JPH1069765A - スタティック書き込み読み出し半導体メモリー - Google Patents
スタティック書き込み読み出し半導体メモリーInfo
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Abstract
ティック書き込み読み出し消去メモリーを提供する。 【構成】 1ビットの2値データと2以上のビットの2
値データの両方を記憶するメモリーセルであって、メモ
リーセルをスイッチオンするスイッチングトランジスタ
(M20)、列書き込み読み出し消去感知回路(46)を
用いてデータをメモリーセルに書き込むデータ書き込み
ビット線(26)、メモリーセルに書き込まれたデータ
を読み出すデータ読み出しビット線(28)、メモリー
セルに記憶されたデータを消去するデータ消去ビット線
(32)、データを電磁気又は磁気の形で記憶する電磁
気又は磁気素子(36)、電磁気又は磁気の形で記憶さ
れたデータを読み出すデータ読み出し素子(34)、列
書き込み読み出し消去感知回路(46)に出力信号を提
供する出力電流電圧ビット線(35)とを具備する改良
されたIC半導体スタティック書き込み読み出し消去メ
モリーセル。
Description
ルシステムにデータを記憶する改良された装置及び方法
に関し、特に第1の実施例においては1ビットのデータ
を記憶し、及び第2と第3の実施例においては2以上の
ビットのデータを記憶する改良された単一トランジスタ
型スタティック書き込み読み出し消去メモリーセルに関
するものである。これらの3つの実施例における本発明
は、コンピュータ等のデジタルシステムへの供給電源を
オフにした時にも、メモリーセルに記憶されたデータを
保持することができる。
込み読み出しデータ記憶メモリー(SRAM)が存在し
ている。NORセルアレー用の従来の1実施例において
は、図1Aと図1Bに示すように2個のゲートと2個の
キャパシターを有する回路が用いられている。データは
二酸化シリコンによって第1ゲートを絶縁することによ
って当該第1ゲートに記憶され、従って絶縁キャパシタ
ーに長い年月にわたって記憶されることができる。セル
に記憶されているデータを消去するためには、セルは強
い紫外線にさらされる。強い紫外線は二酸化シリコンの
絶縁を僅かに導電性にするからである。すると、キャパ
シターに蓄積されていた電荷が消滅する。
メモリーセルを図2Aと図2Bに示す。これらには、N
MOS技術とCMOS技術がそれぞれ使われている。
AMメモリーセルの先行技術は存在する。しかしなが
ら、これらの従来例においては、ICメモリーチップ上
にエリア毎のメモリーセルをもっと多く配置するのを容
易にするためには、単一メモリーセルを構成する部品の
数を現行のものより更に少なくことが必要である。加え
て、各メモリーセルが一時に保持できるデータの量を増
加する必要がある。ところが、これらの従来装置は、ス
タティック型であれダイナミック型であれ、一時にメモ
リーセル毎に1ビットのデータを記憶するものである。
目的は、構成素子の数を削減したメモリーセル装置と、
及び単一トランジスタ型スタティック書き込み読み出し
消去メモリーセルに1ビットのデータを記憶する改良し
た方法とを提供することである。本発明の他の目的は、
コンピュータ等のデジタルシステムに用いられる1ビッ
ト又は2以上のビットのデータを指定時に記憶する改良
されたメモリーセル装置および方法を提供することであ
る。
ジタルシステムの内蔵メインメモリー用RAMとして用
いることができる多数のビットの2値データを記憶する
改良されたメモリーセル装置及び方法を提供することで
ある。本発明の他の目的は、コンピュータ等のデジタル
システムの内蔵メインメモリー用ROMとして用いるこ
とができる多数のビットの2値データを記憶する改良さ
れたメモリーセル装置及び方法を提供することである。
及びコンピュータのデータを記録するメモリーカートリ
ッジ内に同一の複数のセルからなる1個のアレーを形成
できるスタティックメモリーセル用の装置及び方法を提
供することである。なお、前記データの記録と再生は可
動部のない特定目的のレコーダーで行われる。
及びコンピュータのデータを記録するメモリーカード内
に同一の複数のセルからなる1個のアレーを形成できる
スタティックメモリーセル用の装置及び方法を提供する
ことである。
ジタルシステムの内蔵メインメモリーとして、書き込み
読み出し消去フォーマットで大容量のデータを永久に記
憶する装置及び方法を提供すること、及びこのようにす
ることによって磁気ディスク、磁気テープ及びCD−R
OMのようなデータ記憶装置と比べて駆動電力を大幅に
減少させた装置及び方法を提供することである。本発明
の他の目的及び利点は、添付の図面並びに適切な実施例
の詳細な説明の記載から、当業者には容易に理解される
であろう。
去可能なスタティック書き込み読み出しメモリー、即ち
EPROMに用いられる従来のメモリーセルの構成を示
す。初期状態では、フローティングゲート2には電荷は
存在せず、従ってゲート4、ドレイン6及びソース8は
全て接地されている。ゲート4上の電圧が増加すると、
ゲート2の電圧もゆっくりと上昇するが、その値は容量
性ドライバー(C14−C12)によって決定される。それ
故、ゲート4から見たトランジスタM10のスレシホール
ド電圧(VT)も上昇する。ゲート4上の電圧がスレシ
ホールド電圧(VT )の約2倍に達すると、チャンネル
が形成され、従ってNORアレーに用いられた場合には
回路は正論理「0」を記憶する。セルに「0」を書き込
むためには、ソース8とサブストレート10は接地され
たままで、ゲート4とドレイン6は25ボルトまで上昇
させられる。その結果、正常な導電特性に基づく大きな
ドレイン電流が流れ、且つドレイン・サブストレート欠
乏領域の高い電界によってドレイン・サブストレート接
合に付加的電流を伴ったアバランシェ・ブレークダウン
が発生する。電子は加速されて薄い酸化物層を通過し、
ゲート2にトラップされる。ゲート4とドレイン6の電
位がゼロになった時に、ゲート2の負の電荷がその電位
を約マイナス5ボルトにさせる。もし読み出し用のゲー
ト4の電圧がプラス5ボルトに制限されているならば、
チャンネルは形成されず、論理「1」がセルに記憶され
る。データはセルに紫外線を当てることによって消去さ
れる。紫外線はゲート2の二酸化シリコンの絶縁層を導
電性にし、ゲート2に蓄積されていた電荷を放出するか
らである。
2、ゲート4、蓄積キャパシタ12、キャパシタ14、
及びトランジスタM10が明瞭に示されている。図2Aは
NMOS技術を基礎にした従来のスタティック書き込み
読み出しメモリーセルを示す。このセルは、一対の交差
結合のインバータM30、M40、M50及びM60からなる記
憶フリップフロップを具備する。トランジスタM70とM
80はメモリーセルの入出用の切替え可能なデータパスを
提供する。
スタティック書き込み読み出しメモリーセルを示す。こ
のセルは、一対の交差結合のインバータM80、M90、M
100及びM110 からなる記憶フリップフロップを具備す
る。トランジスタM120 とM130 はメモリーセルの入出
用の切替え可能なデータパスを提供する。図2Aと図2
Bにおいて、線16は行選択線であり、線18と22は
データパス線として用いられる列選択線である。
1、第2実施例として記述する単一トランジスタ型スタ
ティック書き込み読み出し消去メモリーを示す。トラン
ジスタM20は行アドレス選択線24によってスイッチ・
オンされ、データ書き込みビット線26はデータの書き
込みに用いられる。データ読み出しビット線28はデー
タの読み出しに用いられ、データ消去ビット線32はデ
ータの消去に用いられる。データ読み出し素子34は電
磁気又は磁気素子36に物理的に程よく近接して設けら
れ、従って電磁気素子又は磁気36の特定の方向の電磁
界又は磁界38がデータ読み出し素子34を横切ってい
る。
JT技術に基づいた単一トランジスタ型読み出し専用メ
モリーセル(ROM)である。図3Aの回路で必要であ
るデータ書き込みビット線26とデータ消去ビット線3
2は図3B1では除去されているが、読み出し専用メモ
リーセルではデータは製造時に書き込まれ、且つ消去は
できないからである。同様の理由から、図3Aの回路の
トランジスタM20からはデータ書き込み用電圧電流入力
エミッタ52とデータ書き込み用電圧電流入力エミッタ
56は除去されており、図3B1のトランジスタM21は
エミッタ1個のトランジスタである。
ンジスタ型読み出し専用メモリーセル(ROM)であ
る。データ読み出しビット線68は、データ読み出し感
知回路74によって活性化される。データ読み出し感知
回路74は、データ線72とデータ読み出しビット線6
8の間に接続されている。データ読み出しビット線68
には読み出し電圧と対応する読み出し電流が加えられ
る。従って、データ読み出し感知回路74は点400と
点600との間の電圧を測定することができ、そしてデ
ータ読み出し素子34に発生する電圧であってメモリー
セルに一時に記憶できるデータ量に比例した電圧を測定
することができる。
ウムアンチモン半導体であって、図示の方向の電磁界3
8が存在している場合に電流42がその端子を通って図
示の方向に流れたときに発生する端子間電圧の変化を示
したものである。図4Bはデータ読み出し素子34が鉄
ニッケル合金であって、図示の方向の電磁界38が存在
している場合に電流42がその端子を通って図示の方向
に流れたときに発生する端子間抵抗の変化を示したもの
である。
タ読み出しサイクル期間にアクティブモードで動作して
いるトランジスタM20の電圧変移特性を示す。本発明の
第2実施例においては、トランジスタM20は飽和モード
で動作する。
憶するように設計された単一トランジスタ型スタティッ
ク書き込み読み出し消去メモリーセルの回路図である。
書き込み読み出し消去感知回路46はデータ読み出しサ
イクル期間に点200と点220に接続され、従って本
発明の第2実施例において詳細に説明する如くデータ読
み出し回路ループに発生する電圧を測定する。これは、
列書き込み読み出し消去感知回路46にコレクタ端子5
5のコレクタ電圧を読み出させることによっても実現で
きる。
ル及び消去サイクルの各期間中に、トランジスタM20の
特定のエミッタが「高」即ち、接続され或いはオン状態
になっており、その他のエミッタが「低」即ち、接続が
解かれ或いは開状態になっているかを示す図である。
することができる本発明の256×8メモリーセルアレ
ーを示す。個々のメモリーセルは第1の実施例即ち1ビ
ットのデータを一時に記憶するメモリーセルか、第2の
実施例即ち2以上のビットの特定形式のデータを一時に
記憶するメモリーセルのいずれかを構成する。行アドレ
スデコーダ回路44と列アドレス感知回路46をメモリ
ーチップの外に配置するという設計でも本発明の目的と
機能に何ら問題がないようにできるが、ここではいずれ
もメモリーチップ上に配置されている。
×8メモリーセルアレー、及びプログラム1とプログラ
ム2を示す。プログラム1とプログラム2は夫々が8つ
の命令を有し、且つ各命令は標準語長の8ビットを有す
る。通常は、このメモリーセルアレーはこれらのプログ
ラムの1つを記憶するだけである。しかし、本発明の第
2実施例は同時に2つのプログラムを記憶することがで
きる。何故なら、第2実施例の詳細な説明から明らかな
如く、そのメモリーセルは2以上のビットの特定形式の
データを一時に記憶するように設計されているからであ
る。
クル及び消去サイクルの各期間中に、「高」即ち、接続
され或いはオン状態になっているエミッタはどれか、且
つ、「低」即ち、接続が解かれ或いは開状態になってい
るエミッタはどれかを示す真理値表である。
本発明の第3実施例、即ち読み出し専用メモリーフォー
マットのメモリーセルアレーを示す。データ読み出しビ
ット線68と72はデータ読み出し感知回路74によっ
て制御され、行アドレス選択線80は行アドレスデコー
ダ回路82によって制御される。
き込み読み出し消去メモリーセルとしての本発明の第1
実施例で、マルチエミッタ型トランジスタM20は行アド
レスデコーダ回路44によって制御され活性化される行
アドレス選択線24によりスイッチ・オンされる。トラ
ンジスタM20は1+0+0=1、0+1+0=1及び0
+0+1=1の論理演算を行うOR機能のための入力端
子となる3つのエミッタ52、54及び56を有してお
り、書き込みサイクル、読み出しサイクル及び消去サイ
クルのいずれかの機能サイクル期間中に、1つのエミッ
タのみが「高」入力で、且つその他のエミッタは「低」
入力、即ち開状態のまま或いは図3Aの書き込み読み出
し消去感知回路46内の信号供給を受けないように信号
入力線の接続が切断されて上記実行中の特定の機能サイ
クルには関与しないように条件付けられている。エミッ
タ52はデータ書き込みに、エミッタ54はデータ読み
出しに、そしてエミッタ56はデータ消去にそれぞれ用
いられ、この場合の真理値表は図10の通りである。ま
た、各データ機能サイクル期間中のエミッタ入力も図1
0に示す通りである。ここで、一時に許容される機能は
3つの中の1つだけであり、2つ又は3つの機能が書き
込み読み出し消去感知回路46によって同時に実行され
ることはない。
データ書き込みビット線26は書き込み読み出し消去感
知回路46によって活性化され、且つデータ読み出しビ
ット線28とデータ消去線32は該回路46によって不
活性化、即ち該回路46との接続を切断される。予め定
められた大きさのデータ書き込み電圧がデータ書き込み
ビット線26に与えられ、従って、これに対応したデー
タ書き込み電流がデータ書き込みビット線26を流れ、
且つ電磁気又は磁気素子36を矢印で示す方向(図4
A、4B)に流れる。すると、所定の大きさの電磁気又
は磁気が誘導され、これに対応した大きさの電磁界又は
磁界38(これが1ビットのデータを表す)が発生す
る。
力用エミッタ端子52に接続されたデータ書き込み線2
6を流れる。データ書き込み線26には書き込み読み出
し消去回路46によってデータ書き込み電圧V1 が与え
られが、このデータ書き込み電圧V1 はデータ書き込み
入力用エミッタ端子52の入力として作用し、出力段に
出力電圧VO1を与える。同様に、データ書き込み入力用
エミッタ端子52にデータ書き込み電流I1 が与えられ
ると、コレクタ端子C55には対応する出力電流が発生す
る。電圧VO2とコレクタ電流は、データ線35を介して
書き込み読み出し消去感知回路46によって出力段にお
いて測定されるが、これはデータ書き込み回路ループと
データ書き込みサイクルの接続と機能が適切か否かをそ
れぞれチェックするためである。
磁界は、以下に詳述する如く、データ読み出し素子の電
圧V2 がトランジスタM20を導電状態にさせるように
機能する所定の適切な大きさでなければならない。1つ
の所定の大きさの電磁気又は磁気は「高」ビット即ち論
理「1」を表し、他の所定の大きさの電磁気又は磁気は
「低」ビット即ち論理「0」を表す。メモリーセルに記
憶されたデータを読み出すために、データ読み出しビッ
ト線28には3A図の書き込み読み出し消去感知回路4
6によって所定の大きさの読み出し電圧が与えられる。
読み出し電圧によって発生する読み出し電流は、図4A
及び図4Bに示す如く、データ読み出しビット線28を
流れ、且つデータ読み出し素子34を流れる。データ読
み出し素子34がインジウムアンチモン半導体である場
合、その端子間に発生する電圧V2はデータ読み出し電
流I2 又はI3がその端子間を流れるときに発生する電
磁界又は磁界38、即ちHx 又はHy に比例して変化す
る。
る電圧V2 と電磁界又は磁界38即ちHx との関係は次
式で表される。 V2 =(1/S)KI2 Hx ここにV2 はデータ読み出し素子34の端子間に発生す
る電圧、Kはインジウムアンチモン半導体に特有の定
数、Hx は電磁気又は磁気素子36の電磁界又は磁界、
I2 はデータ読み出し素子34を通過して流れるデータ
読み出し電流、Sはデータ読み出し素子34の幅であ
る。SとKは設計上で与えられた定数であり、且つ電流
I2 の大きさは一定であるから、データ読み出し素子3
4の端子間に発生する電圧V2 は電磁気又は磁気素子3
6の電磁界又は磁界38即ちHx に対応した電磁気又は
磁気の強さに比例する。この電磁気又は磁気の強さは、
メモリーセルに記憶された「高」即ち「1」又は「低」
即ち「0」のいずれかの形式のビットに比例する。
る電圧V2 はデータ読み出し用電圧電流入力エミッタ端
子54に対する入力電圧として作用する。図5を参照し
て説明すると、入力エミッタ端子54への入力電圧V2
がトランジスタM20を導通させるのに充分な大きさの
低さであれば、コレクタ端子の供給電圧VCCと略等しい
出力電圧V0L即ち電圧V02が出力段に表れるが、これが
「低」即ち「0」を与える。入力電圧V2 が増加する
と、入力エミッタ電流IE が増加し、それに伴ってコレ
クタ電流IC を増加させる。すると出力電圧V02は略V
OH即ちVCE(sat)まで上昇する。これが「高」即ち
「1」ビットを表す。しかしながら、本発明に用いられ
る或る種のトランジスタでは、VCE(sat) は負であり、
従ってY軸の負の大きな電圧を下限値としている図5に
於いて、出力電圧の増加はY軸の正の方向への変化を示
す。
路46によって測定され、記憶されたビットが決定され
る。「高」出力電圧はVOH、「低」出力電圧はVOL、V
OH=VCE(sat) 、VOL=VCCであるから、VOH=VCE(s
at) は「高」即ち「1」ビットを表し、VOL=VCCは
「低」即ち「0」ビットを表す。「高」即ち「1」ビッ
トと「低」即ち「0」ビットは、本発明の目的に照らし
て、且つ機能を損なうことなく、入れ換えることが可能
である。
如く、電磁界又は磁界Hy が存在しているときに電流I
2 がそこを流れるとその端子間の抵抗が変化する鉄ニッ
ケル合金製素子であってもよい。この場合の抵抗R3 と
電磁界又は磁界Hy との関係を表すのに通常用いられる
関係式は次の通りである。 R3 =(ΔR/ΔRmax )=1−(Hy /Ho )(Hy
/Ho ) ここで、Hy に対するΔRの応答性は外部バイアス磁界
を導入することによって、直線的にすることができる。
オームの法則によりV3 =I3 R3 であり、且つI3 は
設計及び状況によって一定に選ばれているから、図3A
と4Bに於けるデータ読み出し素子34の両端に発生す
る電圧V3 は抵抗R3 に比例し、従って電磁界又は磁界
Hy に比例する。電磁界又は磁界Hy は、図3Aの電磁
気又は磁気素子36に電磁気又は磁気として記憶されて
いる「1」即ち「高」又は「0」即ち「低」のいずれか
の形式のビットのデータに比例する。
ける入力電圧Vinが、与えられた入力電圧V3 であると
き、図5に関して前述した通り、書き込み読み出し消去
メモリーセルの出力段には対応する出力電圧V02が表れ
る。データ読み出し電流I3がその端子間を通過して流
れるとき、電磁界又は磁界38と抵抗変化ΔRと間に直
線的関係が成立する結合型磁気ストリップを、データ読
み出し素子34として用いてもよい。更に、電圧V2 と
V3 、及び電磁界又は磁界38との間に成立する他の関
係式を用いることによって、データ読み出し素子34と
してのインジウムアンチモン素子や鉄ニッケル合金素子
の組成と寸法を、多少変更することができる。
は、図3Aの書き込み読み出し消去感知回路46が所定
の電圧をデータ消去ビット線32に与えて、これを活性
化し、同時に他のデータ線を不活性化することによって
行われる。すると、対応する電流がデータ消去ビット線
32を流れ、更にデータ書き込みビット線26を流れる
データ書き込み電流とは逆方向に電磁気又は磁気素子3
6を通過して流れる。電磁気又は磁気素子36の消磁が
行われ、電磁気又は磁気素子36に電磁気又は磁気とし
て記憶されていたデータは消去される。メモリーセルに
記憶されていたデータを消去する前に、データ読み出し
サイクルを始動して、メモリーセルに記憶されていたデ
ータビットの形式が特定されることが好ましい。
V2 はトランジスタM20のコレクタ端子55のコレクタ
電圧VCCとベース端子の接地基準電圧との関係で能動的
領域に於いてトランジスタM20を充分に導通させる大き
さでなければならない。加えて、トランジスタM20が1
ビットメモリーセルの好ましい実施例を実現するように
メモリーセル回路に採用されるのに必要なエミッタ抵
抗、コレクタ抵抗、ベース抵抗が、図3と図8の書き込
み読み出し消去感知回路46とデコーダ回路44によっ
てそれぞれ与えられる。この構成は必要であり且つ便利
である。何故なら必要とされるエミッタ抵抗、コレクタ
抵抗、ベース抵抗はいずれの1メモリーセルの部品では
なく、エミッタとコレクタ抵抗のための行内の全てのメ
モリーと、及びベース抵抗のための選択された列内の全
てのメモリーセルに共用のものである。ICチップに占
める個々のメモリーセルの寸法は、この共用設計によっ
て相当に小さくできた。
モリーセルの行選択の前は、各セルのトランジスタM20
のベースに接続されている全ての行アドレス選択線24
を接地電位以外の電圧、好ましくは基準電圧より低い電
圧に保持し続けなければならない。これによって、図3
Aのエミッタ端子54に入力電圧VinとしてV2 が加え
られたときに、行アドレスデコーダ回路44はトランジ
スタM20のベース電圧を導通に必要な接地基準電圧に等
しくしてトランジスタM20を活性化する。スイッチング
トランジスタM20のベース端子37の説明は、本発明に
用いられるトランジスタの種類を説明するのに特に重要
である。スイッチ動作と結果が同じであれば、他の種類
のトランジスタであっても、本発明に用いることができ
る。
エミッタ端子54の入力電圧Vinは、列書き込み読み出
し消去感知回路46によって図3Aのデータ読み出しビ
ット線28に加えられた電圧VR と、データ読み出し素
子34の端子間の電圧V2 又はV3 との和の電圧でもよ
い。この場合Vin=VR +V2 又はVin=VR +V3と
なる。また、入力電圧VinとしてV2 或いはVR +V2
又はVR +V3 を用いて、V2 又はV3 に対応して出力
端子に「1」即ち「高」ビットを表す電圧VOH=VCE(S
at) を発生させるか、或いは他のV2 又はV3 に対応し
て出力端子に「0」即ち「低」ビットを表す電圧VOL=
VCCを発生させるかは設計者の選択に関するものであ
る。
下に詳細に説明する。本発明の第2実施例において、図
6の書き込み読み出し消去メモリーセルは、一時に特定
の型式の1ビット又は2以上のビットのデータを記憶す
るように設計されている。この特定の型式のデータは、
一時にメモリーセルに全部が「1」即ち「高」ビットと
して記憶されるか、又は全部が「0」即ち「低」ビット
として記憶されるものであって、これらの組合せのビッ
トの型式で記憶されるものではない。図6の書き込み読
み出し消去メモリーセルにデータを書き込むために、ト
ランジスタM20のベース端子37に所定の信号を加える
ことによって1個のメモリーセルが選択される。データ
書き込み線ビット26に列読み出し書き込み消去感知回
路46によって所定の電圧を加えられると、対応する電
流がデータ書き込みビット線26を流れ、電磁気又は磁
気素子36を通過して流れ、これによって電磁気又は磁
気素子36に対応する電磁気又は磁気が発生する。
と、列読み出し書き込み消去感知回路46によって与え
られた電圧と電流はデータ書き込み入力エミッタ端子5
2の入力信号となり、トランジスタM20の出力段である
コレクタ端子には対応するデータ書き込み出力電圧と電
流が発生する。列読み出し書き込み消去感知回路46
は、これらのデータ書き込み出力電圧と電流を測定して
データ書き込み回路ループの接続と機能が適切か否かを
判定する。
じ特定のデータ形式の付加的2値ビット毎に、行アドレ
ス選択線24が行アドレスデコーダ回路44によって活
性化される。データ書き込みビット線26に列読み出し
書き込み消去感知回路46によって所定の電圧が与えら
れると、対応する電流がデータ書き込みビット線26を
流れ、電磁気又は磁気素子36を通過して流れ、これに
よって電磁気又は磁気素子36に対応する電磁気又は磁
気が発生する。この電磁気又は磁気の強さは、付加的2
値ビットを含むメモリーセルに現に記憶されている特定
のデータ形式の2値ビットの総数を表す。データ書き込
み電圧と電流はデータ書き込み入力エミッタ端子52の
入力信号となりトランジスタM20の出力段であるコレク
タ端子55には対応するデータ書き込み出力電圧と電流
が発生する。列読み出し書き込み消去感知回路46は、
これらのデータ書き込み出力電圧と電流を測定してデー
タ書き込み回路ループの接続と機能が適切か否かを判定
する。
込み読み出し消去メモリーセルに記憶されたデータを読
み出すためには、図8の行アドレスデコーダ回路44が
行アドレス選択線24に所定の電圧を加えることによっ
て、これを活性化する。データ読み出しビット線28に
列書き込み読み出し消去感知回路46によって所定のデ
ータ読み出し電圧を加えらると、対応するデータ読み出
し電流がデータ読み出しビット線28とデータ読み出し
素子34を通過して流れる。第1実施例において既に説
明した如く、データ読み出し素子34は、図4Aに示す
ように電磁界又は磁界が存在するときに電流が流れる
と、その端子間電圧が変化するインジウムアンチモン半
導体素子、又は図4Bに示すように電磁界又は磁界が存
在するときに電流が流れると、その端子間抵抗が変化す
る鉄ニッケル合金製素子である。
電流が流れると、素子の本体を横切っている電磁界又は
磁界38(図4AではHx 、図4BではHy )の強さに
比例して、その端子間電圧が変化する。電磁界又は磁界
Hx 又はHy の強さは、電磁気又は磁気素子36を流れ
る電流によって発生する電磁気又は磁気の強さに依存す
る。電磁気又は磁気素子36の電磁気又は磁気の総計の
強さは、図6の列書き込み読み出し消去感知回路46に
よってメモリーセルに書き込まれた特定の形式のデータ
の2値ビットの総数に直接比例する。従って、データ読
み出し素子34の端子間電圧V2 は、その時メモリーセ
ルに記憶されていた特定形式のデータの2値ビットの総
数で表されるデータの大きさに直接比例する。電圧V2
はそれだけで、又は書き込み読み出し消去感知回路46
によってデータ読み出しビット線28にデータ読み出し
電圧が加えられた時に作られ、図6のデータ読み出し入
力エミッタ端子54の入力電圧Vinとなる。
クル期間に関して既に説明した如く、それだけで又は書
き込み読み出し消去感知回路46によってデータ読み出
しビット線28にデータ読み出し電圧が加えられた時に
作られた電圧V2 は、それが1ビット又は特定形式の2
以上のビットのデータであっても、トランジスタM20を
直ちに飽和モードにさせるのに充分な大きさでなければ
ならない。電圧Vinがデータ読み出し入力エミッタ端子
54に入力電圧として加わると、トランジスタM20を飽
和モードにし、その入力エミッタ端子54とコレクタ端
子55の間の電圧VCEを一定の値にする。本発明の第2
実施例ではVCE=VCE(sat) であり、メモリーセルにデ
ータが記憶されている限り、電圧Vinの大きさに無関係
に一定である。
知回路46は、データ読み出し回路ループの電圧Vx を
測定する。ところで、Vx =Vin+VCE(sat) であり、
Vin=Vin(sat) +V(data)であるから、Vx =Vin(s
at) +V(data)+VCE(sat)となる。ここで、Vx はデ
ータ読み出し回路ループの電圧で列書き込み読み出し消
去感知回路46で読み出される電圧であり、Vin(sat)
はトランジスタを飽和モードにさせるのに必要な入力電
圧であり、V(data)はメモリーセルに電磁気又は磁気と
して記憶されている2値ビットのデータの実際の値を表
す電圧で、データ読み出し素子34に発生する電圧であ
り、更にVCE(sat) はデータ読み出し入力エミッタ端子
54とデータ出力コレクタ端子55の間の電圧である。
ランジスタM20が決まれば、必然的に定まる一定の値で
ある。従って、Vx はV(data)に直接比例する。Vx を
測定し、且つ測定したVx からVin(sat) とVCE(sat)
を差し引けば、一時にメモリーセルに記憶された2値ビ
ットの総数であるデータの実際のデータの大きさを表す
電圧V(data)を得ることができる。
即ち「低」の如き特定の形式の2値データの各ビットに
は、均一な代表的な電圧が割り当てられる。例えば、1
つの「1」即「高」ビットには、1ミリボルトの代表的
電圧が割り当てられる。特定のデータ形式の単位ビット
を表す均一な代表的な電圧の大きさは、電磁気又は磁気
素子36の実際の寸法、電磁気又は磁気とこれに対応す
る電磁界又は磁界の強さ、電磁気又は磁気素子36の選
定された寸法と電磁気又は磁気特性、その端子間電圧に
影響を与える電磁界又は磁界の強さに関連したデータ読
み出し素子34の寸法と感度並びに使われるデータ読み
出し電流の大きさ、及び、列書き込み読み出し消去感知
回路46がデータ読み出し素子34の端子間の電圧従っ
て図6のデータ読み出し回路ループの点200と点22
0との間の電圧の小さな増加分を測定する場合の感度に
依存する。
20、列書き込み読み出し消去感知回路46、データ読み
出し素子34、及び電磁気又は電磁素子36は、全ての
メモリーセルのデータ記憶容量を完全に利用するため
に、各ビット単位毎(又は特定の形式のデータの1ビッ
ト毎)に最小のマイクロボルトから最大のミリボルトま
での範囲内に入るビット単位増加分の代表的電圧を持つ
V(data)、即ちデータ読み出し素子34の端子間電圧を小
さな電圧を測定し易いような個々のコンポーネントパラ
メータを有するべきである。しかしながら、単位ビット
の代表的電圧の範囲が上述の好ましい例に限定されるこ
とはなく、電磁気又は磁気素子36とデータ読み出し素
子34の関して選定された設計上のコンポーネントパラ
メータの基づいて他の範囲にすることも可能である。
り、Vx が5ボルト、VCE(sat) が−0.1ボルト、V
in(sat) が+0.1ボルトであれば、V(data)は前述の
関係式Vx =Vin(sat) +V(data)+VCE(sat) を用い
て次のように算定される。即ち、V(data)=Vx −Vin
(sat) −VCE(sat) =5−(0.1)−(−0.1)=
5ボルトとなる。ところでVx はコレクタ端子55の電
圧Vc と等しい。従って、V(data)は列書き込み読み出
し消去感知回路46を用いてコレクタ端子電圧Vc を測
定し、この値からVin(sat) とVCE(sat) を差し引くこ
とで簡単にうることができる。
形式のデータの2値ビットの総数を得るためには、電圧
V(data)を1つのビット単位を表す単位ビット代表電
圧、ここでは1ミリボルトで割ることによって得られ
る。上述の例では、5ボルト÷1ミリボルト=5000
から、特定形式(一時にメモリーセルに記憶されるのは
全て「1」即ち「高」ビットであるか、全て「0」即ち
「低」ビットであって、これらの組合せはない。)の2
値ビットの総数は5000ビットとなる。1個のメモリ
ーセルに記憶されるビットの総数とビット形式が測定さ
れ、決定されると、このメモリーセル内に記憶されてい
る総数のビットの1個のビットと同じものがデータバス
を介してバッファレジスタ即ちマイクロプロセッサレジ
スタに送られ、ここで計算に用いられる。「1」即ち
「高」の単位ビットを表す電圧と同じ代表的電圧を、
「0」即ち「低」の単位ビットを表す代表的電圧として
もよい。また、「1」即ち「高」の単位ビットも「0」
即ち「低」の単位ビットも、異なる電圧としてもよい。
し消去感知回路46は制御線R/W/EとCSを有す
る。制御線R/W/Eは要求された動作サイクルを特定
するために書き込み読み出し消去入力信号が加えられる
制御線であり、制御線CSはマルチチップメモリーシス
テムの所定のチップを選ぶための制御線である。更に、
図3A、図6及び図8の列書き込み読み出し消去感知回
路46は、所望のメモリーサイクルが実行されるよう
に、全ての必要なデータ出力電圧・電流を増幅し全ての
測定信号を所望のレベルにし、且つメモリーセル回路が
適切に機能するようにするために、必要なコレクタ・エ
ミッタ間抵抗とともに、電流電圧測定増幅回路を具備し
ている。列書き込み読み出し消去感知回路46に備えら
れている必要なコレクタ・エミッタ間抵抗は、不可欠且
つ便利なものである。何故なら必要なコレクタ・エミッ
タ間抵抗は個々のメモリーセル毎の部品ではなく、列内
の全てのメモリーセルに共用のものであり、従ってIC
チップに占める個々のメモリーセルの寸法は、この共用
設計によって相当に小さくできた。
き込み読み出し消去メモリーセルにおいてデータを消去
するためには、メモリーセルがデコーダによって行アド
レス選択線24に所定の電圧を加えることによって選択
される。列書き込み読み出し消去感知回路46はデータ
消去ビット線32にデータ消去電圧を加える。すると、
これに対応したデータ消去電流が、データ書き込み電流
が流れた方向とは逆方向に、データ消去ビット線32と
データ記憶用の電磁気又は磁気素子36を流れる。これ
によってデータ記憶用の電磁気又は磁気素子36の消磁
が行われ、電磁気又は磁気として記憶されていたデータ
は消去される。
ビットの所定の総数を表す大きさでデータ記憶用の電磁
気又は磁気素子36に流されるが、これはデータ記憶用
の電磁気又は磁気素子36を磁化するのに用いられるデ
ータ書き込み電流と等しい大きさである。それ故、デー
タ記憶用の電磁気又は磁気素子36の磁化を減少させる
ことによって所定数のデータビットを一時に消去するこ
とができる。勿論、付加的2値ビットを含む、メモリー
セルに現に記憶されている特定形式のデータの2値ビッ
トの総数を表す強さの磁化によって、データ記憶用の電
磁気又は磁気素子36の磁化を増加させれば、所定数の
ビットのデータを一時に書き込むことが可能である。或
る設計においては、データを消去する前にメモリーセル
に記憶されたデータを読み出すこと必要であり、これに
よって列書き込み読み出し消去感知回路46内のデータ
消去回路がデータ消去サイクルが始まる前にメモリー内
に記憶されているデータのビット総数を感知することが
できる。これは、データ書き込みサイクル時間、データ
読み出しサイクル時間、及びデータ消去サイクル時間が
非常に重要であるということがないようなメモリー設計
にとっては便利である。
3B2を用いて説明する。本発明の第3実施例は、単一
トランジスタ型読み出し専用メモリーセル(ROM)で
あり、データはメモリーセルの製造時に一時に記憶さ
れ、このメモリーセルを不可欠な部品として備えている
デジタルシステムによって繰り返し読み出される。この
ROMは、図3B1におけるようなバイポーラ型スイッ
チングトランジスタを用いてもよいし、図3B2におけ
るようなMOS型スイッチングトランジスタを用いても
よい。いずれの形式のスイッチングトランジスタであっ
ても、メモリーセル毎にデータの1ビットを記憶するよ
うに設計されたROMにおいて、データのメモリーセル
への書き込みは、ROMがその製造時に記憶される点を
除けば、第1実施例について説明したのと同じくデータ
書き込みサイクルにおいて行われる。また、図3B1の
スイッチングトランジスタM21はエミッタ端子が1個で
ある点で、図3AのスイッチングトランジスタM20と異
なる。図3B1のスイッチングトランジスタM21では、
コレクタ端子55を入力端子とし、エミッタ端子54を
出力端子端子として働かせることもでき、この場合結果
において何ら変わりがない。外部データ書き込み回路が
用いられ、ROMの製造時にデータ書き込みが行われ
る。
に記憶するように設計されたROMセルに関しては、本
発明に第2実施例について説明した如く、データは図3
B1の電磁気又は磁気素子36に、ROMセルの製造時
に記憶される。製造時のデータ書き込みサイクル期間中
に、外部データ書き込み回路が第2実施例の列書き込み
読み出し消去感知回路46の代わりに用いられる。図3
B1のROMセルからデータを読み出すのは、第2実施
例におけるのと同様である。即ち図3B1の読み出し感
知回路46は電圧測定回路を具備しており、この電圧測
定回路がデータ読み出し回路ループの電圧Vx を測定す
る。ここで、Vx =Vin+VCE(sat) であり、Vin=V
in(sat) +V(data)である。従って、Vx =Vin(sat)
+V(data)+VCE(sat) となる。そしてVx は、データ
読み出し回路ループを定める2つの点、図3B1の点2
00と点220との間の電圧である。
如く、データ読み出し電圧Vx を特定の形式のデータの
1ビットを表す所定の電圧で割ることによって、ROM
セルに記憶されている特定の形式のデータのビットの総
数が得られる。MOSトランジスタを用いる第3の実施
例において、図3B2のROMセルが一時に1ビットの
データ又は2以上のビットのデータを記憶するように設
計されている場合、データ読み出し感知回路74は点4
00(x) と点600(y) との間の電圧Vz を測定する。
ここで、Vz =VT +V(data)で与えられるが、VT は
トランジスタM21の電圧降下、V(data)はデータ読み出
し素子34の端子間電圧である。VT はトランジスタを
スイッチオンするためにゲートに加えられるゲート電圧
で、予め知られた値である。そこでVz を測定すること
によって、データ読み出し素子34の端子間電圧V(dat
a)、即ちデータ読み出し回路ループの電圧が決定され
る。
よって電圧V(data)が決定されると、この電圧V(data)
を特定の形式の2値データの1ビットを表す電圧で割る
ことによって、ROMセルに記憶されている特定に形式
の2値ビットの総数を決定される。1個のビットのコピ
ーがデータバスを介してマイクロプロセッサのような他
の回路に送られ、所定に機能のために用いられる。
く、2以上のビットの特定形式のデータを記憶するよう
に設計されたとき、図6の書き込み読み出し消去感知回
路46がデータを書き込み、読み出し又は消去のために
メモリーセルに容易に且つ迅速にアクセスできるように
データを組織することが必要となる。図8は256×8
の単一トランジスタ型スタティック書き込み読み出し消
去メモリーセルアレーである。一般に1語長のデータを
メモリーセルアレーに記憶するためには、メモリーセル
アレーに記憶されるべきデータの1語を表す(図8では
8ビット)2値ビットの正確な数(これが標準語長を与
える。)を特定しなければならない。標準語長がnビッ
トであるとき、2のn乗の数の唯一無二の別々のアドレ
ス(アドレススペース)が特定され、そして(1から2
のn乗まで)各アドレススペースは唯一無二の語を記憶
するようにされており、且つ唯一無二のアドレススペー
ス内の各メモリーセルが所定時に記憶できる特定形式の
データの最大数の2値ビットに依存する予め定められた
最大数の語までの範囲で、1及び2以上の語を各唯一無
二のアドレススペースが記憶できるようにされている。
ば、標準語長は各語8ビットであり、2のn乗は256
となり、メモリーセルアレーのアドレススペースの総容
量は256の唯一無二の別々のアドレスとなる。各アド
レススペースには唯一無二の8ビット語が記憶されるよ
うに割り当てられ、且つ特定の唯一無二のアドレススペ
ースを含む各メモリーセルは「1」即ち「高」又は
「0」即ち「低」ビットのいずれかであってこれらの組
合せではない単一形式の2値ビットを一時に記憶するよ
うに割り当てられる。アドレススペース内の各メモリー
セルが5000ビットデータを記憶するように設計され
ているならば、メモリーセルアレー内の256の各アド
レススペースは一時に最大で5000語を記憶すること
ができる。この場合の1語は8ビットの標準語長を有す
るものである。
00000000で表されるビット配列で、それぞれが
8ビットの語を5000も記憶することができる。アド
レススペースW2 は、00000001で表されるビッ
ト配列で、それぞれが8ビットの語を5000も記憶す
ることができる。アドレススペースW3 は、00000
010で表されるビット配列で、それぞれが8ビットの
語を5000も記憶することができる。アドレススペー
スW4 は、00000011で表されるビット配列で、
それぞれが8ビットの語を5000も記憶することがで
きる。このようにして、アドレススペースW256 は、1
1111111で表されるビット配列で、それぞれが8
ビットの語を5000も記憶することができる。ここで
はアドレススペースW4 からアドレススペースW256 の
間のアドレススペースについての記述を省略したが、上
述の説明からこれらのアドレススペースのビット配列は
容易に理解できるであろう。因みに、アドレススペース
W254 が記憶する語のビット配列は11111101、
アドレススペースW253 のそれは1111110であ
る。
ータを記憶できる256行×8列のメモリーセルからな
る一個のメモリーセルアレーを示す。図9には、機械語
コードの2つの短いプログラム、プログラム1とプログ
ラム2が示されている。各プログラムは8つの命令を有
し、各命令は標準語長の8ビットからなる。アドレスス
ペース0の8個のメモリーセルは、語00000000
を記憶するように設計されている。アドレススペース1
の8個のメモリーセルは、語00000001を記憶す
るように設計されている。アドレススペース2の8個の
メモリーセルは、語00000010を記憶するように
設計されている。アドレススペース3の8個のメモリー
セルは、語00000011を記憶するように設計され
ている。このようにして、アドレススペース7の8個の
メモリーセルは、語00000111を記憶するように
設計されている。アドレススペース8からアドレススペ
ース255までのアドレススペースは使われないでいる
か、他のデータが割り当てられる。更に、プログラム1
とプログラム2は以下に説明する如く、メモリーセルア
レーに記憶される。
Aとプログラム2の命令Nを記憶し、アドレススペース
1はプログラム1の命令Bとプログラム2の命令Kを記
憶し、アドレススペース2はプログラム1の命令Cとプ
ログラム2の命令Iを記憶し、アドレススペース3はプ
ログラム1の命令Dとプログラム2の命令Lを記憶し、
アドレススペース4はプログラム1の命令Eとプログラ
ム2の命令Oを記憶し、アドレススペース5はプログラ
ム1の命令Fとプログラム2の命令Mを記憶し、アドレ
ススペース6はプログラム1の命令Gとプログラム2の
命令Pを記憶し、そしてアドレススペース7はプログラ
ム1の命令Hとプログラム2の命令Jを記憶する。
れた1語のデータを読み出すのは、本発明の第2実施例
に関して既に述べた如く、選択されたアドレススペース
の各メモリーセルに記憶されているビットの総数を読み
出し、そのアドレススペースの各メモリーセルから読み
出されたビットのコピーを取り、図6の列書き込み読み
出し消去感知回路46を用いて、このコピーをメモリー
セルが構成要素の1つとなっているデジタルシステムの
データバスに乗せ、上記1語のデータを必要とするマイ
クロプロセッサの如きデジタルシステムの他の構成要素
に送られることによって行われる。
リーセル毎に1ビットのデータのみを記憶するように設
計されているならば、アドレススペース0とアドレスス
ペース7の間のアドレススペースはプログラム1とプロ
グラム2のいずれか1つだけのプログラムに対応する記
憶容量を有するに過ぎない。しかしながら、これらのメ
モリーセル、即ちアドレススペース0からアドレススペ
ース7までのメモリーセルは、特定の形式の2以上のビ
ットのデータを一時に記憶できるものであるから、各メ
モリーセルが同時に記憶することができる最大数の2値
ビットに基づいて、プログラム1とプログラム2の2つ
とも得られたアドレススペースに、より多くのデータの
ための余地を充分に保持して容易に記憶することができ
る。
した。これらの実施例は多少の変更が可能である。例え
ば、トランジスタM20の代わりに、図5に示した第1実
施例におけるものとは異なる入出力電圧特性を有するス
イッチングトランジスタを用いてもよい。図3Aと図6
のデータ読み出し素子34は、一定の方向の磁界又は電
磁界を横切って設置され、電流を流されたときに、その
磁界又は電磁界に比例して端子間の電圧又は抵抗が変化
するものであれば、他の素子でもよい。図3Aのデータ
読み出し素子34は、インジウムアンチモン半導体か、
鉄ニッケル合金の素子か、又は結合型磁気ストリップ素
子でもよい。或るデータ読み出し素子34は、図3A、
図3B1 、図3B2 及び図6のメモリーセルの読み出し
回路ループを形成するために、この素子34に接続され
る端子は2を超える数の端子が必要である。データ読み
出し素子34の付加的端子を書き込み読み出し消去感知
回路46に接続する付加的信号線手段は、図3A、図3
B1 、図3B2 及び図6のメモリーセルの左に追加され
なければならない。
セルが記憶できる2値ビットの数は、設計に依存し、且
つ、図6のデータ読み出し素子34の寸法と感度、設計
に適合した書き込み、読み出し並びに消去信号の大き
さ、回路コンポーネントが適合できる電圧、電流並びに
抵抗の範囲、データ記憶用磁気又は電磁気素子36の特
性、及び列書き込み読み出し消去回路46が有する感度
又は電圧のような要素によって制限される。しかしなが
ら、当業者には容易に理解される如く、本発明は図1A
と図1Bに示すEPROMのスタティック書き込み読み
出しメモリーセルと、図2Aと図2Bに示すNMOSと
PMOSのスタティックRAMメモリーセルの変形を提
供する。ここで、1個のメモリーセルは1個のトランジ
スタでなく少なくとも6個のトランジスタが用いられ
る。この発明では、チップ領域が節約できる。
られているから、信号を運ぶ金属線をチップにエッチン
グする容易さと同様に、各メモリーセルに容易に組み込
むことができる。現在の16メガビット、64メガビッ
ト、及び256メガビットのDRAMメモリーチップに
比べたとき、本発明は第1実施例や第2実施例の良好な
変形を様々な方法で上記DRAMメモリーチップに提供
する。
ナミックであるように永久にスタティックな書き込み読
み出し消去メモリーである。本発明は、第1実施例にお
いては、全てのデジタルシステム用のSRAM、RA
M、ROM及びEPROMとして働くことができ、この
デジタルシステムのメインメモリーに記憶されたデータ
はデジタルシステムの電源がオフにされるときに、磁気
ディスクや磁気テープのような周辺記憶システムにダウ
ンロードされる必要がない。
上記の特徴に加えて、現在のDRAMメモリーに比較す
るとメモリーセル毎のデータ記憶容量が かに大きいと
いう特徴を有する。16メガセルDRAMチップは、正
確に16,777,216個のメモリーセルを有し、チ
ップ毎に正確に16,777,216ビットのデータ即
ち2,097,152バイトのデータを記憶する。これ
に対して、本発明の第2実施例における16メガセルメ
モリーチップは正確に16,777,216個のメモリ
ーセルを有するが、前述した特定形式の最大5000ビ
ットのデータを各メモリーセルが記憶するときには1
6,777,216×5000ビット、即ち8.388
608×1010ビット、従って1.048576×10
10バイト即ち10.48576ギガバイトのデータを記
憶する。ここに、5000という数は一例であって、メ
モリーセルの設計パラメータによって決まるものであ
る。
て、本発明はメモリーカートリッジ又はメモリーカード
の形で実施することができる。即ち、本発明は、(a)
第1及び第2実施例において、空のメモリーカートリッ
ジ又は空のメモリーカードとして実施される。そしてこ
れらの消去可能なメモリーカートリッジ又はメモリーカ
ードはデジタルシステムが磁気ディスクや磁気テープの
駆動に現在では消費されている電気エネルギーを保存す
る必要があるような状況の下で、データを記録するのに
用いられる。
いて、ビデオ・オーディオプレーヤー用の記録済メモリ
ーカートリッジ又はメモリーカードとして実現すること
ができる。この記録済メモリーカートリッジ又はメモリ
ーカード用のビデオ・オーディオプレーヤーは、モータ
のような可動部を有しないものである。更に、この場合
も磁気ディスクや磁気テープやレーザーディスクの駆動
に現在では消費されている電気エネルギーを保存するこ
とができる。
おいて、様々なデジタルシステムに利用されるROMカ
ートリッジ又はROMメモリーカードとして実施でき
る。ここでは、これらのROMカートリッジ又はROM
メモリーカードは、予め準備されたソフトウエアが記録
されている。これは、非常に大きな記憶スペースが必要
な長大なソフトウエアプログラムが繰り返し利用され、
且つデジタルシステムの主永久記憶装置に取り入れられ
るような場合に便利である。これは、現在のスタティッ
クRAM(SRAM)、ROM或いはDRAMと違っ
て、本発明が膨大なデータ記憶容量を有するから実現で
きるのである。
において、光ディスク駆動装置は勿論、ディスク駆動装
置や磁気テープの如き周辺データ記憶装置と、トランジ
スタ6個からなるスタティックRAMの両方と比較した
場合、エネルギー消費が少ないものである。例えば、前
述した如く1個のセルが5000ビットのデータを記憶
するように設計されている場合、本発明の16メガセル
ICチップは10.48576バイトを記憶することが
でき、これは最新のダブルサイドCD−ROMが記憶す
るものと略等しい。本発明は、データの記憶とデータへ
のアクセスにモータ機構を駆動するので大きなエネルギ
ーを必要とする現在の記憶駆動装置でなく、オンボード
主記憶装置であるという利点を有する。
からなるSRAMに比べると、書き込みと読み出しサイ
クル時間が短いという特長を有する。これは、本発明に
おける個々のメモリーセルがトランジスタ6個からなる
SRAMのメモリーセルよりも小さく、従って書き込み
又は読み出されるビット毎のデータ信号の伝達時間を小
さくできるからである。
SRAMはそのフリップフロップ型メモリーセルにデー
タを保持するためには一定の直流電力供給が必要である
が、本発明ではそのような必要がないので、エネルギー
の節約となる。本発明においては、データは電磁エネル
ギーとして記憶されるから、電源をオフにした場合でも
データは保持される。本発明をいくつもの実施例を示し
て詳細に説明したが、本発明は勿論これらの実施例に限
定されるものではない。
モリーEPROMに用いられる従来のメモリーセルの構
成を示す。図1Bは、図1Aの従来のメモリーセルの概
略の回路図である。図2Aは、NMOS技術を基礎にし
た従来のスタティック書き込み読み出しメモリーセルを
示す。図2Bは、CMOS技術を基礎にした従来のスタ
ティック書き込み読み出しメモリーセルを示す。図3A
は、本発明の第1、第2実施例として記述する単一トラ
ンジスタ型スタティック書き込み読み出し消去メモリー
を示す。図3B1は、本発明の第3実施例においてBJ
T技術に基づいた単一トランジスタ型読み出し専用メモ
リーである。図3B2は、本発明の第3実施例において
MOS技術に基づいた単一トランジスタ型読み出し専用
メモリーである。図4Aはデータ読み出し素子34がイ
ンジウムアンチモン半導体であって、図示の方向の電磁
界38が存在している場合に電流42がその端子を通っ
て図示の方向に流れたときに発生する端子間電圧の変化
を示したものである。図4Bはデータ読み出し素子34
が鉄ニッケル合金であって、図示の方向の電磁界38が
存在している場合に電流42がその端子を通って図示の
方向に流れたときに発生する端子間抵抗の変化を示した
ものである。図5は本発明の第1の実施例においてデー
タ読み出しサイクル期間にアクティブモードで動作して
いるトランジスタM20の電圧変移特性を示す。図6は2
以上のビットのデータを一時に記憶するように設計され
た単一トランジスタ型スタティック書き込み読み出し消
去メモリーセルの回路図である。図7は書き込みサイク
ル、読み出しサイクル及び消去サイクルの各期間中に、
トランジスタM20の特定のエミッタが「高」即ち、接続
され或いはオン状態になっており、その他のエミッタが
「低」即ち、接続が解かれ或いは開状態になっているか
を示す図である。図8はIC半導体メモリーチップ上に
製造することができる本発明の256×8メモリーセル
アレーを示す。図9は本発明の第2実施例における25
6×8メモリーセルアレー、及びプログラム1とプログ
ラム2を示す。図10は書き込みサイクル、読み出しサ
イクル及び消去サイクルの各期間中に、「高」即ち、接
続され或いはオン状態になっているエミッタはどれか、
且つ、「低」即ち、接続が解かれ或いは開状態になって
いるエミッタはどれかを示す真理値表である。図11は
金属酸化物半導体技術に基づいた本発明の第3実施例、
即ち読み出し専用メモリーフォーマットのメモリーセル
アレーを示す。
Claims (3)
- 【請求項1】 下記の構成要素からなり、消去されるま
ではデータを記憶している改良されたスタティック書き
込み読み出し半導体メモリーセル。 (a) 電磁気または磁気の形で2値データを記憶する
電磁気又は磁気素子。 (b) 電磁気または磁気素子に所定の大きさのデータ
書き込み電圧を与えるデータ書き込みビット線。このデ
ータ書き込みビット線にデータ書き込み電圧が与えられ
ると、所定の大きさのデータ書き込み電流がデータ書き
込みビット線を介して電磁気または磁気素子を通過して
流れ、これによって電磁気又は磁気素子は「1」を表す
2値データ又は「0」を表す2値データのいずれかの特
定形式の2値データのビットの相当する電磁界又は磁界
を発生する。 (c) データ読み出し電流が与えられるデータ読み出
しビット線。 (d) 適切な物質からなり、データ読み出しビット線
に接続された2つの端子を有するデータ読み出し素子。
このデータ読み出し素子は、データ書き込み電流のよっ
て電磁気又は磁気素子に発生している所定の強さの電磁
気又は磁気の中に特定の方向にして配置されて、データ
読み出し電流が流されたときに、その端子間電圧が変化
するという特性を有する。 - 【請求項2】 請求項1に記載した構成要素に加えて、
電磁気又は磁気素子に所定の大きさのデータ消去電圧を
与えるデータ消去ビット線を具備する改良されたスタテ
ィック書き込み読み出し半導体メモリーセル。このデー
タ消去電圧がデータ消去ビット線に与えられると、所定
の大きさのデータ消去電流が、データ書き込み電流が流
れた方向とは逆方向にデータ消去ビット線を介して電磁
気または磁気素子を通過して流れ、これによって、電磁
気又は磁気素子にデータ書き込み電流によって発生して
いた電磁界又は磁界を消磁する。 - 【請求項3】 下記の段階からなり、メモリーセルアレ
ーにデータを記憶させる方法。 (a) メモリーセルアレーに記憶される1語のデータ
の標準語長を、この1語のデータが含むことができる最
大値の2値ビットを特定することによって決定する段
階。 (b) 上記標準語長のデータ語を含む最大値の2値ビ
ットが配置されることができる各々可能な唯一無二の標
準語長のデータの形成がなされ、上記唯一無二の標準語
長のデータがメモリーセルアレー内の対応する唯一無二
の標準語長のアドレススペースに分配されるように、メ
モリーセルアレー内にアドレススペースを配置する段
階。 (c) メモリーセルアレー内の対応する唯一無二の標
準語長のアドレススペースに、唯一無二の標準語長のデ
ータをそれぞれ記憶させる段階。
Priority Applications (1)
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|---|---|---|---|
| JP22730096A JP3989042B2 (ja) | 1996-07-26 | 1996-07-26 | スタティック書き込み読み出し半導体メモリー |
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| JP2006275958A Division JP4738307B2 (ja) | 2006-10-10 | 2006-10-10 | メモリーセルアレーにデータを記憶させる方法 |
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-
1996
- 1996-07-26 JP JP22730096A patent/JP3989042B2/ja not_active Expired - Fee Related
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