手段は、前記溝部の延在方
    向が前記硬貨投入口の方向に対し直交する方向であるこ
    とを特徴とする請求項2記載の硬貨処理機。
  4. 【請求項4】 前記滑り防止手段は、摩擦係数の高い高
    摩擦部材からなることを特徴とする請求項1乃至3のい
    ずれか一項に記載の硬貨処理機。
JP8231199A 1996-08-30 1996-08-30 硬貨処理機 Pending JPH1074277A (ja)

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JP8231199A JPH1074277A (ja) 1996-08-30 1996-08-30 硬貨処理機

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JP8231199A JPH1074277A (ja) 1996-08-30 1996-08-30 硬貨処理機

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ID=16919904

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JP8231199A Pending JPH1074277A (ja) 1996-08-30 1996-08-30 硬貨処理機

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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20011002