JPH1070713A - 透過型撮像装置および透過型撮像装置一体型表示装置 - Google Patents

透過型撮像装置および透過型撮像装置一体型表示装置

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JPH1070713A
JPH1070713A JP8228053A JP22805396A JPH1070713A JP H1070713 A JPH1070713 A JP H1070713A JP 8228053 A JP8228053 A JP 8228053A JP 22805396 A JP22805396 A JP 22805396A JP H1070713 A JPH1070713 A JP H1070713A
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Japan
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transmission type
shielding layer
light
type imaging
display device
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JP8228053A
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Ryushi Nishimura
龍志 西村
Manabu Wakabayashi
学 若林
Nobuaki Kabuto
展明 甲
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】ハーフミラーとビデオカメラを用いた従来の視
線一致装置で、ハーフミラーとビデオカメラが表示面よ
りの突出して大型化、使い勝手および可搬性低下を招
き、またハーフミラーによるビーム分割のため画質劣化
の問題があった。 【解決手段】透明ガラス基板21に格子状の遮光膜2
2,30を形成しその諸交点にフォトダイオード26と
マイクロレンズ4を配置して向こう側が透けてみえるビ
デオカメラ即ち透過型撮像装置を構成し、表示装置の表
面に貼付ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は視線一致型の撮像装
置および表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】電話やパソコンにビデオ映像を取り込む
ビデオカメラはモニタ筐体の上部に設置される場合が多
い。パソコンユーザはモニタ画面上に表示される相手の
顔を見て話をするので、モニタ画面の上部にあるビデオ
カメラはパソコンユーザのうつむき加減の顔を撮影する
ことになる。その結果、受信者のモニタ画面には送信者
のうつむき加減の顔が表示され、お互いにうつむいてい
る顔を見ながら話をすることとなり、相互の視線が一致
しなかった。
【0003】この視線不一致を改善するために、図8に
示すように、特開平5−199518号公報の図6に開
示されている視線一致型テレビ電話機51では、モニタ
画面(以下LCD)52の前にハーフミラー53を45
度の傾斜角で設置し、更にテレビカメラ54をLCD5
2に直角に設置し、テレビカメラ54の光軸が等価的に
LCD52のほぼ中心に一致するように配置した装置を
用いて、LCD内に表示されている相手と対話者55の
視線56を一致させる方法が提案されていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の視線一致装置
は、モニタ前面(LCD)よりテレビカメラおよびハー
フミラーが突出していた。したがって、業務用途に用い
るディスプレーに従来型のハーフミラーを用いた視線一
致装置を組み込むことは機器全体の大型化を招き、配置
スペースを増大していた。また、A4サイズやB5サイ
ズのノートブック型パソコンあるいは携帯テレビ電話等
の小型携帯機器に従来型のハーフミラーを用いた視線一
致装置を組み込むことも同様に機器全体の大型化を招
き、小型軽量可搬性の観点、更には取り扱い耐久性の観
点から難点があった。
【0005】また、ハーフミラーを用いるためにテレビ
カメラに入力される対話者の映像光量が半減し、画質が
劣化する問題があった。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、本発明では、透明ガラス基板と、上記ガラス基板
面上に格子状に形成された光遮蔽層と、上記光遮蔽層上
に形成されたフォトダイオードアレーと、上記フォトダ
イオードアレー上に形成されたレンズアレーとで固体撮
像装置を構成し、表示装置の表示画面上に貼り付けた。
この装置は、光遮蔽層の格子の間を通してガラス基板背
後の映像が透過可能でかつ前方の被写体を撮影可能な透
過型固体撮像装置である。更に、フォトダイオードアレ
ーの1個のフォトダイオードの中心とマイクロレンズア
レーの1個のマイクロレンズの光学中心とを結ぶ直線と
ガラス基板との角度が、上記フォトダイオードアレーの
中心では垂直であり、中央から周辺部に行くに従いその
離れる距離に比例して変化するようにした。また、フォ
トダイオードアレーとマイクロレンズアレーとの間にホ
ールを有する遮光層を挿入し、遮光層とマイクロレンズ
アレーとの距離をマイクロレンズの焦点距離とした構造
の透過型固体撮像装置を構成し、表示装置の表示画面上
に貼り付け、光遮蔽層で覆われていないガラス部分を通
して表示装置の表示内容を見るようにした。
【0007】
【発明の実施の形態】図3は本発明の実施例の斜視図を
示す。透過型撮像装置一体型表示装置は表示装置1と透
過型撮像装置2とからなる。表示装置1は透過型の液晶
表示装置で、背後より照明光5で照明される。透過型撮
像装置2は格子状に配列された窓部3と、窓と窓の交点
に配置されたマイクロレンズ4からなる。照射光5で照
らされた表示装置1の映像は透過型撮像装置2の窓部3
を通して観察される。
【0008】図2は、図3で示した透過型撮像装置一体
型表示装置のA−A’断面図を示す。表示装置1は透過
型で2枚の透明ガラス基板6、7の上に格子状の遮光層
8、9を形成し、遮光層8の上にTFT(Thin Film
Transister)10を形成し、遮光層8で囲まれたガラス
基板6の窓部3aには透明電極11を配置する。一方、
ガラス基板7の遮光層9で囲まれた窓部3bにはカラー
フィルタ12を配置し、カラーフィルタ12の手前に配
向膜13を配置する。透明電極11と配向膜13との間
に液晶14を封入して透過型液晶表示装置1を構成す
る。透明ガラス基板6側より照明光5を照射すると、T
FT10によってコントロールされた液晶14が通過す
る光量を変化させる。
【0009】一方、透過型撮像装置2は透明ガラス基板
21の上に格子状に遮光層22及びP型のポリシリコン
層23をスパッタまたは蒸着によって形成する。ポリシ
リコン層23は十分薄いため透明である。このポリシリ
コン層23にN型層24およびP+型層25を形成す
る。ポリシリコン層23とN型層24およびP+型層2
5とでフォトダイオード26が形成される。さらに、P
+層25に接触して電荷転送部のN型層27を形成す
る。P+層25やN型層27の上には透明の絶縁層28
を介して電極29を形成し、その上に遮光層30がフォ
トダイオード26、N型層27及び電極29を取り囲む
ように形成される。遮光層30にはP+型層25の真上
にホール31が開けられる。遮光層30で囲まれた部分
は透明の平坦化層32を充填し、その上にカラーフィル
タ33を形成する。カラーフィルタ33の周囲は透明の
平坦化層34で充填し、平坦化層34の上には収束型の
マイクロレンズ4からなるマイクロレンズアレー35を
形成してCCD型のカラー撮像素子を構成する。マイク
ロレンズアレー35は遮光層30からマイクロレンズ4
の焦点距離fだけ離れた位置に形成されている。窓部3
は透明ガラス基板21、透明なポリシリコン層23、透
明な絶縁層28、透明な平坦化層32、34及びマイク
ロレンズアレー35のマイクロレンズ4でない部分で構
成されているので、透過可能である。CCD型撮像素子
の基本構成については特開平4−252074号公報
「固体撮像素子」やテレビジョン学会誌Vol.47,
No.2,pp.197〜202(1993)「1/3
インチ36万IT−CCD撮像素子」に詳述されてい
る。
【0010】図1は図2で示した透過型撮像装置1のB
部の拡大図である。前述のようにマイクロレンズ4は遮
光層30からマイクロレンズ4の焦点距離f離れた位置
に配置されているので、マイクロレンズ4に入射してホ
ール31に焦点を結ぶ外光36aは全てホール31を通
過しフォトダイオード26に到達する。しかし、ホール
31に焦点を結ばない外光37bは遮光層30に阻まれ
フォトダイオード26に到達できない。したがって、ホ
ール31を通過してフォトダイオード26に到達できる
光軸は特定の一方向に限定できる。また、マイクロレン
ズ4が歪みの無い理想的なレンズであればホール31は
ピンホールで十分である。
【0011】1例として、表示装置1を対角10インチ
すなわち水平長8インチ(203.2mm)640画
素、垂直長6インチ(152.4mm)480画素のV
GA対応透過型液晶表示装置とすると、画素ピッチは水
平垂直ともに0.3175mmである。開口率を80%
とすると遮光層8、9の幅は以下の計算のようになる。
すなわち、 開口の1辺の長さは:√(0.318×0.318×
0.8)=0.284mm 1画素の遮光層の幅は:(0.318−0.284)×
0.5=0.017mm 隣の画素の遮光層の幅と合わせて:0.017×2=
0.34mmとなる。
【0012】また更に、携帯型端末の表示装置として小
型の部類に入る対角1.8インチすなわち水平長1.4
4インチ(36.576mm)280画素、垂直長1.
08インチ(27.432mm)220画素のVGA対
応透過型液晶表示装置の遮光層8、9の線幅を計算す
る。画素ピッチは水平0.1306mm、垂直0.12
47mmである。開口率を80%とすると遮光層5、6
の幅は以上の計算のようになる。すなわち、 開口の面積:0.1306×0.1247×0.8=0.0
1303 比例計算によって開口垂直部長:0.1115mm、水
平部長:0.1168mm 1画素の遮光層の垂直部の幅は:(0.1306−0.1
168)×0.5×1=0.0138mm 1画素の遮光層の水平部の幅は:(0.1247−0.1
115)×0.5×1=0.0132mm となる。
【0013】現状の1/3インチインターライン型固体
撮像素子は、チップサイズ水平6.08mm垂直5.0
0mm、水平画素数682、垂直画素数492、画素サ
イズは水平0.0072mm垂直0.0075mmであ
る。したがって、画素ピッチは 水平:6.08÷682=0.0089mm 垂直:5.00÷492=0.0102mm であるから、1画素のサイズは0.0089×0.01
02mmとなる。
【0014】このように、1/3インチインターライン
型固体撮像素子の1画素のサイズは10インチVGA対
応透過型液晶表示装置の遮光層8、9の幅の1/3以下
であり、また1.8インチ透過型液晶表示装置の遮光層
8、9の幅よりも小さく、撮像素子の画素が液晶表示装
置を覆うことはなく、液晶表示装置の上に固体撮像素子
を形成することは可能であることがわかる。
【0015】次に、このような複眼方式撮像素子による
被写体の撮像原理を図4を用いて説明する。図4は透過
型撮像装置2の垂直断面図で、透明ガラス基板21の上
にフォトダイオード26が一定間隔で配置されてフォト
ダイオードアレー38を形成し、個々のフォトダイオー
ド26はそれぞれ遮光層30で覆われており、遮光層3
0はピンホール31が開けられている。フォトダイオー
ドアレー38の前には個々のフォトダイオード26に対
応したマイクロレンズ4からなるマイクロレンズアレー
35が配置されている。マイクロレンズアレー35の前
方には被写体39が位置しており、被写体39からの外
光36が個々のフォトダイオード26に入射されている
様子を示す。ここでマイクロレンズアレー35は遮光層
30からマイクロレンズ4の焦点距離f離れた位置に配
置されている。したがってフォトダイオード26にはピ
ンホール31とマイクロレンズ4の光学中心を結ぶ特定
方向の光36のみが入射される。被写体39の各部の照
度はフォトダイオード26によって測定され、明るさに
比例した電荷がフォトダイオード26内に生成され、一
定の規則にしたがって読み出され、出力される。図4に
示したように、マイクロレンズアレー35を通過する外
光36を全て相互に平行とするならば、透過型撮像装置
2前方に位置する被写体39は撮像装置2の大きさ程度
に撮影される。
【0016】図5及び図6は本発明の第2の実施例を示
し、図5は図6のD部の拡大図であり、図1及び図4で
示した第1の実施例の変形である。本実施例は、撮像装
置2の面積サイズ以上の大きな被写体を撮影するための
実施例である。本実施例は図1ないし4で示した第1の
実施例と構成は同一であるので構成に関する説明は省略
する。遮光層30のホール31の位置と、マイクロレン
ズの位置を透過型撮像装置1の中央部から周辺部に行く
に従いずらせ、マイクロレンズ4の光学的中心とホール
31の中心を結んだ直線は、透過型撮像装置2の中央で
は透明ガラス基板21に対して垂直であるが、透過型撮
像装置1の周辺部に行くに従い角度θは漸増するように
したものである。フォトダイオード26に入射する外光
36は角度θ方向の1方向に限定される。したがって、
ホール31とマイクロレンズ4とを結んだ直線は放射状
に展開するので、角度2θの範囲を撮影できることにな
る。即ち、フォトダイオードアレー39の両端のフォト
ダイオード26、26のなす角度2θは透過型撮像装置
2が撮影できる垂直画角または水平画角である。
【0017】図7は本発明の第3の実施例であり、マイ
クロレンズ4に平板マイクロレンズを用いた場合を示
す。平板マイクロレンズ4は、マスクをつけたガラス基
板の両面を溶融塩で浸して、その中に電極を設け、基板
に電界を印加し、イオンを移入すると同時に熱拡散によ
り屈折率分布を形成し、レンズとすることによって形成
される。平板マイクロレンズの詳細は光学ハンドブック
(1086年2月20日、小瀬輝次他編、pp.558
〜559、朝倉書店刊)に記載されている。
【0018】図9は本発明による透過型撮像装置の構成
の一例を示すブロック図である。図1から図7に示した
実施例では、透過型撮像装置の撮像部としてCCDを用
いたが、図9に示した実施例では、XYアドレス型の撮
像部を用いた。図9で60は水平走査回路、61は垂直
走査回路、62は画素アンプ、63はフォトダイオー
ド、64は垂直スイッチ、65は水平スイッチ、66は
ライン選択スイッチ、67は出力アンプである。同図で
は、透過型撮像装置の中の電気回路部分の構成のみを示
しており、マイクロレンズや遮光層を有する光学部分に
ついては図1から図7に示した実施例と同様の構成であ
る。
【0019】本実施例の動作について説明する。マイク
ロレンズおよび遮蔽層の小孔(図示せず)を通して入射
した光はフォトダイオード63で光電変換され、画素ア
ンプ62で増幅される。フォトダイオード63に蓄積し
た信号を読みだす場合には、画素の垂直スイッチ64と
水平スイッチ65を同時にオンする。これによって画素
アンプ62の出力はライン選択スイッチ66を介して、
出力アンプ67から出力される。
【0020】本実施例の透過型撮像装置では、CCDを
用いず、垂直および水平スイッチによって画素の選択を
行なうXYアドレス型の撮像部を備えている。CCDを
用いる場合、撮像装置のサイズが表示装置と同程度に大
きくなると、CCDを駆動する際の負荷容量が大きくな
り、消費電力が増大する等の問題があるが、本実施例の
場合には垂直、水平スイッチのオン、オフのみを行なえ
ば良いため消費電力を低減が可能である。
【0021】
【発明の効果】本発明によれば第1に撮像装置を透明に
して表示装置の表示面に重ね合わせる構造としたので、
表示されている相手の目の位置にあるフォトダイオード
が被写体の(本人)の目を撮影することになり、表示装
置内のどこに位置する相手の視線とも一致させることが
できる。第2に、撮像装置を表示装置の全面にわたって
薄く構成したので表示面前面より大幅に出張ることなく
撮像装置を設置でき、また装置全体を小型化できる。第
3に、ハーフミラーを用いずダイレクトに自分自身を撮
影するので光量が半減することなく画質劣化が防止でき
る。第4に、1個のフォトダイオードに対して1個のマ
イクロレンズを配置するので、マイクロレンズから色収
差や球面収差等の収差除去が不必要で特に高級レンズを
必要としない。
【図面の簡単な説明】
【図1】図2B部の説明図。
【図2】図3のA−A’断面図。
【図3】本発明の第1の実施例の斜視図。
【図4】本発明の第1の実施例の原理の説明図。
【図5】図6のD部の説明図。
【図6】本発明の第2の実施例の説明図。
【図7】本発明の第3の実施例の説明図。
【図8】従来例の説明図。
【図9】本発明の第4実施例の説明図。
【符号の説明】
2…透過型撮像装置、 3…窓部、 4…マイクロレンズ、 21…透明ガラス基板、 22…遮光層、 23…ポリシリコン層、 26…フォトダイオード、 30…遮光層、 31…ホール、 35…マイクロレンズアレー。
フロントページの続き (72)発明者 甲 展明 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地株式 会社日立製作所マルチメディアシステム開 発本部内

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】透明ガラス基板と、上記ガラス基板面上に
    格子状に形成された光遮蔽層と、上記光遮蔽層上に形成
    されたフォトダイオードアレーと、上記フォトダイオー
    ドアレー上に形成された収束型のマイクロレンズアレー
    とから構成され、上記ガラス基板の上記光遮蔽層で覆わ
    れていない部分を光が透過可能であることを特徴とする
    透過型撮像装置。
  2. 【請求項2】上記フォトダイオードアレーの1個のフォ
    トダイオードと上記マイクロレンズアレーの1個のマイ
    クロレンズの光学中心とを結んだ直線と上記ガラス基板
    となす角度が、上記フォトダイオードアレーの中央では
    垂直であり、中央から周辺部に離れるに従いその距離に
    比例して変化する請求項1に記載の透過型撮像装置。
  3. 【請求項3】透明ガラス基板と、上記ガラス基板面上に
    格子状に形成された第1の遮光層と、上記第1の遮光層
    上に形成されたフォトダイオードアレーと、上記フォト
    ダイオードアレー上に形成された第2の遮光層と、上記
    第2の遮光層上に形成された収束型のマイクロレンズア
    レーとから構成され、上記第2の遮光層にはホールを有
    し、上記第2の遮光層と上記マイクロレンズとの距離は
    上記マイクロレンズの焦点距離であり、上記ガラス基板
    の上記第1の光遮蔽層で覆われていない部分を光が透過
    可能であることを特徴とする透過型撮像装置。
  4. 【請求項4】上記第2の遮光層のホールと上記マイクロ
    レンズアレーの1個のマイクロレンズの光学中心とを結
    んだ直線と上記ガラス基板となす角度が、上記フォトダ
    イオードアレーの中央では垂直であり、中央から周辺部
    に離れるに従いその距離に比例して変化する請求項2に
    記載の透過型撮像装置。
  5. 【請求項5】上記マイクロレンズアレーが凸レンズアレ
    ーである請求項1、2、3または4に記載の透過型撮像
    装置。
  6. 【請求項6】上記マイクロレンズアレーが平板マイクロ
    レンズアレーである請求項1、2、3または4に記載の
    透過型撮像装置。
  7. 【請求項7】上記マイクロレンズアレーの表面に光反射
    防止膜を形成した請求項1、2、3、4、5または6に
    記載の透過型撮像装置。
  8. 【請求項8】請求項1、2、3、4、5、6または7に
    おいて、上記フォトダイオードアレーで光電変換した信
    号を電荷結合素子によって転送し、出力する透過型撮像
    装置。
  9. 【請求項9】請求項1、2、3、4、5、6または7に
    おいて、上記フォトダイオードアレーにおける各フォト
    ダイオードを選択するための垂直、および水平スイッチ
    を設け、上記垂直、および水平スイッチをオン、オフす
    ることにより、上記フォトダイオードに蓄積した信号を
    出力するように構成した透過型撮像装置。
  10. 【請求項10】請求項1、2、3、4、5、6、7、8
    または9に記載の上記透過型撮像装置を表示装置の表示
    面に配置し、上記第1の遮光層の格子状窓を通して、上
    記表示装置の表示内容を視認する透過型撮像装置一体型
    表示装置。
  11. 【請求項11】上記表示装置がブラックマトリクスを有
    する透過型の液晶表示装置であり、上記ブラックマトリ
    クスの格子間隔と上記透過型撮像装置の上記第1及び上
    記第2光遮蔽層の格子間隔とが一致している請求項5に
    記載の透過型撮像装置一体型表示装置。
  12. 【請求項12】上記透過型撮像装置と上記表示面とを両
    者の間に空気の介在なく密着した請求項10または11
    に記載の透過型撮像装置一体型表示装置。
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