JPH1069947A - 同軸コネクタ - Google Patents

同軸コネクタ

Info

Publication number
JPH1069947A
JPH1069947A JP8245613A JP24561396A JPH1069947A JP H1069947 A JPH1069947 A JP H1069947A JP 8245613 A JP8245613 A JP 8245613A JP 24561396 A JP24561396 A JP 24561396A JP H1069947 A JPH1069947 A JP H1069947A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
outer shell
coaxial connector
coaxial
connector
coaxial cable
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP8245613A
Other languages
English (en)
Inventor
Taira Chin
平 陳
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
AMP Japan Ltd
Original Assignee
AMP Japan Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by AMP Japan Ltd filed Critical AMP Japan Ltd
Priority to JP8245613A priority Critical patent/JPH1069947A/ja
Publication of JPH1069947A publication Critical patent/JPH1069947A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 構成が比較的単純で製造が容易であり、特に
同軸ケーブルの外部導体との接続を容易に且つ確実に行
うことが出来る同軸コネクタを提供すること。 【解決手段】 同軸コネクタ10は同軸ケーブル200
の中心導体に接続される電気端子20と、外部導体21
0に接続される外部シェル60とを有する。外部シェル
60は後端の帯状部70、71により外部導体210に
圧着接続される。外部シェル60は係合肩62及び操作
部63を有する弾性係合片61を有する。係合片61の
係合肩62は相手コネクタとの嵌合ロックとして機能す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は同軸コネクタ、特に
同軸ケーブルを成端してアンテナプラグとして使用され
る同軸コネクタに関する。
【0002】
【従来の技術及び発明の解決すべき課題】従来より自動
車等の応用でアンテナプラグとして同軸コネクタが使用
される。この同軸コネクタは、同軸ケーブルの中心導体
に接続されるピン形の電気端子と、外部導体に接続され
る外部シェルとを有する。通常同軸コネクタの径寸法
は、同軸コネクタに接続される同軸ケーブルよりも大き
い。
【0003】他の電気コネクタと同様に、この種のコネ
クタにも、製造・組立が容易で安価であること、及び電
気的接続の信頼性が高いことが要求されている。
【0004】前者の問題の解決策の一例が特開平5−3
43123号に開示される。開示される技術によれば、
外部シェルに圧着用バレルが形成され、同軸ケーブルの
外部導体がこの圧着用バレルに圧着接続される。しかし
ながら、開示される技術は外部シェルの径と同軸ケーブ
ルの径とが比較的近似するときに適用できるものであ
り、アンテナ用プラグの如き、外部シェルの径と同軸ケ
ーブルの径とが極端に相違する場合には適用できない。
従って、アンテナ用プラグにも適用可能な圧着型の新し
い構成が必要とされていた。この新しい構成は、外部導
体との接続のための別部品を必要としないことが望まし
い。
【0005】また後者についての関連技術が、意匠第8
62201号の公報及びその類似意匠(類似1)の公報
に開示される。両者に開示されるのはアンテナプラグア
ダプタであり、アダプタの外部シェルには外方に突出す
る片持ち梁片又は両持ち梁片が設けられる。両公報に示
される参考図によれば、片持ち梁片又は両持ち梁片は、
相手端子との嵌合時にリセプタクル型の相手端子の内面
と弾性接触し、これにより相手端子との電気接続を実現
させると共に両者の嵌合接続状態を維持すべく作用す
る。しかしながら、このような片持ち梁片又は両持ち梁
片の弾性接触による嵌合維持手段は、自動車等の応用の
ように振動を常時受けるような環境では十分でなく、更
に強固な嵌合維持手段が必要とされる。嵌合維持手段と
しては、コネクタの挿抜が可能であるとともに容易に製
造可能であることが要求される。
【0006】従って本発明は、同軸ケーブルのケーブル
径よりも大径のプラグ型同軸コネクタにして、構成が比
較的単純で製造が容易である同軸コネクタを提供するこ
とを目的とする。本発明は特に、同軸ケーブルの外部導
体との接続を容易に且つ確実に行うことのできる同軸コ
ネクタを提供することを目的とする。更に本発明は、相
手端子との電気接続の信頼性が高い同軸コネクタを提供
することを目的とする。
【0007】
【課題を解決する為の手段】本発明は、同軸ケーブルを
成端し、中心導体に接続される電気端子と、外部導体に
接続される外部シェルとを有する同軸コネクタにおい
て、前記外部シェルの前記同軸ケーブル側の端には、ス
リットにより画定された帯状部が形成され、該帯状部
は、前記同軸ケーブルの外部導体に圧着接続されること
を特徴とする。
【0008】好ましくは、前記同軸コネクタは、ヒンジ
部により連結された上下半体の係合により組み立てら
れ、内側に前記電気端子を収容して前記外部シェルに嵌
入される誘電体を更に有する。このとき前記ヒンジ部近
傍に凹部が形成され、前記上下半体の係合時に前記ヒン
ジ部が凹部内に位置するよう構成されるのが良い。
【0009】更に好ましくは、前記誘電体及び前記外部
シェルの前記帯状部には、前記誘電体の前記外部シェル
に対する嵌入角度方向を決定するキー手段が形成され
る。前記キー手段は、好ましくは、前記帯状部に形成さ
れた突起と前記誘電体に形成された溝による。
【0010】また本発明は、同軸ケーブルを成端し、中
心導体に接続される電気端子と、外部導体に接続される
外部シェルとを有する同軸コネクタにおいて、前記外部
シェルは、相手端子と係合するロック肩及び操作部を備
えた片持ち梁状係合片を有することを特徴とする。
【0011】好ましくは、前記外部シェルは、相手端子
との係合時に、前記相手端子と接触して前記係合片を相
手端子の係合部に押しつけるような付勢作用する少なく
とも1個の弾性片を有する。
【0012】また、好ましくは、前記同軸コネクタは、
前記電気端子を収容して前記外部シェルに嵌入される誘
電体を更に有し、誘電体には前記片持ち梁状係合片の撓
みを可能にすると共に過度の撓みを防止するよう作用す
る係合片収容凹部が形成される。
【0013】
【発明の実施の形態】以下に本発明の好適実施形態とな
るプラグ型の同軸コネクタを図面を参照して詳細に説明
する。
【0014】図1にはプラグ型の同軸コネクタを相手コ
ネクタと共に斜視図にして示す。同軸コネクタ10は同
軸ケーブル200の中心導体205に接続されたピン型
の電気端子20、電気端子20を収容する誘電体30、
及び誘電体30の外側に位置する外部シェル60を有す
る。電気端子20及び外部シェル60は金属板の折り曲
げにより形成される。また、プラグ型の同軸コネクタ1
0に嵌合可能なジャック型の相手コネクタ110は、リ
セプタクル型の電気端子120、電気端子120を収容
する誘電体130、及び外部シェル160を有する。電
気端子120及び外部シェル160は回路基板(図示せ
ず。)に取り付け接続されるための半田付けタイン12
1、161a、161bを有する。(161aについて
は図7を参照。)
【0015】図2は同軸コネクタ10のみを示す図で、
(a)は正面図、(b)は底面図、及び(c)は右側面
図である。図2(a)によれば、誘電体30を包囲する
外部シェル60は片持ち梁状の弾性係合片61を有す
る。係合片61は外方に突出するように折り曲げて形成
された係合肩(ロック肩)62を含み、更に係合肩62
の自由端側に操作部63を有する。操作部63を操作す
ることにより係合片61を弾性的に変位させることがで
きる。また、外部シェル60には外方に突出するアーチ
形状を成す1対の両持ち梁状弾性片64を有する。弾性
片64の作用については後述する。更に、外部シェル6
0の同軸ケーブル200側の端には、同軸ケーブル20
0の外部導体210に圧着接続される圧着部70が形成
される。
【0016】図3乃至図6には本発明の同軸コネクタ1
0の組立段階が開示される。図3は組立の第1段階を示
す斜視図である。この第1段階では同軸ケーブル200
が電気端子20に圧着接続され、更にこれらが収容され
る誘電体30が用意される。図示されるように電気端子
20はピン形状の接触部21の後側に導体接続バレル2
2aと絶縁体支持バレル22bからなる圧着バレル部2
2を有し、同軸ケーブル200の中心導体205がこの
導体接続バレル22aに圧着接続され、中心導体205
を包囲する内部誘電体206は絶縁体支持バレル22b
に圧着支持される。同軸ケーブル200の外部導体(編
組線)210は図示される如く後方へ向けて折り返され
る。接触部21の後方寄りの位置にはビード23が形成
され、更に接触部21と圧着バレル22との間には、開
口26を挟んで両側に置かれる一対の舌片24が形成さ
れる。
【0017】誘電体30は一対の部材30a、30bが
2ヵ所のヒンジ部31を介して連結されて構成される。
一対の部材30a、30bのそれぞれには電気端子20
及び同軸ケーブル200を収容するキャビティ部40
a、40bが形成される。部材30aのキャビティ部4
0aは、前方位置の端子支持部41aと後方位置のケー
ブル収容部42aとを有する。前方位置の端子支持部4
1aは接触部21を受容するよう略半円断面形状を成す
凹部44a、第1小径部45a、及び第1小径部45a
よりも大径となる第2小径部46aを含む。凹部44a
は電気端子20の接触部21の一部を受容するためのも
ので、接触部21のビード23を受容するための溝47
を有する。また、第1小径部45aは導体接続バレル2
2aを受容するものであり、第2小径部46aは内部誘
導体206を圧着して包囲する絶縁体支持バレル22b
を受容するためのものである。部材30aの後方に位置
するケーブル収容部42aは第2小径部46aよりも大
径とされた略半円断面形状を成す。ケーブル収容部42
aは、その長さ方向の略中央位置に内方に突出するリブ
49aを有する。
【0018】部材30bのキャビティ40bは、前方位
置の端子支持部41bと後方位置のケーブル収容部42
bとを有する。前方位置の端子支持部41bは、接触部
21を受容するよう略半円断面形状を成す凹部44bを
有する。凹部44bには凹部44aと同様に電気端子2
0のビード23を受容するための溝47が形成される。
更に電気端子20は凹部44bの後側に略半円形状の第
1及び第2の突部48a、48bを有する。第1の突部
48aは第2の突部48bよりも大径とされ、第1の突
部48aの両側には長さ方向に延びる一対のスロット4
3が形成される。端子支持部41bは更に第2の突部4
8bの後側に略半円断面形状の小径部46bを有する。
小径部46bは絶縁体支持バレル22bを受容するため
のものであり、部材30aの第2小径部46aに対応す
る位置に形成する。部材30bの後方に位置するケーブ
ル収容部42bは小径部46bよりも大径とされた略半
円断面形状を成す。ケーブル収容部42aは、その長さ
方向の中央から両側に外れた2位置に内方に突出するリ
ブ49bを有する。
【0019】部材30a、30bは更に係合手段55
a、55bを端位置に備える。本好適実施形態によれ
ば、部材30aは係合手段55aとして一対の係合凹部
を有し、部材30bは係合手段55bとして一対の弾性
係合アームを有するが、他の様々な係合手段が適用可能
である。後述の如く、部材30aは部材30bに対して
ヒンジ部31を軸として面57aと面57bとが重なる
ように回動されるが、このとき係合手段55a、55b
が互いに係合して両部材30a、30bを固定する。
【0020】図4は組立の第2段階を示す斜視図で、電
気端子20に圧着接続された同軸ケーブル200が誘電
体30の部材30aに収容された状態を示す図である。
電気端子20は端子支持部41aに受容され、同軸ケー
ブル200はケーブル収容部42aに受容される。この
とき電気端子20のビード23は部材30aの溝47に
受容され、導体接続バレル22a、絶縁体支持バレル2
2bはそれぞれ第1小径部45a、第2小径部46a内
に受容される(図3参照)。同軸ケーブル200の外部
導体210は誘電体30の端52を超えて後方に延び
る。
【0021】図5は組立の第3段階を示す斜視図であ
り、電気端子20及び同軸ケーブル200を誘電体30
に組み付けて略円柱形状の副組立体50を構成し、この
副組立体50を外部シェル60に組み付ける前の状態を
示す図である。図5に示す副組立体50は、図4の状態
において、部材30aをヒンジ部31を軸にして図4中
の矢印Aの方向に回動され、部材30bと重合わせ、上
述の係合手段55a、55bにより両者を固定すること
により完成される。このとき部材30bの第1の突部4
8aは電気端子20の開口26と係合し、電気端子20
の舌片24は部材30bの一対のスロット43に受容さ
れ、更に第2の突部48bは導体接続バレル22a上の
略当接位置に置かれる。これにより電気端子20はがた
を生じることなく誘電体30に強固に支持される。更に
このとき、誘電体30のケーブル収容部42a、42b
に収容された同軸ケーブル200は、一側、即ち部材3
0a側からは略中央位置のリブ49aにより押圧され、
逆側、即ち部材30b側からは略中央位置から外れた2
位置のリブ49bにより押圧されるので、ケーブル収容
部42a、42b内に強く保持される(図3参照)。
【0022】ところで、図3及び図4によれば、誘電体
30のヒンジ部31は部材30a、30bの凹部58
a、58b内に位置する。従って図5に示す如く副組立
体50においてはヒンジ部31が外側面59から突出し
ない。また、係合手段55a、55bについても、係合
凹部55aが弾性係合アーム55bを収容可能に構成さ
れるため、両者が係合した際に弾性係合アーム55bが
外側面59から突出しない。
【0023】図5に示すように副組立体50は外部シェ
ル60の円形キャビティ65内に挿入される。挿入方向
を図5中に矢印Bで示す。図5によれば、外部シェル6
0は金属板の折り曲げにより形成され、金属板の合わせ
目67を頂側にして略円筒形状に形成されることが理解
される。図2(a)、(b)及び図5によれば、外部シ
ェル60は前端近傍に内方に突出するビード68が形成
され、後端近傍には外方に環状に突出する膨出部69が
形成される。ビード68及び膨出部69は外部シェル6
0を補強し、合わせ目67の開きを防止するよう作用す
る。また膨出部69は係合片61の保護機能も有する。
更に外部シェル60は後端にスリット72a、72bに
より画定された圧着用帯状部70、71を有する。頂側
に示される帯状部70は中央でスロット77により分離
され、その対向する一対の端は内方へ曲げられ、これに
よりキー73が形成される。一方、誘電体30の外側面
59上には溝56a、56bが形成される。溝56a、
56bは一直線上に配置される。キー73は溝56a、
56bと協働して、誘導体30が外部シェル60に挿入
される際の挿入角度方向を決定する。図1によれば、外
部シェル60は前側端で内側に回り込むように形成さ
れ、これにより誘電体30が挿入されるときの制止部6
6が構成されている。誘電体30はこの制止部66に略
達するまで挿入され、このとき誘電体30の前端近傍に
形成された溝37と外部シェル60のビード68とがロ
ック係合する。
【0024】図6は組立の最終段階であり、組立が完了
した状態のプラグ型の同軸コネクタ10を示す斜視図で
ある。誘電体30がキャビティ65内に完全に挿入され
た後、帯状部70、71が同軸ケーブル200の外部導
体210に上下から圧着される。これにより、外部導体
210と外部シェル60との電気的導通が達成される。
帯状部70、71は誘電体30の抜け止めとしても作用
する。
【0025】再度図5によれば、副組立体50を構成す
る誘電体30は、頂側に傾斜面53a及び底面53bを
含む凹部54を有する。凹部54は係合片61の撓み量
を決定するものであり、同軸コネクタ10が相手コネク
タ110と係合する際に係合片61が所定の量だけ所定
の向きに撓むことを可能にすると共に、係合片61の過
度の撓み及びこじれ等を防止するよう作用する。
【0026】図7は同軸コネクタと嵌合可能な相手コネ
クタ110の組立を示す斜視図である。相手コネクタ1
10は誘電体130の前後から電気端子120と外部シ
ェル160とを組み付けて完成される。電気端子120
は上述の半田付タイン121の他に、略水平に配置され
る基部122、基部122の両端側に延びる一対の弾性
支持壁123、及び弾性支持壁123の各々より後方へ
と延出する一対の弾性接触片124を有する。電気端子
120は誘電体130に形成された三角形状のキャビテ
ィ131内に受容される。このとき弾性支持壁123が
キャビティ131の内側面131aに当接してこれを押
圧し、これにより基部122はキャビティ131の底面
131bに押しつけられる。これらの弾性支持壁123
及び基部122の作用により電気端子120が誘電体1
30に支持される。また、電気端子120の前端には一
対の弾性支持壁123及び基部122に対応して爪12
5が形成され、キャビティ131の端位置には、爪12
5を受容すべく3ヵ所に凹部133が形成される。爪1
25と凹部133との係合により電気端子120の後方
への抜けが防止される。電気端子120の基部122に
は上方へ突出する突部126が形成される。相手コネク
タ110が同軸コネクタ10を受容するとき、電気端子
20のピン21は一対の弾性接触片124により突部1
26に押し当てられ、これにより電気端子20と電気端
子120とを電気的に相互接続する。
【0027】外部シェル160は金属板の折り曲げによ
り形成される。金属板の合わせ目166は図7の如く底
側に位置する。外部シェル160は金属板より一体的に
形成された一対の半田付けタイン161a、161bを
有する。半田付けタイン161a、161bは長さ方向
にずれた位置に形成され、これにより、相手コネクタ1
10は回路基板上に比較的安定的に支持固定される。
【0028】図8は同軸コネクタ10と相手コネクタ1
10との係合及びその解除のための構成を示す、一部破
断した部分断面図である。外部シェル160の嵌合端1
65近傍では、金属板は若干寸法だけ拡開し更に内方に
丸みを帯びるように折り返される。金属板の端面は内方
へ向けられ係合肩164が構成される。同軸コネクタ1
0が相手コネクタ110に嵌合したとき、係合片61の
係合肩62と係合肩164とが図8の如くロック係合す
る。係合片164は外部シェル160の内面全周に渡っ
て形成されているので、同軸コネクタ10と相手コネク
タ110は任意の角度方向に嵌合可能である。
【0029】更に同軸コネクタ10と相手コネクタ11
0が嵌合したとき一対の弾性片64は外部シェル60の
内面と弾性接触して内面を押圧するが、この反作用とし
て弾性片64は図2(c)中に示すF1及びF2なる力
を受け、これらの合力として同軸コネクタ10が頂側へ
の付勢力Frを受ける。従って、係合片61は図8の如
く常時相手コネクタの係合凹部163内へと付勢され、
係合肩62と係合肩164との係合維持が保証される。
【0030】同軸コネクタ10と相手コネクタ110と
の嵌合を解除する際には、図8の如く指で係合片61の
操作部63を押圧して係合肩61の係合片62と相手コ
ネクタ110の係合肩164との係合を解除する。図示
されるように係合解除の際に外部シェル60の膨出部6
9が指当てとなるので、操作の作業性が良い。
【0031】以上の如く本発明の好適実施形態を示した
が、これは本発明を制限するものでなく、当業者により
更に様々な変形、変更が可能である。
【0032】
【発明の効果】本発明は、同軸ケーブルを成端する同軸
コネクタにおいて、外部シェルの前記同軸ケーブル側の
端にスリットにより画定された帯状部が形成され、該帯
状部は同軸ケーブルの外部導体に圧着接続されるよう構
成されるので、比較的単純な構成ながら、外部導体と外
部シェルとの信頼性の高い電気的接続が可能であり、且
つ製造組立が容易であり特に自動組立に適する。また、
特に本発明の同軸コネクタは、外部シェルを交換するこ
となく外部導体の径寸法が相違する複数種類の同軸ケー
ブルと接続可能である。
【0033】また、本発明の同軸コネクタは、外部シェ
ルが、相手端子と係合するロック肩及び操作部を備えた
片持ち梁状係合片を有するので、相手コネクタとの電気
的接続の信頼性が高い。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の同軸コネクタを相手コネクタと共
に示す斜視図。
【図2】 同軸コネクタを示す図で、(a)は正面
図、(b)は底面図、及び(c)は右側面図。
【図3】 同軸コネクタの組立の第1段階を示す斜視
図。
【図4】 同軸コネクタの組立の第2段階を示す斜視
図。
【図5】 同軸コネクタの組立の第3段階を示す斜視
図。
【図6】 同軸コネクタの組立の最終段階を示す斜視
図。
【図7】 同軸コネクタと嵌合する相手コネクタの組
立を示す斜視図。
【図8】 コネクタ同士の係合及びその解除のための
構成を示す一部破断した部分断面図。
【符号の説明】
10 同軸コネクタ 20 電気端子 60 外部シェル 61 係合片 62 ロック肩(係合肩) 63 操作部 70、71 帯状部 72a、72b スリット 200 同軸ケーブル 205 中心導体 210 外部導体
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成8年9月10日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】発明の名称
【補正方法】変更
【補正内容】
【発明の名称】 同軸コネクタ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 同軸ケ−ブルの中心導体に接続される電
    気端子と、前記同軸ケーブルの外部導体に接続される外
    部シェルとを有する同軸コネクタにおいて、 前記外部シェルの前記同軸ケーブル側の端には、スリッ
    トにより画定された帯状部が形成され、 該帯状部は前記同軸ケーブルの外部導体に圧着接続され
    ることを特徴とする同軸コネクタ。
  2. 【請求項2】 同軸ケ−ブルの中心導体に接続される電
    気端子と、前記同軸ケーブルの外部導体に接続される外
    部シェルとを有する同軸コネクタにおいて、 前記外部シェルは、相手端子と係合するロック肩及び操
    作部を備えた片持ち梁状係合片を有することを特徴とす
    る同軸コネクタ。
JP8245613A 1996-08-28 1996-08-28 同軸コネクタ Pending JPH1069947A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8245613A JPH1069947A (ja) 1996-08-28 1996-08-28 同軸コネクタ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8245613A JPH1069947A (ja) 1996-08-28 1996-08-28 同軸コネクタ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH1069947A true JPH1069947A (ja) 1998-03-10

Family

ID=17136315

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8245613A Pending JPH1069947A (ja) 1996-08-28 1996-08-28 同軸コネクタ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH1069947A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006066384A (ja) * 2004-07-27 2006-03-09 Hosiden Corp 基板対基板接続用同軸コネクタ
KR100797221B1 (ko) 2006-10-10 2008-01-23 엘에스전선 주식회사 전기적 접촉 신뢰성이 우수한 실드커넥터
WO2018215387A1 (en) * 2017-05-23 2018-11-29 Tyco Electronics (Shanghai) Co. Ltd. Connecting terminal and coaxial connector

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006066384A (ja) * 2004-07-27 2006-03-09 Hosiden Corp 基板対基板接続用同軸コネクタ
KR100797221B1 (ko) 2006-10-10 2008-01-23 엘에스전선 주식회사 전기적 접촉 신뢰성이 우수한 실드커넥터
WO2018215387A1 (en) * 2017-05-23 2018-11-29 Tyco Electronics (Shanghai) Co. Ltd. Connecting terminal and coaxial connector
US11038290B2 (en) 2017-05-23 2021-06-15 Tyco Electronics (Shanghai) Co. Ltd. Connecting terminal and coaxial connector

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP3159970B1 (en) Cable assembly, connector, and method for manufacturing cable assembly
JP3770646B2 (ja) 雌型電気端子
JP4440160B2 (ja) コネクタ
EP1420487B1 (en) A shunt for squib
JP3745734B2 (ja) コネクタ
US5037329A (en) Angular connector for a shielded coaxial cable
JP3059432B1 (ja) 同軸コネクタ
JP2018200765A (ja) コネクタ
US6305980B2 (en) Cable end connector having accurately positioned connection terminal therein
US6361383B1 (en) Cable end connector reliably positioning a shell
US6371806B1 (en) Cable end connector having accurately positioned connection terminal therein
US11342709B2 (en) Cable connector having a latching lever
CN110911873B (zh) 连接端子
CN110649410B (zh) 端子金属配件
JP3281280B2 (ja) 圧接端子
US6340312B1 (en) Cable end connector having a complete EMI shielding
JPH1069947A (ja) 同軸コネクタ
JPH11307158A (ja) 同軸コネクタ
US6416357B1 (en) Cable end connector with low profile after assembly
JP3204887B2 (ja) 電気接続用コネクタの雌端子
JP2000012162A (ja) コネクタのシールド構造
WO2024024452A1 (ja) コネクタ
US11996657B2 (en) Connector including male and female connectors
CN114270636B (zh) 阴端子
JP3066715B2 (ja) 圧接コネクタ