JPH107078A - 波乗りボード - Google Patents

波乗りボード

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JPH107078A
JPH107078A JP8179949A JP17994996A JPH107078A JP H107078 A JPH107078 A JP H107078A JP 8179949 A JP8179949 A JP 8179949A JP 17994996 A JP17994996 A JP 17994996A JP H107078 A JPH107078 A JP H107078A
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JP
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air
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surfing board
air pressure
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JP8179949A
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Norio Suzuki
教生 鈴木
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来の波乗りボードとは全く異なる方法で使
用される新規な波乗りボードを提供する。 【解決手段】 それぞれ可撓性材料により形成した中空
体に空気を出し入れ自在に充填してなる本体前部と本体
中央部と本体後部若しくは本体前部と本体中央部と本体
後部とを上下方向に折り曲げ自在に連結し、又はそれぞ
れ可撓性材料により形成した中空体に空気を出し入れ自
在に充填してなる本体前部と本体中央部と本体後部とを
連結し、本体中央部内の空気圧を本体前部内の空気圧及
び本体後部内の空気圧よりも低くなし、更に本体後部上
には操作杆を該操作杆と該本体後部上面との間に足首を
挿入するに適した間隔を置いた状態で取り付ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、海水浴場、海の波
打ち際、人工的に波を生じさせるようにしたプール等、
波の生ずる水面で使用する波乗りボードに関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】波乗りボードとしては、下面にフィンを
突設したサーフボード、サーフボードよりも短く且つフ
ィンを備えていないボディーボード、可撓性合成樹脂に
より形成した中空体の内部に空気を充填してなる板状ボ
ードが既に使用されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】サーフボードは使用者
が該サーフボード上に立ち、巧みにバランスを取りなが
ら波のうねりに乗って水面上を走行するようにしたもの
であるが、サーフボード自体は推進手段を備えていな
い。ボディーボードは使用者が該ボディーボード上に上
半身のみを腹這い状態で乗せ、しばしば両足に足ひれを
付けて推進するようにしたものであるが、ボディーボー
ド自体は推進手段を備えていない。また、上記板状ボー
ドは単に使用者が該板状ボード上に腹這い状態等で乗っ
て水面上に浮ぶようにしたに過ぎないものであって、特
に波に乗って走行することを目的としたものではなく、
板状ボード自体は推進手段を備えていない。本発明は、
上記従来の波乗りボードとは全く異なる方法で使用され
る新規な波乗りボードを提供しようとしてなされたもの
である。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は下記の波乗りボードを提供する。
【0005】(1)それぞれ可撓性材料により形成した
中空体に空気を出し入れ自在に充填してなる本体前部と
本体後部とを上下方向に折り曲げ自在に連結し、本体後
部上には操作杆を該操作杆と該本体後部上面との間に足
首を挿入するに適した間隔を置いた状態で取り付けたこ
とを特徴とする波乗りボード(請求項1)。
【0006】(2)それぞれ可撓性材料により形成した
中空体に空気を出し入れ自在に充填してなる本体前部と
本体中央部と本体後部とを上下方向に折り曲げ自在に連
結し、本体後部上には操作杆を該操作杆と該本体後部上
面との間に足首を挿入するに適した間隔を置いた状態で
取り付けたことを特徴とする波乗りボード(請求項
2)。
【0007】(3)それぞれ可撓性材料により形成した
中空体に空気を出し入れ自在に充填してなる本体前部と
本体中央部と本体後部とを連結し、本体中央部内の空気
圧を本体前部内の空気圧及び本体後部内の空気圧よりも
低くなし、本体後部上には操作杆を該操作杆と該本体後
部上面との間に足首を挿入するに適した間隔を置いた状
態で取り付けたことを特徴とする波乗りボード(請求項
3)。
【0008】(4)前記本体前部上面の左右両縁部には
取っ手を取り付けることが望ましい(請求項4)。
【0009】
【作用】
[請求項1の波乗りボード]請求項1の波乗りボードを
使用する際には、使用者は波乗りボード上に腹這い状態
で乗り、足首を操作杆と本体後部上面との間に挿入し、
波が砕ける位置よりも若干岸寄りの位置にて波乗りボー
ドの本体前部を波の進行方向(岸方向)に向けた状態で
波を待つ。使用者の直後で波が砕けたときに、膝を本体
前部上に乗せた状態で足を上方に回動させることにより
本体後部を上方に回動させ、該本体後部の下面に砕けた
波を当て、該本体後部を下方に蹴ることにより波乗りボ
ードを前進させるのである。以後、足首を操作杆と本体
後部上面との間に挿入した状態で足を上下方向に回動さ
せることにより本体後部を上下方向に回動させて波乗り
ボードを前進させる。即ち、上方に回動させた本体後部
の下面に波の力を受けると共に本体後部の下面により波
を蹴ることにより波乗りボードを前進させるのである。
図4参照。請求項1の波乗りボードは、本体各部の空気
を吐き出させたときには、極めてコンパクトに折り畳む
ことができる。
【0010】[請求項2の波乗りボード]請求項2の波
乗りボードは、本体前部と本体後部との間に本体中央部
を介在させている。請求項2の波乗りボードにおいて
は、使用者は本体中央部上に膝を乗せて足を上下方向に
回動させることにより本体後部を上下方向に回動させ
る。このように本体後部を上下方向に回動させるときに
は、本体中央部も若干上下方向に回動するため、使用者
は本体後部をより容易且つ円滑に上下方向の回動させる
ことができる。本体中央部上における膝を乗せる位置は
使用者の身長、波乗りボードの使用法等により各使用者
が任意に選択することができる。その他の点については
請求項2の波乗りボードは請求項1の波乗りボードと同
様の作用をなす。図1、図2参照。
【0011】[請求項3の波乗りボード]請求項3の波
乗りボードにおいては、使用者は本体中央部上に膝を乗
せて足を上下方向に回動させることにより本体後部を上
下方向に回動させる。このとき、本体中央部内の空気圧
を本体前部内の空気圧及び本体後部内の空気圧よりも低
くしているため、本体中央部自体が本体後部の動きに対
応して屈曲する。請求項3の波乗りボードにおいては、
本体中央部自体がこのように屈曲するため、本体前部と
本体中央部との間及び本体中央部と本体後部との間を上
下方向に折り曲げ自在となす必要はない。本体中央部上
における膝を乗せる位置は使用者の身長、波乗りボード
の使用法等により各使用者が任意に選択することができ
る。その他の点については請求項3の波乗りボードは請
求項1の波乗りボードと同様の作用をなす。図3参照。
【0012】[請求項4の波乗りボード]請求項4の波
乗りボードは本体前部上面の左右両縁部に取っ手を取り
付けている。使用者は波乗りボード上に腹這い状態で乗
る際に、左右の手でそれぞれ取っ手を把持する。
【0013】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態を添付
図面に従って説明する。本発明の波乗りボードの本体1
は下記の如く構成される。 (1)それぞれ可撓性材料により形成した中空体に空気
を出し入れ自在に充填してなる本体前部1aと本体後部
1bとを上下方向に折り曲げ自在に連結する。(図4) (2)それぞれ可撓性材料により形成した中空体に空気
を出し入れ自在に充填してなる本体前部1aと本体中央
部1cと本体後部1bとを上下方向に折り曲げ自在に連
結する。(図1、図2) (3)それぞれ可撓性材料により形成した中空体に空気
を出し入れ自在に充填してなる本体前部と本体中央部と
本体後部とを連結し、本体中央部内の空気圧を本体前部
内の空気圧及び本体後部内の空気圧よりも低くなす。
(図3参照)
【0014】図1、図2、図4に示す事例においては、
本体前部1aと本体後部1b又は本体前部1aと本体中
央部1cと本体後部1bとを上下方向に折り曲げ自在に
連結するに当り、これら本体各部をその端部上縁にて相
互に連結しているが、本体各部の形状によっては本体各
部をその端部上縁以外の部分にて相互に連結しても差し
支えない。
【0015】図3に示す事例においては、本体前部1a
と本体中央部1cと本体後部1bとの空気圧を一例とし
て2:1:2とすることが望ましい。
【0016】中空体を形成する可撓性材料としては、例
えばビニール樹脂等の合成樹脂、ゴム等が使用される。
符合3、5、7に示すものは本体各部の空気注入口であ
る。
【0017】本体後部1b上には操作杆11を該操作杆
11と該本体後部1b上面との間に足首を挿入するに適
した間隔を置いた状態で取り付ける。即ち、一例として
本体後部1b上に操作杆支持部13を突設し、該操作杆
支持部13には該操作杆支持部13を水平方向に貫通す
る合成樹脂製等の心棒15を取り付け、該心棒15にお
ける操作杆支持部13からの突出部にスポンジ等の柔軟
な材料で形成されたカバー17、17を固定する。この
事例においては、心棒15に取り付けられたカバー1
7、17と本体後部1b上面との間が足首を挿入する間
隔19(図5参照)となる。また、本体前部1a上面の
左右両縁部には取っ手21、21を取り付けることが望
ましい。
【0018】
【発明の効果】以上説明したように、本発明による波乗
りボードは、前記従来の波乗りボードとは全く異なる方
法で使用されるものであり、従来の波乗りボードでは得
られない楽しみを味わうことができる。本発明による波
乗りボードは、本体後部下面の広い面積で波の力を受け
ると共に該本体後部で波を蹴るようにしたため、大きな
推進力が得られる。また、本体各部はそれぞれ可撓性材
料により形成した中空体に空気を出し入れ自在に充填し
てなるものであるため、本発明による波乗りボードは何
人も容易且つ安全にこれを使用することができる。更
に、本体各部から空気を抜いたときには、本発明による
波乗りボードはコンパクトに折り畳むことができるの
で、運搬、保管等にも好都合である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による波乗りボードの一例を示す斜視図
である。
【図2】同上波乗りボードの使用状態の一例を示す断面
図である。
【図3】本発明による別の波乗りボードの使用状態の一
例を示す断面図である。
【図4】本発明による更に別の波乗りボードの使用状態
の一例を示す断面図である。
【図5】図1のV−V線における断面図である。
【符号の説明】
1 波乗りボードの本体 1a 本体前部 1b 本体後部 1c 本体中央部 3 空気注入口 5 空気注入口 7 空気注入口 11 操作杆 13 操作杆支持部 15 心棒 17 カバー 19 間隔 21 取っ手

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 それぞれ可撓性材料により形成した中空
    体に空気を出し入れ自在に充填してなる本体前部と本体
    後部とを上下方向に折り曲げ自在に連結し、本体後部上
    には操作杆を該操作杆と該本体後部上面との間に足首を
    挿入するに適した間隔を置いた状態で取り付けたことを
    特徴とする波乗りボード。
  2. 【請求項2】 それぞれ可撓性材料により形成した中空
    体に空気を出し入れ自在に充填してなる本体前部と本体
    中央部と本体後部とを上下方向に折り曲げ自在に連結
    し、本体後部上には操作杆を該操作杆と該本体後部上面
    との間に足首を挿入するに適した間隔を置いた状態で取
    り付けたことを特徴とする波乗りボード。
  3. 【請求項3】 それぞれ可撓性材料により形成した中空
    体に空気を出し入れ自在に充填してなる本体前部と本体
    中央部と本体後部とを連結し、本体中央部内の空気圧を
    本体前部内の空気圧及び本体後部内の空気圧よりも低く
    なし、本体後部上には操作杆を該操作杆と該本体後部上
    面との間に足首を挿入するに適した間隔を置いた状態で
    取り付けたことを特徴とする波乗りボード。
  4. 【請求項4】 前記本体前部上面の左右両縁部には取っ
    手を取り付けたことを特徴とする請求項1、2又は3の
    波乗りボード。
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