JP2010054769A - 表示装置、表示装置の製造方法、投射型表示装置および電子機器 - Google Patents

表示装置、表示装置の製造方法、投射型表示装置および電子機器 Download PDF

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慶輔 松井
Yuichi Yamaguchi
裕一 山口
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Abstract

【課題】垂直入射される光の回折光を効果的に遮断するとともに、画素の開口面積を向上させること。
【解決手段】本発明は、駆動基板1上において表示領域の画素毎に形成される駆動トランジスタTrと、駆動トランジスタTr上に層間絶縁膜Z1を介して形成される第1表面遮光膜S1と、第1表面遮光膜S1上に形成され、表面が平坦化されている層間絶縁膜Z2と、層間絶縁膜Z2上に形成され、第1表面遮光膜S1より広く形成される第2表面遮光膜S2と、第2表面遮光膜S2上に形成され、表面が平坦化されている層間絶縁膜Z3と、層間絶縁膜Z3上に形成され、第2表面遮光膜S2と端部が揃うよう形成される第3表面遮光膜S3とを有する表示装置である。
【選択図】図2

Description

本発明は、表示装置、表示装置の製造方法、投射型表示装置および電子機器に関する。詳しくは、画素を駆動する駆動素子に対する遮光膜を有する表示装置、表示装置の製造方法、投射型表示装置および電子機器に関する。
液晶表示素子は、それ自身では発光しないため、通常、別途、光源を用いて光を入射させ、液晶表示装置とする。そのため、画素駆動のスイッチング素子であるトランジスタには、意図しない光が入射することもあり、光励起により光リーク電流が発生し、その結果、コントラスト低下やクロストーク、フリッカ等の画質劣化が生じる。特に、プロジェクタ(投射型表示装置)に用いられる液晶表示素子では、光源から入射する光量が大きいため、特に、光リークを低減する技術が必要となる。
例えば、特許文献1に開示される技術では、遮光層を駆動用多結晶シリコンTFT(Thin Film Transistor)のより近い位置に設置することで、光リークの低減を図っている。
また、特許文献2では、遮光層が平坦化された層の上に設けることで、段差部での遮光膜の薄膜化を防止し、遮光性の向上を図る技術が開示され、特許文献3では、遮光層の端部に角度をつけることにより、回折光を低減する技術が開示されている。
特開平5−100250号公報 特開2006−330763号公報 特開2003−209254号公報
しかし、近年、プロジェクタでの明るさ向上が大幅に進んだ結果、光源からの入射光量は急速に増えている。また、明るさ向上のために画素開口部の面積を広げることも同時に求められており、遮光面積を小さくし、かつ、駆動用多結晶SiTFTに入射される光量を低減する技術が必要である。
本発明は、画素開口部の面積向上と遮光性の向上との両立を図ることを目的とする。
本発明は、基板上において表示領域の画素毎に形成される駆動素子と、駆動素子上に層間膜を介して形成される第1表面遮光膜と、第1表面遮光膜上の層間膜を介して形成され、第1表面遮光膜より広く形成される第2表面遮光膜と、第2表面遮光膜上の層間膜を介して形成され、第2表面遮光膜と端部が揃うよう形成される第3表面遮光膜とを有する表示装置である。
また、本発明は、このような表示装置を表示部として、光源および投影部をさらに備える投射型表示装置でもある。さらに、本発明は、このような表示装置から成る表示部を本体筐体に備える電子機器でもある。
本発明のように、第1表面遮光膜の上に層間膜を介して第2表面遮光膜および第3表面遮光膜が形成され、第2表面遮光膜と第3表面遮光膜との端部が揃うよう形成されていることで、第1表面遮光膜だけでは防ぐことのできない回折光の入射を抑制できる。すなわち、第2表面遮光膜および第3表面遮光膜の端部が揃う状態で第1表面遮光膜より広く形成されることで、垂直入射される光の回折光を第2表面遮光膜および第3表面遮光膜で遮断できるようになる。
また、本発明は、基板上において表示領域の画素毎に形成される駆動素子と、駆動素子上に第1層間膜を介して形成される第1表面遮光膜と、第1表面遮光膜上に形成され、表面が平坦化されている第2層間膜と、第2層間膜上に形成され、第1表面遮光膜より広く形成される第2表面遮光膜と、第2表面遮光膜上に形成され、表面が平坦化されている第3層間膜と、第3層間膜上に形成され、第2表面遮光膜と端部が揃うよう形成される第3表面遮光膜とを有する表示装置である。
また、本発明は、このような表示装置を表示部として、光源および投影部をさらに備える投射型表示装置でもある。さらに、本発明は、このような表示装置から成る表示部を本体筐体に備える電子機器でもある。
本発明のように、第2表面遮光膜および第3表面遮光膜が各々平坦化された層間膜上に形成されることで、第2表面遮光膜および第3表面遮光膜の端部を正確に揃えることができる。しかも、第2表面遮光膜および第3表面遮光膜が平らで平行となり、垂直入射される光の回折光を的確に遮断できるようになる。
また、本発明は、基板上において表示領域の画素毎に駆動素子を形成する工程と、駆動素子上に層間膜を介して第1表面遮光膜を形成する工程と、第1表面遮光膜上の層間膜を介して第1表面遮光膜より広く第2表面遮光膜を形成する工程と、第2表面遮光膜上の層間膜を介して第2表面遮光膜と端部が揃うよう第3表面遮光膜を形成する工程とを有する表示装置の製造方法である。
本発明のように、第1表面遮光膜の上に層間膜を介して第2表面遮光膜および第3表面遮光膜を形成し、第2表面遮光膜と第3表面遮光膜との端部を揃えて形成することで、第1表面遮光膜だけでは防ぐことのできない回折光の入射を抑制できる。すなわち、第2表面遮光膜および第3表面遮光膜の端部が揃う状態で第1表面遮光膜より広く形成することで、垂直入射される光の回折光を第2表面遮光膜および第3表面遮光膜で遮断できる表示装置を提供できるようになる。
また、本発明は、基板上において表示領域の画素毎に駆動素子を形成する工程と、駆動素子上に第1層間膜を介して第1表面遮光膜を形成する工程と、第1表面遮光膜上に第2層間膜を形成し、表面を平坦化する工程と、第2層間膜上に第1表面遮光膜より広く第2表面遮光膜を形成する工程と、第2表面遮光膜上に第3層間膜を形成し、表面を平坦化する工程と、第3層間膜上に、第2表面遮光膜と端部が揃うよう第3表面遮光膜を形成する工程とを有する表示装置の製造方法である。
本発明のように、第2表面遮光膜および第3表面遮光膜を各々平坦化された層間膜上に形成することで、第2表面遮光膜および第3表面遮光膜の端部を正確に揃えることができる。しかも、第2表面遮光膜および第3表面遮光膜が平らで平行となり、垂直入射される光の回折光を的確に遮断できるようになる。
本発明は、駆動素子の下側に形成される第1裏面遮光膜と、第1裏面遮光膜の下側に形成され、第1裏面遮光膜の端部が揃うよう形成される第2裏面遮光膜とを備えるようにしてもよい。この際、第1裏面遮光膜の端部を、第2表面遮光膜の端部と揃うよう形成してもよい。また、駆動素子と第1裏面遮光膜との間に設けられる層間膜の厚さと第1裏面遮光膜の幅との和を、第1表面遮光膜の幅より大きく設けるようにしてもよい。
ここで、各遮光膜としては例えば金属膜を適用する。また、上下の遮光膜の端部が揃うとは、基板の表面についての平面視座標が同じであることをいい、同じとは、平面視座標の差が±0.2μm以内のことをいう。また、平坦化とは、コンタクト部を除いて、少なくとも50nm以下、好ましくは30nm以下の残留段差レベル(最高部と最低部との高さの差)のことをいう。
本発明によれば、垂直入射される光の回折光を遮断でき、画素の開口面積を向上させることが可能となる。
以下、本発明を実施するための最良の形態について説明する。なお、説明は以下の順序で行う。
1.<表示装置>
2.<第1実施形態>
3.<第2実施形態>
4.<投射型表示装置:プロジェクタ>
5.<電子機器>
6.<表示撮像装置>
7.<実施効果>
<1.表示装置>
[画素部の構成]
図1は、本実施形態に係る表示装置の画素部の構成を説明する平面図である。なお、図1では縦横各2つの画素を示しているが、実際にはさらに多くの画素が並んでいる。本実施形態の表示装置は、主として液晶を画素ごとに駆動して光を変調し、画像を表示するもので、各画素ごと駆動トランジスタTrが設けられている。また、各画素には駆動信号を保持する補助容量Cも設けられている。駆動トランジスタTrや補助容量Cは、画素の開口部の周辺に配置されており、これらの上を覆うよう遮光部Sが設けられている。遮光部Sとしては遮光性と導電性とを備える金属膜が用いられ、コンタクトCTによって図示しない画素電極と導通している。
<2.第1実施形態>
[遮光部の構成]
図2は、第1実施形態に係る表示装置の遮光部の構成を説明する部分断面図である。表示装置は、駆動基板1と対向基板2とが液晶3を介して貼り合わされたもので、駆動基板1側に駆動トランジスタTrおよび遮光部を構成する遮光膜、対向基板2に対向電極21が設けられている。
駆動基板1と対向基板2との間にはスペーサ31が介在し、駆動基板1と対向基板2との間隔(ギャップ)を規定して、液晶3を封入する空間を確保している。
駆動基板1は、例えば石英等のガラス基板やシリコン等の半導体基板が用いられる。本実施形態では石英基板が用いられている。駆動基板1の上には、駆動トランジスタTrが形成されている。ここで、駆動基板1の上とは、駆動基板1に対して対向基板2側をいう。
駆動トランジスタTrはTFT(Thin Film Transistor:薄膜トランジスタ)によって構成される。すなわち、駆動基板1上の層間絶縁膜Z11を介して形成される多結晶シリコン等のチャネル層に形成されるソースおよびドレインと、ゲート絶縁膜を介して形成されるゲート電極Gtとによって構成されている。本実施形態では、駆動トランジスタTrの下側に裏面遮光膜(第1裏面遮光膜)S11が設けられており、駆動基板1側から入射する光が駆動トランジスタTrに当たらないよう遮断している。
駆動トランジスタTrの上側には、層間絶縁膜(第1層間絶縁膜)Z1を介して第1表面遮光膜S1が設けられている。第1表面遮光膜S1は、駆動トランジスタTrのゲート電極Gtを覆う大きさ(平面視面積)で形成されている。図1に示す例では、ゲート電極Gtの厚さによる凸形状となった層間絶縁膜Z1の上に第1表面遮光膜S1が形成されているが、層間絶縁膜Z1を平坦化した上に第1表面遮光膜S1が形成されていてもよい。
第1表面遮光膜S1の上側には、層間絶縁膜(第2層間絶縁膜)Z2を介して第2表面遮光膜S2が設けられている。第2表面遮光膜S2は、第1表面遮光膜S1より広く形成されている。ここで、広くとは、第1表面遮光膜S1を平面視した際に内包する大きさのことをいう。また、第1表面遮光膜S1の端部(周縁)が第2表面遮光膜S2の端部(周縁)より内側に設けられる状態となっている。第2表面遮光膜S2は、第1表面遮光膜S1を覆う層間絶縁膜Z2の平坦化された表面に形成されている。
ここで、層間絶縁膜Z2の平坦化は、下側の部材(第1表面遮光膜S1等)の形状による凸形状が無くなっている状態である。通常、平坦化された層の表面は、コンタクト部を除いて、少なくとも50nm以下、好ましくは30nm以下の残留段差レベル(最高部と最低部との高さの差)に平坦化されている。
第2表面遮光膜S2の上側には、層間絶縁膜(第3層間絶縁膜)Z3を介して第3表面遮光膜S3が設けられている。第3表面遮光膜S3は、第2表面遮光膜S2と端部が揃うよう形成されている。端部が揃うとは、駆動基板1の表面についての平面視座標が同じであることをいい、同じとは、平面視座標の差が±0.2μm以内のことをいう。第3表面遮光膜S3は、第2表面遮光膜S2を覆う層間絶縁膜Z3の平坦化された表面に形成されている。
ここで、層間絶縁膜Z3の平坦化は、下側の部材(第2表面遮光膜S2等)の形状による凸形状が無くなっている状態である。通常、平坦化された層の表面は、コンタクト部を除いて、少なくとも50nm以下、好ましくは30nm以下の残留段差レベル(最高部と最低部との高さの差)に平坦化されている。
このように、平坦化された層間絶縁膜Z2の表面に第2表面遮光膜S2が形成され、平坦化された層間絶縁膜Z3の表面に第3表面遮光膜S3が形成されることで、第2表面遮光膜S2および第3表面遮光膜S3の端部を正確に揃えることができる。しかも、第2表面遮光膜S2および第3表面遮光膜S3が平らで平行となり、垂直入射される光の回折光を的確に遮断できるようになる。
本実施形態では、駆動トランジスタTrの上側に3つの表面遮光膜S1〜S3が設けられているが、3つを超える表面遮光膜を設けてもよい。この場合、第1表面遮光膜S1より上の表面遮光膜を第1表面遮光膜S1より広く設け、少なくとも2つの表面遮光膜の端部を揃えるよう設けるようにする。
また、第1裏面遮光膜S11の幅と層間絶縁膜Z11の膜厚との和が、第1表面遮光膜S1の幅より大きくなるよう設けてもよい。これにより、平坦化されていない層間絶縁膜Z1の上に第1表面遮光膜S1が設けられ、下層の凹凸の影響を受けていても、第1裏面遮光膜S11によって裏面からの光の入射を確実に抑制することができるようになる。
また、駆動トランジスタTrの上側の3つ(もしくは3つを超える)表面遮光膜S1〜S3の構成は、駆動トランジスタTrを中心として反転して駆動トランジスタTrの下側に設けられていてもよい。駆動トランジスタTrの下側から入射する光の遮光性を高める場合に有効である。
[表示装置の製造方法]
本実施形態に係る表示装置の製造方法を図2に基づき説明する。先ず、石英基板を駆動基板1として、この駆動基板1上に必要に応じて裏面遮光膜S11を形成し、層間絶縁膜Z11を介してTFTである駆動トランジスタTrを形成する。駆動トランジスタTrは、多結晶シリコンのチャネル層にソース、ドレインを形成し、ゲート絶縁膜を介してゲート電極Gtを形成することによって構成される。ここで、駆動トランジスタTrの下側に裏面遮光膜S11が設けられている場合、ゲート電極Gtと裏面遮光膜S11とを導通させる。
次に、駆動トランジスタTrの上に層間絶縁膜(第1層間絶縁膜)Z1を形成する。層間絶縁膜Z1は、例えばSiO2(酸化シリコン)を用いるが、他の絶縁材料であってもよい。
次いで、層間絶縁膜Z1の上に第1表面遮光膜S1を形成する。第1表面遮光膜S1としては、導電性と遮光性とを両立させる金属膜を用い、層間絶縁膜Z1の上に前記特性を備える金属膜を被着した後、フォトリソグラフィによってパターニングして形成される。ここで、第1表面遮光膜S1は、ゲート電極Gtを平面視で覆うことができる大きさ、形状にパターニングされる。
第1表面遮光膜S1の材料は、基本的には自由に選ぶことができるが、具体的には、例えば、Al、Cu、W、Mo、Pt、Pd、Ti、TiN、Cr等およびそれらの合金やシリサイド等が挙げられる。
導電性としては、シート抵抗が100Ω/□以下であるのが好ましく、10Ω/□以下であるのがより好ましい。また、遮光性としては、光リーク電流を抑制する観点から、少なくとも波長が400〜600nmの領域の光に対する透過率が10%以下であるのが望ましく、5%以下であるのがより好ましく、遮光効果を上げるためにはさらに低い方が好ましい。
金属膜の厚さは、低シート抵抗と遮光性とを両立させることができれば基本的には自由に選ぶことができる。実際には、通常、この金属膜上には絶縁層を介してさらに透明の画素電極11が形成され、液晶3を挟み込むため、第1表面遮光膜S1による段差が液晶3の配向に影響を与えない範囲の厚さにするのが望ましい。第1表面遮光膜S1の厚さは、実用上は50〜500nmとするのが好ましく、100〜300nmとするのがより好ましい。
次に、第1表面遮光膜S1の上に層間絶縁膜(第2層間絶縁膜)Z2を形成し、表面を平坦化する。平坦化は、テトラエトキシシラン(TEOS)等を用いたプラズマCVD法や常圧CVD法等による埋め込み性の良い成膜法を用いる方法、リンシリケートガラス(PSG)、ホウ素リンシリケートガラス(BPSG)等を成膜してからリフローさせる方法、スピンオンガラス(SOG)を用いた流動法、または、絶縁膜を成膜してからエッチバックする方法、絶縁膜を成膜してから化学機械研磨(CMP)法により研磨する方法等が挙げられる。その表面の高低差は±50nm以内であることが望ましい。
そして、この平坦化された層間絶縁膜Z2上に第2表面遮光膜S2を形成する。第2表面遮光膜S2としては、導電性と遮光性とを両立させる金属膜を用いる。例えば、第1表面遮光膜S1と同じ材料を用いる。第2表面遮光膜S2は、層間絶縁膜Z2の上に前記特性を備える金属膜を被着した後、フォトリソグラフィによってパターニングして形成される。ここで、第2表面遮光膜S2は、第1表面遮光膜S1より広く形成されている。すなわち、第2表面遮光膜S2は、第1表面遮光膜S1を平面視で覆うことができる大きさ、形状にパターニングされる。
次に、第2表面遮光膜S2の上に層間絶縁膜(第3層間絶縁膜)Z3を形成し、表面を平坦化する。層間絶縁膜Z3の材質および平坦化は、層間絶縁膜Z2と同様である。そして、この平坦化された層間絶縁膜Z3上に第3表面遮光膜S3を形成する。第3表面遮光膜S3としては、導電性と遮光性とを両立させる金属膜を用いる。例えば、第2表面遮光膜S2と同じ材料を用いる。第3表面遮光膜S3は、層間絶縁膜Z3の上に前記特性を備える金属膜を被着した後、フォトリソグラフィによってパターニングして形成される。
ここで、第3表面遮光膜S3は、第2表面遮光膜S2と端部が揃うよう形成されている。端部が揃うとは、駆動基板1の表面についての平面視座標が同じであることをいい、同じとは、平面視座標の差が±0.2μm以内のことをいう。
次いで、第3表面遮光膜S3の上に層間絶縁膜Z4を形成し、平坦化した後、画素電極11を形成する。画素電極11は、層間絶縁膜Z4の一部に設けたコンタクトCTを介して第3表面遮光膜S3と導通している。
駆動基板1に駆動トランジスタTrや遮光膜等を形成する一方、対向基板2に透明の対向電極21を形成しておく。そして、駆動基板1の画素電極と対向基板2の対向電極21とを向かい合わせにして、スペーサ31を介して貼り合わせる。スペーサ31は各遮光膜が形成される遮光部内に配置される。そして、スペーサ31によって形成された基板間ギャップ内に液晶3を封入する。
このような工程によって表示装置が製造される。ここで、先に説明した第1表面遮光膜S1、第2表面遮光膜S2および第3表面遮光膜S3は、電気的に画素電極11と導通するものと、対向電極21と導通するものとがある。これにより、フローティングになることを防止する。
[遮光特性]
図3は、遮光特性を説明する図である。本実施形態の表示装置では、第1表面遮光膜S1より第2、第3表面遮光膜S2、S3の方が大きく、しかも第2、第3表面遮光膜S2、S3の端部が揃うよう設けられている。図3(b)は、第2、第3表面遮光膜S2、S3の端部が完全に揃っている状態を示している。このように、第2、第3表面遮光膜S2、S3の端部が完全に揃っていると、上方から垂直入射した光のうち、第3表面遮光膜S3の端部に当たる光は内側に回折することになる。この回折光のほとんどは第2表面遮光膜S2で遮光され、駆動トランジスタTrには当たらないことになる。
図3(a)は、第2表面遮光膜S2の端部が第3表面遮光膜S3の端部よりd1だけ大きくなっている状態を示している。この場合、上方から垂直入射した光のうち、第2表面遮光膜S2の端部に当たる光が内側に回折する。また、図3(c)は、第3表面遮光膜S3の端部が第2表面遮光膜S2の端部よりd1だけ大きくなっている状態を示している。この場合、上方から垂直入射した光のうち、第3表面遮光膜S3の端部に当たる光が内側に回折し、一部が第2表面遮光膜S2で遮断されずに下方へ向かう。
上記図3(a)、(c)に示す第2、第3表面遮光膜S2、S3の端部の平面座標でのずれd1による遮光性について検討すると、d1が±0.2μm以内であることが望ましい。図4は、図3(a)〜(c)の状態について、d1が0.2μm、0.5μmの場合の入射光比率を示す図である。この図では、図3(b)に示す第2、第3表面遮光膜S2、S3の端部が揃っている状態を基準とした駆動トランジスタTrへの入射光の比率のシミュレーション結果となっている。いずれもd1が0.2μmであれば、端部が揃っている場合に比べて入射光比率を103%以内に収めることができる。
図5は、第3層間絶縁膜の厚さと入射光量との関係を示す図である。この図では、第3表面遮光膜の幅W(図2参照)をパラメータとしたシミュレーション結果となっている。この結果より、第2表面遮光膜S2と第3表面遮光膜S3との間にある第3層間絶縁膜Z3の厚さは、回折光の遮光の観点から0.5μm以上であることが望ましい。
一方、この膜厚が厚くなると、画素電極への電位を伝達するコンタクトホールの深さが深くなり、装置加工性から、コンタクトホールの径が大きくなることが予測される。液晶の配向乱れの領域は、このコンタクトホールの径に依存することから、なるべく小さいほうが好ましく、よって、第3層間絶縁膜Z3の厚みは1.0μm以下であることが望ましい。
このような第2、第3表面遮光膜S2、S3の構成により、第3表面遮光膜S3の端部で回折した光を第2表面遮光膜S2で遮光することができ、かつ第2表面遮光膜S2の端部での新たな回折光の光量低減を図ることができる。
[比較例]
次に、駆動トランジスタの上方に設けられる遮光膜が2層の場合と3層の場合との比較を行う。先ず、3層の例は、図6に示すような寸法構成となっている。すなわち、3層の例では、駆動トランジスタTrの上方に第1〜第3の表面遮光膜S1〜S3がいずれも0.8μmの層間絶縁膜を介して形成されている。一方、2層については、3層における最も上方となる第3表面遮光膜S3がない構造であり、層間絶縁膜は同じ0.8μmとなっている。
図7は、上記のような2層、3層の遮光膜における回折光の入射光量比のシミュレーション結果を示す図である。この図では、横軸が、図6に示す第2表面遮光膜S2の端部と駆動トランジスタTrのドレイン端部までの距離d2を示す、縦軸が、駆動トランジスタTrへの回折光の入射光量比となっている。ここで、入射光量比は、幅1.0μmの第2、第3表面遮光膜の端部が揃っている場合を基準としている。2層、3層の遮光膜のいずれについても距離d2が大きくなるほど回折光の入射光量比が下がるが、3層の遮光膜の方が入射光量比を小さくできることが分かる。
[開口面積]
上記図7に示すシミュレーション結果より、駆動トランジスタTrの上方に設ける遮光膜として2層より3層の方が回折光の入射光量比を小さくできる。これは、同じ入射光量比であれば2層より3層の遮光膜の方が遮光膜端部と駆動トランジスタ端部との距離d2を小さくできることを意味する。したがって、同じ回折光の入射光量比であれば、遮光膜の面積を小さくでき、画素の開口部の面積を広くできることになる。
図8は、2層の遮光膜の場合のレイアウトと3層の遮光膜の場合のレイアウトを示す平面図である。すなわち、図8(a)は、駆動トランジスタの上方に2層の遮光膜を備える場合のレイアウトの例、図8(b)は、駆動トランジスタの上方に3層の遮光膜を備える場合のレイアウトの例である。図8(a)に示す2層の遮光膜を備えるレイアウトの例では、駆動トランジスタTrのドレイン端部と第2表面遮光膜S2の端部との距離d21が1μmであり、画素ピッチ10μmにおいて開口部の開口率が約64%となっている。
一方、図8(b)に示す3層の遮光膜を備えるレイアウトの例では、上記図8(a)に示す画素と同等の画質を得る場合、駆動トランジスタTrのドレイン端部と第2表面遮光膜S2の端部との距離d22が0.9μmとなる。これにより、画素ピッチ10μmにおいて開口部の開口率を約71%にすることができ、図8(a)のレイアウトに比べて約7%の開口率向上となる。
<3.第2実施形態>
[遮光部の構成]
図9は、第2実施形態に係る表示装置の遮光部の構成を説明する部分断面図である。第2実施形態に係る表示装置の遮光部の構成は、駆動トランジスタTrの上方については第1実施形態と同じであるが、下方の遮光膜が2層設けられている点で相違する。
すなわち、駆動トランジスタTrの下方には、第1裏面遮光膜S11が設けられ、さらに層間絶縁膜Z12を介して第2裏面遮光膜S12が設けられている。ここで、第1裏面遮光膜S11の端部と第2裏面遮光膜S12の端部とは揃うように形成されている。さらに、第1裏面遮光膜S11の端部は、第2表面遮光膜S2の端部と揃うように形成されている。すなわち、駆動トランジスタTrの上方に設けられる第2、第3表面遮光膜S2、S3と駆動トランジスタTrの下方に設けられる第1、第2裏面遮光膜S11、S12とは全て端部が揃えられている。
また、第1裏面遮光膜S11は層間絶縁膜Z12の平坦化された表面に形成され、第2裏面遮光膜S12は駆動基板1の平坦化された表面に形成されている。このように、平坦化された層間絶縁膜Z12の表面に第1裏面遮光膜S11が形成され、平坦化された駆動基板1の表面に第2裏面遮光膜S12が形成されることで、第1裏面遮光膜S11および第2裏面遮光膜S12の端部を正確に揃えることができる。しかも、第1裏面遮光膜S11および第2裏面遮光膜S12が平らで平行となり、駆動基板1の下方(裏面)側から垂直入射される光の回折光を的確に遮断し、駆動トランジスタTrの遮光性を高めることができるようになる。
なお、第1裏面遮光膜S11の幅と層間絶縁膜Z11の膜厚との和が、第1表面遮光膜S1の幅より大きくなるよう設けてもよい。これにより、平坦化されていない層間絶縁膜Z1の上に第1表面遮光膜S1が設けられ、下層の凹凸の影響を受けていても、第1裏面遮光膜S11によって裏面からの光の入射を確実に抑制することができるようになる。
[表示装置の製造方法]
第2実施形態に係る表示装置の製造方法は、裏面遮光膜を形成する点で第1実施形態の製造方法と相違するが、それ以降は同じとなる。したがって、ここでは、裏面遮光膜の形成について説明し、第1実施形態と同じ工程については説明を省略する。
先ず、先ず、石英基板を駆動基板1として、この駆動基板1上に第2裏面遮光膜S12を形成する。第2裏面遮光膜S12としては、導電性と遮光性とを両立させる金属膜を用い、駆動基板1上に前記特性を備える金属膜を被着した後、フォトリソグラフィによってパターニングして形成される。
ここで、第2裏面遮光膜S12は、ゲート電極Gtを平面視で覆うことができる大きさ、形状にパターニングされる。また、第2裏面遮光膜S12は、後に形成する第1裏面遮光膜S11および第2表面遮光膜S2と端部が揃うよう形成されている。端部が揃うとは、駆動基板1の表面についての平面視座標が同じであることをいい、同じとは、平面視座標の差が±0.2μm以内のことをいう。
表面遮光膜S1の材料は、基本的には自由に選ぶことができるが、具体的には、例えば、Al、Cu、W、Mo、Pt、Pd、Ti、TiN、Cr等およびそれらの合金やシリサイド等が挙げられる。
導電性としては、シート抵抗が100Ω/□以下であるのが好ましく、10Ω/□以下であるのがより好ましい。また、遮光性としては、光リーク電流を抑制する観点から、少なくとも波長が400〜600nmの領域の光に対する透過率が10%以下であるのが望ましく、5%以下であるのがより好ましく、遮光効果を上げるためにはさらに低い方が好ましい。
金属膜の厚さは、低シート抵抗と遮光性とを両立させることができれば基本的には自由に選ぶことができるが、例えば50〜500nmとするのが好ましく、100〜300nmとするのがより好ましい。
次に、第2裏面遮光膜S12の上に層間絶縁膜Z12を形成し、表面を平坦化する。平坦化は、テトラエトキシシラン(TEOS)等を用いたプラズマCVD法や常圧CVD法等による埋め込み性の良い成膜法を用いる方法、リンシリケートガラス(PSG)、ホウ素リンシリケートガラス(BPSG)等を成膜してからリフローさせる方法、スピンオンガラス(SOG)を用いた流動法、または、絶縁膜を成膜してからエッチバックする方法、絶縁膜を成膜してから化学機械研磨(CMP)法により研磨する方法等が挙げられる。その表面の高低差は±50nm以内であることが望ましい。
そして、この平坦化された層間絶縁膜Z12上に第1裏面遮光膜S11を形成する。第1裏面遮光膜S11としては、導電性と遮光性とを両立させる金属膜を用いる。例えば、第2裏面遮光膜S12と同じ材料を用いる。第1裏面遮光膜S11は、層間絶縁膜Z12の上に前記特性を備える金属膜を被着した後、フォトリソグラフィによってパターニングして形成される。
ここで、第1裏面遮光膜S11は、第2裏面遮光膜S12および後に形成する第2表面遮光膜S2と端部が揃うよう形成されている。端部が揃うとは、駆動基板1の表面についての平面視座標が同じであることをいい、同じとは、平面視座標の差が±0.2μm以内のことをいう。
第1裏面遮光膜S11をパターニングして形成した後は、第1実施形態と同様、層間絶縁膜Z11を介した駆動トランジスタTrの形成に続く。なお、図示しないが、第1裏面遮光膜S11と第2裏面遮光膜S12とはコンタクトホールによって電気的に導通させておく。第2裏面遮光膜S12がフローティングになることを防ぐためである。
<4.投射型表示装置:プロジェクタ>
図10は、本実施形態の表示装置を適用した投射型表示装置(3板式液晶プロジェクタ)の光学構成の一例を示す図である。図10において、3板式液晶プロジェクタは、光源1P、UV−IRカットフィルタ2P、オプティカルインテグレータ3P、LCD(本実施形態の表示装置)9P〜11P、クロスプリズム12P、投射レンズ13Pを備えている。
この3板式液晶プロジェクタにおいて、光源1Pから出射された光束は、不図示のレンズ系により平行光束化され、UV−IRカットフィルタ2Pにより可視光線領域外の光束を遮光されて、オプティカルインテグレータ3Pに入射する。オプティカルインテグレータ3Pは、光源1Pからの光束に基づいて、複数の光源像から成る多光源を形成する。
このオプティカルインテグレータ3Pにより形成された多光源からの光束は、コンデンサレンズL11を経て光学装置へ入射する。
光学装置は、光源1Pから照射された光をRGBの3原色に分光して、各色に対応した3つの光変調素子(例えば、液晶表示素子:LCD9P〜11P)へ導くもので、特に、本実施形態では、光源1Pから照射される光のRGBの成分のうち最も光量の大きい成分の光を他の成分の光より高い倍率で拡大して光変調素子へ導くことを特徴としている。
光学装置は、B(青)色の波長範囲の光束を反射するダイクロイックミラー4P、R(赤)色の波長範囲の光束を反射するダイクロイックミラー5P、B(青)色の波長範囲の光束を反射するミラー6P、G(緑)色の波長範囲の光束を反射するミラー7P、8Pおよび各色の光束を各対応するLCD9P〜11Pに集光するコンデンサレンズL12、L14、L16およびリレーレンズL13、L15から構成される。
この光学装置において、先ず、コンデンサレンズL11を経た光は、ダイクロイックミラー4Pに入射する。ダイクロイックミラー4Pは、B(青)色の波長範囲の光束を反射してその他の波長範囲の光束を透過させる。ダイクロイックミラー4Pで反射されたB(青)色の波長範囲の光束は、反射ミラー6Pを経て、コンデンサレンズL14により、被照射面に配置されるLCD9Pを重畳して照明する。
ダイクロイックミラー4Pを透過した光束は、ダイクロイックミラー5Pに入射する。ダイクロイックミラー5Pは、R(赤)色の波長範囲の光束を反射してその他の波長範囲の光束を透過させる。ダイクロイックミラー5Pで反射されたR(赤)色の波長範囲の光束は、コンデンサレンズL12により、被照射面に配置されるLCD10Pを重畳して照明する。
ダイクロイックミラー5Pを透過したG(緑)色の波長範囲の光束は、リレーレンズL13P,反射ミラー7P,リレーレンズL15,反射ミラー8Pを経て、コンデンサレンズL16により、被照射面に配置されるLCD11Pを重畳して照明する。なお、このようにしてLCD9P乃至11Pを照明するコンデンサ光学系は、入射瞳面が投射レンズ13Pの入射瞳面と共役関係にある。
LCD9P,LCD10P,LCD11Pでは、B(青)色,R(赤)色,G(緑)色の波長範囲の光束がそれぞれの色の映像信号に応じて変調される。これらLCD9P〜11Pで変調されたB(青)色,R(赤)色,G(緑)色の波長範囲の光束は、合成手段であるクロスプリズム12Pによって再び重ね合わされ、投射レンズ13Pに入射してスクリーンSC上に拡大投影される。
<5.電子機器>
本実施形態に係る表示装置は、図11に示すようにフラット型のモジュール形状のものを含む。例えば絶縁性の基板上2002に、液晶素子、薄膜トランジスタ、薄膜容量、受光素子等からなる画素をマトリックス状に集積形成した画素アレイ部2002aを設ける。この画素アレイ部(画素マトリックス部)2002aを囲むように接着剤2021を配し、ガラス等の対向基板2006を貼り付けて表示モジュールとする。この透明な対向基板2006には必要に応じて、カラーフィルタ、保護膜、遮光膜等を設けてもよい。表示モジュールには、外部から画素アレイ部2002aへの信号等を入出力するためのコネクタとして例えばFPC(フレキシブルプリントサーキット)2023を設けてもよい。
以上説明した本実施形態に係る表示装置は、図12〜図16に示す様々な電子機器、例えば、デジタルカメラ、ノート型パーソナルコンピュータ、携帯電話等の携帯端末装置、ビデオカメラなど、電子機器に入力された映像信号、若しくは、電子機器内で生成した映像信号を、画像若しくは映像として表示するあらゆる分野の電子機器の表示装置に適用することが可能である。以下に、本実施形態が適用される電子機器の一例について説明する。
図12は、本実施形態が適用されるテレビを示す斜視図である。本適用例に係るテレビは、フロントパネル102やフィルターガラス103等から構成される映像表示画面部101を含み、その映像表示画面部101として本実施形態に係る表示装置を用いることにより作成される。
図13は、本実施形態が適用されるデジタルカメラを示す斜視図であり、(A)は表側から見た斜視図、(B)は裏側から見た斜視図である。本適用例に係るデジタルカメラは、フラッシュ用の発光部111、表示部112、メニュースイッチ113、シャッターボタン114等を含み、その表示部112として本実施形態に係る表示装置を用いることにより作製される。
図14は、本実施形態が適用されるノート型パーソナルコンピュータを示す斜視図である。本適用例に係るノート型パーソナルコンピュータは、本体121に、文字等を入力するとき操作されるキーボード122、画像を表示する表示部123等を含み、その表示部123として本実施形態に係る表示装置を用いることにより作製される。
図15は、本実施形態が適用されるビデオカメラを示す斜視図である。本適用例に係るビデオカメラは、本体部131、前方を向いた側面に被写体撮影用のレンズ132、撮影時のスタート/ストップスイッチ133、表示部134等を含み、その表示部134として本実施形態に係る表示装置を用いることにより作製される。
図16は、本実施形態が適用される携帯端末装置、例えば携帯電話機を示す図であり、(A)は開いた状態での正面図、(B)はその側面図、(C)は閉じた状態での正面図、(D)は左側面図、(E)は右側面図、(F)は上面図、(G)は下面図である。本適用例に係る携帯電話機は、上側筐体141、下側筐体142、連結部(ここではヒンジ部)143、ディスプレイ144、サブディスプレイ145、ピクチャーライト146、カメラ147等を含み、そのディスプレイ144やサブディスプレイ145として本実施形態に係る表示装置を用いることにより作製される。
<6.表示撮像装置>
本実施形態に係る表示装置は、以下のような表示撮像装置に適用可能である。また、この表示撮像装置は、先に説明した各種電子機器に適用可能である。図17には、表示撮像装置の全体構成を表すものである。この表示撮像装置は、I/Oディスプレイパネル2000と、バックライト1500と、表示ドライブ回路1200と、受光ドライブ回路1300と、画像処理部1400と、アプリケーションプログラム実行部1100とを備えている。
I/Oディスプレイパネル2000は、複数の画素が全面に渡ってマトリクス状に配置された液晶パネル(LCD(Liquid Crystal Display))からなり、線順次動作をしながら表示データに基づく所定の図形や文字などの画像を表示する機能(表示機能)を有すると共に、後述するようにこのI/Oディスプレイ2000に接触または近接する物体を撮像する機能(撮像機能)を有するものである。また、バックライト1500は、例えば複数の発光ダイオードが配置されてなるI/Oディスプレイパネル2000の光源であり、後述するようにI/Oディスプレイ2000の動作タイミングに同期した所定のタイミングで、高速にオン・オフ動作を行うようになっている。
表示ドライブ回路1200は、I/Oディスプレイパネル2000において表示データに基づく画像が表示されるように(表示動作を行うように)、このI/Oディスプレイパネル2000の駆動を行う(線順次動作の駆動を行う)回路である。
受光ドライブ回路1300は、I/Oディスプレイパネル2000において受光データが得られるように(物体を撮像するように)、このI/Oディスプレイパネル2000の駆動を行う(線順次動作の駆動を行う)回路である。なお、各画素での受光データは、例えばフレーム単位でフレームメモリ1300Aに蓄積され、撮像画像として画像処理部14へ出力されるようになっている。
画像処理部1400は、受光ドライブ回路1300から出力される撮像画像に基づいて所定の画像処理(演算処理)を行い、I/Oディスプレイ2000に接触または近接する物体に関する情報(位置座標データ、物体の形状や大きさに関するデータなど)を検出し、取得するものである。なお、この検知する処理の詳細については後述する。
アプリケーションプログラム実行部1100は、画像処理部1400による検知結果に基づいて所定のアプリケーションソフトに応じた処理を実行するものであり、例えば検知した物体の位置座標を表示データに含むようにし、I/Oディスプレイパネル2000上に表示させるものなどが挙げられる。なお、このアプリケーションプログラム実行部1100で生成される表示データは表示ドライブ回路1200へ供給されるようになっている。
次に、図18を参照してI/Oディスプレイパネル2000の詳細構成例について説明する。このI/Oディスプレイパネル2000は、表示エリア(センサエリア)2100と、表示用Hドライバ2200と、表示用Vドライバ2300と、センサ読み出し用Hドライバ2500と、センサ用Vドライバ2400とを有している。
表示エリア(センサエリア)2100は、バックライト1500からの光を変調して表示光を出射すると共にこのエリアに接触または近接する物体を撮像する領域であり、発光素子(表示素子)である液晶素子と後述する受光素子(撮像素子)とがそれぞれマトリクス状に配置されている。
表示用Hドライバ2200は、表示ドライブ回路1200から供給される表示駆動用の表示信号および制御クロックに基づいて、表示用Vドライバ2300と共に表示エリア2100内の各画素の液晶素子を線順次駆動するものである。
センサ読み出し用Hドライバ2500は、センサ用Vドライバ2400と共にセンサエリア2100内の各画素の受光素子を線順次駆動し、受光信号を取得するものである。
次に、図19を参照して、表示エリア2100における各画素の詳細構成例について説明する。この図19に示した画素3100は、表示素子である液晶素子と受光素子とから構成されている。
具体的には、表示素子側には、水平方向に延在するゲート電極3100hと垂直方向に延在するドレイン電極3100iとの交点に薄膜トランジスタ(TFT;Thin Film Transistor)などからなるスイッチング素子3100aが配置され、このスイッチング素子3100aと対向電極との間に液晶を含む画素電極3100bが配置されている。そしてゲート電極3100hを介して供給される駆動信号に基づいてスイッチング素子3100aがオン・オフ動作し、オン状態のときにドレイン電極3100iを介して供給される表示信号に基づいて画素電極3100bに画素電圧が印加され、表示状態が設定されるようになっている。
一方、表示素子に隣接する受光素子側には、例えばフォトダイオードなどからなる受光用のセンサ3100cが配置され、電源電圧VDDが供給されるようになっている。また、この受光センサ3100cには、リセットスイッチ3100dとコンデンサ3100eが接続され、リセットスイッチ3100dによってリセットされながら、コンデンサ3100eにおいて受光量に対応した電荷が蓄積されるようになっている。そして蓄積された電荷は読み出しスイッチ3100gがオンとなるタイミングで、バッファアンプ3100fを介して信号出力用電極3100jに供給され、外部へ出力される。また、リセットスイッチ3100dのオン・オフ動作はリセット電極3100kにより供給される信号により制御され、読み出しスイッチ3100gのオン・オフ動作は、読出し制御電極3100kにより供給される信号により制御される。
次に、図20を参照して、表示エリア2100内の各画素とセンサ読み出し用Hドライバ2500との接続関係について説明する。この表示エリア2100では、赤(R)用の画素3100と、緑(G)用の画素3200と、青(B)用の画素3300とが並んで配置されている。
各画素の受光センサ3100c,3200c,3300cに接続されたコンデンサに蓄積された電荷は、それぞれのバッファアンプ3100f,3200f,3300fで増幅され、読み出しスイッチ3100g,3200g,3300gがオンになるタイミングで、信号出力用電極を介してセンサ読み出し用Hドライバ2500へ供給される。なお、各信号出力用電極には定電流源4100a,4100b,4100cがそれぞれ接続され、センサ読み出し用Hドライバ2500で感度良く受光量に対応した信号が検出されるようになっている。
次に、本実施の形態の表示撮像装置の動作について詳細に説明する。
まず、この表示撮像装置の基本動作、すなわち画像の表示動作および物体の撮像動作について説明する。
この表示撮像装置では、アプリケーションプログラム実行部1100から供給される表示データに基づいて、表示用ドライブ回路1200において表示用の駆動信号が生成され、この駆動信号により、I/Oディスプレイ2000に対して線順次表示駆動がなされ、画像が表示される。また、このときバックライト1500も表示ドライブ回路1200によって駆動され、I/Oディスプレイ2000と同期した点灯・消灯動作がなされる。
ここで、図21を参照して、バックライト1500のオン・オフ状態とI/Oディスプレイパネル2000の表示状態との関係について説明する。
まず、例えば1/60秒のフレーム周期で画像表示がなされている場合、各フレーム期間の前半期間(1/120秒間)にバックライト1500が消灯し(オフ状態となり)、表示が行われない。一方、各フレーム期間の後半期間には、バックライト1500が点灯し(オン状態となり)、各画素に表示信号が供給され、そのフレーム期間の画像が表示されるようになっている。
このように、各フレーム期間の前半期間は、I/Oディスプレイパネル2000から表示光が出射されない無光期間である一方、各フレーム期間の後半期間は、I/Oディスプレイパネル2000から表示光が出射される有光期間となっている。
ここで、I/Oディスプレイパネル2000に接触または近接する物体(例えば、指先など)がある場合、受光ドライブ回路1300による線順次受光駆動により、このI/Oディスプレイパネル2000における各画素の受光素子においてその物体が撮像され、各受光素子からの受光信号が受光ドライブ回路1300へ供給される。受光ドライブ回路1300では、1フレーム分の画素の受光信号が蓄積され、撮像画像として画像処理部14へ出力される。
そして画像処理部1400では、この撮像画像に基づいて、以下説明する所定の画像処理(演算処理)を行い、I/Oディスプレイ2000に接触または近接する物体に関する情報(位置座標データ、物体の形状や大きさに関するデータなど)が検出される。
<7.実施効果>
以上説明したように、本実施形態によれば、平坦化された層間絶縁膜上に遮光膜を2つ以上形成し、これらの端部を揃えるようにしたことから、遮光膜が1つの場合と比較して、同じ開口面積でも、駆動トランジスタに入る光量をより低減することができる。その結果、特にプロジェクタにおいてコントラスト低下やクロストーク、フリッカ等など画質劣化を抑制できる。
また、従来、透明画素電極に画素電位を伝達するためのコンタクトは、トランジスタ上に形成することが困難であったが、遮光膜を遮光機能だけでなく画素電位の配線として用いることで、トランジスタ上にコンタクトを形成することが可能となる。これにより、画素の開口部の面積を拡げることが可能となる。
また、このコンタクト周辺での液晶層の配向乱れと、スペーサ周りの液晶層の配向乱れによる光漏れを、投射画面に表示させないよう効果的に遮蔽することが可能となる。しかも、この機能を、駆動トランジスタ上の遮光膜に兼ねさせることにより、開口部の面積をより拡げることが可能となる。その結果、従来と同等の画質でより開口部の面積を拡げることが可能となる。
本実施形態は、特に画素のピッチが20μm以下の表示装置において特に有効である。また、本実施形態では主として液晶を用いた表示装置を例としたが、液晶以外(例えば、有機EL)を用いた表示装置であっても適用可能である。
本実施形態に係る表示装置の画素部の構成を説明する平面図である。 第1実施形態に係る表示装置の遮光部の構成を説明する部分断面図である。 遮光特性を説明する図である。 図3(a)〜(c)の状態について、d1が0.2μm、0.5μmの場合の入射光比率を示す図である。 第3層間絶縁膜の厚さと入射光量との関係を示す図である。 寸法構成の例を示す図である。 2層、3層の遮光膜における回折光の入射光量比のシミュレーション結果を示す図である。 2層の遮光膜の場合のレイアウトと3層の遮光膜の場合のレイアウトを示す平面図である。 第2実施形態に係る表示装置の遮光部の構成を説明する部分断面図である。 本実施形態の表示装置を適用した投射型表示装置(3板式液晶プロジェクタ)の光学構成の一例を示す図である。 フラット型のモジュール形状の例を示す模式図である。 本実施形態が適用されるテレビを示す斜視図である。 本実施形態が適用されるデジタルカメラを示す斜視図である。 本実施形態が適用されるノート型パーソナルコンピュータを示す斜視図である。 本実施形態が適用されるビデオカメラを示す斜視図である。 本実施形態が適用される携帯端末装置、例えば携帯電話機を示す図である。 本発明の第1の実施の形態に係る表示撮像装置の構成を表すブロック図である。 図1に示したI/Oディスプレイパネルの構成例を表すブロック図である。 各画素の構成例を表す回路図である。 各画素とセンサ読み出し用Hドライバとの接続関係を説明するための回路図である。 バックライトのオン・オフ状態と表示状態との関係について説明するためのタイミング図である。
符号の説明
1…駆動基板、2…対向基板、3…液晶、11…画素電極、21…対向電極、S1…第1表面遮光膜、S2…第2表面遮光膜、S3…第3表面遮光膜、S11…裏面遮光膜、Z1〜Z4…層間絶縁膜、Tr…駆動トランジスタ

Claims (11)

  1. 基板上において表示領域の画素毎に形成される駆動素子と、
    前記駆動素子上に層間膜を介して形成される第1表面遮光膜と、
    前記第1表面遮光膜上の層間膜を介して形成され、前記第1表面遮光膜より広く形成される第2表面遮光膜と、
    前記第2表面遮光膜上の層間膜を介して形成され、前記第2表面遮光膜と端部が揃うよう形成される第3表面遮光膜と
    を有する表示装置。
  2. 基板上において表示領域の画素毎に形成される駆動素子と、
    前記駆動素子上に第1層間膜を介して形成される第1表面遮光膜と、
    前記第1表面遮光膜上に形成され、表面が平坦化されている第2層間膜と、
    前記第2層間膜上に形成され、前記第1表面遮光膜より広く形成される第2表面遮光膜と、
    前記第2表面遮光膜上に形成され、表面が平坦化されている第3層間膜と、
    前記第3層間膜上に形成され、前記第2表面遮光膜と端部が揃うよう形成される第3表面遮光膜と
    を有する表示装置。
  3. 前記駆動素子の下側に形成される第1裏面遮光膜と、
    前記第1裏面遮光膜の下側に形成され、前記第1裏面遮光膜の端部が揃うよう形成される第2裏面遮光膜とを備える
    請求項1または2記載の表示装置。
  4. 前記第1裏面遮光膜の端部は、前記第2表面遮光膜の端部と揃うよう形成されている
    請求項3記載の表示装置。
  5. 前記駆動素子と前記第1裏面遮光膜との間に設けられる層間膜の厚さと、当該第1裏面遮光膜の幅との和が、前記第1表面遮光膜の幅より大きく設けられている
    請求項3記載の表示装置。
  6. 基板上において表示領域の画素毎に駆動素子を形成する工程と、
    前記駆動素子上に層間膜を介して第1表面遮光膜を形成する工程と、
    前記第1表面遮光膜上の層間膜を介して前記第1表面遮光膜より広く第2表面遮光膜を形成する工程と、
    前記第2表面遮光膜上の層間膜を介して前記第2表面遮光膜と端部が揃うよう第3表面遮光膜を形成する工程と
    を有する表示装置の製造方法。
  7. 基板上において表示領域の画素毎に駆動素子を形成する工程と、
    前記駆動素子上に第1層間膜を介して第1表面遮光膜を形成する工程と、
    前記第1表面遮光膜上に第2層間膜を形成し、表面を平坦化する工程と、
    前記第2層間膜上に前記第1表面遮光膜より広く第2表面遮光膜を形成する工程と、
    前記第2表面遮光膜上に第3層間膜を形成し、表面を平坦化する工程と、
    前記第3層間膜上に、前記第2表面遮光膜と端部が揃うよう第3表面遮光膜を形成する工程と
    を有する表示装置の製造方法。
  8. 光源と、
    前記光源から照射される光を変調する表示部と、
    前記表示装置で変調した光を投影する投影部とを有し、
    前記表示部が、
    基板上において表示領域の画素毎に形成される駆動素子と、
    前記駆動素子上に層間膜を介して形成される第1表面遮光膜と、
    前記第1表面遮光膜上の層間膜を介して形成され、前記第1表面遮光膜より広く形成される第2表面遮光膜と、
    前記第2表面遮光膜上の層間膜を介して形成され、前記第2表面遮光膜と端部が揃うよう形成される第3表面遮光膜と
    を有する投射型表示装置。
  9. 光源と、
    前記光源から照射される光を変調する表示部と、
    前記表示装置で変調した光を投影する投影部とを有し、
    前記表示部が、
    基板上において表示領域の画素毎に形成される駆動素子と、
    前記駆動素子上に第1層間膜を介して形成される第1表面遮光膜と、
    前記第1表面遮光膜上に形成され、表面が平坦化されている第2層間膜と、
    前記第2層間膜上に形成され、前記第1表面遮光膜より広く形成される第2表面遮光膜と、
    前記第2表面遮光膜上に形成され、表面が平坦化されている第3層間膜と、
    前記第3層間膜上に形成され、前記第2表面遮光膜と端部が揃うよう形成される第3表面遮光膜と
    を有する投射型表示装置。
  10. 本体筐体に表示部を備えており、
    前記表示部が、
    基板上において表示領域の画素毎に形成される駆動素子と、
    前記駆動素子上に層間膜を介して形成される第1表面遮光膜と、
    前記第1表面遮光膜上の層間膜を介して形成され、前記第1表面遮光膜より広く形成される第2表面遮光膜と、
    前記第2表面遮光膜上の層間膜を介して形成され、前記第2表面遮光膜と端部が揃うよう形成される第3表面遮光膜と
    を有する電子機器。
  11. 本体筐体に表示部を備えており、
    前記表示部が、
    基板上において表示領域の画素毎に形成される駆動素子と、
    前記駆動素子上に第1層間膜を介して形成される第1表面遮光膜と、
    前記第1表面遮光膜上に形成され、表面が平坦化されている第2層間膜と、
    前記第2層間膜上に形成され、前記第1表面遮光膜より広く形成される第2表面遮光膜と、
    前記第2表面遮光膜上に形成され、表面が平坦化されている第3層間膜と、
    前記第3層間膜上に形成され、前記第2表面遮光膜と端部が揃うよう形成される第3表面遮光膜と
    を有する電子機器。
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