JPH1069375A - 区分されたハードディスクドライブ及びハードディスクドライブ用区分機構 - Google Patents

区分されたハードディスクドライブ及びハードディスクドライブ用区分機構

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JPH1069375A
JPH1069375A JP9048724A JP4872497A JPH1069375A JP H1069375 A JPH1069375 A JP H1069375A JP 9048724 A JP9048724 A JP 9048724A JP 4872497 A JP4872497 A JP 4872497A JP H1069375 A JPH1069375 A JP H1069375A
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hard disk
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JP9048724A
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John R. Marien
アール マリエン ジョン
Thomas Indelicato
インデリカト トーマス
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NEC Corp
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    • G06F9/06Arrangements for program control, e.g. control units using stored programs, i.e. using an internal store of processing equipment to receive or retain programs
    • G06F9/44Arrangements for executing specific programs
    • G06F9/4401Bootstrapping
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    • G06F9/441Multiboot arrangements, i.e. selecting an operating system to be loaded
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B7/00Recording or reproducing by optical means, e.g. recording using a thermal beam of optical radiation by modifying optical properties or the physical structure, reproducing using an optical beam at lower power by sensing optical properties; Record carriers therefor
    • G11B7/007Arrangement of the information on the record carrier, e.g. form of tracks, actual track shape, e.g. wobbled, or cross-section, e.g. v-shaped; Sequential information structures, e.g. sectoring or header formats within a track
    • G11B7/013Arrangement of the information on the record carrier, e.g. form of tracks, actual track shape, e.g. wobbled, or cross-section, e.g. v-shaped; Sequential information structures, e.g. sectoring or header formats within a track for discrete information, i.e. where each information unit is stored in a distinct discrete location, e.g. digital information formats within a data block or sector

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Abstract

(57)【要約】 ディスクドライブ用区分機構及び区分されたディスクド
ライブ自体において、1つ以上のオペレーティングシス
テムがファントムパーティションにインストールされる
ことができる。ディスクドライブを収容したコンピュー
タを最初にブートする時、ユーザはそれらのオペレーテ
ィングシステムの中から選択する機会を与えられる。ユ
ーザが選択した特定のオペレーティングシステムは、デ
ータパーティションにインストールされる。ファントム
パーティションは除去されるため、選択されなかったオ
ペレーティングシステムの利用が防止される。この方法
は、製造時の抜き取り監査に適用され、さらに、見込み
客が変更してしまったデモ用コンピュータにソフトウェ
アを再インストールするのを容易にするために、販売業
者によっても用いられる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ハードディスクド
ライブを区分するための機構に関し、特に、パーソナル
コンピュータの製造時に、ハードディスクドライブ内の
ディスク表面の未使用部分への、ユーティリティプログ
ラムや付加的オペレーティングシステムの一時的保存を
容易に行なうことのできるディスク区分機構に関する。
本発明は、さらに、区分されたハードディスクドライブ
自体に関する。
【0002】
【従来の技術】本発明はいくつかの課題に取り組んだも
のであり、これらについて述べることは本発明の位置づ
けに役立つであろう。第1の課題は製造時にコンピュー
タをテストすることに関する。一般的に言えば、コンピ
ュータが製造ライン上でますます速く製造されるにつれ
て、一台一台の製造に費やされる時間は少なくなり、従
って、テストのための時間も少なくなる。ラインから適
当なコンピュータを選び出すことについての統計的手法
が知られており、これらの統計的手法は一般に十分機能
していたものの、コンピュータがより複雑になるにつれ
て、特に、コンピュータ上で実行されるオペレーティン
グシステムがより複雑になるにつれて、これらの手法を
実施することはより困難になってきた。
【0003】一例として、Windows(登録商標)
オペレーティングシステムが用いられるようになる以前
は、コンピュータは、主としてDOS(DOS以前はC
P/M(登録商標)であったが、DOSがIBMと互換
性のあるパーソナルコンピュータ用の、Windows
以前のオペレーティングシステムとして主要なものとな
った)の下で作動していた。DOSベースのコンピュー
タのテストは比較的簡単であった。なぜなら、実際のシ
ミュレートされた使用においても、DOSでコンピュー
タをブートすることは、ディスク表面に保存されたもの
に影響を及ぼさなかったからである。従って、コンピュ
ータが、DOSなどのオペレーティングシステムが機能
する状態で顧客に出荷されたとしても、そのコンピュー
タをテストすることがハードディスクドライブに保存さ
れたものに影響を及ぼすことはない。 コンピュータの
性能がさらに良くなり、Windows(登録商標)の
ようなオペレーティングシステムが人気を集めるように
なってくると、実際の動作のシミュレーションはより複
雑になり、オペレーティングシステムのいくつかのパラ
メータがテスト中に変更される恐れが生じる。例えば、
プログラムが、ユーザに対して登録情報を求めたり、ハ
ードドライブにその情報を保存することは珍しいことで
はない。この情報をその後除去しないと、残ったままに
なり、エンドユーザ(顧客)がそれを見ることができて
しまう。従って、テスト後にその情報を除去することが
必要となる。
【0004】情報がテスト後に除去されず、例えばコン
ピュータを再ブートすること(テスト中によく起こり得
る)によりさらなるテストを行なう際に、全く入力され
ない場合には、エラーメッセージが発生して、先のイン
ストールが不適切であったか、不正確であったか、不完
全であったか(例えば、登録情報が与えられなかった状
態)について知らせることができる。
【0005】現在の多くのパーソナルコンピュータに搭
載されているWindows 95(登録商標)のよう
な、より複雑なオペレーティングシステムでは、登録情
報の提供に加えて、オペレーティングシステム自体がか
なり変更される恐れがある。例えば、Windows
95(登録商標)オペレーティングシステムは、それが
動作しているハードウェア(プロセッサ、メモリ、ディ
スク容量、プリンタ、CD−ROM、モデムなどの周辺
装置)に、ある程度まで自身を適合させる。実際には、
周辺装置(例えば、Plug´n Play(登録商
標)などの規格による)を簡単にインストールする必要
性の増加に伴って、オペレーティングシステムが、新た
な周辺装置を自動的に配列することが望まれる。実際の
動作条件のもとで、統計的なテストを行なうために製造
ラインから抜き出されたコンピュータについて、そのコ
ンピュータを初期状態に戻すことは非常に複雑となる。
【0006】上記に鑑み、通例ディスク表面に保存され
ているオペレーティングシステムには特に依存しないパ
ーソナルコンピュータテストを容易に行なうための機構
を提供することが望ましい。
【0007】本発明が取り上げている別の問題は、特に
オペレーティングシステムの製造者にとって特別に重要
なことであるが、次のような場合に生じる。すなわち、
利用可能な複数のオペレーティングシステムが存在し、
そのうちの1つのみがエンドユーザによって使用可能で
あり、1つのみを使用することになっている場合であ
る。エンドユーザが、自分のコンピュータ上に走らせる
ために、種々のオペレーティングシステムの中から選択
できるようにする一方で、すべてのオペレーティングシ
ステムの十分に使用可能なコピーを、エンドユーザに同
時に提供しないことが有用であるだろう。この面におい
て考察するに、エンドユーザが、例えばWindows
NT(登録商標)、Windows for Wor
kgroups(登録商標)、Windows 3.1
(登録商標)、Windows 95(登録商標)の中
から選択することを希望することが考えられる。さら
に、ユーザが、ワークステーション用に構成されたオペ
レーティングシステムと、サーバ用に構成されたオペレ
ーティングシステムのうちから選択することを希望する
こともあり得る。Windows NT(登録商標)
は、いずれのモードにも構成可能なオペレーティングシ
ステムの一例である。ユーザが、これらのシステムすべ
ての中から容易に選択できるようにするために、従来
は、これらすべてのオペレーティングシステムのバージ
ョンを、ディスケットまたはCD−ROMの形で、ある
いは、ハードドライブのどこかに保存して、提供するこ
とが必要であった。これらの従来手法は、エンドユーザ
がこれらのオペレーティングシステムのうちの1つのみ
ではなく、1つ以上を利用できるようにすることを意図
している。
【0008】コンピュータの潜在的な顧客に対する最大
のフレキシビリティを提供し、同時に、あるソフトウェ
アについて供与されたライセンスの数に対する管理を維
持するという観点から、エンドユーザが新しいコンピュ
ータを最初に作動させた時点で、あるオペレーティング
システムを選択でき、選択されなかったその他のバージ
ョンのオペレーティングシステムは以後、エンドユーザ
には利用できなくなるような機構を提供することが望ま
しい。
【0009】第3番目の問題は、特にコンピュータ販売
業者が、販売しようとしているデモンストレーションモ
デルあるいはディスプレイモデルに関して、直面するも
のである。多くの場合、ディスプレイモデルは、製造者
から、予めロードされたソフトウェア付きで届けられ
る。しばしば、販売業者はコンピュータに他のソフトウ
ェアを組み合わせて販売することを望み、展示されてい
るコンピュータにそのソフトウェアをロードすることが
ある。潜在的な顧客は、店頭でデモ用コンピュータを操
作して、販売業者がインストールしたプログラムのセッ
ティングを含む種々のセッティングを変更することがあ
る。例えば、多くの子供用ソフトウェアプログラムは、
ユーザが識別としての情報を入力できるようになってい
る。情報が入力されると、それは記憶される。
【0010】しばしば、デモ用コンピュータの操作の際
に、顧客は、販売業者の能力を超えて、すなわち、最初
に展示されていた時の状態にコンピュータを容易に復帰
させる能力を超えてセッティングを変更する。アイコン
はあちこちに移動され、修正され、および/または削除
される。スクリーン表示およびスクリーンセーバが変更
される。種々のプログラムに対するセッティングは、デ
フォールトあるいは販売業者が固定したセッティング様
式から変更される。
【0011】製造者が、販売業者がデモ用コンピュータ
を「スクエア1」、すなわち、販売業者が製造者からコ
ンピュータを受領した時の状態に戻すことを可能とする
ようなディスケットあるいはCD−ROMを販売業者に
提供することもある。しかしながら、コンピュータを展
示する前に、コンピュータに追加ソフトウェアをインス
トールすることによって、販売業者はデモ用コンピュー
タを「スクエア2」、すなわち、販売業者が顧客にコン
ピュータを展示する際の状態にする。顧客は、「スクエ
ア1」も「スクエア2」もどちらも認識不可能なまでに
デモ用コンピュータのセッティングを変更してしまう。
コンピュータは、実効的に「スクエア3」なる状態に帰
着し、製造者は、「スクエア1」でスタートし、もとも
とインストールされていたすべてのソフトウェアを再イ
ンストールしない限りは、その機械を「スクエア2」に
戻すことができない。
【0012】しばしば、販売業者は製造者にこのような
コンピュータを返却することになる。なぜなら、販売不
可能の状態になってしまったからである。すなわち、見
込み客が、使用されたコンピュータを買うことを承知し
ている顧客にも受入れ可能な状態にこれらのコンピュー
タを容易に復帰させることについての販売業者の能力を
超えて、デモ用コンピュータのセットアップを変更して
しまうからである。
【0013】そこで、販売業者が、パーソナルコンピュ
ータやワークステーションに、製造者の提供するソフト
ウェアに加えてソフトウェアをインストールすること、
その後、販売業者が機械を展示する前の状態に、パーソ
ナルコンピュータあるいはワークステーションを復帰さ
せることができるようにするための機能を、パーソナル
コンピュータあるいはワークステーションに設けること
が望ましい。
【0014】上記に鑑み、本発明の目的は、テストユー
ティリティやその他の必要なソフトウェアをディスクド
ライブの通常は未使用の部分に備え、そのソフトウェア
は、以後、特定のユーティリティの実行もしくはテスト
中の起動時に自動的にアクセス可能となるようにしたデ
ィスクドライブ用区分機構を提供することである。テス
トプロトコルが完了した際、そのデータはディスク表面
の上記通常は未使用の部分に残り得るが、そのデータに
アクセスする機能は除去される。その結果、エンドユー
ザはその後、そのデータにアクセスすることはできない
が、実質的に未使用のディスクスペースとしてそのディ
スクスペースにアクセスしてさらなるファイルやプログ
ラムなどを保存することができる。
【0015】本発明の別の目的は、多数のオペレーティ
ングシステムの候補の中から1つをエンドユーザが選択
できるようにした、ディスクドライブ用区分機構を提供
することである。これらのオペレーティングシステムの
すべては、発明者の表現を用いれば「ファントムパーテ
ィション」と呼ばれる離散的(discrete)パー
ティションとして、ディスク表面に保存される。エンド
ユーザがまず自分のコンピュータを作動させると、多数
のオペレーティングシステムの1つを選択するというオ
プションが与えられる。あるオペレーティングシステム
が選択されると、そのオペレーティングシステムは、通
例では、第1のパーティションの先頭に保存される。残
りのオペレーティングシステムへのアクセスは、残りの
「ファントムパーティション」のアクセスに関する情報
を除去することによって防止される。これらの元はファ
ントムパーティションであった部分に保存されたファイ
ルは、アクセス可能ではなくなるが、ユーザは、パーソ
ナルコンピュータの通常の操作において上書きすること
ができる。
【0016】本発明のさらなる態様によれば、第1のパ
ーティションはオペレーティングシステムおよびコンピ
ュータに標準搭載されている関連ファイルを含み、さら
なるパーティション(「ファントムパーティション」)
は、組み立てラインから統計的に(あるいはランダム
に)抜き出されたコンピュータ上に呼出すことのできる
テストプログラム及び関連テストファイルとユーティリ
ティを含む、区分されたディスクドライブが得られる。
さらなるパーティションは、いったんテストが完了する
と、効果的に除去され、その後、エンドユーザはアクセ
スできなくなる。
【0017】本発明のさらなる態様によれば、第1のパ
ーティションはブート可能なパーティションであり、そ
れぞれ完全なオペレーティングシステムを含む1つ以上
のファントムパーティションが設けられた、区分された
ディスクドライブが得られる。ブート可能なパーティシ
ョンは、エンドユーザが所望のオペレーティングシステ
ムを選択することを可能とするメニュープログラムを含
み、選択された完全なオペレーティングシステムは、そ
のオペレーティングシステムが存在するファントムパー
ティションから第1のパーティション(好ましい実施の
形態例によれば)に転送される。第1のパーティション
が、オペレーティングシステムによって上書きされる
と、メニュープログラム及び第1のパーティションのそ
の他の元々の内容は破棄される。さらに、ファントムパ
ーティションも同様に破棄され、そのため、残りのオペ
レーティングシステムは、もはやアクセスすることも、
取り出すことも、利用することもできなくなる。
【0018】本発明のさらなる態様によれば、販売業者
は、パーソナルコンピュータあるいはワークステーショ
ンにソフトウェアをインストールし、そのコンピュータ
/ワークステーションのセットアップを保存し、コンピ
ュータ/ワークステーションのハードドライブ上のファ
ントムパーティションにそのセットアップを保存し、セ
ットアップの変更の際には、記憶されたセットアップに
コンピュータ/ワークステーションを戻すことができる
ようにした、ディスク区分機構が得られる。
【0019】上述の本発明の種々の目的は決して互いに
排他的なものではない。本発明者らが開発したファント
ムパーティション技術は、所望に応じて、本発明の上述
の目的のうち、1つ、2つ以上の組み合わせ、あるいは
すべての組み合わせを達成することが可能である。
【0020】
【発明の実施の形態】複数のオペレーティングシステム
のユーザへの引き渡しに適用可能なものとして、本発明
によれば、コンピュータ用ハードディスクに保存された
各オペレーティングシステムは、それがドライブにイン
ストールされた唯一のオペレーティングシステムである
と信じている。そこで、そのオペレーティングシステム
が選択されたものである場合、それは正しく作動する。
【0021】二重ブート機構が知られており、この二重
ブート機構においては、2つのオペレーティングシステ
ム(例えば、Windows(登録商標)とOS/2
(登録商標)、Windows 95(登録商標)とW
indows NT(登録商標))がディスク表面に保
存され、ユーザはこれらのオペレーティングシステムの
うち一方あるいは他方を選択することができる。それら
のセットアップにおいて、2つのオペレーティングシス
テムはディスク表面に共存し、決して除去されることは
ない。ユーザがコンピュータをブートする際にはいつ
も、いずれかのオペレーティングシステムを入力すると
いうオプションが現れる。
【0022】一方、本発明の一態様によれば、いったん
オペレーティングシステムが選択されると(すなわち、
コンピュータの使用期間の開始時に、エンドユーザが初
めてコンピュータを作動させた時)、それは、ディスク
表面に存在する唯一のオペレーティングシステムとな
り、その他のオペレーティングシステムは除去される
か、使用不能となる。
【0023】図1を参照すると、各ハードディスクドラ
イブは、通常、ドライブの使用可能領域に広がる単一の
パーティションに区分されている。ドライブは2つの異
なったセクションを有するものとして考えることができ
る。すなわち、1)ドライブを区分する領域を規定する
パーティションテーブルと、2)パーティションそのも
のとである。一般に、各パーティションは、それに関連
づけた駆動文字を有している。そこで、ユーザが自分の
ディスクドライブ上に2つ以上のパーティションを設け
ることを望む場合には、各パーティションには異なった
駆動文字を与える。例えば、ハードドライブを2つのパ
ーティションに分割する場合には、一方のパーティショ
ンにはCというラベルを付し、他方にはDというラベル
を付す。
【0024】背景として、ハードディスクドライブ(あ
るいはハードドライブ)は、1つ以上のディスクを有し
ており、それぞれのディスクは2つの面を有し、通常、
各ディスク表面に対応した変換ヘッドを備えている。各
ディスク表面は、データが記録され、読み出される複数
のトラックを有する。ディスクドライブ中のディスク
は、1枚ずつ間隔をおいて積層されている。この積層構
造は中身の詰まった(solid)円筒状のように見え
る。実際、各ディスクのトラックは、対応して積み重ね
られているため、各同心領域はシリンダと呼ばれる。デ
ィスクドライブの容量が増加してきたので、より多くの
トラックが(ひいてはより多くのシリンダが)設けられ
るようになってきた。
【0025】ディスク表面はトラックに分割されるだけ
でなく、セクタにも分割される。各セクタは、通常、5
12バイト長である。但し、可変サイズのセクタも可能
である。物理的シリンダ数と、物理的セクタ数と、物理
的ヘッドを特定することによって、物理的な意味におい
てディスク表面上のヘッドの位置を一義的に特定するこ
とが可能である。いわゆる「仮想アドレス指定」も存在
し、大ブロックアドレス指定(LBA)などの技術に用
いられている。LBAを用いると、ディスクドライブ中
のすべてのディスク上のセクタは、まとめて、#0から
ドライブ上の総セクタ数までの連続したものとして考え
られる。仮想アドレス指定はまた、ディスク上の良好セ
クタを明らかにするのに役立つ。すなわち、ディスク表
面の部分は、時間の経過とともに劣化する。物理的アド
レスは、「不良」セクタは持っているが、仮想アドレス
を割り当てずに飛ばすことができる。
【0026】図1に概略的に示すパーティションテーブ
ルは、ハードディスク表面のパーティションの先頭に対
するポインタを含んでいる。一般に、パーティション
は、パーティションテーブルの直後から始まる。しかし
ながら、これが真である必要がない。例えば、図2に示
すように、等しく有効な別のハードディスクトポロジー
では、データパーティションとパーティションテーブル
の間に、未使用ディスクスペースが存在している。ドラ
イブがこのように区分される場合、図2に「未使用ディ
スクスペース」と記された部分は、通常、オペレーティ
ングシステムによってアクセス可能ではない。パーティ
ションを作成し、パーティションの位置を特定するため
のパーティションテーブルの構成は、公知であり、当業
者の能力の範囲内に十分収まるものである。従って、パ
ーティションテーブルの作成および構成の詳細は、ここ
では省略する。
【0027】本発明者らは、図2に示すような構成のド
ライブにおいて、種々のオペレーティングシステムをテ
ストした。その結果、これらのシステム(MS−DOS
6.0、MS−DOS 6.22、Windows
95(登録商標)、Windows for Work
groups(登録商標)3.11、WindowsN
T(登録商標)4.0)のすべてが正しく作動した。
【0028】本発明者らは、オペレーティングシステム
にとって、有効なパーティション領域全体を占有するよ
うに見えるが、物理的にはその領域を占有していないパ
ーティションを説明するため、「ファントムパーティシ
ョン」という語句を用いている。ファントムパーティシ
ョンは、図1の例に示すように、1つの大パーティショ
ンを含むようにハードドライブをフォーマットすること
によって作成される。
【0029】以下、添付図面を参照して本発明の好まし
い実施の形態例を詳細に説明する。
【0030】オペレーティングシステムを、図3に示す
ように、このパーティションにインストールする。イン
ストールされたオペレーティングシステムは、自身が展
開すべき領域としてディスクパーティション全体を有す
ると信じ、従ってその後、オペレーティングシステムは
そのファイルシステムをセットアップする。特に、FA
T16や、FAT32や、HPFSや、NTFSが、現
在サポートされているファイルシステムである。しかし
ながら、通常、オペレーティングシステムが空きパーテ
ィションにロードされる場合、すべてのデータおよびプ
ログラムは、パーティションの先頭に物理的に位置づけ
られる。そこで、パーティション内の未使用ディスクス
ペースのスタート位置を特定することが可能となる。こ
のスタート位置の特定は、公知のように、ディスク逆分
割(defragmentation)手順を用いて、
さらに容易に特定することができる。
【0031】図3において、データ境界は、シリンダ数
と、シリンダ上のセクタ数と、ヘッド位置による、ドラ
イブ上の位置である。例えば、Windows NT
(登録商標)4.0オペレーティングシステムなどの、
オペレーティングシステムのための有効データはそこで
終わる。本発明によれば、このスタート位置の値を取
り、シリンダバッファを加えて、次のシリンダ境界に繰
り上げる(roundedup)。次に、この値は、第
1のシリンダの未使用セクションに保存され、ここには
パーティションテーブルが保存される。パーティション
テーブルポインタは、図5に示すように、ディスクの新
しいスタート位置を反映するように変更される。すなわ
ち、図5は、別の位置決め機構を示し、ここでは、標準
パーティションは有効位置(valid positi
on)に示されている。但し、これは通常のものとは異
なっている。「ファントムパーティション」と記された
スペースは、標準的区分機構によっては用いることはで
きないため、その結果、顧客にとっては失われる。
【0032】図4に示す変形において、本発明はファイ
ル割当テーブルを用いないオペレーティングシステムに
ついても説明することができる。例えば、マイクロソフ
ト社は、いわゆる「疎行列[sparse matri
x]」アルゴリズムを用いて、ディスク表面にデータを
点在させるようにNTFS(NTファイルシステムを表
わす)オペレーティングシステムを変更する。これは、
公知のFATオペレーティングシステムとは異なった手
法である。例えば、データファイルが、ディスクドライ
ブ中に断片的に点在していない場合には、ディスクドラ
イブは、より高速で作動することが知られている。ヘッ
ドが、同一ファイルからデータを読み出したり書き込ん
だりするために移動する距離が少なくなればなるほど、
ドライブはより高速に作動することになる。そこで、デ
ィスクドライブの「逆分割」が周知となった。公知の逆
分割技術において、ドライブはある種の「疎行列」構成
において起動し、データの保存は、連続セクタにデータ
ファイルを保存するように変更される。
【0033】「疎行列」アルゴリズムを用いると、図4
に例を示すように、データはディスク表面全体にわたっ
て点在する。NTFSオペレーティングシステムは、フ
ァイル割当テーブルを必要とすることなく、この点在を
実現する。
【0034】図5に戻り、図示のような「空きパーティ
ション」にソフトウェアをインストールすることによ
り、別のファントムパーティションを作成することがで
きる。ドライブ上に物理的スペースが存在する分だけ、
多数のファントムパーティションを作成し得る。ディス
ク上により多くのデータを保存することを可能にし、既
存のライセンス契約を保護するために、ファントムパー
ティションに保存されたオペレーティングシステムを、
暗号法を用いて符号化することができる。ファントムパ
ーティションに対する隠れパーティションテーブルポイ
ンタもまた、コード化することができる。これらの対策
がとられるのは、著作権侵害に対して、また、エンドユ
ーザがディスクドライブごとに2つ以上のオペレーティ
ングシステムの有効なコピーを取得しようとすることに
対して、オペレーティングシステム製造者の権利を保護
するためである。
【0035】本発明の背景を説明するための一例とし
て、エンドユーザが、Microsoft Windo
ws 95(登録商標)か、Microsoft Wi
ndows NT(登録商標)のいずれかを走らせるこ
とを望んでいる場合を仮定する。ユーザが、両方のオペ
レーティングシステムのコピーを得るのを防ぐために、
たとえ、コンピュータ販売時に両方がドライブに搭載さ
れていたとしても、ユーザに対し、一方あるいは他方の
オペレーティングシステムを選択するオプションを提示
する。
【0036】図6は、ハードドライブ上のいくつかのフ
ァントムパーティションの物理的レイアウトを示し、各
ファントムパーティションはそれぞれ異なるオペレーテ
ィングシステムを含んでいる。パーティションテーブル
は、ファントムパーティションが存在するのと同じだけ
多くのパーティション番号を収容できる。一例として、
未使用ディスク部分は、選択メニューとともにブート可
能なMS−DOSパーティションを含んでいる。動作に
おいて、ファントムパーティションは次のように機能す
る(図12のフローチャートを参照)。まず、ユーザは
自分のコンピュータをブートし、活動中のパーティショ
ン(この場合、ブート可能なMS−DOSパーティショ
ン)が、そのパーティション上にオペレーティングシス
テムをロードし実行するために用いられる。コンピュー
タは、ハードドライブにロードされたすべてのオペレー
ティングシステムの中から、唯一のオペレーティングシ
ステムをユーザに選択させるようにメニュープログラム
にブートする。ユーザは、それらのオペレーティングシ
ステムから1つを選択する。次に、メニュープログラム
は、ユーザの選択を確認するために二重のチェックを提
示する。これは、ユーザが望めば別のオペレーティング
システムを選択するか、もしくはユーザの元々の選択を
確認するチャンスを与える。この場合、確認は重要であ
る、なぜなら、いったん選択が確認されると、変更不可
能となるからである。
【0037】いったんユーザが選択を確認すると、次
に、特定されたオペレーティングシステムが、ハードデ
ィスクの第1のパーティション(本実施の形態例ではパ
ーティションテーブルに最も近いもの)にコピーされ
る。コピー作業の完了後、メニュープログラムはシステ
ムを再ブートし、再ブート時には、コンピュータは選択
されたオペレーティングシステムを起動する。選択され
たオペレーティングシステムが、第1のパーティション
に保存されるため、メニュープログラムを含む元のブー
ト可能なMS−DOSパーティションは、ユーザが選択
したオペレーティングシステムが第1のパーティション
にコピーされた時、それによって破棄される。ハァント
ムパーティション境界についてのすべての記録もまた破
棄される。さらなる著作権侵害保護ステップは、ディス
ク上の各ファントムパーティションの「先頭」が、再ブ
ートに先立って破棄し、その結果、本発明者らにさえ、
復元を不可能とすることである。
【0038】その他のオペレーティングシステムを表わ
すデータは、物理的には、そのままディスク上にとどま
っているが、通常の手段では、ユーザはアクセスできな
い。むしろ、保存されたその他のオペレーティングシス
テムを復活させるためには、ユーザは、オペレーティン
グシステムが保存されているであろう数千ものクラスタ
すべての位置を突き止め、使用できるオペレーティング
システムを取り戻すために、正しい順序にそれらを組み
替えなければならない。第2のオペレーティングシステ
ムの使用可能なコピーを得るために要求される複雑な作
業の量は非常に大きく、誤りが起きやすい。ファントム
パーティション中のオペレーティングシステムの圧縮
は、第2のオペレーティングシステムの再生作業が無益
であることをさらに決定づけることになる。なぜなら、
クラスタの正しい並べかえのみならず、クラスタに含ま
れるデータの解読も必要になるからである。
【0039】図7には別の構成が示されており、ここで
は、ブート可能なパーティションは、異なったオペレー
ティングシステムを含む種々のファントムパーティショ
ンの最後に配置される。図7の実施の形態例においてオ
ペレーティングシステムをユーザが選択した結果は、図
6のものとは次の点で異なっている。すなわち、ブート
可能なパーティションはもはや第1のパーティションで
はないため、選択されたオペレーティングシステムを第
1のパーティションに保存しただけでは、破棄されるこ
とはない。この相違の成果は、選択されたオペレーティ
ングシステムのインストールの間、誤りが発生し得る時
間窓(time window)が開いている時間が、
15秒から4〜10ミリ秒に減少することである。もう
一つの成果は、ディスク表面から第2のオペレーティン
グシステムの使用可能なコピーを復活させることが非常
に難しいだけでなく、不可能になる。
【0040】図9、10および11に示すように、複数
のオペレーティングシステムが図6〜8に示すように保
存されている場合、選択時にはこれらのオペレーティン
グシステムの各々は、それぞれの図に示すように保存さ
れる。作用的には、各オペレーティングシステムは、自
身がドライブに保存された唯一のオペレーティングシス
テムであるかのように振る舞い、従って、各オペレーテ
ィングシステムは、ディスクスペース全体を、機能すべ
きスペースとして獲得する。図9〜11において、各デ
ィスク/オペレーティングシステムレイアウトは、「フ
ァントム化され」(すなわち、ファントムパーティショ
ンを作成する動作)、図6〜8に示すファントムパーテ
ィション構成のいずれかに保存される。図6〜8および
9〜11において、オペレーティングシステム1は、W
indows 95(登録商標)であり、オペレーティ
ングシステム2は、サーバ用Windows NT(登
録商標)であり、オペレーティングシステム3は、ワー
クステーション用Windows NT(登録商標)で
ある。
【0041】本発明によれば、ブート可能なパーティシ
ョンは、メニュープログラムを起動するのに必要な最低
限のソフトウェアと、第1のパーティションにコピーす
べき選択されたオペレーティングシステムとを収容する
ことができる。いずれにしても、メニュープログラムの
実行全体の一部には、メニュープログラムや、ファント
ムパーティションテーブルポインタや、すべてのファン
トムパーティションの「先頭」などの、すべての残存物
の破壊が含まれている。
【0042】本発明は、インテルあるいはインテルとの
互換性のあるプラットフォーム上で動くオペレーティン
グシステムに限定されるものでないことはもちろんであ
る。異なったファントムパーティションに、所望に応じ
て、異なる種類のオペレーティングシステムを保存でき
るようにすることは、本発明の範囲内のことである。必
要なことは、最初のブート可能なパーティションが、含
まれるマイクロプロセッサによりアクセス可能なもので
あることである。本発明が、PowerPC(登録商
標)チップ、モトローラ系マイクロプロセッサ、RIS
Cプロセッサ、および/またはインテル系マイクロプロ
セッサ並びにこれらのうちの1つ以上と互換性があるプ
ロセッサをベースとしたコンピュータ用のオペレーティ
ングシステムやエミュレーションを含む、クロスプラッ
トフォームオペレーティングシステムやエミュレーショ
ンに適用できることは、言うまでもない。
【0043】製造の領域において適用される場合、本発
明は次のように機能する。背景として、組み立てられた
コンピュータのテストの完璧さを改善すること、なおか
つ、そのテストの時間をより少なくすることは、パーソ
ナルコンピュータを製造する企業にとって望ましい。
【0044】ブート可能なテストディスケットの使用に
よって、組み立てられたコンピュータにエージングテス
トを受けさせることが知られている。このようなテスト
に通ったすべてのシステムは送り出されて、想定される
顧客へ向けて梱包・出荷される。いわゆる、抜き取り
(out−of−box)監査(OBA)は、組み立て
られたユニットの部分集合に対して、例えば、10個に
1個から30個に1個の範囲で、実施される。このOB
Aプロセスによって何らかの問題が発見された場合に
は、テストされるユニットの比率を、問題の範囲や重大
さを決定するために増減させる。
【0045】先に述べたように、ブートの手順がドライ
ブに保存されたファイルを変更しなかったという意味で
は、ハードドライブ上に直接ロードされたオペレーティ
ングシステムからコンピュータをブートすることは、必
ずしも危険というわけではなかった。しかしながら、W
indows 95(登録商標)のようなごく最近のオ
ペレーティングシステムでは、最初にオペレーティング
システムをブートすると、最初のブートサイクル中に、
かなりの自己修正が行なわれる恐れがある。例えば、最
初のシステムブートが完了しなければ(Windows
95(登録商標)においては、この最初のブートは、
所有者名、マイクロソフト社のシリアルナンバー、その
他の関連情報の記録を含むプロセスである)、次の再ブ
ートが、「失敗した」過去のブートを説明する警告メッ
セージとともに、ユーザに伝えられる。部分的なブート
シーケンスの場合には、今説明したような情報が要求さ
れる時点まで、ブートが起きたことを示すクリティカル
ファイル(critical files)を削除する
ことが可能である。しかしながら、一般に、実用上にお
いてはこのような状況を避けるようにすることが望まし
い。
【0046】しかしながら、OBAは、ハードドライブ
のブートが避けられない状況である。OBAの間、サン
プルシステムは、完全に圧縮を解かれ、セットアップさ
れ、広範囲にわたってテストされる。新規に構築された
システムの適合性を検証しようという試みにおいて、ロ
ードされたオペレーティングシステム(ホットロード
(Hot Load)として公知のプロセスによってロ
ードされた)の実行可能性を含めて、機械のあらゆる態
様が実行される。OBA技術者は、有効なユーザ名やシ
リアルナンバーなどを用いて、オペレーティングシステ
ムを完全にインストールする。OBAの後、いわゆるC
D復旧を用いて、元の工場出荷状態にホットロードを復
旧することが必要である。しかしながら、この復旧プロ
セスはOBAに必要な時間を増加させ、その結果、この
ような監査を受けられるシステムの数を制限することに
なる。そこで、より少ないシステムを統計的基準でテス
トするか、より少ないシステムを製造するかのいずれか
にならざるを得ない。勿論、どちらの状況も受入れるこ
とはできない。
【0047】テスト手順を現在のOBAプロセスよりも
向上させたいという要望から、サンプリングレートの増
加が検討されてきた。本件出願人により開発中の1つの
このような方法は、オンライン連続サンプリング法、す
なわち、CSP(Continuous Sampli
ng Plan)である。CSPの実現には、少なくと
も4つに1つのシステムをハードドライブから実際にブ
ートし、迅速にテストする必要がある。CSPは、エー
ジングの後、且つシステムがパッケージされる前に行な
うことを予定している。
【0048】1台のコンピュータが90秒ごとに生産さ
れると仮定すると、CSP法を受ける各4番目ごとのシ
ステムが、取り出され、電源と、キーボードと、マウス
と、スピーカに接続され、ブートされる。ハードウェア
及びソフトウェアシステム全体をざっとチェックした
後、システムはラインに戻されてパッケージされる。理
論的には、このようなチェックには5分以上かかっては
ならない。これ以上長くかかる場合には、組み立てライ
ンの残りが遅延することになる。
【0049】CSPシステムの結果として、CSPチェ
ック中に何か問題が認識されると、すべてのシステムが
このようなチェックを受けることが要求される。これ
は、その問題が孤立した事例なのか、組み立てプロセス
における手順上の欠陥を示すものなのかを決定するため
に行なわれる。この100%のテスト結果に基づいて、
CSP法によれば、問題をさらに調査するために組み立
てラインを停止するか、あるいは4台に1台(25%)
のテストレベルに戻すことになる。どのような結果であ
っても、このようなブートテストを受けたシステムは、
ホットロード、すなわち保存されたオペレーティングシ
ステムをパッケージングの前に復旧する必要がある。
【0050】十分理解できるように、本発明は、図16
に示すようにファントムパーティションを作成する。ホ
ットロード化されたオペレーティングシステムは第1の
パーティションに保存され、ファントムパーティション
には、テストユーティリティなどを含む、各種のソフト
ウェアを保存する。いったんテスト用ソフトウェアがロ
ードされると、マスタブートレコード上の、ファントム
パーティションを示すパーティションテーブルエントリ
を取り出して、図16に示すように、1つのディスクの
第1のトラック上の空きスペースに保存することができ
る。「実」パーティションを記述した、元のパーティシ
ョンテーブルエントリがマスタブートレコード上に復元
された時、ファントムパーティションが存在していたこ
とを示す表示はもはや何もない。従って、顧客がシステ
ムを入手した時、ファントムパーティションによって用
いられたセクタは、結局、通常の動作において使い果た
され、ファントムパーティションのすべての痕跡は消失
する。ところで、テストユーティリティなどは、かつて
ファントムパーティションであったものの中にあって、
まだディスク表面に現れるが、ユーザによるアクセスは
できない。
【0051】CSPを受けるように指定されたシステム
について、図13のフローチャートに示すように、製造
ライン上の作業者は、特定のユーティリティを実行(例
えば、ディスケットによって)するだけで、ファントム
パーティションエントリをパーティションテーブルに復
旧させることができる。代わりのパーティションテーブ
ルを呼出すことは公知であり、ここで詳細に説明する必
要はない。ファントムパーティションエントリをパーテ
ィションテーブルに復旧することによって、ハードドラ
イブをブートした時、ハードドライブは、専門的な製造
テストソフトウェアを実行する単一のファントムパーテ
ィションを有するように見える。CSPテストの完了
後、元のパーティションテーブルエントリを復元するこ
とができ、システムは、引き続きパッケージされてエン
ドユーザへ向けて最終的に出荷される。システムととも
に販売されることを意図したソフトウェア(オペレーテ
ィングシステム、ワードプロセッサ、ゲーム、その他の
ソフトウェア)をロードした元のパーティションは、決
してブートされることはなく、そのパーティションの内
容を復元する必要はない。
【0052】先に述べたように、販売業者もまた、デモ
用コンピュータを顧客が変更することから生じる問題に
遭遇する。図14は、販売業者がドライブ上のファント
ムパーティションにソフトウェアをインストールするこ
とができるようにした、本発明のディスク区分機構の実
施の形態例を示す。ファントムパーティションは、オペ
レーティングシステムと所望のソフトウェアとを含む。
右側に概略的に示したスペースは、顧客がデモ用コンピ
ュータ上で用いるオペレーティングシステムとソフトウ
ェアを含む。ここで、販売業者は、図6〜8あるいは図
9〜11に示すようにファントムパーティションをイン
ストールした状態で、製造者からコンピュータを受け取
ることができ、その結果、販売業者は、コンピュータと
一括販売したい他のソフトウェアをインストールする前
に、コンピュータにロードするべきオペレーティングシ
ステムを選択することができる。
【0053】図15を参照すると、販売サイドで1つの
ソフトウェアをインストールする本発明の動作のフロー
チャートが示されている。販売業者は、まず、ブート可
能なパーティションからコンピュータをブートする。こ
の時点で、オペレーティングシステムを選択するか(製
造者が本発明のこの態様を実施していた場合)、システ
ム上に予めインストール(例えば、製造者側でホットロ
ードによって)されていたオペレーティングシステムを
呼出す。いずれにせよ、いったんオペレーティングシス
テムが実行されると、販売業者は、通常どおりにハード
ドライブに所望のソフトウェアをインストールする。
【0054】次に、販売業者は、ディスクを逆分割し、
ファントムパーティション作成ルーチンを実行する。こ
れにより、図14に示すディスク構成が作成される。
【0055】以上、特定の実施の形態例を用いて説明し
たが、本発明の趣旨および範囲を逸脱することなく種々
の修正および変更が可能であることは、言うまでもな
い。すなわち、本発明は、ここで説明した実施の形態例
によって制限されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】ハードディスクトポロジーの従来例を示す図で
ある。
【図2】ハードディスクトポロジーの別の従来例を示す
図である。
【図3】オペレーティングシステムが、未使用ディスク
スペースの隣接部分にロードされた、ハードディスクト
ポロジーを示す図である。
【図4】オペレーティングシステムが、いわゆる「疎行
列」アルゴリズムを用いて、未使用ディスクスペースに
ロードされた、ハードディスクトポロジーを示す図であ
る。
【図5】ファントムパーティションが作成され、パーテ
ィションテーブルがブート可能な標準パーティションの
先頭を示している、本発明による機構を示す図である。
【図6】本発明の第2の態様に従って、ディスク表面に
複数のファントムパーティションを作成した状態を示す
図である。
【図7】ディスク表面の、図6とはそれぞれ異なる位置
にブート可能なパーティションを配した図6の変形を示
す。
【図8】ディスク表面の、図6とはそれぞれ異なる位置
にブート可能なパーティションを配した図6の変形を示
す。
【図9】選択されたオペレーティングシステムが、いか
にして図6〜8に示したようなファントムパーティショ
ンからロードされるかの例を示す図である。
【図10】選択されたオペレーティングシステムが、い
かにして図6〜8に示したようなファントムパーティシ
ョンからロードされるかの例を示す図である。
【図11】選択されたオペレーティングシステムが、い
かにして図6〜8に示したようなファントムパーティシ
ョンからロードされるかの例を示す図である。
【図12】ユーザがディスク表面に保存された複数のオ
ペレーティングシステムの1つを選択するに際して本発
明を適用した場合を説明するためのフローチャートであ
る。
【図13】製造に際して本発明を適用した場合を説明す
るためのフローチャートである。
【図14】本発明のさらなる態様に従って、販売に際し
ての本発明の使用を説明するための図である。
【図15】販売に際して本発明を適用した場合を説明す
るためのフローチャートである。
【図16】製造に際しての本発明の使用の例を示す図で
ある。

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コンピュータのハードディスクドライブ
    を区分する方法において、 少なくとも、ファントムパーティションである第1のパ
    ーティションとユーザパーティションである第2のパー
    ティションとを、前記ハードディスクドライブ中の少な
    くとも1つのディスクの表面に設けるステップと、 上記ファントムパーティションに、コンピュータオペレ
    ーティングシステムを保存するステップと、 前記コンピュータの最初のブート中に、ユーザの要望に
    応じて、前記ユーザパーティションに前記コンピュータ
    オペレーティングシステムをインストールし、前記ファ
    ントムパーティションを除去するステップとを含むハー
    ドディスクドライブを区分する方法。
  2. 【請求項2】 前記パーティションを設けるステップ
    は、前記表面に複数のファントムパーティションを設け
    るステップをさらに含み、前記方法は、前記最初のブー
    ト中に、ユーザが選択できる複数のコンピュータオペレ
    ーティングシステムをリストアップしたメニューをユー
    ザに提示するステップをさらに含み、前記インストール
    するステップは、ユーザが選択したコンピュータオペレ
    ーティングシステムをインストールし、前記ファントム
    パーティションを除去するステップからなる請求項1記
    載のハードディスクドライブを区分する方法。
  3. 【請求項3】 前記表面にさらなるファントムパーティ
    ションを設け、前記さらなるファントムパーティション
    に少なくとも1つのユーザソフトウェアプログラムを保
    存するステップと、 ユーザの要望に応じて、前記ユーザパーティションに前
    記ユーザソフトウェアプログラムをインストールするス
    テップとを含む請求項1記載のハードディスクドライブ
    を区分する方法。
  4. 【請求項4】 前記さらなるファントムパーティション
    をそこに保存された前記少なくとも1つのユーザソフト
    ウェアプログラムとともに保持するステップを含み、そ
    の後、前記ユーザパーティションに前記少なくとも1つ
    のユーザソフトウェアプログラムを再インストールする
    ことができるようにした請求項3記載のハードディスク
    ドライブを区分する方法。
  5. 【請求項5】 前記インストールするステップは、前記
    さらなるファントムパーティションに複数のユーザソフ
    トウェアプログラムをインストールするステップを含む
    請求項3記載のハードディスクドライブを区分する方
    法。
  6. 【請求項6】 前記さらなるファントムパーティション
    をそこに保存された前記複数のユーザソフトウェアプロ
    グラムとともに保持するステップを含み、その後、前記
    ユーザパーティションに前記プログラムを再インストー
    ルすることができるようにした請求項5記載のハードデ
    ィスクドライブを区分する方法。
  7. 【請求項7】 コンピュータのハードディスクドライブ
    を区分する方法において、 少なくとも、ファントムパーティションである第1のパ
    ーティションとユーザパーティションである第2のパー
    ティションとを、前記ハードディスクドライブ中の少な
    くとも1つのディスクの表面に設けるステップと、 前記ファントムパーティションに少なくとも1つのユー
    ザソフトウェアプログラムを保存するステップと、 ユーザの要望に応じて、前記ユーザパーティションに前
    記少なくとも1つのユーザソフトウェアプログラムをイ
    ンストールするステップとを含むハードディスクドライ
    ブを区分する方法。
  8. 【請求項8】 前記保存するステップは、前記ファント
    ムパーティションに複数のユーザソフトウェアプログラ
    ムを保存するステップを含み、前記方法は、前記ユーザ
    ソフトウェアプログラムのリストを含むメニューをユー
    ザに提示するステップと、前記ユーザソフトウェアプロ
    グラムのうちの1つをインストールするためのオプショ
    ンをユーザに提供するステップとをさらに含み、前記イ
    ンストールするステップは前記オプションを提供するス
    テップに応答して行なわれる請求項7記載のハードディ
    スクドライブを区分する方法。
  9. 【請求項9】 前記オプションを提供するステップは、
    前記ユーザソフトウェアプログラムのうちの2つ以上を
    インストールするオプションをユーザに提供するステッ
    プからなる請求項8記載のハードディスクドライブを区
    分する方法。
  10. 【請求項10】 コンピュータのハードディスクドライ
    ブを区分する方法において、 少なくとも、ファントムパーティションである第1のパ
    ーティションとユーザパーティションである第2のパー
    ティションとを、前記ハードディスクドライブ中の少な
    くとも1つのディスクの表面に設けるステップと、 前記ファントムパーティションにコンピュータオペレー
    ティングシステムを保存するステップと、 前記コンピュータの製造中に、要望に応じて、前記ユー
    ザパーティションに前記コンピュータオペレーティング
    システムをインストールするステップとを含む方法。
  11. 【請求項11】 前記ファントムパーティションをそこ
    に保存された前記コンピュータオペレーティングシステ
    ムとともに保持するステップをさらに含み、その後、前
    記ユーザパーティションに前記オペレーティングシステ
    ムを再インストールすることができるようにした請求項
    10記載のハードディスクドライブを区分する方法。
  12. 【請求項12】 前記パーティションを設けるステップ
    は、前記ハードディスクドライブ中の少なくとも1つの
    ディスクの少なくとも1つの表面に、複数のファントム
    パーティション及びユーザパーティションを設けるステ
    ップと、前記ファントムパーティションの各々にそれぞ
    れ異なるコンピュータオペレーティングシステムを保存
    するステップとを含み、前記インストールするステップ
    は、前記要望に応じて、前記ユーザパーティションに前
    記コンピュータオペレーティングシステムのうちの選択
    された1つをインストールするステップを含む請求項1
    0記載のハードディスクドライブを区分する方法。
  13. 【請求項13】 少なくとも2つのパーティションに分
    割された少なくとも1つのディスクを有し、前記少なく
    とも2つのパーティションのうちの1つは、コンピュー
    タオペレーティングシステムをインストールするファン
    トムパーティションであり、前記少なくとも2つのパー
    ティションのうちの2番目のものは、データを保存する
    ためのユーザパーティションであり、 前記ファントムパーティションは、いったん前記コンピ
    ュータオペレーティングシステムが前記ファントムパー
    ティションから前記ユーザパーティションにインストー
    ルされると、前記ファントムパーティションが除去され
    るように構成されている区分されたハードディスクドラ
    イブ。
  14. 【請求項14】 前記少なくとも1つのディスクは複数
    のパーティションに分割され、前記パーティションのう
    ちの少なくとも1つはデータを保存するためのユーザパ
    ーティションであり、残りのパーティションの各々は、
    それぞれ異なるコンピュータオペレーティングシステム
    がインストールされるファントムパーティションであ
    り、 前記ファントムパーティションは、ユーザの選択に応じ
    て、前記コンピュータオペレーティングシステムのうち
    の1つを前記ユーザパーティションにインストールし、
    前記ファントムパーティションを除去するように構成さ
    れている請求項13記載の区分されたハードディスクド
    ライブ。
  15. 【請求項15】 前記少なくとも1つのディスクは、少
    なくとも1つのユーザソフトウェアプログラムが保存さ
    れるさらなるファントムパーティションを含み、前記さ
    らなるファントムパーティションは、ユーザの選択に応
    じて、前記ユーザパーティションに前記ユーザソフトウ
    ェアプログラムをインストールした後、前記さらなるフ
    ァントムパーティションが前記ユーザソフトウェアプロ
    グラムの再インストールのために保持されるように構成
    されている請求項13記載の区分されたハードディスク
    ドライブ。
  16. 【請求項16】 前記さらなるファントムパーティショ
    ンに複数のユーザソフトウェアプログラムが保存され、
    前記ユーザソフトウェアプログラムのうちの1つは前記
    ユーザの選択に応じて前記ユーザパーティションにイン
    ストールされる請求項15記載の区分されたハードディ
    スクドライブ。
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