JPH107233A - 振動式パーツフィーダの遮音装置 - Google Patents
振動式パーツフィーダの遮音装置Info
- Publication number
- JPH107233A JPH107233A JP16610296A JP16610296A JPH107233A JP H107233 A JPH107233 A JP H107233A JP 16610296 A JP16610296 A JP 16610296A JP 16610296 A JP16610296 A JP 16610296A JP H107233 A JPH107233 A JP H107233A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- parts feeder
- noise insulation
- opening
- fitted
- transparent plate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Automatic Assembly (AREA)
- Feeding Of Articles To Conveyors (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 振動式パーツフィーダの発する金属騒音を大
幅に低減する。 【解決手段】 振動式パーツフィーダ４の側面周囲を遮
音パネル９により覆うとともに、上面開口部を、複数の
開閉可能な透明板１２、１３により覆う。
幅に低減する。 【解決手段】 振動式パーツフィーダ４の側面周囲を遮
音パネル９により覆うとともに、上面開口部を、複数の
開閉可能な透明板１２、１３により覆う。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、振動式パーツフィ
ーダの発する金属騒音を低減しうるようにした遮音装置
に関する。
ーダの発する金属騒音を低減しうるようにした遮音装置
に関する。
【０００２】
【従来の技術】たとえばエンジンバルブは、図３に示す
ように、丸棒状の素材(１)を搾出鍛造して中間体(２)と
した後、各部に機械加工を施して製品としてのエンジン
バルブ(３)に仕上げられる。上記機械加工をする際は、
ワークを一定方向に向けて工作機械等へ供給する必要が
あるため、しばしば公知の振動式パーツフィーダが使用
される。
ように、丸棒状の素材(１)を搾出鍛造して中間体(２)と
した後、各部に機械加工を施して製品としてのエンジン
バルブ(３)に仕上げられる。上記機械加工をする際は、
ワークを一定方向に向けて工作機械等へ供給する必要が
あるため、しばしば公知の振動式パーツフィーダが使用
される。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかし、振動式パーツ
フィーダは、使用に際し、ワークの振動により大きな金
属騒音を発して、工場内の人々に多大な不快感を与えて
いるのが現状であり、従来においては、この騒音を効果
的に防止する手段がなかった。
フィーダは、使用に際し、ワークの振動により大きな金
属騒音を発して、工場内の人々に多大な不快感を与えて
いるのが現状であり、従来においては、この騒音を効果
的に防止する手段がなかった。
【０００４】本発明は、上記問題に鑑みてなされたもの
で、パーツフィーダの発する騒音を効果的に遮音する装
置を提供することを目的としている。
で、パーツフィーダの発する騒音を効果的に遮音する装
置を提供することを目的としている。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明によると、上記課
題は、振動式パーツフィーダの側面周囲を遮音パネルに
より覆うとともに、上面開口部を、複数の開閉可能な透
明板により覆うことにより解決される。
題は、振動式パーツフィーダの側面周囲を遮音パネルに
より覆うとともに、上面開口部を、複数の開閉可能な透
明板により覆うことにより解決される。
【０００６】
【発明の実施の形態】図１と図２は、本発明を、前述し
たエンジンバルブの中間体(２)（以下ワークという）用
の振動式パーツフィーダ(４)に適用した例を示すもの
で、中央の受け皿(５)に投入した多数のワークは、受け
皿(５)が垂直軸まわりに不等速で往復振動すると、上向
傾斜する整列路(６)を経て、出口(７)より同一方向に整
列されて排出される。
たエンジンバルブの中間体(２)（以下ワークという）用
の振動式パーツフィーダ(４)に適用した例を示すもの
で、中央の受け皿(５)に投入した多数のワークは、受け
皿(５)が垂直軸まわりに不等速で往復振動すると、上向
傾斜する整列路(６)を経て、出口(７)より同一方向に整
列されて排出される。
【０００７】パーツフィーダ(４)を囲む側部枠体(８)に
は、鋼板の内面に遮音材（図示省略）を貼着した多数の
遮音パネル(９)が取り付けられている。
は、鋼板の内面に遮音材（図示省略）を貼着した多数の
遮音パネル(９)が取り付けられている。
【０００８】パーツフィーダ(４)における上面開口部に
固着した上部枠体(10)の下端には、狭幅の支持フランジ
(11)が連設されている。上部枠体(10)の中央の大形の開
口部には、アクリル等よりなる第１透明板(12)が嵌合さ
れ、その周囲の小形の開口部には、第２透明板(13)が嵌
合されており、それらは、いずれも支持フランジ(11)に
支持されている。第１透明板(13)の図面右端は、蝶番(1
4)により上部枠体(10)に枢着され、また第２透明板(13)
の中央には、着脱用の把手(15)が取り付けられている。
固着した上部枠体(10)の下端には、狭幅の支持フランジ
(11)が連設されている。上部枠体(10)の中央の大形の開
口部には、アクリル等よりなる第１透明板(12)が嵌合さ
れ、その周囲の小形の開口部には、第２透明板(13)が嵌
合されており、それらは、いずれも支持フランジ(11)に
支持されている。第１透明板(13)の図面右端は、蝶番(1
4)により上部枠体(10)に枢着され、また第２透明板(13)
の中央には、着脱用の把手(15)が取り付けられている。
【０００９】上部枠体(10)の図中右方に設けた取付板(1
6)上には、左方を向くエアシリンダ(17)の基端が枢着さ
れ、そのピストンロッド(17a)の先端は、第１透明板(1
2)の中央に枢着されている。エアシリンダ(17)は、パー
ツフィーダ(４)の左方の床(18)上に設けた足踏スイッチ
(19)の操作により作動させられ、第１透明板(12)を蝶番
(14)を中心として上下に開閉することにより、パーツフ
ィーダ(４)の上面開口部を開閉することができる。(20)
は、エアシリンダ(17)を作動させる電気コードである。
6)上には、左方を向くエアシリンダ(17)の基端が枢着さ
れ、そのピストンロッド(17a)の先端は、第１透明板(1
2)の中央に枢着されている。エアシリンダ(17)は、パー
ツフィーダ(４)の左方の床(18)上に設けた足踏スイッチ
(19)の操作により作動させられ、第１透明板(12)を蝶番
(14)を中心として上下に開閉することにより、パーツフ
ィーダ(４)の上面開口部を開閉することができる。(20)
は、エアシリンダ(17)を作動させる電気コードである。
【００１０】上述のように、パーツフィーダ(４)は、そ
の周囲を囲む遮音パネル(９)と、上面を閉塞する第１、
第２透明板(12)(13)とにより完全に覆われているので、
パーツフィーダ(４)運転時に発する金属騒音は、大幅に
低減される。
の周囲を囲む遮音パネル(９)と、上面を閉塞する第１、
第２透明板(12)(13)とにより完全に覆われているので、
パーツフィーダ(４)運転時に発する金属騒音は、大幅に
低減される。
【００１１】運転中にパーツフィーダ(４)内のワークが
減少した時は、第１透明板(12)を開いてワークを供給す
ればよく、あるいは図示を省略したが、パーツフィーダ
(４)の側面要所に供給孔を設けて、ワーク搬送シュート
により自動的に供給することもできる。
減少した時は、第１透明板(12)を開いてワークを供給す
ればよく、あるいは図示を省略したが、パーツフィーダ
(４)の側面要所に供給孔を設けて、ワーク搬送シュート
により自動的に供給することもできる。
【００１２】運転中に、パーツフィーダ(４)内のワーク
がからみ合うなどして、整列動作が不調になった時は、
足踏スイッチ(19)により、第１透明板(12)を開くか、あ
るいは適所の第２透明板(13)を取り外して、容易に点検
することができる。
がからみ合うなどして、整列動作が不調になった時は、
足踏スイッチ(19)により、第１透明板(12)を開くか、あ
るいは適所の第２透明板(13)を取り外して、容易に点検
することができる。
【００１３】
【発明の効果】本発明によれば、振動式パーツフィーダ
により発する金属騒音が、遮音パネルと複数の透明板に
より遮音されるので、工場内の作業環境が大幅に改善さ
れる。
により発する金属騒音が、遮音パネルと複数の透明板に
より遮音されるので、工場内の作業環境が大幅に改善さ
れる。
【００１４】また、パーツフィーダ内のワークの供給、
あるいはパーツフィーダ内でのワークの整列動作不調等
の点検作業を、透明板を開閉したり、透明板を透かして
容易に行なうことができる。
あるいはパーツフィーダ内でのワークの整列動作不調等
の点検作業を、透明板を開閉したり、透明板を透かして
容易に行なうことができる。
【図１】本発明の平面図である。
【図２】同じく正面図である。
【図３】エンジンバルブの生産工程を略示する正面図で
ある。
ある。
(１)丸棒状素材 (２)中間体 (３)エンジンバルブ (４)パーツフィーダ (５)受け皿 (６)整列通路 (７)出口 (８)側部枠体 (９)遮音パネル (10)上部枠体 (11)支持フランジ (12)第１透明板 (13)第２透明板 (14)蝶番 (15)把手 (16)取付板 (17)エアシリンダ (17a)ピストンロッド (18)床 (19)足踏スイッチ (20)電気コード
Claims (1)
- 【請求項１】 振動式パーツフィーダの側面周囲を遮音
パネルにより覆うとともに、上面開口部を、複数の開閉
可能な透明板により覆ったことを特徴とする振動式パー
ツフィーダの遮音装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16610296A JPH107233A (ja) | 1996-06-26 | 1996-06-26 | 振動式パーツフィーダの遮音装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16610296A JPH107233A (ja) | 1996-06-26 | 1996-06-26 | 振動式パーツフィーダの遮音装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH107233A true JPH107233A (ja) | 1998-01-13 |
Family
ID=15825060
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP16610296A Pending JPH107233A (ja) | 1996-06-26 | 1996-06-26 | 振動式パーツフィーダの遮音装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH107233A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US4845817A (en) * | 1988-06-29 | 1989-07-11 | J. P. Industries, Inc. | Method of forming a half-round bearing |
| US4872248A (en) * | 1982-08-18 | 1989-10-10 | Glyco-Metall-Werke, Daelen & Loos Gmbh | Method of making a plain bearing shell |
| US7419688B2 (en) * | 2005-03-31 | 2008-09-02 | Engelhard Lyon | Use of plant extracts for tinting the skin as a function of its phototype |
-
1996
- 1996-06-26 JP JP16610296A patent/JPH107233A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US4872248A (en) * | 1982-08-18 | 1989-10-10 | Glyco-Metall-Werke, Daelen & Loos Gmbh | Method of making a plain bearing shell |
| US4845817A (en) * | 1988-06-29 | 1989-07-11 | J. P. Industries, Inc. | Method of forming a half-round bearing |
| US7419688B2 (en) * | 2005-03-31 | 2008-09-02 | Engelhard Lyon | Use of plant extracts for tinting the skin as a function of its phototype |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| CA2286431A1 (en) | Sealing mechanism and method for screening machines | |
| JPH107233A (ja) | 振動式パーツフィーダの遮音装置 | |
| KR20000058075A (ko) | 열절단가공기에 있어서의 집진덕트장치 및 공작물의열절단가공방법 | |
| JPH10193160A (ja) | スパッタ飛散防止装置 | |
| CN208067739U (zh) | 一种指甲剪用的自动组装机 | |
| CN202447471U (zh) | 凸轮式平行四边形预包边机构 | |
| CN110682011B (zh) | 一种用于管状件的具有防护功能的激光切割设备 | |
| JPS6338938Y2 (ja) | ||
| JP2007240379A (ja) | 試料の処理装置 | |
| ATE232440T1 (de) | Apparat zum maschinellen bearbeiten von vertikalen tafeln | |
| US5735186A (en) | Punching-nibbling press | |
| CN205362489U (zh) | 带有滚丝功能的钢丝调直机 | |
| KR100999602B1 (ko) | 레이저 용접을 위한 클랭핑 장치 | |
| KR20130005456U (ko) | 자동차 스포일러의 진동 용착 장치 | |
| JPH1134009A (ja) | 防塵構造を備えたｎｃルータ | |
| WO2004002648A3 (en) | Portable hemming apparatus and method | |
| EP1169153B1 (en) | Device for decoring casting pieces | |
| JPH10216851A (ja) | ミクロジョイント分離装置 | |
| DE59707750D1 (de) | Vorrichtung zum direkten beobachten des beschickungsvorgangs im innern eines schachtofens | |
| JP2631088B2 (ja) | 遠心脱水乾燥装置 | |
| CN211439157U (zh) | 一种滑台输送的发动机缸体加工装置 | |
| JP2000024852A (ja) | パンチ・レーザ複合機 | |
| KR19980066117U (ko) | 공작기계의 도어 분해 및 조립을 위한 분리형 써포트 커버 | |
| JPH0433800A (ja) | プレス加工機の打抜き音低減装置 | |
| JP2000263300A (ja) | 溶接組立ラインにおけるヘミングプレス装置 |