JP3707667B2 - 無線網内で用いる基地局アドレスを分配するための方法および装置 - Google Patents

無線網内で用いる基地局アドレスを分配するための方法および装置 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、一般的には、無線信号呼の処理、より具体的には、複数の基地局(BS)の間での無線呼の処理に関する。
【0002】
【従来の技術】
無線通信網は、今日、セルラ通信システムの形式にて急速な普及を遂げつつある。無線通信網は、典型的には、無線加入者を他の通信システムのユーザに接続する複数の基地局を含む。基地局は、無線加入者を扱うために、呼、例えば、電話呼に対する通信リンクを無線チャネルを通じて提供する。基地局は、次に、呼あるいは呼信号と関連する情報および/あるいは音声信号を公衆交換電話回線網(PSTN)を含む他の網に送信する。一般に、これらシステムは、複数の基地局に接続されたこれら基地局の動作を調整するための中央制御プロセッサ(“CCP”)を備える。セルラシステムにおいては、中央制御プロセッサ(CCP)は、しばしば、監視(エグゼクティブ)セルラプロセッサと呼ばれる。
【0003】
通常、ある特定の基地局は、基地局と十分に接近しており、呼を維持するのに十分な無線信号強度が得られる所に位置する無線加入者しか扱うことはできない。このため、無線網は、ユーザが典型的には基地局の少なくとも一つには十分近い近隣に存在するように地理上の異なるエリアに配置された複数の基地局を備える。セルラシステムは、例えば、以下のようなやり方で動作する。セルラシステムの主要な機能の一つとして、加入者が複数の基地局の近傍に入ったり、出たりと活動的に移動した場合でも、呼を持続して提供する事ができる。このようなシステムにおいて、加入者が無線信号の強度が弱く、信号の品質が劣化するような位置に移動した場合、別のより適当な位置にある基地局を用いてその呼を扱う。セルラシステムは、この基地局の変更を、ハンドオフ手続きと呼ばれる手続きを用いて実現する。
【0004】
無線通信システムが急速に普及しているためにユーザの数も増加しており、ユーザの人口の増加のために、無線通信に割当てられている周波数スペクトラムの輻湊の問題が発生している。このため、利用可能な周波数スペクトラムをより一層効率的に利用することが必要となっている。呼トラヒック容量を最大化するように無線システムが利用可能な限られた周波数スペクトラムを有効に利用するためのいくつかの方法が存在している。これらの方法は、時分割多元接続(TDMA)と符号分割多元接続(CDMA)変調技術を含む呼信号の変調技術によって特徴づけられる。CDMA方式は、他の方式と比較して幾つかの長所を持つ。CDMAは利用可能な周波数スペクトラム内の周波数帯域を複数の加入者によって同時に再使用することが可能とするのでCDMAを利用する事によって他の技術を越えるいくつかの利点が提供される。この周波数の再使用は、システム容量の増加に寄与する。
【0005】
CDMA無線システムの周波数再使用能力のもう一つの利点として、ソフトハンドオフ手続きの利用が可能となる。ソフトハンドオフとは、元の基地局がその呼を扱っているあいだに第二の基地局が呼を扱うために追加される手続きの事をいう。この場合、両方の基地局が加入者と同時に通信することとなる。上流の網接続は、加入者へのより良好な接続を持つ基地局からの信号を利用する。例えば、第一の基地局によって扱われている呼を考える。通常は、第一の基地局が加入者と通信し、加入者の呼信号を上流の電話網に転送する。ソフトハンドオフが実行され、第二の基地局が呼を扱うために追加されると、第一と第二の両方の基地局が加入者と通信することとなる。さらに上流の網接続は、第一あるいは第二の基地局のどちらかの信号を選択し、これを上流の網に転送する。典型的には2つの信号の内のよいものが転送される。
【0006】
基地局によって制御されるハンドオフを用いるシステムにおいては、呼を扱っている基地局(しばしば、一次基地局と呼ばれる)がハンドオフに関する決定を行なう。ハンドオフを基地局によって制御することで、システムの中央制御プロセッサ(CCP)の計算負荷が軽減されるのみでなく、基地局と中央制御プロセッサ(CCP)との間の通信も削減することで、ハンドオフ手続きにおける遅延も低減する。これら従来のシステムに関しては、例えば、1994年4月19日付けて交付されたM.J.Emglish,et alらの合衆国特許第5,305,308号、コラム36、ライン1〜コラム37、ライン6において説明されているために、これを参照されたい。
【0007】
通常の無線呼の処理の際に、CDMAソフトハンドオフ技術を用いる無線網では、基地局は、標準的には、現在移動局との無線通信を提供している各セルの付近の無線資源(セル)のリストを、制御している基地局に送り返す。言いかえれば、基地局は、典型的には、“隣接リスト(neighbor lists)”を送信し、このため、基地局は、その基地局に関する情報のみでなく、その基地局に隣接する基地局の情報も含んでいる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
データアプリケーションの使用の増加と共に、呼保持時間が増加し、移動局(MS)が呼を制御している基地局(BS)によって知られている地理上のエリアを越えて移動する可能性も高まっている。移動局(MS)が基地局(BS)によって知られている地理上のエリアを越えて移動した場合、制御している基地局(BS)は、隣接基地局へのソフトハンドオフを完結するために無線資源をリクエストすることが必要となる。ただし、長い保持時間を持つ呼を掛けている移動局が、さらにその隣接基地局のレンジを越えて移動すると、制御している基地局(BS)は、通常は、それとは通信を行なわず、その正しいシグナリングアドレスを知らない他の基地局(BS)、例えば、隣接基地局の隣の基地局から無線資源をリクエストすることが必要となる。基地局間のおそい信号のハンドオフと主交換局を介して行なう方式では、呼が失われる可能性も高くなる。このため、制御基地局が隣接基地局と直接に通信し、隣接基地局の隣の基地局と通信するための情報にアクセスできる必要性が存在する。
【0009】
制御基地局は、より長い保持時間を持つ呼をサポートするためには、移動局が呼が開始された場所から遠方へ遠方へと移動するのに伴って、その隣接基地局の隣の(基地局)資源、さらには、隣の隣の(基地局)資源にアクセスできることが必要となる。これら隣接基地局の隣の基地局および隣接基地局の隣の隣の基地局は、二次隣接基地局、三次隣接基地局...と呼ばれる。すぐ隣の資源、すなわち、一次隣接基地局にアクセスするために、制御基地局は、一次隣接基地局と通信した上で、それら資源をリクエストする必要がある。従って、制御基地局が他の基地局と直接に通信できる必要性が存在する。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本発明は、基地局が互いに直接に通信することを可能にする基地局制御信号ハンドオフのための方法および装置を提供する。本発明によると、制御基地局は、隣接基地局の隣の基地局のシグナリングアドレスおよび識別を得て、隣接基地局の隣の基地局と直接に通信することができる。こうして、無線網は自動的に基地局の識別およびアドレス情報を収集することができ、制御基地局は、呼を引き続いてサポートするために必要とされる任意の基地局と、移動局交換センタを介する通信を必要とすることなく、直接に通信することが可能となり、人の介在も最小限に押さえられる。
【0011】
【発明の実施の形態】
制御基地局は、通常、n次(二次、三次...)隣接基地局のシグナリングアドレスは知らない。各制御基地局にこれらシグナリングアドレスを供給するためには、これら全てのn次隣接基地局のアドレスに関する知識(情報)が要求されるのみでなく、これらアドレスを絶えず維持することが要求され、これは実際的ではない。この問題はこれらn次隣接基地局の幾つかが異なるサービスプロバイダによって運用される網に属する場合はさらに複雑となる。このような網の構成における動的な変化のために、手動で行なわれた場合に人為的なエラーが発生する恐れがあり、定常的なメインテナンスが必要となる。このため、これらシグナリングアドレスを、人の介在なしに、全ての可能なn次隣接基地局の所に動的に提供するためのなんらかの手段が要求される。本発明によると、このような問題が、隣接基地局の隣の基地局の識別とアドレス、並びに隣接基地局の隣の隣の基地局のアドレスを含む隣接リストを制御基地局に送信することによって解決される。
【0012】
こうして、制御基地局が各隣接基地局のシグナリングアドレスを知っており、各隣接基地局へのシグナリング接続を設定できるために、一次隣接基地局で用いられたのと同一のシグナリングを二次、三次...隣接基地局に対しても用いることが可能となる。制御基地局に全てのアドレスが知らされているために、移動局が制御基地局から遠方へ遠方へと離れるにつれて、その呼のソフトハンドオフをサポートするために必要な無線資源が、次々と、一次、二次、三次...隣接基地局によって連続的に供給される。
【0013】
図1は、外部通信システムと結合して動作する、本発明による典型的な無線通信システムを示す。図1の実施例は、より詳細には、無線あるいはセルラシステムの部分と、ローカルおよび長距離電話網を含む公衆交換回線電話網(PSTN)との間の相互接続を示す。無線通信システムは、一次基地局100を囲み、または隣接しながら、地理的に分散した複数の基地局101、102、103からなる第一のリング(環);および一次基地局100の周囲の二次隣接基地局を囲み、または隣接しながら地理的に分散した複数の基地局201、202、203、204からなる第二のリング(環)を含み、各基地局は、第一と第二の無線端末111と112(移動機あるいは無線ユニット、例えば、セルラ電話機)を含む無線加入者端末に、無線通信サービスを提供する。基地局100は、後に詳細に説明するように、説明の例では、そのセル内に無線端末111と112が存在するという理由から一次基地局と呼ばれる。基地局100、101、102、103、201、202、203、および204は、おのおの、無線交換センタ120に動作可能に接続される。無線交換センタ120は、それぞれ、第一および第二のローカル局130、138、および市外局140を通じて地上ベースの電気通信網に動作可能に接続される。ローカル局130、138は、ローカル電話回線網内で交換および呼処理機能を提供する周知のサブシステムから成る。市外局140は、他の機能も遂行するが、とりわけ、長距離電話回線網(図示せず)への接続を提供する。
【0014】
説明の目的で、第一の無線端末111、例えば、セルラ電話機を使用する第一の加入者と、電話機150を使用する第二の加入者の間の通信リンクの提供を含む呼を考える。例は、電話呼を用いてここで説明されるが、本発明は無線通信システムを含む任意の呼に適用でき、例えば、情報の電気的通信を任意のフォーマットにて達成する場合(例えば、これに限定されるものではないが、アナログ音声通信、デジタルASCIIデータ、アナログおよびデジタルビデオおよび/あるいはオーディオデータを任意のフォーマットにて達成する場合)にも適切に利用できる。
【0015】
第一の加入者と第二の加入者との呼の際に、第一の無線端末111と基地局100は無線チャネルを介して通信し、この無線チャネルは、一部、複数の利用可能な無線周波数ペアの一つによって定義される。この目的のために、第一の無線端末111と基地局100は、おのおの、無線チャネルを介して通信する無線機を備える。基地局100は、第一の無線端末111からの無線通信信号をデジタル通信信号に変換し、これを無線交換センタ120に伝送する。無線交換センタ120は、このデジタル通信信号を変換されたフォーマットを用いて該当するローカル局、例えば、ローカル局130に送信する。ローカル局は、PSTN網、あるいはこの一部の制御下で、この信号を電話機150への伝送に適したフォーマットに変換する。
【0016】
第一の加入者(および第一の無線端末111)の基地局100および101に対する相対位置が111aによって示されるように著しく変化した場合、基地局100は、ソフトハンドオフを実行して、呼を基地局101によって扱う必要があることを決定するが、この場合、ハンドオフの実行は基地局によって制御される。なんらかの理由、例えば、空いている無線資源が存在しないために、基地局101がその呼を受理することができなく、しかも、基地局100がその呼を保持することができない場合、基地局100は、他の適当な基地局を選択し、これと通信し、呼を直接に他の基地局、例えば基地局102にハンドオフできる必要がある。
【0017】
移動局が、さらに、図1に111bとして示されるように基地局102から基地局202によってサポートされるエリア内に移動することも考えられる。基地局202がソフトハンドオフを介して呼をサポートできるようにするためには、制御動作中の基地局100は、基地局202に信号を送る必要があり、このため、基地局202のシグナリングアドレスを知るか、あるいは基地局102からシグナリングアドレスを知らされなければならない。
【0018】
本発明に従ってハンドオフを実行するためには、基地局は、そのn次隣接基地局から、信号の強度および品質などの基準に基づいて、ハンドオフ候補基地局(これは単にハンドオフ候補とも呼ばれる)を選択する。隣接基地局は、典型的には、基準基地局と隣接する、あるいは重複する地理上のカバレッジエリアを持つ基地局として定義される。例えば、基地局101、102、103は基地局100に対して隣接基地局であるが、基地局201、202、203、および204は、基地局100の隣接基地局ではなく、基地局100の隣接基地局の隣接基地局、つまり、二次隣接基地局である。他の適当な隣接基地局の定義も存在するが、ただし、これら定義も、一般的には、基準基地局と隣接基地局との間の相対的な近接さを示す。この典型的な動作においては、基地局101は、基地局100の隣接基地局であり、無線端末111がそのセル領域内に移動したとき、一次ハンドオフ候補として選択される。
【0019】
ハンドオフ手続きが完了した後は、基地局100と基地局101の両方が呼を同時に扱う。結果として、無線交換センタ120は、その呼と関連する呼信号を基地局100と101のおのおのから受信する。ただし、無線交換センタ120は、より良好な品質の信号を持つ基地局からの呼信号を選択し、それら信号をローカル局130に伝送する。ある時点において、複数の基地局がその呼を扱い、第一の加入者と第二の加入者の間の通信リンクの一部を提供する一方で、地上ベースの電気通信網は一つの信号のみを受信し、基地サービスを提供している基地局の数に気づいていないことは明らかである。
【0020】
基地局100、101、102、MSC120、その他のハードウエアの詳細は、これらは当業者においては周知であるために、ここでは割愛された。これらの典型例の説明は、例えば、合衆国特許第5,794,149号においてなされている。
【0021】
図2は、基地局100を制御するための基地局コントローラ300の基本構造を示す。基地局100は、典型的には、例えば、無線端末から信号を受信し/へ信号を送信するためのアンテナ320を備える。基地局コントローラ300は、基地局100内に配置することも、あるいはこれから離れた位置に配置することもできる。
【0022】
基地局コントローラは、さらに、アンテナ320から信号を受信し/へ信号を送信するトランシーバ340を備える。トランシーバ340は、プロセッサ、(例えばCPU360)に接続され、プロセッサは、メモリ380に接続される。CPU360は、さらに、例えば、隣接基地局のCPU360aにも接続される。いったんn次隣接基地局の識別およびアドレス情報を受信すると、CPU360とn次隣接基地局のCPUとの間に類似した直接的な接続が設定される。トランシーバ340はまた、トランシーバの動作を制御する目的で、トランシーバコントローラ342に接続される。トランシーバコントローラ342は、トランシーバの動作を調整する目的で、直接に、あるいはトランシーバ340を介して、典型的にはCPU360に接続される。トランシーバコントローラ342とトランシーバ340は、基地トランシーバ局(BTS)310を構成する。基地局コントローラ300は、一次、二次、三次...n次基地局の識別およびアドレスを含む情報を受信し(これをメモリ380内に格納し)、これら隣接基地局の信号品質の測定値を受信し(これをメモリ380内に格納し)、受信された識別およびアドレス情報を用いてn次隣接基地局と直接的な接続を設定し、n次基地局へのハンドオフを始めるように動作する。
【0023】
図3は、図1に示す無線網の様々な要素の間で送信される、本発明によるソフトハンドオフ手続きの際に送信される制御信号を含む、制御信号の信号の流れを示す。図3のタイミング図との関連で説明する典型的なソフトハンドオフ手続きには、全て図1に示された、基地局100(一次基地局と呼ばれる)、基地局101(二次基地局と呼ばれる)、無線端末111、および無線交換センタ120が含まれている。一般的には、ソフトハンドオフ手続きは、一次基地局100が呼を扱っている状態から開始され、その後、一次基地局100と二次基地局101の両方が呼を扱う状態へと変化する。
【0024】
ポイントAにおいては、一次基地局100が能動的に無線端末111を伴う呼を扱っている。ポイントAは、制御信号の伝送ではなく、むしろ進行中の状態を示すことに注意すべきである。ポイントBにおいて、無線端末111は、隣接基地局(隣接リスト)の信号品質の測定値を報告する信号を一次基地局100に伝送する。これを達成するために、無線端末111は、呼の進行中に、時々、隣接基地局のパイロットチャネルとして知られているビーコン信号の強度を測定する。こうして、パイロットチャネルの強度が一次基地局100に伝送される。
【0025】
ポイントBとCの間で、一次基地局は、ハンドオフが有利であると思われる場合、ハンドオフ候補を選択する。ハンドオフが許される場合は、一次基地局100は、とりわけ、信号品質の測定値を用いて適当なハンドオフ候補を選択する。一次基地局100は、こうして、最良の信号品質の測定値を持つ隣接基地局を選択し、(無線交換センタ120と接触することなく)基地局と直接に接触する。図3に示す典型的な手続きにおいては、一次基地局100は、この基準に基づいて二次基地局101を最も適当なハンドオフ候補として選択するものと想定される。
【0026】
この結果として、ポイントCにおいて、一次基地局100は、二次基地局101へのソフトハンドオフを要請するリクエスト信号を直接に二次基地局101に送信する。このリクエストは、要請されている資源を示すことに加えて、二次基地局101が呼をサポートするために現在用いられている資源と同一のポイントにこれら資源を接続するための情報、およびその呼を任意の時点においてサポートする様々な基地局によって移動局111から受信される伝送の内で最良の伝送を選択するための情報を含む。
【0027】
二次基地局101は、次に、ポイントDにおいて、ソフトハンドオフ承認信号を一次基地局100に送り返すことで、ハンドオフ・リクエストを受信したことを知られる。このソフトハンドオフ承認には、とりわけ、二次基地局101に属する基地局資源の隣接基地局の識別、およびこれら隣接基地局(二次、三次、n次隣接基地局)の識別およびシグナリングアドレスが含まれる。その後、ポイントEにおいて、一次基地局100は、無線端末111に、二次基地局101との通信を開始することを指令するソフトハンドオフ信号を送信する。いったん、ポイントFにおいて無線端末111と二次基地局が通信を開始すると、無線端末111は一次基地局100にハンドオフが完結したことを知らせるメッセージを送信する。ポイントGにおいては、通信トラヒックが、無線端末111と、一次基地局100および二次基地局101の両方との間で流れる。つまり、両方の基地局が呼を扱う。次に、ポイントHにおいて、一次基地局100が、ハンドオフされた二次基地局101を識別する情報を含むハンドオフ情報信号を交換センタ120に送信する。その後、ポイントIにおいて、交換センタ120が、ハンドオフ情報承認信号の部分を構成する更新信号を一次基地局100に送り返す。
【0028】
各基地局は、自身のセルに関する隣接情報を用意される、あるいは収容されている。さらに、各基地局には、他の基地局コントローラに属するすぐ隣のセルに関する隣接情報も用意されている。ただし、移動局が用意されている隣接リストの外側のエリアに移動した場合は、制御基地局の識別および追加の基地局のシグナリングアドレスに関する情報の提供を受け、これを使用することが必要となる。
【0029】
図3に説明される手続きは、ソフトハンドオフにおいてn次隣接基地局が追加される状況にもそのまま適用される。いったん、一次基地局100が図3のポイントDでパスした情報を通じて隣接基地局の識別およびシグナリングアドレスの提供を受けると、一次基地局100は、この情報を用いて、n次隣接基地局との直接の接続(CPU360からn次隣接基地局のCPU360への接続)を設定し、そのn次隣接基地局と通信し、呼をそのn次隣接基地局にソフトハンドオフする。
【0030】
図4aは、本発明に従って動作する基地局コントローラによって実行される典型的なセットの動作をより詳細に示す。基地局コントローラは、呼を扱っている一次基地局(例えば、基地局100)の動作を管理する。図4aの流れ図は、一次基地局コントローラ(以降、単に一次コントローラとも呼ばれる)の管理機能を、説明の呼との関連で概説するが、実際の一次コントローラは、典型的にはこのような複数の呼を同時に扱うことに注意する必要がある。
【0031】
以下では図4aの説明を行なうが、その前に、この流れ図に述べられる典型的な手続きは、一次制御基地局(一次コントローラ)の隣接基地局にも、一次コントローラの全てのn次隣接基地局にも、そのまま同様に適用されることは注意すべき重要な点である。これは、本発明から得られる大きな利点であるが、いったんn次隣接基地局の識別およびシグナリングアドレスが(図3のポイントDにおいて)一次コントローラに供給されると、一次コントローラは、n次隣接基地局との間の直接的な接続(CPU360からCPU360への接続)を設定し、それらn次隣接基地局に、それがすぐ隣の(一次)隣接基地局に信号を送るのと同様のやり方で信号を送ることができる。
【0032】
この目的に用いられる基地局コントローラのシグナリングアドレスとは、一次コントローラがCPUからCPUへの直接的なリンクを設定し、シグナリング情報を候補基地局コントローラに送信することを可能にするようなアドレスである。典型的な場合には、このようなシグナリングアドレスは、TCP/IPアドレス、つまり、TCP(Transport Control Protocol、転送制御プロトコル)の要素とIP(Internet Protocol、インターネットプロトコル)の要素を含むアドレスである。
【0033】
無線端末の所の加入者が呼トランザクションを開始、もしくはページングされる(呼び出される)と、一次コントローラは、ステップ402において、呼初期化ルーチンを遂行し、効果的に加入者と相手との間に通信リンクを設定する。初期化ルーチンについては、一例が合衆国特許第5,794,149号において開示されているために、これを参照されたい。
【0034】
ステップ404において、一次コントローラは、当分野において周知のように、通常の呼処理ルーチンを管理する。呼処理の一部として、一次コントローラは無線端末からの信号品質を定期的に測定する。信号品質が所定のポイント以下に減少した場合、周知のように、呼は終端されるか、もしくは、ハンドオフが強制される。
【0035】
加えて、ステップ408に示すように、呼処理の間に一次コントローラは、無線端末から、多くの、典型的には、全ての隣接基地局に対する信号品質の測定値を得る。無線端末は、典型的には、これら信号品質情報を、隣接基地局のパイロットチャネルの信号強度を測定することで得る。隣接基地局の信号品質は、測定されたパイロットチャネルの強度から、周知の方法を用いて近似され、あるいは導かれる。
【0036】
隣接基地局から一次基地局への信号品質測定値の供給は、定期的に行なうことも、ある事件が発生したときに行なうことできる。例えば、無線端末が一つあるいは複数のパイロットチャネルの測定値が所定の閾値を超えた、あるいはこれ以下となった場合に、隣接基地局の現在の信号品質の測定値を供給する。あるいは、別の方法として、無線端末が、単純に、定期的にパイロット信号強度の測定値を一次コントローラに送信し、一次コントローラがこれら値を一時的に格納することもできる。いずれの場合も、ステップ408において、一次コントローラは、現在の隣接信号品質の相対的な測定値を得る。一次コントローラは、その後、ステップ412に進む。
【0037】
ステップ412において、一次コントローラは適格なハンドオフ候補が存在するか否か決定する。この適格なハンドオフ候補の決定は、複数の要因に基づいて行なわれる。一例として、これらに要因には、隣接基地局の信号品質の測定値、および現在呼を扱っている基地局の数および信号品質が含まれる。当業者ならば、適格なハンドオフ候補を識別するために他の方法を用いることもできる。例えば、追加の認証方法には、移動局によって報告される基地局の地理上の位置情報、および移動局によってその信号が一次コントローラに報告されなかった基地局までの近接さに関する情報などが含まれるかもしれない。移動局から報告されるパイロット信号は、一次コントローラによって隣接基地局と対応付けられる。これら隣接基地局に関する情報は、例えば、ステップ422において記載されたように、ソフトハンドオフ手続きの際に、他の基地局から一次コントローラに供給され、あるいは、一次コントローラによって他の基地局から得られる。適格なハンドオフ候補が存在しない場合は、一次コントローラは呼を引き続いて扱い、この手続きはステップ404に戻る。
【0038】
他方、ステップ412において、少なくとも一つの適格なハンドオフ候補が存在することが決定された場合は、一次コントローラは、ステップ418において、適格なハンドオフ候補の内から最良の信号品質の測定値を持つ適格なハンドオフ候補を選択する。これらセットの適格なハンドオフ候補には、図4aの典型的な手続きの一般性を失うことなく、n次隣接基地局も含まれることに注意すべきである。いったん、n次隣接基地局の識別およびアドレスを得ると、この手続きの、あとは同一であるために、さらなる説明は簡潔化のために省略された。
【0039】
その後、ステップ420(図3のポイントCに対応)において、一次コントローラがリクエスト信号をハンドオフ候補基地局に直接的に送信する。候補基地局にアクセスするために用いるシグナリングアドレスについては、一次コントローラは、前のハンドオフ手続きにおいて、用意されているものから知ること、あるいは、ステップ422において、獲得していることも考えられる。
【0040】
候補基地局がハンドオフを受理し、この事実を知らせてきた場合は、コントローラは、ステップ422において、ハンドオフ候補からハンドオフ承認信号を受信する。この承認信号は、ハンドオフのタイプ、すなわち、ソフトハンドオフか、あるいはセミソフトハンドオフかを識別する情報を含む。ソフトハンドオフとセミソフトハンドオフとの間の相違の詳細については、合衆国特許第5,794,149号において説明されているためにこれを参照されたいが、一般的には、ソフトハンドオフの場合は、ハンドオフ候補が呼を扱うために追加された後、一次基地局はその呼を引き続いて扱い、他方、セミソフトハンドオフの場合は、通常、一次基地局はハンドオフが完了した時点で呼を扱うことを中断し、終話する。ソフトハンドオフを実行するか、セミソフトハンドオフを実行するかの決定についても、合衆国特許第5,794,149号において説明されている。ステップ 424においてハンドオフのタイプが、ソフトであると判定された場合は、一次コントローラは図5のステップ502に進め、ソフトハンドオフを実行する。ただし、ステップ424において、ソフトハンドオフが遂行できないことが決定された場合は、ステップ426において、追加の(n次)ソフトハンドオフ候補が存在するか否か決定する。n次隣接基地局に関しては、いったんこれらの識別およびアドレス情報を受信すると、一次基地局コントローラは、無線端末に対して、先に図4aのステップ408において説明したのと同様なやり方で、n次隣接基地局に関する信号品質の測定値を得るように指令する。こうして、n次隣接基地局がソフトハンドオフ候補として選択され、(CPU360からCPU360への)直接のリンクが設定される。追加のソフトハンドオフ候補が存在する場合は、一次コントローラはステップ418に戻る。それ以上ソフトハンドオフ候補が存在しない場合は、一次コントローラは図4bに進める。これ以降の説明は簡素化のために省略する。
【0041】
図4bは、受信された基地局の識別およびアドレス情報を用いて、セミソフトハンドオフに対するハンドオフ候補を決定するための一次基地局コントローラにおける、ルーチンを示す。適格なセミソフトハンドオフ候補のセットには、図4bの典型的な手続きの一般性を失うことなく、n次隣接基地局も含まれることに注意すべきである。
【0042】
図4bのステップ428において、適格な隣接基地局のリストからセミハンドオフ候補が選択される。図4bのステップ430において、一次基地局によって、直接リンク(CPUからCPU)が設定され、直接、通信される。これは、一次コントローラが、候補基地局の識別およびシグナリングアドレスを、すぐ隣の隣接基地局として、あるいは、前のソフトハンドオフ手続きの際に、ステップ422において、n次隣接基地局の識別およびシグナリングアドレスを受信していることで、知っているために可能となる。候補基地局は、これに応答して、ステップ432において、セミソフトハンドオフに参加できるか否かを返答する。こうして、ステップ432において、一次基地局コントローラは、ハンドオフ候補からハンドオフ承認信号を受信する。ステップ434において、ハンドオフが受理された場合は、一次コントローラはステップ436に進め、ハンドオフを遂行し、次に、ステップ438において呼の管理を終了する。他方、ステップ434において、候補基地局によってハンドオフが受理されなかった場合は、一次コントローラは、ステップ440において、他のセミソフトハンドオフ候補が存在するか否か決定する。他の候補が存在する場合は、一次コントローラは、ステップ428に進める。存在しない場合は、一次コントローラは、図4aのポイントCに進み、通常の呼処理を継続する。
【0043】
図5は、図4aのステップ422において、ハンドオフ候補がソフトハンドオフが起こることを承認した後に、一次コントローラによって実行される動作の典型例の一例としての流れ図を示す。ステップ502において、一次コントローラは、ソフトハンドオフ信号を無線端末に伝送し、無線端末にハンドオフ候補との通信のためのCDMA無線チャネルを起動するように指令する。いったん無線端末が、CDMA無線チャネルを起動し、ハンドオフ候補との通信を開始すると、無線端末は、ハンドオフが完了したことを示し、ステップ504において、一次コントローラによって受信される信号を伝送する。ステップ502およびステップ504は、それぞれ、図3のポイントEおよびFに対応する。
【0044】
いったん、ソフトハンドオフが完了すると、一次コントローラは、ステップ506において、交換センタに情報信号を伝送する。ステップ506は、図3のポイントHに対応する。この情報信号は、ハンドオフのタイプ(ソフト、セミソフト、その他)、ハンドオフの理由、および新たな追加されたハンドオフ候補を識別する情報が含まれる。いったんソフトハンドオフが完了すると、一次コントローラは、ステップ404に戻り、通常の呼処理を継続する。
【0045】
以上、本発明を説明したが、勿論、本発明は、様々な修正が可能であり、これら様々な修正も本発明の精神および範囲から逸脱するものではなく、当業者においては明らかなように、これら全ての修正が特許請求の範囲に含まれるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による無線通信システムの一つの実施例を示す図である。
【図2】基地局コントローラの構造を示す図である。
【図3】図1の一例としての無線網の様々な要素の間で一例としてのハンドオフ手続きを遂行する際に送信される制御信号を示す流れ図である。
【図4a】一次基地局コントローラによって実行される一例としてのセットの動作を示す図である。
【図4b】一次基地局コントローラによって実行されるさらなる動作を示す図である。
【図5】本発明によるソフトハンドオフ手続きの際の一次基地局コントローラによって実行される一例としてのセットの動作を示す図である。
【符号の説明】
100、101 基地局
111、112 無線端末
120 無線交換センタ
130、138 ローカル局
140 市外局
300 基地局コントローラ
310 基地トランシーバ局(BTS)
320 アンテナ
340 トランシーバ
342 トランシーバコントローラ
360 基地局の中央処理プロセッサ(CPU)
360a 隣接基地局の中央処理プロセッサ(CPU)
380 メモリ

Claims (10)

  1. 無線ネットワーク(網)内の基地局間で直接に無線信号通信するための方法であって、
    一次基地局が、該一次基地局からの無線通信信号のハンドオフに備えて隣接基地局と直接に接触するステップ、
    該接触した隣接基地局から、隣接基地局の隣の基地局(以下、「二次隣接基地局」という)の識別及びアドレス情報を含む情報を受信するステップ、及び
    前記一次基地局から受信された情報を用いて、前記隣接基地局と前記二次隣接基地局との中から選択された隣接基地局への、前記無線通信信号の直接的なハンドオフを実行するステップ
    からなることを特徴とする方法。
  2. 請求項1に記載の方法において、前記受信される情報は、前記隣接基地局の隣の隣の基地局(以下、三次隣接基地局)のアドレス情報を含むことを特徴する方法。
  3. 請求項1に記載の方法においてさらに、
    前記一次基地局で隣接基地局に対する信号品質の測定値を受信し、前記受信された信号品質の測定値に基づいて隣接基地局と直接接触するステップからなることを特徴とする方法。
  4. 請求項3に記載の方法においてさらに、
    前記一次基地局でどの隣接基地局も前記無線通信信号のハンドオフを受理できないことの決定に応動して、二次隣接基地局に対する信号品質の測定値を受信するステップと、
    前記受信された信号品質の測定値に基づいて前記無線通信信号のハンドオフを受理できる一つの二次隣接基地局を選択するステップとからなることを特徴とする方法。
  5. 請求項3に記載の方法において、前記無線通信信号は、前記一次基地局によって扱われる無線機の無線通信呼であることを特徴する方法。
  6. 請求項5に記載の方法において、前記受信される信号品質の測定値は、前記隣接基地局での前記無線通信呼の品質の測定値であることを特徴とする方法。
  7. 請求項1に記載の方法においてさらに、
    前記一次基地局で隣接基地局と二次隣接基地局とに対する信号品質の測定値を受信するステップと、
    前記受信された信号品質の測定値に基づいて、前記無線通信信号のハンドオフを受理できる一つの隣接基地局と二次隣接基地局を選択するステップとからなることを特徴とする方法。
  8. 請求項7に記載の方法において、前記無線通信信号は、前記一次基地局によって扱われる無線機の無線通信呼であることを特徴とする方法。
  9. 請求項1に記載の方法において、前記無線通信信号は、前記一次基地局によって扱われる無線機の無線通信呼であることを特徴とする方法。
  10. 基地局の間で直接する無線信号通信のための基地局コントローラであって、該基地局コントローラは、プロセッサとメモリとからなり、請求項1乃至10のいずれかで規定された方法を実行するよう適合されていることを特徴とする基地局コントローラ。
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