JPH1071111A - 回転清掃体および電気掃除機の吸込口体 - Google Patents

回転清掃体および電気掃除機の吸込口体

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JPH1071111A
JPH1071111A JP22900496A JP22900496A JPH1071111A JP H1071111 A JPH1071111 A JP H1071111A JP 22900496 A JP22900496 A JP 22900496A JP 22900496 A JP22900496 A JP 22900496A JP H1071111 A JPH1071111 A JP H1071111A
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JP
Japan
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cloth
rotary cleaning
cleaning body
floor polishing
main body
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JP22900496A
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Junji Naito
順司 内藤
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 布製の床磨部材の解れを防止した回転清掃体
を提供する。 【解決手段】 電気掃除機本体に連通接続する接続管を
有した吸込口本体内に区画形成した吸込口を下面に開口
する吸込室内に回転清掃体21を電動機にて回転可能に軸
支する。回転清掃体21は、周面に軸方向に螺旋状で内部
が幅広となる断面形状が略いかり状の溝部22を複数設け
た略細長柱状の軸部材23を有する。溝部22に可撓性を有
し両面に起毛25を有した布ブレード部26と、可撓性を有
する例えば軟質塩化ビニル製のダブルブレード部27を取
り付ける。一面に起毛25を有した起毛布29の略中央で内
側を密着して折り返し、合わさる両側縁部分に溝部22に
係合する台座部30を設けて布ブレード部26を形成する。
布ブレード部26の先端部は、折り返しにより起毛布29の
切断縁が位置せず、解れを防止でき、床磨き作用を長期
間維持できる。腰の強い弾性が得られ、塵埃掻出作用お
よび床磨き性を向上できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、布製の床磨部材を
備えた回転清掃体およびこの回転清掃体を備えた電気掃
除機の吸込口体に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば図10に示すように、細長
柱状の軸部材71の外周面に、掻出部材であるゴムなど軟
質部材にて略帯状に形成したブレード部72と、床磨部材
である起毛73を有する布帛74にて略帯状に形成された布
製の布ブレード部75とを、軸部材71の軸方向に螺旋壁状
に一対ずつ突設した回転清掃体77を備えた電気掃除機の
吸込口体が知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記図
10に示す従来の回転清掃体77の布ブレード部75は、シ
ート状の起毛73を有する布帛74を略帯状に切断して形成
されるため、先端部に位置する切断した縁部分が被掃除
面との接触により起毛73などが解れ易く、床磨の効果が
低減し易いとともに、解れた糸ごみなどにて被掃除面を
汚してしまう問題がある。
【0004】本発明は、上記問題点に鑑みなされたもの
で、布製の床磨部材の解れを防止した回転清掃体および
この回転清掃体を備えた電気掃除機の吸込口体を提供す
ることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の回転清掃
体は、細長柱状の軸部材と、この軸部材の外周面に略径
方向に沿って壁状に突設され先端部で折り返された布製
の床磨部材とを具備したもので、軸部材の外周面に略径
方向に沿って壁状に突設した布製の床磨部材の先端部を
折り返したため、被掃除面に接触する縁が折り返された
部分となり、解れが防止される。
【0006】請求項2記載の回転清掃体は、請求項1記
載の回転清掃体において、床磨部材は、先端部に先端部
分のみ折り返された折返部を設けたもので、床磨部材の
先端部に先端部分のみ折り返された折返部を設けたた
め、床磨部材の先端部が重くなり、例えば板の間では床
磨部材による本来の床磨き作用が得られるとともに、軸
部材の回転に伴って回転する床磨部材の先端部が回転に
よる折返部の慣性にて被掃除面に叩き付けられるので、
例えば特に絨毯では塵埃の掻き出し作用が得られる。
【0007】請求項3記載の回転清掃体は、請求項1ま
たは2記載の回転清掃体において、床磨部材は、折り返
された先端部の内面側が密着されたもので、床磨部材の
先端部を内面側を密着させて折り返したため、弾性力が
向上し、塵埃の掻き出し作用および床磨き性が向上す
る。
【0008】請求項4記載の回転清掃体は、請求項1ま
たは2記載の回転清掃体において、床磨部材は、折り返
された先端部の内面側に空間部を有したもので、床磨部
材の先端部を内面側に空間部を有して折り返したため、
床磨部材の先端部が被掃除面に当接した際に空間部が潰
れるように変形して軸部材からの突出寸法が増大して被
掃除面との接触面積が増大し、塵埃の掻き出し作用およ
び床磨き性が向上する。
【0009】請求項5記載の電気掃除機の吸込口体は、
下面に吸込口を開口する本体ケースと、この本体ケース
に前記吸込口に臨んで回転自在に軸支された請求項1な
いし4いずれか一記載の回転清掃体と、前記本体ケース
に設けられ前記回転清掃体を回転させる駆動手段とを具
備したもので、下面に吸込口を開口する本体ケースに吸
込口に臨んで駆動手段にて回転され解れが防止された請
求項1ないし4いずれか一記載の回転清掃体を回転自在
に軸支したため、床磨部材による床磨き作用が長期間得
られる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の回転清掃体を備え
た電気掃除機の吸込口体の実施の一形態を図面を参照し
て説明する。
【0011】図3において、1は進行方向に対して横長
の吸込口本体で、この吸込口本体1は、下部本体ケース
2と、この下部本体ケース2の上部に結合固定される上
部本体ケース3とが、下部本体ケース2および上部本体
ケース3の前面を含む周面に沿ってバンパ4を挟持して
接合された矩形状の本体ケース5を有している。
【0012】また、下部本体ケース2の上面および上部
本体ケース3の下面には、略垂直にリブ部7,7がそれ
ぞれ形成されている。そして、これらリブ部7,7にて
走行方向側である前側に略左右方向に横長の吸込室8が
区画形成されるとともに、後側略中央に吸込室8に連通
する風路室9と、この風路室9の一端側に位置する電動
機室10と、この風路室9の他端側に位置する制御室11と
が区画形成されている。また、被掃除面である床面と対
向する吸込口本体1の下面には、吸込室8の下面に位置
して吸込口12が開口形成されている。
【0013】さらに、吸込口本体1の後部中央には、連
通管14が回動軸15により上下方向の所定角度に回動自在
に取り付けられている。そして、この連通管14は、前端
部が風路室9の内部に回動自在に嵌合されて吸込室8の
略中央部に対向し、この吸込室8に風路室9を介して連
通する。一方、連通管14の後端部が吸込口本体1から後
側外方へ突出し、この後端部には、屈曲した接続管16の
前端部が回動自在に嵌合されている。この接続管16は、
図示しない延長管を介してホースに着脱自在に接続さ
れ、さらに図示しない電気掃除機本体に接続される。そ
して、吸込室8は、風路室9、連通管14、接続管16、図
示しない延長管およびホースを介して電気掃除機本体の
集塵室に連通される。
【0014】また、吸込口本体1の前後部両側には、下
部本体ケース2の下面より突出して、補助輪18,18がそ
れぞれ回転自在に支持され、吸込口本体1は、これら補
助輪18,18によって床面上を走行可能となっている。
【0015】一方、吸込室8には、回転清掃体21が設け
られている。そして、回転清掃体21は、図1および図2
に示すように、例えばアルミニウム合金などにて周面に
軸方向に螺旋状の溝部22を複数設けた略細長柱状にイン
サート成形などにて形成された軸部材23を有している。
そして、溝部22は、内部が幅広となる断面形状が略いか
り状の凹溝状に形成されて、軸部材23の径方向に位置し
て設けられている。また、軸部材23の溝部22には、可撓
性を有し両面に起毛25を有した例えば布帛製の床磨部材
としての布ブレード部26と、可撓性を有する例えば軟質
塩化ビニル製の断面略Y字状の掻出部材としてのダブル
ブレード部27とが、一対ずつ交互に径方向に位置して取
り付けられ、軸部材23の外周面に略径方向に壁状で軸方
向に螺旋状に突設されている。
【0016】なお、布ブレード部26は、例えばポリエス
テル製で一面に起毛25を有した細長板状の起毛布29が長
手方向の略中央で起毛25が設けられていない側の面を内
側に密着させて折り返され、この折り返されて重なる切
断縁部分である両側縁部分に軸部材23の溝部22の断面形
状と略同形状で溝部22に係合可能な例えば軟質塩化ビニ
ル製の台座部30を一体的に肉厚に形成して構成されてい
る。なお、布ブレード部26の先端部分の折り返し形成
は、縫合、接着剤による接着などいずれの方法でもでき
る。
【0017】また、ダブルブレード部27は、例えば軟質
塩化ビニル製の細長板状で長手方向の一側両面に長手方
向に沿って突出する掻出部32を断面凹凸状に設けた板部
33を一対有し、これら板部33の他側縁が接合されて断面
略V字状に形成され、この接合部分に溝部22の断面形状
と略同形状で溝部22に係合可能な軟質塩化ビニル製の台
座部30を肉厚に形成して断面Y字状に形成されて構成さ
れている。
【0018】そして、布ブレード部26の軸部材23から突
出する長さ寸法は、ダブルブレード部27の軸部材23から
突出する長さ寸法より長く設定されている。さらに、布
ブレード部26の先端部のみが吸込口本体1の前後の補助
輪18,18の下端縁にて形成される平面より下方に突出
し、被掃除面が板の間の場合に布ブレード部26の折り返
された先端部のみが接触して床磨きであるフローリング
効果が得られ、ダブルブレード部27の先端部は板の間に
は接触せず、絨毯などの凹凸を有した被掃除面に接触し
て塵埃の掻き出し効果が得られる。
【0019】また、軸部材23の軸方向の一端側にはプー
リ37が一体的に設けられている。さらに、軸部材23の両
端には本体ケース5に設けられた軸支部38に係合される
軸受39がそれぞれ設けられている。そして、軸受39が軸
支部38に係合されて回転清掃体21が本体ケース5に回転
自在に軸支されている。
【0020】さらに、吸込口本体1の前面下部に床面に
向けて突出し、吸込室8の気密性を向上させ、かつ、壁
際の塵埃の集塵性を向上させる、壁状に下方に突出する
シールリップ41が設けられている。
【0021】一方、電動機室10には、回転清掃体21を回
転させる駆動手段としての電動機43が配設されている。
そして、動力伝達用の無端状のベルト44が、電動機43の
図示しない出力軸に固定されたプーリ43a および回転清
掃体21の一端部に一体形成されたプーリ37に掛け渡され
ている。
【0022】また、制御室11には、床面を検知する図示
しない床面検知手段が配設されているとともに、この床
面検知手段による床面の検知により、電動機43を駆動さ
せる制御を行う回路が搭載された回路基板45a にて構成
された制御手段45が配設されている。
【0023】次に、上記実施の一形態の動作について説
明する。
【0024】掃除を行う際、図示しない電気掃除機本体
にホースおよび延長管を介して吸込口本体1を接続す
る。次に、ホースの延長管側の端部を把持しながら押動
して、吸込口本体1を床面上で前後に走行させる。
【0025】まず、図示しない床面検知手段が、吸込口
本体1を床面上に載置することにより床面を検知する。
そして、この検知により、制御手段45が電動機43を所定
の方向に回転させて、ベルト44を介してプーリ37ととも
に回転清掃体21を所定方向、例えば走行方向に対して逆
回転させる。
【0026】そして、床面が板の間の場合には、布ブレ
ード部26のみが板の間を拭き取るように接触して床磨き
を行うとともに、塵埃を掃き取る。また、床面が畳や絨
毯などの凹凸のある場合には、ダブルブレード部27が床
面を叩いて引っ掻くように塵埃を浮き出させるととも
に、塵埃を掻き取る。
【0027】このようにして、床面から吸込口12を介し
て吸込室8に吸い込まれた塵埃は、風路室9、連通管1
4、接続管16、延長管およびホースを介して電気掃除機
本体の集塵室に集塵される。
【0028】ところで、布ブレード部26の先端部は、折
り返しにより起毛布29の切断縁が位置しないため、床面
との接触により切断縁部分から起毛25や起毛布29が解れ
ることを防止でき、床磨き作用を長期間維持できる。
【0029】また、布ブレード部26は、起毛布29の起毛
25が設けられていない側を内面側に密着して折り返され
ているため、従来の布ブレード部に比していわゆる腰が
強い状態の弾性力が向上し、床面からの塵埃の掻き出し
作用を向上できるとともに床磨き性を向上でき、掃除性
を向上できる。
【0030】さらに、両面に起毛25を有する構成となる
ため、布ブレード部26に表裏面がなく、この布ブレード
部21を軸部材23に取り付ける際の方向性を問わず、組立
製造性を向上できる。
【0031】なお、上記実施の形態において、ダブルブ
レード部27を設けて説明したが、例えば図5に示すよう
に、台座部30に板部33が一枚設けたのみのブレード部を
用いてもよい。さらに、ブレード部やダブルブレード部
27を用いず、布ブレード部26のみ設けたものでもよい。
【0032】また、上記実施の形態において、布ブレー
ド部26を起毛布29の長手方向の略中央で折り返し形成し
て説明したが、例えば図4に示すように、先端部のみを
折り返してこの折り返した先端部分を折返部51として布
ブレード部52を形成して回転清掃体53を構成してもでき
る。なお、この布ブレード部52は、回転清掃体53の回転
方向に起毛25が全面的に位置するように軸部材23に取り
付ける。
【0033】この図4に示す構成によれば、布ブレード
部52の折り返された先端部分が折返部51により重量が重
くなり、回転清掃体53の回転による慣性力である回転モ
ーメントにより、布ブレード部52が外方に向けて張られ
るような力が作用する。このため、床面が畳や絨毯など
の凹凸のある場合には、布ブレード部52の先端部はダブ
ルブレード部27と同様に、床面を叩いて引っ掻くように
塵埃を浮き出させるとともに、塵埃を掻き取る作用が得
られ、掃除性を向上できる。
【0034】さらに、使用する起毛布の量を少なくで
き、コストを低減できるとともに、重量が低減して軽量
化が図れる。そしてさらには、回転清掃体53の重量軽減
により、回転負荷を低減でき、電動機43などの駆動手段
および駆動を伝達させる伝達手段の負荷低減による構造
の簡略化や寿命の延長が図れる。
【0035】次に、本発明の回転清掃体の他の実施の形
態を図5ないし図7を参照して説明する。
【0036】この図5ないし図7に示す実施の形態は、
図1ないし図3に示す実施の形態において、ダブルブレ
ード部27を用いず先端部の折り返し部分を密着させずに
空間部55を設けた床磨部材としての布ブレード部56のみ
にて回転清掃体57を構成したものである。そして、この
布ブレード部56は、図1ないし図3に示す実施の形態と
同様に、起毛25が設けられていない側を内面側として折
り返し、先端部分の折り返し部分のみを密着させずに中
空状の空間部55を形成している。
【0037】そして、布ブレード部56は、可撓性の起毛
布29にて形成されているので、図6に示すように、掃除
の際に床面58に当接することにより、空間部55が潰れる
ように変形する。この変形により、図7に示すように、
布ブレード部56は軸部材23からの突出寸法L2が変形する
前の突出寸法L1に比して長くなる。したがって、この図
5ないし図7に示す構成によれば、図1ないし図3に示
す実施の形態と同様の布ブレード部56の解れを防止でき
るとともに、掃除の際に空間部55が潰れる変形により布
ブレード部56の突出寸法が長くなり、床面58との接触面
積が増大して、床面58からの塵埃の掻き出しおよび掃き
取り作用を向上できるとともに床磨き性を向上でき、掃
除性を向上できる。
【0038】また、空間部55が床面58との接触の際に変
形することにより、空間部55が緩衝となって床面58との
接触衝撃を軽減でき、騒音を低減できる。
【0039】なお、この図5ないし図7に示す実施の形
態において、空間部55は先端部のみに限らず、例えば図
8に示すように、布ブレード部61の突出方向の略全域に
空間部62を設けてもできる。この図8に示す回転清掃体
63の布ブレード部61は、起毛布29の起毛25が設けられて
いない側を内面側として所定間隙を介して折り返し、折
り返した両側縁部分を例えば軟質塩化ビニルにて間隙を
維持したまま台座部64を形成する。この台座部64の形成
により、折り返した両側縁部分間に介在し間隙を保持す
る介在部65が形成される。なお、あらかじめ介在部65を
設けた台座部64を形成した後に介在部65の両側に、起毛
布29の両側縁部分をそれぞれ接着剤などにて取り付ける
などしてもよい。
【0040】また、図5ないし図7に示す実施の形態に
おいて、図4に示す実施の形態と同様に、図9に示すよ
うに、先端部分のみを密着させずに内面側に空間部55を
設けて折り返して中空状の折返部67を先端部に設けた構
成としてもできる。この図9に示す回転清掃体68の布ブ
レード部69の構成によれば、解れを防止でき、空間部55
による床面との接触面積の増大による掃除性の向上が得
られるとともに、図4に示す実施の形態と同様に、使用
する起毛布29の低減によるコストの低減および重量の低
減が得られ、回転清掃体68の重量軽減による構造の簡略
化や寿命の延長が図れる。
【0041】なお、上記各実施の形態において、回転清
掃体21,53,57,63,68を伝達手段としてベルト44を介
して電動機43の回転駆動により回転させて説明したが、
ギアなどを噛み合わせて駆動させてもできる。
【0042】また、キャニスタ型の電気掃除機に限ら
ず、吸込口本体1が電気掃除機本体の下面に直接形成さ
れたアップライト型、その他、電気掃除機本体と吸込口
本体1とが一体化された自走式の電気掃除機などにも適
用することができる。
【0043】
【発明の効果】請求項1記載の回転清掃体によれば、軸
部材の外周面に略径方向に沿って壁状に突設した布製の
床磨部材の先端部を折り返したため、被掃除面に接触す
る縁が折り返された部分となり、床磨部材の解れを防止
できる。
【0044】請求項2記載の回転清掃体によれば、請求
項1記載の回転清掃体の効果に加え、床磨部材の先端部
に先端部分のみ折り返された折返部を設けたため、床磨
部材の先端部が重くなり、例えば板の間では床磨部材に
よる本来の床磨き作用が得られるとともに、軸部材の回
転に伴って回転する床磨部材の先端部が回転による折返
部の慣性にて被掃除面に叩き付けられるので、例えば特
に絨毯では塵埃の掻き出し作用が得られ、掃除性を向上
できる。
【0045】請求項3記載の回転清掃体によれば、請求
項1または2記載の回転清掃体の効果に加え、床磨部材
の先端部を内面側を密着させて折り返したため、腰の強
い弾性力が得られ、塵埃の掻き出し作用および床磨き性
を向上でき、掃除性を向上できる。
【0046】請求項4記載の回転清掃体によれば、請求
項1または2記載の回転清掃体の効果に加え、床磨部材
の先端部を内面側に空間部を有して折り返したため、床
磨部材の先端部が被掃除面に当接した際に空間部が潰れ
るように変形して軸部材からの突出寸法が増大して被掃
除面との接触面積が増大し、塵埃の掻き出し作用および
床磨き性を向上でき、掃除性を向上できる。
【0047】請求項5記載の電気掃除機の吸込口体によ
れば、下面に吸込口を開口する本体ケースに吸込口に臨
んで駆動手段にて回転され床磨部材の解れが防止された
請求項1ないし4いずれか一記載の回転清掃体を回転自
在に軸支したため、床磨部材による床磨き作用を長期間
維持できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の回転清掃体の実施の一形態を示す断面
図である。
【図2】同上斜視図である。
【図3】同上回転清掃体を収容する吸込口本体を示す一
部を切り欠いた平面図である。
【図4】本発明の他の実施の形態の回転清掃体を示す断
面図である。
【図5】本発明のさらに他の実施の形態の回転清掃体を
示す断面図である。
【図6】同上掃除の際の布ブレード部の変形状態を説明
する説明図である。
【図7】同上布ブレード部の変形による寸法変化の状況
を説明する説明図である。
【図8】本発明のさらに他の実施の形態の回転清掃体を
示す断面図である。
【図9】本発明のさらに他の実施の形態の回転清掃体を
示す断面図である。
【図10】従来例の回転清掃体を示す断面図である。
【符号の説明】
1 吸込口本体 5 本体ケース 12 吸込口 21,53,57,63,68 回転清掃体 23 軸部材 26,52,56,61,69 床磨部材としての布ブレード部 43 駆動手段としての電動機 51,67 折返部 55,62 空間部

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 細長柱状の軸部材と、 この軸部材の外周面に略径方向に沿って壁状に突設され
    先端部で折り返された布製の床磨部材とを具備したこと
    を特徴とする回転清掃体。
  2. 【請求項2】 床磨部材は、先端部に先端部分のみ折り
    返された折返部を設けたことを特徴とする請求項1記載
    の回転清掃体。
  3. 【請求項3】 床磨部材は、折り返された先端部の内面
    側が密着されたことを特徴とする請求項1または2記載
    の回転清掃体。
  4. 【請求項4】 床磨部材は、折り返された先端部の内面
    側に空間部を有したことを特徴とする請求項1または2
    記載の回転清掃体。
  5. 【請求項5】 下面に吸込口を開口する本体ケースと、 この本体ケースに前記吸込口に臨んで回転自在に軸支さ
    れた請求項1ないし4いずれか一記載の回転清掃体と、 前記本体ケースに設けられ前記回転清掃体を回転させる
    駆動手段とを具備したことを特徴とする電気掃除機の吸
    込口体。
JP22900496A 1996-08-29 1996-08-29 回転清掃体および電気掃除機の吸込口体 Pending JPH1071111A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018031853A (ja) * 2016-08-23 2018-03-01 富士ゼロックス株式会社 清掃体、清掃装置、帯電装置、組立体及び画像形成装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018031853A (ja) * 2016-08-23 2018-03-01 富士ゼロックス株式会社 清掃体、清掃装置、帯電装置、組立体及び画像形成装置

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