JPH1070758A - 移動通信交換局間のハンドオフ試験方法 - Google Patents

移動通信交換局間のハンドオフ試験方法

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JPH1070758A
JPH1070758A JP9167737A JP16773797A JPH1070758A JP H1070758 A JPH1070758 A JP H1070758A JP 9167737 A JP9167737 A JP 9167737A JP 16773797 A JP16773797 A JP 16773797A JP H1070758 A JPH1070758 A JP H1070758A
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  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)
  • Monitoring And Testing Of Exchanges (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ハンドオフ機能開発のための試験における多
大な人力、装備および時間の所要を減少させて、効果的
なハンドオフ試験が行なわれることができるようにした
移動通信交換局間のハンドオフ試験方法を提供する。 【解決手段】 交換局内に具備されたハンドオフ発生お
よび制御装置から試験用ハードハンドオフ発生信号を出
力し(S10)、該試験用ハードハンドオフ発生信号が
フォワードハードハンドオフ信号か、バックワードハー
ドハンドオフ信号かを判断し(S20)、さらにサービ
ング交換局およびターゲット交換局のいずれでハンドオ
フを行うかを判断し(S30、S40)、上記判定結果
に基づいてハンドオフ処理を実行する(S50、S6
0、S70、S80)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はコード分割多重接続
(Code Devision Multiple Access;以下‘CDMA’と称す
る)方式を利用した移動通信システムにおいて、交換局
内にハンドオフ(hand off )を発生し、これを制御す
るハンドオフ発生および制御装置を具備し、この具備さ
れたハンドオフ発生および制御装置から出力されるハン
ドオフ信号と制御信号を利用してフォワードハードハン
ドオフ( forward hard hand off)またはバックワード
ハードハンドオフ( backward hard hand off )を処理
することによって交換局間のハードハンドオフ機能を容
易に試験することができるようにした移動通信交換局間
のハンドオフ試験方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般的に、CDMA移動通信システムは、無
線信号を利用して、移動体相互間または移動体と固定体
間の通信を行う通信システムであり、不特定地域を移動
する移動局、この移動局とメッセージを送/受信し、無
線資源を管理する基地局、この基地局を制御し基地局と
メッセージを送/受信する制御局、前記制御局と他局お
よび他網と連動してスイッチング役割を遂行する交換局
とから構成される。
【0003】前記のように構成された移動通信システム
において、最も重要で大きな特徴の一つは、移動局の加
入端末機の移動性を保障することにあり、このような加
入者の移動性を保障するためには位置登録とハンドオフ
技術が何よりも必要である。
【0004】前記位置登録は、移動局が自分の位置して
いる移動網および自分の状態等の各種の特徴を基地局に
告知する処理手続であり、前記ハンドオフ技術は、移動
局が現在サービスの提供を受けている基地局またはセク
タのサービス領域を外れても継続的に通話が維持される
ことができるように移動局と基地局間の通話路を切り換
える技術である。
【0005】前記ハンドオフ方式には、同一の周波数を
使用する隣接基地局間のハンドオフであるソフトハンド
オフと、相違な周波数を使用する基地局および交換局間
のハンドオフであるハードハンドオフとがあるが、従来
では、このようなハンドオフにおいて最も効率的な処理
方法を模索するためにハンドオフ機能を試験していた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前記のような
従来のハードハンドオフ試験方法では、ハードハンドオ
フ機能を試験するために必要な信号である交換局間のハ
ードハンドオフ信号を発生させるために、人間が地域を
移動しなければならないので、ハンドオフ機能の試験の
ために人間が移動局を持って直接移動しなければならな
いという煩雑性が随伴されるばかりではなく、ハードハ
ンドオフ信号発生のための人手や装備がかかり、さらに
長時間のテスト期間が必要となるため、ハンドオフ機能
開発のための試験が非効率的に行なわれる問題点があっ
た。
【0007】本発明は前記のような問題点を解決するた
めのものであり、その目的は交換局間のフォワードハー
ドハンドオフまたはバックワードハードハンドオフの発
生とそれによるハンドオフ処理とを試験する場合、人間
の直接移動による移動局のハンドオフ信号および制御信
号を利用せずに、交換局内にハンドオフ発生および制御
装置を具備して、このハンドオフ発生および制御装置か
ら出力されるハンドオフ信号と制御信号を利用してフォ
ワードハードハンドオフまたはバックワードハードハン
ドオフを処理することによって、ハンドオフ機能開発の
ための試験において多大な人力と装備および時間の所要
を減少させて効果的なハンドオフ試験が行なわれること
ができるようにした移動通信交換局間のハンドオフ試験
方法を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1の移動通信交換
局間のハンドオフ試験方法は、移動局、基地局、制御
局、制御局整合部、移動呼制御部、およびハンドオフ制
御部とから構成される移動通信システムで用いられるも
のであり、上記の課題を解決するために、前記交換局の
ハンドオフ発生および制御装置から出力される試験用ハ
ンドオフ信号がフォワードハードハンドオフ信号か、バ
ックワードハードハンドオフ信号かを判断する第1過程
と、前期第1過程で、試験用ハードハンドオフ信号がフ
ォワードハードハンドオフ信号である場合、サービング
交換局からのフォワードハードハンドオフ試験を遂行す
るか、ターゲット交換局からのフォワードハードハンド
オフ試験を遂行するかを判断する第2過程と、前期第1
過程で、試験用ハードハンドオフ信号がバックワードハ
ードハンドオフ信号である場合、サービング交換局から
のバックワードハードハンドオフ試験を遂行するか、タ
ーゲット交換局からのバックワードハードハンドオフ試
験を遂行するかを判断する第3過程と、前記第2過程
で、サービング交換局からのフォワードハードハンドオ
フ試験を遂行する場合に、サービング交換局からのフォ
ワードハードハンドオフに対する処理を遂行する第4過
程と、前記第2過程で、ターゲット交換局からのフォワ
ードハードハンドオフ試験を遂行する場合に、ターゲッ
ト交換局からのフォワードハードハンドオフに対する処
理を遂行する第5過程と、前期第3過程で、サービング
交換局からのバックワードハードハンドオフ試験を遂行
する場合に、サービング交換局からのバックワードハー
ドハンドオフを遂行する第6過程と、前記第3過程で、
ターゲット交換局からのバックワードハードハンドオフ
試験を遂行する場合に、ターゲット交換局からのバック
ワードハードハンドオフを遂行する第7過程とからなる
ことを特徴としている。
【0009】上記の構成により、本発明の移動通信交換
局間のハンドオフ試験方法は、ハンドオフ機能を試験す
るために移動局が直接移動しないでハンドオフ発生およ
び制御装置から発生される試験用ハンドオフ信号を利用
することにより交換局間のハンドオフ機能を試験するこ
とができるので、ハンドオフ技術開発は勿論CDMA移
動通信システムの全般的な開発における多大な人力と時
間および装備等を減少させて効率的なハンドオフ試験を
実施することができる。
【0010】請求項2の移動通信交換局間のハンドオフ
試験方法は、請求項1の構成に加えて、前記第4過程
は、(1) サービング交換局内のハンドオフ発生およ
び制御装置、および制御局整合部の発信呼設定要求によ
り、移動呼制御部によって発信呼を設定して、前記ハン
ドオフ発生および制御装置が着信加入者の応答メッセー
ジを受信するステップと、(2) 前記ステップ(1)
で受信される応答メッセージから通話中状態であること
が認知された場合、前記ハンドオフ発生および制御装置
から発生されるフォワードハードハンドオフ発生メッセ
ージを受信して、ターゲット交換局にフォワードハード
ハンドオフ要求メッセージを送信するステップと、
(3) 前記ステップ(2)でフォワードハードハンド
オフ要求メッセージを受信したターゲット交換局からフ
ォワードハードハンドオフ要求に対する応答メッセージ
のある場合、ハンドオフ制御部、制御局整合部、および
ハンドオフ発生および制御装置を通じて割当られた無線
資源情報を解除するステップと、(4) 前記ステップ
(3)の遂行後に、前記フォワードハードハンドオフ完
了メッセージを受信したターゲット交換局からフォワー
ドハードハンドオフ完了メッセージを受信する場合、タ
ーゲット交換局の新たに割当られた無線資源を接続して
サービング交換局とターゲット交換局間のフォワードハ
ードハンドオフを遂行するステップとからなることを特
徴としている。
【0011】請求項3の移動通信交換局間のハンドオフ
試験方法は、請求項1の構成に加えて、前記第5過程は
(1) ターゲット交換局内のハンドオフ発生および制
御装置から発生されるフォワードハードハンドオフ要求
メッセージを受信した場合、ハンドオフ制御部および制
御局整合部を通じてハンドオフ発生および制御装置に無
線資源の割当を要求するステップと、(2) 前記ステ
ップ(1)の無線資源の割当要求によってハンドオフ発
生および制御装置が無線資源を割当し、ハンドオフに必
要な準備が完了されたというフォワードハードハンドオ
フ準備完了メッセージを制御局整合部およびハンドオフ
制御部を通じてフォワードハードハンドオフを要求した
サービング交換局に送信するステップと、(3) 前記
ステップ(2)の遂行後、ハンドオフ発生および制御装
置が、フォワードハードハンドオフ準備完了メッセージ
に対するターゲット交換局からのフォワードハードハン
ドオフ完了メッセージを、制御局整合部およびハンドオ
フ制御部を通じて、フォワードハードハンドオフを要求
したサービング交換局に送信して、サービング交換局と
ターゲット交換局間のフォワードハードハンドオフを遂
行するステップとからなることを特徴としている。
【0012】請求項4の移動通信交換局間のハンドオフ
試験方法は、請求項1の構成に加えて、前記第6過程
は、(1) サービング交換局内のハンドオフ発生およ
び制御装置から発生されるバックワードハードハンドオ
フ要求メッセージを受信した場合、ハンドオフ制御部お
よび制御局整合部を通じてハンドオフ発生および制御装
置に無線資源の割当を要求するステップと、(2) 前
記ステップ(1)の無線資源割当要求によってハンドオ
フ発生および制御装置が無線資源を割当し、ハンドオフ
に必要な準備が完了されたというバックワードハードハ
ンドオフ準備完了メッセージを制御局整合部およびハン
ドオフ制御部を通じてバックワードハンドオフを要求し
たターゲット交換局に送信するステップと、(3) 前
記ステップ(2)の遂行後、ハンドオフ発生および制御
装置が、バックワードハードハンドオフ準備完了メッセ
ージに対するサービング交換局からのバックワードハー
ドハンドオフ完了メッセージを、制御局整合部およびハ
ンドオフ制御部を通じてバックワードハンドオフを要求
したターゲット交換局に送信して、ターゲット交換局と
サービング交換局間のバックワードハードハンドオフを
遂行するステップとからなることを特徴としている。
【0013】請求項5の移動通信交換局間のハンドオフ
試験方法は、請求項1の構成に加えて、前記第7過程
は、(1) ターゲット交換局内のハンドオフ発生およ
び制御装置からバックワードハードハンドオフ信号が発
生する場合、ターゲット交換局内の制御局整合部を通じ
てハンドオフ制御部が前記バックワードハードハンドオ
フ発生メッセージを受信するステップと、(2) 前記
ステップ(1)でバックワードハードハンドオフ発生メ
ッセージを受信したハンドオフ制御部が、フォワードハ
ードハンドオフを要求したサービング交換局にバックワ
ードハードハンドオフ要求メッセージを送信するステッ
プと、(3) 前記ステップ(2)でバックワードハー
ドハンドオフ要求メッセージを受信したサービング交換
局から応答メッセージを受信した場合に、制御局整合
部、およびハンドオフ発生および制御装置の無線資源情
報を解除するステップと、(4) 前記ステップ(3)
の遂行後、前記バックワードハードハンドオフ要求メッ
セージを受信したサービング交換局からバックワードハ
ードハンドオフ完了メッセージを受信した場合、ハンド
オフ制御部、制御局整合部、およびハンドオフ発生およ
び制御装置のフォワードハードハンドオフ時に占有した
無線資源情報を解除し、新たに割当られた無線資源を接
続してサービング交換局とターゲット交換局間のバック
ワードハードハンドオフを遂行するステップとからなる
ことを特徴としている。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、添付の図面を参考にして本
発明による移動通信交換局間のハードハンドオフ試験方
法を詳細に説明する。
【0015】図2は、本発明のハンドオフ試験のための
ハンドオフ発生および制御装置が具備された移動通信シ
ステムの全般的な構成図であって、基地局10と、呼処
理部21を備えた制御局20と、交換局30とからなる
移動通信システムにおいて、前記交換局30の移動呼処
理部31内にハンドオフ機能試験のための交換局間のハ
ードハンドオフ信号を発生し、これを制御するハンドオ
フ発生および制御装置32が包含されて構成される。
【0016】前記ハンドオフ発生および制御装置32
は、移動局の移動によるサービング交換局のフォワード
ハードハンドオフ信号を生成し、基地局および制御局に
代わってサービング交換局に前記フォワードハードハン
ドオフ発生信号を送信することによってサービング交換
局からフォワードハードハンドオフに対する処理を遂行
することができるようにする。
【0017】そして、移動局の移動によって発生される
サービング交換局からのフォワードハードハンドオフ要
求信号を生成して、ターゲット交換局に送信することに
よってターゲット交換局からフォワードハードハンドオ
フに対する処理を遂行することができるようにし、移動
局の移動によって発生されるターゲット交換局からのバ
ックワードハードハンドオフ要求信号を生成してサービ
ング交換局に送信することによってサービング交換局か
らバックワードハードハンドオフに対する処理を遂行す
ることができるようにする。
【0018】また、移動局の移動によるターゲット交換
局のバックワードハードハンドオフ信号を生成し、基地
局および制御局に代わってターゲット交換局に前記バッ
クワードハードハンドオフ発生信号を送信することによ
ってターゲット交換局からバックワードハードハンドオ
フに対する処理を遂行することができるようにする。
【0019】図3は、本発明のハンドオフ試験のための
ハンドオフ発生および制御装置32が具備された移動通
信システム交換局30のブロック構成図であって、フォ
ワードハードハンドオフ信号、フォワードハードハンド
オフ要求信号、バックワードハードハンドオフ要求信号
およびバックワードハードハンドオフ信号を生成し、こ
の生成された多数のハードハンドオフ信号およびハード
ハンドオフ要求信号によるハンドオフ処理機能を遂行
し、呼を制御するハンドオフ発生および制御装置32
と、ハンドオフに必要な処理機能を遂行する制御局整合
部33と、前記制御局整合部33と連結されて実際呼の
設定および維持機能を遂行する移動呼制御部34と、前
記制御局整合部33と連結されてハンドオフに必要な動
作および他交換局との連動機能を遂行するハンドオフ制
御部35とからなる。
【0020】前記ハンドオフ発生および制御装置32
は、前記移動呼制御部34にローディングされた制御局
20の役割を担当し、前記制御局整合部33とメッセー
ジを送/受信して動作する。
【0021】前記のように構成された移動通信システム
交換局内のハンドオフ発生および制御装置32から出力
される試験用ハードハンドオフ信号およびハードハンド
オフ要求信号を利用したサービング交換局またはターゲ
ット交換局からのフォワードハードハンドオフとバック
ワードハードハンドオフ処理過程を図3ないし図7を参
考にして説明すると、次のようになる。
【0022】本発明においては、移動局が通話中である
状態でハンドオフが発生した場合、最初に呼を設定した
交換局をサービング(Serving)交換局とし、ハンドオフ
して新たに進入した交換局をターゲット(Target)交換
局とする。
【0023】そして、前記ハンドオフ発生および制御装
置32が、それぞれフォワードハードハンドオフ信号、
フォワードハードハンドオフ要求信号、バックワードハ
ードハンドオフ要求信号およびバックワードハードハン
ドオフ信号を発生しているが、前記フォワードハードハ
ンドオフ信号とは、通話中に移動局が他の交換局領域に
最初に移動する場合に発生するハードハンドオフ信号を
指しており、前記バックワードハードハンドオフ信号と
は、通話中に移動局が他の交換局領域に最初に移動する
場合のフォワードハードハンドオフが発生してから、再
び最初の呼を設定した前に位置した交換局領域に移動す
る場合に発生するハードハンドオフ信号を指す。
【0024】図1は、本発明のハンドオフ発生および制
御装置32による交換局間のハードハンドオフ試験方法
を示したフローチャートであって、交換局30内に具備
されたハンドオフ発生および制御装置32から出力され
る試験用ハンドオフ信号の種類とハンドオフ処理過程に
よりハンドオフ機能が試験される。
【0025】前記ハンドオフ発生および制御装置32か
ら試験用ハードハンドオフ信号が出力されると(S1
0)、その出力された試験用ハードハンドオフ信号がフ
ォワードハードハンドオフ信号であるか、あるいはバッ
クワードハードハンドオフ信号であるかが判断される
(S20)。
【0026】前記S20で、ハンドオフ発生および制御
装置32から出力される試験用ハードハンドオフ信号が
フォワードハードハンドオフ信号であれば、サービング
交換局でのフォワードハードハンドオフ試験を遂行する
か、あるいはターゲット交換局でのフォワードハードハ
ンドオフ試験を遂行するかが判断される(S30)。
【0027】そして、前記S20で、ハンドオフ発生お
よび制御装置32から出力される試験用ハードハンドオ
フ信号がバックワードハードハンドオフ信号である場合
には、同様にサービング交換局でのバックワードハード
ハンドオフ試験を遂行するか、あるいはターゲット交換
局でのバックワードハードハンドオフ試験を遂行するか
が判断される(S40)。
【0028】前記S30で、サービング交換局でのフォ
ワードハードハンドオフ試験が遂行される場合では、S
50においてサービング交換局でのフォワードハードハ
ンドオフに対する処理が遂行され、ターゲット交換局で
のフォワードハードハンドオフ試験が遂行される場合で
は、S60においてターゲット交換局からのフォワード
ハードハンドオフに対する処理が遂行される。
【0029】そして、前記S40で、サービング交換局
でのバックワードハードハンドオフ試験が遂行される場
合では、S70においてサービング交換局でのバックワ
ードハードハンドオフに対する処理が遂行され、ターゲ
ット交換局でのバックワードハードハンドオフ試験が遂
行される場合であると、S80においてターゲット交換
局でのバックワードハードハンドオフに対する処理が遂
行される。
【0030】次に、前記各S50ないしS80のハード
ハンドオフ処理過程を図4ないし図7を参考にして詳細
に説明する。
【0031】図4は、本発明のハンドオフ発生時にハン
ドオフ発生および制御装置32によるサービング交換局
でのフォワードハードハンドオフ処理フローチャートで
あって、まずサービング交換局のハンドオフ発生および
制御装置32は、制御局整合部33を通じて移動呼制御
部34に発信加入者情報を送信しながら特定加入者の発
信呼設定を要求する。
【0032】前記移動呼制御部34は、ハンドオフ発生
および制御装置32が送信した発信加入者情報をもって
発信呼を設定した後、制御局整合部33に発信呼設定が
完了されたことを告知し、制御局整合部33を通じてハ
ンドオフ発生および制御装置32に発信呼設定が正常に
設定されたことを通報する(S51)。
【0033】前記発信呼設定を終了した後、前記移動呼
制御部34はハンドオフ発生および制御装置32が送信
する着信加入者情報をもって着信呼を正常に設定して着
信加入者から受信される応答メッセージを制御局整合部
33を通じてハンドオフ発生および制御装置32に送信
する(S52)。
【0034】そして、前記ハンドオフ発生および制御装
置32は前記着信加入者の応答メッセージを受信し、受
信したこの応答メッセージから通話中状態であることを
認知して、約10秒後発信加入者からハンドオフが発生
されたことを告知するフォワードハードハンドオフ発生
メッセージを発生して、制御局整合部33が前記フォワ
ードハードハンドオフ発生メッセージを受信するように
する(S53)。
【0035】このとき、ハンドオフ発生および制御装置
32は現在位置するサービング交換局領域の情報データ
と、移動局がハンドオフして新たに位置するターゲット
交換局領域の情報データとを一緒に制御局整合部33に
送信する。
【0036】前記のように、ハンドオフ発生および制御
装置32からフォワードハードハンドオフメッセージが
発生すると、制御局整合部33はハンドオフ制御部35
に最初にハンドオフが発生したことを告知し、これによ
り前記ハンドオフ制御部35はハンドオフ発生および制
御装置32が送信した移動局が新たに位置する領域のタ
ーゲット交換局の情報を分析してターゲット交換局とメ
ッセージを送信する準備をし、準備が完了されると前記
ターゲット交換局にフォワードハードハンドオフ要求メ
ッセージを送信する(S54)。
【0037】一方、前記フォワードハードハンドオフ要
求メッセージを受信したターゲット交換局からは、ハン
ドオフ制御部35が、現在ターゲット交換局の基地局領
域に移動局が位置するという情報を制御局整合部33に
送信して、制御局整合部33が制御局の役割の代わりを
遂行するターゲット交換局のハンドオフ発生および制御
装置32に移動局の情報に基づき新たなチャンネルの割
当を要請する。
【0038】前記チャンネル割当要請メッセージを受信
したハンドオフ発生および制御装置32はチャンネルを
割当する等必要なハンドオフ処理を遂行した後、フォワ
ードハードハンドオフ要求メッセージに対する応答メッ
セージを制御局整合部33とハンドオフ制御部35を通
じてサービング交換局に送信する。
【0039】したがって、前記サービング交換局のハン
ドオフ制御部35は、前記フォワードハードハンドオフ
要求メッセージを受信したターゲット交換局からフォワ
ードハードハンドオフ要求メッセージに対する応答メッ
セージが受信されたか否かを判断する(S55)。
【0040】前記S55で、ハンドオフ制御部35が前
記ターゲット交換局からフォワードハードハンドオフ要
求メッセージに対する応答メッセージを受信すると、ハ
ンドオフ制御部35は制御局整合部33にその間もって
いたチャンネル割当情報を解除するというメッセージを
送信し、制御局整合部33を通じてハンドオフ発生およ
び制御装置32に無線資源情報を解除すると通報して、
ハンドオフ発生および制御装置32が無線資源情報を解
除するようにする(S56)。
【0041】それから、ターゲット交換局のハンドオフ
発生および制御装置32が、自分が割当した無線接続が
行われて移動局が現在のターゲット交換局に位置してフ
ォワードハードハンドオフが完了したという完了メッセ
ージを制御局整合部33とハンドオフ制御部35とを通
じてサービング交換局に告知すると、サービング交換局
のハンドオフ制御部35は前記ターゲット交換局のフォ
ワードハードハンドオフ完了メッセージを受信したかを
判断する(S57)。
【0042】前記S57で、ハンドオフ制御部35がフ
ォワードハードハンドオフ完了メッセージを受信する
と、ハンドオフ制御部35は制御局整合部33にハンド
オフのための処理過程を解除するように通報して、制御
局整合部33がハンドオフ発生および制御装置32に呼
制御処理過程を解除するように要請する(S58)。
【0043】一方、前記S55で、ハンドオフ制御部3
5が前記ターゲット交換局からフォワードハードハンド
オフ要求メッセージに対する応答メッセージを受信しな
いか、あるいは前記S57で、ハンドオフ制御部35が
ターゲット交換局からフォワードハードハンドオフ完了
メッセージを受信しない場合には、通話状態はそのまま
維持される(S59)。
【0044】前記のように、ハンドオフ発生および制御
装置32が呼制御処理過程を解除することによって発信
呼のフォワードハードハンドオフが完了されて、サービ
ング交換局のフォワードハードハンドオフが行われるよ
うになり、これによってサービング交換局とターゲット
交換局間のフォワードハードハンドオフ機能を試験する
ことができるようになる。
【0045】図5は、本発明のハンドオフ発生時にハン
ドオフ発生および制御装置32によるターゲット交換局
からのフォワードハードハンドオフ処理フローチャート
である。まず移動局が現在のサービング交換局からター
ゲット交換局に移動したようにターゲット交換局内のハ
ンドオフ発生および制御装置32を通じてサービング交
換局、即ち相対交換局である対局から出力されるフォワ
ードハードハンドオフ要求メッセージが発生されると、
ターゲット交換局のハンドオフ制御部35が前記フォワ
ードハードハンドオフ要求メッセージを受信する(S6
1)。
【0046】前記フォワードハードハンドオフ要求メッ
セージを受信したハンドオフ制御部35は、制御局整合
部33に前記フォワードハードハンドオフ要求メッセー
ジを送信して、制御局整合部33が制御局の役割を遂行
するハンドオフ発生および制御装置32に移動局の情報
を利用して新たな無線資源を割り当てるように要請する
(S62)。
【0047】そして、前記S62の無線資源の割当要請
によりハンドオフ発生および制御装置32は無線資源を
割当する等ハンドオフ処理に必要な準備を遂行して、フ
ォワードハードハンドオフ準備完了メッセージをサービ
ング交換局に送信する(S63)。
【0048】即ち、前記ハンドオフ発生および制御装置
32が前記フォワードハードハンドオフ準備完了メッセ
ージを制御局整合部33に送信して、制御局整合部33
がハンドオフ制御部35にフォワードハードハンドオフ
制御に必要な準備が完了されたことを告知すると、ハン
ドオフ制御部35がフォワードハードハンドオフ要求信
号を送信したサービング交換局にフォワードハードハン
ドオフ準備完了メッセージを送信する。
【0049】一方、前記S62の無線資源の割当要請に
よりハンドオフ発生および制御装置32が無線資源を割
当しない等ハンドオフ処理に必要な準備を遂行しない場
合には、フォワードハードハンドオフ準備未完了メッセ
ージをサービング交換局に送信する(S64)。
【0050】前記S63において、ハンドオフ制御部3
5を通じてフォワードハードハンドオフを要求したサー
ビング交換局にフォワードハードハンドオフ準備完了メ
ッセージであるフォワードハードハンドオフ要求に封す
る応答メッセージを送ってから、ハンドオフ発生および
制御装置32は、移動局が実際に特定基地局のターゲッ
ト交換局領域に移動してターゲット交換局からフォワー
ドハードハンドオフが完了されたことを受信した場合と
同様に、ターゲット交換局からのフォワードハードハン
ドオフ完了メッセージを制御局整合部33とハンドオフ
制御部35を通じてサービング交換局に送信する(S6
5)。
【0051】前記のようにターゲット交換局のフォワー
ドハードハンドオフが行なわれるようになり、これによ
ってサービング交換局とターゲット交換局間のフォワー
ドハードハンドオフ機能を試験することができるように
なる。
【0052】図6は本発明のハンドオフ発生時に、ハン
ドオフ発生および制御装置32によるサービング交換局
からのバックワードハードハンドオフ処理手続フローチ
ャートである。まず、移動局が現在のサービング交換局
からターゲット交換局に移動した後、再びターゲット交
換局からサービング交換局に移動したようにサービング
交換局内のハンドオフ発生および制御装置32を通じて
ターゲット交換局、即ち相対交換局である対局から出力
されるバックワードハードハンドオフ要求メッセージが
発生されると、サービング交換局のハンドオフ制御部3
5が前記バックワードハードハンドオフ要求メッセージ
を受信する(S71)。
【0053】前記バックワードハードハンドオフ要求メ
ッセージを受信したハンドオフ制御部35は、制御局整
合部33に前記バックワードハードハンドオフ要求メッ
セージを送信して、制御局整合部33が制御局の役割を
遂行するハンドオフ発生および制御装置32に移動局の
情報を利用して新たな無線資源の割当を要請する(S7
2)。
【0054】そして、前記S72の無線資源の割当要請
により、ハンドオフ発生および制御装置32は無線資源
を割当する等ハンドオフ処理に必要な準備を遂行して、
バックワードハードハンドオフ準備完了メッセージをタ
ーゲット交換局に送信する(S73)。
【0055】即ち、前記ハンドオフ発生および制御装置
32が前記バックワードハードハンドオフ準備完了メッ
セージを制御局整合部33に送信して制御局整合部33
がハンドオフ制御部35にバックワードハードハンドオ
フ制御に必要な準備が完了されたことを告知すると、ハ
ンドオフ制御部35がバックワードハードハンドオフ要
求信号を送信したターゲット交換局にバックワードハー
ドハンドオフ準備完了メッセージを送信する。
【0056】一方、前記S72の無線資源の割当要請に
よりハンドオフ発生および制御装置32が無線資源を割
当しない等ハンドオフ処理に必要な準備を遂行しない場
合には、バックワードハードハンドオフ準備未完了メッ
セージをターゲット交換局に送信する(S74)。
【0057】前記S73においてハンドオフ制御部35
を通じてバックワードハードハンドオフを要求したター
ゲット交換局にバックワードハードハンドオフ準備完了
メッセージであるバックワードハードハンドオフ要求に
対する応答メッセージを送ってから、ハンドオフ発生お
よび制御装置32は、移動局が実際に特定基地局のサー
ビング交換局領域に位置していることが感知された場合
と同様に、サービング交換局からのバックワードハード
ハンドオフ完了メッセージを制御局整合部33とハンド
オフ制御部35とを通じてターゲット交換局に送信する
(S75)。
【0058】上記のようにサービング交換局のバックワ
ードハードハンドオフが行なわれるようになり、これに
よってサービング交換局とターゲット交換局間のバック
ワードハードハンドオフ機能を試験することができるよ
うになる。
【0059】図7は、本発明のハンドオフ発生時に、ハ
ンドオフ発生および制御装置32によるターゲット交換
局からのバックワードハードハンドオフ処理手続きフロ
ーチャートである。まず、ターゲット交換局へのフォワ
ードハンドオフが完了した後、移動局が以前の呼が設定
されてあったサービング交換局に再び移動したように、
ターゲット交換局内のハンドオフ発生および制御装置3
2を通じてバックワードハードハンドオフメッセージが
発生されると、ターゲット交換局の制御局整合部33が
前記バックワードハードハンドオフ発生メッセージを受
信する(S81)。
【0060】前記ハンドオフ発生および制御装置32か
らバックワードハードハンドオフ発生メッセージを受信
した制御局整合部33は、連続的にハンドオフが発生さ
れたことをハンドオフ制御部35に告知して、連続ハン
ドオフ発生メッセージを受信したハンドオフ制御部35
が、フォワードハードハンドオフを要求したサービング
交換局にバックワードハードハンドオフ要求メッセージ
を送信する(S82)。
【0061】それから、ハンドオフ制御部35は、前記
バックワードハードハンドオフ要求メッセージを受信し
たサービング交換局からバックワードハードハンドオフ
要求メッセージに対する応答メッセージが受信されたか
否かを判断する(S83)。
【0062】前記S83で、ハンドオフ制御部35が前
記サービング交換局からバックワードハードハンドオフ
要求メッセージに対する応答メッセージを受信すると、
ハンドオフ制御部35は制御局整合部33に無線資源解
除を要求し、次に制御局整合部33にハンドオフ発生お
よび制御装置32に現在割当している無線資源の情報を
解除することを要求して、ハンドオフ発生および制御装
置32が割当した無線資源情報を解除するようにする
(S84)。
【0063】そして、ハンドオフ制御部35がサービン
グ交換局からバックワードハードハンドオフを完了した
というバックワードハードハンドオフ完了メッセージを
受信したか否かを判断して(S85)、バックワードハ
ードハンドオフ完了メッセージを受信していれば、ハン
ドオフ制御部35はフォワードハードハンドオフ時に占
有した資源を解除して、制御局整合部33にフォワード
ハードハンドオフ時に占有した資源を解除するように要
求し、制御局整合部33がハンドオフ発生および制御装
置32に呼処理過程を解除してように要求してから、自
分の占有していた呼処理過程も解除するようにする(S
86)。
【0064】これにより、前記ハンドオフ発生および制
御装置32も前記制御局整合部33の資源解除メッセー
ジを受信することによりすべてのデータをクリアし、呼
処理過程を解除する。
【0065】一方、前記S83でハンドオフ制御部35
が前記サービング交換局からバックワードハードハンド
オフ要求メッセージに対する応答メッセージを受信しな
いか、あるいは前記S85でハンドオフ制御部35がサ
ービング交換局からバックワードハードハンドオフ完了
メッセージを受信しないと通話状態がそのまま維持され
る(S87)。
【0066】上記のようにターゲット交換局のバックワ
ードハードハンドオフが行なわれるようになり、これに
よってサービング交換局とターゲット交換局間のバック
ワードハードハンドオフ機能を試験することができるよ
うになる。
【0067】以上のように、本実施の形態に係る移動通
信交換局間のハンドオフ試験方法は、交換局内に交換局
間のフォワードハードハンドオフおよびバックワードハ
ードハンドオフを発生し、この発生されたハードハンド
オフによる処理および制御機能を遂行するハンドオフ発
生および制御装置32を具備している。
【0068】そして、この具備されたハンドオフ発生お
よび制御装置32からフォワードハードハンドオフ発生
信号が出力される場合には、サービング交換局からのフ
ォワードハードハンドオフを処理し、前記ハンドオフ発
生および制御装置32からフォワードハードハンドオフ
要求信号が出力される場合には、ターゲット交換局から
のフォワードハードハンドオフを処理し、前記ハンドオ
フ発生および制御装置32からバックワードハードハン
ドオフ要求信号が出力される場合には、サービング交換
局からのバックワードハードハンドオフを処理し、前記
ハンドオフ発生および制御装置32からバックワードハ
ードハンドオフ発生信号が出力される場合には、ターゲ
ット交換局からのバックワードハードハンドオフを処理
することによって、サービング交換局とターゲット交換
局間のフォワードハードハンドオフまたはバックワード
ハードハンドオフ処理が行われて、交換局間のハードハ
ンドオフ機能を試験することができる。
【0069】したがって、ハンドオフ機能を試験するた
めに移動局が直接移動しないでも、ハンドオフ発生およ
び制御装置32から発生される試験用ハンドオフ信号を
利用することにより交換局間のハンドオフ機能を試験す
ることができるので、ハンドオフ技術開発は勿論CDM
A移動通信システムの全般的な開発における多大な人力
と時間および装備等を減少させて効率的なハンドオフ試
験を実施することができる。
【0070】
【発明の効果】請求項1の発明の移動通信交換局間のハ
ンドオフ試験方法は、以上のように、前記交換局のハン
ドオフ発生および制御装置から出力される試験用ハンド
オフ信号がフォワードハードハンドオフ信号か、バック
ワードハードハンドオフ信号かを判断する第1過程と、
前期第1過程で、試験用ハードハンドオフ信号がフォワ
ードハードハンドオフ信号である場合、サービング交換
局からのフォワードハードハンドオフ試験を遂行する
か、ターゲット交換局からのフォワードハードハンドオ
フ試験を遂行するかを判断する第2過程と、前期第1過
程で、試験用ハードハンドオフ信号がバックワードハー
ドハンドオフ信号である場合、サービング交換局からの
バックワードハードハンドオフ試験を遂行するか、ター
ゲット交換局からのバックワードハードハンドオフ試験
を遂行するかを判断する第3過程と、前記第2過程で、
サービング交換局からのフォワードハードハンドオフ試
験を遂行する場合に、サービング交換局からのフォワー
ドハードハンドオフに対する処理を遂行する第4過程
と、前記第2過程で、ターゲット交換局からのフォワー
ドハードハンドオフ試験を遂行する場合に、ターゲット
交換局からのフォワードハードハンドオフに対する処理
を遂行する第5過程と、前期第3過程で、サービング交
換局からのバックワードハードハンドオフ試験を遂行す
る場合に、サービング交換局からのバックワードハード
ハンドオフを遂行する第6過程と、前記第3過程で、タ
ーゲット交換局からのバックワードハードハンドオフ試
験を遂行する場合に、ターゲット交換局からのバックワ
ードハードハンドオフを遂行する第7過程とからなる構
成である。
【0071】それゆえ、上記移動通信交換局間のハンド
オフ試験方法は、ハンドオフ機能を試験するために移動
局が直接移動しないでも、ハンドオフ発生および制御装
置から発生される試験用ハンドオフ信号を利用すること
により交換局間のハンドオフ機能を試験することができ
るので、ハンドオフ技術開発は勿論CDMA移動通信シ
ステムの全般的な開発における多大な人力と時間および
装備等を減少させて効率的なハンドオフ試験を実施する
ことができるという効果を奏する。
【0072】請求項2の発明の移動通信交換局間のハン
ドオフ試験方法は、以上のように、請求項1の構成に加
えて、前記第4過程は、(1) サービング交換局内の
ハンドオフ発生および制御装置、および制御局整合部の
発信呼設定要求により、移動呼制御部によって発信呼を
設定して、前記ハンドオフ発生および制御装置が着信加
入者の応答メッセージを受信するステップと、(2)
前記ステップ(1)で受信される応答メッセージから通
話中状態であることが認知された場合、前記ハンドオフ
発生および制御装置から発生されるフォワードハードハ
ンドオフ発生メッセージを受信して、ターゲット交換局
にフォワードハードハンドオフ要求メッセージを送信す
るステップと、(3) 前記ステップ(2)でフォワー
ドハードハンドオフ要求メッセージを受信したターゲッ
ト交換局からフォワードハードハンドオフ要求に対する
応答メッセージのある場合、ハンドオフ制御部、制御局
整合部、およびハンドオフ発生および制御装置を通じて
割当られた無線資源情報を解除するステップと、(4)
前記ステップ(3)の遂行後に、前記フォワードハー
ドハンドオフ完了メッセージを受信したターゲット交換
局からフォワードハードハンドオフ完了メッセージを受
信する場合、ターゲット交換局の新たに割当られた無線
資源を接続してサービング交換局とターゲット交換局間
のフォワードハードハンドオフを遂行するステップとか
らなる構成である。
【0073】請求項3の発明の移動通信交換局間のハン
ドオフ試験方法は、以上のように、請求項1の構成に加
えて、前記第5過程は(1) ターゲット交換局内のハ
ンドオフ発生および制御装置から発生されるフォワード
ハードハンドオフ要求メッセージを受信した場合、ハン
ドオフ制御部および制御局整合部を通じてハンドオフ発
生および制御装置に無線資源の割当を要求するステップ
と、(2) 前記ステップ(1)の無線資源の割当要求
によってハンドオフ発生および制御装置が無線資源を割
当し、ハンドオフに必要な準備が完了されたというフォ
ワードハードハンドオフ準備完了メッセージを制御局整
合部およびハンドオフ制御部を通じてフォワードハード
ハンドオフを要求したサービング交換局に送信するステ
ップと、(3) 前記ステップ(2)の遂行後、ハンド
オフ発生および制御装置が、フォワードハードハンドオ
フ準備完了メッセージに対するターゲット交換局からの
フォワードハードハンドオフ完了メッセージを、制御局
整合部およびハンドオフ制御部を通じて、フォワードハ
ードハンドオフを要求したサービング交換局に送信し
て、サービング交換局とターゲット交換局間のフォワー
ドハードハンドオフを遂行するステップとからなる構成
である。
【0074】請求項4の発明の移動通信交換局間のハン
ドオフ試験方法は、以上のように、請求項1の構成に加
えて、前記第6過程は、(1) サービング交換局内の
ハンドオフ発生および制御装置から発生されるバックワ
ードハードハンドオフ要求メッセージを受信した場合、
ハンドオフ制御部および制御局整合部を通じてハンドオ
フ発生および制御装置に無線資源の割当を要求するステ
ップと、(2) 前記ステップ(1)の無線資源割当要
求によってハンドオフ発生および制御装置が無線資源を
割当し、ハンドオフに必要な準備が完了されたというバ
ックワードハードハンドオフ準備完了メッセージを制御
局整合部およびハンドオフ制御部を通じてバックワード
ハンドオフを要求したターゲット交換局に送信するステ
ップと、(3) 前記ステップ(2)の遂行後、ハンド
オフ発生および制御装置が、バックワードハードハンド
オフ準備完了メッセージに対するサービング交換局から
のバックワードハードハンドオフ完了メッセージを、制
御局整合部およびハンドオフ制御部を通じてバックワー
ドハンドオフを要求したターゲット交換局に送信して、
ターゲット交換局とサービング交換局間のバックワード
ハードハンドオフを遂行するステップとからなる構成で
ある。
【0075】請求項5の発明の移動通信交換局間のハン
ドオフ試験方法は、以上のように、請求項1の構成に加
えて、前記第7過程は、(1) ターゲット交換局内の
ハンドオフ発生および制御装置からバックワードハード
ハンドオフ信号が発生する場合、ターゲット交換局内の
制御局整合部を通じてハンドオフ制御部が前記バックワ
ードハードハンドオフ発生メッセージを受信するステッ
プと、(2) 前記ステップ(1)でバックワードハー
ドハンドオフ発生メッセージを受信したハンドオフ制御
部が、フォワードハードハンドオフを要求したサービン
グ交換局にバックワードハードハンドオフ要求メッセー
ジを送信するステップと、(3) 前記ステップ(2)
でバックワードハードハンドオフ要求メッセージを受信
したサービング交換局から応答メッセージを受信した場
合に、制御局整合部、およびハンドオフ発生および制御
装置の無線資源情報を解除するステップと、(4) 前
記ステップ(3)の遂行後、前記バックワードハードハ
ンドオフ要求メッセージを受信したサービング交換局か
らバックワードハードハンドオフ完了メッセージを受信
した場合、ハンドオフ制御部、制御局整合部、およびハ
ンドオフ発生および制御装置のフォワードハードハンド
オフ時に占有した無線資源情報を解除し、新たに割当ら
れた無線資源を接続してサービング交換局とターゲット
交換局間のバックワードハードハンドオフを遂行するス
テップとからなる構成である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のハンドオフ発生および制御装置による
交換局間のハンドオフ試験方法を示すフローチャートで
ある。
【図2】本発明のハンドオフ試験のためのハンドオフ発
生および制御装置が位置する移動通信システムの全般的
な構成図である。
【図3】本発明のハンドオフ試験のためのハンドオフ発
生および制御装置が位置する移動通信システム交換局の
ブロック構成図である。
【図4】本発明のハンドオフ発生時にハンドオフ発生お
よび制御装置によるサービング交換局からのフォワード
ハードハンドオフ処理を示すフローチャートである。
【図5】本発明のハンドオフ発生時にハンドオフ発生お
よび制御装置によるターゲット交換局からのフォワード
ハードハンドオフ処理を示すフローチャートである。
【図6】本発明のハンドオフ発生時にハンドオフ発生お
よび制御装置によるサービング交換局からのバックワー
ドハードハンドオフ処理を示すフローチャートである。
【図7】本発明のハンドオフ発生時にハンドオフ発生お
よび制御装置によるターゲット交換局からのバックワー
ドハードハンドオフ処理を示すフローチャートである。
【符号の説明】
10 基地局 20 制御局 21 呼処理部 30 交換局 31 移動呼処理部 32 ハンドオフ発生および制御装置 33 制御局整合部 34 移動呼制御部 35 ハンドオフ制御部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (31)優先権主張番号 96−23365 (32)優先日 1996年6月24日 (33)優先権主張国 韓国(KR)

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】移動局、基地局、制御局、制御局整合部、
    移動呼制御部、およびハンドオフ制御部とから構成され
    る移動通信システムの移動通信交換局間のハンドオフ試
    験方法において、 前記交換局のハンドオフ発生および制御装置から出力さ
    れる試験用ハンドオフ信号がフォワードハードハンドオ
    フ信号か、バックワードハードハンドオフ信号かを判断
    する第1過程と、 前期第1過程で、試験用ハードハンドオフ信号がフォワ
    ードハードハンドオフ信号である場合、サービング交換
    局からのフォワードハードハンドオフ試験を遂行する
    か、ターゲット交換局からのフォワードハードハンドオ
    フ試験を遂行するかを判断する第2過程と、 前期第1過程で、試験用ハードハンドオフ信号がバック
    ワードハードハンドオフ信号である場合、サービング交
    換局からのバックワードハードハンドオフ試験を遂行す
    るか、ターゲット交換局からのバックワードハードハン
    ドオフ試験を遂行するかを判断する第3過程と、 前記第2過程で、サービング交換局からのフォワードハ
    ードハンドオフ試験を遂行する場合に、サービング交換
    局からのフォワードハードハンドオフに対する処理を遂
    行する第4過程と、 前記第2過程で、ターゲット交換局からのフォワードハ
    ードハンドオフ試験を遂行する場合に、ターゲット交換
    局からのフォワードハードハンドオフに対する処理を遂
    行する第5過程と、 前期第3過程で、サービング交換局からのバックワード
    ハードハンドオフ試験を遂行する場合に、サービング交
    換局からのバックワードハードハンドオフを遂行する第
    6過程と、 前記第3過程で、ターゲット交換局からのバックワード
    ハードハンドオフ試験を遂行する場合に、ターゲット交
    換局からのバックワードハードハンドオフを遂行する第
    7過程とからなることを特徴とする移動通信交換局間の
    ハンドオフ試験方法。
  2. 【請求項2】前記第4過程は、 (1) サービング交換局内のハンドオフ発生および制
    御装置、および制御局整合部の発信呼設定要求により、
    移動呼制御部によって発信呼を設定して、前記ハンドオ
    フ発生および制御装置が着信加入者の応答メッセージを
    受信するステップと、 (2) 前記ステップ(1)で受信される応答メッセー
    ジから通話中状態であることが認知された場合、前記ハ
    ンドオフ発生および制御装置から発生されるフォワード
    ハードハンドオフ発生メッセージを受信して、ターゲッ
    ト交換局にフォワードハードハンドオフ要求メッセージ
    を送信するステップと、 (3) 前記ステップ(2)でフォワードハードハンド
    オフ要求メッセージを受信したターゲット交換局からフ
    ォワードハードハンドオフ要求に対する応答メッセージ
    のある場合、ハンドオフ制御部、制御局整合部、および
    ハンドオフ発生および制御装置を通じて割当られた無線
    資源情報を解除するステップと、 (4) 前記ステップ(3)の遂行後に、前記フォワー
    ドハードハンドオフ完了メッセージを受信したターゲッ
    ト交換局からフォワードハードハンドオフ完了メッセー
    ジを受信する場合、ターゲット交換局の新たに割当られ
    た無線資源を接続してサービング交換局とターゲット交
    換局間のフォワードハードハンドオフを遂行するステッ
    プとからなることを特徴とする請求項1記載の移動通信
    交換局間のハンドオフ試験方法。
  3. 【請求項3】前記第5過程は (1) ターゲット交換局内のハンドオフ発生および制
    御装置から発生されるフォワードハードハンドオフ要求
    メッセージを受信した場合、ハンドオフ制御部および制
    御局整合部を通じてハンドオフ発生および制御装置に無
    線資源の割当を要求するステップと、 (2) 前記ステップ(1)の無線資源の割当要求によ
    ってハンドオフ発生および制御装置が無線資源を割当
    し、ハンドオフに必要な準備が完了されたというフォワ
    ードハードハンドオフ準備完了メッセージを制御局整合
    部およびハンドオフ制御部を通じてフォワードハードハ
    ンドオフを要求したサービング交換局に送信するステッ
    プと、 (3) 前記ステップ(2)の遂行後、ハンドオフ発生
    および制御装置が、フォワードハードハンドオフ準備完
    了メッセージに対するターゲット交換局からのフォワー
    ドハードハンドオフ完了メッセージを、制御局整合部お
    よびハンドオフ制御部を通じて、フォワードハードハン
    ドオフを要求したサービング交換局に送信して、サービ
    ング交換局とターゲット交換局間のフォワードハードハ
    ンドオフを遂行するステップとからなることを特徴とす
    る請求項1記載の移動通信交換局間のハンドオフ試験方
    法。
  4. 【請求項4】前記第6過程は、 (1) サービング交換局内のハンドオフ発生および制
    御装置から発生されるバックワードハードハンドオフ要
    求メッセージを受信した場合、ハンドオフ制御部および
    制御局整合部を通じてハンドオフ発生および制御装置に
    無線資源の割当を要求するステップと、 (2) 前記ステップ(1)の無線資源割当要求によっ
    てハンドオフ発生および制御装置が無線資源を割当し、
    ハンドオフに必要な準備が完了されたというバックワー
    ドハードハンドオフ準備完了メッセージを制御局整合部
    およびハンドオフ制御部を通じてバックワードハンドオ
    フを要求したターゲット交換局に送信するステップと、 (3) 前記ステップ(2)の遂行後、ハンドオフ発生
    および制御装置が、バックワードハードハンドオフ準備
    完了メッセージに対するサービング交換局からのバック
    ワードハードハンドオフ完了メッセージを、制御局整合
    部およびハンドオフ制御部を通じてバックワードハンド
    オフを要求したターゲット交換局に送信して、ターゲッ
    ト交換局とサービング交換局間のバックワードハードハ
    ンドオフを遂行するステップとからなることを特徴とす
    る請求項1記載の移動通信交換局内のハンドオフ試験方
    法。
  5. 【請求項5】前記第7過程は、 (1) ターゲット交換局内のハンドオフ発生および制
    御装置からバックワードハードハンドオフ信号が発生す
    る場合、ターゲット交換局内の制御局整合部を通じてハ
    ンドオフ制御部が前記バックワードハードハンドオフ発
    生メッセージを受信するステップと、 (2) 前記ステップ(1)でバックワードハードハン
    ドオフ発生メッセージを受信したハンドオフ制御部が、
    フォワードハードハンドオフを要求したサービング交換
    局にバックワードハードハンドオフ要求メッセージを送
    信するステップと、 (3) 前記ステップ(2)でバックワードハードハン
    ドオフ要求メッセージを受信したサービング交換局から
    応答メッセージを受信した場合に、制御局整合部、およ
    びハンドオフ発生および制御装置の無線資源情報を解除
    するステップと、 (4) 前記ステップ(3)の遂行後、前記バックワー
    ドハードハンドオフ要求メッセージを受信したサービン
    グ交換局からバックワードハードハンドオフ完了メッセ
    ージを受信した場合、ハンドオフ制御部、制御局整合
    部、およびハンドオフ発生および制御装置のフォワード
    ハードハンドオフ時に占有した無線資源情報を解除し、
    新たに割当られた無線資源を接続してサービング交換局
    とターゲット交換局間のバックワードハードハンドオフ
    を遂行するステップとからなることを特徴とする請求項
    1記載の移動通信交換局間のハンドオフ試験方法。
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